JP4510878B2 - ワイパブレード - Google Patents

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Description

請求項1の上位概念部に記載された形式のワイパブレードでは、支持エレメントは、ワイパブレードによって払拭される払拭領域全体にわたって、ワイパブレードに結合されたワイパアームからウインドシールドに加えられるワイパブレード圧着圧を、可能な限り均一に分配させることが望まれている。負荷されていない支持エレメントの相応な湾曲もしくは曲率によって、つまりワイパブレードがウインドシールドに接触していない場合に、ワイパブレードの払拭運転中にウインドシールドに完全に接触されるワイパストリップの両端部は、球面状に湾曲した車両ウインドシールドの曲率半径が各ワイパブレードポジションにおいて変化するにもかかわらず、緊張させられた支持エレメントによってウインドシールドに向かって負荷される。つまりワイパブレードの曲率は、払拭されるウインドシールドにおける払拭領域において測定された最も大きな曲率よりも幾分大きくなくてはならない。従って支持エレメントは、汎用のワイパブレードにおいて実施されるように、ワイパストリップに配置された2つのルーズなばねレールを備えた高価な湾曲支持構造体の代わりをする。
本発明は、DE−OS10025710に基づいて公知のワイパブレードを先行技術としている。この公知のワイパブレードでは支持エレメントは、互いに平行な2つの長手方向レールを有しており、両長手方向レールはブリッジを介して互いに堅固に結合されている。長手方向レールは互いに向かい合っている長辺側でワイパストリップの溝に係合していて、これによりワイパストリップを長手方向軸線に対して直角に固定している。1つのブリッジは舌片状の延長部を有しており、この延長部の端部にはフックが一体成形されていて、このフックは組み立てられた位置においてワイパストリップの上側に押し込まれ、これによりワイパストリップを長手方向軸線の方向において固定している。これによって、ワイパストリップと支持エレメントとが相対的に軸方向において運動できることが保証され、それにもかかわらずワイパストリップは軸方向において少なくとも1つの点において固定されている。軸方向における相対運動可能性は、払拭運転中にワイパブレードがウインドシールドの種々異なった曲率経過に追従しなくてはならない場合に、必要である。このような公知の構成における欠点としては、ワイパストリップが摩耗した場合に、ワイパブレード全体を完全に組み立てられたユニットとして交換しなくてはならないことが、挙げられる。ワイパストリップだけを交換したい場合には、そのために別体の工具が必要である。さらにワイパストリップを頻繁に交換する場合には、舌片状の延長部が疲れを生じるおそれ、又は破損してしまうおそれがある。
発明の利点
請求項1の特徴部に記載された本発明によるワイパブレードには次のような利点がある。すなわち本発明によるワイパブレードでは、ワイパストリップの交換を工具なしに行うことができ、ひいてはワイパストリップの交換を最終消費者が任意の場所で容易に実施することができる。さらに疲れによる破損のおそれが回避される。このことは本発明によれば、軸方向の固定部がもはや支持エレメントに一体成形されているのではなく、そのために別体の部分が使用されることによって、達成されている。しかもこの場合付加的な部分は不要である。なぜならば、本発明によるワイパブレードではそのために汎用の端部キャップもしくはカバーキャップを使用することができるからである。カバーキャップはそのために複数部分から形成されていて、少なくとも1つのベース体と1つの可動部分とを有しており、ベース体が長手方向レールとの結合部を形成していて、可動部分が直接及び/又は間接的にワイパストリップを固定している。本発明の構成では、本来回避されていることであるが、それでももし疲れによる破損が生じた場合には、カバーキャップは別体の部材として簡単に交換することができる。
本発明によるワイパブレードの別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
本発明によるワイパブレードにおいてピン(Dorn)又は圧着体(Quetschkoerper)が用いられていると、固定を特に簡単に行うことができる。尖ったピンは軟質のワイパストリップにほとんど力を要することなく押し込むことができ、それに対して圧着体には、ワイパストリップ本体を傷付けることなく、これによってワイパストリップ本体の亀裂もしくは割れを回避できるという利点がある。
ピン又は圧着体が可動部分に配置されていると、最終消費者によって実施される運動によって直接、軸方向の固定が行われる。最終消費者による運動はダイレクトにその感触を得ることができるので、それによって結合部のチェックが可能になる。上記構成とは異なり、ピン又は圧着体がベース体に配置されている場合には、固定は可動の部分を介して間接的に行われる。このような構成によって、必要とされる力を減じることができる。また、上記2つの実施形態を互いに組み合わせることも可能であり、これによって結合部の確実性はさらに高まる。
本発明の有利な構成では、可動部分が差込み回動結合装置を介してベース体と結合されており、このように構成されていると、組立てもしくは取付けが容易で製造が簡単な結合部が得られる。差込みロックもしくはバヨネットジョイント(Bajonettverschluss)とも呼ばれるこのような結合形式は、一般的に知られており、最終消費者に対する丁寧な説明は不要である。また、ベース体に結合されている可動部分には紛失しないという利点がある。この利点は、まさに悪い天気条件下における取付け時もしくは組立て時に大きな意味がある。
また、可動部分又はベース体が、ブリッジに後ろから及び/又は下から係合可能なランプを有していると、これによって支持エレメントに対するカバーキャップの固定部を得ることができる。さらにまた、ランプが乗上げ傾斜部を備えていると、このような固定部を大きな力を使わずに案内して形成することができる。
図面
次に図面を参照しながら本発明によるワイパブレードの実施例を説明する。
図1は、本発明によるワイパブレードが属する一般的なワイパブレードを示す側面図であり、
図2は、第1実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第1ステップを示す図であり、
図3は、第1実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第2ステップを示す図であり、
図4は、第1実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第3ステップを示す図であり、
図5は、図2に示されたカバーキャップを備えたワイパブレード端部を、可動部分の取付け直前の状態で示す図であり、
図6は、図2に示されたカバーキャップを備えたワイパブレード端部を、ベース体を省いて示す図であり、
図7は、第2実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第1ステップを示す図であり、
図8は、第2実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第2ステップを示す図であり、
図9は、第2実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第3ステップを示す図であり、
図10は、図9の矢印Xの方向から見た図であり、
図11は、第2実施例によるカバーキャップを、ブリッジを省いて斜め下から見た図であり、
図12は、第2実施例によるカバーキャップを、ブリッジと共に斜め下から見た図であり、
図13は、第2実施例によるカバーキャップを、可動部分を取り外して示す図であり、
図14は、ピンとして形成されたランプの1実施例を示す図であり、
図15は、ピンとして形成されたランプの別の実施例を示す図であり、
図16は、圧着体として形成されたランプの1実施例を示す図である。
実施例の記載
図1に示されたワイパブレード10は、帯状に長く延びたばね弾性的な支持エレメント12を有しており、この支持エレメント12の下側13には、長く延びたゴム弾性的なワイパストリップ14が長手方向軸線平行に配置されている。ばねバー(Federbalken)とも呼ばれる支持エレメント12の上側11において支持エレメント12の中央区分には、接続装置16のワイパブレード側部分が直接的に配置されており、この接続装置16によってワイパブレード10は、図1に一点鎖線で示された駆動されるワイパアーム18と解離可能に枢着結合される。そのためにワイパアーム18はその自由端部に、接続装置のワイパアーム側部分を備えている。ワイパアーム18は矢印20の方向で、払拭されるウインドガラス、例えば自動車のウインドシールドに向かって負荷されており、このウインドシールドの払拭される表面は、図1において一点鎖線22によって示されている。一点鎖線22はウインドシールド表面の最も強い曲率を示しているので、両端部でウインドシールドに接触していてまだ負荷されていないワイパブレード10の曲率が、最大のウインドシールド曲率よりも大きいことは明らかである。圧着圧(矢印20)を加えられると、ワイパブレード10はそのワイパリップ24でその全長にわたってウインドシールド表面22に接触する。この際に、例えば金属から製造されたばね弾性的な支持エレメント12は応力を形成し、この応力は、ワイパストリップ14もしくはワイパリップ24がその全長にわたってウインドシールドに適正に接触するために役立ち、かつ圧着圧の均一な分布のために役立つ。長手方向で見てそれぞれの端部において支持エレメント12は、各1つのカバーキャップ26によって覆われており、これらのカバーキャップ26は支持エレメント12に比較的フラットに接触することできる。それというのは、図1に示されたワイパブレード10はウインドデフレクタ条片を有していないからである。
以下の図面にはカバーキャップの種々異なった実施例及び変化実施例が示されており、これらの図面において同一部材には同一符号が用いられている。
図2に示されたワイパブレード10は、支持エレメント12を覆うウインドデフレクタ条片28を有しており、このウインドデフレクタ条片28は、第1実施例によるカバーキャップ30によって覆われてカバーされている。この覆われているウインドデフレクタ条片28の領域にカバーキャップ30は、ウインドデフレクタ条片28の弓形の形状を有している。カバーキャップ30は複数部分、図示の実施例では2つの部分から形成されていて、ベース体32と可動部分34とを有しており、この可動部分34は、弓形の形状からワイパブレード10の端部に向かって延びる移行部を形成している。ベース体32は、2つの長手方向レール38を有する支持エレメント12を覆っており、両長手方向レール38はブリッジ40を介して互いに対して、その外側面36及び長手方向端部42において固定されており(図4)、そしてこれにより長手方向レール38もしくは支持エレメント12との結合部を形成している。可動部分34は一方ではベース体32において回転可能に支承されていて、他方ではワイパストリップ14のポジションが軸方向移動することを防止することができる。
図5に示されているように、可動部分34は、ワイパストリップ14の取付け方向に向いたシャフト44にピン46を有しており、このピン46は、最終的な取付け位置において、ワイパストリップ14の上側47に押し込まれている。この場合シャフト44はブリッジ40に接触していて、カバーキャップ30が長手方向端部42に向かって移動することを阻止する。ベース体32はブリッジ40の他方の側に接触しているので、カバーキャップ30はその軸方向ポジションにおいて固定されている。これによりワイパストリップ14にまで達しているピン46によって、ワイパストリップ14もまたそこでその軸方向ポジションにおいて固定されている。もちろんピン46は他の形状を有することも可能であり、例えば単数又は複数の切刃として、尖ったハニカム構造として、又はこれに類したものとして形成されていることができる。
図2〜図4には、カバーキャップ30をワイパブレード10から取り外すために必要なステップの順番に示されている。これらの図面から分かるように、可動部分34は図2に示された運転ポジションから矢印48の方向に回動され、上方に向かって矢印50の方向である程度持ち上げられる。このポジションにおいてシャフト44及びピン46はもはや係合しておらず、つまりワイパストリップ14の上側47から外されているので、カバーキャップ30は矢印52の方向で引き外すことができ、シャフト44及びピン46はブリッジ40の上を通ることができる。
図4に示されたポジションにおいて、ワイパストリップ14は長手方向レール38に沿って支持エレメント12から引き外されることができ、かつ新たなワイパストリップ14を再び挿入することができる。
カバーキャップ30の取付けは逆の順番で行うことができる。すなわちカバーキャップ30は矢印52とは逆方向に被せられ、可動部分34は矢印50とは逆方向に差し込まれて矢印48とは逆方向に回される。
上に述べた運動経過から分かるように、可動部分34は差込み回動結合装置54を介して結合されている。ベース体32はそのために円形の開口56を有しており、この開口56は半径方向の凹設部58を備えている。図示の実施例では2つの半径方向の凹設部58が設けられているが、凹設部58の数は変えることができる。可動部分34のシャフト44は、開口56の直径に相当する外径を有している。さらにシャフト44には複数のランプ60(図5及び図6にはそのうちの1つだけが見える)が設けられていて、これらのランプ60は半径方向の凹設部58に導入されることができる。図5において可動部分34はベース体32の上におけるポジションで示されており、このポジションにおいて可動部分34はその閉鎖された位置を占めることができる。円形の開口56への可動部分34の導入のために、図示のように、可動部分34は90°逆時計回り方向に回動されねばならない。図示の実施例では矢印48とは逆方向の回動によってランプ60はベース体32に下から係合し、そして、図6にベース体32なしに示されているように、ブリッジ40の外側の最終ポジションに達する。これによってシャフト44及びランプ60はブリッジ40に後ろから係合する。
択一的にランプ60がシャフト44に90°回動されて配置されていてもよく、このような場合には半径方向の凹設部58もまた相応な輪郭を有している必要があるが、このようになっていると、閉鎖された位置においてランプ60はブリッジ40に下から係合する。
ランプ60には乗上げ斜面62が一体成形されており、これらの乗上げ斜面62は矢印48の方向の回動時に、可動部分34を矢印50とは逆の方向に強制案内する。これによって、可動部分34のピン46をワイパストリップ14に押し込むために必要な力が、著しく減じられる。
図7〜図9には、図2〜図4におけると同様に、第2実施例によるカバーキャップ70をワイパブレード10の端部からどのようにして取り外すことができるかが示されている。カバーキャップ70はベース体72と可動部分74とを有しており、この可動部分74は開放のためにベース体72に対して矢印76の方向で回動され、これによってベース体72における開口78を開放する。次いでカバーキャップ70は矢印80の方向でワイパブレード10の端部から引出し可能である。この引出し動作中に、ばね弾性的な舌片82が二重矢印84の方向でまず初め上方に向かって開口78内に運動し、次いで再び下方に向かって弾発することができる。
図9における矢印Xの方向から見た図である図10から分かるように、ばね弾性的な舌片82には2つのランプ86が一体成形されており、両方のランプ86は、引出し動作中にブリッジ40を超えて引っ張られ、これによって二重矢印84の方向における往復運動を生ぜしめる。
この往復運動を問題なく可能にするために、ランプ86は乗上げ斜面88を有しており、これらの乗上げ斜面88は両側に設けられていて、カバーキャップ70の引出し時にも差込み時にも係合することができる。図示の実施例では乗上げ斜面88は平らに示されているが、例えば溝状スロートもしくは凹面刳り形(Hohlkehle)の形で湾曲されていてもよい。
舌片82にはさらにピン90が一体成形されており、このピン90は組み立てられた位置においてワイパストリップ14の上側47に係合する。このピン90によってワイパストリップ14はそこで軸方向における移動を阻止されて固定されている。カバーキャップ70の引出し時にはピン90は、ランプ86によって惹起されるばね弾性的な舌片82の上昇運動によってワイパストリップ14から引き出され、その結果カバーキャップ70は、ワイパストリップ14を損傷させることなしに移動させられることができる。図14及び図15に示された変化実施例では、ランプ86がピン90として形成されていて、カバーキャップ70の固定と共にワイパストリップ14の固定をも引き受けている。図16には圧着体(Quetschkoerper)100として形成されたピンが示されており、この圧着体100は単にワイパストリップ14を押し潰して、ワイパストリップ14を長手方向レール38及び/又はブリッジ40の間において緊締し、これにより軸方向移動しないように固定する。このような変化実施形態は第1実施例においても用いることができる。
図11及び図12にはカバーキャップ70が示されており、この場合図12には付加的にブリッジ40も示されている。両方の図面から、ランプ86がブリッジ40の縁部にどのように接触し、これによって軸方向における固定が保証されている様子が分かる。図面からさらに分かるように、ベース体72にはガイドレール92が一体成形されており、これらのガイドレール92はブリッジ40の縁部領域を、ひいては組み立てられた位置においては長手方向レール38を取り囲んでいる。このようにしてベース体72と長手方向レール38との結合部が形成されている。同様な形式で、第1実施例のカバーキャップ30のベース体32と長手方向レール38との結合部も形成されている。
ベース体72からは軸94が延びており、この軸94には可動部分74が回転可能に支承されている。軸94は、射出成形品として形成されたベース体72に直接一体成形されている。この軸94はカラー96とスリット98とを有しており、このカラー96及びスリット98によって、可動部分74のクリップ結合が可能になる。
差込み回動結合装置又はジョイント結合装置の代わりに、第1実施例の可動部分34もしくは第2実施例の可動部分74を他の形式で固定すること、例えば膜ヒンジジョイント又は係止結合装置を介して固定することも可能である。従って、「複数部分」という概念は、カバーキャップの機能に関するものとして理解することができる。
本発明によるワイパブレードが属する一般的なワイパブレードを示す側面図である。 第1実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第1ステップを示す図である。 第1実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第2ステップを示す図である。 第1実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第3ステップを示す図である。 図2に示されたカバーキャップを備えたワイパブレード端部を、可動部分の取付け直前の状態で示す図である。 図2に示されたカバーキャップを備えたワイパブレード端部を、ベース体を省いて示す図である。 第2実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第1ステップを示す図である。 第2実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第2ステップを示す図である。 第2実施例によるカバーキャップを備えたワイパブレード端部を示す図であって、カバーキャップを取り外すための第3ステップを示す図である。 図9の矢印Xの方向から見た図である。 第2実施例によるカバーキャップを、ブリッジを省いて斜め下から見た図である。 第2実施例によるカバーキャップを、ブリッジと共に斜め下から見た図である。 第2実施例によるカバーキャップを、可動部分を取り外して示す図である。 ピンとして形成されたランプの1実施例を示す図である。 ピンとして形成されたランプの別の実施例を示す図である。 圧着体として形成されたランプの1実施例を示す図である。

Claims (9)

  1. 支持エレメント(12)を備えたワイパブレード(10)であって、支持エレメント(12)の一方の側にワイパストリップ(14)が取付け可能であり、かつ支持エレメント(12)の他方の側にワイパアーム(18)のための接続装置(16)が取付け可能であり、支持エレメント(12)が2つの長手方向レール(38)を有しており、両長手方向レール(38)がその端部(42)において、ブリッジ(40)を介して互いに堅固に固定されていて、かつカバーキャップ(26,30,70)を用いて覆われている形式のものにおいて、少なくとも1つのカバーキャップ(26,30,70)が複数部分から形成されていて、1つのベース体(32,72)と少なくとも1つの可動部分(34,74)とを有しており、カバーキャップ(26,30,70)の取付け位置において、該カバーキャップ(26,30,70)の一部とブリッジ(40)とが係合して、長手方向レール(38)の長手方向におけるカバーキャップ(26,30,70)の移動が阻止されており、ベース体(32,72)が長手方向レール(38)との結合部を形成していて、可動部分(34,74)が選択的に、ワイパストリップ(14)を固定するポジションと、ワイパストリップ(14)の固定を解除するポジションとの間において可動であり、該ワイパストリップ(14)の固定を解除するポジションにおいて、ベース体(32,72)が長手方向レール(38)から取外し可能であることを特徴とするワイパブレード。
  2. ワイパストリップ(14)が、カバーキャップ(26,30,70)に設けられた少なくとも1つのピン(46,90)又は少なくとも1つの圧着体(100)を用いて支持エレメント(12)に対して固定されている、請求項1記載のワイパブレード。
  3. 少なくとも1つのピン(46,90)又は少なくとも1つの圧着体(100)が、可動部分(34,74)に配置されている、請求項2記載のワイパブレード。
  4. 少なくとも1つのピン(46,90)又は少なくとも1つの圧着体(100)が、ベース体に配置されている、請求項2記載のワイパブレード。
  5. 可動部分(34)が差込み回動結合装置(54)を介してベース体(32)と結合されており、該差込み回動結合装置(54)が、可動部分(34)におけるシャフト(44)及び該シャフト(44)に設けられたランプ(60)と、ベース体(32)における開口(56)及び該開口(56)に設けられた凹設部(58)とから形成されている、請求項1記載のワイパブレード。
  6. 可動部分(74)がベース体(72)に枢着されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のワイパブレード。
  7. 可動部分(34,74)が、ブリッジ(40)に後ろから又は下から係合可能なランプ(60,86)を有している、請求項1記載のワイパブレード。
  8. ベース体(32,72)が、ブリッジ(40)に後ろから又は下から係合可能なランプ(60,86)を有している、請求項1記載のワイパブレード。
  9. ランプ(60,86)が乗上げ傾斜部(62,88)を有している、請求項7又は8記載のワイパブレード。
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