JP2005189982A - データ保存装置及びデータ保存方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一のデータの保存を回避し、かつ複製先の記録媒体内に保存しつつ、複製元の記録媒体内にも保持して利用することが可能なデータ保存方法およびデータ保存装置を提供する。
【解決手段】 記録媒体に記録されている管理情報データを解析する管理情報解析部1002と、指定データを複製保存するか否かを判定する複製判定部1003と、複製する際のファイル/ディレクトリを決定するファイル/ディレクトリ構築部1005と、管理情報データを作成する管理情報構築部1006と、指定データの複製を行う複製制御部1004とを備え、複製判定部1003において、複製元および複製先内の管理情報を解析比較し、既に複製済みのデータと同一データか否かの確認を行うことで、複製先の記録媒体への同一データの保存を回避することができ、かつ複製先の記録媒体内に保存しつつ、複製元の記録媒体内にも保持して利用することができる。
【選択図】 図1(a)

Description

本発明は、記録媒体に記録されたデータのバックアップ、即ちデータを別の記録媒体に複製保存するデータ保存装置及びデータ保存方法の改良を図ったものに関する。
従来、デジタルカメラやデジタルビデオムービー等の装置で撮影あるいは録音された静止画像データ,動画像データ,音声データは、メモリカード等の記録媒体に記録されている。メモリカードは比較的高速でランダムアクセスが可能という特長を持つが、容量は比較的小さい。
近年、メモリカードの容量も増加しているが、撮影あるいは録音する静止画像データや動画像データや音声データの高画質化、高音質化に伴って、記録すべきデータ量も増加している。このため、大量のデータを保存するためには単にメモリカードのみに保存するのではなく、大容量の記録媒体を備えるパソコンやハードディスクレコーダ、あるいはDVDレコーダ等の装置を用いて、記録可能な光ディスク等の別の記録媒体に複製あるいは移動して保存する必要がある。
しかしながら、デジタルカメラやデジタルビデオムービー等の装置で撮影あるいは録音された静止画像データ等のファイル名は、装置上で自動的に付けられる名前であるために、メモリカード内の静止画像データ等のファイル名と複製先あるいは移動先の記録媒体内に保存されている静止画像データ等のファイル名とが同一であっても、必ずしも同一内容の静止画像データ等であるとは限らず、ファイル名同士を比較するだけではメモリカード内の静止画像データ等が複製先あるいは移動先の記録媒体内に保存されているかどうかわからない。このため、別の記録媒体に複製あるいは移動して保存する際、同一のデータを複製あるいは移動して上書きしないようにするためには、ソフトウエアにより個々のファイルを開く等によりその内容を確認する必要がある。
よって、これらの課題を解決するために、従来のデータ蓄積方法では、メモリカードから静止画像データ等を複製先の記録媒体に複製する際、同一のファイル名が既に存在している場合はファイル名を付け直して複製し、かつ複製が完了した際、複製したメモリカード内の静止画像データ等を削除するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図15はこの従来のデータ保存装置による処理の流れを示すもので、まず、データを記録したメモリカードを、データの複製先の装置のスロットに挿入する(ステップ3001)。次にデータの複製先の装置はカード内にデータが存在するか否かを判定し(ステップ3002)、データが存在しない場合は処理を終了する。データが存在する場合は、カード内の全てのデータを複製先の装置内部にコピーし、その後、カード内の全てのデータを削除する(ステップ3003)。カード内のデータの削除が終了すると、データの複製先の装置はメモリカードを自動的に装置からイジェクトする(ステップ3004)。これにより、保存するデータの複製が完了したことを使用者が容易に判別することが可能となる。
特開2002−116946号公報(第7−9頁、第3図)
しかしながら、前記従来の構成では、メモリカードからの複製が完了した後に、複製したメモリカード内の静止画像データ等を削除しなければならないので、データを複製先の記録媒体内に保存し、かつメモリカード内にも保持して利用する等の多様な用途に対応できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、データを複製先の記録媒体内に保存する際、既にバックアップ済みのデータと同一のデータの保存を回避できるとともに、メモリカード等の複製元の記録媒体内にも保持して利用することが可能なデータ保存装置及びデータ保存方法を提供することを目的とする。
また、複製先の記録媒体内に保存しているデータを、復帰、即ち複製先からメモリカード等の複製元の記録媒体内に書き戻す複製、を行って利用する際、既に復帰済みのデータと同一のデータの複製を回避することが可能なデータ保存装置及びデータ保存方法を提供することも目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るデータ保存装置は、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則に従って記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存装置において、前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析手段と、前記管理情報解析手段の解析結果を用いて、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体へ指定データを複製するか否かを判定する複製判定手段と、前記第2の記録媒体に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築手段と、前記第2の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築手段と、前記複製判定手段および前記ファイル/ディレクトリ構築手段からの指示により、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体に対しデータの複製を行う複製制御手段とを備え、前記第2の記録媒体内に、前記第1の記録媒体と同一の規則に基づいてデータを記録する仮想媒体を構築することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に係るデータ保存装置は、請求項1記載のデータ保存装置において、前記複製判定手段は、前記管理情報解析手段において解析した、保存指定データに対応する前記第1の記録媒体内の管理情報と前記第2の記録媒体内の管理情報とを比較し、該両管理情報が一致していれば同一のデータが存在すると見なして複製不要と判定し、該両管理情報が一致していなければ同一データが存在しないと見なして複製が必要と判定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に係るデータ保存装置は、請求項2記載のデータ保存装置において、前記複製判定手段は、指定データの所定のアドレスのデータを抽出し比較する抽出比較手段をさらに備え、前記第1の記録媒体内の保存指定データと、前記管理情報同士の比較によって情報が一致することにより同一データであると判定されたデータとのそれぞれに対し、前記抽出比較手段により前記所定のアドレスのデータを抽出して比較し、該両抽出データが一致していれば同一データが存在すると見なして複製不要と判定し、該両抽出データが一致していなければ同一データが存在しないと見なして複製が必要と判定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に係るデータ保存装置は、請求項2記載のデータ保存装置において、前記複製判定手段は、前記複製判定結果とともに前記管理情報解析結果を出力することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に係るデータ保存装置は、請求項1記載のデータ保存装置において、前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、前記第1の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造に依存せず、前記所定の規則に従い前記第2の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に係るデータ保存装置は、請求項5記載のデータ保存装置において、前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、前記複製判定手段から出力される前記管理情報解析結果を用いて、前記所定の規則に従い前記第2の記録媒体内のディレクトリの名称あるいは階層構造を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に係るデータ保存装置は、請求項1記載のデータ保存装置において、前記管理情報構築手段は、前記第1の記録媒体内の管理情報を用いて、前記所定の規則に従い前記第2の記録媒体内に管理情報データを作成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に係るデータ保存装置は、請求項1記載のデータ保存装置において、前記第2の記録媒体内の前記仮想媒体が、前記所定の規則の上限値までデータを保存した場合、前記第2の記録媒体内に新たに仮想媒体を構築することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項9に係るデータ保存装置は、請求項1記載のデータ保存装置において、指定した時点で前記第2の記録媒体内に新たに仮想媒体を構築することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に係るデータ保存装置は、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則で記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存装置において、前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析手段と、前記管理情報解析手段の解析結果を用いて、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体へ指定データを復帰するか否かを判定する復帰判定手段と、前記第1の記録媒体内に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を、前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築手段と、前記第1の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築手段と、前記復帰判定手段および前記ファイル/ディレクトリ構築手段からの指示により、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体に対しデータの復帰を行う複製制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項11に係るデータ保存装置は、請求項10記載のデータ保存装置において、前記復帰判定手段は、前記管理情報解析手段において解析した、復帰指定データに対応する前記第2の記録媒体内の管理情報と前記第1の記録媒体内の管理情報とを比較し、該両管理情報が一致していれば同一データが存在すると見なして復帰不要と判定し、該両管理情報が一致していなければ同一データが存在しないと見なして復帰が必要と判定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に係るデータ保存装置は、請求項11記載のデータ保存装置において、前記復帰判定手段は、指定データの所定のアドレスのデータを抽出し比較する抽出比較手段をさらに備え、前記第2の記録媒体内の復帰指定データと、前記管理情報同士の比較によって情報が一致することにより同一データであると判定されたデータとのそれぞれに対し、前記抽出比較手段により前記所定のアドレスのデータを抽出して比較し、該両抽出データが一致していれば同一データが存在すると見なして復帰不要と判定し、該両抽出データが一致していなければ同一データが存在しないと見なして復帰が必要と判定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項13に係るデータ保存装置は、請求項11記載のデータ保存装置において、前記復帰判定手段は、前記復帰判定結果とともに前記管理情報解析結果を出力することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項14に係るデータ保存装置は、請求項10記載のデータ保存装置において、前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、前記第2の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造に依存せず、前記所定の規則に従い前記第1の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項15に係るデータ保存装置は、請求項14記載のデータ保存装置において、前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、前記復帰判定手段から出力される前記管理情報解析結果を用いて、前記所定の規則に従い前記第1の記録媒体内のディレクトリの名称あるいは階層構造を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項16に係るデータ保存装置は、請求項10記載のデータ保存装置において、前記管理情報構築手段は、前記第2の記録媒体内の管理情報を用いて、前記所定の規則に従い前記第1の記録媒体内に管理情報データを作成することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項17に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記管理情報解析手段は、管理情報内の音声属性情報を解析する音声属性情報解析手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項18に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記管理情報解析手段は、管理情報内の映像属性情報を解析する映像属性情報解析手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項19に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記管理情報解析手段は、管理情報内の記録日時情報を解析する記録日時情報解析手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項20に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記管理情報解析手段は、管理情報内の記録時間情報を解析する記録時間情報解析手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項21に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記管理情報解析手段は、前記管理情報内のバージョン情報を解析するバージョン情報解析手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項22に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記第1の記録媒体および前記第2の記録媒体の少なくとも一方は、半導体メモリ記録媒体であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項23に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記第1の記録媒体および前記第2の記録媒体の少なくとも一方は、光ディスク記録媒体であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項24に係るデータ保存装置は、請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、前記第1の記録媒体および前記第2の記録媒体の少なくとも一方は、磁気ディスク記録媒体であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項25に係るデータ保存方法は、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則に従って記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存方法において、前記所定の規則に含まれる管理情報を用いて前記第2の記録媒体中に前記第1の記録媒体中のデータと同一のデータが存在するか否かを判定し、同一のデータが存在しないデータに関してのみ前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体に対し複製を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項26に係るデータ保存方法は、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則に従って記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存方法において、前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析工程と、前記管理情報解析工程の解析結果を用いて、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体へ指定データを複製するか否かを判定する複製判定工程と、前記第2の記録媒体に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築工程と、前記第2の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築工程と、前記複製判定工程および前記ファイル/ディレクトリ構築工程からの指示により、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体に対しデータの複製を行う複製制御工程とを含み、前記第2の記録媒体内に、前記第1の記録媒体と同一の規則に基づいてデータを記録する仮想媒体を構築することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項27に係るデータ保存方法は、ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則で記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存方法において、前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析工程と、前記管理情報解析工程の解析結果を用いて、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体へ指定データを復帰するか否かを判定する復帰判定工程と、前記第1の記録媒体内に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を、前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築工程と、前記第1の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築工程と、前記復帰判定工程および前記ファイル/ディレクトリ構築工程からの指示により、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体に対しデータの復帰を行う複製制御工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明の請求項1ないし請求項7、および、請求項17ないし請求項26に係るデータ保存装置及びデータ保存方法によれば、複製元および複製先に記録されている管理情報を解析比較し同一データが既に存在するか否かの確認を行っているため、複製先の記録媒体に対し、既に複製済みのデータと同一のデータを保存するのを回避し、なおかつ複製先の記録媒体内に保存しつつ、複製元の記録媒体内にも保持して利用することができる。
また、本発明の請求項10ないし請求項25、および、請求項27に係るデータ保存装置及びデータ保存方法によれば、複製元および複製先に記録されている管理情報を解析比較し同一データが既に存在するか否かの確認を行っているため、複製先の記録媒体内に保存しているデータを、複製元の記録媒体内に対し、既に存在するのと同一のデータを複製するのを回避しつつ、データを再度複製して利用することができる。
また、本発明の請求項8に係るデータ保存装置によれば、複製先の記録媒体内に仮想媒体を構築し、仮想媒体を複数構築する構成をとっているため、所定の規則の上限値を超えてデータを保存することができる。
また、本発明の請求項9に係るデータ保存装置によれば、指定した時点で複製先の記録媒体内に仮想媒体を構築する構成をとっているため、複製元が満杯になる前等の所望の時点で仮想媒体を構築することができる。
以下に、本発明の実施の形態によるデータ保存装置及びデータ保存方法を図面とともに詳細に説明する。
なお、以下の各実施の形態では、記録媒体部AとしてSDメモリカードを選んでいる。何故ならSDメモリカードは、静止画像,動画像,音声,音楽データの記録にともない所定の規則を備えており、本発明の特徴の説明に適しているからである。
(実施の形態1)
この実施の形態1は、SDメモリカード等の複製元からハードディスク等の複製先へデータを複製する際に、同一のデータが存在するか否かを、SDメモリカードが使用する管理情報に含まれる、映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を使用して区別を行うことにより、複製先に既に保存対象と同一のデータが存在するか否かを確認し、保存済みのデータの複製を防ぐとともに、複製元のデータの消去を行わないようにしたものである。
図1(a)は本発明の実施の形態1におけるデータ保存装置のブロック図を示す。また、図2(a),図2(b)は本発明の実施の形態1におけるデータ保存動作の概要を表す模式図を、図3は本発明の実施の形態1におけるデータ保存方法によるデータ保存開始からデータ保存完了までの処理を表したフローチャート図を示す。
図1(a)において、データ保存装置1000は、複製判定部(複製判定手段,複製判定工程)1001,管理情報解析部(管理情報解析手段,管理情報解析工程)1002,複製制御部(複製制御手段,複製制御工程)1004,ファイル/ディレクトリ構築部(ファイル/ディレクトリ構築手段,ファイル/ディレクトリ構築工程)1005,管理情報構築部(管理情報構築手段,管理情報構築工程)1006およびハードディスク等の記録媒体部B(第2の記録媒体)1007、指令入力部1010および制御部1000aを有するとともに、デジタルカメラ(図示せず)等で撮影された静止画像データ等のファイルが記録された記録媒体部A(第1の記録媒体)1003を装着するためのスロット(図示せず)を有する。
このデータ保存装置1000は例えばパソコンや各種のハードディスクレコーダ等が該当するものであり、複製判定部1001は管理情報解析部1002の解析結果を用いて、記録媒体部A1003から記録媒体部B1007へ指定データを複製するか否かを判定する。管理情報解析部1002は記録媒体部A1003および記録媒体部B1007に記録されている所定の規則に従った管理情報データを解析する。ファイル/ディレクトリ構築部1005は記録媒体部B1007に作成するファイルあるいはディレクトリの名称あるいは階層構造を前記所定の規則に基づいて作成する。管理情報構築部1006は記録媒体部B1007に所定の規則で管理情報データを作成する。複製制御部1004は複製判定部1001およびファイル/ディレクトリ構築部1005からの指示により、記録媒体部A1003から記録媒体部B1007へ指定データの複製を行う。
この図1(a)のデータ保存装置によれば、データのバックアップを行う際、記録媒体部A1003と記録媒体部B1007とに記録されているファイル同士の比較を、ファイルの名称あるいはディレクトリの名称あるいは階層構造に基づいて行うのではなく、図2(a)に示すように、管理情報中の映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を用いて行い、図2(b)に示すように、複製元と同一内容のファイルが複製先に既に存在しているものについては、データの複製は行わない。
即ち、図2(a),図2(b)の例では、記録媒体部A1003に記録されているファイルF1,F11と記録媒体部B1007に記録されているファイルF2,F3とを比較する。
ファイルF1とファイルF2,F3とは映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報が異なるので、記録媒体部B1007内にはファイルF1と同内容のファイルは存在しないと判定し、ファイルF1と同内容のファイルF10を記録媒体部B1007内に複製する。これに対し、ファイルF11は以前にバックアップが完了している等によりこれと同内容のファイルF2が記録媒体部B1007内に既に存在するので、今回、ファイルF11の複製は行わない。これにより、記録媒体部A1001内のデータを削除することなく、既に同一内容のデータが保存先に存在する場合はその複製を行うことなくデータの保存が可能となる。
なお、映像音声属性情報とは例えばMPEG2,JPEG等のファイルタイプを、記録日時情報とはファイルの記録を行った際の年月日等の情報を、記録時間情報とはファイルを記録するのに要した時間をそれぞれ示す。また、バージョン情報とはファイルを作成する際の規格に基づく情報を示し、バージョン情報が異なるファイルはその再生が不可能になるものである。
次に、図1の装置が行う動作について、図3のフローチャートを用いてより詳細に説明する。
データ保存装置1000の使用者はデータの保存にあたり、デジタルカメラ等の外部機器より記録媒体部A1003を取り外し、データ保存装置1000のスロットもしくはカードリーダ等に装着する。
次に、データ保存装置1000の使用者は指令入力部1010を操作することで、図示しない表示部に記録媒体部A1003の内容を表示させ、指令入力部1010により所望のデータの保存を指示すると、制御部1000aはデータ保存装置1000が以下のような動作を行うように、その各部を制御する。
即ち、管理情報解析部1002は、保存指定データに対応する管理情報を記録媒体部A1003より読み出し、管理情報内の映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を解析する(ステップ1101)。また、管理情報解析部1002は、記録媒体部B1007からも管理情報を読み出し、管理情報内の映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を解析する(ステップ1102)。
次に複製判定部1001は、管理情報解析部1002において解析した結果をもって、保存指定データに対応する管理情報の解析結果と一致する管理情報が既に記録媒体部B1007内に存在するかどうかを確認する。一致する管理情報がある場合は、同一データが既に存在するため複製保存は不要と判断し、データ保存処理を終了する。これに対し、一致する管理情報がない場合は、同一データが存在しないため複製保存が必要であると判断し、データ保存処理を継続する(ステップ1103)。
その際、同一データの存在確認をより精度の高いものにするため、一致する管理情報がある場合は、記録媒体部B1007内の一致する管理情報に対応するデータの所定のアドレス(データがMPEG2ストリームデータの場合、ファイル先頭の先頭パケットのパケットヘッダ領域直後のアドレス)のバイナリデータを抽出して、保存指定データにおける同時点のバイナリデータと比較することがより好ましい。即ち、まれなケースではあるが管理情報同士が一致する場合でも実際の実データ同士は異なる場合があるため、図1(b)に示すように複製判定部1001内に抽出比較部(抽出比較手段)1001aを設けてこれらのバイナリデータ同士を比較し、これらが一致する場合は同一データが存在するため複製保存は不要と判断してデータ保存処理を終了し、一致するバイナリデータがない場合は、同一データは存在しないため複製保存が必要と判断してデータ保存処理を継続する。これにより、同一データが既に複写先に存在する場合の複製を、極めて高い確度で防止できる。
次に複製判定部1001において、同一データが存在しないため複製保存が必要と判断した場合、複製判定部1001は、複製制御部1004、ファイル/ディレクトリ構築部1005、管理情報構築部1006に対して、記録媒体部A1003内の保存指定データを記録媒体部B1007に複製保存するように指示する(ステップ1104)。その複製保存指示を受けて、まず、管理情報構築部1006は、複製判定部1001より複製保存指示とともに通知される管理情報解析結果を用いて記録媒体部B1007内の管理情報を追加作成する(ステップ1105)。
次にファイル/ディレクトリ構築部1005は、複製保存指示を受けて記録媒体部B1007内のいずれのディレクトリで、いかなるファイル名でデータを複製するかの決定を行う(ステップ1106)。ファイル/ディレクトリ構築部1005は、記録媒体部B1007内のファイル/ディレクトリの決定を行うに際し、記録媒体部B1007内のファイル/ディレクトリ構成の情報を取得し、なおかつ管理情報構築部1006から管理情報を取得して、ファイル/ディレクトリの決定を行う。
次に複製制御部1004は、複製保存指示を受けて記録媒体A1003から記録媒体部B1007へ、ファイル/ディレクトリ構築部1005から通知されたファイル/ディレクトリ名により複製を行う(ステップ1107)。これにより、複製先の記録媒体に対し既に存在するデータの保存を回避しつつ、複製先の記録媒体内にデータを複製保存する。
次に、SDメモリカードがどのようなファイル/ディレクトリ構造を有しているか、またどのような管理情報を保有しているかについて説明する。
図4はSDメモリカードが有しているファイル/ディレクトリ構造図を示す。
図4において、SDメモリカードのディレクトリ構成では、ルートディレクトリ1201の直下は、SD_VIDEOというサブディレクトリ1202が配置される。SD_VIDEOディレクトリ1202は、動画像等のコンテンツを記録するディレクトリとされている。また、SD_VIDEOディレクトリ1202下には、MGR_INFOというSD_VIDEOディレクトリ1202下全体のコンテンツの管理情報ファイルを格納するディレクトリ1203と、PRG001,PRG003,PRG009,・・・・というコンテンツを格納するプログラムディレクトリ(以下、PRGディレクトリと表す)1204,1205,1206,・・・・が配置されている。
MGR_INFOディレクトリ1203下には、SD_VIDEOディレクトリ下のファイル/ディレクトリ構成、管理情報、およびコンテンツが対応する規則(規格)のバージョン情報等を記録する管理情報ファイルであるMGR_DATAファイル1207と、SD_VIDEOディレクトリ下のすべてのプログラムディレクトリの管理情報ファイルであるPRG_MGRファイル1208と、プレイリスト管理情報ファイルであるPLST_MGR1209とが配置されている。また、PRG001プログラムディレクトリ1204下には、PRG001プログラムディレクトリ1204下のすべてのコンテンツ管理情報ファイルであるPRG001.PGIファイル(以下、PGIファイルと表す)1210と、動画像コンテンツファイルであるMOV001.MOD(以下、MODファイルと表す)1211と、動画像コンテンツファイルであるMOV001.MOD1211の管理情報ファイルであるMOV001.MOI(以下、MOIファイルと表す)1212とが配置されている。
PRGディレクトリには、1つのPGIファイルと、複数のMODファイルと、複数のMOIファイルとが配置可能であり、1つのMODファイルには、拡張子を除くファイル名が同一のMOIファイルが必ず配置される。
また、管理情報として、MGR_DATAファイル1207には、SD_VIDEOディレクトリ下のファイル/ディレクトリ構成、管理情報、およびコンテンツが対応する規則(規格)のバージョン情報等が記録されており、PRG_MGRファイル1208、およびPGIファイルには、各プログラムディレクトリ下のコンテンツの音声属性情報,映像属性情報等が記録されており、また、MOIファイルには、各コンテンツの記録日時情報と記録時間等の情報が記録されている。
次に、上記に説明したSDメモリカード内のファイル/ディレクトリ構造、および管理情報を用いて、図4における、PRG001ディレクトリ1204下の動画像ファイルMOV001.MOD1211についてそのデータを保存する旨が指示された場合を例に挙げて、管理情報解析部1002,複製判定部1001,ファイル/ディレクトリ構築部1005,管理情報構築部1006の処理に関してさらに詳しく説明する。
まず、管理情報解析部1002に関して説明する。
図5は本発明の実施の形態1における保存指定データの管理情報解析処理を表したフローチャート図を示す。
管理情報解析部1002に対して、保存指定データの管理情報取得解析開始が指示されると、まず、管理情報解析部1002は、記録媒体部A1003のMGR_DATAファイル1207より情報データを読み出し、図1(c)に示すバージョン情報解析部(バージョン情報解析手段)1002aにより情報データの中からバージョン情報を取得する(ステップ1301)。次に、記録媒体部A1003のPRG001.PGIファイル1210より情報データを読み出し、図1(d)に示す音声属性情報解析部(音声属性情報解析手段)1002bあるいは図1(e)に示す映像属性情報解析部(映像属性情報解析手段)1002cにより情報データの中からMOV001.MOD1211の音声/映像属性情報を取得する(ステップ1302)。次に、記録媒体部A1003のPRG001ディレクトリ下のMOV001.MOIファイル1212より情報データを読み出し、図1(f)に示す記録日時情報解析部(記録日時情報解析手段)1002d、図1(g)に示す記録時間情報解析部(記録時間情報解析手段)1002eにより情報データの中からMOV001.MOD1211の記録時間情報、記録日時情報を取得する(ステップ1303)。次に、取得した保存指定データであるPRG001ディレクトリ1204下の動画像ファイルMOV001.MOD1211の管理情報である、バージョン情報,音声/映像属性情報,記録時間情報,記録日時情報を複製判定部1001に通知する。
次に、複製判定部1001に関して説明する。
図6は本発明の実施の形態1における複製判定処理を表したフローチャート図を示す。
複製判定部1001は、管理情報解析部1002から、保存指定データであるPRG001ディレクトリ1204下の動画像ファイルMOV001.MOD1211の管理情報である、バージョン情報,音声/映像属性情報,記録時間情報,記録日時情報が通知されると、まず、管理情報解析部1002に対して、記録媒体部B1007内の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下のMGR_DATAファイル1207より情報データを読み出し、情報データの中からバージョン情報を取得するよう命令し、取得した記録媒体部B1007のバージョン情報を管理情報解析部1002より取得する(ステップ1401)。次に、保存指定データのバージョン情報と取得した記録媒体部B1007のバージョン情報とを比較し、これらが一致するか否かを確認する(ステップ1402)。バージョン情報が一致しない場合は、記録媒体部B1007内のすべての複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下に関して確認が終了するまで、ステップ1401からの処理を繰り返す。(ステップ1403)。
また、バージョン情報が一致する場合は、管理情報解析部1002に対して、記録媒体部B1007内の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下のPRG_MGRファイルから各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報を取得するように命令し、取得した記録媒体部B1007の音声/映像属性情報を管理情報解析部1002より取得する(ステップ1404)。次に、保存指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラムの抽出を行う。また、抽出したプログラムの総数をNとする(ステップ1405)。次に、Nが0以下か否かを判定し(ステップ1406)、0以下の場合は、ステップ1403へ進む。0以下でなければ、管理情報解析部1002に対して、記録媒体部B1007が抽出した保存指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラムすべてに対して、プログラム下のMOIファイルから、記録時間情報、記録日時情報を取得するように命令し、取得した記録時間情報,記録日時情報を管理情報解析部1002より取得する(ステップ1407)。次に、保存指定データの記録時間情報,記録日時情報と、記録媒体部B1007が抽出した保存指定データの音声/映像属性情報と、一致する音声/映像属性情報を持つプログラム下のMOIファイルから取得した記録時間情報,記録日時情報とを比較し、一致するか否かを確認する(ステップ1408,1409)。記録媒体部B1007の抽出した保存指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラム下のMOIファイルから取得した記録時間情報,記録日時情報のすべてが一致しない場合、現在の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下に同一データが存在しないため複製が必要と判断し、記録媒体部B1007内のすべての複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下に関して確認が終了するまで、ステップ1401からの処理を繰り返す(ステップ1410,1406,1403,1141)。
また、記録時間情報,記録日時情報が一致する場合、保存指定データの任意地点Aのバイナリデータと、記録時間情報,記録日時情報が一致するMOIファイルに対応する動画ファイル(MODファイル)の任意地点A(これら任意地点Aは同じ地点)のバイナリデータを取得し、比較する(ステップ1409,1412)。比較した結果、バイナリデータが一致しない場合は、Nの値をデクリメントし(ステップ1410)、ステップ1406に戻る。バイナリデータが一致する場合は、同一データが存在するため複製が不要と判断し、複製判定処理を終了する(ステップ1413)。
次に、管理情報構築部1006に関して説明する。
図7は本発明の実施の形態1における管理情報構築処理を表したフローチャート図を示す。
管理情報構築部1006は、複製判定部1001より記録媒体部A1003内の保存指定データを記録媒体部B1007へ複製保存するよう指示されると、まず、複製保存する位置を決定するために、記録媒体部B1007内の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下のMGR_DATAファイル1207より情報データを読み出し、情報データの中からバージョン情報を取得する(ステップ1501)。次に、保存指定データのバージョン情報と取得した記録媒体部B1007のバージョン情報とを比較し、これらが一致するか否かを確認する(ステップ1502)。
バージョン情報が一致しない場合は、記録媒体部B1007内のすべての複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下に関して確認が終了するまで、ステップ1501からの処理を繰り返す(ステップ1503)。バージョン情報が一致しない場合は、現在の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下には、複製保存することが規格上許可されていないため、別のSD_VIDEOディレクトリ1202下のMGR_DATAファイル1207の確認を行う。記録媒体部B1007内のすべての複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下に関して確認が終了するまで、ステップ1501からの処理を繰り返す(ステップ1503)。バージョン情報が一致する場合は、現在情報を取得しているMGR_DATAファイル1207が存在するSD_VIDEOディレクトリ1202下に複製保存することを仮決定する。また、記録媒体部B1007内のすべての複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下のバージョン情報が一致しない場合は、新規にSD_VIDEOディレクトリ1202及び、それ以下の階層のファイル/ディレクトリ構造を構築し、関連する管理情報を新規構築した後、複製保存処理を行う。新規にSD_VIDEOディレクトリ1202下のファイル/ディレクトリ構造を構築して、複製保存を行う場合は、別途後ほど説明し、まずは、既存のSD_VIDEOディレクトリ1202下に保存する場合について説明を行う。
まず、バージョン情報が一致し、既存のSD_VIDEOディレクトリ1202下に保存する場合は、まず、記録媒体部B1007内の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下のPRG_MGRファイルから各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報を取得する(ステップ1504)。
次に、保存指定データの音声/映像属性情報と取得した各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報とを、取得したプログラムディレクトリの順番で一致するかどうかについてチェックを行う(ステップ1505,1506)。一致する場合、プログラムディレクトリ下に格納可能なファイル数は上限があるため、一致するプログラムディレクトリ下にデータの複製保存が可能か否かのチェックを行う(ステップ1507,1508)。複製保存可能と判断した場合、現在の複製候補SD_VIDEOディレクトリ下のプログラムディレクトリを複製保存先ディレクトリとして決定する(ステップ1510)。複製保存不可と判断した場合は、すべてのSD_VIDEOディレクトリ下のすべてのプログラムディレクトリにおいて、複製保存可能かどうかのチェックを行う(ステップ1503,1509)。なお、すべての既存SD_VIDEOディレクトリ下のすべてのプログラムディレクトリ下に複製保存不可と判断した場合は、新規にSD_VIDEOディレクトリ1202下のファイル/ディレクトリ構造を構築して、複製保存を行う(ステップ1508,1509,1503,1512)。
次に、複製保存先として決定したSD_VIDEOディレクトリ下のMGR_DATAファイル1207、およびプログラムディレクトリ下のPGIファイルに保存指定データを複製保存することによる記録データの総時間、及び記録データ数等の情報更新を行い管理情報構築処理を終了する(ステップ1510,1511)。
次に、新規にSD_VIDEOディレクトリ1202下のファイル/ディレクトリ構造を構築して複製保存を行う場合の、管理情報構築処理に関して説明する。
図8は本発明の実施の形態1における、新規にSD_VIDEOディレクトリ1202下のファイル/ディレクトリ構造を構築して、複製保存を行う場合の管理情報構築処理を表したフローチャート図を示す。
管理情報構築部1006は、すべての既存SD_VIDEOディレクトリ下のすべてのプログラムディレクトリ下に複製保存不可と判断した場合は、まず、ファイル/ディレクトリ構築部1005に対し、SD_VIDEOディレクトリを新規に作成するよう命令し作成する(ステップ1601)。次に、ファイル/ディレクトリ構築部1005に対し、新たに作成したSD_VIDEOディレクトリ下にMGR_INFOディレクトリを作成するよう命令,作成し(ステップ1602)、その作成したMGR_INFOディレクトリ下に、複製保存する保存指定データの管理情報ファイルであるMOIファイルの情報より、MGR_DATAファイル、及びPRG_MGRファイルを新規作成する(ステップ1603)。
次に、ファイル/ディレクトリ構築部1005に対し、新たに作成したSD_VIDEOディレクトリ下にPRG001ディレクトリを作成するよう命令,作成し(ステップ1604)、その作成したPRG001ディレクトリ下に、複製保存する保存指定データの管理情報ファイルであるMOIファイルの情報より、PRG001.PGIファイルを新規作成し(ステップ1605)、管理情報構築処理を終了する。
次に、ファイル/ディレクトリ構築部1005に関して説明する。
ファイル/ディレクトリ構築部1005は、複製判定部1001より記録媒体部A1003内の保存指定データを記録媒体部B1007へ複製保存するように指示されると、管理情報構築部1006より、複製保存可能なディレクトリ情報、ファイル名情報を取得する。これらの情報により、複製先のディレクトリパス,ファイル名を決定し、複製制御部1004に対して、複製先のディレクトリパス,ファイル名の情報を通知する。
次に、記録媒体B1007内のファイル/ディレクトリ構造に関して説明する。
図9は本発明の実施の形態1における複製保存先のファイル/ディレクトリ構造図を示す。
図9(a)において、1007a,1007bは記録媒体部Aのデータを複製することにより記録媒体部B1007内に形成される仮想媒体A1,A2を示すものである。
図9(b)において、記録媒体部B1007のディレクトリ構成では、ルートディレクトリ1701の直下は、SD1,SD2,SD3,・・・・というサブディレクトリを配置する。このサブディレクトリ名は、記録媒体B1007内で管理可能な任意の名前でよい。このSD1,SD2,SD3,・・・・サブディレクトリ直下に、SD_VIDEOサブディレクトリを配置し、SD_VIDEOサブディレクトリ以下は、図4において表したSDメモリカードが有しているファイル/ディレクトリ構造の規則に従い配置する。SD1,SD2,SD3,・・・・サブディレクトリ直下のSD_VIDEOサブディレクトリのディレクトリ群1709,1710,1711を仮想SDカードとし、SD1,SD2,SD3,・・・・サブディレクトリ仮想SDカードのルートディレクトリとすることにより、仮想媒体を構築する。この仮想媒体は記録媒体部Bの容量が許す限りこれを構築することが可能であるため、記録媒体部Aを差し替えることでその複数枚分のバックアップを行うことが可能である。また、仮想媒体は入力指令部1010により指定した時点で記録媒体部B内に構築することが可能であるため、例えば複製元が満杯になる前等の所望の時点で仮想媒体を構築することができる。
このように、本実施の形態1によるデータ保存装置によれば、複製元および複製先に記録されている管理情報を解析比較し、既に複製済みのデータと同一のデータか否かの確認を行っているため、複製先の記録媒体に既に存在するデータと同一のデータの保存を回避できることとなり、なおかつ未保存のデータについては新たに複製先の記録媒体内に保存でき、複製元の記録媒体内にも保持したまま、これを利用することができる。また、複製先の記録媒体内に仮想媒体を構築し、仮想媒体を複数構築する構成をとっているため、規格上の制約を回避することとなり、所定の規則の上限値を超える容量のデータを保存することができる。
また、本実施の形態1の構成をとることにより、複製先の記録媒体内には、複製元の記録媒体と同規則、即ち同様のファイル/ディレクトリ構造を有する仮想媒体として記録しているため、複製先、複製元ともに同じ制御処理(たとえば再生処理等)により記録されているデータを処理することができる。
なお、上記実施の形態1におけるデータ保存装置1000内の複製判定部1001,管理情報解析部1002,複製制御部1004,ファイル/ディレクトリ構築部1005および管理情報構築部1006はハードウエア,ソフトウエアのいずれにより実現してもよい。
(実施の形態2)
この実施の形態2は、SDメモリカード等の複製元からハードディスク等の複製先へ複製したデータを復帰、即ちSDメモリカード等の複製元に書き戻す際に、管理情報に含まれる、映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を使用して区別を行うことにより、復帰先、即ち複製元に既に復帰対象と同一のデータが存在するか否かを確認し、同一データの複製を防ぐようにしたものである。
図10(a)は本発明の実施の形態2における、データの復帰を行うデータ保存装置のブロック図を示す。図11は本発明の実施の形態2におけるデータ保存方法によるデータ復帰開始からデータ復帰完了までの処理を表したフローチャート図を示す。
図10(a)において、実施の形態1の構成と異なるところは、実施の形態1の複製判定部1001に代えて復帰判定部2001を設けるとともに、記録媒体部B(第2の記録媒体)2007から記録媒体部A(第1の記録媒体)2003にデータを書き戻す複製を行う点である。このため図10(a)の2000番台の符号は、実施の形態1における1000番台の符号とは複製するデータの向きが逆になるようその機能が設定されている。
即ち、復帰判定部(復帰判定手段,復帰判定工程)2001は、管理情報解析部2002の解析結果を用いて記録媒体部B2007から記録媒体部A2003へ指定データを復帰するか否かを判定する。管理情報解析部(管理情報解析手段,管理情報解析工程)2002は記録媒体部A2003および記録媒体部B2007に記録されている所定の規則に従った管理情報データを解析する。ファイル/ディレクトリ構築部(ファイル/ディレクトリ構築手段,ファイル/ディレクトリ構築工程)2005は記録媒体部A2003に作成するファイルあるいはディレクトリの名称あるいは階層構造を前記所定の規則に基づいて作成する。管理情報構築部(管理情報構築手段,管理情報構築工程)2006は記録媒体部A2003に所定の規則で管理情報データを作成する。複製制御部(複製制御手段,複製制御工程)2004は複製判定部2001およびファイル/ディレクトリ構築部2005からの指示により、記録媒体部B2007から記録媒体部A2003へ指定データの複製を行う。
実施の形態2におけるデータ復帰動作の概要は、図2に示す本発明の実施の形態1におけるデータ保存動作の概要を表す模式図において、データ記録媒体部A2003がデータの複製先となり、記録媒体部B2007がデータの複製元となるだけであるので、説明を省略する。
次に、図10(a)の装置が行う動作について、図11のフローチャートを用いてより詳細に説明する。
データ保存装置2000の使用者は指令入力部2010を操作することで、図示しない表示部に記録媒体部B2007の内容を表示させ、指令入力部2010により所望のデータの復帰を指示すると、制御部2000aはデータ保存装置2000が以下のような動作を行うように、その各部を制御する。
即ち、管理情報解析部2002は、復帰指定データに対応する管理情報を記録媒体部B2007より読み出し、管理情報内の映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を解析する(ステップ2101)。また、管理情報解析部2002は、記録媒体部A2003からも管理情報を読み出し、管理情報内の映像音声属性情報,記録日時情報,記録時間情報,バージョン情報等を解析する(ステップ2102)。
次に、復帰判定部2001は、管理情報解析部2002において解析した結果をもって、復帰指定データに対応する管理情報の解析結果と一致する管理情報が記録媒体部A2003内に存在するかどうかを確認する(ステップ2103)。一致する管理情報がある場合は、同一データが存在するため複製復帰不要と判断し、データ復帰処理を終了する。一致する管理情報がない場合は、同一データは存在しないために複製復帰可能と仮判断し、データ復帰処理を継続する。
その際、同一データの存在確認をより精度の高いものにするため、一致する管理情報がある場合は、記録媒体部A2003内の一致する管理情報に対応するデータの任意地点のバイナリデータを抽出して、保存指定データと比較することがより好ましい。即ち、まれなケースではあるが管理情報が一致する場合でも実際の実データ同士は異なる場合があるため、図10(b)に示すように復帰判定部2001内に抽出比較部(抽出比較手段)2001aを設けてこれらのバイナリデータ同士を比較し、これらが一致する場合は同一データが存在するため複製保存は不要と判断してデータ保存処理を終了し、一致するバイナリデータがない場合は、同一データは存在しないため複製保存が必要と判断してデータ保存処理を継続する。これにより、同一データが既に複写先に存在する場合の複製を、極めて高い確度で防止できる。
次に復帰判定部2001において、同一データが存在しないため複製復帰可能と仮判断した場合、復帰可能か否かの確認を行う。まず、記録媒体部A2003の記録可能領域情報を取得し(ステップ2104)、記録媒体部A2003に複製復帰するだけの記録容量が存在するか否かの確認を行う(ステップ2105)。複製復帰するだけの記録容量が存在しない場合、複製復帰不可能と判断しデータ復帰処理を終了する。複製復帰するだけの記録容量が存在する場合、次に、管理情報解析部2002に対して、管理情報上判断して複製復帰可能かどうかの確認命令を発行する。管理情報解析部2002において、管理情報上判断して複製復帰不可能と確認された場合、複製復帰不可能と判断しデータ復帰処理を終了する(ステップ2106)。管理情報上判断して複製復帰可能と確認された場合、複製復帰必要かつ可能と判断し、複製制御部2004,ファイル/ディレクトリ構築部2005,管理情報構築部2006に対して、記録媒体部B2007内の復帰指定データを記録媒体部A2003へ複製復帰するように指示する(ステップ2107)。
この複製復帰指示を受けて、まず、管理情報構築部2006は、復帰判定部2001より複製復帰指示とともに通知される管理情報解析結果を用いて、記録媒体部A2003内の管理情報を追加作成する(ステップ2108)。
次に、ファイル/ディレクトリ構築部2005は、複製復帰指示を受けて記録媒体部A2003内のいずれのディレクトリで、いかなるファイル名で複製するかの決定を行う(ステップ2108)。ファイル/ディレクトリ構築部2005は、記録媒体部A2003内のファイル/ディレクトリの決定を行うに際し、記録媒体部A2003内のファイル/ディレクトリ構成の情報を取得し、なおかつ管理情報構築部2006から管理情報を取得して、ファイル/ディレクトリの決定を行う。
次に、複製制御部2004は、複製復帰指示を受けて記録媒体B2007から記録媒体部A2003へ、ファイル/ディレクトリ構築部2005から通知されたファイル/ディレクトリ名で複製を行う(ステップ2110)ことにより、複製先の記録媒体への同一データの復帰を回避しつつ、複製先の記録媒体内にデータを復帰する。
次に、上記に説明したSDメモリカード内のファイル/ディレクトリ構造、および管理情報を用いて、図4における、PRG001ディレクトリ1204下の動画像ファイルMOV001.MOD1211についてそのデータを復帰する旨が指示された場合を例に挙げて、復帰判定部2001,ファイル/ディレクトリ構築部2005,管理情報構築部2006の処理に関してさらに詳しく説明する。なお、管理情報解析部2002における処理は、指定データの位置が異なるのみで、処理の内容は実施の形態1の記載方法と同様のため省略する。また、管理情報解析部2002は実施の形態1と同様のバージョン情報解析部2002a,音声属性情報解析部2002b,映像属性情報解析部2002c,記録日時情報解析部2002d,記録時間情報解析部2002e(図10(c)ないし図10(g)参照)を有する点でも同様である。
まず、復帰判定部2001に関して説明する。
図12は本発明の実施の形態2における復帰判定処理の前半を表したフローチャート図を示す。
図13は本発明の実施の形態2における復帰判定処理の後半を表したフローチャート図を示す。
復帰判定部2001は、管理情報解析部2002から、復帰指定データであるPRG001ディレクトリ1204下の動画像ファイルMOV001.MOD1211の管理情報である、バージョン情報,音声/映像属性情報,記録時間情報,記録日時情報が通知されると、まず、管理情報解析部2002に対して、記録媒体部A2003内のSD_VIDEOディレクトリ1202下のMGR_DATAファイル1207より情報データを読み出し、情報データの中からバージョン情報を取得するよう命令し、取得した記録媒体部A2003のバージョン情報を管理情報解析部1002より取得する(ステップ2201)。次に、復帰指定データのバージョン情報と取得した記録媒体部A2003のバージョン情報とを比較し、一致するか否かを確認する(ステップ2202)。バージョン情報が一致しない場合は、SDメモリカード内のSD_VIDEOファイル/ディレクトリ構造上の規則として、バージョン情報が異なるデータの保存は認められていないため、復帰不可能と判断し、復帰判定処理を終了する(ステップ2203)。
また、バージョン情報が一致する場合は、管理情報解析部2002に対して、記録媒体部A2003内のSD_VIDEOディレクトリ1202下のPRG_MGRファイルから各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報を取得するよう命令し、取得した記録媒体部A2003の音声/映像属性情報を管理情報解析部2002より取得する(ステップ2204)。次に、復帰指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラムの抽出を行う。また、抽出したプログラムの総数をNとする(ステップ2205)。次に、Nが0以下か否かを判定し(ステップ2206)、Nが0以下の場合は同一データが存在しないため復帰不可能と仮に判断する(ステップ2214)。Nが0以下でない場合は管理情報解析部2002に対して、記録媒体部A2003の抽出した復帰指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラムすべてに対して、プログラム下のMOIファイルから、記録時間情報,記録日時情報を取得するよう命令し、取得した記録時間情報,記録日時情報を管理情報解析部2002より取得する(ステップ2207)。次に、復帰指定データの記録時間情報,記録日時情報と、記録媒体部A2003の抽出した復帰指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラム下のMOIファイルから取得した記録時間情報,記録日時情報を比較し、これらが一致するか否かを確認する(ステップ2208)。記録媒体部A2003の抽出した復帰指定データの音声/映像属性情報と一致する音声/映像属性情報を持つプログラム下のMOIファイルから取得した記録時間情報,記録日時情報のすべてが一致しない場合、現在の複製候補SD_VIDEOディレクトリ1202下に同一データが存在しないため復帰が可能と仮判断する(ステップ2208,2210,2206,2214)。
また、記録時間情報,記録日時情報が一致する場合、復帰指定データの任意地点Aのバイナリデータと、記録時間情報,記録日時情報が一致するMOIファイルに対応する動画ファイル(MODファイル)の任意地点A(これら任意地点Aは同じ地点)のバイナリデータを取得し、比較する(ステップ2209,2212)。比較した結果、バイナリデータが一致しない場合はステップ2210に進み、バイナリデータが一致する場合は、同一データが存在するため復帰が不要と判断し、復帰判定処理を終了する(ステップ2213)。
次に、復帰判定部2001において、復帰が可能と仮判断された後の判定処理に関して、図13を用いて説明する。
復帰判定部2001は、まず、記録媒体部A2003に複製復帰するだけの記録容量が存在するか否かの確認を行う(ステップ2301)。次に複製復帰するだけの記録容量が存在するか否かを確認し(ステップ2302)、存在しない場合は、複製復帰不可能と判断しデータ復帰処理を終了する(ステップ2310)。複製復帰するだけの記録容量が存在する場合、次に、管理情報解析部2002に対して、記録媒体部A2003のPRG_MGRファイルを解析し、記録媒体部A2003のプログラムディレクトリ数を取得するよう命令し、取得した記録媒体部A2003のプログラムディレクトリ数を管理情報解析部2002より取得する。取得したプログラムディレクトリ数が規格上限まで存在するかどうかの確認を行い(ステップ2303)、確認の結果プログラムディレクトリが規格上限まで存在しない場合、この時点で、複製復帰可能と判断しデータ復帰処理を終了する(ステップ2309)。また、確認の結果、プログラムディレクトリが規格上限まで存在する場合、管理情報解析部2002に対して、PRG_MGRファイルから各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報の取得するよう命令し、取得した記録媒体部A2003の音声/映像属性情報を管理情報解析部2002より取得する(ステップ2304)。
次に、復帰指定データの音声/映像属性情報と取得した各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報を、取得したプログラムディレクトリの順番で一致するかどうかのチェックを行う(ステップ2305)。一致する場合、Nが0以下か否かを判断し(ステップ2306)、Nが0以下の場合は復帰不可能と判断する(ステップ2310)。Nが0以下でない場合、プログラムディレクトリ下に格納可能なファイル数は上限があるため、一致するプログラムディレクトリ下にデータの複製復帰が可能かチェックを行う(ステップ2307)。チェックの結果、プログラムディレクトリ下のMODファイル数が上限数分存在する場合はNの値をデクリメントし(ステップ2308)ステップ2306に戻る。MODファイル数が上限値以下であれば、複製復帰可能と判断し復帰判定処理を終了する(ステップ2309)。これにより、すべてのプログラムディレクトリ下にMODファイルが上限数分存在する場合は、複製復帰不可能と判断し復帰判定処理を終了する(ステップ2307,2308,2306,2310)。
次に、管理情報構築部2006に関して説明する。
図14は本発明の実施の形態2における管理情報構築処理を表したフローチャート図を示す。
管理情報構築部2006は、復帰判定部2001より記録媒体部B2007内の保存指定データを記録媒体部A2003へ復帰保存するよう指示されると、まず、記録媒体部A2003内のPRG_MGRファイルから各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報を取得する(ステップ2401)。
次に、保存指定データの音声/映像属性情報と取得した各プログラムディレクトリの音声/映像属性情報の取得情報を、取得したプログラムディレクトリの順番で一致するかどうかのチェックを行う(ステップ2402,2403)。一致する場合、プログラムディレクトリ下に格納可能なファイル数は上限があるため、一致するプログラムディレクトリ下にデータの復帰保存が可能かチェックを行う(ステップ2404,2405)。復帰保存可能と判断した場合、現在のプログラムディレクトリを復帰保存先ディレクトリとして決定する(ステップ2406)。復帰保存不可と判断した場合は、すべてのプログラムディレクトリにおいて、復帰保存可能かどうかのチェックを行う(ステップ2408)。なお、すべてのプログラムディレクトリ下に復帰保存不可と判断した場合は、新規にプログラムディレクトリを作成して、復帰保存を行う(ステップ2409)。
既存のプログラムディレクトリ下に復帰保存が可能と判断した場合、MGR_DATAファイル1207と、復帰保存先のプログラムディレクトリ下のPGIファイルに復帰指定データを復帰保存することによる記録データの総時間,及び記録データ数等の情報更新を行い、管理情報構築処理を終了する(ステップ2407)。
また、新規にプログラムディレクトリを作成して、復帰保存を行う場合、既存のMGR_DATAファイル1207と、新規に作成したプログラムディレクトリ下に新規にPGIファイルを作成し、復帰指定データを復帰保存することによる記録データの総時間,及び記録データ数等の情報更新,及び新規作成を行い、管理情報構築処理を終了する(ステップ2410,2411)。
次に、ファイル/ディレクトリ構築部2005に関して説明する。
ファイル/ディレクトリ構築部2005は、復帰判定部2001より記録媒体部B2007内の保存指定データを記録媒体部A2003へ復帰保存するよう指示されると、管理情報構築部2006より、復帰保存可能なディレクトリ情報,ファイル名情報を取得する。それら情報により、復帰先のディレクトリパス,ファイル名を決定し、復帰制御部2004に対して、復帰先のディレクトリパス、ファイル名の情報を通知する。
このように、本実施の形態2によるデータ保存装置によれば、復帰元および復帰先に記録されている管理情報を解析比較し、既に復帰済みのデータと同一のデータか否かの確認を行っているため、復帰先の記録媒体に既に存在するのと同一のデータの保存を回避できることとなり、不要に記録媒体内の領域を使用せずに、再度データを復帰して利用することができる。
なお、上記実施の形態2におけるデータ保存装置2000内の復帰判定部2001,管理情報解析部2002,複製制御部2004,ファイル/ディレクトリ構築部2005および管理情報構築部2006はハードウエア,ソフトウエアのいずれにより実現してもよい。
また、上記実施の形態2では、説明の簡略化のために、データ保存装置2000はデータの復帰のみを行うものとしたが、実施の形態1のデータ保存装置1000に相当する構成を追加してデータの複製についてもデータ保存装置2000が行うようにしてもよい。この場合、記録媒体部A1003と記録媒体部B2003、記録媒体部A1007と記録媒体部B2007とはそれぞれ同一のものとすればよく、また、指令入力部1010,2010、制御部1000a,2000a、管理情報解析部1002,2002、複製制御部1004,2004、ファイル/ディレクトリ構築部1005,2005、管理情報構築部1006,2006についても、それぞれを一つのブロックにまとめてもよい。
また、上記実施の形態1および2においては、記録媒体部AはSDメモリカードであるとしたが、SDメモリカードにおける管理情報と同様の情報を使用するものであれば、他のメモリカードを使用することも可能である。
また、管理情報を使用しない記録媒体であっても、管理情報構築部が管理情報を作成してこれを付加する場合は、記録媒体部Aとして、SDメモリカードやこれと同様の管理情報を使用しない半導体メモリを用いることも可能であり、また、ランダムアクセス可能な記録媒体であれば、光ディスクやハードディスク等の磁気記録媒体等、半導体メモリ以外の各種の記録媒体を使用することも可能である。
また、上記記録媒体部AおよびBはともに半導体メモリ,光ディスク,磁気ディスク等とする等、同一種類の記録媒体を使用することも可能である。
また、記録媒体部AおよびBは、記録媒体部Bのみがデータ保存装置に内蔵されるものとしたが、ともにデータ保存装置に内蔵、あるいは外付けされるものであってもよい。
さらに、記録媒体部Aは、データ保存装置の外部装置であるデジタルカメラ等から取り外され、データ保存装置のスロットに装着されるものとしたが、記録媒体部Aさらには記録媒体部Bについても、データ保存装置の外部の装置に装着されたままで、データ保存装置とは有線もしくは無線等の各種インターフェースにより接続されるものであってもよい。
以上のように、本発明にかかるデータ保存装置及びデータ保存方法は、複製先の記録媒体に既に存在するのと同一のデータの保存を回避し、なおかつ複製先の記録媒体内に保存しつつ複製元の記録媒体内にも保持する機能を有し、記録媒体に記録されたデータを別の記録媒体に複製保存するデータ保存方法及び装置等に適用して有用である。
また、本発明にかかるデータ保存装置及びデータ保存方法は、仮想媒体を複数構築する構成をとる機能を有し、記録媒体に記録されたデータを別の記録媒体に複製保存するデータ保存方法及び装置等において、所定の規則を超えて保存する装置及び方法に適用して有用である。
本発明の実施の形態1におけるデータ保存装置のブロック図 図1(a)の複製判定部の内部構成の一例を示すブロック図 図1(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図1(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図1(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図1(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図1(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるデータ保存動作の概要を表す模式図 本発明の実施の形態1におけるデータ保存動作の概要を表す模式図 本発明の実施の形態1におけるデータ保存開始から終了までの処理を表すフローチャート図 SDメモリカードが有しているファイル/ディレクトリ構造を示す図 本発明の実施の形態1における保存指定データの管理情報解析処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態1における複製判定処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態1における管理情報構築処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態1における新規にファイル/ディレクトリ構造を構築して、複製保存を行う場合の管理情報構築処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態1においてSDメモリカードの容量を越えてデータの複製保存が可能になる原理を示す模式図 本発明の実施の形態1における複製保存先のファイル/ディレクトリ構造を示す図 本発明の実施の形態2におけるデータ復帰を行うデータ保存装置のブロック図 図10(a)の複製判定部の内部構成の一例を示すブロック図 図10(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図10(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図10(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図10(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 図10(a)の管理情報解析部の内部構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるデータ復帰開始から終了までの処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態2における複製判定前半処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態2における複製判定後半処理を表すフローチャート図 本発明の実施の形態2における管理情報構築処理を表すフローチャート図 従来の情報受信記録再生方法、並びに装置が行う処理を示すフローチャート図
符号の説明
1001 複製判定部
2001 復帰判定部
1002,2002 管理情報解析部
1003,2003 記録媒体部A
1004,2004 複製制御部
1005,2005 ファイル/ディレクトリ構築部
1006,2006 管理情報構築部
1007,2007 記録媒体部B
1010,2010 指令入力部
1000a,2000a 制御部
1001a,2001a 抽出比較部
1002a,2002a バージョン情報解析部
1002b,2002b 音声属性情報解析部
1002c,2002c 映像属性情報解析部
1002d,2002d 記録日時情報解析部
1002e,2002e 記録時間情報解析部
1007a 仮想媒体A1
1007b 仮想媒体A2
1709,1710,1711 仮想SDカード

Claims (27)

  1. ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則に従って記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存装置において、
    前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析手段と、
    前記管理情報解析手段の解析結果を用いて、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体へ指定データを複製するか否かを判定する複製判定手段と、
    前記第2の記録媒体に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築手段と、
    前記第2の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築手段と、
    前記複製判定手段および前記ファイル/ディレクトリ構築手段からの指示により、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体に対しデータの複製を行う複製制御手段とを備え、
    前記第2の記録媒体内に、前記第1の記録媒体と同一の規則に基づいてデータを記録する仮想媒体を構築する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  2. 請求項1記載のデータ保存装置において、
    前記複製判定手段は、
    前記管理情報解析手段において解析した、保存指定データに対応する前記第1の記録媒体内の管理情報と前記第2の記録媒体内の管理情報とを比較し、
    該両管理情報が一致していれば同一のデータが存在すると見なして複製不要と判定し、
    該両管理情報が一致していなければ同一データが存在しないと見なして複製が必要と判定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  3. 請求項2記載のデータ保存装置において、
    前記複製判定手段は、指定データの所定のアドレスのデータを抽出し比較する抽出比較手段をさらに備え、
    前記第1の記録媒体内の保存指定データと、前記管理情報同士の比較によって情報が一致することにより同一データであると判定されたデータとのそれぞれに対し、前記抽出比較手段により前記所定のアドレスのデータを抽出して比較し、
    該両抽出データが一致していれば同一データが存在すると見なして複製不要と判定し、
    該両抽出データが一致していなければ同一データが存在しないと見なして複製が必要と判定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  4. 請求項2記載のデータ保存装置において、
    前記複製判定手段は、
    前記複製判定結果とともに前記管理情報解析結果を出力する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  5. 請求項1記載のデータ保存装置において、
    前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、
    前記第1の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造に依存せず、前記所定の規則に従い前記第2の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を決定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  6. 請求項5記載のデータ保存装置において、
    前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、
    前記複製判定手段から出力される前記管理情報解析結果を用いて、前記所定の規則に従い前記第2の記録媒体内のディレクトリの名称あるいは階層構造を決定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  7. 請求項1記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報構築手段は、
    前記第1の記録媒体内の管理情報を用いて、前記所定の規則に従い前記第2の記録媒体内に管理情報データを作成する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  8. 請求項1記載のデータ保存装置において、
    前記第2の記録媒体内の前記仮想媒体が、前記所定の規則の上限値までデータを保存した場合、前記第2の記録媒体内に新たに仮想媒体を構築する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  9. 請求項1記載のデータ保存装置において、
    指定した時点で前記第2の記録媒体内に新たに仮想媒体を構築する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  10. ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則で記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存装置において、
    前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析手段と、
    前記管理情報解析手段の解析結果を用いて、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体へ指定データを復帰するか否かを判定する復帰判定手段と、
    前記第1の記録媒体内に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を、前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築手段と、
    前記第1の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築手段と、
    前記復帰判定手段および前記ファイル/ディレクトリ構築手段からの指示により、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体に対しデータの復帰を行う複製制御手段とを備えた、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  11. 請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記復帰判定手段は、
    前記管理情報解析手段において解析した、復帰指定データに対応する前記第2の記録媒体内の管理情報と前記第1の記録媒体内の管理情報とを比較し、
    該両管理情報が一致していれば同一データが存在すると見なして復帰不要と判定し、
    該両管理情報が一致していなければ同一データが存在しないと見なして復帰が必要と判定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  12. 請求項11記載のデータ保存装置において、
    前記復帰判定手段は、指定データの所定のアドレスのデータを抽出し比較する抽出比較手段をさらに備え、
    前記第2の記録媒体内の復帰指定データと、前記管理情報同士の比較によって情報が一致することにより同一データであると判定されたデータとのそれぞれに対し、前記抽出比較手段により前記所定のアドレスのデータを抽出して比較し、
    該両抽出データが一致していれば同一データが存在すると見なして復帰不要と判定し、
    該両抽出データが一致していなければ同一データが存在しないと見なして復帰が必要と判定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  13. 請求項11記載のデータ保存装置において、
    前記復帰判定手段は、
    前記復帰判定結果とともに前記管理情報解析結果を出力する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  14. 請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、
    前記第2の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造に依存せず、前記所定の規則に従い前記第1の記録媒体内のファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を決定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  15. 請求項14記載のデータ保存装置において、
    前記ファイル/ディレクトリ構築手段は、
    前記復帰判定手段から出力される前記管理情報解析結果を用いて、前記所定の規則に従い前記第1の記録媒体内のディレクトリの名称あるいは階層構造を決定する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  16. 請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報構築手段は、
    前記第2の記録媒体内の管理情報を用いて、前記所定の規則に従い前記第1の記録媒体内に管理情報データを作成する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  17. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報解析手段は、管理情報内の音声属性情報を解析する音声属性情報解析手段を有する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  18. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報解析手段は、管理情報内の映像属性情報を解析する映像属性情報解析手段を有する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  19. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報解析手段は、管理情報内の記録日時情報を解析する記録日時情報解析手段を有する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  20. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報解析手段は、管理情報内の記録時間情報を解析する記録時間情報解析手段を有する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  21. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記管理情報解析手段は、前記管理情報内のバージョン情報を解析するバージョン情報解析手段を有する、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  22. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記第1の記録媒体および前記第2の記録媒体の少なくとも一方は、半導体メモリ記録媒体である、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  23. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記第1の記録媒体および前記第2の記録媒体の少なくとも一方は、光ディスク記録媒体である、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  24. 請求項1または請求項10記載のデータ保存装置において、
    前記第1の記録媒体および前記第2の記録媒体の少なくとも一方は、磁気ディスク記録媒体である、
    ことを特徴とするデータ保存装置。
  25. ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則に従って記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存方法において、
    前記所定の規則に含まれる管理情報を用いて前記第2の記録媒体中に前記第1の記録媒体中のデータと同一のデータが存在するか否かを判定し、
    同一のデータが存在しないデータに関してのみ前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体に対し複製を行う、
    ことを特徴とするデータ保存方法。
  26. ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則に従って記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存方法において、
    前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析工程と、
    前記管理情報解析工程の解析結果を用いて、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体へ指定データを複製するか否かを判定する複製判定工程と、
    前記第2の記録媒体に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築工程と、
    前記第2の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築工程と、
    前記複製判定工程および前記ファイル/ディレクトリ構築工程からの指示により、前記第1の記録媒体から前記第2の記録媒体に対しデータの複製を行う複製制御工程とを含み、
    前記第2の記録媒体内に、前記第1の記録媒体と同一の規則に基づいてデータを記録する仮想媒体を構築する、
    ことを特徴とするデータ保存方法。
  27. ランダムアクセス可能な第1の記録媒体に所定の規則で記録されているデータを、ランダムアクセス可能な第2の記録媒体に複製し保存するデータ保存方法において、
    前記第1の記録媒体、および前記第2の記録媒体に記録されている前記所定の規則に従った管理情報データを解析する管理情報解析工程と、
    前記管理情報解析工程の解析結果を用いて、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体へ指定データを復帰するか否かを判定する復帰判定工程と、
    前記第1の記録媒体内に作成するファイルあるいはディレクトリの名称、あるいは階層構造を、前記所定の規則に基づいて作成するファイル/ディレクトリ構築工程と、
    前記第1の記録媒体に対し前記所定の規則に基づいて管理情報データを作成する管理情報構築工程と、
    前記復帰判定工程および前記ファイル/ディレクトリ構築工程からの指示により、前記第2の記録媒体から前記第1の記録媒体に対しデータの復帰を行う複製制御工程とを含む、
    ことを特徴とするデータ保存方法。
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