JP4507897B2 - 勾配屋根の軒先構造 - Google Patents

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Description

本発明は、切妻部分を有する勾配屋根の軒先構造に関する。
本出願人は、切妻屋根を備えた建物として特許文献1記載の建物を提案している。図1に示すように、この建物の特徴は、妻面1の一部を平面視L字形に屈曲させて凸部2と凹部3を形成するとともに、この凸部2及び凹部3の全体を覆うようにして切妻屋根4のけらば部分5を張り出させることによって、妻面1の外観に陰影を付与した点にある。
図2〜図4は、上記の建物における、けらば及び軒先の屋根構造を示す。図2に示す符号10は屋根の勾配方向に沿って配された鋼製の登り梁である。登り梁10は、棟方向に適宜間隔をあけて配置され、図示しない棟材と桁行方向の梁材28との間に架設される。これら登り梁10の上面間に跨って、木製母屋7及び鋼製母屋9が、屋根勾配と直交する方向に取り付けられ、建物の凸部2からは木製母屋7が、建物の凹部3からは鋼製母屋9が、それぞれ水平に張り出す。妻面1からの張り出し寸法が大きくなる凹部3の上方には剛性の高い鋼製母屋9を使用することにより、けらば部分5の強度を確保する構造である。
また、凹部3を覆うけらば部分5の屋根は軒先まで延びるため、けらば軒端部8近傍の強度を確保すべく、軒側に鋼製のけらば軒フレーム20を設けている。けらば軒フレーム20は、屋根の勾配方向に沿って配される2本の腕木22、23と、これら腕木22、23よりもけらば側で屋根勾配と平行に配されるけらば端部フレーム材24と、両腕木22、23間、及び腕木23とけらば端部フレーム材24との間に差し渡される複数本の短い母屋25と、両腕木22、23及びけらば端部フレーム材24の先端に跨って水平に配される軒端部フレーム材26とを方形枠状に連結してなるものである。このけらば軒フレーム20は、両腕木22、23が連結プレート27を介して桁行方向の梁材28に連結されることにより、片持ち状態で支持される。軒端部フレーム材26には、軒先母屋取付プレート30を介して軒先母屋21が取り付けられる。
特開2000−110376号公報
本出願人が実施している実用的な仕様によれば、上記屋根構造を採用することにより、けらば軒端部8の妻側への張り出し寸法を2m程度まで確保することが可能になった。しかし、上記のような鋼製のけらば軒フレーム20は重量が大きいので、これを吊り上げて軒先に連結する作業は容易でなく、施工性の改善が求められていた。また、けらば軒端部8の張り出し寸法をさらに大きくしようとすると、それを支持する部材にはより大きな荷重負担が生じるので、けらば軒端部5近傍の剛性を確保しつつ支持構造全体を軽量化することも求められていた。
さらに、例えば図5に示すように、直交する二方向の棟11、12を備えた複合的な勾配屋根において、切妻のけらば軒端部8と入隅の谷部13とが近接するような部位にあっては、妻面1に沿って配される腕木14が谷部13と干渉する場合があり、このような場合は、上記のような屋根構造を実施できなくなるという設計上の問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その目的は、けらば軒端部8における妻面1からの張り出し寸法を拡大するのに有利で、施工性にも優れる勾配屋根の軒先構造を提供することにある。併せて本発明は、図5に示すような、切妻のけらば軒端部8と入隅の谷部13とが近接するような部位においても不都合なく実施することのできる勾配屋根の軒先構造を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の勾配屋根の軒先構造の第一の構成は、切妻部分の妻面から屋根勾配と直交する方向に張り出させた複数本の母屋によってけらば部分を支持するとともに、上記妻面と直交する切妻部分の平(ひら)面から勾配方向に持ち出した腕木によって軒先部分を支持するように構成された勾配屋根において、妻面の角部から持ち出す腕木を、妻面及び平面に対し平面視略45度の角度をなす斜め腕木となし、この斜め腕木を、その上面が切妻部分の屋根勾配に沿うように、軸回りに捻った状態で取り付け、
この斜め腕木の先端部と、これに隣接する他の腕木の先端部とに跨がって軒先母屋を取り付け、この軒先母屋の一端部をけらば軒端部まで延長し、上記母屋及び軒先母屋の先端部を破風下地材によって連結したことを特徴とする。
この構成によれば、妻面の角部から持ち出した斜め腕木の先端部がけらば軒端部に近づくので、妻側に張り出す軒先母屋の支持間隔(斜め腕木の先端部と、斜め腕木に隣接して平面から勾配方向に持ち出した腕木の先端部との間隔)を拡げることができる。これにより、軒先母屋の控え長さが従来よりも拡大して、けらばの張り出し寸法を従来よりも拡大することが可能になる。
また、本発明の勾配屋根の軒先構造の第二の構成は、切妻部分の妻面から屋根勾配と直交する方向に張り出させた複数本の母屋によってけらば部分を支持するとともに、上記妻面に近接する入隅の谷部から谷の延長方向に持ち出した入隅腕木によって入隅の軒先部分を支持するように構成された勾配屋根において、妻面の角部から上記入隅腕木と平行に斜め腕木を持ち出し、この斜め腕木を、その上面が切妻部分の屋根勾配に沿うように、軸回りに捻った状態で取り付け、この斜め腕木の先端部と上記入隅腕木の先端部とに跨がって軒先母屋を取り付け、この軒先母屋の一端部をけらば軒端部まで延長し、上記母屋及び軒先母屋の先端部を破風下地材によって連結したことを特徴とする。
この構成によれば、妻面の角部から持ち出した斜め腕木が、入隅の谷部から持ち出した入隅腕木と干渉するのを避けることができるとともに、斜め腕木の先端部がけらば軒端部に近づくので、妻側に張り出す軒先母屋の支持間隔(斜め腕木の先端部と入隅腕木の先端部との間隔)を確保しやすくなる。こうして、軒先母屋の控え長さが確保されることにより、けらばの張り出し寸法を従来よりも拡大することが可能になる。
さらに、上記第一、第二のいずれの構成によっても、斜め腕木の先端部がけらば軒端部に近づくことから、けらば軒端部の荷重負担が軽減される。これにより、重量の大きいけらば軒フレームを使用していた従来の軒先構造に比べて、けらば軒端部近傍の構造を簡略化することが可能になり、現場における施工性が向上するとともに、部材の製作加工に要する手間も軽減される。
上記第一、第二のいずれの構成においても、斜め腕木は、その上面が切妻部分の屋根勾配に沿うように、軸回りに捻った状態で取り付けられる。これにより、斜め腕木の上面に、軒先部分を仕上げるための各種部材を取り付ける際の納まりが良好になり、軒先部分の厚みを薄く納めるのにも有利になる。
上記第一及び第二の構成においては、斜め腕木とこれに隣接する腕木・入隅腕木との間、及び斜め腕木と破風下地板との間に、上記複数本の母屋よりも短い母屋がそれぞれ差し渡されて軒先部分が補強されてもよい。
上述のように構成される本発明の勾配屋根の軒先構造によれば、妻面の角部から持ち出した斜め腕木の先端部がけらば軒端部に近づくことにより、妻側に張り出して支持される軒先母屋の支持状態が良好になり、けらばの張り出し寸法を従来よりも拡大することが可能になる。
また、けらば軒端部の荷重負担が軽減されることから、けらば軒端部近傍の構造を従来よりも簡略化することが可能になり、部材の製作加工や現場での施工が容易になる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図6〜図8は、例えば図1中に丸囲みで示したようなけらば軒端部8に本発明を適用したときの実施例を示す。図6及び図7は、けらば軒端部近傍の上面図であり、両図における屋根の勾配方向は下向きである。
例示した軒先構造において、建物本体の妻面1からけらば方向に持ち出す母屋9の支持構造は、図2に示したのと同様である。すなわち、棟方向に適宜間隔をあけ、屋根の勾配方向に沿って配された鋼製の登り梁10の上面に鋼製母屋9を取り付け、この鋼製母屋9をけらば方向に持ち出している。鋼製母屋9の先端部は、破風下地板31によって連結される。
建物本体の平面6から軒先に向かっては、平面6と直交する腕木40を勾配方向に持ち出して、その先端部に軒先母屋21を取り付ける。例示形態にかかる腕木40の構造は、図4に示した軒フレーム20を構成する腕木22と類似しており、一対のリップ付き溝形鋼を、そのウエブ部分を背合わせにして連結している。腕木40の基端部には、取付プレート41が、両ウェブ間に挟まれた状態で固着されている。この取付プレート41を、平面6に配される桁行方向の梁材28にボルト・ナット締結することにより、腕木40が片持ち状態で固定される。また、腕木40の先端部には、軒先母屋取付プレート42が、両ウェブ間に挟まれた状態で固着され、この軒先母屋取付プレート42に軒先母屋21が取り付けられる。
本発明の特徴は、妻面1の角部から、妻面1及び平面6に対し平面視略45度の角度をなす斜め腕木50を持ち出した点にある。この斜め腕木50は、上記平面6と直交する腕木40と協働して軒先母屋21を支持する部材であって、その先端部をけらば軒端部8に
近づけることにより、軒先母屋21の支持間隔を拡げて、軒先母屋21の持ち出し寸法を拡大するのに寄与する。
例示形態にかかる斜め腕木50の部材構造は、平面6と直交する腕木40に類似し、一対のリップ付き溝形鋼を、そのウエブ部分を背合わせにして構成されている。基端部には、両ウェブ間に挟まれるようにして鋼製の取付プレート51が固着されている。取付プレート51の取付面は斜め腕木50の材軸に対して斜めになるように形成され、この取付面が、建物本体の妻面1に沿って配される梁材29または、建物本体の平面6に沿って配される梁材28にボルト・ナット締結される。また、先端部には、両ウェブ間に挟まれるようにして鋼製の軒先母屋取付プレート52が固着されている。軒先母屋取付プレート52の取付面も斜め腕木50の材軸に対して斜めになるように形成され、この取付面に軒先母屋21が取り付けられる。
さらに、斜め腕木50は、その上面(背合わせにされた一対のリップ付き溝形鋼の上フランジ面)が屋根勾配に沿うように、部材自体を軸回りに捻った状態で取り付けられている。図8は、斜め腕木50の形状及び取付状態を、真上から見下ろした図(a)、材軸に対して真横から見た図(b)、及び、けらば方向に向かって平面と平行に見た図(c)によって示している。このようにして、斜め腕木50の上面を屋根勾配と平行にすることにより、斜め腕木50の上面に軒先部分を仕上げるための各種部材を取り付ける際の納まりが良好になり、軒先部分の厚みを薄く納めるのにも有利になる。
例示の形態では、建物本体から軒側に張り出した位置において、腕木40と斜め腕木50との間、及び斜め腕木50と破風下地板31との間に、短い母屋91、92が差し渡されて軒先部分を補強している。これら各母屋91、92は、腕木40及び斜め腕木50の側部に設けられた側面視略L字形の母屋受け金具43、53にそれぞれ取り付けられている。
図9〜図10は、例えば図5中に示したような、直交する二方向の棟11、12を備えた複合的な勾配屋根において、切妻のけらば軒端部8と入隅の谷部13とが近接するような丸囲み部分に部分に本発明を適用したときの実施例を示す。
この軒先構造においても、建物本体の妻面1からけらば方向に持ち出す母屋9の支持構造は、図2に示したのと同様である。すなわち、屋根の勾配方向に沿って配された鋼製の登り梁10の上面に鋼製母屋9を取り付け、この鋼製母屋9をけらば方向に持ち出している。鋼製母屋9の先端部は、破風下地板31によって連結される。
二方向の勾配屋根が入隅をなす谷部13においては、その延長方向、すなわち二方向の平面6a、6bに対し平面視略45度の角度をなす方向に入隅腕木60を持ち出して、入隅の軒先部分を支持する。例示形態にかかる入隅腕木60の構造も、既述した腕木22や斜め腕木60と類似しており、一対のリップ付き溝形鋼を、そのウエブ部分を背合わせにして連結したものである。入隅腕木60の基端部には、取付プレート61が、両ウェブ間に挟まれた状態で固着されている。この取付プレート61を、平面6aに沿って配される梁材28aと、平面6bに沿って配される梁材28bとの交差部にボルト・ナット締結することにより、入隅腕木60が片持ち状態で固定される。また、入隅腕木60の先端部には、軒先母屋取付プレート62が両ウェブ間に挟まれた状態で固着され、この軒先母屋取付プレート62に、二方向の軒先母屋21a、21bが取り付けられる。
そして、妻面1の角部からは、上記実施例1と同様にして、妻面1及び平面6aに対し平面視略45度の角度をなす斜め腕木50を持ち出す。この斜め腕木50は、上記入隅腕木60と協働して、けらば方向に持ち出される軒先母屋21aを支持する。こうして、斜め腕木60の先端部をけらば軒端部8に近づけることにより、軒先母屋21aの支持間隔が拡がり、軒先母屋21aのけらば側への持ち出し寸法を拡大することができる。斜め腕木50の部材構造や梁材29への取付構造は、上記実施例1において説明したのと同様である。この実施例においても、斜め腕木50及び入隅腕木60の側面に設けた母屋受け金具53、63を利用して、軒先部分に短い母屋91、92、93を差し渡すことができる。
図11は、図9に示した本発明の軒先構造と比較するための参考図であって、妻面1の角部から屋根の勾配方向に沿って持ち出した腕木15により軒先母屋21aを支持する、従来の一般的な軒先構造を示している。両図の比較から明らかなように、図11に示す軒先構造では、軒先母屋21aの支持間隔(腕木15の先端部と入隅腕木60の先端部との間隔)が狭く、軒先母屋21aのけらば側への持ち出し寸法が大きくて、構造的なバランスが悪くなるのに対し、図9に示す本発明の軒先構造では、軒先母屋21aの支持間隔(斜め腕木50の先端部と入隅腕木60の先端部との間隔)が拡がるので、軒先母屋21aの支持状態がはるかに安定する。
また、図5に示したように、けらば軒端部8と入隅の谷部13とが近接するような屋根形態においても、斜め腕木50と入隅腕木60とが干渉しないので、設計上の不都合が生じない。
なお、斜め腕木50自体の部材構造については、例示した一対のリップ付き溝形鋼からなるもののほか、例えばリップのない溝形鋼を背合わせにしたもの、H形鋼や角形鋼管を利用するものなど、適宜変更可能である。ただし、けらば軒端部近傍の剛性を確保しつつ構造全体を軽量化するには、やはり鋼材が有利であり、その基本的な断面形状は、少なくとも一枚のウェブに相当する部分と、少なくとも上下一枚のフランジに相当する部分を有するものであるのが望ましい。また、斜め腕木と建物本体の梁材との取り合い部分は、複数本のボルト・ナットにより強固に連結固定されるのが望ましい。軒先部分の納まりについては、斜め腕木自体の部材構造に合わせて適宜決定されればよい。
本発明の勾配屋根の軒先構造は、少なくとも一部に切妻部分を有する一般家屋の勾配屋根において、そのけらば軒端部近傍に幅広く利用することができる。
本発明の勾配屋根の軒先構造を実施しようとする建物の屋根形態の一例を示した斜視図である。 上記建物における、けらば部分の屋根構造を示す斜視図である。 上記建物のけらば軒端部近傍に採用された、従来の技術に係る屋根構造を示す上面略図である。 図3に示したけらば軒端部近傍の屋根構造を詳細に示す斜視図である。 二方向の棟を備えた複合的な勾配屋根の一例を示す上面図である。 本発明の実施例1に係る勾配屋根の軒先構造を示す上面略図である。 図6に示したけらば軒端部近傍の屋根構造を詳細に示す上面図である。 図7に示した斜め腕木の形状及び取付状態の詳細を示す図であって、(a)は斜め腕木を真上から見下ろした図、(b)は斜め腕木を材軸に対して真横から見た図、(c)は斜め腕木をけらば方向に向かって平面と平行に見た図である。 本発明の実施例2に係る勾配屋根の軒先構造を示す上面略図である。 図9に示したけらば軒端部及び入隅近傍の屋根構造を詳細に示す上面図である。 図9に示した本発明の勾配屋根の軒先構造と比較するための参考略図である。
符号の説明
1 妻面
5 けらば部分
6、6a 平面
8 けらば軒端部
9 母屋
13 谷部
21、21a 軒先母屋
28、29 梁材
40 腕木
50 斜め腕木
51 取付プレート
60 入隅腕木

Claims (4)

  1. 切妻部分の妻面から屋根勾配と直交する方向に張り出させた複数本の母屋によってけらば部分を支持するとともに、
    上記妻面と直交する切妻部分の平(ひら)面から勾配方向に持ち出した腕木によって軒先部分を支持するように構成された勾配屋根において、
    妻面の角部から持ち出す腕木を、妻面及び平面に対し平面視略45度の角度をなす斜め腕木となし、この斜め腕木を、その上面が切妻部分の屋根勾配に沿うように、軸回りに捻った状態で取り付け、
    この斜め腕木の先端部と、これに隣接する他の腕木の先端部とに跨がって軒先母屋を取り付け、この軒先母屋の一端部をけらば軒端部まで延長し
    上記母屋及び軒先母屋の先端部を破風下地材によって連結したことを特徴とする勾配屋根の軒先構造。
  2. 切妻部分の妻面から屋根勾配と直交する方向に張り出させた複数本の母屋によってけらば部分を支持するとともに、
    上記妻面に近接する入隅の谷部から谷の延長方向に持ち出した入隅腕木によって入隅の軒先部分を支持するように構成された勾配屋根において、
    妻面の角部から上記入隅腕木と平行に斜め腕木を持ち出し、この斜め腕木を、その上面が切妻部分の屋根勾配に沿うように、軸回りに捻った状態で取り付け、
    この斜め腕木の先端部と上記入隅腕木の先端部とに跨がって軒先母屋を取り付け、この軒先母屋の一端部をけらば軒端部まで延長し
    上記母屋及び軒先母屋の先端部を破風下地材によって連結したことを特徴とする勾配屋根の軒先構造。
  3. 請求項1に記載の勾配屋根の軒先構造において、
    斜め腕木とこれに隣接する腕木との間、及び斜め腕木と破風下地板との間に、上記複数本の母屋よりも短い母屋がそれぞれ差し渡されたことを特徴とする勾配屋根の軒先構造。
  4. 請求項2に記載の勾配屋根の軒先構造において、
    斜め腕木と入隅腕木との間、及び斜め腕木と破風下地板との間に、上記複数本の母屋よりも短い母屋がそれぞれ差し渡されたことを特徴とする勾配屋根の軒先構造。
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