JP4501586B2 - 熱源冷却構造 - Google Patents
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Description
従来、送風機から出力される風が熱源に効率よく伝搬される構造として、下記特許文献1に記載された冷却ファン取り付け構造があった。
実施の形態1に係る熱源冷却構造について、図1から図5に基づいて説明する。
ラック1の骨格を構成するラックベース1aには、各々板金からなる左後ろ側フレーム1b、左前側フレーム1c、右前側フレーム1d、右後ろ側フレーム1e、左最前フレーム(図示せず)、右最前フレーム(図示せず)が、溶接されることによって植設されている。上述の各フレーム1a〜1dで、スライド機構8が水平に支持されている。また、左後ろ側フレーム1bと右後ろ側フレーム1eには、これらの間を渡すように、図1で示す後方側板1k(図2において図示せず)が取り付けられている。また、左後ろ側フレーム1bと、左最前フレーム(図示せず)とに、これらのフレームによる間を渡すように、図1で示す左方側板1l(図2において図示せず)が取り付けられている。また、右後ろ側フレーム1eと、右最前フレーム(図示せず)とに、これらのフレームによる間を渡すように、図1で示す右方側板1j(図2において図示せず)が取り付けられている。
また、スライドレール取り付け用フレーム8dは、第1固定面8fが、左後ろ側フレーム1bに螺着されると共に、第2固定面8kが、右前側フレーム1cに螺着されている。
ガイドピン用金具8eに設けられているガイドピン(突出部)15aの組み付け方法を、図3に基づいて説明する。
ガイドピン用金具8eには、開口8kが形成されており、この開口8kには、円柱部材15が貫通し、貫通している螺子溝15bが、ガイドピン用金具8eの裏面に配置されているナット26に固定されることにより、ガイドピン15aがガイドピン用金具8eに組み付けられる。なお、ガイドピン15aの円周面は鏡面仕上げされている。
送風機2を構成するカバー2dの内壁に形成された開口2eを内側から貫通するボルト11は、圧縮方向移動用板7を厚み方向に貫通して取り付けられたガイドボス10、スライド棚6の圧縮方向移動用板7との接触面に形成されたガイド穴13を貫通し、スライド棚6の上記接触面の裏面に配置されたナット12に固定される。なお、ガイド穴13は、ボルト11及びボルト11の周囲を覆うガイドボス10よりも十分大きく形成されており、スライド棚6に対して、圧縮方向移動用板7が、移動可能に取り付けられている。
遠心型送風機の構成を図6に基づいて説明する。
このように、遠心型送風機の場合、吸引する風の方向と、供給する風の方向とが90°異なるため、内部用吸気口2aと、ダクト用給気口2bとの方向が90°異なる状態で配置すると、ダクト用給気口2bから供給される風の圧力損失を少なくすることが出来る。
送風機2は、内部用吸気口2aから吸引した風を内部の遠心型送風機用の羽根2cを用いて吸引方向と90°異なる方向へダクト用給気口2bから風を供給する。この供給により、吸気ダクト4内の圧力が高まり、圧力が低い場所へ風の流れが生じる。その結果、通風経路3aへ風が流れ込み、通信機器ユニット3から生じている熱を排気ダクト5へ排気する。排気ダクト5へ流入した風は、より圧力の低い外部へ出口5bから排気される。
図10は、実施の形態2に係るスライド用板6と圧縮方向移動用板7との固定構造を示す断面図である。
スライド棚6と圧縮方向移動用板7との間には、摩擦抵抗の小さい樹脂材料製の滑り板16が配置されており、スライド棚6と圧縮方向移動用板7とをスライドさせる際に、摩擦による抵抗が低減する。従って、スライド棚6をラック1内に収容する場合及びスライド棚6をラック1から引き出す場合の作業性が向上する。
また、その他の構成は実施の形態1に係るものと同様であるので説明を省略する。
図11は、実施の形態3に係るガイドピン15aと圧縮方向移動用板7との構成を示す断面図である。
ガイドピン15aには、円筒状のカラー17が遊嵌されており、ガイドピン15aの端部がカラー17の外径よりも大きな径で形成されている。そのため、カラー17はガイドピン15aに対して回転自在となる。その他の構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図12は、実施の形態4に係るスライド棚6と圧縮方向移動用板7との構成を示す断面図、図13は、実施の形態4に係る圧縮方向移動用板7と送風機2との一部の構成を示す斜視図である。
送風機2のカバー2dの内側から、カバー2d、圧縮方向移動用板7を貫通するように金具20がカバー2dに接着されている。また、この金具20には、図12の断面と垂直に交わる方向の平面に開口20aが形成されている。一方、スライド棚6の表面には、金具21が圧縮方向移動用板7から突出している部分に対応した位置に、圧縮方向移動用板7のスライド範囲に対応した大きさの開口19が形成され、この開口19に、金具20の突出している部分が挿入されるように配置されている。
その他の構成は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図14、図15は、圧縮方向移動用板7に形成されたガイド用溝14の形状を示す平面図である。
圧縮方向移動用板7は、ガイド用溝14の入り口14b付近の斜面14dが、入り口14bを広げるように形成されている。その他の構成は実施の形態1に係るラック1と同様であるので説明を省略する。
なお、ガイド用溝14は、図15に示すような長円形とし、斜面14a及び斜面14cを連続的に形成しても、入り口14bを広げていることにより、同様の効果を得ることができる。
以上の実施の形態1〜5においては、ガイドピン15aをラック1に取り付け、ガイド用溝14を圧縮方向移動用板7に形成した構造であったが、ガイドピン15aが圧縮方向移動用板7に取り付けられ、ガイド用溝14がラック1に取り付けられた構成であっても同様の効果を得ることができる。
また、ラック1にガイド用溝14が形成される場合、ガイドピンは、圧縮方向移動用板7に限らず、送風機2の一部に形成するようにしても同様の効果を得ることができる。
Claims (8)
- 周囲の気体を所定方向に供給する羽根と、この羽根を覆い、上記所定方向に対応する位置に給気口が設けられたカバーとを有する送風機、
この送風機から供給される気体を入り口から取り込んで熱源に伝搬するダクト、
上記入り口の縁と上記給気口の縁に介在する弾性部材、
ダクトに密着させる圧縮方向に送風機をガイドするガイド用部材を備え、
上記送風機はダクトに対し着脱自在に取り付けられ、該送風機がダクトに取り付けられると上記弾性部材が圧縮されて、上記給気口の縁と上記入り口の縁とが密着し、
上記ガイド用部材に従って、上記送風機が搬送方向と異なる方向に移動して上記ダクトに密着して取り付けられ、
送風機は、該送風機又は該送風機に取り付けられた部材に、該送風機の搬送方向に対して斜めに形成された斜面を有し、
ガイド用部材は、上記斜面に当接して、上記送風機又は上記送風機に取り付けられた部材及び上記送風機を、上記送風機の搬送方向と異なる方向に移動させる突出部を有することを特徴とする熱源冷却構造。 - 周囲の気体を所定方向に供給する羽根と、この羽根を覆い、上記所定方向に対応する位置に給気口が設けられたカバーとを有する送風機、
この送風機から供給される気体を入り口から取り込んで熱源に伝搬するダクト、
上記入り口の縁と上記給気口の縁に介在する弾性部材、
ダクトに密着させる圧縮方向に送風機をガイドするガイド用部材を備え、
上記送風機はダクトに対し着脱自在に取り付けられ、該送風機がダクトに取り付けられると上記弾性部材が圧縮されて、上記給気口の縁と上記入り口の縁とが密着し、
上記ガイド用部材に従って、上記送風機が搬送方向と異なる方向に移動して上記ダクトに密着して取り付けられ、
送風機は、該送風機又は該送風機に取り付けられた部材に突出部が形成され、
ガイド用部材は、上記送風機の搬送方向に対して斜めに形成され、上記送風機が搬送される時に、上記突出部が当接されて摺動する斜面を有することを特徴とする熱源冷却構造。 - ダクトに対して移動可能に配設され、該移動に応じて送風機がダクトに取り付けられるように搬送される搬送部材を備えることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項記載の熱源冷却構造。
- 搬送部材に取り付けられ、送風機をダクトに密着させる圧縮方向に移動自在な圧縮方向移動部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の熱源冷却構造。
- 圧縮方向移動部材は、
送風機を第1搬送方向と異なる方向に移動させる斜面を有すると共に、
上記送風機を上記第1搬送方向と反対方向である第2方向に移動させる斜面を有することを特徴とする請求項4記載の熱源冷却構造。 - 圧縮方向移動部材は、
弾性接続部材で搬送用部材と接続され、
上記弾性接続部材は、圧縮方向移動部材に形成された斜面のガイド用部材側端と、ガイド用部材に設けられた突出部との距離が離れるに従って、上記ガイド用部材側端と上記突出部とを近づける方向に復元力が増加するように配置されていることを特徴とする請求項4又は5記載の熱源冷却構造。 - ガイド用部材又は送風機若しくは送風機に取り付けられた部材に形成された突出部は、
円柱状であり、該円柱の弧を形成する面の一部が、送風機若しくは送風機に取り付けられた部材又はガイド用部材に形成された斜面に当接することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の熱源冷却構造。 - 送風機は、
羽根が回転することにより、周囲から気体を吸い込み、上記羽根の回転軸の遠心方向に気体を給気する遠心型送風機であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の熱源冷却構造。
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