JPH09309142A - ストライプ状の模様を有する複合パリソンの成形方法及びその装置 - Google Patents

ストライプ状の模様を有する複合パリソンの成形方法及びその装置

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JPH09309142A
JPH09309142A JP8150375A JP15037596A JPH09309142A JP H09309142 A JPH09309142 A JP H09309142A JP 8150375 A JP8150375 A JP 8150375A JP 15037596 A JP15037596 A JP 15037596A JP H09309142 A JPH09309142 A JP H09309142A
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parison
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Takashi Imai
隆 今井
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    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/30—Extrusion nozzles or dies
    • B29C48/32—Extrusion nozzles or dies with annular openings, e.g. for forming tubular articles
    • B29C48/335—Multiple annular extrusion nozzles in coaxial arrangement, e.g. for making multi-layered tubular articles
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
    • B29C48/09—Articles with cross-sections having partially or fully enclosed cavities, e.g. pipes or channels

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パリソンの成形と同時にストライプ模様を成
形可能とする。 【解決手段】 外層ノズル１１の周面には、この周方向
で略等角間隔でその軸線方向に延びる外層形成用樹脂の
通路１３が多数形成してある。この外層ノズル１１の内
周面と内層ノズル１２の外周面との間には、内層形成用
樹脂の環状通路１４が形成されている。この外層形成用
樹脂の通路１３は、この外層ノズル１１における外周面
のテーパ部と連なる円筒部分の下部に形成された略等角
間隔においてその軸線方向に延びる遮断隆起部２０間に
形成され、この円筒部分の下端においてこの外層樹脂形
成用樹脂の通路１３と内層樹脂形成用樹脂の環状通路１
４は合流路を通してパリソン吐出口に連なっている。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ストライプ状の模様を
有する複合パリソンの成形方法及び装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の複合パリソンの成形装置としては
種々のものが開発されているが、長手方向にストライプ
模様を有するパリソンを成形する装置はない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はパリソンの成
形と同時にストライプ模様を成形し得る方法及び装置を
市場に提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は外層樹脂を環状の内層樹脂の周面に間隔
をおいて長手方向に重ねあわせ、パリソン吐出口から複
合パリソンとして押し出すことを特徴とするストライプ
状の模様を有する複合パリソンの成形方法とする。
【０００５】前記課題を解決するために、この成形方法
における前記外層樹脂はサイドフィード方式でブロー・
ダイヘッド内に供給されて、外層樹脂分配路に送られ、
前記内層樹脂は、サイドフィード方式でブロー・ダイヘ
ッド内に供給され、内層樹脂分配路に送られ、これら内
外層の樹脂分配路が合流する合流位置において、外層樹
脂を環状の内層樹脂の周面に、この周方向で間隔をおい
て、長手方向に重ね合わせ、パリソン吐出口から複合パ
リソンとして押し出すことが、樹脂の分配、混練上好ま
しい。この課題を解決するために、関連発明は少なくと
も２種の樹脂からなる複合パリソンの成形方法におい
て、一方の樹脂と他方の樹脂とを周方向で交互に配列
し、その押し出し方向で相互に融着して一体化してパリ
ソン吐出口から複合パリソンとして押し出すことを特徴
とするストライプ状の模様を内外周面に有する複合パリ
ソンの成形方法としてある。
【０００６】この課題を解決するために、この成形方法
における前記外層樹脂はサイドフィード方式でブロー・
ダイヘッド内に供給されて、外層樹脂分配路に送られ、
前記内層樹脂はサイドフィード方式でブロー・ダイヘッ
ド内に供給されて、内層樹脂分配路に送られ、これら内
外層樹脂分路が合流する合流位置において、外層樹脂と
内層樹脂を周方向で交互に配列し、パリソン吐出口から
複合パリソンとして押し出すことを特徴とするとしてあ
ることが樹脂の分配、混練上好ましい。
【０００７】この課題を解決するために、関連発明は少
なくとも内外２層の異種の樹脂からなる複合パリソンの
成形装置において、ブロー・ダイヘッドのダイ内に、環
状の外層ノズルと内層ノズルが同心に嵌合して配備して
あり、この外層ノズルの外周面には、この周方向で間隔
をおいてその軸線方向に延びる外層形成用樹脂の遮断隆
起部が、前記ダイの内周面に接触して形成され、隣接す
る前記隆起部間は外層形成用樹脂の通路としてあり、こ
の外層ノズルの内周面と内層ノズルの外周面との間に
は、内層形成用樹脂の環状通路が形成されており、これ
ら多数の外層形成用樹脂の通路と内層形成用樹脂の環状
通路は、合流通路を通って共通のパリソン吐出口に連な
っていることを特徴とするストライプ状の模様を有する
複合パリソンの成形装置としてある。
【０００８】この課題を解決するために、この成形装置
における前記外層ノズルの外周面に形成した前記外層形
成用樹脂の各通路の他に、前記環状通路をその周方向で
間隔をおいて遮断する内側通路が周方向に間隔をおいて
この外層ノズルの内面に形成されていることを特徴とす
る場合もある。この課題を解決するために、関連発明は
請求項３又は４記載の成形方法を実施することを特徴と
するストライプ状の模様の内外周面に有する複合パリソ
ンの成形装置としてある。この課題を解決するために、
この成形装置においては前記外層ノズルの外周面に一方
の樹脂用通路か、また他方の樹脂用通路がこの外層ノズ
ルの内面に各々その周方向に間隔をおいて形成されてい
ることを特徴としてある。この課題を解決するために、
この成形装置における前記外層ノズルの内外周面に形成
された内外通路がこの外層ノズルの周方向で相違する位
置に形成され、前記合流通路において、内、外の樹脂を
パリソンの周方向で交互に配列し、押し出し方向で相互
に融着して一体化することを特徴としてあることが好ま
しい。この課題を解決するために、この成形装置におけ
る前記外層ノズルの外周面は前記通路を除き、前記ダイ
の内周面に密着していることを特徴とすることが樹脂漏
出防止上好ましい。
【０００９】請求項５記載の装置発明の作用を請求項
１、２記載の方法発明と併せて説明する。少なくとも内
外層用の溶融樹脂は、それぞれの樹脂通路を通って押し
出されるが、環状の通路を通る内層用の樹脂は円筒状に
押し出されるのに対し、外層ノズルの前記通路を通る外
層用樹脂は、軸線方向にストライプ状に押し出され、前
記内層樹脂の外周面に重ね合わさった状態で共通のパリ
ソン吐出口から押し出される。従ってこの押出されたパ
リソンの外周面にはストライプ状の模様が形成される。
請求項５記載の発明にあっては、これに加えて、外層ノ
ズルは前記ダイに嵌め合わされているだけなので、外層
ノズルの清掃などの交換は容易に行われる。
【００１０】請求項６、７、８記載の装置発明の作用
を、請求項３、４記載の方法発明と併せて説明する。少
なくとも２種の樹脂からなる複合パリソンの成形に際し
て、一方の樹脂と他方の樹脂とを周方向で交互に配列
し、その押し出し方向で相互に融着して一体化してパリ
ソン吐出口から押し出して、ストライプ状の模様を内外
周面に有する複合パリソンを成形する。
【００１１】更に詳述すれば前記外層樹脂をサイドフィ
ード方式でブロー・ダイヘッド内に供給し、外層樹脂分
配路に送る。一方、前記内層樹脂をサイドフィード方式
でブロー・ダイヘッド内に供給して、内層樹脂分配路に
送り、これら内外層樹脂分路が合流する合流位置におい
て、外層樹脂と内層樹脂を周方向で交互に配列し、押出
し方向で相互に融着し、一体化してパリソン吐出口から
複合パリソンとして押し出す。
【００１２】請求項９記載の装置発明においては、請求
項５、６、７、８記載の発明の作用に加えて、内外層の
樹脂の境界が鮮明な複合パリソンが成形される。
【００１３】
【発明の実施の形態】
実施の形態１ この形態１は、請求項５、９に記載された発明の代表的
な実施の形態である。図１において、Ａは複合パリソン
の成形装置であり、この成形装置Ａにおけるブロー・ダ
イヘッドのダイ１０内に、外層ノズル１１と、内層ノズ
ル１２及び垂直方向に伸びる長手軸線を有する中央マン
ドレル（図示せず）とが同心に順次嵌合して配備してあ
り、この外層ノズル１１の周面には、この周方向で略等
角間隔でその軸線方向に延びる外層形成用樹脂Ｄの通路
１３が多数形成してある（図２、図３、図５参照）。こ
の中央マンドレルはダイ１０に対して上下位置調整可能
に設けてある。この外層ノズル１１の内周面と内層ノズ
ル１２の外周面との間には、内層形成用樹脂Ｅの環状通
路１４が形成されており、これら多数の外層形成用樹脂
Ｄの通路１３と内層形成用樹脂Ｅの環状通路１４は、共
通のパリソン吐出口１５に連なっている。この外層ノズ
ル１１における外周面の上部１１ａは、第１の押出成形
機Ｂが接続可能なダイブロックに設けた供給溝の下端と
連通するテーパ状の環状通路をダイ１０内周面とで形成
するテーパ部としてある（図２、図３、図４参照）。こ
のテーパ状の環状通路と連なる前記外層形成用樹脂Ｄの
通路１３は、この外層ノズル１１における外周面のテー
パ部１１ａと連なる円筒部分１１ｂの下部に形成された
略等角間隔においてその軸線方向に延びる遮断隆起部２
０間に形成され、この円筒部分１１ｂの下端においてこ
の外層樹脂形成用樹脂Ｄの通路１３と前記内層樹脂形成
用樹脂Ｅの環状通路１４は合流路１６を通して前記パリ
ソン吐出口１５に連なっている（図１、図２及び図５参
照）。
【００１４】前記内層樹脂形成用樹脂Ｅの環状通路１４
はダイ１０に設けた別の供給溝を介して第２の押出成形
機Ｃに連通している。前記遮断隆起部２０の頂部は山形
としてあり、その両側辺は相互平行としてあり、隣接す
る遮断隆起部２０間の前記通路１３はラッパ状を呈して
いる（図２、図３参照）。前記外層リング１１の外周面
は前記通路１３を除き、前記遮断隆起部２０において前
記ダイ１０の内周面に密着している。この形態の作用を
請求項１、２記載の方法発明の代表的な実施の形態とし
て説明する。内外層用の溶融樹脂は、それぞれの樹脂通
路１３、１４を通って押し出されるが、環状通路１４を
通る内層用の樹脂は円筒状に押し出されるのに対し、外
層ノズル１１の前記通路１３を通る外層用樹脂Ｄは、軸
線方向にストライプ状に押し出され、前記内層用樹脂Ｅ
の外周面に重ね合わさった状態で共通のパリソン吐出口
１５から押し出される。従ってこの押出されたパリソン
の外周面にはストライプ状の模様が内外層の樹脂の境界
を鮮明として形成される（図８参照）。これに加えて、
外層ノズル１１は前記ダイ１０に嵌め合わされているだ
けなので、外層ノズル１１の清掃などの交換は容易に行
われる。
【００１５】実施の形態２ この形態は請求項６、７、８、９記載の発明の代表的な
実施例である。実施の形態１と異なる構成は上記外層ノ
ズル１１に形成した一方の樹脂Ｄ´用の各通路１３の他
に、この外側層ノズル１１の内周面にも、他方の樹脂Ｅ
´用の各通路１４´が外層ノズル１１の周方向で相違す
る位置に形成される（図６、図７参照）。即ち、実施の
形態１における環状通路１４は、遮断隆起部２０´で間
隔をおいて形成された前記通路１４´に代えられてい
る。各実施の形態における前記各通路１３、１４、１４
´への樹脂の供給方式としては、ダイ内アキューム式で
も、ダイ外アキューム式でも直接実施例のように押出機
をこのブロー・ダイヘッドに接続しても良い。その他、
実施の形態１と同一の符号は同一の構成、作用をなす。
【００１６】この形態の作用を、請求項３、４記載の方
法発明の代表的な実施の形態と併せて説明する。一方の
樹脂Ｄ´と他方の樹脂Ｅ´とを前記通路１３、１４´及
びを通って、周方向で交互に配列し、その押し出し方向
で相互に融着して一体化してパリソン吐出口１５から押
し出して、ストライプ状の模様を内外周面に有する複合
パリソンを成形する（図９参照）。
【００１７】更に詳述すれば前記一方の樹脂Ｄ´をサイ
ドフィード方式でブロー・ダイヘッド内に供給し、一方
の樹脂分配路である通路１３に送る。一方、前記他方の
樹脂Ｅ´をサイドフィード方式でブロー・ダイヘッド内
に供給して、他方の樹脂分配路である通路１４´に送
り、これら内外層樹脂分配路が合流する合流位置におい
て、一方の樹脂Ｄ´と他方の樹脂Ｅ´を周方向で交互に
配列し、押出し方向で相互に融着し、一体化してパリソ
ン吐出口１５から複合パリソンとして押し出す。
【００１８】
【発明の効果】請求項１、２記載の方法発明において
は、外層用樹脂を、軸線方向にストライプ状に押し出
し、前記内層樹脂の周面に重ね合わさった状態で共通の
パリソン吐出口から押し出すことができ、この押出され
たパリソンの周面にはストライプ状の模様を形成でき
る。請求項３、４記載の発明においては、パリソンの内
外周面に前記ストライプ状の模様を有する複合パリソン
を形成できる。請求項５記載の発明には、請求項１、２
記載の方法を実施でき、同等の効果を発揮できるととも
に、外層ノズルは前記ダイに嵌め合わされているだけな
ので、外層ノズルの清掃などの交換を容易に行える。請
求項６記載の発明は、請求項３、４記載の方法を実施で
き、同等の効果を発揮できる。請求項７記載の発明にお
いては、パリソンの内外周面に前記ストライプ状の模様
を有する複合パリソンを形成できる。請求項８記載の発
明においては、内、外の樹脂をパリソンの周方向で交互
に配列してなるストライプ模様の複合パリソンを形成す
る。請求項９記載の発明においては、請求項５、６、
７、８記載の発明の効果に加えて、内外層の樹脂の境界
が鮮明な複合パリソンが成形される。
【００１９】前記実施の形態に限定されることなく、次
の成形方法で複合パリソンを成形することもある。即
ち、複合パリソンを２種３層とし、最外層樹脂と最内層
樹脂を同一として、中間層樹脂の内外面に間隔をおい
て、前記最外層樹脂と最内層樹脂を長手方向に重ね合わ
せ、パリソン吐出口から複合パリソンとして押し出し
て、ストライプ状の模様を有する複合パリソンを成形す
る場合もある。
【００２０】更に詳述すれば最外層及び最内層用の一方
の樹脂はサイドフィーダ方式でブロー・ダイヘッドに供
給され、最外層樹脂分配路と最内層樹脂分配路に送ら
れ、中間層用の他方の樹脂はサイドフィード方式でブロ
ー・ダイヘッド内に供給されて、中間樹脂分配路に送ら
れ、これら樹脂分配路が合流する合流位置において、
内、外層樹脂を環状の中間の樹脂の内外周面に、この周
方向で間隔をおいて長手方向に重ね合わせ、パリソン吐
出口から複合パリソンとして押し出す場合もある。実施
の形態における固有の効果としては、外層形成用樹脂の
通路１３は、この外層ノズル１１における外周面のテー
パ部１１ａと連なる円筒部分１１ｂの下部に形成された
略等角間隔においてその軸線方向に延びる遮断隆起部２
０に形成されているため、外層用樹脂を等間隔に分流し
て前記合流路１６へ供給することができる。実施の形態
１により成形されたストライプ模様を表面に有するパリ
ソンを使用して、プランターなどの二重壁成形品を成形
する場合には、その成形品の表面に木目調の模様が表現
され、成形品の美的感覚が良好となり、無地のプランタ
と比べた場合に、自然環境にとけ込む模様のプランタを
成形することが可能である。また、実施の形態２により
成形されたストライプ模様を表裏面に有するパリソンを
使用して、冷凍ボックスなどを成形する場合には、その
表裏面に特有の絵模様を有する成形品を成形することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態１の概略縦断面図である。
【図２】図１の外層ノズルを示す縦断面図である。
【図３】図２の展開図である。
【図４】図１のダイを示す縦断面図である。
【図５】図１の要部横断面図である。
【図６】実施の形態２の図１同様の概略縦断図である。
【図７】図６の要部横断面図である。
【図８】図１の装置により成形されたパリソンの横断面
図である。
【図９】図６の装置により成形されたパリソンの横断面
図である。
【符号の説明】
１０ ダイ １１ 外層ノズル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１０月２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ストライプ状の模様を有する複合
パリソンの成形方法及びその装置
【特許請求の範囲】
【発明の属する技術分野】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ストライプ状の模様を
有する複合パリソンの成形方法及び装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の複合パリソンの成形装置としては
種々のものが開発されているが、長手方向にストライプ
模様を有するパリソンを成形する装置はない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はパリソンの成
形と同時にストライプ模様を成形し得る方法及び装置を
市場に提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は外層樹脂を環状の内層樹脂の周面に間隔
をおいて長手方向に重ねあわせ、パリソン吐出口から複
合パリソンとして押し出すことを特徴とするストライプ
状の模様を有する複合パリソンの成形方法とする。
【０００５】前記課題を解決するために、この成形方法
における前記外層樹脂はサイドフィード方式でブロー・
ダイヘッド内に供給されて、外層樹脂分配路に送られ、
前記内層樹脂は、サイドフィード方式でブロー・ダイヘ
ッド内に供給され、内層樹脂分配路に送られ、これら内
外層の樹脂分配路が合流する合流位置において、外層樹
脂を環状の内層樹脂の周面に、この周方向で間隔をおい
て、長手方向に重ね合わせ、パリソン吐出口から複合パ
リソンとして押し出すことが、樹脂の分配、混練上好ま
しい。この課題を解決するために、関連発明は少なくと
も２種の樹脂からなる複合パリソンの成形方法におい
て、一方の樹脂と他方の樹脂とを周方向で交互に配列
し、その押し出し方向で相互に融着して一体化してパリ
ソン吐出口から複合パリソンとして押し出すことを特徴
とするストライプ状の模様を内外周面に有する複合パリ
ソンの成形方法としてある。
【０００６】この課題を解決するために、この成形方法
における前記外層樹脂はサイドフィード方式でブロー・
ダイヘッド内に供給されて、外層樹脂分配路に送られ、
前記内層樹脂はサイドフィード方式でブロー・ダイヘッ
ド内に供給されて、内層樹脂分配路に送られ、これら内
外層樹脂分路が合流する合流位置において、外層樹脂と
内層樹脂を周方向で交互に配列し、パリソン吐出口から
複合パリソンとして押し出すことを特徴とするとしてあ
ることが樹脂の分配、混練上好ましい。
【０００７】この課題を解決するために、関連発明は少
なくとも内外２層の異種の樹脂からなる複合パリソンの
成形装置において、ブロー・ダイヘッドのダイ内に、環
状のストライプ模様成形用リングとテーパ状コアが同心
に嵌合して配備してあり、このストライプ模様成形用リ
ングの外周面には、この周方向で間隔をおいてその軸線
方向に延びる外層形成用樹脂の遮断隆起部が、前記ダイ
の内周面に接触して形成され、隣接する前記隆起部間は
外層形成用樹脂の通路としてあり、このストライプ模様
成形用リングの内周面とテーパ状コアの外周面との間に
は、内層形成用樹脂の環状通路が形成されており、これ
ら多数の外層形成用樹脂の通路と内層形成用樹脂の環状
通路は、合流通路を通って共通のパリソン吐出口に連な
っていることを特徴とするストライプ状の模様を有する
複合パリソンの成形装置としてある。
【０００８】この課題を解決するために、この成形装置
における前記ストライプ模様成形用リングの外周面に形
成した前記外層形成用樹脂の各通路の他に、前記環状通
路をその周方向で間隔をおいて遮断する内側通路が周方
向に遮断隆起部で間隔をおいてこのストライプ模様成形
用リングの内周面に形成されていることを特徴とする場
合もある。この課題を解決するために、関連発明は請求
項３又は４記載の成形方法を実施することを特徴とする
ストライプ状の模様の内外周面に有する複合パリソンの
成形装置としてある。この課題を解決するために、この
成形装置においては前記ストライプ模様成形用リングの
外周面に一方の樹脂用通路か、また他方の樹脂用通路が
このストライプ模様成形用リングの内面に各々その周方
向に間隔をおいて形成されていることを特徴としてあ
る。この課題を解決するために、この成形装置における
前記ストライプ模様成形用リングの内外周面に形成され
た内外通路がこのストライプ模様成形用リングの周方向
で相違する位置に形成され、前記合流通路において、
内、外の樹脂をパリソンの周方向で交互に配列し、押し
出し方向で相互に融着して一体化することを特徴として
あることが好ましい。この課題を解決するために、この
成形装置における前記ストライプ模様成形用リングの外
周面は前記通路を除き、前記ダイの内周面に密着してい
ることを特徴とすることが樹脂漏出防止上好ましい。
【０００９】請求項５記載の装置発明の作用を請求項
１、２記載の方法発明と併せて説明する。少なくとも内
外層用の溶融樹脂は、それぞれの樹脂通路を通って押し
出されるが、環状の通路を通る内層用の樹脂は円筒状に
押し出されるのに対し、ストライプ模様成形用リングの
前記通路を通る外層用樹脂は、軸線方向にストライプ状
に押し出され、前記内層樹脂の外周面に重ね合わさった
状態で共通のパリソン吐出口から押し出される。従って
この押出されたパリソンの外周面にはストライプ状の模
様が形成される。請求項５記載の発明にあっては、これ
に加えて、ストライプ模様成形用リングは前記ダイに嵌
め合わされているだけなので、ストライプ模様成形用リ
ングの清掃などの交換は容易に行われる。
【００１０】請求項６、７、８記載の装置発明の作用
を、請求項３、４記載の方法発明と併せて説明する。少
なくとも２種の樹脂からなる複合パリソンの成形に際し
て、一方の樹脂と他方の樹脂とを周方向で交互に配列
し、その押し出し方向で相互に融着して一体化してパリ
ソン吐出口から押し出して、ストライプ状の模様を内外
周面に有する複合パリソンを成形する。
【００１１】更に詳述すれば前記外層樹脂をサイドフィ
ード方式でブロー・ダイヘッド内に供給し、外層樹脂分
配路に送る。一方、前記内層樹脂をサイドフィード方式
でブロー・ダイヘッド内に供給して、内層樹脂分配路に
送り、これら内外層樹脂分路が合流する合流位置におい
て、外層樹脂と内層樹脂を周方向で交互に配列し、押出
し方向で相互に融着し、一体化してパリソン吐出口から
複合パリソンとして押し出す。
【００１２】請求項９記載の装置発明においては、請求
項５、６、７、８記載の発明の作用に加えて、内外層の
樹脂の境界が鮮明な複合パリソンが成形される。
【００１３】
【発明の実施の形態】 実施の形態１ この形態１は、請求項５、９に記載された発明の代表的
な実施の形態である。図１において、Ａは複合パリソン
の成形装置であり、この成形装置Ａにおけるブロー・ダ
イヘッドのダイ１０内に、ストライプ模様成形用リング
１１と、テーパ状コア１２及び垂直方向に伸びる長手軸
線を有する中央マンドレル（図示せず）とが同心に順次
嵌合して配備してあり、このストライプ模様成形用リン
グ１１の周面には、この周方向で略等角間隔でその軸線
方向に延びる外層形成用樹脂Ｄの通路１３が多数形成し
てある（図２、図３、図５参照）。この中央マンドレル
はダイ１０に対して上下位置調整可能に設けてある。こ
のストライプ模様成形用リング１１の内周面とテーパ状
コア１２の外周面との間には、内層形成用樹脂Ｅの環状
通路１４が形成されており、これら多数の外層形成用樹
脂Ｄの通路１３と内層形成用樹脂Ｅの環状通路１４は、
共通のパリソン吐出口１５に連なっている。このストラ
イプ模様成形用リング１１における外周面の上部１１ａ
は、第１の押出成形機Ｂが接続可能なダイブロックに設
けた供給溝の下端と連通するテーパ状の環状通路をダイ
１０内周面とで形成するテーパ部としてある（図２、図
３、図４参照）。このテーパ状の環状通路と連なる前記
外層形成用樹脂Ｄの通路１３は、このストライプ模様成
形用リング１１における外周面のテーパ部１１ａと連な
る円筒部分１１ｂの下部に形成された略等角間隔におい
てその軸線方向に延びる遮断隆起部２０間に形成され、
この円筒部分１１ｂの下端においてこの外層樹脂形成用
樹脂Ｄの通路１３と前記内層樹脂形成用樹脂Ｅの環状通
路１４は合流路１６を通して前記パリソン吐出口１５に
連なっている（図１、図２及び図５参照）。
【００１４】前記内層樹脂形成用樹脂Ｅの環状通路１４
はダイ１０に設けた別の供給溝を介して第２の押出成形
機Ｃに連通している。前記遮断隆起部２０の頂部は山形
としてあり、その両側辺は相互平行としてあり、隣接す
る遮断隆起部２０間の前記通路１３はラッパ状を呈して
いる（図２、図３参照）。前記外層リング１１の円筒部
分１１ｂ下端における外周面は前記通路１３を除き、前
記遮断隆起部２０において前記ダイ１０の内周面に密着
している。この形態の作用を請求項１、２記載の方法発
明の代表的な実施の形態として説明する。内外層用の溶
融樹脂は、それぞれの樹脂通路１３、１４を通って押し
出されるが、環状通路１４を通る内層用の樹脂は円筒状
に押し出されるのに対し、ストライプ模様成形用リング
１１の前記通路１３を通る外層用樹脂Ｄは、軸線方向に
ストライプ状に押し出され、前記内層用樹脂Ｅの外周面
に重ね合わさった状態で共通のパリソン吐出口１５から
押し出される。従ってこの押出されたパリソンの外周面
にはストライプ状の模様が内外層の樹脂の境界を鮮明と
して形成される（図８参照）。これに加えて、ストライ
プ模様成形用リング１１は前記ダイ１０に嵌め合わされ
ているだけなので、ストライプ模様成形用リング１１の
清掃などの交換は容易に行われる。
【００１５】実施の形態２ この形態は請求項６、７、８、９記載の発明の代表的な
実施例である。実施の形態１と異なる構成は上記ストラ
イプ模様成形用リング１１に形成した一方の樹脂Ｄ´用
の各通路１３の他に、この外側層ノズル１１の内周面に
も、他方の樹脂Ｅ´用の各通路１４´がストライプ模様
成形用リング１１の周方向で相違する位置に形成される
（図６、図７参照）。即ち、実施の形態１における環状
通路１４は、遮断隆起部２０´で間隔をおいて形成され
た前記通路１４´に代えられている。各実施の形態にお
ける前記各通路１３、１４、１４´への樹脂の供給方式
としては、ダイ内アキューム式でも、ダイ外アキューム
式でも直接実施例のように押出機をこのブロー・ダイヘ
ッドに接続しても良い。その他、実施の形態１と同一の
符号は同一の構成、作用をなす。
【００１６】この形態の作用を、請求項３、４記載の方
法発明の代表的な実施の形態と併せて説明する。一方の
樹脂Ｄ´と他方の樹脂Ｅ´とを前記通路１３、１４´及
びを通って、周方向で交互に配列し、その押し出し方向
で相互に融着して一体化してパリソン吐出口１５から押
し出して、ストライプ状の模様を内外周面に有する複合
パリソンを成形する（図９参照）。
【００１７】更に詳述すれば前記一方の樹脂Ｄ´をサイ
ドフィード方式でブロー・ダイヘッド内に供給し、一方
の樹脂分配路である通路１３に送る。一方、前記他方の
樹脂Ｅ´をサイドフィード方式でブロー・ダイヘッド内
に供給して、他方の樹脂分配路である通路１４´に送
り、これら内外層樹脂分配路が合流する合流位置におい
て、一方の樹脂Ｄ´と他方の樹脂Ｅ´を周方向で交互に
配列し、押出し方向で相互に融着し、一体化してパリソ
ン吐出口１５から複合パリソンとして押し出す。
【００１８】
【発明の効果】請求項１、２記載の方法発明において
は、外層用樹脂を、軸線方向にストライプ状に押し出
し、前記内層樹脂の周面に重ね合わさった状態で共通の
パリソン吐出口から押し出すことができ、この押出され
たパリソンの周面にはストライプ状の模様を形成でき
る。請求項３、４記載の発明においては、パリソンの内
外周面に前記ストライプ状の模様を有する複合パリソン
を形成できる。請求項５記載の発明には、請求項１、２
記載の方法を実施でき、同等の効果を発揮できるととも
に、ストライプ模様成形用リングは前記ダイに嵌め合わ
されているだけなので、ストライプ模様成形用リングの
清掃などの交換を容易に行える。請求項６記載の発明
は、請求項３、４記載の方法を実施でき、同等の効果を
発揮できる。請求項７記載の発明においては、パリソン
の内外周面に前記ストライプ状の模様を有する複合パリ
ソンを形成できる。請求項８記載の発明においては、
内、外の樹脂をパリソンの周方向で交互に配列してなる
ストライプ模様の複合パリソンを形成する。請求項９記
載の発明においては、請求項５、６、７、８記載の発明
の効果に加えて、内外層の樹脂の境界が鮮明な複合パリ
ソンが成形される。
【００１９】前記実施の形態に限定されることなく、次
の成形方法で複合パリソンを成形することもある。即
ち、複合パリソンを２種３層とし、最外層樹脂と最内層
樹脂を同一として、中間層樹脂の内外面に間隔をおい
て、前記最外層樹脂と最内層樹脂を長手方向に重ね合わ
せ、パリソン吐出口から複合パリソンとして押し出し
て、ストライプ状の模様を有する複合パリソンを成形す
る場合もある。
【００２０】更に詳述すれば最外層及び最内層用の一方
の樹脂はサイドフィーダ方式でブロー・ダイヘッドに供
給され、最外層樹脂分配路と最内層樹脂分配路に送ら
れ、中間層用の他方の樹脂はサイドフィード方式でブロ
ー・ダイヘッド内に供給されて、中間樹脂分配路に送ら
れ、これら樹脂分配路が合流する合流位置において、
内、外層樹脂を環状の中間の樹脂の内外周面に、この周
方向で間隔をおいて長手方向に重ね合わせ、パリソン吐
出口から複合パリソンとして押し出す場合もある。実施
の形態における固有の効果としては、外層形成用樹脂の
通路１３は、このストライプ模様成形用リング１１にお
ける外周面のテーパ部１１ａと連なる円筒部分１１ｂの
下部に形成された略等角間隔においてその軸線方向に延
びる遮断隆起部２０に形成されているため、外層用樹脂
を等間隔に分流して前記合流路１６へ供給することがで
きる。実施の形態１により成形されたストライプ模様を
表面に有するパリソンを使用して、プランターなどの二
重壁成形品を成形する場合には、その成形品の表面に木
目調の模様が表現され、成形品の美的感覚が良好とな
り、無地のプランタと比べた場合に、自然環境にとけ込
む模様のプランタを成形することが可能である。また、
実施の形態２により成形されたストライプ模様を表裏面
に有するパリソンを使用して、冷凍ボックスなどを成形
する場合には、その表裏面に特有の絵模様を有する成形
品を成形することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態１の概略縦断面図である。
【図２】図１のストライプ模様成形用リングを示す縦断
面図である。
【図３】図２の展開図である。
【図４】図１のダイを示す縦断面図である。
【図５】図１の要部横断面図である。
【図６】実施の形態２の図１同様の概略縦断図である。
【図７】図６の要部横断面図である。
【図８】図１の装置により成形されたパリソンの横断面
図である。
【図９】図６の装置により成形されたパリソンの横断面
図である。
【符号の説明】 １０ ダイ １１ ストライプ模様成形用リング
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 22:00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】少なくとも内外２層の異種の樹脂からなる
    複合パリソンの成形方法において、外層樹脂を環状の内
    層樹脂の周面に、この周方向で間隔をおいて長手方向に
    重ねあわせ、パリソン吐出口から複合パリソンとして押
    し出すことを特徴とするストライプ状の模様を有する複
    合パリソンの成形方法。
  2. 【請求項２】前記外層樹脂はサイドフィード方式でブロ
    ー・ダイヘッド内に供給されて、外層樹脂分配路に送ら
    れ、 前記内層樹脂は、サイドフィード方式でブロー・ダイヘ
    ッド内に供給されて、内層樹脂分配路に送られ、 これら内外層の樹脂分配路が合流する合流位置におい
    て、外層樹脂を環状の内層樹脂の周面に、この周方向で
    間隔をおいて、長手方向に重ね合わせ、パリソン吐出口
    から複合パリソンとして押し出すことを特徴とする請求
    項１記載の複合パリソンの成形方法。
  3. 【請求項３】少なくとも２種の樹脂からなる複合パリソ
    ンの成形方法において、一方の樹脂と他方の樹脂とを周
    方向で交互に配列し、その押し出し方向で相互に融着し
    て一体化してパリソン吐出口から複合パリソンとして押
    し出すことを特徴とするストライプ状の模様を内外周面
    に有する複合パリソンの成形方法。
  4. 【請求項４】前記外層樹脂はサイドフィード方式でブロ
    ー・ダイヘッド内に供給されて、外層樹脂分配路に送ら
    れ、 前記内層樹脂はサイドフィード方式でブロー・ダイヘッ
    ド内に供給されて、内層樹脂分配路に送られ、これら内
    外層樹脂分配路が合流する合流位置において、外層樹脂
    と内層樹脂を周方向で交互に配列し、パリソン吐出口か
    ら複合パリソンとして押し出すことを特徴とする請求項
    ３記載の複合パリソンの成形方法。
  5. 【請求項５】少なくとも内外２層の異種の樹脂からなる
    複合パリソンの成形装置において、ブロー・ダイヘッド
    のダイ内に、環状の外層ノズルと内層ノズルが同心に嵌
    合して配備してあり、この外層ノズルの外周面には、こ
    の周方向で間隔をおいてその軸線方向に延びる外層形成
    用樹脂の遮断隆起部が、前記ダイの内周面に接触して形
    成され、隣接する前記隆起部間は外層形成用樹脂の通路
    としてあり、 この外層ノズルの内周面と内層ノズルの外周面との間に
    は、内層形成用樹脂の環状通路が形成されており、 これら多数の外層形成用樹脂の通路と内層形成用樹脂の
    環状通路は、合流通路を通って共通のパリソン吐出口に
    連なっていることを特徴とするストライプ状の模様を有
    する複合パリソンの成形装置。
  6. 【請求項６】請求項３又は４記載の成形方法を実施する
    ことを特徴とするストライプ状の模様を内外周面に有す
    る複合パリソンの成形装置。
  7. 【請求項７】前記外層ノズルの外周面に一方の樹脂用通
    路が、また他方の樹脂用通路がこの外層ノズルの内面に
    各々その周方向に間隔をおいて形成されていることを特
    徴とする請求項６記載のストライプ状の模様を有する複
    合パリソンの成形装置。
  8. 【請求項８】前記外層ノズルの内外周面に形成された内
    外通路がこの外層ノズルの周方向で相違する位置に形成
    され、前記合流通路において、内、外の樹脂をパリソン
    の周方向で交互に配列して、押し出し方向で相互に融着
    して一体化することを特徴とする請求項６又は７記載の
    ストライプ状の模様を内外周面に有する複合パリソンの
    成形装置。
  9. 【請求項９】前記外層ノズルの外周面は前記外層形成用
    樹脂の各通路を除き、前記ダイの内周面に密着している
    ことを特徴とする請求項５、６、７又は８記載のストラ
    イプ状の模様を有する複合パリソンの成形装置。
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