JP4504748B2 - 細胞組織培養管理方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、培養処理対象の細胞組織の入荷から出荷に至る各工程を管理する、細胞組織培養管理方法及びシステムに関する。
近年、細胞の持つ増殖分化能を利用して、損傷し、あるいは失われた生体組織や臓器を再生あるいは再構築することにより修復させる再生医療が、新しい治療法として注目されてきている。このような治療を実際に行うためには、患者から細胞群や組織を採取し、そこから必要な細胞群や組織を選択・分離した後、治療に必要な量まで細胞群や組織を体外で培養し、再生・増殖させることが必要である。これら、細胞・組織の採取工程、分離工程及び培養工程に加え、増幅した細胞・組織の保存工程や輸送工程、さらには検査工程において、培地交換や細胞・組織の異なる容器への移し替え等の非常に煩雑な操作が必要となる。このような作業工程の煩雑さは、その操作に時間を要するといった問題だけでなく、作業工程中での細胞・組織の取り違えといった人為的ミスを生じる可能性を増大させ、その結果、本来の患者のものではなく他人由来の増幅された細胞・組織を用いた治療を行うこととなり、免疫拒絶反応に起因する重篤な障害を患者にもたらすといった新たな問題を生じさせることとなる。
前記した問題を解決するために従来から多数の特許出願がなされている。例えば、細胞培養を管理する培養管理装置において、生体試料毎に識別符号を設定して、その識別符号が付与された生体試料の培養履歴を記憶することで、細胞培養での生体試料管理に関して作業者の負担を軽減し、培養を管理するもの(例えば、特許文献1参照)、細胞提供者(患者)とその提供された細胞から培養した培養細胞との関連付けを正確かつ簡易に管理し、また、培養細胞と患者との照合を迅速に行うために、細胞培養に使用する搬入容器、培養のための中間容器、搬出容器に採取された細胞固有の識別情報を付与したものを使用し、その識別情報により細胞培養の管理を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。
前記した特許文献1及び特許文献2に開示された技術によれば、各生体試料を識別するための識別符号や識別情報は、生体試料を処理・保持するための容器に貼付されたバーコードやICチップ等の非生体物質の記憶媒体からなる生体情報識別手段に記憶されている。しかしながら、これらの非生体物質からなる細胞群や組織の識別情報記憶媒体は、生体試料そのものとは分離可能であるため、作業者の人為的ミスや装置の誤作動等によるに生体試料の取り違えにより、識別符号や識別情報と生体試料の対応関係が崩れ、容器に付与された識別符合とその内容物である生体試料が一致しないという問題が発生しうる。
この問題を解決するために、生体物質識別情報を格納した生体情報識別手段を識別すべき生体物質に混合し、その共存する生体情報識別手段からの情報を読み取ることで、その生体物質の識別を行い、生体物質を用いた治療や検査の際のドナーまたはレシピエントの取り違えを防止するための方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
この方法によれば、記憶媒体としてのバーコードやICチップ等の非生体物質を容器に貼付した場合に比較し、生体情報識別手段が生体試料から分離可能ではあるが、常に共存しているため、生体情報識別手段と生体試料との対応関係が保持される。これにより、容器の移し替えの際にも、この対応関係が維持されるので、人為的ミス等による生体試料の取り違える危険性を低減させることが出来る。しかしながら、処理後の生体試料を治療等に使用する場合には、生体試料から非生体物質である生体情報識別手段を分離する手間が必要となり、また、完全に生体情報識別手段が除去されたことを保証するために、作業がより複雑にかつ煩雑になる。
特開2002−269180号公報(段落0007〜0022、図1) 特開2004−119号公報(段落0006〜0041、図1) 特開2003−180662号公報(段落0011〜0029、図1)
前記した従来技術によれば、非生体物質からなる細胞群や組織の識別情報記憶媒体が生体試料と分離可能であるため、容器とその内容物である生体試料を人為的ミス等により取り違える可能性を完全に除去出来ず、その結果、識別情報記憶媒体と生体試料との対応関係が維持出来なくなるという問題がある。
また、生体試料との対応関係を保持するために非生体物質である識別情報記憶媒体と生体試料を混合し共存させることは、対応関係保持には有効であるが、実際の治療に生体試料を用いる際には、安全性の観点から非生体物質である識別情報記憶媒体を完全に除去しなければならないといった新たな課題を発生させる。
本発明は、前記した諸々の事情に基づいてなされたものであり、細胞培養における細胞群や組織の取り違えを防止することができる、細胞組織培養管理方法及びシステムを提供することを主たる目的とする。
前記した課題を解決するために本発明は、生体組織(細胞組織)そのものと分離不可能で、かつ細胞提供者の個別認識、すなわち細胞培養を行った細胞群や組織の由来を識別できる生体試料情報(細胞組織情報)として、細胞群や組織に保持されている遺伝子情報を利用し、細胞培養の処理前後の遺伝子情報を対比して照合することとした。
本発明によれば、細胞培養における細胞群や組織の取り違えを防止することができる。
≪第1実施形態≫
以下、本発明の細胞組織培養管理方法、及びシステムを実施するための最良の形態における第1実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[細胞組織培養管理方法の工程シーケンス]
図1に、第1実施形態の細胞組織培養管理方法の工程シーケンス図を示す。この図1を参照して工程シーケンスを説明する。
図1に示すように、工程シーケンスは、入荷した培養処理対象の細胞群や組織(以下「細胞組織」という)から当該細胞組織の遺伝子情報解析のための試料(第1の細胞組織)を採取する第1採取工程S2と、この第1採取工程S2で遺伝子情報解析のための試料が採取された残りの細胞組織を培養処理するための細胞処理工程S3と、この細胞処理工程S3による細胞組織の培養処理後に、培養処理された細胞組織の遺伝子情報解析のための試料(第2の細胞組織)を採取する第2採取工程S4とを含んでなる。さらに、工程シーケンスは、前記した第1採取工程S2により採取した試料を遺伝子情報解析して第1細胞組織情報J1を得る第1検査工程S5と、第2採取工程S2により培養処理後の細胞組織から採取した試料を遺伝子情報解析して第2細胞組織情報J2を得る第2検査工程S6と、第1検査工程S5において得られた第1細胞組織情報J1を、認識番号J3と対応付けて記憶する情報記憶工程S7と、第2検査工程S6において得られた第2細胞組織情報J2を、認識番号J3と対応付けて記憶する情報記憶工程S8と、入荷した培養処理対象の細胞組織に認識番号J3を付与する認識番号付与工程S9と、第1検査工程S5により得られた第1細胞組織情報J1と第2検査工程S6により得られた第2細胞組織情報J2とを照合し、その対応関係を調べる情報照合工程S20を含んでなる。
前記した第1採取工程S2では、遺伝子情報解析して第1細胞組織情報J1を得るのに必要な量の試料を培養処理対象の細胞組織から採取する。また、第2採取工程S4では、遺伝子情報解析して第2細胞組織情報J2を得るのに必要な量の試料を培養処理後の細胞組織から採取する。また、入荷した培養処理対象の細胞組織に付与される認識番号J3は、前記したように第1細胞組織情報と対応付けて記憶されたり、細胞組織を収める容器(図5参照)に、例えば外付けで貼付されたバーコードやICチップ等のタグに記憶されたり(書き込まれたり)するものである。
[細胞組織培養管理システムの装置構成]
図2は、第1実施形態の細胞組織培養管理システムの装置構成を示すブロック図である。この図2を参照して(適宜図1参照)、第1実施形態の細胞組織培養管理システムの装置構成を説明する。なお、この図2には、図1の細胞処理工程S3を構成する装置や機器等は記載していない。
図2に示すように、細胞組織培養管理システム1は、認識番号設定部12と、第1遺伝子情報解析部13と、第2遺伝子情報解析部14と、情報記憶部15(管理DB)と、情報照合部16と、結果表示部21とを含んで構成される。ちなみに、遺伝子情報の解析を行う機能を有する1台の遺伝子情報解析装置(図示外)を、第1遺伝子情報解析部13及び第2遺伝子情報解析部14として用いることができる。また、演算装置、記憶装置及び表示装置を有する1台のコンピュータ(図示外)を、認識番号設定部12、情報記憶部15、情報照合部16及び結果表示部21として用いることができる。もちろん、これら各部13〜16、21は、個々に独立した遺伝子情報解析装置やコンピュータであってもよい。そして、これら遺伝子情報解析装置とコンピュータとの情報やデータの授受は、有線/無線によるオンラインで行われても、情報記憶媒体によるオフラインで行われてもよい。以下の説明では、各部13〜16、21は、個々に独立した遺伝子情報解析装置やコンピュータ等で構成され、相互にLAN(Local Area Network)で接続されたもの(細胞組織培養管理システム)とする。なお、図2では記載を省略したが、第1実施形態の細胞組織培養管理システム1には、後記するように(図5参照)、タグを発行するタグ発行部17等も含まれる。
図2において、第1遺伝子情報解析部13は、培養処理対象の細胞組織の遺伝子情報を解析して第1細胞組織情報J1を得る機能を持ち、第2遺伝子情報解析部14は、培養処理後の細胞組織の遺伝子情報を解析して第2細胞組織情報J2を得る機能を持ち、ここで解析して得られた結果は、いずれも情報記憶部15に記憶される。情報記憶部15には、第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2が記憶され(さらに認識番号J3が記憶され)、それらにより管理DB(Data Base)が構築される。
認識番号設定部12は、培養処理対象の細胞組織に認識番号J3を付与する機能を持ち、前記した情報記憶部15では、第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とがこの認識番号J3に対応付けられ記憶されている。
情報照合部16は、第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とを照合して一致の有無を検出する機能を持つ。検出の結果は、結果表示部21を介し表示される。ちなみに、第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とが一致する場合は、細胞処理工程S3において、取り違え等がなく、適切に培養処理により細胞培養が行われたことになる。
また、第1検査工程S5における検査を行う第1遺伝子情報解析部13では、DNA塩基配列情報、一塩基多型(SNP;Single Nucleotide Polymorphism)情報、マイクロサテライト多型やミニサテライト多型の少なくとも一つまたは複数を解析し、その解析結果を第1細胞組織情報J1として情報記憶部15に送信し、保存する。そして、細胞処理工程S3において培養処理(培養増幅処理)を施した後の細胞組織から、第2採取工程S4で細胞組織の一部を試料として採取し、第2検査工程S6における検査を第2遺伝子情報解析部14で行う。ここでも、DNA塩基配列情報、一塩基多型(SNP)情報、マイクロサテライト多型やミニサテライト多型の少なくとも一つまたは複数(第1検査工程S5に対応するもの)を解析し、その解析結果を、細胞組織情報J2として情報記憶部15に送信し、保存する。
情報照合部16では、情報記憶部15に保存された第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とを読み出し照合することで、細胞処理工程S3における培養処理対象の細胞組織が処理前後で同一細胞提供者(患者)由来のものであることを確認する。
[管理DBのデータ構造と細胞組織情報]
情報記憶部15に構築される管理DBのデータ構造の一例を図3に示す。また、遺伝子情報として、5個のSNP位置の情報を用いる場合を図4に示す。以下、これらの図を参照して、細胞組織情報(第1細胞組織情報J1及び第2細胞組織情報J2)として、SNP情報を利用した一例について、管理DBのデータ構造とともに説明する。
培養処理対象の細胞組織を識別するためには、染色体DNAまたはミトコンドリアDNAを核酸試料として任意の位置及び数のSNPタイピングを行う。この際、NCBI(National Center for Biotechnology Information)といったようなDNAデータバンクのデータと照合して、解析対象となるSNP位置を特定する。ここでは、5個のSNPを用いる場合を例として説明する。まず、第1採取工程S2により、培養処理対象の細胞組織から採取した試料を、第1検査工程S5で検査・解析する。この第1検査工程S5において、1から5番目までのSNP位置の各遺伝子型を解析した結果、1番目がA/A、2番目がA/A、3番目がA/C、4番目がC/C、5番目がC/Cであった場合、第1遺伝子情報解析部13により、管理DB(情報記憶部15)には、第1細胞組織情報J1として「AAAAACCCCC」が、認識番号J3「A−0001」と対応付けて記憶される。ちなみに、前記1,2,5番目は対立遺伝子(アレル)においてホモ型であり、前記3,4番目は対立遺伝子においてヘテロ型である。
なお、第1細胞組織情報J1を得るために第1検査工程S5において行う染色体DNAまたはミトコンドリアDNAのSNPタイピング数は、1からN個まで任意の数に設定すればよく、好ましくは10個以上に設定するのがよい。
同様に、第2遺伝子情報解析部14は、第2採取工程S4により、培養処理後の細胞組織から採取した試料を、第2検査工程S6において検査・解析する。そして、第2細胞組織情報J2を得る。この際に得られるSNP位置の各遺伝子型の解析結果は、細胞組織の取り違え等の問題がなければ、第1検査工程S5において得られた結果、すなわち、1番目がA/A、2番目がA/A、3番目がA/C、4番目がC/C、5番目がC/Cとなるはずである。第2遺伝子情報解析部14は、この結果を、管理DBに、第2細胞組織情報J2として「AAAAACCCCC」を、認識番号3「A−0001」と対応付けて記憶する。情報照合部16では、認識番号J3「A−0001」に対応付けられている第1細胞組織情報J1「AAAAACCCCC」と第2細胞組織情報J2「AAAAACCCCC」とを照合し、同一情報であるか否かを比較照合(一致の有無を検出)する。
[全体の流れ他]
図5は、第1実施形態での、病院を含んだ全体の情報や物の流れと、細胞処理工程を実行する細胞処理施設の構成と、細胞組織培養管理システムの構成とを示したブロック図である。この図5において、細胞処理施設3は、細胞培養を行う施設であり、細胞入荷部31、受入検査部32、細胞培養部33、出荷前検査部34、細胞出荷部35を供える。各部31〜35には、容器に貼り付けられたタグの情報を読み取って情報記憶部15に送信する端末T31〜T35が備えられている。なお、各部31〜35は、図1の細胞処理工程S3を実行するための装置・機器である。また、端末T31〜T35は、細胞培養を行う細胞処理工程S1の各工程を追跡調査するための端末である。また、図2では記載を省略したが、符号17は、タグ発行部であり、細胞組織を収める容器に貼り付ける、認識番号J3が記憶された(書き込まれた)タグ(無線式のICタグ或いはバーコード)を発行する。なお、符号12〜16、21の各部は、既に説明したとおりであるので、再度の説明を省略する。
この図5における各処理の流れを説明する(適宜図1等参照)。病院で患者から得られた培養処理対象の細胞組織は、病院から細胞処理施設3に送られる。この細胞処理施設3では、細胞入荷部31で入荷した細胞組織は、一部が前記した第1検査工程S5での検査のために採取され(第1採取工程S2)、残りが細胞培養のために容器に収められる。認識番号設定部12では、ユニークな認識番号J3が発行される。認識番号J3は、タグ発行部17によりタグに記憶されて、細胞組織を収める容器に貼り付けられる。この容器に貼り付けられたタグの情報は、各部31〜35に備えられた各端末T31〜T35に読み取られる。
補足すると、細胞入荷部31では、入荷した細胞組織から第1検査工程S5での検査のための試料の採取(第1採取工程S2)、残りの細胞組織の容器への収容、認識番号J3の発行、認識番号J3が記憶されたタグの発行、タグの容器への貼り付けが行われる。そして、端末T31から情報記憶部15に、端末T31に固有のID、認識番号J3及び時刻(読み取り時刻)が送信され、情報記憶部15に記憶される。ちなみに、端末T31に固有のIDは、細胞組織に対して行った工程を特定する情報である(以下同様)。
なお、第1検査工程S5(第1遺伝子情報解析部13)での検査の結果である第1細胞組織情報J1も、第1遺伝子情報解析部13から情報記憶部15に送信され、認識番号J3と対応付けて記憶される(情報記憶工程S7、図3参照)。
次の受入検査部32では、図示しない検査装置により細胞組織に対して所定の検査(ウイルスや細菌等による汚染の検査)が行われる。ここでも容器に貼り付けられたタグの情報が端末T32に読み取られる。そして、端末T32から情報記憶部15に、端末T32に固有のID、認識番号J3及び時刻(読み取り時刻)が送信され、情報記憶部15に記憶される。
次の細胞培養部33では、図示しない細胞培養装置により細胞培養(増幅)が行われる。ここでも容器に貼り付けられたタグの情報が端末T33に読み取られる。そして、端末T33から情報記憶部15に、端末T33に固有のID、認識番号J3及び時刻(読み取り時刻)が送信され、情報記憶部15に記憶される。
次の出荷前検査部34では、図示しない検査装置により培養された細胞組織に対して所定の検査(品質検査)が行われる。ここでも容器に貼り付けられたタグの情報が端末T34に読み取られる。そして、端末T34から情報記憶部15に、端末T34に固有のID、認識番号J3及び時刻(読み取り時刻)が送信され、情報記憶部15に記憶される。
次の細胞出荷部35では、図示しない出荷装置により培養された細胞組織(再生組織)の出荷が行われる。なお、出荷に際しては、細胞組織から第2検査工程S6での検査のための試料の採取(第2採取工程S4)が行われる。そして、採取された試料は、第2検査工程S6で検査される。第2検査工程S6(第2遺伝子情報解析部14)での検査の結果である第2細胞組織情報J2は、第2遺伝子情報解析部14から情報記憶部15に送信され、認識番号J3と対応付けて記憶される(情報記憶工程S8、図3参照)。
そして、情報照合工程S20が、情報照合部16により行われる。
[情報照合工程における判定フロー]
情報照合部16が実行する情報照合工程S20を、フローチャートを参照して説明する。図6は、情報照合工程における判定フローである。図6において、まず、情報照合部16は、どの認識番号J3の細胞組織について照合を行うかを決定する。つまり、照合する認識番号J3を決定する(S41)。この決定は、例えば、細胞出荷部35で出荷待ちをしている容器に貼り付けられたタグの情報を端末T35で読み取ることによる認識番号J3の決定でもよい。また、図示しないキーボードからの手入力による認識番号J3の決定でも、LANや通信回線を介して識別番号J3を取得することによる決定でもよい。次に、照合を行うことを決定した認識番号J3(例えば「A―0001」)に対応付けられている第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とを、情報記憶部15から読み出す(S42)。そして、この読み出した第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とが一致するか否か比較照合して判定(一致の有無を検出)する(S43)。
細胞処理工程S3で人為的ミスや装置の誤動作等による細胞組織の取り違いがなければ、ここで照合される第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とが一致するはずである。
第1細胞組織情報J1と第2細胞識別情報J2とが一致した場合には、結果表示部21を介して図示せぬモニタに「OK」表示を行う(S44)。第1細胞組織情報J1と第2細胞識別情報J2とが一致しない場合は、何らかの原因により細胞処理工程での細胞組織の取り違え等が発生したと予想されるため、以後の治療等に処理を行った細胞組織を使用しないように結果表示部21を介してエラー表示(S45)を行う。このことにより、細胞処理工程S3における培養処理対象の細胞組織が処理前後で同一細胞組織提供者(患者)由来のものであることを確認することができ、細胞組織の取り違えといった問題を解決することができる。なお、情報照合部16の照合の結果は、通信回線を介して病院でも閲覧できるように構成されているものとする。
以上説明した第1実施形態によれば、細胞組織に固有の遺伝子情報(第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2)を用いて照合を行うため、細胞組織の取り違えを確実に発見して防止することができる。また、入荷した細胞組織に固有の認識番号J3を付与し、各工程で識別番号J3の読み取りと記憶を行っているので、細胞組織の処理履歴を確実に残すことができ、処理履歴管理を確実に行うことができる。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の細胞組織培養管理方法、及びシステムを実施するための最良の形態における第2実施形態を、図7を参照して説明する(適宜図1等参照)。図7は、第2実施形態での、病院を含んだ全体の情報や物の流れと、細胞処理工程を実行する細胞処理施設の構成と、細胞組織培養管理システムの構成とを示したブロック図である。なお、前記した図5に示すブロックと同じ番号が付されたブロックは、図5に示すそれと同じであるので説明を省略する。
ちなみに、この第2実施形態は、細胞提供者から細胞組織を採取する病院等の医療機関30で認識番号J3の設定を行うこと(このため認識番号設定部12が不要)、さらに、医療機関30でも細胞組織についての細胞組織情報(第3細胞組織情報J4)の解析行うこと、そして、第3細胞組織情報J4を加味して照合を行うこと等が、第1実施形態とは異なる。
図7において、医療機関30は、細胞処理施設3へ細胞組織を送る際に、細胞処理施設3とは別個に、第3細胞組織情報J4を解析する(別試料を用いて解析する)。また、認識番号J3を設定する。そして、細胞組織に認識番号J3を表示等して細胞処理施設3に輸送する。併せて、通信回線を介して、認識番号J3と第3細胞組織情報J4のペアを送信する。
このようにすることで、細胞処理施設3(細胞組織培養管理システム1)は、第1実施形態での照合に加えて、医療機関30で行った第3細胞組織情報J4を加味した照合を、照合部16で行うことができる。つまり、別個に得られた第3細胞組織情報J4を取得し、第1細胞組織情報J1と第3細胞組織情報J4との照合、及び第2細胞組織情報J2と第3細胞組織情報J4との照合の少なくとも一方の照合を行い、細胞組織の一致の有無を検出することができる。これによれば、細胞処理施設3での取り違えのほかに、医療機関30から細胞処理施設3への細胞組織の輸送中の取り違え等も防止することができる。
さらに、培養処理後の細胞組織(再生組織)の医療機関30への出荷の際に、通信回線を介して、第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2の少なくとも一方を、認識番号J3と併せて医療機関30に送信等することで、医療機関30で再生組織の正当性を検証できるので、一層、取り違えを防止することができる。なお、第3細胞組織情報J4を得る際の試料について、患者のどの部位の細胞組織等を用いてもよい。
≪その他実施形態≫
以上説明した本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、その技術思想の及ぶ範囲で幅広く変形実施することができる。
例えば、入荷時に第1検査工程S5を出荷時に第2検査工程S6を行うこととしたが、これに限定されることはなく、途中段階で検査を行ってもよい。また(図5参照)、例えば端末T33から、細胞培養部33において行った処理の内容(培養温度、培養時間…)を認識番号J3に対応付けて、情報記憶部15に記憶してもよい。つまり、細胞処理工程S3で細胞組織に対して行った工程の情報を、認識番号J3に対応付けて情報記憶部15に記憶する手順を行ってもよい。
また、例えば、第1実施形態において、第1細胞組織情報J1が認識番号J3を兼ねるようにしてもよい。つまり、第1細胞組織情報J1を認識番号J3として使用してもよい。この場合、認識番号設定部12を設ける必要性は特にない。また、識別のために使用する遺伝子情報は、特定のものに限定されるものではない。また、情報照合工程S20(情報照合部16)における照合も特定のものに限定されるものはなく、例えば画像解析等を行ってパターンマッチングするといったような照合でもよい。
また、例えば、第1細胞組織情報J1と第2細胞組織情報J2とを取得する際、DNA上に存在するマーカ(ex.テロメアやマイクロサテライト等)を始点としてSNPの検索を行ってもよい。
また、第2実施形態について、第3細胞組織情報J3は、移植を行う医療機関30でもなく、培養を行う細胞処理施設3でもない、第三者機関で遺伝子解析して得るようにしてもよい。
第1実施形態の細胞組織培養管理方法の工程シーケンス図である。 第1実施形態の細胞組織培養管理システムの装置構成を示すブロック図である。 本実施形態に係わる情報記憶部(管理DB)のデータ構造の一例を示す図である。 遺伝子情報として、5個のSNP位置の情報を用いる場合を示した図である。 第1実施形態での、病院を含んだ全体の情報や物の流れと、細胞処理工程を実行する細胞処理施設の構成と、細胞組織培養管理システムの構成とを示したブロック図である。 図1の情報照合工程における判定フローである 第2実施形態での、病院を含んだ全体の情報や物の流れと、細胞処理工程を実行する細胞処理施設の構成と、細胞組織培養管理システムの構成とを示したブロック図である。
符号の説明
1 …細胞組織培養管理システム
S2 …第1採取工程(第1の採取工程)
S3 …細胞処理工程
S4 …第2採取工程(第2の採取工程)
S5 …第1検査工程(第1の検査工程)
S6 …第2検査工程(第2の検査工程)
S7、S8…情報記憶工程
S9 …認識番号付与工程
S20 …情報照合工程
12 …認識番号設定部
13 …第1遺伝子情報解析部(第1の遺伝子情報解析部)
14 …第2遺伝子情報解析部(第2の遺伝子情報解析部)
15 …情報記憶部
16 …情報照合部
20 …結果表示部
J1 …第1細胞組織情報(第1の細胞組織情報)
J2 …第2細胞組織情報(第2の細胞組織情報)
J3 …認識番号
J4 …第3細胞組織情報(第3の細胞組織情報)

Claims (4)

  1. 培養処理対象の細胞組織から第1の細胞組織を採取する第1の採取工程と、
    前記第1の細胞組織の遺伝子情報である第1の細胞組織情報を得る第1の検査工程と、
    前記培養処理対象の細胞組織を培養処理する細胞処理工程と、
    前記培養処理後の細胞組織から第2の細胞組織を採取する第2の採取工程と、
    前記第2の細胞組織の遺伝子情報である第2の細胞組織情報を得る第2の検査工程と、
    前記第1の細胞組織情報と前記第2の細胞組織情報とを照合し、細胞組織の一致の有無を検出する第1の情報照合工程と、
    を有する細胞組織培養管理方法であって、
    前記培養処理対象の細胞組織から採取した第3の細胞組織の遺伝子情報である第3の細胞組織情報と、当該細胞組織に設定した認識番号とを、細胞培養を行う当該認識番号を表示した当該細胞組織の輸送先に、送信する第1の送信工程と、
    前記第1の細胞組織情報と前記第3の細胞組織情報との照合、及び前記第2の細胞組織情報と前記第3の細胞組織情報との照合の少なくとも一方の照合を行い、細胞組織の一致の有無を検出する第2の情報照合工程と、
    前記細胞組織の培養処理後の細胞組織を前記細胞組織の輸送元へ出荷するに際し、前記第1の細胞組織情報と第2の細胞組織情報の少なくとも一方を、前記認識番号と併せて、前記細胞組織の輸送元に、送信する第2の送信工程と、
    を有することを特徴とする細胞組織培養管理方法
  2. 培養処理対象の細胞組織の採取から培養処理後の少なくとも1つの工程からなって前記細胞組織を培養処理する細胞処理工程を管理する細胞組織培養管理システムであって、
    前記細胞組織を、当該細胞組織の細胞培養を行う輸送先へと、送る輸送元に、
    前記培養処理対象の細胞組織から遺伝子情報である第3の細胞組織情報を解析する第3の遺伝子情報解析部と、
    前記培養処理対象の細胞組織から採取した第3の細胞組織の遺伝子情報である第3の細胞組織情報と当該細胞組織に設定した認識番号とを、細胞培養を行う当該認識番号を表示した当該細胞組織の輸送先に送信する第1の送信部とが、設けられ、
    前記細胞組織を細胞培養を行う輸送先に、
    送られた前記培養処理対象の細胞組織から遺伝子情報である第1の細胞組織情報を解析する第1の遺伝子情報解析部と、
    前記第1の細胞組織の培養処理後の細胞組織から遺伝子情報である第2の細胞組織情報を解析する第2の遺伝子情報解析部と、
    前記第1の細胞組織情報と前記第2の細胞組織情報とを照合して一致の有無を検出する第1の情報照合部と、
    前記第1の細胞組織情報と前記第3の細胞組織情報との照合、及び前記第2の細胞組織情報と前記第3の細胞組織情報との照合の少なくとも一方の照合を行い、細胞組織の一致の有無を検出する第2の情報照合部と、
    前記細胞組織の培養処理後の細胞組織を前記細胞組織の輸送元へ出荷するに際し、前記第1の細胞組織情報と第2の細胞組織情報の少なくとも一方を、前記認識番号と併せて、前記細胞組織の輸送元に送信する第2の送信部とが、設けられ
    ことを特徴とする細胞組織培養管理システム。
  3. 前記第1・第2の情報照合部による一致の有無を表示して外部へ通知する構成、
    を具備することを特徴とする請求項2に記載の細胞組織培養管理システム。
  4. 記認識番号と、前記第1の遺伝子情報解析部から得た解析結果と、前記第2の遺伝子情報解析部から得た解析結果とを前記第1・第2の情報照合部へ有線または無線で送信する通信部と、
    を具備することを特徴とする請求項2または3に記載の細胞組織培養管理システム。
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