JP4503106B2 - 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体に関し、特に、周辺光量低下特性を電気的に補正することにより、小型で安価なレンズを使用できるようにする情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、広角レンズを使用して写真撮影を実施した場合、撮影された画像には、画像の中心から離れるに従い露光量が少なくなる周辺減光という現象が発生する。この周辺減光現象は、使用するレンズが広角になるほど顕著となる。この周辺減光現象による光量不足を補正するために、口径の大きなレンズを使用したり、レンズの中心から外周方向に進むにつれて入射光量が増加するフィルタをレンズに装着したり、または、焼き付け処理の際に、覆い焼きを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、口径の大きなレンズ、または特殊なフィルタを用いるとコスト高になる課題があった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、周辺光量低下特性を電気的に補正することにより、小型で安価なレンズを使用できるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の情報処理装置は、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離を、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、画像信号を構成する画素の光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持する保持手段と、テーブルを参照することにより、算出手段によって算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を出力する補正係数出力手段と、補正係数出力手段によって出力された補正係数を用い、補正画素の光量低下を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
本発明の情報処理方法は、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離を、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出ステップと、画像信号を構成する画素の光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを参照することにより、算出ステップの処理で算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を出力する補正係数出力ステップと、補正係数出力ステップの処理で出力された補正係数を用い、補正画素の光量低下を補正する補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0007】
本発明の記録媒体は、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離を、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出ステップと、画像信号を構成する画素の光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを参照することにより、算出ステップの処理で算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を出力する補正係数出力ステップと、補正係数出力ステップの処理で出力された補正係数を用い、補正画素の光量低下を補正する補正ステップとを含む処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の情報処理システムは、デジタルスチルカメラが、レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換によって電気的な画像信号に変換する光電変換素子と、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離を、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、画像信号を構成する画素の光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持する保持手段と、テーブルを参照することにより、算出手段によって算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を出力する補正係数出力手段と、画像信号と、補正係数出力手段によって出力された補正係数とを記録メディアに記録する画像信号記録手段とを備え、画像処理装置が、記録メディアに記録されている画像信号と補正係数とを受け付ける受付手段と、画像信号と補正係数とに基づいて、補正画素の光量低下を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明の第2の情報処理装置は、レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換によって電気的な画像信号に変換する光電変換素子と、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離を、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、画像信号を構成する画素の光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持する保持手段と、テーブルを参照することにより、算出手段によって算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を出力する補正係数出力手段と、画像信号と、補正係数出力手段によって出力された補正係数とを記録メディアに記録する画像信号記録手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の情報処理装置は、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離を、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、補正関数を記憶し、補正関数に補正画素の光電変換素子の中心からの距離を適用して補正係数を演算し、出力する補正係数出力手段と、補正係数出力手段によって出力された補正係数を用い、補正画素の光量低下を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の情報処理装置および方法並びにプログラムにおいては、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離が、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出され、前記距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルが参照されて、算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数が出力され、出力された補正係数を用い、補正画素の光量低下が補正される。
【0011】
本発明の情報処理システムにおいては、デジタルスチルカメラにより、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離が、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出され、前記距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルが参照されて、算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数が出力されて、画像信号と補正係数が記録メディアに記録される。また、画像処理装置により、記録メディアに記録されている画像信号と補正係数とに基づいて、補正画素の光量低下が補正される。
本発明の第2の情報処理装置においては、レンズを介して結像された被写体の光画像が光電変換によって電気的な画像信号に変換され、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の光電変換素子の中心からの距離が、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出され、前記距離に対応付けて、レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルが参照されて、算出された補正画素の光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数が出力されて、画像信号と補正係数が記録メディアに記録される。
本発明の第3の情報処理装置においては、画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離が、光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに補正画素の光電変換素子における位置情報を用いて算出され、記憶された補正関数に算出された距離が適用されて補正係数が演算、出力され、出力された補正係数を用い、補正画素の光量低下が補正される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明を適用した電子カメラの構成を示すブロック図である。この電子カメラ1の撮影レンズ2は、制御部8(算出手段、補正係数出力手段、および読取手段)により制御される絞り機能とズーム機能を有し、焦点距離情報を制御部8に出力するようになされている。
【0014】
CCD3は、撮影レンズ2を介して結像する被写体の光画像をアナログ電気信号に光電変換し、A/Dコンバータ4に出力する。A/Dコンバータ4は、CCD3から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像処理部5(補正手段)に出力する。
【0015】
画像処理部5は、入力されたデジタルの画像情報に補正処理(その詳細は後述する)を施し、所定の方式で圧縮して画像メモリ6に出力する。画像メモリ6は、画像処理部5から入力された画像情報を記憶する。通信部7は、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続し、情報の入出力を行う。
【0016】
制御部8は、所定のコンピュータプログラムに基づいて処理を行うCPU9と、各種の情報を記憶するRAM10、コンピュータプログラムや後述する補正係数Kを記憶するROM11、データバス12、およびインターフェース13から構成され、電子カメラ1全体を制御するようになされている。
【0017】
次に、この電子カメラ1の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。ステップS1において、撮影レンズ2から入射された被写体の光画像がCCD3に結像する。CCD3は、光画像をアナログ電気信号の画像情報に変換し、A/Dコンバータ4に出力する。このとき、撮影レンズ2は、自身の焦点距離の値を制御部8に出力する。ステップS2において、A/Dコンバータ4は、入力されたアナログの画像情報をデジタル化し、画像処理部5に出力する。
【0018】
ステップS3において、制御部8は、所定の画素の位置と、その位置に対応する補正係数Kを画像処理部5に出力する。画像処理部5は、画素の光量を示す値に補正係数Kを乗算することにより、周辺減光現象による露光量の不足を補正し、画像メモリ6に出力する。
【0019】
ここで、ステップS3の処理の詳細について、図3乃至図7を参照して説明する。補正係数Kは、図3に示すように、各画素とCCD3の中心との距離により決定される。図4は、CCD3の中心から等距離にある画素の位置を同心円で示し、かつ、各位置の画素に対応する補正係数Kを示している。
【0020】
すなわち、CCD3の中心から160画素離れた位置X1間での位置に対応する補正係数Kは、1.00である。CCD3の中心から240画素離れた位置X2に対応する補正係数Kは、1.05である。CCD3の中心から320画素離れた位置X3に対応する補正係数Kは、1.15である。CCD3の中心から400画素離れた位置X4に対応する補正係数Kは、1.30である。なお、ここでは、CCD3の画素数を、640×480画素であるとした。
【0021】
また、CCD3の中心を原点(0,0)とした座標系において、画素の位置X1,X2,X3およびX4、以外の位置X(a,b)の画素に対応する補正係数Kは、位置X(a,b)とCCD3の中心からの距離をDとすると、式(1)乃至式(4)で表される。
【0022】
K=1.00 0≦D<160 ・・・(1)
K= (D/160)+0.90 160≦D<240 ・・・(2)
K= (D/800)+0.75 240≦D<320 ・・・(3)
K=(3D/160)+0.55 320≦D<400 ・・・(4)
D=√(a2+b2) ・・・(5)
【0023】
ところで、撮影レンズ2はズーム機能を有しているので、撮影レンズ2の焦点距離は可変である。また、周辺減光現象の特性は、焦点距離の変化にともなって変化する。したがって、図5に示すように焦点距離f1乃至f5毎に、画素とCCD3の中心の距離に対応した補正係数Kを設定する必要がある。
【0024】
図5に対応するグラフを図6に示す。この場合、図5において設定されていない中心からの距離Dに対応する補正係数Kは、式(1)乃至式(4)と同様に、1次関数で補間する。さらに、実際には、焦点距離は連続的に変化するので、補正係数Kが設定されていない焦点距離fに対する補正係数Kは、fに前後する補正係数Kが設定されている焦点距離の値(f1乃至f5のいずれか2つ)に対応する補間係数Kから、比例分配法により演算する。
【0025】
例えば、焦点距離の値がf1.5であり、中心からの距離Dが320画素である画素に対応する補正係数Kは、f1におけるD=320に対応する補正係数1.50と、f2におけるD=320に対応する補正係数1.28を平均して次のように求める。
【0026】
K=(1.50+1.28)/2=1.39
【0027】
なお、本実施の形態では、4種類の距離Dに対応する補正係数Kを設定し、それ以外の距離に対応する補間係数Kを、4つの1次関数で表しているが、例えば、1つの2次関数で置き換えてもよい。この場合、K=kD2+1.00(kは定数)となる。
【0028】
ところで、一般に、CCD3から画素情報が出力される順番は、図7に示すように、CCD3の左上の画素情報を先頭として右端の画素情報まで出力し、順次1段ずつ下の画素情報を左端から右端まで出力し、最後に右下の画素情報を出力している。そこで、便宜上、CCD3の中心からの距離Dの定義を、次のようにしてもよい。
【0029】
すなわち、CCD3の左上を画素座標の原点(0,0)とし、原点から右方向にm画素、下方向にn画素の位置をX(m,n)とする。さらに、CCD3の画素数を2H×2V画素とすると、位置X(m,n)とCCD3の中心からの距離Dは、式(6)で表される。
D=√{(H−m)2+(V−n)2} ・・・(6)
【0030】
CCD3の画素数が640×480画素である場合、H=320,V=240であり、mとnの範囲は、それぞれ0≦m≦639、0≦n≦479となる。
【0031】
図2の説明に戻る。ステップS4において、画像メモリ5は、入力された画像情報を記憶する。
【0032】
次に、本発明を適用した画像処理システムの概略図を図8に示す。この画像処理システムは、電子カメラ21とパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記述する)23から構成される。
【0033】
電子カメラ21の構成について、図9を参照して説明する。この電子カメラ21は、撮影レンズ2、CCD3(変換手段)、A/Dコンバータ4、ICカード22(画像信号記録手段)、通信部7、および制御部8(補正係数出力手段)から構成される。
【0034】
ICカード22は、着脱可能な記憶媒体であり、A/Dコンバータ4から入力された画像信号と、制御部8から入力された補正係数Kを記録するようになされている。その他の構成は、図1に示した電子カメラ1と同様であるので、その説明は省略する。
【0035】
パソコン23の構成について、図10を参照して説明する。このパソコン23の制御部31は、パソコン23全体を制御するようになされている。画像処理部32(補正手段)は、画像記録部33から入力された画像信号に所定の処理を施すようになされている。画像記録部33は、ICカード22から入力される画像信号、および画像処理部32が所定の処理を施した画像信号を記録する。ICカードインターフェイス34(受付手段)は、ICカード22に対して情報の入出力を行う。
【0036】
次に、この画像処理システムの動作について、図11のフローチャートを参照して説明する。ステップ11において、電子カメラ21の撮影レンズ2から入射された被写体の光画像がCCD3に結像する。CCD3は、光画像をアナログ電気信号に変換し、A/Dコンバータ4に出力する。このとき、撮影レンズ2は、撮影時の焦点距離を制御部8に出力する。制御部8は、入力された焦点距離に対応する補正係数Kを演算し、ICカード22に出力する。
【0037】
ステップS12において、A/Dコンバータ4は、入力されたアナログの画像情報をデジタル信号に変換し、ICカード22に出力する。
【0038】
ステップS13において、ICカード22は、A/Dコンバータ4から入力された画像信号と、制御部8から入力された補正係数Kを記憶する。
【0039】
ステップS14において、ICカード22は電子カメラ21から外され、パソコン23のICカードインターフェイス34に装着される。ICカードインターフェイス34は、ICカード22から画像信号と、それに対応する補正係数Kを読み取り、画像記録部33に出力し、記録させる。
【0040】
ステップS15において、画像処理部32は、画像記録部33から画像信号と補正係数Kを読み出し、画像信号の画素毎に所定の補正係数Kを乗算して、露光量の補正を行う。
【0041】
ステップS16において、画像処理部32は、補正処理を施した画像信号を画像記録部33に出力する。画像記録部33は、入力された画像信号を記録する。
【0042】
なお、上記各処理を行うコンピュータプログラムは、磁気ディスク、CD-ROM等の記録媒体に記録されて、ユーザに提供される他、衛星、電話回線等を介して伝送され、ユーザのハードディスク、メモリ等の記録媒体に記録することで、提供される。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、レンズの周辺光量低下特性補正するようにしたので、小型で安価なレンズを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラ1の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子カメラ1の露光量補正処理を説明するフローチャートである。
【図3】CCDの中心と画素の距離に対応する補正係数Kを示す図である。
【図4】補正係数Kを説明する図である。
【図5】CCDの中心と画素の距離に対応する補正係数Kを焦点距離毎に示す図である。
【図6】図5に対応する補正係数Kの折れ線グラフである。
【図7】画素情報の出力順序を説明する図である。
【図8】本発明を適用した画像処理システムの概略図である。
【図9】図8の電子カメラ21の構成を示すブロック図である。
【図10】図8のパーソナルコンピュータ23の構成を示すブロック図である。
【図11】図8の画像処理システムの露光量補正処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子カメラ
2 撮影レンズ
3 CCD
4 A/Dコンバータ
5 画像処理部
6 画像メモリ
7 通信部
8 制御部
9 CPU
10 RAM
11 ROM
12 データバス
13 インターフェイス
21 電子カメラ
22 ICカード
23 パーソナルコンピュータ
31 制御部
32 画像処理部
33 画像記録部
34 ICカードインターフェイス

Claims (9)

  1. レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換する光電変換素子によって生成された画像信号を処理する情報処理装置において、
    前記画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を、前記光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに前記補正画素の前記光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、
    前記画像信号を構成する画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、前記レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持する保持手段と、
    前記テーブルを参照することにより、前記算出手段によって算出された前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応する前記補正係数を出力する補正係数出力手段と、
    前記補正係数出力手段によって出力された前記補正係数を用い、前記補正画素の光量低下を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記補正係数出力手段は、前記テーブルに存在しない前記光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を、前記テーブルに存在する値を用いて補間して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記レンズがズームレンズである場合、前記ズームレンズの焦点距離を読み取る読取手段をさらに備え、
    前記保持手段は、前記ズームレンズの異なる複数の前記焦点距離に対応して、前記画像信号を構成する画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、前記レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持しており、
    前記補正係数出力手段は、前記テーブルに存在しない前記焦点距離または前記光電変換素子の中心からの距離に対応する補正係数を、前記テーブルに存在する値を用いて補間して出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換する光電変換素子によって生成された画像信号を処理する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を、前記光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに前記補正画素の前記光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出ステップと、
    前記画像信号を構成する画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、前記レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを参照することにより、前記算出ステップの処理で算出された前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応する前記補正係数を出力する補正係数出力ステップと、
    前記補正係数出力ステップの処理で出力された前記補正係数を用い、前記補正画素の光量低下を補正する補正ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換する光電変換素子によって生成された画像信号を処理する情報処理装置の制御用のプログラムであって、
    前記画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を、前記光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに前記補正画素の前記光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出ステップと、
    前記画像信号を構成する画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、前記レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを参照することにより、前記算出ステップの処理で算出された前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応する前記補正係数を出力する補正係数出力ステップと、
    前記補正係数出力ステップの処理で出力された前記補正係数を用い、前記補正画素の光量低下を補正する補正ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
  6. デジタルスチルカメラと画像処理装置から構成される情報処理システムにおいて、
    前記デジタルスチルカメラは、
    レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換によって電気的な画像信号に変換する光電変換素子と、
    前記画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を、前記光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに前記補正画素の前記光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、
    前記画像信号を構成する画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、前記レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持する保持手段と、
    前記テーブルを参照することにより、前記算出手段によって算出された前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応する前記補正係数を出力する補正係数出力手段と、
    前記画像信号と、補正係数出力手段によって出力された前記補正係数とを記録メディアに記録する画像信号記録手段とを備え、
    前記画像処理装置は、
    前記記録メディアに記録されている前記画像信号と前記補正係数とを受け付ける受付手段と、
    前記画像信号と前記補正係数とに基づいて、前記補正画素の光量低下を補正する補正手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換によって電気的な画像信号に変換する光電変換素子と、
    前記画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を、前記光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに前記補正画素の前記光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、
    前記画像信号を構成する画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応付けて、前記レンズの周辺光量低下特性を補正する際に用いる補正係数が記録されているテーブルを保持する保持手段と、
    前記テーブルを参照することにより、前記算出手段によって算出された前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離に対応する前記補正係数を出力する補正係数出力手段と、
    前記画像信号と、補正係数出力手段によって出力された前記補正係数とを記録メディアに記録する画像信号記録手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. レンズを介して結像された被写体の光画像を光電変換する光電変換素子によって生成された画像信号を処理する情報処理装置において、
    前記画像信号を構成する画素のうち、補正対象とする補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を、前記光電変換素子の縦方向の画素数および横方向の画素数、並びに前記補正画素の前記光電変換素子における位置情報を用いて算出する算出手段と、
    補正関数を記憶し、前記補正関数に前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を適用して前記補正係数を演算し、出力する補正係数出力手段と、
    前記補正係数出力手段によって出力された前記補正係数を用い、前記補正画素の光量低下を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 前記レンズがズームレンズである場合、前記ズームレンズの焦点距離を読み取る読取手段をさらに備え、
    前記補正係数出力手段は、複数の前記焦点距離に対応する補正関数を記憶しており、前記補正関数に前記補正画素の前記光電変換素子の中心からの距離を適用して前記補正係数を演算する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
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