JP4507691B2 - 工具段取情報作成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、タレットパンチプレスや、可搬型工具支持体をマガジンに複数搭載したパンチプレス等の板材加工機において、その加工プログラムの自動プログラミングや運転のためのタレットレイアウト等の工具段取情報を作成する工具段取情報作成装置に関する。
タレットパンチプレスでは、タレットに搭載可能な工具の数に限りがある。そのため、加工する部品に応じ、タレットの一部の工具を、保管場所に保管されている工具と入れ替えて運転している。このようなタレットのどの工具番地にどの工具を配置するかの工具段取情報の作成は、多数の加工部品の使用工具を比較して作成する必要があり、煩雑な作業となる。
従来は、このような工具段取情報の作成の容易のために、参照タレットと呼ばれる段取情報を作成している。参照タレットは、例えば図7に示すように、タレットからなる非可搬型工具支持体4の所定の工具番地T1,T2,…に、各種の部品の加工で最も多く使用される標準的な工具M01,M02等を設定した情報であり、幾つかの工具ステーション(例えばT4,T7,T8)は空にしている。パンチ加工では、一般的には共通した加工が多いため、多くの部品の場合は、参照タレットの工具配置で加工が行える。
パンチプレス等による板金加工では、加工する部品を何点か集めて素材板材への配置、つまり板取を行っている。一枚の板材の加工の途中では段取が行えず、複数種類の部品を同じ素材板材から加工する場合、全ての部品の加工が行える工具をタレットに搭載しておく必要がある。
上記参照タレットに必要な工具がない場合は、自動プログラミング装置が自動的に参照タレットの空いている工具番地に、順に工具を入れている。例えば図7に示すように、工具番地T4,T7,T8などが空いている場合に、参照タレットにない工具M11を入れる場合は、空き工具番地T4,T7,T8の中で最も若い工具番地T4に工具を入れている。
現場作業者は、管理の容易のために、タレットのどの工具番地にどの工具を入れるかを定めており、特殊な工具についても、どの工具番地に入れるかを定めている。例えば、自動プログラミング過程で入れる工具Mが工具M11である場合に、現場作業者は工具番地T8にその工具M11を入れるように定めている場合がある。このように、自動プログラミング過程で自動的に入れた工具が現場作業者の意図していない場所に入ってしまった場合は、現場の作業者の工具の段取り回数が増えてしまう。それを防ぐためには、NCコード等からなる加工プログラムの工具命令(Tコード)を現場で変更しなくてはならない。このような加工プログラムの現場修正作業は、手間がかかるうえ、誤りも生じ易い。
なお、タレットパンチプレスあるいはカートリッジ式のパンチプレスを発展させた新形式のパンチプレスとして、図8に示すように、水平旋回自在な周方向複数箇所に子タレットとなる可搬型工具支持体6を保持させ、希望の可搬型工具支持体6をマガジン7の旋回で所定の使用位置Qに割り出して加工するものがある(例えば、特願2003−29514号)。
このようなパンチプレスでは、マガジン7に対する可搬型工具支持体6の交換が可能なため、多数の工具3が使用できる。
しかし、マガジン7に保持させる可搬型工具支持体6は、種々の工具3を交換して搭載可能であり、多彩な加工ができる反面、どの工具3を搭載した可搬型工具支持体6をマガジン7に保持させるかの工具段取情報を作成することは、より煩雑で困難な作業となる。
この発明の目的は、部品加工に必要な工具の情報に対して、適切な工具段取情報を容易に作成することができ、また作業者の意図しない非可搬型工具支持体の工具番地への設定がなされてしまうことをできるだけ防止することができる工具段取情報作成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、多数の部品に共通して使用される標準的な工具については、常に工具支持体の同じ位置に配置され、工具の管理が行い易いものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、可搬型工具支持体を複数支持するマガジンを備えた板材加工機に適用する場合に、部品加工に必要な工具の情報に対して、適切な工具段取情報を容易に作成することができるものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、可搬型工具支持体を複数支持するマガジンを備えた板材加工機に適用する場合に、可搬型工具支持体に搭載する工具が種々変わっても、適切な工具段取情報を容易に作成することができるものとすることである。
この発明の第1の工具段取情報作成装置(1)について、実施形態に対応する図1と共に説明する。この工具段取情報作成装置(1)は、複数の工具(3)を支持可能な非可搬型工具支持体(4)を備えた板材加工機(2)に適用され、部品加工に必要な工具(3)を非可搬型工具支持体(4)の工具番地(T)に設定した工具段取情報(OF)を作成する装置である。
この工具段取情報作成装置(1)は、非可搬型工具支持体(4)の幾つかの工具番地(T)につき設定を希望する工具(3)を登録した参照段取情報(RF)を、優先順位を付けて複数登録する工具設定番地登録手段(11)と、部品加工に必要な工具(3)の情報(F1)から、前記工具設定番地登録手段(11)に登録されている参照段取情報(RF)およびその優先順位に従い工具(3)を前記工具番地(T)に設定した工具段取情報(OF)を作成する工具段取情報作成手段(12)とを備える。
この構成によると、工具段取情報作成手段(12)は、部品加工に必要な工具(3)の情報(F1)から、工具設定番地登録手段(11)に登録されている参照段取情報(RF)およびその優先順位に従い、順次参照して、工具(3)を前記工具番地(T)に設定した工具段取情報(OF)を作成する。このように、予め複数の参照段取情報(RF)を作成しておき、その優先順位に従って参照段取情報(RF)を利用することで工具段取情報(OF)を作成するため、適切な工具段取情報(OF)を容易に作成することができる。また、作業者の意図しない非可搬型工具支持体(4)の工具番地(T)への設定がなされてしまうことをできるだけ防止することができる。
第1の工具段取情報作成装置(1)において、前記工具設定番地登録手段(11)に登録される複数の参照段取情報(RF)は、所定の工具番地(T)について登録される工具(T)が互いに同じであり、前記工具段取情報作成手段(12)は、前記非可搬型工具支持体(4)の前記所定の工具番地(T)を除く残りの工具番地(T)の工具について、参照段取情報(RF)の間で工具(3)を入れ替えて、または参照段取情報(RF)に含まれない工具(3)を入れて前記工具段取情報(OF)を作成するものとしても良い。
この構成の場合、複数の参照段取情報(RF)について、所定の工具番地(T)については登録される工具(8)を同じとしており、残りの工具番地(T)について工具(3)の入れ替え等を行うことになる。そのため、多数の部品に共通して使用される標準的な工具(3)については、常に非可搬型工具支持体(4)の同じ位置に配置しておくことができ、現場作業者においても工具の位置を容易に把握でき、工具の管理が行い易い。
この発明における第2の工具段取情報作成装置(1A)について、実施形態に対応する図3と共に説明する。この工具段取情報作成装置(1A)は、一または複数の工具(3)を搭載した可搬型工具支持体(6)を複数支持するマガジン(7)を備えた板材加工機(2A)に適用され、部品加工に必要な工具(3)が搭載された可搬型工具支持体(6)をマガジン(7)の可搬型工具支持体割当可能個数に対して設定した工具段取情報(OM)を作成する装置である。
この工具段取情報作成装置(1A)は、可搬型工具支持体(6)の工具番地に設定する工具の情報である工具搭載情報(FT)を登録した搭載工具登録手段(23)と、マガジン(7)の前記割当可能個数に対して設定を希望する可搬型工具支持体(6)を工具搭載情報(FT)で登録した参照段取情報(RM)を、優先順位を付けて複数登録する参照マガジン登録手段(21)と、部品加工に必要な工具(3)の情報(F1)から、前記参照マガジン登録手段(21)に登録されている参照段取情報(RM)、および前記搭載工具登録手段(23)に登録されている工具搭載情報(FT)に従い、可搬型工具支持体(6)を前記マガジン(7)の割当可能個数に対して工具搭載情報(FT)で設定した工具段取情報(OM)を作成する工具段取情報作成手段(22)とを備える。
この構成の場合、マガジン(7)に対して可搬型工具支持体(6)を工具搭載情報(FT)で登録した参照段取情報(RM)を複数作成しておき、工具段取情報作成手段(22)は、部品加工に必要な工具(3)の情報(F1)から、参照マガジン登録手段(21)に登録されている参照段取情報(RM)を優先順位に従って選択することなどで、工具段取情報(OM)を作成する。工具段取情報(OM)は、上記のように、部品加工に必要な工具(3)が搭載された可搬型工具支持体(6)をマガジン(7)の可搬型工具支持体割当可能個数に対して設定した情報である。マガジン(7)の場合は、工具(3)の搭載が変更可能な可搬型工具支持体(6)を複数保持するものであり、工具(3)の位置をマガジン(7)に対して固定して考えることができないため、可搬型工具支持体(6)をマガジン(7)のどの番地に入れるかは、特に定める必要がない。入れた結果が運転上で情報として認識できればよい。そのため、マガジン(7)に可搬型工具支持体(6)を保有させる個数を管理すれば足りる。
このように、可搬型工具支持体(6)を複数支持するマガジン(7)を備えた板材加工機(1A)に適用する場合に、部品加工に必要な工具(3)の情報(F1)に対して、適切な工具段取情報(OM)を容易に作成することができる。
第2の工具段取情報作成装置(1A)において、前記搭載工具登録手段(23)は、同じ可搬型工具支持体(6)であっても工具番地に設定する工具(3)が異なる場合は、異なる工具搭載情報(FT)として登録するものであり、工具段取情報作成手段(22)は、同じ可搬型工具支持体(6)につき設定された複数の工具搭載情報(FT)に対して、部品加工に必要な工具(3)の有無を検索して一つの工具搭載情報(FT)を選択し、工具段取情報(OM)を作成するものとしても良い。
このように、同じ可搬型工具支持体(6)であっても工具番地に設定する工具が異なる場合は、異なる工具搭載情報(FT)として登録しておくことで、可搬型工具支持体(6)に搭載する工具(3)が種々変わっても、適切な工具段取情報(OT)を容易に作成することができる。
この発明の第1の工具段取情報作成装置は、複数の工具を支持可能な非可搬型工具支持体を備えた板材加工機に適用され、部品加工に必要な工具を前記非可搬型工具支持体の工具番地に設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成装置であって、非可搬型工具支持体の幾つかの工具番地につき設定を希望する工具を登録した参照段取情報を、優先順位を付けて複数登録する工
具設定番地登録手段と、部品加工に必要な工具の情報から、前記工具設定番地登録手段に登録されている参照段取情報およびその優先順位に従い工具を前記工具番地に設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成手段とを備えたものであるため、部品加工に必要な工具の情報に対して、適切な工具段取情報を容易に作成することができ、また作業者の意図しない非可搬型工具支持体の工具番地への設定がなされてしまうことをできるだけ防止することができる。
前記工具設定番地登録手段に登録される複数の参照段取情報は、所定の工具番地について登録される工具が互いに同じであり、前記工具段取情報作成手段は、前記非可搬型工具支持体の前記所定の工具番地を除く残りの工具番地の工具について、参照段取情報の間で工具を入れ替えて、または参照段取情報に含まれない工具を入れて前記工具段取情報を作成するものとした場合は、多数の部品に共通して使用される標準的な工具については、常に非可搬型工具支持体の同じ位置に配置され、工具の管理が行い易いものとなる。
この発明の第2の工具段取情報作成装置は、一または複数の工具を搭載した可搬型工具支持体を複数支持するマガジンを備えた板材加工機に適用され、部品加工に必要な工具が搭載された可搬型工具支持体をマガジンの可搬型工具支持体割当可能個数に対して設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成装置であって、可搬型工具支持体の工具番地に設定する工具の情報である工具搭載情報を登録した搭載工具登録手段と、マガジンの前記割当可能個数に対して設定を希望する可搬型工具支持体を登録した参照段取情報を、優先順位を付けて複数登録する参照マガジン登録手段と、部品加工に必要な工具の情報から、前記参照マガジン登録手段に登録されている参照段取情報、および前記搭載工具登録手段に登録されている工具搭載情報に従い、可搬型工具支持体を前記マガジンの割当可能個数に対して設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成手段とを備えたものであるため、可搬型工具支持体を複数支持するマガジンを備えた板材加工機に適用する場合に、部品加工に必要な工具の情報に対して、適切な工具段取情報を容易に作成することができる。
第2の工具段取情報作成装置において、前記搭載工具登録手段が、同じ可搬型工具支持体であっても工具番地に設定する工具が異なる場合は、異なる工具搭載情報として登録するものであり、前記工具段取情報作成手段は、同じ可搬型工具支持体につき設定された複数の工具搭載情報に対して、部品加工に必要な工具の有無を検索して一つの工具搭載情報を選択し、工具段取情報を作成するものとした場合は、可搬型工具支持体を複数支持するマガジンを備えた板材加工機に適用する場合に、可搬型工具支持体に搭載する工具が種々変わっても、適切な工具段取情報を容易に作成することができる。
この発明の第1の実施形態について、図1および図2と共に説明する。この工具段取情報作成装置1を適用する板材加工機2は、図1(B)に示すように、複数の工具3を支持可能な非可搬型工具支持体4を備えたものである。この例では、板材加工機2はタレットパンチプレスである。非可搬型工具支持体4はタレットからなり、円周方向の複数箇所に、工具3を交換自在に支持する工具支持部5が設けられる。各工具支持部5に、工具番地T(T1〜Tn)が付される。図示の例では工具支持部5の個数は10個であり、工具番地はT1〜T10である。タレットからなる非可搬型工具支持体4は、その中心O回りに旋回可能であり、旋回動作によって希望の工具番地T1〜Tnが所定の加工位置Pに割り出され、加工位置Pで、パンチ駆動機構(図示せず)によって、工具3の昇降駆動による板材に対するパンチ加工が行われる。
なお、非可搬型工具支持体4であるタレットは、パンチ工具用のものとダイ工具用のものとが上下に対となって設けられるが、上下の非可搬型工具支持体4は同期して旋回させられ、また上下のパンチ工具およびダイ工具は対として用いられる。したがって、この明細書では上下のタレットを代表して一つの非可搬型工具支持体4とし、またパンチ工具とダイ工具とを代表して一つの工具3として説明する。
工具段取情報作成装置1は、部品加工に必要な工具3を非可搬型工具支持体4の工具番地Tに設定した工具段取情報OFを作成する装置である。工具段取情報作成装置1は、コンピュータおよびこれに実行させる制御プログラム,データにより構成される。工具段取情報作成装置1は、例えば、板材加工機2を制御する加工プログラム用の自動プログラミング装置(図示せず)の一部として設けられる。
工具段取情報作成装置1は、次の工具設定番地登録手段11、および工具段取情報作成手段12を備える。工具段取情報作成装置1は、この他に工具マスタファイル(図示せず)を有し、板材加工機2が所有する工具について、工具番号に対応させて工具寸法や工具形状の情報と共に登録しておく。この登録情報には予備の工具保管部(図示せず)の工具3を含めておく。
工具設定番地登録手段11は、非可搬型工具支持体4の幾つかの工具番地Tにつき、設定を希望する工具3を登録した参照段取情報RFを、優先順位を付けて複数登録する手段である。工具3の登録は、工具番号(M101,M102,…等)で行われる。各参照段取情報RFは、その優先順位順の符号を含む名称、例えば図示のように「タレット1」,「タレット2」等の名称が付される。
参照段取情報RFは、所定の工具番地Tについて、登録する工具3が互いに同じとされる。すなわち、工具番地Tについて固定部SFと可変部SVとが設けられる。図示の例では、固定部SFは工具番地T1〜T6とされ、可変部SVはT7〜T10とされている。参照段取情報RFにおいて、各工具番地Tの全てについて工具3を設定する必要はなく、工具3が未設定の工具番地T、つまり工具支持部5が空き状態となる工具番地Tを設けておいても良い。
工具段取情報作成手段12は、所定の作成規則(図示せず)に従い、部品加工に必要な工具3の情報F1から、工具設定番地登録手段11に登録されている参照段取情報RFおよびその優先順位に従い、工具3を工具番地Tに設定した工具段取情報OFを作成する手段である。
工具段取情報作成手段12は、非可搬型工具支持体4の固定部SFの工具番地(T1〜T6)を除く残りの工具番地、つまり可変部SVの工具番地(T7〜T10)の工具3について、各参照段取情報RFの間で工具を入れ替えて、または参照段取情報RFに含まれない工具3を入れて前記工具段取情報OFを作成するものとされる。
この場合に、工具段取情報作成手段12は、各参照段取情報RFを優先順に検索し、部品加工に必要な工具3が全て存在する参照段取情報RFがある場合は、その参照段取情報RFを工具段取情報OFとする。部品加工に必要な工具3が全て存在する参照段取情報RFがない場合は、第1優先順位の参照段取情報RF(「タレット1」)を仮設定し、順次下位の参照段取情報RFの可変部Vに設定された工具3を、上記の仮設定した参照段取情報RFの可変部SVの工具番地Tに設定することで、工具段取情報OFを作成する。
なお、参照段取情報RFの上記仮設定には、第1優先順位の参照段取情報RFを用いる他に、最も工具入れ替えの少ない参照段取情報RFを仮設定し、工具入れ替え数が同じの場合は優先順の上位の参照段取情報RFを仮設定するものとしても良い。
部品加工に必要な工具3の情報F1は、加工しようとする板金部品の名称,番号等の区別情報(例えば「部品A」,「部品B」など、あるいは「○○○○」等)と、その区別情報で特性される部品の加工に必要な全ての工具3の部品番号等とされる。このような情報F1として、自動プログラミング過程等で、部品図形データに対して工具配置を行った部品配置データ等を用いることができる。
次に、上記構成による工具段取情報作成処理を説明する。図2(A)に示すように、「タレット1」,「タレット2」,「タレット3」という名称が付された3つの参照段取情報RFが、この優先順位で図1の工具設定番地登録手段11に登録されていたとする。これら参照段取情報RFのうち、工具番地T1〜T6は固定部SFであり、互いに同じ工具番号(M101〜M106)の工具3が同じ工具番地T1〜T6に設定されている。残りの工具番地ST〜T10は可変部SVであり、それぞれ工具番号の設定が異なっている。
いま、図2(B)に示す部品名がそれぞれ「部品A」,「部品B」,「部品C」という3つの部品を加工する場合を考える。図中に平行斜線を施した部分は、パンチ孔を開ける部分である。図中に工具番号中の「M」の頭文字を省略して使用工具の工具番号を示すように、部品Aは、使用工具がM101,M102,M104,M106,M107であるとする。この部品Aは、図2(A)と対比してわかるように、「タレット1」の参照段取情報RFに設定された工具で加工が可能である。
部品Bは、使用工具がM101,M102,M103,M106,M207,M209であるとする。この部品Bは、「タレット2」の参照段取情報RFに設定された工具で加工が可能である。
部品Cは、使用工具がM101,M102,M104,M207,M209であるとする。この部品Bは、「タレット3」の参照段取情報RFに設定された工具で加工が可能である。
このように、各部品A〜Cは、それぞれ個別にはタレット1〜3のいずれかの参照段取情報RFの段取で加工が可能である。
これに対して、図3(B)に示すように、1枚の素材板材Wに上記3つの部品A〜Cを板取りして加工する場合を考えると、全ての部品A〜Cの加工に必要な工具は、工具番号がM101,M102,M103,M104,M106,M107,M207,M209の8種類である。
図1の工具段取情報作成手段12は、このような1枚の素材板材Wで加工する全ての部品A〜Cの加工に使用される工具3を抽出し、その抽出工具を、各参照段取情報RFと優先順位の順に比較する。
「タレット1」の参照段取情報RFでは、工具番号M207,M209の工具が不足する。「タレット2」の参照段取情報RFでは、工具番号M107の工具が不足する。「タレット3」の参照段取情報RFでは、M107の工具が不足する。このように、「タレット1」〜「タレット3」のいずれの参照段取情報RFにおいても、そのまま使用することはできない。
この場合、工具段取情報作成手段12は、第1優先順位の「タレット1」の参照段取情報RFを用い、部品A〜Cの加工に使用しない可変部SVの工具番号M108,M109の工具3を抜き、その抜いた工具番地T8,T9に、下位の参照段取情報RFの可変部SVの工具3を入れる。この例では、第2優先順位の「タレット2」の参照段取情報RFには、該当工具番地T8に使用工具がないため、第3優先順位の「タレット3」の参照段取情報RFで設定されている工具番号M207の工具3を入れる。工具番地T9には、第2優先順位の「タレット2」の参照段取情報RFの該当工具番地T9に使用工具M209があるため、その工具番号M209を入れる。
このようにして、図3(A)に示す工具段取情報OFが作成される。これが作成タレットとなる。図3(A)において、空白の工具番地T5,T10は、任意の工具3が入っていても、空のままであっても良い。
工具段取情報作成手段12は、上記のように作成した工具段取情報OFについて、工具設定番地登録手段11に新たな参照段取情報RFとして登録するようにしても良い。これにより参照段取情報RFが蓄積され、工具段取情報作成手段12による処理が、参照段取情報RFの選択だけの簡易な処理で済む場合が増えて行く。
このように、予め複数の参照段取情報RFを作成しておき、その優先順に従って参照段取情報RFを利用することで工具段取情報OFを作成するため、適切な工具段取情報OFを容易に作成することができる。また、作業者の意図しない非可搬型工具支持体4の工具番地Tへの設定がなされてしまうことが、できるだけ防止される。
また、各参照段取情報RFは、固定部SFの工具番地T1〜T6に登録される工具3を互いに同じとしているため、多数の部品に共通して使用される標準的な工具については、常に非可搬型工具支持体4の同じ工具番地Tに配置しておくことができる。そのため、現場作業者においても、工具3の位置を容易に認識でき、工具3の管理が行い易い。
工具段取情報作成手段12は、上記の参照段取情報RFを優先し、それに不足の工具3を下位の参照段取情報RFから用いるようにしたため、できるだけ作業者の意図を組み込んだ工具段取情報OFを作成することができる。
この発明の第2の実施形態について、図4ないし図6と共に説明する。この工具段取情報作成装置1Aを適用する板材加工機2Aは、図4(B)に示すように、可搬型工具支持体6を複数支持するマガジン7を備えた新形式のものである。可搬型工具支持体6は、いわば子タレットとなるものであり、マガジン7は親タレットとなるものである。
可搬型工具支持体6は、一または複数の工具3を搭載した円形のものであり、例えば円周方向に並ぶ複数の工具支持部8を有し、各工具支持部8に管理の都合上の工具番地が付されている。可搬型工具支持体6が1個の工具3を搭載するものである場合は、工具支持部8の個数は1個である。その場合も工具番地が付される。
マガジン7は、円周方向の複数箇所に工具支持体支持部9があり、各工具支持体支持部9に任意の可搬型工具支持体6を支持可能である。マガジン7の旋回により、任意の工具支持体支持部9の可搬型工具支持体6が使用位置Qに割り出される。割り出された可搬型工具支持体6は、工具支持体割出機構(図示せず)により、割出位置の中心回りに旋回可能であり、その旋回により、可搬型工具支持体6に搭載された任意の工具3を所定位置に割り出し可能である。割り出された工具3は、パンチ駆動機構(図示せず)により昇降動作され、その昇降動作で板材に対するパンチ加工が行われる。
なお、可搬型工具支持体6およびマガジン7は、パンチ工具用のものとダイ工具用のものとが上下に対となって設けられるが、上下の可搬型工具支持体6は、対となってマジガン7に支持され、上下のパンチ工具およびダイ工具は対として用いられる。また、上下のマガジン7の旋回および上下の可搬型工具支持体6の旋回は同期して行われる。したがって、この明細書では上下の工具支持体を代表して一つの可搬型工具支持体6とし、また上下のマガジン7を代表して一つのマガジン7として説明する。また、パンチ工具とダイ工具とを代表して一つの工具3として説明する。
工具段取情報作成装置1Aは、部品加工に必要な工具3が搭載された可搬型工具支持体6をマガジン7の工具支持体割当可能個数に対して設定した工具段取情報OMを作成する装置である。工具段取情報作成装置1は、コンピュータおよびこれに実行させる制御プログラム,データにより構成される。工具段取情報作成装置1は、例えば板材加工機2Aを制御する加工プログラム用の自動プログラミング装置(図示せず)の一部として設けられる。
工具段取情報作成装置1Aは、次に示す搭載工具登録手段23、参照マガジン登録手段21、および工具段取情報作成手段22を有する。工具段取情報作成装置1Aは、この他に工具マスタファイル(図示せず)を有し、板材加工機2Aが所有する工具について、工具番号に対応させて工具寸法や工具形状の情報と共に登録しておく。
搭載工具登録手段23は、可搬型工具支持体6の工具番地に設定する工具3の情報である工具搭載情報FTを登録した手段である。一つの工具搭載情報FTは、個々の可搬型工具支持体6について付した識別番号と、その識別番号で特定される可搬型工具支持体6のどの工具番地にどの工具3を搭載したかの情報であり、工具支持体名(図では「K0101,K0201,…)を付して登録される。同じ可搬型工具支持体6(したがって識別番号は同じ)であっても、搭載する工具3が違っていたり、工具3を搭載する工具番地が違う場合は、別の工具支持体名を付して登録される。なお、この形式のパンチプレスでは、子タレットである可搬型工具支持体6を「タレット」と呼ぶ場合があり、工具支持体名はタレット名であっても良い。
参照マガジン登録手段21は、マガジン7の可搬型工具支持体6を割当可能な個数に対して設定を希望する可搬型工具支持体6を登録した参照段取情報RMを、優先順位を付けて複数登録する手段である。ここで言う設定を希望する可搬型工具支持体6は、工具番地に工具3を設定した情報(工具搭載情報FT)のことであり、上記工具支持体名(またはタレット名)で登録される。参照マガジン登録手段21において、参照段取情報RMは、その優先順位の符号を含む名称、例えば図示のように「マガジン1」,「マガジン2」,…等で行われる。
参照マガジン登録手段21における各参照段取情報RMにおいて、各割り付けた各可搬型工具支持体6が持つことになる工具番号の情報は、直接に記述されていても良いが、搭載工具登録手段23に対して工具支持体名を照合して、工具番号の情報が得られるようにしても良い。作成する工具段取情報OFについても、これと同様である。
工具段取情報作成作成手段22は、部品加工に必要な工具3の情報F1から、参照マガジン登録手段21に登録されている参照段取情報RF、および搭載工具登録手段23に登録されている工具3の情報に従い、可搬型工具支持体6の工具支持体名をマガジン7の割当可能個数に対して設定した工具段取情報OMを作成する手段である。なお、参照段取情報RFに工具3の情報まで含めるようにした場合は、工具段取情報作成作成手段22は、独立した搭載工具登録手段23の照合は不要であるが、その場合、参照段取情報RMのうち、工具3の情報を登録した部分が、請求項で言う搭載工具登録手段に該当する。
工具段取情報作成手段22は、同じ可搬型工具支持体6につき設定された複数の工具搭載情報FTに対して、部品加工に必要な工具3の有無を検索して工具段取情報OMを作成するものとする。
工具段取情報作成手段22は、作成した工具段取情報OMを、新たな参照段取情報RMとして参照マガジン登録手段21に登録するものとしても良い。
次に、上記構成による工具段取情報作成処理を説明する。図5(A)に示すように、「マガジン1」,「マガジン2」,「マガジン3」という名称が付された3つの参照段取情報RMが、この優先順位で図4の参照マガジン登録手段21に登録されていたとする。
いま、図5(B)に示す部品名がそれぞれ「部品A」,「部品B」,「部品C」という3つの部品を加工する場合を考える。図中に工具支持体名中の「K」の頭文字を省略して示すように、部品Aは、使用する可搬型工具支持体6が、工具支持体名(タレット名)でK0101,K0201,K0401,K0601で示されるものであるとする。なお、使用する可搬型工具支持体6は、部品Aについて使用される工具3の情報と、搭載工具登録手段23の登録情報とを対比することにより特定される。この使用する工具支持体名の特定は、工具段取情報作成手段22によって行う。
この部品Aは、図5(A)と対してわかるように、「マガジン1」の参照段取情報RMに設定された可搬型工具支持体6の工具3で加工が可能である。
部品Bは、使用する工具支持体名(タレット名)が、K0101,K0201,K0301,K0602であるとする。この部品Bは、「マガジン2」の参照段取情報RMに設定された可搬型工具支持体6の工具3で加工が可能である。
部品Cは、使用する工具支持体名(タレット名)が、K0101,K0201,K0401,K0803,K1003であるとする。この部品Cは、「マガジン3」の参照段取情報RMに設定された可搬型工具支持体6の工具3で加工が可能である。
このように、各部品A〜Cは、それぞれ個別にはマガジン1〜3のいずれかの参照段取情報RMの段取で加工が可能である。
これに対して、図6(B)に示すように、1枚の素材板材Wに上記3つの部品A〜Cを板取りして加工する場合を考えると、全ての部品A〜Cの加工に必要な可搬型工具支持体6の工具搭載情報FTは、工具支持体名称がK0101,K0201,K0301,K0401,K0601,K0602,K0803,K1003により特定されるものである。
図1の工具段取情報作成手段22は、このような1枚の素材板材Wで加工する全ての部品A〜Cの加工に使用される工具搭載情報FTを抽出し、その抽出した工具搭載情報FTを、各参照段取情報RMと優先順位の順に比較する。
「マガジン1」の参照段取情報RMでは、工具支持体名称がK0602,K0803,K1003の工具搭載情報FTが不足する。「マガジン2」の参照段取情報RMでは、工具番号M107の工具搭載情報FTが不足する。「マガジン3」の参照段取情報RFでは、K0601,K0602の工具搭載情報FTが不足する。このように、「マガジン1」〜「マガジン3」のいずれの参照段取情報RFにおいても、そのまま使用することはできない。
この場合、工具段取情報作成手段12は、第1優先順位の「マガジン1」の参照段取情報RMを仮設定し、加工に使用しない工具支持体名(K0501,K0701)の可搬型工具支持体6を抜いて、必要な可搬型工具支持体6を入れる。必要な可搬型工具支持体6を入れるについて、第1優先順位の「マガジン1」の参照段取情RMの工具支持体割当可能個数に余裕がある場合は、使用しない可搬型工具支持体6を必ずしも抜く必要はない。必要な可搬型工具支持体6を入れる場合に、どの工具搭載情報FTを採用するかは、優先順位が順次下位の参照段取情報RF(「マガジン2」,「マガジン3」)から探して入れる。
また、「マガジン1」で「K0601」が使用され、「マガジン2」で「K0602」が指定されているように、同じ可搬型工具支持体6につき設定された複数の工具搭載情報FTがあって、異なる参照段取情報RFで別の工具搭載情報FTが指定されていることがある。「K0601」の工具搭載情報FTでは、工具番号がM601,M602,M603,M604,M605の工具3が搭載され、「K0602」の工具搭載情報FTでは、工具番号がM601,M612,M613,M614,M615の工具3が搭載されている。このような場合、工具段取情報作成手段12は、部品加工に必要な工具3の有無を検索し、部品加工に必要な工具3が含まれる一つの工具搭載情報FTを選択し、工具段取情報OMを作成する。同図の例では、「K0602」の工具搭載情報FTを選択している。
このように、マガジン7に対して可搬型工具支持体6を工具搭載情報FTで登録した参照段取情報RMを複数作成しておき、工具段取情報作成手段22は、部品加工に必要な工具の情報から、参照マガジン登録手段22に登録されている参照段取情報RMを優先順位に従って選択することなどで、工具段取情報OMを作成する。工具段取情報OMは、上記のように、部品加工に必要な工具3が搭載された可搬型工具支持体6をマガジン7の工具支持体割当可能個数に対して設定した情報である。マガジン7の場合は、工具3の搭載が変更可能な可搬型工具支持体6を複数保持するものであり、工具3の位置をマガジン7に対して固定して考えることができないため、可搬型工具支持体6をマガジン7のどの番地に入れるかは、特に定める必要がない。入れた結果が運転上で情報として認識できればよい。そのため、マガジン7に可搬型工具支持体6を保有させる個数を管理すれば足りる。
このようにして、可搬型工具支持体6を複数支持するマガジン7を備えた板材加工機2Aに適用する場合に、部品加工に必要な工具3の情報に対して、適切な工具段取情報OMを容易に作成することができる。
この発明の第1の実施形態にかかる工具段取情報作成装置の概念構成を示すブロック図および適用対象となる板材加工機の工具支持体の平面図である。 参照段取情報と加工部品に必要な工具の関係を示す説明図である。 複数の部品を板取りした図と作成された工具段取情報の関係を示す説明図である。 この発明の第3の実施形態にかかる工具段取情報作成装置の概念構成を示すブロック図および適用対象となる板材加工機のマガジンの平面図である。 参照段取情報と加工部品に必要な工具の関係を示す説明図である。 複数の部品を板取した図と作成された工具段取情報の関係を示す説明図である。 従来のタレットからなる非可搬型工具支持体の平面図である。 新形式のパンチプレスのマガジンおよび可搬型工具支持体を示す平面図である。
1,1A…工具段取情報作成装置
2,2A…板材加工機
3…工具
4…非可搬型工具支持体
5…工具支持部
6…可搬型工具支持体
7…マガジン
8…工具支持部
9…工具支持体支持部
11…工具設定番地登録手段
12…工具段取情報作成手段
21…参照マガジン登録手段
22…工具段取情報作成
23…搭載工具登録手段
A〜C…部品
F1…工具の情報
FT…工具搭載情報
OF,OM…工具段取情報
Q…使用位置
RF,RM…参照段取情報
T,T1〜Tn…工具番地
SF…固定部
SV…可変部
M101,M102,…工具番号

Claims (4)

  1. 複数の工具を支持可能な非可搬型工具支持体を備えた板材加工機に適用され、部品加工に必要な工具を前記非可搬型工具支持体の工具番地に設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成装置であって、
    非可搬型工具支持体の幾つかの工具番地につき設定を希望する工具を登録した参照段取情報を、優先順位を付けて複数登録する工具設定番地登録手段と、部品加工に必要な工具の情報から、前記工具設定番地登録手段に登録されている参照段取情報およびその優先順位に従い工具を前記工具番地に設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成手段とを備えた工具段取情報作成装置。
  2. 前記工具設定番地登録手段に登録される複数の参照段取情報は、所定の工具番地について登録される工具が互いに同じであり、前記工具段取情報作成手段は、前記非可搬型工具支持体の前記所定の工具番地を除く残りの工具番地の工具について、参照段取情報の間で工具を入れ替えて、または参照段取情報に含まれない工具を入れて前記工具段取情報を作成するものとした請求項1に記載の工具段取情報作成装置。
  3. 一または複数の工具を搭載した可搬型工具支持体を複数支持するマガジンを備えた板材加工機に適用され、部品加工に必要な工具が搭載された可搬型工具支持体をマガジンの可搬型工具支持体割当可能個数に対して設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成装置であって、
    可搬型工具支持体の工具番地に設定する工具の情報である工具搭載情報を登録した搭載工具登録手段と、
    マガジンの前記割当可能個数に対して設定を希望する可搬型工具支持体を工具搭載情報により登録した参照段取情報を、優先順位を付けて複数登録する参照マガジン登録手段と、
    部品加工に必要な工具の情報から、前記参照マガジン登録手段に登録されている参照段取情報、および前記搭載工具登録手段に登録されている工具搭載情報に従い、可搬型工具支持体を前記マガジンの割当可能個数に対して工具搭載情報で設定した工具段取情報を作成する工具段取情報作成手段とを備えた工具段取情報作成装置。
  4. 前記搭載工具登録手段は、同じ可搬型工具支持体であっても工具番地に設定する工具が異なる場合は、異なる工具搭載情報として登録するものであり、前記工具段取情報作成手段は、同じ可搬型工具支持体につき設定された複数の工具搭載情報に対して、部品加工に必要な工具の有無を検索して一つの工具搭載情報を選択し、工具段取情報を作成するものとした請求項3に記載の工具段取情報作成装置。
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