JP4502976B2 - 防音構造 - Google Patents
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Description
このような防音構造としては以下のようなものが知られている(特許文献1)。
前記L字形部材は、地盤に略平行な部分の端部が、前記橋脚に連結されていてもよい。
前記L字型部材は、例えば複数のH形鋼もしくはリップみぞ形鋼を結合した構造を有する。
前記防音構造は、前記支柱と前記L字形部材の間に設けられた支持梁をさらに有してもよい。
前記L字形部材が、前記橋脚に連結されていない場合は、それぞれの前記L字型部材が複数の支柱に支持されてもよい。
また、防音構造全体が橋梁の用地内に設けられている。
さらに、図6は図4のL字形部材11a付近の拡大図であり、図7は板状部材14、14aを示す図、図8は図7のF1−F1断面図およびF2−F2断面図、図9は防音壁13aの設置方法を示す図である。
図4に示すように、床版5の側面には開口部15a、15b、15c、15dが設けられている。
床版5上には図示しない道路やレール等が設けられており、車両や列車が通行可能となっている。
支柱9b、9c、9dの構造も支柱9aの構造と同様である。
支柱9a、9cおよび支柱9b、9dは、防音構造1aおよび防音構造1bを支持する部材である。
L字形部材11a、11b、11c、11dは後述する防音壁13a、13bを支持する部材である。
L字形部材11a、11bの、地盤4に平行な部分の端部は連結板22a、22bおよび連結板22c、22dを介して橋脚7aに連結されている。
L字形部材11b、11c、11dもL字形部材11aと同様に、2つのH形鋼を結合した構造を有しており、側面には溝部が設けられている。
同様に、L字形部材11bとL字形部材11dの間には防音壁13bが設けられている。
同様に、防音壁13aの別の端部はL字形部材11cの溝部に挿入されている。
また、防音壁13bの端部はL字形部材11b、11dの溝部に挿入されている。
図7(a)および図8(a)に示すように、板状部材14は、軸方向の断面形状が矩形であり、材質はプレキャストコンクリートである。
なお、図7(b)および図8(b)に示すように、板状部材14aとして、軸方向の断面形状がCの字形の軽量形鋼を用いていもよい。
そして、別の板状部材14を同様にL字形部材11a、11cの溝部に挿入し、重畳することによって防音壁13aを設ける。
なお、防音壁13bも、防音壁13aと同様に、板状部材14を重畳して設けられる。
同様に、支柱9b、9d、L字形部材11b、11dおよび防音壁13bで防音構造1bが構成される。
防音構造1bも防音構造1aと同様に、支柱9b、9dが地盤4に固定されており、L字形部材11b、11dが橋脚7b、7dに固定されている。
従って、防音構造1a、1bは床版5の強度に依存することがなく、床版5が劣化しても、影響を受けて防音構造1a、1bが破損することはない。
従って、防音構造1a、1bを構築するための用地を別途確保する必要がなく、防音構造1a、1bを用地の制約なく構築することができる。
従って、床版5上に道路やレールが設けられている場合であっても、防音構造1a、1bの取付工事や補修工事によって床版5上の交通を妨げることがない。
従って、防音構造1a、1bを用地の制約なく構築することができる。
従って、床版5上に道路やレールが設けられている場合であっても、防音構造1a、1bの取付工事や補修工事によって床版5上の交通を妨げることがない。
図10は、第2の実施形態に係る防音構造31a、31bを示す斜視図であって、図11は図10のA2方向矢視図である。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
また、L字形部材33a、33b、33c、33dとして、リップみぞ形鋼を結合したものを用いている。
図10および図12に示すように、支柱39aは、円筒状の形状を有するコンクリートポールである。
なお、支柱39b、39c、39dの構造も支柱39aと同様である。
即ち、支柱39a、39bは、下端部が基礎として用いられている。
なお、支柱39c、39dの構造も、支柱39a、39bと同様である。
L字形部材33a、33b、33c、33dの地盤4に平行な部分の端部は、連結板を介して橋脚7a、7b、7c、7dに連結されている。
L字形部材33b、33c、33dもL字形部材33aと同様に、2つのリップみぞ形鋼を結合した構造を有しており、側面には溝部が設けられている。
このような構造することにより、H形鋼を用いた場合と比べ、L字形部材の曲げ剛性が大きくなるという効果がある。
従って、支柱の基礎として、べた基礎を用いた場合と比べ、支柱の支持強度を十分に確保でき、防音構造31a、31bの倒壊を防ぐことができる。
なお、第3の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
支持梁53bは支柱9bとL字形部材11bの間に設けられており、また支柱9dとL字形部材11dの間にも設けられている。
同様に、支持梁53bは支柱9b、L字形部材11bと支柱9d、L字形部材11dを連結している。
図16は第4の実施形態に係る防音構造55a、55bを示す斜視図である。
なお、第4の実施形態において、第1の実施形態と同様の機能を果たす要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
同様に、床版5の下部の地盤上には支柱57b、59b、57c、59cおよび2本の図示しない支柱が構築さている。
図示しない2本の支柱にはL字形部材11dが設けられている。
なお、L字形部材11a、11b、11c、11dは橋脚7e、7fには接続されていない。
図17は第5の実施形態に係る防音構造61a、61bを示す斜視図であって、図18は図17のA3方向矢視図、図19は図17のB3方向矢視図である。
例えば、防音壁13a、13b、L字形部材11a、11b、11c、11dが軽量な材料で構成されている場合等は、このような支柱のない構造でも防音構造61a、61bの支持強度を十分に確保することができる。
3…………橋梁
5…………床版
7a………橋脚
9a………支柱
11a……L字形部材
13a………防音壁
15a……開口部
17a……基礎
19a……基礎
21a……H形鋼
23a……溝部
31a……防音構造
33a……L字形部材
39a……支柱
40a……リップみぞ形鋼
41a……コンクリート
51a……防音構造
53a……支持梁
55a……防音構造
57a……支柱
59a……支柱
61a……防音構造
Claims (11)
- 地盤上に設けられた橋脚と、前記橋脚上に設けられた床版と、を具備する橋梁の防音構造であって、
前記床版の下方の地盤上に構築された一対の支柱と、
一対の前記支柱の上端に各々設けられ、側面から見た形状が略L字形であり、前記側面に溝部を有する一対のL字形部材と、
一対の前記L字形部材の前記溝部に挿入された板状の防音壁と、
を有することを特徴とする防音構造。 - 前記L字形部材は、地盤に略垂直な部分が、前記床版に設けられた開口部を貫通して設けられていることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記L字形部材は、地盤に略平行な部分の端部が、前記橋脚に連結されていることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記L字型部材は、複数のH形鋼を結合してなることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記L字型部材は、複数のリップみぞ形鋼を結合してなることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記防音壁は、複数の板状部材を重畳してなることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記防音壁はプレキャストコンクリート板からなることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記防音壁は、軽量形鋼からなることを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 前記支柱と前記L字形部材の間に設けられた支持梁をさらに有することを特徴とする請求項1記載の防音構造。
- 地盤上に設けられた橋脚と、前記橋脚上に設けられた床版と、を具備する橋梁の防音構造であって、
側面から見た形状が略L字形であり、前記側面に溝部を有する一対のL字形部材と、
一対の前記L字形部材の前記溝部に挿入された板状の防音壁と、
を有し、
それぞれの前記L字型部材が、前記床版の下方の地盤上に構築される複数の支柱によって支持されることを特徴とする防音構造。 - 地盤上に設けられた橋脚と、前記橋脚上に設けられた床版と、を具備する橋梁の防音構造であって、
側面から見た形状が略L字形であり、地盤に略平行な部分の端部が前記橋脚に連結され、前記側面に溝部を有する一対のL字形部材と、
一対の前記L字形部材の前記溝部に挿入された板状の防音壁と、
を有することを特徴とする防音構造。
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