JP4508137B2 - データのバックアップ処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ある記録媒体に格納されているデータを他の記録媒体にバックアップするための技術に関し、特にバックアップに失敗したときのデータ損失リスクを低減するための技術に関する。
電子式スチルカメラ(いわゆるデジタルカメラ)やデジタルビデオカメラなどで撮影した画像データは、まずカメラ内に格納されている半導体メモリなどに格納される。そして、ユーザは、この半導体メモリに格納されている画像データをCDあるいはDVDなどの他の記録媒体にバックアップした後、画像データを消去して、この半導体メモリを繰り返し利用する。
つまり、電子式スチルカメラやデジタルビデオカメラの普及により、一般ユーザが大容量データをバックアップする機会が急速に増加している。
例えば、CDなどにバックアップをするとともに、元データが格納されている記憶媒体から元データを消去する場合、バックアップの途中でエラーが発生し、バックアップ処理が完了しないときは、CDに書き込んだデータはすべて失われてしまう。
そこで、特許文献1には、このような場合にデータの論理的な整合を保つように、自動的にバックアップ処理を継続するためシステムが開示されている。
特開平9−305974号公報
近年、バッテリ駆動可能な携帯型端末でバックアップ処理が可能なものが実用されている。この端末を用いた場合、バックアップ処理途中でのバッテリ切れ、あるいは外部からの衝撃等によるエラーが発生する確率が高くなる。このような場合は、特許文献1のようにバックアップ処理を継続することができない。
そこで、本発明の目的は、バックアップ処理に失敗し、処理を継続できないようなときであっても、既にバックアップしたデータを確保できるようにすることである。
本発明の別の目的は、バックアップが正常終了した場合でも、その後傷または汚れなどにより記録媒体が物理的に損傷したときでも、一部のデータの読み出しを可能とすることである。
本発明の一実施態様に従うバックアップ処理装置は、第1の記憶媒体に記憶されているバックアップ対象データを第2の記憶媒体へバックアップするためのバックアップ処理装置であって、前記バックアップ対象データを複数のセッションに分割してバックアップする場合に必要な第2の記憶媒体の容量を算出し、当該算出された必要な容量と前記第2の記憶媒体の空き容量とに基づいてセッション分割数を決定する分割手段と、前記バックアップ対象データを、前記セッション分割数に分けて、第1の記憶媒体から第2の記憶媒体へコピーするコピー手段と、を備える。
これにより、バックアップ対象データを複数セッションに分けてバックアップすることができ、バックアップ中にトラブルが発生してもデータを失うリスクが低減される。
好適な実施形態では、前記分割手段は、前記バックアップ対象データをルートディレクトリにある第1階層のサブディレクトリごとにセッション分割して分割数を決定することようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記分割手段は、前記第1階層のサブディレクトリ配下の第2階層以下のサブディレクトリごとにさらにセッション分割をして分割数を決定するようにしてもよい。
好適な実施形態では、同一ディレクトリに複数のファイルが含まれているときは、各ファイルの作成日付に従ってさらにセッション分割をして前記セッション分割数を決定するようにしてもよい。
好適な実施形態では、同一ディレクトリにデジタルカメラで撮影された複数の画像ファイルが含まれているときは、各画像ファイルに含まれている撮影条件に関する付帯情報に従ってさらにセッション分割をして前記セッション分割数を決定するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記第2の記憶媒体は、CD−ROMファイルシステムに従うようにしてもよい。
以下、本発明の一実施形態に係るバックアップ処理装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るバックアップ処理装置1の機能構成図である。
すなわち、バックアップ処理装置1は、第1の記憶媒体に格納されているバックアップ対象データを、第2の記憶媒体へコピーしてデータバックアップを行う。本実施形態では、メモリカード2に格納されているデータをCDにバックアップする場合を例にあげて説明するが、第1及び第2の記憶媒体はこれら以外であってもよい。
また、バックアップ処理装置1は、例えば汎用的なコンピュータシステムにより構成され、以下に説明するバックアップ処理装置1内の個々の構成要素または機能は、例えば、コンピュータプログラムを実行することにより実現される。
さらに、バックアップ処理装置1は、この装置単体で実現することもできるし、プリンタ、デジタル複合機、ビューワなど他の装置に組み込み、その装置の一部の機能として実現することもできるし、電子式スチルカメラ、デジタルビデオカメラなどの一部機能を利用して、電子式スチルカメラ、デジタルビデオカメラと組み合わせて実現することもできる。
図1に示すバックアップ処理装置1は、バックアップ管理部11と、メモリカードリーダ/ライタ12と、CDリーダ/ライタ13とを備える。
メモリカードリーダ/ライタ12は、メモリカード2に格納されているデータを読み出し、メモリカード2にデータを書き込む。
CDリーダ/ライタ13は、CD3に格納されているデータを読み出し、CD3にデータを書き込む。
バックアップ管理部11は、メモリカード2に格納されているバックアップ対象データを、CD3にバックアップするための処理を行う。例えば、バックアップ対象データの容量が大きく、バックアップ処理に時間がかかる場合には、バックアップ管理部11は、所定のルールに基づいてデータを分割する。そして、分割されたデータをそれぞれ一つの単位として、複数のセッションに分けてバックアップを行う。バックアップ対象データの分割については後述する。
図2は、メモリカード2に格納されているディレクトリ構造の一例を示す。
同図に示すように、メモリカード2には、ルートディレクトリ200直下の第1階層21にサブディレクトリである「DCIM」ディレクトリ211と「MISC」ディレクトリ212とが存在する。「DCIM」ディレクトリ211の配下の第2階層22には、さらにサブディレクトリである「100ABCDE」ディレクトリ221と「101ABCDE」ディレクトリ222とが存在する。そして、「100ABCDE」ディレクトリ221には、5つの画像ファイル251が存在し、「101ABCDE」ディレクトリ222には、2つの画像ファイル252が存在する。さらに、「MISC」ディレクトリ212には、一つのテキストファイル(「AUTPRINT.MRK」)253が存在する。
図2に示すディレクトリ構造に含まれるデータをバックアップ対象データとしてCD3にバックアップしたときの、CD3のデータ構造を説明する。
図3は、図2に示すバックアップ対象データを一つのセッションでCD3にバックアップしたときのバックアップデータ30のデータ構造を示す。
CD3は、CD−ROMファイルシステムに従った構造になっている。従って、バックアップデータ30の先頭及び末尾に、CD−ROMファイルシステムに従う管理領域301,302が設けられている。
なお、本実施形態ではISO9660レベル1の規格に従うCDを例にして説明するが、本発明はこれを拡張した他の規格(例えば、ISO9660レベル2,Jolietなど)にも適用することが可能である。
バックアップデータ30は、先頭の管理領域301に引き続き、ルートディレクトリエントリ310と、サブディレクトリである「DCIM」ディレクトリ211、及び「MISC」ディレクトリ212のディレクトリエントリ311、312とが設けられている。
「MISC」ディレクトリ212にはサブディレクトリが存在しないので、ディレクトリエントリ312に引き続いてテキストファイル253のデータ本体353が格納される。
これに引き続いて第2階層22の「100ABCDE」ディレクトリ221のディレクトリエントリ321及び「100ABCDE」ディレクトリ221内の画像ファイル251のデータ本体351、並びに「101ABCDE」ディレクトリ222のディレクトリエントリ322及び「101ABCDE」ディレクトリ222内の画像ファイル252のデータ本体352が格納される。
以上説明した範囲で、バックアップ対象データのディレクトリ及びデータ本体のすべてが含まれている。CD−ROMファイルシステムの場合、さらに、CD3に格納されている全データのディレクトリ構造を示すパステーブル330が設けられる。
パステーブル330には、バックアップデータ30をCD3に格納する時点で、CD3に含まれる全データを図2に示すようなツリー構造で表現するためのものである。従って、例えば、新品のCD3にバックアップデータ30を書き込む場合は、パステーブル330は、図2に示すツリー構造を表現するものになっている。
図5から図9には、ルートディレクトリ,「DCIM」ディレクトリ,「MISC」ディレクトリ,「100ABCDE」ディレクトリ、「101ABCDE」ディレクトリのディレクトリエントリ310,311,312,321,322のデータ構造を示す。
それぞれのディレクトリエントリ310,311,312,321,322には、自分自身のセクタを指すポインタレコード3101、3111,3121,3211,3221と、親ディレクトリのセクタを指すポインタレコード3102、3112,3122,3212,3222とが含まれていて、これのデータ長はいずれも34バイト固定である。
さらに、それぞれのディレクトリエントリ310,311,312,321,322には、それぞれのディレクトリの直下にサブディレクトリがあるときは、サブディレクトリレコード3103,3113が含まれていて、それぞれのディレクトリの直下にファイルがあるときは、ファイルレコード3124,3214,3224が含まれている。
サブディレクトリレコード3103,3113には、そのサブディレクトリのディレクトリエントリが格納されているセクタを指すポインタとサブディレクトリ名が含まれていて、レコード長は可変長であり、最大46バイトである。
ファイルレコード3124,3214,3224には、ファイル本体が格納されているセクタを指すポインタとファイル名が含まれていて、レコード長は可変長であり、最大46バイトである。
例えば図5に示すルートディレクトリエントリ310では、「DCIM」ディレクトリ211のディレクトリレコード3103及び「MISC」ディレクトリ221のディレクトリレコード3103とが含まれている。図7に示す「MISC」ディレクトリのディレクトリエントリ312では、テキストファイル253のファイルレコード3124が含まれている。
図10は、パステーブル330のデータ構造を示す。
パステーブル330は、ルートディレクトリレコード3301と、サブディレクトリレコードごとにそれぞれの親ディレクトリを示すポインタ及びディレクトリ名を含むサブディレクトリレコード3303とを含む。
ルートディレクトリレコード3301は、10バイト固定であり、サブディレクトリレコード3303は可変長であり、最大18バイトである。
ここで、CD3の1セクタは2048バイトである。従って、各ディレクトリエントリ310,311,312,321,322及びパステーブル330に格納すべきデータ量が2048バイトに満たないときでも、一つのディレクトリエントリないしはパステーブルを格納するときは2048バイトの倍数で記憶領域が消費される。また、これはデータ本体を格納する場合も同様である。つまり、データ本体がCD3に格納されるときは、データ本体のサイズに応じて2048バイト単位で記憶領域が消費される。
次に、図4は、図2に示すバックアップ対象データを二つのセッションに分けてCD3にバックアップしたときのバックアップデータ31,32のデータ構造を示す。
すなわち、ここでは、第1階層21の「DCIM」ディレクトリ211及びその配下のサブディレクトリ及びファイルを含む第1セッションと、「MISC」ディレクトリ212及びその配下のファイルを含む第2セッションとに分割し、2回に分けてバックアップを行った場合のバックアップデータ31,32のデータ構造を示す。
図4(a)は、第1セッションのバックアップを行った後のバックアップデータ31を示す。
バックアップデータ31は、図3に示すバックアップデータ30から「MISC」ディレクトリエントリ312及びテキストファイル本体353を除いた構成となっている。ただし、パステーブル330aは、その内容がバックアップデータ30のパステーブル330と異なる。すなわち、「MISC」ディレクトリ212がコピーされていないので、パステーブル330aには、図2に示すディレクトリ構造において、「MISC」ディレクトリ212及びその配下のテキストファイル253を除いたディレクトリ構造を示す情報が含まれている。
図4(b)は、第1セッションに引き続き、第2セッションのバックアップを実行した場合のバックアップデータ32を示す。
バックアップデータ32には、このセッションのバックアップ対象である「MISC」ディレクトリ212のディレクトリエントリ312b及びテキストファイル本体353bが含まれている。これに加え、管理領域301b、302bとルートディレクトリエントリ310bと、パステーブル330bとが含まれている。
ここで、パステーブル330bには、図2に示すディレクトリ構造を示す情報が含まれている。なぜならば、第1セッションで「DCIM」ディレクトリ211がバックアップされ、第2セッションで「MISC」ディレクトリ212がコピーされたので、CD3には図2に示すすべてのデータがコピーされた状態になっているからである。
これより、同じデータをバックアップする場合でも、セッションを分けることにより全体で必要な容量が異なることがわかる。つまり、図4のようにセッションを複数に分けると、図3のようにセッションを分けずにバックアップした場合と比較して、管理領域301b、302b、ルートディレクトリエントリ310b、及びパステーブル330bの容量だけ多く必要になる。
図11は、バックアップ管理部11が行う分割バックアップ処理の手順を示すフローチャートである。
図12は、ディレクトリ構造及び分割パターンの関係を示す図である。
ここでは、図12に示すディレクトリ構造を有するバックアップ対象データを、図11に示すフローチャートに従ってバックアップする場合を例にして説明する。
まず、バックアップ管理部11は、分割パターンAとして分割数0とする(S11)。すなわち、バックアップ対象データを分割せずに、1セッションでバックアップする場合について検討する。
ここで、バックアップ管理部11は、バックアップ対象データの全容量がバックアップ先メディアであるCD3の空き容量よりも大きいか否かを判定する(S12)。バックアップ対象データの全容量がCD3の空き容量よりも大きいときは(S12:Yes)、CD3の容量が不足しているのでバックアップできないので、この時点で処理を終了する。
バックアップ対象データの全容量がCD3の空き容量よりも大きくないときは(S12:No)、バックアップ管理部11は、分割パターンBとして、第1階層のサブディレクトリ単位にセッション分割をする場合に必要なCD3の容量を計算する(S13)。
図12の例では、「DCIM」ディレクトリ211を第1セッション、「MISC」ディレクトリ212を第2セッションとする分割である。
上述したように、セッションを分割すると、管理領域等が増えるので、バックアップをするために全体として必要となる容量が増える。さらに、ディレクトリまたはファイルの数、ファイルのサイズなどに応じて、必要となるセクタ数も異なる場合がある。
例えば、サブディレクトリごとにディレクトリエントリとして1セクタが必要である。また、各ディレクトリエントリ内では、ディレクトリレコードの最大長が46バイトであるから、1セクタには最大44ディレクトリレコードを格納可能である。つまり、あるディレクトリ直下のサブディレクトリ数に応じて、ディレクトリエントリとして必要なセクタ数が異なることがある。あるいは、パステーブル内では、ディレクトリレコードの最大長が18バイトであるから、1セクタには最大113ディレクトリレコードを格納可能である。つまり、1セッションに含まれる全ディレクトリ数に応じて、パステーブルに必要なセクタ数が異なることがある。
そこで、バックアップ管理部11は、各セッションに含まれるディレクトリ構造及びディレクトリ数に従って、バックアップに必要な全容量を算出する。
次に、バックアップ管理部11は、分割パターンBで必要な全容量がバックアップ先メディアであるCD3の空き容量よりも大きいか否かを判定する(S14)。分割パターンBで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きいときは(S14:Yes)、分割パターンAが選択される(S15)。
分割パターンBで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きくないときは(S14:No)、バックアップ管理部11は、分割パターンCとして第2階層のサブディレクトリ単位にセッション分割する場合に必要なCD3の容量を計算する(S16)。
図12の例では、「100ABCDE」ディレクトリ221と「101ABCDE」ディレクトリ222とをさらに別セッションに分割する。
バックアップ管理部11は、分割パターンCで必要な全容量がバックアップ先メディアであるCD3の空き容量よりも大きいか否かを判定する(S17)。分割パターンCで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きいときは(S17:Yes)、分割パターンBが選択される(S18)。
分割パターンCで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きくないときは(S17:No)、バックアップ管理部11は、分割パターンDとして、第2階層のサブディレクトリ内の複数のファイルを2つのグループに分割し、このときに必要なCD3の容量を計算する(S19)。
ここで、第3階層以下のサブディレクトリが存在する場合には、さらにサブディレクトリ単位に分割するようにしてもよい。ここでは、第3階層以下のサブディレクトリが存在しないので、最下位層である第2階層のサブディレクトリに多数存在するファイルを複数のグループに分割する。
ここで、同一ディレクトリに存在する複数のファイルは、以下のようにして分割してもよい。例えば、ファイルの作成日付が同一のものを1グループとしたり、ファイル名が連番になっているときは、その連番が途切れたところで分割したり、画像ファイルに含まれる付帯情報(例えばExif形式のファイルに含まれる撮影情報など)に基づいて分割したりしてもよい。
そして、バックアップ管理部11は、分割パターンDで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きいか否かを判定する(S20)。分割パターンDで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きいときは(S20:Yes)、分割パターンCが選択される(S21)。
分割パターンDで必要な全容量がCD3の空き容量よりも大きくないときは(S20:No)、分割パターンDが選択される(S22)。
そして、バックアップ管理部11は、上記の処理により選択された分割パターンに従って、バックアップ対象データをセッションごとにバックアップする(S23)。
これにより、バックアップの途中でトラブルが生じた場合でも、全データを失うようなことはなく、より多くのデータをバックアップすることができる。
なお、上述の処理手順において、バックアップ対象データが単一のディレクトリ及びその配下のファイルであるときは、分割パターンB,Cはあり得ないので、これに関連する処理はスキップする。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
本発明の一実施形態に係るバックアップ処理装置1の機能構成図である。 メモリカード2に格納されているディレクトリ構造の一例を示す。 1セッションでCD3にバックアップしたときのデータ構造を示す。 2セッションに分けてCD3にバックアップしたときのデータ構造を示す。 ルートディレクトリエントリのデータ構造を示す。 「DCIM」ディレクトリエントリのデータ構造を示す。 「MISC」ディレクトリエントリのデータ構造を示す。 「100ABCDE」ディレクトリエントリのデータ構造を示す。 「101ABCDE」ディレクトリエントリのデータ構造を示す。 パステーブルのデータ構造を示す。 分割バックアップ処理の手順を示すフローチャートである。 ディレクトリ構造及び分割パターンの関係を示す図である。
符号の説明
1…バックアップ処理装置、2…メモリカード、3…CD、11…バックアップ管理部、30、31,32…バックアップデータ、301,302…管理領域、310…ルートディレクトリエントリ、311…「DCIM」ディレクトリエントリ、312…「MISC」ディレクトリエントリ、321…「100ABCDE」ディレクトリエントリ、322…「101ABCDE」ディレクトリエントリ、330…パステーブル。

Claims (6)

  1. 第1の記憶媒体に記憶されているバックアップ対象データを第2の記憶媒体へバックアップするためのバックアップ処理装置であって、
    前記バックアップ対象データをルートディレクトリにある第1階層のサブディレクトリごとにセッション分割する、分割パターンBの場合に必要なバックアップ容量を算出する算出手段と、
    前記バックアップ対象データを分割しない、分割パターンAの場合に必要なバックアップ容量が前記第2の記憶媒体の空き容量以下であって、かつ、前記分割パターンBの場合に必要なバックアップ容量が前記第2記憶媒体の空き容量よりも大きいときには、分割パターンAを採用する分割パターン決定手段と、
    前記分割パターン決定手段において前記分割パターンAが採用された場合には、前記分割パターンAに従って第1の記憶媒体から第2の記憶媒体へコピーするコピー手段と、を備えるバックアップ処理装置。
  2. 前記算出手段は、前記バックアップ対象データを、前記第1階層のサブディレクトリ配下の第2階層以下のサブディレクトリごとにさらにセッション分割をする、分割パターンCの場合に必要なバックアップ容量を算出し、
    前記分割パターン決定手段は、前記分割パターンBの場合に必要なバックアップ容量が前記第2記憶媒体の空き容量以下であって、かつ、前記分割パターンCの場合に必要なバックアップ容量が前記第2記憶媒体の空き容量よりも大きいときには、分割パターンBを採用し、
    前記分割パターン決定手段において前記分割パターンBが採用された場合には、前記コピー手段は、前記分割パターンBに従って前記バックアップ対象データを分割して、第1の記憶媒体から第2の記憶媒体へコピーすることを特徴とする請求項記載のバックアップ処理装置。
  3. 前記第2階層以下の同一のサブディレクトリに複数のファイルが含まれているときは、
    前記算出手段は、前記各ファイルの作成日付に従ってさらにセッション分割をする、分割パターンDの場合に必要なバックアップ容量を算出し、
    前記分割パターン決定手段は、分割パターンCの場合に必要なバックアップ容量が前記第2記憶媒体の空き容量以下であって、かつ、分割パターンDの場合に必要なバックアップ容量が前記第2記憶媒体の空き容量よりも大きいときには、分割パターンCを採用し、
    前記分割パターン決定手段において前記分割パターンCが採用された場合には、前記コピー手段は、前記分割パターンCに従って前記バックアップ対象データを分割して、第1の記憶媒体から第2の記憶媒体へコピーすることを特徴とする請求項2に記載のバックアップ処理装置。
  4. 前記算出手段は、前記バックアップ対象データの容量に加えて、管理領域、ルートディレクトリ領域及びパステーブルを考慮して、各分割パターンのときに必要なバックアップ容量を算出する、請求項1〜3のいずれかに記載のバックアップ処理装置。
  5. 前記第2の記憶媒体は、CD−ROMファイルシステムに従うことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のバックアップ処理装置。
  6. バックアップ処理装置が行うバックアップ処理方法であって、
    算出手段が、第1の記憶媒体に記憶されているバックアップ対象データをルートディレクトリにある第1階層のサブディレクトリごとにセッション分割する、分割パターンBの場合に必要なバックアップ容量を算出するステップと、
    分割パターン決定手段が、前記バックアップ対象データを分割しない、分割パターンAの場合に必要なバックアップ容量が前記第2の記憶媒体の空き容量以下であって、かつ、前記分割パターンBの場合に必要なバックアップ容量が前記第2記憶媒体の空き容量よりも大きいときには、分割パターンAを採用するステップと、
    前記採用ステップにおいて前記分割パターンAが採用された場合には、コピー手段が、前記分割パターンAに従って第1の記憶媒体から第2の記憶媒体へコピーするステップと、を有するバックアップ処理方法。
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