JP2004019386A - 鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造 - Google Patents

鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造 Download PDF

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Abstract

【課題】コンクリート打設時にも桁組上に変形することなく自立し得、施工作業性の良い鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造を提供する。
【解決手段】コンクリート層22と一体化して強度合成された床版20を形成する鋼骨格21は、下面を形成する底鋼板21Aの上面に結合補強ビーム21Bが固定されると共に、底鋼板21Aのハンチ部21aの上面と結合補強ビーム21Bとが支持板30によって結合され、ハンチ部21aで全体重量を支持し得るように構成されている。
【選択図】       図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼骨格とコンクリートと強度合成可能に一体化して成る鋼コンクリート合成床版における鋼骨格構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
橋梁や高架道路を構成する床版として、スタッド等の合成結合部材が立設された鋼板製の基板部材(鋼骨格)の上側に所定厚さのRCコンクリート層を形成し、基板部材とコンクリート層を強度合成して構成される鋼コンクリート合成床版が知られている。
【0003】
このような鋼コンクリート合成床版は、通常、工場において鋼骨格を少なくとも橋軸方向に分割したユニットパネル(単位鋼骨格体)を製作し、そのユニットパネルを配設現場に搬送して桁組上に並設配置した後、各ユニットパネルを結合手段によって結合すると共に鉄筋を配筋し、コンクリートを打設するいわゆるハーフプレキャスト工法によって施工される。
【0004】
近時、長支間に対応するために、図9にその一例を適用した鋼コンクリート合成床版桁橋の概念斜視図を示すように、鋼コンクリート合成床版20′の鋼骨格21′として鋼板製の基板部材21A′の上面に橋軸と直交する方向の補強ビーム21B′を配設したものが提案されている。
【0005】
図示鋼コンクリート合成床版20′の鋼骨格21′は、基板部材21A′の上面に、橋軸と直交するT形鋼による補強ビーム21B′が橋軸方向に所定間隔で配設されると共に図示しないが多数のジベルが溶接によって植設されて構成されており、基板部材21′が型枠として機能し、補強ビーム21B′はその腹板に開口形成された図示しない複数の開口部でコンクリート層22′と強固に結合して橋直方向の強度部材として作用する。このような構造により、コンクリート層22′を形成するコンクリートを打設する際に下面の型枠が不要となると共に、高い剛性によって桁組10′上で形状を維持し得るために支保工を設ける必要がなく、施工が容易となる。
【0006】
鋼コンクリート合成床版20′と桁組10′との結合は、主桁11′の上フランジに植設されたスタッドジベルが鋼コンクリート合成床版20′のコンクリート層22′に没入することで行われるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンクリート床版の主桁による被支持部位の両側には所定角度でハンチが形成されるが、上記のごとく鋼板製の基板部材の上面に補強ビームが配設されて成る鋼骨格の鋼コンクリート合成床版では、基板部材をハンチに沿った形状とすると、当該ハンチ部位では基板部材が補強ビームから離間することとなる。このため、施工時に鋼骨格を基板部材の補強ビームによる裏打ちのないハンチ部位を介して主桁上に載置すると、その自重及び硬化前のコンクリートの重量を支持することができず変形してしまうという問題があった。これを防ぐために基板部材自体にコンクリート重量を支持し得る強度を持たせることは極めて不合理であって現実的でないため、図10に示すように形鋼等(図はH形鋼)による支持介装部材50を主桁11′の上フランジ上に載置し、この支持介装部材50を介して補強ビーム21B′を支持する(即ち鋼骨格21′を支持する)ことが行われていた。
【0008】
しかしながら、主桁11′の上フランジには前述の如く鋼コンクリート合成床版20′と結合するためのスタッドジベルが立設されており、スタッドジベルの配置を支持介装部材50と干渉しないように設定したり、支持介装部材50のスタッドジベルと干渉する部位を切り欠く等の必要があり、甚だ面倒で作業時間も要するという問題を有するものであった。
【0009】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、コンクリート打設時にも桁組上に変形することなく自立し得、施工作業性の良い鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する本発明の鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造は、床版の下面を形成する基板部材の上面に橋軸と略直交する補強部材が固定されて成る鋼骨格に、コンクリート層が一体化して強度合成された鋼コンクリート合成床版において、前記基板部材のハンチ部の上面と前記補強部材とが結合支持部材によって結合され、前記ハンチ部で全体重量を支持し得るように構成されていることを特徴とする。
【0011】
また、上記補強部材は上記基板部材から直立する鉛直板面を有しており、上記結合支持部材は、前記補強部材の鉛直板面に重ね継手で固定されると共に下端縁で上記ハンチ部に固定されて構成されていることを特徴とする。
【0012】
また、上記補強部材は上記基板部材に沿う水平板面を有しており、上記結合部材は、上端縁で前記補強部材の水平板面に固定されると共に下端縁で上記ハンチ部に固定されて構成されていることを特徴とする。
【0013】
更に、上記補強部材は、溝形鋼を横向きして下側の側板部で上記基板部材に固定されると共に、その上記主桁の上側に位置する部位には少なくとも前記下側の側板部が切り欠かれたコンクリート充填通路を備えて構成されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造の一例を適用した橋梁をコンクリート層を除いて示す概念斜視図、図2はそのA部拡大図、図3は橋梁の横断面図(中心から片側のみ示す),図4は橋梁の縦断面図である。
【0016】
図示橋梁1は、鋼コンクリート合成床版である床版20が、鋼主桁11と横桁12によって構成される桁組10によって支持されて構成されている。
【0017】
桁組10は、幅方向左右に一対配設された鋼主桁11(図2では一方のみ示す)の間に横桁12が所定間隔で配設されて構成されている。鋼主桁11及び横桁12は、それぞれ鋼板によって所定高さのI形断面形状に形成されており、横桁12は端部で鋼主桁11の腹板に固定されている。鋼主桁11の上フランジ11Aの上面には多数のスタッドジベル13が立設されており、このスタッドジベル13が床版20の後述するコンクリート層22に没入して鋼主桁11(即ち桁組10)と床版20とを結合している。
【0018】
床版20は、鋼骨格21と所定厚さのコンクリート層22が一体に構成されている。
【0019】
鋼骨格21は、鋼主桁11による支持部両側のハンチ部位も含めて床版20の下面を形成する所定板厚の鋼板による基板部材としての底鋼板21Aの上面に、橋軸と直交する方向の補強ビーム21Bが固定されると共に多数のスタッドジベル21Cが立設され、これら補強ビーム21Bとスタッドジベル21Cがコンクリート層22に没入して強度合成可能に結合一体化している。
【0020】
底鋼板21Aは、鋼主桁11と対応する部位は分断されて幅方向に三つの部分(中央プレート21AC,側部プレート21AS)に分割されており、これら中央プレート21AC,側部プレート21ASは幅方向に連続する補強ビーム21Bによって連結一体化されている。
【0021】
中央プレート21ACと側部プレート21ASの対向する縁部には、それぞれハンチに沿った形状の所定角度のハンチ部21aが形成されると共に、その最縁部は詳しくは後述する図5中に示すように所定幅で水平の載置部21bとなっており、当該鋼骨格体21はこの載置部21bで鋼主桁11の上フランジ11Aの側縁部上面にシール材23を介して載置されている。中央プレート21ACと側部プレート21ASの対向する載置部21bの間は、鋼主桁11の上フランジ11の幅より僅かに狭い幅でスリット状に開口し、その開口部を介して鋼主桁11の上フランジ11Aに立設されたスタッドジベル13が床版20のコンクリート層22に没入するようになっている。
【0022】
補強ビーム21Bは、底板部21Baの両側に側板部21Bbが立設されて成る断面形状U字状の溝形鋼を横倒しにして橋軸方向に開放するように橋軸と直交して一方の側板部21Bbで底鋼板21の上面に溶接固定されており、底板部21Baが底鋼板21Aから直角に立ち上がる鉛直板面となっている。その長さは床版20の幅全体に亘り、橋軸方向に所定間隔で複数配設されている。尚、その開放方向は、当該橋梁1が橋軸方向に勾配を有する場合には坂上側に向けて設定される。また、底鋼板21Aから直角に立ち上がる底板部21Baには、所定径の開口21Bfが長手方向に所定間隔で形成されている。
【0023】
ここで、底鋼板21Aのハンチ部21aの上面と補強ビーム21Bとは、図5(A)に平面図,(B)に正面図,(C)に(B)のC−C断面図を示すように、結合支持部材としての結合支持板30によって結合されている。
【0024】
結合支持板30は、所定厚さの鋼板によって、固定部31の両端から固定部としての脚部32が垂下された門型に形成され、その固定部31が底鋼板21から鉛直に立ち上がる補強ビーム21Bの底板部21Baに重ね継手(固定部31が底板部21Baに重合してその周囲で隅肉溶接される)によって固定されると共に、脚部32の下端が底鋼板21のハンチ部21aの上面にT継手によって溶接接合されている。固定部31には、補強ビーム21Bの開口21Bcと対応して開口部が形成されている。
【0025】
これにより、結合支持板30がハンチ部21aに作用した力を補強ビーム21Bに伝達するようにハンチ部21aと補強ビーム21Bとを強固に結合しているものである。このような結合支持板30の配設構造では、脚部32をハンチ部21aに溶接固定した後補強ビーム21Bに周囲で溶接して取り付けできるため、結合支持板30に高い精度は必要なく製作・組立が容易である。
【0026】
また、補強ビーム21Bの、鋼主桁11及びハンチ部21aの上側に位置する部位は下側の側板部21Bbが切り欠かれてコンクリート充填通路として切り欠き部21Bcが形成されており、この切り欠き部21Bcを介して鋼主桁11の上側及びハンチ部位へのコンクリートの充填が円滑に行えるようになっている。
【0027】
スタッドジベル21Cは、橋軸方向に所定間隔で配設された補強ビーム21Bの間に、橋軸と直交する方向に所定間隔で立設されている。
【0028】
また、補強ビーム21Bの上側には、コンクリート層22を補強する鉄筋21Dが配筋されている。
【0029】
上記のごとき構成の橋梁1は、製作工場等において製作された単位鋼骨格体を桁組10上に並べて配置した後結合して鋼骨格21を構築すると共に鉄筋21Dを配筋し、コンクリートを打設して桁組10及び鋼骨格21と一体的に結合したコンクリート層22を形成することで施工される。
【0030】
この施工時において、鋼骨格21は底鋼板21Aのハンチ部21aの縁部の載置部21bで鋼主桁11の上に載置され、そのハンチ部21aで当該鋼骨格21の自重及び打設された硬化前のコンクリートの重量を支持することとなるが、ハンチ部21aは結合支持板30によって補強ビーム21Bと結合されているため、変形することなく安定的に形状を保つことができる。
【0031】
尚、本発明における補強部材及び結合支持部材の形状はは上記構成例に限定されるものではなく、適宜偏向可能なものである。
【0032】
また、上記構成例は補強部材としての補強ビーム21Bを溝形鋼によって構成したものであるが、補強部材は溝形鋼に限るものではなく、底鋼板21Aに対して直角となる面を備えていれば他の断面形状であっても良い。即ち、例えば図6に断面図を示すように、T形鋼による補強ビーム21Eをウェブ21Eaが底鋼板21Aに対して直角となるように配設すると共に、そのウェブ21Eaに沿わせて結合支持板30′を溶接固定するよう構成しても良いものである。
【0033】
次に、図7に上記構成例における図5と対応するハンチ部位を示す、底鋼板のハンチ部と補強ビームの結合構造の他の構成例を説明する。(A)は平面図,(B)は正面図,(C)は(B)のD−D断面図である。
【0034】
本構成例では、補強ビーム21Bの下側の側板21Bbと、底鋼板21A(中央プレート21AC,側部プレート21AS)の各ハンチ部21aとが、それぞれ独立する結合板40によって結合されている。
【0035】
結合板40は、所定厚さの鋼板であって、その上端で補強ビーム21Bの底鋼板21に沿う水平板面である側板部21Bbの下面にT継手によって溶接接合されると共に下端で底鋼板21のハンチ部21aの上面にT継手によって溶接接合されている。
【0036】
補強ビーム21Bは、その左右の結合板40の間の部位(鋼主桁11の上側部位)と、ハンチ部21aの開始部位の下側部位は、下側の側板21Bbが切り欠かれてコンクリート充填通路としての切り欠き部21Bd,21Beが形成されており、これら切り欠き部21Bd,21Beを介して鋼主桁11の上側部位及びハンチ部位へのコンクリート充填が円滑に行えるようになっている。
【0037】
このような構成によれば、結合板40と補強ビーム21B及びハンチ部21a(底鋼板21)を高い強度で溶接固定することができ、例えば鉄道橋等の過酷な疲労環境にも適するものである。
【0038】
尚、本構成例においても、補強部材は溝形鋼に限るものではなく、底鋼板21Aと平行な面を備えていれば図8に一例の断面図を示すように他の断面形状であっても良い。図示構成はT形鋼による補強ビーム21Fをフランジ21Faで底鋼板21Aに固定すると共に、そのフランジ21Faに支持板40′を溶接固定したものである。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造によれば、基板部材のハンチ部の上面と補強部材とが結合支持部材によって結合され、ハンチ部で全体重量を支持し得るように構成されていることにより、鋼骨格が現場作業の必要もなくコンクリート打設時にも桁組上に変形することなく自立し得、極めて施工作業性が良いものである。
【0040】
また、補強部材は基板部材から直立する鉛直板面を有しており、結合支持部材は、補強部材の鉛直板面に重ね継手で固定されると共に下端縁でハンチ部に固定されて構成されていることにより、結合部材に高い精度は必要なく製作・組立が容易に行えるものである。
【0041】
また、補強部材は基板部材に沿う水平板面を有しており、結合部材は、上端縁で補強部材の水平板面に固定されると共に下端縁でハンチ部に固定されて構成されていることにより、結合部材と補強部材及びハンチ部を強固に溶接固定することができ、例えば鉄道橋等の過酷な疲労環境にも適するものである。
【0042】
更に、補強部材は、溝形鋼を横向きして下側の側板部で基板部材に固定されると共に、その主桁の上側に位置する部位には少なくとも下側の側板部が切り欠かれたコンクリート充填通路を備えて構成されていることにより、コンクリート充填通路を介して主桁の上側及びハンチ部位へのコンクリートの充填性が向上し、内部欠陥を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鋼コンクリート合成床版とその単位鋼骨格体の結合構造の一例を適用した橋梁をコンクリート層を除いて示す概念斜視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】橋梁の横断面図である。
【図4】橋梁の縦断面図である。
【図5】底鋼板と補強ビームの結合構造を示し、(A)は平面図,(B)は正面図,(C)は(B)のC−C断面図である。
【図6】図5とは異なる断面形状の補強部材の結合構造を示す断面図である。
【図7】他の構成例である底鋼板と補強ビームの結合構造を示し、(A)は平面図,(B)は正面図,(C)は(B)のC−C断面図である。
【図8】図7とは異なる断面形状の補強部材の結合構造を示す断面図である。
【図9】従来例としての鋼コンクリート合成床版を概念的に示す斜視図である。
【図10】施工時における鋼骨格の主桁上への載置状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 橋梁
10 桁組
11 主桁
20 床版(鋼コンクリート合成床版)
21 鋼骨格
21A 底鋼板(基板部材)
21a ハンチ部
21B 補強ビーム(補強部材)
21Ba 底板部(鉛直板面)
21Bb 側板部(水平板面)
21Bc,21Bd,21Be 切り欠き部(コンクリート充填通路)
22 コンクリート層
30 結合支持板(結合支持部材)
31 固定部
32 脚部(結合部)

Claims (4)

  1. 床版の下面を形成する基板部材の上面に補強部材が固定されて成る鋼骨格に、コンクリート層が一体化して強度合成された鋼コンクリート合成床版において、
    前記基板部材のハンチ部の上面と前記補強部材とが結合支持部材によって結合され、前記ハンチ部で全体重量を支持し得るように構成されていることを特徴とする鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造。
  2. 上記補強部材は上記基板部材から直立する鉛直板面を有しており、上記結合支持部材は、前記補強部材の鉛直板面に重ね継手で固定されると共に下端縁で上記ハンチ部に固定されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造。
  3. 上記補強部材は上記基板部材に沿う水平板面を有しており、上記結合部材は、上端縁で前記補強部材の水平板面に固定されると共に下端縁で上記ハンチ部に固定されて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造。
  4. 上記補強部材は、溝形鋼を横向きして下側の側板部で上記基板部材に固定されると共に、その上記主桁の上側に位置する部位には少なくとも前記下側の側板部が切り欠かれたコンクリート充填通路を備えて構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の鋼コンクリート合成床版の鋼骨格構造。
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