JP4508972B2 - クリップ、および、車両用灯具 - Google Patents

クリップ、および、車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP4508972B2
JP4508972B2 JP2005221670A JP2005221670A JP4508972B2 JP 4508972 B2 JP4508972 B2 JP 4508972B2 JP 2005221670 A JP2005221670 A JP 2005221670A JP 2005221670 A JP2005221670 A JP 2005221670A JP 4508972 B2 JP4508972 B2 JP 4508972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
capturing
capture
standby position
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005221670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007042289A (ja
Inventor
丈幸 立岩
寿 久保河内
信広 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Nifco Inc
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd, Nifco Inc filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2005221670A priority Critical patent/JP4508972B2/ja
Publication of JP2007042289A publication Critical patent/JP2007042289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508972B2 publication Critical patent/JP4508972B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

この発明は、車両用灯具を構成するリフレクタと、このリフレクタを必要に応じて傾動させるアクチュエータの出力軸とを接続させ合わせるために用いられるクリップ、および、このクリップを含んで構成される車両用灯具の改良に関する。
車両用灯具を構成するリフレクタとアクチュエータの出力軸(連結軸)とを接続させ合わせるクリップ(ピボット受け体)として、リフレクタへの取り付け部と、この出力軸の球状先端(ピボット体)のはめ込み部とを備えたものがある。(特許文献1参照)
このクリップにあっては、凹状受部を有すると共に、この凹状受部の左右側壁からそれぞれこの凹状受部の底に向けて斜めに突き出す一対の弾性片を有している。この一対の弾性片の前端縁間は球状先端の直径よりも狭くなるように構成されている。そして、このクリップにあっては、後方から凹状受部に球状先端を押し込む操作をすることにより一対の弾性片を受入開口を押し広げる向きに一旦弾性変形させた後、球状先端の押し込み方向においてもっとも太い箇所が受入開口から奥に入り込んだ押し込み位置で一対の弾性片を弾性復帰させることにより、球状先端を凹状受部で保持し、これによりリフレクタとアクチュエータとを接続させ合わせている。
しかるに、かかるクリップにあっては、弾性片と球状先端とは、球状先端の保持状態において点的に接触するに留まるものであった。また、車両の製造ラインでの組み立て作業性を良くするため、球状先端を凹状受部に入れやすくする、つまり、一対の弾性片を単純に撓み込みやすくすると、凹状受部における球状先端の保持力が低下し、この保持力を強めると球状先端を凹状受部に入れ難くさせてしまうものであった。
特許第3128617号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の車両用灯具を構成するリフレクタと、その傾動用のアクチュエータの出力軸とを接続させ合わせるクリップにおいて、出力軸の球状先端をクリップに弾性的にはめ込み込み易く、しかも、一旦はめ込んだ後はそこから抜け出し難い態様でこの球状先端を保持できるようにする点にある。
前記問題点を解決するために、第一の発明にあっては、クリップを以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)車両用灯具を構成するリフレクタ収納体に傾動可能に支持されたリフレクタへの取り付け部と、
前記傾動用のアクチュエータにおける前後動される出力軸の球状先端の捕捉体とを備えたクリップであって、
(2)クリップ本体には、前記取り付け部と捕捉体の収納凹部とが備えられており、
(3)捕捉体は、収納凹部の入り口側にある待機位置から収納凹部の奥側にある捕捉位置に向けて押し込み移動可能に構成されていると共に、
(4)収納凹部の奥側に向けられた側で互いに連接され、この連接側と反対の側を球状先端の受け入れ口とし、かつ、球状先端の球面に倣った湾曲内面を持った一対の捕捉片を有しており、
(5)かつ、捕捉体は、待機位置において受け入れ口を球状先端の直径と略等しいかこれより大きくし、かつ、捕捉位置への移動に伴って弾性変形されてこの捕捉位置において受け入れ口を球状先端の直径より小さくするように構成されており、
(6)しかも、捕捉体には、待機位置から捕捉位置への捕捉体の移動に伴ってクリップ本体の被掛合部に弾発掛合して捕捉体の待機位置への復帰を阻止する掛合部が形成されている。
かかる構成によれば、先ず、クリップ本体の収納凹部内にあって待機位置にある捕捉体内にその受け入れ口から抵抗なくアクチュエータの出力軸の球状先端を入れ込ませることができる。次いで、この球状先端をさらに奥に入れ込ませることにより、捕捉体を捕捉位置まで押し込ませることができると共に、この押し込みに伴って一対の捕捉片を受け入れ口を狭める向きに弾性変形させて、この受け入れ口から球状先端が抜け出さないようにすることができる。このように変形された一対の捕捉片は湾曲内面において球状先端に点ではなくいわば線的に接触した状態で球状先端を捕捉保持する。また、球状先端を捕捉保持した捕捉体が捕捉位置にある状態において、捕捉体とクリップ本体とを捕捉体の待機位置への復帰を阻止させた状態で一体化させることができ、これによりクリップ本体に取り付けられたリフレクタをアクチュエータの出力軸に、クリップを介して、リフレクタの傾動を妨げることなく、接続させ合わせることができる。
また、前記問題点を解決するために、第二の発明にあっては、クリップを以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)車両用灯具を構成するリフレクタ収納体に傾動可能に支持されたリフレクタへの取り付け部と、
前記傾動用のアクチュエータにおける前後動される出力軸の球状先端の捕捉体とを備えたクリップであって、
(2)クリップ本体には、前記取り付け部と捕捉体の収納凹部とが備えられており、
(3)捕捉体は、収納凹部の入り口側にある待機位置から収納凹部の奥側にある捕捉位置に向けて押し込み移動可能に構成されていると共に、
(4)収納凹部の奥側に向けられた側で互いに連接され、この連接側と反対の側を球状先端の受け入れ口とした一対の捕捉片を有しており、
(5)かつ、捕捉体は、待機位置において受け入れ口を球状先端の直径と略等しいかこれより大きくし、かつ、捕捉位置への移動に伴って弾性変形されてこの捕捉位置において受け入れ口を球状先端の直径より小さくするように構成されており、
(6)しかも、一対の捕捉片にはそれぞれ、その受け入れ口側であってその外側に、待機位置から捕捉位置への捕捉体の移動に伴ってクリップ本体の被掛合部に弾発掛合して捕捉体の待機位置への復帰を阻止する掛合部が形成されている。
かかる構成によれば、球状先端を捕捉保持した捕捉体が捕捉位置にある状態において、捕捉体とクリップ本体とを捕捉体の待機位置への復帰を阻止させた状態で一体化させることができ、これによりクリップ本体に取り付けられたリフレクタをアクチュエータの出力軸に、クリップを介して、リフレクタの傾動を妨げることなく、接続させ合わせることができる。出力軸が後方に移動するときは捕捉体を構成する一対の捕捉片に対し受け入れ口を広げ出させる向きの力が作用されるが、掛合部は捕捉片の受け入れ口側であってその外側に形成されていることから、このような力が作用されればされるほど、被掛合部に対する掛合部の掛合状態は強固なものとなる。この結果、掛合部の掛合代を過大に形成させなくてもクリップからの球状先端の抜け出しを確実に阻止することができ、したがってまた、掛合部を被掛合部に掛合させるときの捕捉体の弾性変形量を必要最小限に留めることができることから、クリップへの球状先端の挿入時の抵抗をできるだけ小さくできる。
前記捕捉片における掛合部の形成位置よりも奥側に、捕捉体が待機位置にあるときにクリップ本体の被掛合部に掛合して捕捉体を待機位置に仮保持する補助掛合部を形成させておくこともある。
このようにした場合、捕捉体が待機位置にあるときでも、捕捉体とクリップ本体とが分離されないようにすることができる。
前記捕捉体に、捕捉体における収納凹部の奥側に向けられた側から前方に突き出す掛合脚を備えさせておくと共に、
クリップ本体に、収納凹部の奥側でこの収納凹部に連通した掛合脚の通し部を形成されておき、
しかも、この通し部内に、待機位置から捕捉位置への捕捉体の移動に伴って捕捉体の待機位置への復帰を阻止するように掛合脚に掛合される追加被掛合部を形成させておくこともある。
このようにした場合、クリップを介してアクチュエータの出力軸とリフレクタとをより強固に接続させ合わせることができると共に、掛合脚によってクリップ本体への捕捉体の組み合わせ位置にズレを生じさせないようにすることができる。
また、この発明にかかる車両用灯具は、前記のクリップによって、車両用灯具を構成するリフレクタ収納体に傾動可能に支持されたリフレクタと、この傾動用のアクチュエータにおける前後動される出力軸とを接続させてなるものであり、従って、その組み立て作業性は良く、また、リフレクタの支持状態は経時的に安定したものとされる。
この発明にかかるクリップによれば、リフレクタの傾動用のアクチュエータの出力軸の球状先端をクリップに弾性的にはめ込み込み易く、しかも、一旦はめ込んだ後はそこから抜け出し難い態様でこの球状先端を保持することができ、リフレクタと出力軸との接続を容易かつ適切になすことができる。
この発明にかかる自動車用灯具によれば、かかるクリップによってリフレクタとアクチュエータの出力軸とを接続させてなることから、組み立て作業性が良く、また、リフレクタの支持状態は経時的に安定したものとされ、適切な動作が永く確保できる。
以下、図1ないし図27に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1ないし図6は、実施の形態の第一例を示しており、図1は、車両用灯具を構成する特にリフレクタ100を中心に表しており、また、図2は、リフレクタ100に取り付けられたクリップCpの捕捉体2にアクチュエータ110の出力軸111の球状先端112を入れ込ませた直後の状態を、また、図3は、図2の状態からこの出力軸111をさらに押し込んで捕捉体2を捕捉位置まで押し込みきらせた状態を、それぞれ示している。また、図4〜図6は、かかるクリップCpを構成するクリップ本体1と捕捉体2とを分離させた状態で、これらをそれぞれ示している。
また、図7ないし図28は、実施の形態の第二例を示しており、図7は、車両用灯具を構成する特にリフレクタ100を中心に表しており、また、図8および図10は、リフレクタ100に取り付けられたクリップCpの捕捉体2にアクチュエータ110の出力軸111の球状先端112を入れ込ませた直後の状態を、また、図9は、図8の状態からこの出力軸111をさらに押し込んで捕捉体2を捕捉位置まで押し込みきらせた状態を、それぞれ示している。また、図11〜図16は、かかるクリップCpを構成する捕捉体2を捕捉位置まで押し込ませた状態のクリップCpをそれぞれ示しており、また、図17〜図22は、クリップ本体1を、図23〜図28は、捕捉体2を、それぞれ示している。
この実施の形態にかかるクリップCpは、車両用灯具を構成するリフレクタ100と、このリフレクタ100を必要に応じて傾動させるアクチュエータ110の出力軸111とを接続させ合わせるために用いられるものである。また、この実施の形態にかかる車両用灯具は、かかるクリップCpを含んで構成されるものである。
車両用灯具は、(1)リフレクタ100、(2)図示しないこのリフレクタ100の収納体、(3)アクチュエータ110を有している。
リフレクタ100は、前面を開放させると共に、その内面を反射面101とし、奥に向かうに連れて次第に狭まり、最奥部102に図示しないバルブを取り替え可能に備えるようになっている。
リフレクタ収納体(図示は省略する。)は、少なくとも前面をレンズ部とした箱状をなし、その内部にリフレクタ100を傾動可能に納め支持するようになっている。図示の例では、リフレクタ100は、その上部二カ所において、リフレクタ収納体側に取り付けられたボール軸121とリフレクタ100側に取り付けられたボール軸受け122よりなる支持部材120によってリフレクタ収納体の背面に支持されている。また、リフレクタ100は、その背面の下部下隅にブラケット103を有しており、リフレクタ収納体の背面外側に取り付けられて出力軸111を前後動可能にリフレクタ収納体内に入り込ませたアクチュエータ110の出力軸111に対し、前記クリップCpを介してこのブラケット103を利用して接続されている。リフレクタ100は、その外面をリフレクタ収納体の内面に接しさせないようにした状態でリフレクタ収納体内に納められている。そして、アクチュエータ110の出力軸111を前後動させることにより、リフレクタ100を一定の前傾状態と一定の後傾状態の間で傾動調整できるようになっている。これによって、車両用灯具から出力される光の光軸を調整することができるようになっている。かかる車両用灯具は、車両のボディパネルに取り付けられて自動車のヘッドライトなどを構成することとなる。
前記クリップCpは、かかる車両用灯具を構成するリフレクタ収納体に傾動可能に支持されたリフレクタ100への取り付け部11と、
前記傾動用のアクチュエータ110における前後動される出力軸111の球状先端112の捕捉体2とを備えている。
かかるクリップCpは、クリップ本体1と捕捉体2との2パーツから構成されている。そして、クリップ本体1に前記取り付け部11と捕捉体2の収納凹部12とが備えられている。
図示の例では、クリップ本体1は、基板10と、この基板10の前面から前方に突き出す取り付け部11と、この基板10の背面から後方に突き出す凹部形成部13とを有している。
取り付け部11は、筒後端を基板10に一体に連接させた中空の角筒体11aとして構成されている。この角筒体11aの上壁11bと下壁11cとにはそれぞれ、角筒体11aの筒軸線に沿う向きに延びる一対の第一の割溝11d、11dと、この一対の第一の割溝11d、11dの基板10側の溝端間に亘る第二の割溝11eとによって区分された弾性片11fが形成されている。この弾性片11fの外面には掛合凸部11gが形成されていると共に、上壁11bの弾性片11fの掛合凸部11gと下壁11cの弾性片11fの掛合凸部11gとの間のピッチが前記ブラケット103に開設された取り付け穴104の上縁と下縁との間のピッチよりもやや大きくなるようにしてある。これにより図示の例にあっては、前記ブラケット103の取り付け穴104に後方側からクリップCpの取り付け部11を基板10がこのブラケット103の後方に向けられた面103aに突き当たる位置まで入れ込むことにより、弾性片11fを一旦内向きに撓み込ませた後その掛合凸部11gが取り付け穴104から前方に入り込んだ位置で弾性復帰させてこの掛合凸部11gを取り付け穴104に掛合させてクリップCpをリフレクタ100にワンタッチで取り付けることができるようになっている。
一方、凹部形成部13は、上下方向に長く延びる一対の側板体13a、13aによって構成されている。この一対の側板体13a、13aの間に前記収納凹部12が形成されている。
図示の例では、かかる収納凹部12は、入り口側で広く、奥側で狭くなるように構成されている。
より具体的には、かかる収納凹部12の一対の側壁は、入り口側から底側に向けて、入り口面12a、中間面12bを有し、一対の側壁の中間面12bはそれぞれ凹部底面12cに連続している。
入り口面12aは凹部の底側に近づくに連れて内側に次第に近づく向きに傾斜している。一対の入り口面12a間において収納凹部12は最も広幅となっている。中間面12bは凹部の底側に近づくに連れて内側に次第に近づく向きに傾斜している。凹部底面12cは、凹部の入り口側を湾曲内側とするように湾曲した弧状面となっている。
また、図示の例では、収納凹部12の凹部底面12cには貫通孔14が形成されており、この貫通孔14によって収納凹部12と取り付け部11の内部とが連通されている。そして、図示の例では、この貫通孔14を通じて、捕捉体2の後述する掛合脚24を取り付け部11の内部に入り込ませた状態で、クリップ本体1と捕捉体2とが組み合わされている。
取り付け部11を構成する角筒体11aの内部であって、その左右側壁側には、角筒体11aの筒前端側に向いた第一段差面11hと第二段差面11iとが位置を異ならせて形成されている。第一段差面11hよりも第二段差面11iは角筒体11aの筒前端側に近い位置に形成されている。また、第一段差面11hと第二段差面11iとの間の角筒体11aの内壁間寸法よりも第二段差面11iと筒前端との間の内壁間寸法の方が広くなるように構成されている。
一方、捕捉体2は、収納凹部12の入り口側にある待機位置から収納凹部12の奥側にある捕捉位置に向けて押し込み移動可能に構成されていると共に、
収納凹部12の奥側に向けられた側で互いに連接され、この連接側と反対の側を球状先端112の受け入れ口21とし、かつ、球状先端112の球面に倣った湾曲内面を持った一対の捕捉片20、20を有している。
それと共に、捕捉体2は、待機位置において受け入れ口21を球状先端112の直径と略等しいかこれより大きくし、かつ、捕捉位置への移動に伴って弾性変形されてこの捕捉位置において受け入れ口21を球状先端112の直径より小さくするように構成されている。
図示の例にあっては、一対の捕捉片20、20はそれぞれ、他方の捕捉片20に向き合う側を湾曲内側とするように湾曲された板体によって構成されている。また、一対の捕捉片20、20はそれぞれ、上下方向において、前記凹部形成部13を構成する側板体13aと略同じ長さを持つように構成されている。また、一対の捕捉片20、20は、その後端間を前記受け入れ口21とすると共に、その前端側であってその長さ方向略中程の位置において連接片23によって連接させ合わされている。一対の捕捉片20、20の前端間には、連接片23による連接箇所以外の箇所においては溝状隙間26が形成されており、図7ないし図28に示される第二例では、捕捉体2を捕捉位置まで押し込むとこの溝状隙間26に収納凹部12の凹部底面12cに形成させた位置決めリブ12dが入り込むようになっている。
具体的には、図示の例にあっては、一対の捕捉片20、20の前端にこの前端からそれぞれ掛合脚24が前方に突き出すように一体に備えられていると共に、このように備えられる一対の掛合脚24の基部間に連接片23が架設されており、これによって一対の捕捉片20、20が連接され合わされている。
そして、図示の例にあっては、収納凹部12の中間面12bの後端側に捕捉片20の受け入れ口21側の端、つまり後端の外側が接している状態では、受け入れ口21は球状先端112の直径と略等しいかこれより大きく開いているが、(つまり捕捉体2が待機位置にある状態)この状態から捕捉片20の前端が収納凹部12の凹部底面12cに接する位置(つまり捕捉位置)に向けて捕捉体2を押し込むとかかる中間面12bによって一対の捕捉片20、20は受け入れ口21を狭める向きに次第に弾性変形され、捕捉位置においては受け入れ口21を球状先端112の直径より小さくするようになっている。(図3、図9)
これによりこの実施の形態にあっては、先ず、クリップ本体1の収納凹部12内にあって待機位置にある捕捉体2内にその受け入れ口21から抵抗なくアクチュエータ110の出力軸111の球状先端112を入れ込ませることができる。次いで、この球状先端112をさらに奥に(図示の例では前方に)入れ込ませることにより、捕捉体2を捕捉位置まで押し込ませることができると共に、この押し込みに伴って一対の捕捉片20、20を受け入れ口21を狭める向きに弾性変形させて、この受け入れ口21から球状先端112が抜け出さないようにすることができる。このように変形された一対の捕捉片20、20は湾曲内面において球状先端112に点ではなくいわば線的に接触した状態で球状先端112を捕捉保持する。
また、かかる捕捉体2には、待機位置から捕捉位置への捕捉体2の移動に伴ってクリップ本体1の被掛合部15に弾発掛合して捕捉体2の待機位置への復帰を阻止する掛合部25が形成されている。
これによりこの実施の形態にあっては、球状先端112を捕捉保持した捕捉体2が捕捉位置にある状態において、捕捉体2とクリップ本体1とを捕捉体2の待機位置への復帰を阻止させた状態で一体化させることができ、これによりクリップ本体1に取り付けられたリフレクタ100をアクチュエータ110の出力軸111に、クリップCpを介して、リフレクタ100の傾動を妨げることなく、接続させ合わせることができる。
図1〜図6に示される第一例にあっては、前記掛合部25は掛合脚24に形成されており、前記第二段差面11iが前記被掛合部15として機能するようにしてある。
第一例にあっては、一対の掛合脚24、24の互いに向き合わない側にそれぞれ、この掛合脚24の突き出し方向に位置を異ならせて二カ所の掛合凸部25a、25aが形成されている。二カ所の掛合凸部25a、25aはそれぞれ、掛合脚24の基部側に向いた掛合面25bを有すると共に、掛合脚24の先端側に向けられた側に掛合面の側に向かうに連れて次第に掛合凸部25aの突き出し寸法を大きくする向きに傾斜した傾斜面25cを有している。そして、この例にあっては、掛合脚24の基部側にある掛合凸部25aは捕捉体2の待機位置においては貫通孔14における収納凹部12側の孔縁に傾斜面25cを接しさせた状態に位置づけられるが、(図2)捕捉体2を捕捉位置に向けて押し込むことに伴って捕捉体2側の弾性変形によって貫通孔14内を通じて取り付け部11、つまり、角筒体11a内に入り込み、捕捉体2が捕捉位置に至った状態においてその掛合面25bを第二段差面11iに掛合させるようになっている。(図3)特に、この例にあっては、一対の捕捉片20、20が受け入れ口21を狭める向きに前記連結片を変形中心として移動されると、一対の掛合脚24、24がその先端を離れ出させる向きに開かれるようになっており、(つまり、連接片23がヒンジ的に機能しており)待機位置から捕捉位置に向けた捕捉体2の移動に伴って、一対の捕捉片20、20の受け入れ口21が狭めさせられた分、一対の掛合脚24、24を開き出させて、貫通孔14から取り付け部11内に掛合脚24を無理なく導入させながら、捕捉位置では掛合脚24を取り付け部11に強固に掛合させることができるようになっている。なお、この例にあっては、捕捉体2が待機位置にあるときには、掛合脚24の先端側にある掛合凸部25aが第一段差面11hに掛合するようになっており、捕捉位置に押し込まなくても捕捉体2とクリップ本体1とは分離されないようになっている。
また、この第一例にあっては、一対の掛合脚24、24の互いに向き合う側に、掛合脚24の基部側に向いた引っかかり面27aを持った凹所27が形成されていると共に、角筒体11aにおける弾性片11fの内面部には通し部(貫通孔14)の側に頂部を向け、かつ、この頂部の両側を斜辺11kとした三角形状の凸所11jが形成されている。そして、この第一例にあっては、待機位置から捕捉位置への捕捉体2の押し込みに伴って掛合脚24を凸所11jの斜辺11kで案内して開き出させながら、捕捉位置に捕捉体2が押し込みきられたときには掛合脚24の若干の内向きの弾性復帰によって凹所27の引っかかり面27aに凸所11jの底辺11mが掛合されるようになっており、これによっても捕捉位置では掛合脚24を取り付け部11に掛合させることができるようになっている。
また、図7〜図28に示される第二例にあっては、一対の捕捉片20、20にそれぞれ、その受け入れ口21側であってその外側に、待機位置から捕捉位置への捕捉体2の移動に伴ってクリップ本体1の被掛合部15に弾発掛合して捕捉体2の待機位置への復帰を阻止する掛合部25が形成されている。
この例では、捕捉片20の長さ方向(図示の例では上下方向)の両端部においてそれぞれ掛合部25が形成されている。かかる掛合部25は、後方に向いた掛合辺25d(第一辺)と、前方に向けられた斜辺25e(第二辺)とを有し、第三辺と観念される箇所を捕捉片20の受け入れ口21側の外面に一体に連接させた略三角形の板状をなすように構成されている。
一方、この例にあっては、クリップ本体1における凹部形成部13を構成する一対の側板体13a、13aの長さ方向(図示の例では上下方向)の両端に位置される端面13bにそれぞれ、被掛合部15が形成されている。かかる被掛合部15は、略三角形状の窪みとして構成されている。かかる被掛合部15は、前方に向いた被掛合辺15a(第一辺)と、後方に向けられた斜辺15b(第二辺)とを有し、第三辺と観念される箇所を収納凹部12に連通させている。
そして、この例にあっては、捕捉体2が待機位置にあるときは掛合部25の斜辺25eが収納凹部12の入り口面12aに接し、この待機位置から捕捉位置に向けて捕捉体2を押し込み移動させることに伴って入り口面12aに掛合部25の斜辺25eを摺接させながら受け入れ口21を狭めるように捕捉体2が弾性変形され、そして、捕捉体2が捕捉位置まで押し込みきられたときに、前記入り口面12aの前端から先に掛合部25の頂部が入り込むと共に、捕捉体2の弾性復帰によって掛合部25の掛合辺25dが被掛合部15の被掛合辺15aに掛合されるようになっている。
これにより、この第二例にあっては、球状先端112を捕捉保持した捕捉体2が捕捉位置にある状態において、捕捉体2とクリップ本体1とを捕捉体2の待機位置への復帰を阻止させた状態で一体化させることができ、これによりクリップ本体1に取り付けられたリフレクタ100をアクチュエータ110の出力軸111に、クリップCpを介して、リフレクタ100の傾動を妨げることなく、接続させ合わせることができる。出力軸111が後方に移動するときは捕捉体2を構成する一対の捕捉片20、20に対し受け入れ口21を広げ出させる向きの力が作用されるが、掛合部25は捕捉片20の受け入れ口21側であってその外側に形成されていることから、このような力が作用されればされるほど、被掛合部15に対する掛合部25の掛合状態は強固なものとなる。この結果、掛合部25の掛合代を過大に形成させなくてもクリップCpからの球状先端112の抜け出しを確実に阻止することができ、したがってまた、掛合部25を被掛合部15に掛合させるときの捕捉体2の弾性変形量を必要最小限に留めることができることから、クリップCpへの球状先端112の挿入時の抵抗をできるだけ小さくできる。
なお、第二例にあっては、捕捉体2が待機位置から捕捉位置に押し込まれることに伴って、第一段差面11hより後方にある側壁に掛合凸部25aをやや弾性変形された状態で押し付けていた掛合脚24は、弾性復帰してその掛合凸部11gを第二段差面11iに掛合させるようになっている。
すなわち、第二例にあっては、掛合脚24の通し部(貫通孔14から先の取り付け部11)内に、待機位置から捕捉位置への捕捉体2の移動に伴って捕捉体2の待機位置への復帰を阻止するように掛合脚24に掛合される追加被掛合部(第二段差面11i)が形成されている。
これにより、この第二例にあっては、クリップCpを介してアクチュエータ110の出力軸111とリフレクタ100とをより強固に接続させ合わせることができると共に、掛合脚24によってクリップ本体1への捕捉体2の組み合わせ位置にズレを生じさせないようにすることができる。
また、この第二例にあっては、捕捉片20における掛合部25の形成位置よりも奥側に、(図示の例では前側)捕捉体2が待機位置にあるときにクリップ本体1の被掛合部15に掛合して捕捉体2を待機位置に仮保持する補助掛合部28が形成されている。
具体的には、一対の捕捉片20、20の長さ方向の両端部にそれぞれ、前記掛合部25より捕捉片20の外面からの突き出し寸法を小さくさせた補助掛合部28が形成されていると共に、
クリップ本体1における凹部形成部13を構成する一対の側板体13a、13aの長さ方向の両端に位置される端面13bにそれぞれ、被掛合部15よりも奥側において窪み状をなす補助被掛合部16が形成されている。かかる補助被掛合部16も、被掛合部15と同様の略三角形状の窪みとして構成されている。
そして、この例にあっては、捕捉体2が待機位置にあるときは補助掛合部28は被掛合部15内に入り込んでこの被掛合部15の被掛合辺15aに掛合しており、この待機位置から捕捉位置に向けて捕捉体2を押し込み移動させることに伴なう捕捉体2の弾性変形によって被掛合部15から抜け出すと共に、捕捉体2が捕捉位置まで押し込みきられたときの弾性復帰によって補助被掛合部16に掛合されるようになっている。
これにより、この第二例にあっては、捕捉体2が待機位置にあるときでも、捕捉体2とクリップ本体1とは分離されないようになっている。
以上に説明したクリップCpにおける弾性変形特性を備えるべき箇所へのこの特性の付与は、かかるクリップCpをプラスチックの射出成形品として構成することで容易に確保することができる。
車両用灯具(第一例)の要部斜視構成図 同要部断面構成図(捕捉体2待機位置) 同要部断面構成図(捕捉体2捕捉位置) 車両用灯具を構成するクリップCpの分離平面図 同側面図 同図4の上側から視た側面図 車両用灯具(第二例)の要部斜視構成図 同要部平面構成図(捕捉体2待機位置) 同要部平面構成図(捕捉体2捕捉位置) 同要部断面構成図(捕捉体2待機位置) 車両用灯具を構成するクリップCpの正面図 同右側面図 同背面図 同平面図 図11におけるA−A線断面図 図11におけるB−B線断面図 クリップ本体1の正面図 同右側面図 同背面図 同平面図 図17におけるC−C線断面図 図17におけるD−D線断面図 捕捉体2の正面図 同平面図 同背面図 同右側面図 図23におけるE−E線断面図 図23におけるF−F線断面図
符号の説明
100 リフレクタ
110 アクチュエータ
111 出力軸
112 球状先端
CP クリップ
11 取り付け部
12 収納凹部
15 被掛合部
2 捕捉体
20 捕捉片
21 受け入れ口
22 湾曲内面
25 掛合部

Claims (4)

  1. 車両用灯具を構成するリフレクタ収納体に傾動可能に支持されたリフレクタへの取り付け部と、
    前記傾動用のアクチュエータにおける前後動される出力軸の球状先端の捕捉体とを備えたクリップであって、
    クリップ本体には、前記取り付け部と捕捉体の収納凹部とが備えられており、
    捕捉体は、収納凹部の入り口側にある待機位置から収納凹部の奥側にある捕捉位置に向けて押し込み移動可能に構成されていると共に、
    収納凹部の奥側に向けられた側で互いに連接され、この連接側と反対の側を球状先端の受け入れ口とした一対の捕捉片を有しており、
    かつ、捕捉体は、待機位置において受け入れ口を球状先端の直径と略等しいかこれより大きくし、かつ、捕捉位置への移動に伴って弾性変形されてこの捕捉位置において受け入れ口を球状先端の直径より小さくするように構成されており、
    しかも、一対の捕捉片にはそれぞれ、その受け入れ口側であってその外側に、待機位置から捕捉位置への捕捉体の移動に伴ってクリップ本体の被掛合部に弾発掛合して捕捉体の待機位置への復帰を阻止する掛合部が形成されていることを特徴とするクリップ。
  2. 捕捉片における掛合部の形成位置よりも奥側に、捕捉体が待機位置にあるときにクリップ本体の被掛合部に掛合して捕捉体を待機位置に仮保持する補助掛合部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  3. 捕捉体に、捕捉体における収納凹部の奥側に向けられた側から前方に突き出す掛合脚が備えられていると共に、
    クリップ本体に、収納凹部の奥側でこの収納凹部に連通した掛合脚の通し部が形成されており、
    しかも、この通し部内に、待機位置から捕捉位置への捕捉体の移動に伴って捕捉体の待機位置への復帰を阻止するように掛合脚に掛合される追加被掛合部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のクリップ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のクリップによって、車両用灯具を構成するリフレクタ収納体に傾動可能に支持されたリフレクタと、この傾動用のアクチュエータにおける前後動される出力軸とを接続させてなることを特徴とする車両用灯具。
JP2005221670A 2005-07-29 2005-07-29 クリップ、および、車両用灯具 Expired - Fee Related JP4508972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221670A JP4508972B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 クリップ、および、車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005221670A JP4508972B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 クリップ、および、車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007042289A JP2007042289A (ja) 2007-02-15
JP4508972B2 true JP4508972B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=37800100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005221670A Expired - Fee Related JP4508972B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 クリップ、および、車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508972B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5399282B2 (ja) * 2010-02-03 2014-01-29 株式会社小糸製作所 クリップ
JP5777579B2 (ja) * 2012-08-06 2015-09-09 三菱電機株式会社 冷蔵庫及びこの冷蔵庫の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045920U (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯の光軸調整機構
JP2002543342A (ja) * 1999-04-26 2002-12-17 フィコ ケーブルス エス.エー. 接続エレメント

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045920U (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯の光軸調整機構
JP2002543342A (ja) * 1999-04-26 2002-12-17 フィコ ケーブルス エス.エー. 接続エレメント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007042289A (ja) 2007-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8112850B2 (en) Buckle
JP3074557B2 (ja) 車輌用ヘッドランプ
GB2464243A (en) Fixation device, structure for fixing member, method for fixing member, and method of releasing fixation effected by fixation device
JP4508972B2 (ja) クリップ、および、車両用灯具
KR101681224B1 (ko) 다중 결합구조의 자동차용 와이퍼
JP5399282B2 (ja) クリップ
JP5265494B2 (ja) 取り付け構造、及び取り付け具
JP4538390B2 (ja) クリップ、および、車両用灯具
JP3136469B2 (ja) 車輌用灯具
JP5788268B2 (ja) クリップによる取付け構造
JP2009197900A (ja) 二部材組付け構造
JP5050860B2 (ja) コネクタの取付構造
KR100411736B1 (ko) 자동차용 선 바이저의 유지구
JP2005104168A (ja) モールエンドキャップ
JPH1024765A (ja) 車両用灯具
JP5193133B2 (ja) 固定具
JP2009512991A (ja) 接触ハウジング並びに電気的な接触装置
JP6097996B2 (ja) 車両用ドアミラー
JP2875171B2 (ja) 車両用カップホルダ
US5947757A (en) Lever-type connector
CN216158984U (zh) 一种卡扣连接结构、照明装置及车辆
JP2010089655A (ja) 位置決めピン
JPS6224593Y2 (ja)
JP6550122B2 (ja) ワイパーアームとワイパーブレードの結合構造
JPH0645050Y2 (ja) セルフロッキングナット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4508972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees