JP4504792B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、缶製品等の容器製品物を包み込むように収納するいわゆるラップアラウンド式の紙製包装箱に関し、例えば、いわゆるマルチパックで包装された缶製品等の容器製品物を収納する包装箱に関する。
いわゆるラップアラウンド式の包装箱による容器製品物の包装は一般に以下の要領で行われる。すなわち、一般に上面板、底面板、およびこれらを連結する一対の側面板を有して形成される帯状の胴部で容器製品物を包み込むように収納した後、その開口したままになっている胴部両端部をそれぞれ一対の内フラップおよび外フラップで順次塞ぐことにより、容器製品物が収納された包装箱が完成される。
缶製品等の容器製品物は、缶そのままの状態で包装箱に収納される場合と、マルチパックとして、例えば缶6本単位で包装した上で、このマルチパック包装体を例えば2列2段に合計4体配列した状態で、1つの包装箱に収納される場合がある。
このようにして包装箱に収納されたマルチパックを包装箱から取り出す際には、例えば包装箱に予め形成されているハーフトレイ形成用の切離帯をぐるりと一周側面に沿って切断して包装箱を分割するようにすればよいが、より簡便に開封するために、内フラップおよび外フラップの糊付けを剥がして包装箱の長手方向の一方の端部を開き、この開口部からマルチパック包装体を取り出す操作もよく行われる。
しかしながら、包装箱の長手方向の一方の端部を開いて中のマルチパック包装体を取り出そうとする場合には、マルチパック包装体と成形された包装箱の間に隙間がないために、包装箱を開口した後に、マルチパック包装体を取り出すための指が入り難く、マルチパック包装体が取り出し難いという問題がある。特に、包装箱の開口部から奥側である下段に位置するマルチパックが取り出し難い。
また、一旦糊付けされているフラップを剥がして容器製品物を取り出した後は、糊付けなしで再び内フラップおよび外フラップを閉じて取り出し口である開口部を再封することができないために、保管中の包装箱の外観が悪いという問題や、フラップを開放したままでの保管では保管中に、異物や埃が包装箱内に混入するおそれがあるという問題が生じる。
このような問題を解決するための従来技術として、特開2001−354231号公報(特許文献1)、特開2002−166928号公報(特許文献2)、特開2002−225855号公報(特許文献3)、特開2004−099074号公報(特許文献4)、特開2004−250016号公報(特許文献5)等に提案されている技術がある。
しかしながら、特許文献1では、包装箱自体の再封機能がなく、また取り出し容易性に関しては上面のみが開封可能となっており、マルチパック包装体と底面板との間には隙間がないままであり、マルチパック包装体の取り出し容易性は十分とは言えない。
また、特許文献2および特許文献3は、包装箱自体の再封機能は備えているものの、取り出し容易性に関しては上面のみが開封可能となっており、マルチパック包装体と底面板との間には隙間がないままであり、マルチパック包装体の取り出し容易性は十分とは言えない。
特許文献4は、包装箱自体の再封機能は備えているものの、取り出し容易性に関しては端部のみが開封可能となっており、マルチパック包装体と成形された包装箱の間には隙間が十分になく、マルチパック包装体の取り出し容易性は十分とは言えない。
特許文献5は、包装箱自体の再封機能がなく、また取り出し容易性に関しては上面板、底面板ともに開封可能となっているが、包装箱の強度を重視する場合には、上面板、底面板ともに開封するのは好ましくないという問題がある。
特開2001−354231号公報 特開2002−166928号公報 特開2002−225855号公報 特開2004−099074号公報 特開2004−250016号公報
このような実状のもとに本願発明は創案されたものであって、その目的は、開封した後に開口部を再度閉めることができる再封機能を有し、上面板、底面板ともに開封可能として取り出し容易性を高め、なおかつ現行の包装箱と同等の強度を備え、ハーフトレイで使用した場合にも強度を保てる包装箱を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、上面板、底面板、およびこれらを連結する一対の側面板を有して形成される胴部、ならびに内フラップおよび外フラップを備えてなるラップアラウンド式の包装箱において、前記上面板は帯状の第1の引き裂き体を有し、当該帯状の第1の引き裂き体は、前記上面板の略中央部に形成された第1の引き裂き起点部と、この第1の引き裂き起点部に連接されるとともに前記一対の側面板のうちの一方の側面板方向に向けて形成される第1の引き裂き帯状部を有し、前記上面板は、前記第1の引き裂き起点部から前記一対の側面板のうちの他方の側面板方向に向けて形成される第1の切り取り部を有し、前記底面板は帯状の第2の引き裂き体を有し、当該帯状の第2の引き裂き体は、前記底面板の略中央部に形成された第2の引き裂き起点部と、この第2の引き裂き起点部に連接されると共に前記一方の側面板方向に向けて形成される第2の引き裂き帯状部を有し、前記底面板は、前記第2の引き裂き起点部から前記他方の側面板方向に向けて形成される第2の切り取り部を有し、前記帯状の第1の引き裂き体と前記帯状の第2の引き裂き体は、前記一方の側面板に対して、鏡像関係となるように配置形成されており、前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体は、それぞれ前記第1の引き裂き起点部および前記第2の引き裂き起点部から、終端方向である前記一方の側面板に向けて、2〜25°の範囲内の上がり勾配の帯状形状をなしており、前記第1の切り取り部は、第1の引き裂き起点部から前記他方の側面板の上端部のコーナーに向けて上がり勾配に形成され、前記第2の切り取り部は、第2の引き裂き起点部から前記他方の側面板の上端部のコーナーに向けて上がり勾配に形成されており、前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体をそれぞれ引き裂き除去するとともに、これらに挟持される関係に位置する前記一方の側面板も部分的に除去して実質的に第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体の終端を繋ぐような引き裂きが行われ、さらに、前記他方の側面板方向に向けて前記第1の切り取り部および第2の切り取り部を切り取ることによって形成された蓋体を前記他方の側面板側に回動させて前記他方の側面板の一部にヒンジ機能折り部を形成させ、前記蓋体を前記ヒンジ機能折り部を支点として回動可能としてなるように構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記一方の側面板は、前記帯状の第1の引き裂き体の終端および前記帯状の第2の引き裂き体の終端にそれぞれ実質的に連接される切込み部を備えてなるように構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体は、その帯幅が、1.5〜6cmの範囲内であるように構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体は、その輪郭に沿って切断用の切り込み線が断続的に形成されてなるように構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記第1の切り取り部および前記第2の切り取り部は、切断用の切り込み線が断続的に形成されているとともに、その切断用の切り込み線の終端は、各コーナーの手前1〜5cmの範囲で止まってなるように構成される。
また、本発明の好ましい態様として、包装箱内に収納される容器製品物は、缶容器製品物またはその集合体から構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記缶容器製品物は、アルコール飲料缶またはノンアルコール飲料缶から構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記集合体は、マルチパック包装されて構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記一方の側面板には引き裂き開始片が形成されるとともに、前記切込み部の終端は引き裂き開始片の手前1〜3cmの範囲で止めてなるように構成される。
本発明の包装製品は、前記包装箱によって被包装物である容器製品物を包装して形成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記被包装物は、缶容器製品物またはその集合体から構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記缶容器製品物は、アルコール飲料缶またはノンアルコール飲料缶から構成される。
また、本発明の好ましい態様として、前記集合体は、マルチパック包装されて構成される。
本発明の包装箱は、側面板の一部にヒンジ機能折り部を形成させて、帯状の第1の引き裂き体および帯状の第2の引き裂き体の引き裂き除去ならびに第1の切り取り部および第2の切り取り部を切り取ることによって形成された蓋体を前記ヒンジ機能折り部を支点として回動できるように構成されているので、開封した後に開口部を再度閉めることができる再封機能を有し、さらに上面板、底面板ともに開封され、取り出し容易性に優れる。なおかつ現行の包装箱と同等の強度を備え、ハーフトレイで使用した場合にも強度を保つことができる。
〔組み立て対象となる包装箱の説明〕
図1は、本発明の組み立ての対象となる包装箱1の展開された好適な一例(展開状態の包装箱カートン)を示したものである。
本発明に適用される包装箱1の形態は、図1に示されるごとく、複数枚(本実施の形態では4枚)の板体11,21,15,25が連なって形成される帯状の胴部を備えており、例えば、この胴部で容器製品物(缶ビールなどの容器製品物)を包み込むように収納した後、糊代片9で帯状の胴部を筒状に一体固着することにより筒状の胴部を形成することができるようになっている。
包装箱内に収納される容器製品物は、好ましくは、缶容器製品物またはその集合体である。缶容器製品物としては、例えば缶ビール、発泡酒缶、チューハイ缶等のアルコール飲料缶や、缶ジュース、缶コーヒー、缶紅茶、缶入り茶等ノンアルコール飲料缶等が挙げられる。缶容器製品物の集合体としては、一定数量の缶容器を並列した状態のまま(例えば、2×3配列された合計6個のマルチパックや、2×4配列された合計8個のマルチパック)包装されたいわゆるマルチパック包装体が挙げられる。
本発明の包装箱1の実施形態においては、図1に示される折り目線61,65,81,85から4つの折り曲げ連接側片38(略長方形形状)が内側に折り込まれ、さらに折り目線62,66,82,86から4つの内フラップ31,31,35,35が内側に折り込まれるようになっている。
そして、通常、この折り込まれた4つの内フラップ31,31,35,35の外面の所定位置に糊付けがなされ、この糊付け面に向けて、折り目線71,75,91,95から4つの外フラップ41,41,45,45を折り込むことによって、包装箱の形態を完成することができるようになっている。この状態は、いわゆる出荷箱に相当する。
包装箱の形態についてさらに詳細に説明する。
本発明で用いられる包装箱において、上面板25の胴部を構成する側には、組み立て時において対向する一対の側面板11,15が上面板25に連接して形成されており、上面板25の開口側の両端部にはそれぞれ上面側の外フラップ45,45が上面板25に連接して形成されている。
同様に、底面板21の胴部を構成する側には、前述した一対の側面板11,15が底面板21に連接して形成されており、底面板21の開口側の両端部にはそれぞれ下面側(底面板側)の外フラップ41,41が底面板21に連接して形成されている。
さらに、本発明の実施形態における側面板11の開口側の両端部には、それぞれ折り曲げ連接側片38を介して内フラップ31,31が側面板11に連接して形成されるとともに、これらによって一体化側面部30が構成されている。
同様に側面板15の開口側の両端部にはそれぞれ折り曲げ連接側片38を介して内フラップ35,35が側面板15に連接して形成されるとともに、これらによって一体化側面部30が構成されている。
なお、本発明でいう内フラップとは出荷箱状態で内側に位置するフラップをいい、外フラップとは、出荷箱状態で外側に位置するフラップをいう。
本発明における実施形態は、折り曲げ連接側片38の形成により、内フラップが連接される胴部の角があたかも切り取られた形態をなしている(図1の符号H相当部分)。そのため、本実施の形態における上面板25からみた平面形状は、箱の角部が切り取られたような変形8角形となっている。コーナー部(角部)のスペースはいわゆるデッドスペースとなるため不要とも考えられること、さらにはハンドリング性の向上を図るためや、視覚デザイン性の向上のためにこのような変形8角形が好適な一例として例示してある。また、本発明においては好ましい態様の一例として平面変形8角形の包装箱形態を例示しているが、折り曲げ連接側片38部分にさらに角部を所定数量、追加形成することにより変形12角形,変形16角形,変形20角形,……とすることができる。
また、上記のコーナー部(角部)を欠く形態に限定されることなく、本発明は、各折り曲げ連接側片38が存在しない一般的な平面4角形形態であってもよいことは後述する本発明の要部の機能から考えて勿論のことである。
本発明における上面板25は、帯状の第1の引き裂き体110を有し、この帯状の引き裂き体110は、上面板25の略中央部に形成された第1の引き裂き起点部111と、この第1の引き裂き起点部111に連接されるとともに一方の側面板15方向に向けて形成される第1の引き裂き帯状部115を有している。第1の引き裂き起点部111と第1の引き裂き帯状部115との連接部位は、折れ線112により形成されている。第1の引き裂き起点部111は略半円形状をなし、その輪郭は図示のごとく不連続な切り取り線111aにより形成されている。その半円中心付近を指で押圧することにより切り取り線111aは切り取られ、半円部はそのまま折れ線112を基線としてフラップ状に箱内に押圧作用を施した指とともに入り込むことができるようになっている。
第1の引き裂き帯状部115は、前記第1の引き裂き起点部111から、終端方向である一方の側面板15に向けて、図1に示されるような上がり勾配の帯状形状をなして構成されることが好ましい。第1の引き裂き帯状部115の帯状形状は2本の切り取り線115a,115bによって所定の帯幅に形成されており、前述した第1の引き裂き起点部111を引き裂き開始の基点として上がり勾配に沿って切断除去できるようになっている。
その帯幅は、1.5〜6cmの範囲内、好ましくは、2〜5cmの範囲内とすることが望ましい。この帯幅の数値は、第1の引き裂き体110の引き裂き易さおよび引き裂いた後の残余の形態による内容物の取り出し易さを考慮して設定されたものである。
前記上がり勾配は、折れ線112の最下点Sから、第1の引き裂き帯状部115を構成する下方の切り取り線115bの終点位置Gとを結ぶ直線の傾きとして定義した場合、2〜25°、好ましくは、5〜20°の範囲内に設定されることが望ましい。このような勾配は、上記の帯幅の設定数値と相俟って、第1の引き裂き体110を引き裂いた後の残余の形態による内容物の取り出し易さを発揮する効果がある。
特に、いわゆるマルチパック包装体を2列×2段の4個配列収納とした場合には、下段のマルチパック包装体の一部が現れ、下段のマルチパック包装体も容易に取り出すことができる(図7参照)。また、第1の引き裂き体110を引き裂いた後の残余の形態により、図7の右側上段に位置するマルチパック包装体の下部もしっかりと支持されており、いわゆる上段に位置するマルチパック包装体の転倒防止効果もある。
さらに、上面板25は、第1の引き裂き起点部111(例えば、半円弧の部分の中央)から、組み立て後の他方の側面板11方向に向けて略直線状に形成される第1の切り取り部120を有している。このような第1の切り取り部120は、特に他方の側面板11の上端部のコーナーC1に向けて直線状かつ上がり勾配に形成されることが望ましい。
このような第1の切り取り部120は、切断が容易なように切断用の切り込み線によって断続的に形成されるとともに、その切断用の切り込み線の終端は、コーナーC1の手前1〜5cmの範囲で止めることが望ましい。機能を発揮できる必要最低限の切り込み線の形成のみとして、包装箱の強度を保つためである。
上述してきた帯状の第1の引き裂き体110および第1の切り取り部120と同様な構成が、図1に示されるごとく底面板21側にも側面板15を中心として鏡像関係に設けられる。すなわち、本発明における底面板21は、帯状の第2の引き裂き体130を有し、この帯状の引き裂き体130は、底面板21の略中央部に形成された第2の引き裂き起点部131と、この第2の引き裂き起点部131に連接されるとともに一方の側面板15方向に向けて形成される第2の引き裂き帯状部135を有している。
第2の引き裂き起点部131と第2の引き裂き帯状部135との連接部位は、折れ線132により形成されている。第2の引き裂き起点部131は略半円形状をなし、その輪郭は図示のごとく不連続な切り取り線131aにより形成されている。その半円中心付近を指で押圧することにより切り取り線131aは切り取られ、半円部はそのまま折れ線132を基線としてフラップ状に箱内に押圧作用を施した指とともに入り込むことができるようになっている。
第2の引き裂き帯状部135は、前記第2の引き裂き起点部131から、終端方向である一方の側面板15に向けて、図1に示されるような上がり勾配の帯状形状をなして構成されることが好ましい。第2の引き裂き帯状部135の帯状形状は2本の切り取り線135a,135bによって所定の帯幅に形成されており、前述した第2の引き裂き起点部131を引き裂き開始の基点として上がり勾配に沿って切断除去できるようになっている。その帯幅は、1.5〜6cmの範囲内、好ましくは、2〜5cmの範囲内とすることが望ましい。この帯幅の数値は、第2の引き裂き体130の引き裂き易さおよび引き裂いた後の残余の形態による内容物の取り出し易さを考慮して設定されたものである。
前記上がり勾配は、折れ線132の最下点Sから、第2の引き裂き帯状部135を構成する下方の切り取り線135bの終点位置Gとを結ぶ直線の傾きとして定義した場合、2〜25°、好ましくは、5〜20°の範囲内に設定されることが望ましい。このような勾配は、上記の帯幅の設定数値と相俟って、第2の引き裂き体130を引き裂いた後の残余の形態による内容物の取り出し易さを発揮する効果がある。特に、いわゆるマルチパック包装体を2列×2段の4個配列収納とした場合には、下段のマルチパック包装体の一部が現れ、下段のマルチパック包装体も容易に取り出すことができる(図7参照)。
さらに、底面板21は、第2の引き裂き起点部131(例えば、半円弧の部分の中央)から、組み立て後の他方の側面板11方向に向けて略直線状に形成される第2の切り取り部140を有している。このような第2の切り取り部140は、特に他方の側面板11の上端部のコーナーC2に向けて直線状かつ上がり勾配に形成されることが望ましい。
このような第2の切り取り部140は、切断が容易なように切断用の切り込み線によって断続的に形成されるとともに、その切断用の切り込み線の終端は、コーナーC2の手前1〜5cmの範囲で止めることが望ましい。機能を発揮できる必要最低限の切り込み線の形成のみとして、包装箱の強度を保つためである。
また、一方の側面板15は、前記帯状の第1の引き裂き体115の終端(側面板15との境の折り目)および前記帯状の第2の引き裂き体135の終端(側面板15との境の折り目)にそれぞれ実質的に連接される切込み部151,151;161,161を備えていることが好ましい。帯状の第1の引き裂き体115および帯状の第2の引き裂き体135を引き裂き除去した時に、双方の引き裂き口がスムースに繋がって後述する所望形態の蓋体が形成できるようにするためである。
また、図1に示される包装箱は、例えば、店頭で中身の容器を陳列する際に、予め包装箱の側面板11,15に形成された一対の引き裂き開始片12,13,16,17をそれぞれ、側面板11,15の中央から両端に向かって引くことにより、この引き裂き開始片12,13,16,17と連なる引き裂き帯体4,5が除去され、これに伴い箱体の上下がそれぞれ分断され、上蓋が取り外された後、下部に残った残余の下部箱がそのまま商品を載せる紙トレーとして利用することができる機能も有している。このようないわゆるジッパー機能は従来からすでに一般に形成されていたものであるが、このジッパー機能は本発明に必須のものではなく、仕様によっては、そのジッパー機能の作製を省略してもよい。
ただし、図1に示されるように引き裂き開始片16,17を設けた場合には、側面板15に形成される切込み部151,151;161,161の長さは図示のごとく短くすることができる。引き裂き開始片17が切込みの一端を担う作用があるからである。さらに、ハーフトレイ形成時の強度を保つためでもあり、その場合、切込み部151,151;161,161の終端は引き裂き開始片17の手前1〜3cmの範囲で止めることが望ましい。
図1に示されるような展開状態の包装箱カートンを組み立てて完成させた状態が図2の概略斜視図に示されている。
次なる操作説明を包装箱の開封操作と再封止操作に分けて説明する。
(開封操作)
主として図2〜図6に基づいて本発明の包装箱の開封操作の経時的な説明を行なう。
まず、最初に図2に示される略半円形状をなしている第1の引き裂き起点部111の半円中心付近を指で押圧することにより切り取り線111aを切り取る操作を行う。この際、半円部はそのまま折れ線112を基線としてフラップ状に箱内に押圧作用を施した指とともに入り込むことができるようになっている。
次いで、図3に示されるように押圧した指によって第1の引き裂き起点部111から第1の引き裂き帯状部115を引き起こすように終端方向である一方の側面板15に向けて、第1の引き裂き帯状部115を徐々に引き裂いて行って、最終的に第1の引き裂き体110を引き裂き除去する。
同様な動作によって、第2の引き裂き体130も引き裂き除去する。図3には、第1の引き裂き体110と第2の引き裂き体130を同時に引き裂く状態が示されているが、双方の引き裂き操作は、片方ずつ行なうようにしてもよいし、両方同時に行なうようにしてもよい。
第1の引き裂き体110と第2の引き裂き体130を除去した後は、図4に示されるように、双方の引き裂き体110,130に挟持される関係に位置する一方の側面板15も部分的に除去され、実質的に第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体の終端を繋ぐような開口部Eが形成される。
次いで、図5に示されるように他方の側面板11の方向に向けて第1の切り取り部120および第2の切り取り部140を切り取ることによって、蓋体200が形成される。なお、第1の切り取り部120および第2の切り取り部140の切断用の切り込み線の終端は、上述したように箱強度を保つために各コーナーの手前の所定範囲で止まっているために、最後の数センチは図5に示されるように蓋体200を上方に起こすような操作をして強制的な引き裂きを実施すれば、切り込み線120,140はコーナーC1,C2まで容易に到達する。
このようにして他方の側面板11の一部にヒンジ機能折り部190を形成させることによって、このヒンジ機能折り部190を支点として蓋体200を回動可能とすることができる(図6参照)。ちなみに、ヒンジ機能折り部190は図1の折り線61が相当することになる。折り線がある部分をヒンジ機能折り部190として利用するように仕様設計することが好ましいが、必ずしも、折り線が存在する箇所に限定されるものでははない。また、本実施の形態である変形8角形に代えて、一般的な平面4角形形態に適用する場合には、ヒンジ機能折り部は、側面コーナーの稜線とすることが好ましい。
図6に示されるように、ヒンジ機能折り部190を支点として蓋体200を後方まで回動させることによって、包装箱は完全に開封される。
図7には、完全に開封された包装箱の中に、缶容器製品物7の集合体、すなわち、2×3合計6本の缶製品を収納するマルチパック包装体300が2列2段に収納された状態が示されている。この図に示されるように、上面板や底面板の略中央部の丁度下あたりに空洞部Pが存在することとなり、図1や図2の上面板25および底面板21の略中央部に形成された第1の引き裂き起点部111および第2の引き裂き起点部131を押圧することによって引き裂き基点を容易に形成することができる。
また、マルチパック包装体を用いずに、単に、偶数列、偶数段の缶容器製品物を充填して収納した場合でも上面板25や底面板21の略中央部あたりに空洞部Pが形成される。また、包装箱に奇数列や奇数段の缶容器製品物を充填して収納した場合であっても、空洞部Pが存在する位置はわずかに真の中央からずれるだけであって、そのずれに対応して第1の引き裂き起点部111および第2の引き裂き起点部131を設置するように仕様設計すればよい。本発明でいう「略中央部に形成された」という文言は、このようなずれに対応できる範囲までを権利範囲として含むことができるように配慮されている。
また、図7に示されるように、例えば、第1の引き裂き帯状部115を除去した後の下方の切り取り線115bで形取られるライン形態は、下段に位置するマルチパック包装体300の上端部301が覗くようになっているために、下段のマルチパック包装体300も容易に取り出すことができる。
また、さらに第1の引き裂き体110を引き裂いた後の残余の形態により、図7の右側上段に位置するマルチパック包装体の下部もしっかりと支持されており、いわゆる上段に位置するマルチパック包装体の転倒防止効果もある。
(再封止操作)
包装箱の中身を所定量取り出した後に、図6や図7に示される開封状態から、ヒンジ機能折り部190を支点として蓋体200を図4に示される状態まで戻るように回動させることによって、包装箱は再封止される。
なお、図7に示されるように、包装箱1によって被包装物である容器製品物が包装がされ、中味と包装箱が一体化された商品である包装製品2が形成される。
本発明において、被包装物である容器製品物は、前述したように缶容器製品物またはその集合体であり、これらの説明は上述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
本発明は缶製品等の容器製品物を包み込むように収納するいわゆるラップアラウンド式の包装箱およびその包装箱に製品を収納した包装製品であり、包装産業一般に利用することができる。
図1は、本発明の包装箱の展開図の一例を示した図面である。 図2は、図1に示される展開された箱オリジナル紙を組み立てた斜視図である。 図3は、本発明の包装箱の開封操作の経時的な説明を行なうための概略斜視図である。 図4は、本発明の包装箱の開封操作の経時的な説明を行なうための概略斜視図である。 図5は、本発明の包装箱の開封操作の経時的な説明を行なうための概略斜視図である。 図6は、本発明の包装箱の開封操作の経時的な説明を行なうための概略斜視図である。 図7は図6相当図であって、完全に開封された包装箱の中に、缶容器製品物の集合体であるマルチパック包装体を2列2段に収納された状態を示す概略斜視図である。
符号の説明
1…包装箱
2…包装製品
11,15…側面板
21…底面板
25…上面板
31,35…内フラップ
38…折り曲げ連接側片
41,45…外フラップ
110…第1の引き裂き体
111…第1の引き裂き起点部
112…折れ線
115…第1の引き裂き帯状部
111a…切り取り線
115a,115b…切り取り線
120…第1の切り取り部
130…第2の引き裂き体
131…第2の引き裂き起点部
132…折れ線
135…第2の引き裂き帯状部
131a…切り取り線
135a,135b…切り取り線
140…第1の切り取り部
151,161…側面板15に形成される切込み部
S…折れ線112、132の最下点
G…切り取り線115b、135bの終点位置
C1,C2…コーナー

Claims (13)

  1. 上面板、底面板、およびこれらを連結する一対の側面板を有して形成される胴部、ならびに内フラップおよび外フラップを備えてなるラップアラウンド式の包装箱において、
    前記上面板は帯状の第1の引き裂き体を有し、当該帯状の第1の引き裂き体は、前記上面板の略中央部に形成された第1の引き裂き起点部と、この第1の引き裂き起点部に連接されるとともに前記一対の側面板のうちの一方の側面板方向に向けて形成される第1の引き裂き帯状部を有し、
    前記上面板は、前記第1の引き裂き起点部から前記一対の側面板のうちの他方の側面板方向に向けて形成される第1の切り取り部を有し、
    前記底面板は帯状の第2の引き裂き体を有し、当該帯状の第2の引き裂き体は、前記底面板の略中央部に形成された第2の引き裂き起点部と、この第2の引き裂き起点部に連接されると共に前記一方の側面板方向に向けて形成される第2の引き裂き帯状部を有し、
    前記底面板は、前記第2の引き裂き起点部から前記他方の側面板方向に向けて形成される第2の切り取り部を有し、
    前記帯状の第1の引き裂き体と前記帯状の第2の引き裂き体は、前記一方の側面板に対して、鏡像関係となるように配置形成されており
    前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体は、それぞれ前記第1の引き裂き起点部および前記第2の引き裂き起点部から、終端方向である前記一方の側面板に向けて、2〜25°の範囲内の上がり勾配の帯状形状をなしており
    前記第1の切り取り部は、第1の引き裂き起点部から前記他方の側面板の上端部のコーナーに向けて上がり勾配に形成され、前記第2の切り取り部は、第2の引き裂き起点部から前記他方の側面板の上端部のコーナーに向けて上がり勾配に形成されており
    前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体をそれぞれ引き裂き除去するとともに、これらに挟持される関係に位置する前記一方の側面板も部分的に除去して実質的に第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体の終端を繋ぐような引き裂きが行われ、さらに、前記他方の側面板方向に向けて前記第1の切り取り部および第2の切り取り部を切り取ることによって形成された蓋体を前記他方の側面板側に回動させて前記他方の側面板の一部にヒンジ機能折り部を形成させ、前記蓋体を前記ヒンジ機能折り部を支点として回動可能としてなることを特徴とする包装箱。
  2. 前記一方の側面板は、前記帯状の第1の引き裂き体の終端および前記帯状の第2の引き裂き体の終端にそれぞれ実質的に連接される切込み部を備えてなる請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体は、その帯幅が、1.5〜6cmの範囲内である請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記帯状の第1の引き裂き体および前記帯状の第2の引き裂き体は、その輪郭に沿って切断用の切り込み線が断続的に形成されてなる請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 前記第1の切り取り部および前記第2の切り取り部は、切断用の切り込み線が断続的に形成されているとともに、その切断用の切り込み線の終端は、各コーナーの手前1〜5cmの範囲で止まってなる請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装箱。
  6. 包装箱内に収納される容器製品物は、缶容器製品物またはその集合体である請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の包装箱。
  7. 前記缶容器製品物は、アルコール飲料缶またはノンアルコール飲料缶である請求項6に記載の包装箱。
  8. 前記集合体は、マルチパック包装されてなる請求項6に記載の包装箱。
  9. 前記一方の側面板には引き裂き開始片が形成されるとともに、前記切込み部の終端は引き裂き開始片の手前1〜3cmの範囲で止めてなる請求項2ないし請求項8のいずれかに記載の包装箱。
  10. 請求項1に記載の包装箱によって被包装物である容器製品物を包装してなることを特徴とする包装製品。
  11. 前記被包装物は、缶容器製品物またはその集合体である請求項10に記載の包装製品。
  12. 前記缶容器製品物は、アルコール飲料缶またはノンアルコール飲料缶である請求項11に記載の包装製品。
  13. 前記集合体は、マルチパック包装されてなる請求項11に記載の包装製品。
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