JP4407364B2 - プレス機械用工具情報登録装置 - Google Patents

プレス機械用工具情報登録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4407364B2
JP4407364B2 JP2004125938A JP2004125938A JP4407364B2 JP 4407364 B2 JP4407364 B2 JP 4407364B2 JP 2004125938 A JP2004125938 A JP 2004125938A JP 2004125938 A JP2004125938 A JP 2004125938A JP 4407364 B2 JP4407364 B2 JP 4407364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tool support
information
magazine
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004125938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005305505A (ja
Inventor
孝志 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2004125938A priority Critical patent/JP4407364B2/ja
Publication of JP2005305505A publication Critical patent/JP2005305505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4407364B2 publication Critical patent/JP4407364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

この発明は、カートリッジ式等の工具支持体を交換して使用するプレス機械において、板金加工のCAMデータや加工プログラムの作成、あるいは段取りの作成等に用いるプレス機械用工具情報登録装置に関するものである。
従来、複数の工具を交換使用可能としたパンチプレスとして、工具支持体をタレットとするタレット式のものが一般的である。しかし、タレットパンチプレスでは、タレット上に保持できる工具の個数,サイズが限られ、多彩な加工を行うことができない。そのため工具支持体として、次のようなカートリッジを用いるカートリッジ式のパンチプレスが提案されている(例えば特許文献1)。これは、複数の工具を搭載した矩形のカートリッジを複数準備し、これらカートリッジを直線経路のレール上でパンチ位置に出し入れすることにより、カートリッジ交換を行うものである。
しかし、上記カートリッジ式のパンチプレスは、カートリッジ内に並べられた工具の割出を、ラムを有するパンチ駆動部の平面移動により行うものであるため、移動する部分の重量が重くて工具の高速割出が難しい。カートリッジの直線移動により一方向の工具割出を行うものもあるが、これもカートリッジ全体の直線移動が必要なために、高速割出が難しい。
そこで、工具支持体として円形のカートリッジを用い、旋回動作する工具支持体マガジンによりパンチプレス本体に渡すものが試みられている(例えば、特願2003−030101号)。
また、従来、タレット式のパンチプレスでは、タレットの各工具ステーションにどの工具を搭載するかのタレット登録情報を、次のように作成している。すなわち、製品の図面から要求される工具の分析を行い、今のタレットに入っている工具と、これからの加工に必要な工具とを比較し、使用する工具を入れ替えてタレット登録を行っている。
特開2000−351028号公報
タレットパンチプレスでは、固定したタレットという器を用いるため、上記のように加工の都度、使用する工具を入れ替えてタレット登録を作成することでも、支障のない運用が行える。
しかし、カートリッジ式のパンチプレス、特に上記のように旋回するマガジンに、工具支持体となる複数のカートリッジを交換して搭載するものでは、タレットパンチプレスの場合のように登録を行うのでは、効率の良い運用が難しい。
すなわち、上記旋回マガジンに複数のカートリッジを搭載するものでは、従来のタレットパンチプレスの場合の登録の形態を真似ると、マガジンのどの位置にどのカートリッジを配置するかのマガジン全体の器情報を作ってから、マガジン内の個々の器となるカートリッジのどの位置にどの工具を搭載するかの情報を作成することになる。
上記カートリッジは、工具を搭載した状態でマガジンに対して自由に交換できる工具支持体であるのに、上記の登録方法では、マガジンへ搭載するカートリッジの情報が定まってから、そのカートリッジのどの位置にどの工具を搭載するかを定めることになり、運用効率の悪いものとなる。
この発明の目的は、複数の工具支持体を保持するマガジンの全体にどのような工具を保有するかの情報を容易に作成して登録することができ、またその情報の利用が容易なプレス機械用工具情報登録装置を提供することである。
この発明の他の目的は、予備の工具支持体の登録も可能で、より使い勝手の良いものとすることである。
この発明のさらに他の目的は、登録のためのオペレータによる入力操作を容易に行えるようにすることである。
この発明のプレス機械用工具情報登録装置(1)は、プレス駆動を行うプレスヘッド(25)と、少なくとも一つの工具(40)を支持する工具支持体(27)と、この工具支持体(27)を複数支持して任意の工具支持体(27)を前記プレスヘッド(25)の位置(Q)に割り出すマガジン(26)とを備えたプレス機械(2)に適用される。
このプレス機械用工具情報登録装置(1)は、工具支持体(27)における工具支持部(27a)とその工具支持部(27a)に配置する工具(40)の工具番号等の識別情報とを対応させた情報である工具支持体編成情報(F1)を、工具支持体名を付けて登録可能な工具支持体編成情報登録手段(3)を有する。また、マガジン(26)にどの工具支持体名の工具支持体(26)を保有させるかの情報であるマガジン編成情報(F2)を登録可能なマガジン編成情報登録手段(4)を備える。
この構成によると、工具支持体(27)における工具支持部(27a)とその位置に配置する工具(40)の識別情報とを対応させた工具支持体編成情報(F1)を、工具支持体名を付けて工具支持体編成情報登録手段(3)に登録しておくことができる。また、マガジン(26)にどの工具支持体(27)を保有させるかのマガジン編成情報(F2)を、マガジン編成情報登録手段(4)に、例えばマガジン名で登録することができる。このマガジン編成情報(F2)は、工具支持体(27)に配置する工具(40)が定まった工具支持体編成情報(F1)を複数組み合わせた情報であり、マガジン全体が保有する工具(40)の情報を持つことになる。すなわち、工具支持体編成情報(F1)の登録と、マガジン編成情報(F2)の登録との複合登録が可能であり、これによりマガジン全体が保有する工具(40)の情報を持つことになる。
このため、既に作成されている工具支持体編成情報(F1)を用いてマガジン編成情報(F2)の登録が行え、しかも工具支持体編成情報(F1)は工具支持体名で扱うことができ、登録作業が簡単となる。また、登録されたマガジン編成情報(F2)および工具支持体編成情報(F1)は、いずれも名前が付されたものとできるため、使い勝手の良いものとなる。
前記マガジン編成情報登録手段(4)は、マガジン(26)外で工具支持体(27)を保管する予備位置(36)に対しても工具支持体名を登録可能なものとしても良い。
この場合、予備の工具支持体(27)についても、工具(40)を配置した情報(F1)を、名前を付けて登録可能であるため、より一層使い勝手の良いものとできる。
前記マガジン編成情報登録手段(4)は、マガジン編成情報(F2)を記憶する手段である記憶部(9)と、入力操作により前記記憶部(9)に対して登録処理を行う登録処理部(10)とを有する。その場合に、登録処理部(10)は、画面表示装置(6)の画面(12)に、これからマガジン編成情報(F2)を作成しようとするマガジン(26)の工具支持体名表示部分を有するマガジン編成表示部(15)と、所有する工具支持体(27)を、工具支持体(27)の識別情報によって一覧表示する工具支持体所有一覧表示部(16)と、作成済の工具支持体編成情報(F1)の工具支持体名を一覧表示する作成済支持体編成情報一覧表示部(17)とを並べて表示可能な画面表示出力手段(10a)を有するものとする。また、前記登録処理部(10)は、前記作成済支持体編成一覧表示部(17)に表示された工具支持体名を前記マガジン編成表示部(15)に複写することで、その複写された工具支持体名の工具支持体編成情報(F1)を作成中のマガジン編成情報(F2)に加える機能を有するのとする。
この構成によると、画面(12)の作成済支持体編成一覧表示部(17)から、作成済みの工具支持体編成情報(F1)を選択し、マガジン編成表示部(15)に複写することで、その工具支持体編成情報(F1)を作成中のマガジン編成情報(F2)に加えることができる。そのため、より一層簡単な処理で、マガジン編成情報の登録を行うことができる。
この発明のプレス機械用工具情報登録装置は、プレス駆動を行うプレスヘッドと、少なくとも一つの工具を支持する工具支持体と、この工具支持体を複数支持して任意の工具支持体を前記プレスヘッドの位置に割り出すマガジンとを備えたプレス機械に適用されるプレス機械用工具情報登録装置であって、前記工具支持体における工具支持部とその工具支持部に配置する工具の識別情報とを対応させた情報である工具支持体編成情報を、工具支持体名を付けて登録可能な工具支持体編成情報登録手段と、前記マガジンにどの工具支持体名の工具支持体を保有させるかの情報であるマガジン編成情報を登録可能なマガジン編成情報登録手段とを備えるため、複数の工具支持体を保持するマガジンの全体にどのような工具を保有するかの情報を容易に作成して登録することができ、またその情報の利用が使い勝手の良いものとなる。
マガン編成情報登録手段が、マガジン外で工具支持体を保管する予備位置に対しても工具支持体名を登録可能なものとした場合は、予備の工具支持体の登録も可能で、より使い勝手の良いものとなる。
マガジン編成情報登録手段が、マガジン編成情報を記憶する手段である記憶部と、入力操作により前記記憶部に対して登録処理を行う登録処理部とを有し、この登録処理部は、画面表示装置の画面に、これからマガジン編成情報を作成しようとするマガジンの工具支持体名表示部分を有するマガジン編成表示部と、所有する工具支持体を、工具支持体の識別情報によって一覧表示する工具支持体所有一覧表示部と、作成済の工具支持体編成情報の工具支持体名を一覧表示する作成済支持体編成一覧表示部とを並べて表示可能な画面表示出力手段を有し、かつ前記作成済支持体編成一覧表示部に表示された工具支持体名を前記マガジン編成表示部に複写することで、その複写された工具支持体名の工具支持体編成情報を作成中のマガジン編成情報に加える機能を有するものとしたため、登録のためのオペレータによる入力操作を容易に行うことができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図6と共に説明する。図1において、このプレス機械用工具情報登録装置1は、板金CAM装置や自動プログラミング装置の一部等としてコンピュータに設けられ、次の構成のプレス機械2に対して適用されるものである。
このプレス機械2は、プレス駆動を行うプレスヘッド25と、少なくとも一つの工具40を支持する工具支持体27と、この工具支持体27を複数支持して任意の工具支持体27を前記プレスヘッド25の位置Qに割り出すマガジン26とを備えるものである。
図5,図6と共に、適用対象となるプレス機械2の具体例を説明する。プレスヘッド25の下のパンチ位置Oに対して、テーブル31上で板材Wを直交2軸(X軸,Y軸)方向に送る板材送り機構23と、複数の工具40を保持して任意の工具40をパンチ位置Oに割り出す工具割出機構24と、パンチ位置Oに割り出された工具40を昇降駆動してパンチ加工を行うプレスヘッド25とを備える。パンチ位置Oは、プレスヘッド位置Qの中心位置であっても良いが、この実施形態ではプレスヘッド位置Q内の所定の位置とされている。工具40にはパンチ工具とダイ工具とがあり、これらパンチ工具とダイ工具とは上下に対として用いられる。板材送り機構23は、Y軸方向に進退するキャリッジ28にX軸方向に進退可能にクロススライド29を設置し、板材Wの端部を把持する複数のワークホルダ30を、クロススライド29のX軸方向の複数箇所に取付けたものである。ワークホルダ30は、クロススライド29に対してX軸方向の取付位置を変更可能とされている。
工具割出機構24は、工具40を支持する手段24aとして、複数または1つの工具40を搭載した工具支持体27を、マガジン26に設けられた工具支持体保持部26aに保持する形式のものとされている。工具支持体27は、いわばカートリッジまたは小さなタレットである。工具支持体マガジン26とこれに保持された各工具支持体27とで、上記工具支持手段24aが構成される。
工具支持体27は、外周形状が円形に形成され、内部にそれぞれ工具40を設置する複数の工具支持部27aを有している。工具支持体27は、工具支持体マガジン26の任意の工具支持体保持部26aに保持可能なように、外周形状が統一されているが、工具支持部27aの位置,個数,寸法等の異なる複数種類のものがある。図6(A),(B)はその工具支持体27のうちの2つの例をそれぞれ示す。工具支持体27は上下一対のものが設けられて、それぞれパンチおよびダイとなる工具40が設置される。
工具支持体マガジン26は、水平旋回自在に設けられ、外周部の円周方向複数箇所に工具支持体保持部26aが設けられている。各工具支持体保持部26aは、制御上、アドレスM1〜M8が付される。工具支持体マガジン26は、上下に一対設けられ、それぞれパンチ側およびダイ側の工具支持体27を着脱可能に保持する。
なお、工具支持体マガジン26、工具支持体27、および工具40は、それぞれ上記のようにパンチ側のものとダイ側のものとが上下に対として設けられるが、図では上下のものを一つとして示している。
工具割出機構24は、工具支持体マガジン26の任意の工具支持体保持部26aを、プレスヘッド位置Qに対応する旋回角度位置に旋回割出するマガジン割出機構部(図示せず)と、プレスヘッド位置Qに割り出された工具支持体保持部26aの工具支持体27を保持してその工具支持体中心回りに回転させる工具支持体割出機構部(図示せず)とを有している。この工具支持体割出機構部で工具支持体27を回転させることで、工具支持体27に支持された任意の工具40をパンチ位置Oに位置させることが可能である。
プレス機械2に対して、その近傍に予備位置36が設けられている。予備位置36は、マガジン26に対する交換用の工具支持体27を保管する場所である。マガジン26は、工具支持体27との間で作業者の手作業により、またはATC(自動工具交換装置)(図示せず)により、工具支持体27の交換が可能とされている。
図1において、このプレス機械用工具情報登録装置1は、工具支持体編成情報登録手段3と、マガジン編成情報登録手段4と、工具マスタファイル5とを備え、また液晶表示装置またはCRT等の画面表示装置6を備えている。工具マスタファイル5は、備えている各工具40について、工具40の識別情報となる工具番号に対応して、その工具の形状、サイズ、種類、表示用画像データ等を記憶した手段である。
工具支持体編成情報登録手段3は、工具支持体編成情報F1を複数登録する手段であって、登録内容を記憶する記憶部7と、この情報F1の登録処理を行う登録処理部8とで構成される。
一つの工具支持体編成情報F1には、工具支持体27における各工具支持部27aのアドレス等の情報と、その工具支持部27aに配置する工具40の識別情報(例えば工具番号)とを対応させた情報であり、工具支持体名(例えば「TR11」等)を付けて登録される。工具支持体編成情報F1は、工具40を保持する器としての工具支持体27が同じであっても、入れる工具40の違いや、また工具40を入れる配置の違いがあると、別の工具支持体編成情報F1とされる。器としての各工具支持体27には、1個ずつ個別に識別番号が付され、工具支持体編成情報F1は、その工具支持体識別情報を有するものとされる。同じ工具支持体識別情報の工具支持体27に対して、入れる工具40が異なると、別の工具支持体編成情報F1が登録されることになる。また、工具支持体27は、工具支持部27aの個数,大きさ,位置等によって、複数のタイプに分類され、同じタイプのものが幾つか用いられて個々に工具支持体識別情報が付されるが、工具支持体編成情報F1にはこの工具支持体27のタイプの区別情報を含むものとしておくことが好ましい。
マガジン編成情報登録手段4は、マジガン編成情報F1を複数登録する手段であって、登録内容を記憶する記憶部9と、この情報F1の登録処理を行う登録処理部10とで構成される。
マガジン編成情報F2は、マガジン26の工具支持体27の保有可能個数、つまり工具支持部27aの個数に対応させてどの工具支持体名の工具支持体27を保有させるかの情報である。マガジン編成情報F2について、個々にマガジン名称が付される。マガジン編成情報F2においては、どの工具支持体名(例えば「TR11」)の工具支持体27を保有しているかが区別できれば良く、マガジン26のどの位置(またはアドレス)の工具支持部27aに所定名称の工具支持体27を配置するかは区別しない。したがって、マガジン編成情報F2では、個数を示すための便宜上の番号「01,02…」が付されるが、この番号と工具支持部27aの位置とは関係がない。
マガジン編成情報登録手段4は、マガジン26外で工具支持体27を保管する予備位置36に対しても、工具支持体名を登録可能なものとしてある。予備位置36の工具支持体名の登録は、工具支持体27のマガジン編成情報F2の一部として行われるが、工具支持体27と予備位置36とに領域を区別して登録されるようにする。
工具支持体編成情報登録手段3およびマガジン編成情報登録手段4における登録処理部8,10の構成を説明する。これら登録処理部8,10は、同じ画面表示装置6における画面を切り換えて登録処理を行わせるものとしてある。
工具支持体編成情報登録手段3の登録処理部8は、画面表示装置6の画面11に、工具支持体編成工具の表示部13と、工具マスタファル内容の表示部14とを並べて表示する画面表示出力手段8aとを有している。図3はこの登録処理の画面11の具体例を示す。なお、この具体例では、工具支持体27のことを「タレット」と表現している。
工具マスタファル内容の表示部14には、工具マスタファイル5に登録された工具40の一覧が表示される。この一覧には、工具番号に対応して工具形状,サイズ、その他の工具情報が表示される。
工具支持体編成工具の表示部13には、工具支持体編成情報F1の作成のために選択された工具支持体27についての各工具支持部27aの識別情報(工具ステーション番号)を表示したエリア13aと、その各工具支持部識別情報に対して工具番号等の工具識別情報を表示するエリア13bとが設けられる。
登録処理部8は、エリア13aの工具支持体識別情報(工具ステーション番号)と、工具マスタファル内容の表示部14における希望の工具とを選択することで、エリア13bにその選択した工具を指定可能とされる。選択,指定の方法は、画面上の選択希望内容の表示部分にカーソルを合わせ、「実行」等の入力処理を行うことで可能とされる。選択された工具40は、画面13の工具画像表示部13cに表示される。
工具支持体27の各工具支持部27aに対して工具40を指定し、かつ工具支持体名称を付すことで、一つの工具支持体編成情報F1が作成される。
図1におけるマガジン編成情報登録手段4の登録処理部10は、画面表示装置6の画面12に、マガジン編成表示部15と、工具支持体所有一覧表示部16と、作成済支持体編成一覧表示部17とを並べて表示可能な画面表示出力手段10aを有している。図4は、このマガジン登録画面12の具体例を示す。この具体例においても、工具支持体27のことを「タレット」と表現している。
画面12におけるマガジン編成表示部15は、マガジン編成情報F2を作成しようとするマガジン26について、保有させる工具支持体27の名称を表示する部分である工具支持体名データ表示部15aを有している。この工具支持体名データ表示部15aに、工具支持体27の識別情報(同図では「タレットID」と表現)と、工具支持体27のタイプ名とが工具支持体名(同図では「タレット名」と表現)と併記して表示されている。
工具支持体所有一覧表示部16は、所有する工具支持体27が、その識別情報(タレットID)によって一覧表示される。この一覧表示には、工具支持体27のタイプ名が併記される。この一覧表示の中から任意の工具支持体識別情報の表示行をカーソル等で選択することで、工具支持体27のタイプ表現図16aが画面12に表示される。
作成済支持体編成一覧表示部17には、作成済の工具支持体編成情報F1の工具支持体名(図では「タレット名」と表現)が一覧表示される。この一覧表示の各行に、工具支持体名(タレット名)と、工具支持体識別情報(タレットID)と、工具支持体タイプ名とが表示される。また、この一覧中の任意の表示行をカーソル等で選択することで、工具支持体27のタイプ表現図16aが画面12に表示される。
図1のマガジン編成情報登録手段4における登録処理部10は、前記作成済支持体編成一覧表示部17に表示された工具支持体名をマガジン編成支持体表示部15に複写することで、その複写された工具支持体名の工具支持体編成情報F1を作成中のマガジン編成情報F2に加えるものとする情報複写機能を有している。
また、登録処理部10は、マガジン編成情報F2に対して、マガジン26の工具支持体支持部26aの個数よりも多くの工具支持体編成情報F1を付加する操作を行うと、それ以上の工具支持体27のセットができない旨の注意表示18(図4)を画面12に出力するものとされる。
上記構成のプレス機械用工具情報登録装置1による登録処理の方法を説明する。なお、この説明過程で、上記各手段の構成,作用の補足説明を共に行う。
図2は、登録処理の概念を示す。図1の工具支持体編成情報登録手段3により、図3のような登録画面11を表示しておき、工具支持体編成情報F1を作成する。この作成は、希望の工具支持体27を選択してその各工具支持部27aの識別情報(工具ステーション番号)を表示しておき、工具マタファイル内容表示部14の中から、希望の工具番号等の工具識別情報を、工具支持部識別情報(工具ステーション番号)に対して指定することで行われる。工具支持体編成情報F1には工具支持体名を付しておく。このような作業を繰り返して、図2のように複数の工具支持体編成情報F1を作成しておく。
この後、図1のマガジン編成情報登録手段4により、図4のような登録画面12を表示させる。この状態で、作成済支持体編成一覧表示部17に表示された工具支持体名を、マガジン編成表示部15に複写することで、その複写された工具支持体名の工具支持体編成情報F1を作成中のマガジン編成情報F2に加える。この処理を工具支持体27の工具支持部27aの数だけ行うことで、マガジン編成情報F2が作成される。予備位置36に対しても、必要に応じて、上記と同様にして工具支持体編成情報F1を指定する。このように作成されたマガジン編成情報F2に、マガジン編成名を付して登録する。
マガジン編成情報登録手段4は、新規にマガジン編成情報F2を作成する他に、既存のマガジン編成情報F2に対して、一部の工具支持体編成情報F1を変更することで、新たなマガジン編成情報F2を作成し、これに新たなマガジン編成名を付して登録を行うことも可能としてある。
このようにして、複数の工具支持体27を保持するマガジン26の全体にどのような工具40を保有するかの情報(マガジン編成情報)F2を、容易に作成して登録することができる。また、この登録されたマガジン編成情報F2は、マガジン名称が付され、これに含まれる各工具支持体編成情報F1も工具支持体名が付されているため、その情報F1,F2の利用の使い勝ってが良い。そのため、後の段取り作成や、加工プログラムの作成等の処理が容易に行える。
なお、上記実施形態は、プレス機械が円形のマガジンを有するものとしたが、この発明はマガジンおよびこれに着脱自在に支持されて複数の工具を支持可能な工具支持体27を有するプレス機械一般について、その登録処理に適用することができる。
この発明の一実施形態にかかるプレス機械用工具情報登録装置の概念構成を示すブロック図である。 その登録処理の概要の説明図である。 支持体編成登録画面の一例を示す説明図である。 マガジン編成登録画面の一例を示す説明図である。 適用対象となるプレス機械の一例の平面図である。 その工具支持体の各例を示す斜視図である。
符号の説明
1…プレス機械用工具情報登録装置
2…プレス機械
3…工具支持体編成情報登録手段
4…マガジン編成情報登録手段
5…工具マスタファイル
6…画面表示装置
7…記憶部
8…登録処理部
8a…画面表示出力手段
9…記憶部
10…登録処理部
10a…画面表示出力手段
11,12…画面
13…工具支持体編成工具の表示部
13a,13b…エリア
13c…工具画像表示部
15…マガジン編成表示部
15a…工具支持体名データ表示部
16…工具支持体所有一覧表示部
17…作成済支持体編成一覧表示部
25…プレスヘッド
26…マガジン
26a…工具支持体保持部
27…工具支持体
27a…工具支持部
36…予備位置
40…工具
F1…工具支持体編成情報
F2…マガジン編成情報

Claims (2)

  1. プレス駆動を行うプレスヘッドと、少なくとも一つの工具を支持する工具支持体と、この工具支持体を複数支持して任意の工具支持体を前記プレスヘッドの位置に割り出すマガジンとを備えたプレス機械に適用されるプレス機械用工具情報登録装置であって、
    前記工具支持体における工具支持部とその工具支持部に配置する工具の識別情報とを対応させた情報である工具支持体編成情報を、工具支持体名を付けて登録可能な工具支持体編成情報登録手段と、前記マガジンにどの工具支持体名の工具支持体を保有させるかの情報であるマガジン編成情報を登録可能なマガジン編成情報登録手段とを備え、前記マガジン編成情報登録手段は、マガジン編成情報を記憶する手段である記憶部と、入力操作により前記記憶部に対して登録処理を行う登録処理部とを有し、この登録処理部は、画面表示装置の画面に、これからマガジン編成情報を作成しようとするマガジンの工具支持体名表示部分を有するマガジン編成表示部と、所有する工具支持体を、工具支持体の識別情報によって一覧表示する工具支持体所有一覧表示部と、作成済の工具支持体編成情報の工具支持体名を一覧表示する作成済支持体編成一覧表示部とを並べて表示可能な画面表示出力手段を有し、かつ前記作成済支持体編成一覧表示部に表示された工具支持体名を前記マガジン編成表示部に複写することで、その複写された工具支持体名の工具支持体編成情報を作成中のマガジン編成情報に加える機能を有するものとしたプレス機械用工具情報登録装置。
  2. マガジン編成情報登録手段は、マガジン外で工具支持体を保管する予備位置に対しても工具支持体名を登録可能なものとした請求項1記載のプレス機械用工具情報登録装置。
JP2004125938A 2004-04-21 2004-04-21 プレス機械用工具情報登録装置 Expired - Fee Related JP4407364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125938A JP4407364B2 (ja) 2004-04-21 2004-04-21 プレス機械用工具情報登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125938A JP4407364B2 (ja) 2004-04-21 2004-04-21 プレス機械用工具情報登録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005305505A JP2005305505A (ja) 2005-11-04
JP4407364B2 true JP4407364B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=35434860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004125938A Expired - Fee Related JP4407364B2 (ja) 2004-04-21 2004-04-21 プレス機械用工具情報登録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4407364B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005305505A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007185686A (ja) パンチプレスの段取り情報発生装置
US7324869B2 (en) Tool information display device for processing machine
JP4839802B2 (ja) 加工機械の段取り情報表示装置
US20120116570A1 (en) Tool changer of machine tool
JP6322896B2 (ja) 工作機械
JP2009297868A (ja) 工具マガジン装置における工具配置替え方法およびその装置
JP4407364B2 (ja) プレス機械用工具情報登録装置
US4528633A (en) Method of controlling indexing of magazine pockets in machining center
JP2009056501A (ja) 工具ホルダ交換型パンチプレス
JP3710917B2 (ja) 工具識別媒体を備えたパンチング用工具
JP4839656B2 (ja) チェンジャー付き加工設備制御システム
JP5055732B2 (ja) 段取工具情報表示装置
JPH0227106B2 (ja)
JP4839655B2 (ja) チェンジャー付き加工設備制御システム
JP4971947B2 (ja) 工具識別媒体読み取り装置を備えたパンチプレス
JP2006326711A (ja) 工具ホルダチェンジャー動作情報作成装置
JP2009106983A (ja) パンチプレスの工具寿命到達予想表示装置
JP4507691B2 (ja) 工具段取情報作成装置
JP2005215720A (ja) パンチプレス用スケジューリング装置および自動プログラミング装置
JP2009125781A (ja) 板金加工システム及びその方法
JP2007130677A (ja) チェンジャー付き加工設備制御システム
JP5309551B2 (ja) パンチプレスの金型レイアウト作成装置
JP2011076570A (ja) 板材加工機のワークホルダ段取り情報表示装置
JPH0335053B2 (ja)
JP4396368B2 (ja) 自動ネスティング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091020

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4407364

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees