JP4500846B2 - オフィス環境分析装置、オフィス環境分析システム、プログラム - Google Patents

オフィス環境分析装置、オフィス環境分析システム、プログラム Download PDF

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本発明は、執務環境を評価するオフィス環境分析装置、オフィス環境分析システム、プログラムに関する。
従来、オフィスの内装設計を行う場合においては、オフィスワーカーからの要求を抽出するために、オフィスワーカーと直接ヒアリングを行ったり、アンケート調査を行ったりしてオフィスの居住環境の評価を行っている。それらは一般的に、室内の空気・音・光・匂いの状態や、机や収納家具の大きさ、働く人一人の専有面積、レイアウト、執務室の大きさ、天井の高さなど、物理的な側面の調査が主である。具体的には、机の数足りているか否か、自身が利用できるスペースの広さが十分か否か、などの項目があり、これらの項目に基づいてオフィスワーカーを対象に調査を行っている。
そして、設計者は、これらの調査結果と設計標準や同様事例等とを比較した上で設計を行っている。これにより、物理的な観点からオフィスワーカーが回答した内容に沿ったオフィス環境を構築できる。
ここで、オフィスワーカーに対しては、調査やヒアリングが行われる際、上述のような項目に従ってアンケートを行い、その結果から各種分析が行われている。例えば、このアンケートの質問は、一般に、質問数を増やすことによって、詳細な分析結果を得ることが可能である。したがって、例えば、アンケート用紙を用いて行う調査である場合、40〜50題の質問が行われている。
このようなアンケートは、質問者と回答者が直接会って行う方法もあれば、遠隔でアンケートの回答を得るものがある。例えば、特許文献1には、インターネットを介して表示データを端末に送信することによって行ったり、あるいは、電話回線を介して合成音声を電話機に送信することによって、端末に応じた出力形式によってアンケートを行うシステムが開示されている。
また、インターネットを介してアンケートを行う際、得られた回答を集計しやすいように回答情報を加工・格納するものが、例えば、特許文献2に開示されている。
また、このような遠隔でアンケートを行う仕組みを利用した、オフィス環境の調査・評価を行うものが提供されている(非特許文献1)。この非特許文献1においては、2つの手法を組み合わせて評価を行うものである。
特開平8−272773号公報 特開2002−15097号公報 ワークプレイス環境評価システムと評価手法、長岡朔太、菊池伸夫、NTTファシリティーズ ジャーナル、株式会社エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ、平成15年5月15日発行
しかしながら、オフィスづくりにおいては、上記のような物理的側面だけをとらえて設計を行うだけでは必ずしも十分ではない。すなわち、物理的側面だけでなく、その空間をオフィスワーカーがどのような使い方をするか(以下、ワークスタイルと称す)、精神的な側面も考慮し、働き方のプロセスまで含めて評価することが重要である。しかし、そうした側面まで十分に含みいれて評価できるツールが必要である。
また、オフィスワーカーの要求をどのようにオフィス設計に役立てるかにおいて、定量的な手法が存在しないため、都度設計者の主観によって設計されることが多い。そうした設計は、時間がかかるのみならず、設計者の知識や経験の差によって、設計の品質に差が出やすい。
ここで、上述の特許文献1および2においては、遠隔にてアンケートを行うことができるが、オフィス環境を評価するための具体的な手法を開示するものではない。一方、非特許文献1については、複数の手法を組み合わせて評価を行うものであるが、やはり、物理的な側面に着目した評価を行うものであり、精神的な側面を考慮して評価を行うものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、物理的な側面以外の点についても着目し、オフィス環境を評価することができるオフィス環境分析装置、オフィス環境分析システム、プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、質問に対し、複数の回答者から回答を収集して分析するオフィス環境分析装置であって、質問事項に対し二択での選択結果である回答情報の入力を各質問について受け付ける回答入力部と、前記回答入力部から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する回答判定部と、オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィスシーンテーブル記憶部と、前記回答判定部の判定結果と、前記オフィスシーンテーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果を生成するオフィスシーン別集計部と、オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィス環境構成要素テーブル記憶部と、前記回答判定部の判定結果と、前記オフィス環境構成要素テーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果を生成するオフィス環境構成要素別集計部と、前記オフィスシーン別集計部が生成する第1の集計結果と前記オフィス環境構成要素別集計部が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する分析シート情報生成部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述のオフィス環境分析装置において、前記質問毎に第1の係数と第2の係数を記憶する係数記憶部と、前記各ユーザの質問毎にその回答が第1の選択肢であるか否かを判定し、当該回答が第1の選択肢である質問毎に、当該第1の選択肢の質問に対応する第1の係数と第2の係数とを読み出し、当該読み出した第1の係数を質問毎に合計して第1の合計値を算出するとともに、当該読み出した第2の係数を質問毎に合計して第2の合計値を算出する係数別集計部と、前記第1の合計値の基準となる範囲と前記第2の合計値の基準となる範囲との組み合わせ毎にコメントを対応づけて記憶するコメント記憶部と、前記係数別集計部が算出した結果と前記コメント記憶部に記憶された情報とに基づいて、前記第1の合計値が満たす前記第1の基準値と前記第2の合計値が満たす第2の基準値との組み合わせに対応するコメントを前記コメント記憶部から読み出して出力するコメント出力部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上述のオフィス環境分析装置において、前記分析シート情報生成部は、前記シーンと前記環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における前記第1の集計結果と前記第2の集計結果との集計を行い、集計結果に基づいて、前記シーンと前記環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせのそれぞれの順位を決定し、当該順位に基づいて、異なる表現を設定して分析シート情報として出力することを特徴とする。
また、本発明は、質問に対し、複数の回答者から回答を収集して分析するオフィス環境分析装置と回答者端末とが接続されるオフィス環境分析システムであって、前記回答者端末は、前記オフィス環境分析装置から送信される質問情報を受信する受信部と、前記受信した質問情報に対し、二択での回答のデータ入力を受け付ける回答情報入力部と、前記回答情報入力部から入力される回答を回答情報として前記オフィス環境分析装置に送信する送信部と、を有し、前記オフィス環境分析装置は、質問事項に対し二択での選択結果である回答情報の入力を各質問について前記回答者端末から受け付ける回答入力部と、前記回答入力部から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する回答判定部と、オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィスシーンテーブル記憶部と、前記回答判定部の判定結果と、前記オフィスシーンテーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果を生成するオフィスシーン別集計部と、オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィス環境構成要素テーブル記憶部と、前記回答判定部の判定結果と、前記オフィス環境構成要素テーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果を生成するオフィス環境構成要素別集計部と、前記オフィスシーン別集計部が生成する第1の集計結果と前記オフィス環境構成要素別集計部が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する分析シート情報生成部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、質問に対し、複数の回答者から回答を収集して分析するオフィス環境分析装置となるコンピュータに、質問事項に対し二択での選択結果である回答情報の入力を各質問について受け付ける回答入力手段、前記回答入力手段から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する回答判定手段、オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィスシーンテーブル記憶部を参照し、前記回答判定手段の判定結果と、前記オフィスシーンテーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果を生成するオフィスシーン別集計手段、オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィス環境構成要素テーブル記憶部を参照し、前記回答判定部の判定結果と、前記オフィス環境構成要素テーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果を生成するオフィス環境構成要素別集計手段、前記オフィスシーン別集計手段が生成する第1の集計結果と前記オフィス環境構成要素別集計手段が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する分析シート情報生成手段、として機能させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、オフィスに関するアンケートを行い、この結果に基づいて、オフィスシーンとオフィス環境構成要素との2つの面につて、集計対象とするか否かに基づいて、質問事項に対する二択の結果に関連性がある事項を導き出して評価するようにしたので、オフィスの物理的な側面の他に雰囲気等の精神的な面も含めた評価を行うことができ、また、質問事項に対する二択の結果に関連性がある事項を導き出して評価するようにしたので、回答者が回答した範囲に含まれていない点(意識していない点)も考慮した評価を行うことができる。これにより、雰囲気等の精神的な面も含めた設計・改善提案をすることが可能となる。
また、アンケートに対する回答を、集計対象とするか否かに応じてオフィスシーンとオフィス環境構成要素とを集計するようにしたので、少ない個数の質問から多様な意味解釈をし、オフィス環境の評価を行うことができる。また、集計対象とするか否かに応じてオフィスシーンとオフィス環境構成要素とを集計するようにしたので、回答者が意識していない点についても評価を行うことができる。
また、従来のように多数の質問をすることによる回答者にかかる負担を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態によるオフィス環境分析システムについて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態によるオフィス環境分析装置を適用したオフィス環境分析システムの構成を示す概略ブロック図である。
この図においては、オフィス環境分析システム1は、オフィス環境分析装置100が、ネットワーク200を介して複数の回答者端末300に接続される。
オフィス環境分析装置100は、複数の回答者端末300から送信される回答の情報を収集し、オフィス環境についての分析をし、分析結果を出力する。この出力先については、特定の端末(ここでは、例えば管理者端末)であってもよいし、回答者端末300であってもよい。
ネットワーク200は、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)等によって構成され、オフィス環境分析装置100と回答者端末300との間の情報を送受信する。
回答者端末300は、オフィス環境分析装置100に接続し、このオフィス環境分析装置100から送信される質問情報を表示画面に表示し、この質問に対してユーザによって回答として入力される情報をオフィス環境分析装置100に送信する。この回答者端末300は、オフィス環境分析装置100から送信される質問情報を受信する受信部と、受信した質問情報に対し、二択での回答のデータ入力を受け付ける回答情報入力部と、回答情報入力部から入力される回答を回答情報としてオフィス環境分析装置100に送信する送信部とを有する。
次に、上述のオフィス環境分析装置100についてさらに説明する。図2は、オフィス環境分析装置100の構成を示す概略ブロック図である。
この図において、回答入力部101は、質問事項に対し二択(例えば、「はい」または「いいえ」)での選択結果である回答情報の入力を各質問について回答者端末300から受け付ける。
回答判定部102は、回答入力部101から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する。この第1の選択肢は、例えば「はい」である。また、回答判定部102は、第1の選択肢が選択された個数を各質問毎にカウントし、所定の記憶領域に記憶する。
オフィスシーンテーブル記憶部103は、オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を質問毎に記憶する。このシーンは、例えば、そのオフィスの設備・建物等の物理的な構成要素を対象として、複数の項目に分類するものであり、その項目としては、アカデミー、レセプション、レビュー、オフィスを利用している他のユーザとコミュニケションを図る場所や設備が対象であるコミュニティー、ステーション、スィンク、休憩する場所や設備等が対象であるブレイクなどがある。
オフィス環境構成要素テーブル記憶部104は、オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶する。このオフィス環境構成要素は、例えば、そのオフィスの設備・建物に付加される環境の要素を対象として、複数の項目に分類するものであり、その項目としては、ルール、制度、雰囲気、ツール、空間などがある。
なお、このオフィスシーンテーブル記憶部103とオフィス環境構成要素テーブル記憶部104との項目および項目の数は、そのオフィスの分析を行う上で適切な項目と項目数にすればよい。また、項目数は、オフィスシーンテーブル記憶部103とオフィス環境構成要素テーブル記憶部104とで一致していてもよく、一致していなくてもよい。
オフィスシーン別集計部105は、回答判定部102の判定結果と、オフィスシーンテーブル記憶部103に記憶された情報に基づいて、判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢(例えば、「はい」)が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果(オフィスシーン別集計結果)を生成する。
オフィス環境構成要素別集計部106は、回答判定部102の判定結果と、オフィス環境構成要素テーブル記憶部104を参照し、判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢(例えば、「はい」)が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果(オフィス環境構成要素別集計結果)を生成する。
分析シート情報生成部107は、オフィスシーン別集計部105が生成する第1の集計結果とオフィス環境構成要素別集計部106が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する。
また、分析シート情報生成部107は、分析シート情報を生成する場合、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行い、集計結果に基づいて、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせのそれぞれの順位を決定し、当該順位に基づいて、異なる表現を設定して分析シート情報として出力することも可能である。
係数記憶部108は、質問毎に第1の係数と第2の係数を記憶する。
係数別集計部109は、各ユーザの質問毎にその回答が第1の選択肢(例えば、「はい」)であるか否かを判定し、当該回答が第1の選択肢である質問毎に、当該第1の選択肢の質問に対応する第1の係数と第2の係数とを読み出し、当該読み出した第1の係数を質問毎に合計して第1の合計値を算出するとともに、当該読み出した第2の係数を質問毎に合計して第2の合計値を算出する。
コメント記憶部110は、第1の合計値の基準となる範囲と第2の合計値の基準となる範囲との組み合わせ毎にコメントを対応づけて記憶する。
出力部111は、分析シート情報生成部107によって生成される分析シート情報を出力する。この出力は、他の回答者端末300あるいは所定の端末にデータを送信するようにしてもよいし、表示装置に情報を表示するようにしてもよい。
また、出力部111は、コメント出力部112を有する。
コメント出力部112は、係数別集計部109が算出した結果とコメント記憶部110に記憶された情報とに基づいて、第1の合計値が満たす第1の基準値と第2の合計値が満たす第2の基準値との組み合わせに対応するコメントをコメント記憶部110から読み出して出力する。
アンケート情報記憶部113は、オフィス環境分析装置100が行うアンケートの質問を含む情報をアンケート情報として記憶する。
アンケート配信部114は、アンケートを行う対象となるユーザの回答者端末300に対し、アンケート記憶部113に記憶されたアンケート情報を読み出して送信する。
アイディア・ルール記憶部115は、オフィスのシーンや環境を作るために必要な対応策の情報であるアイディア・ルール情報を記憶する。この情報は、分析シート情報生成部107によって読み出され、分析シート上に分析結果として設定される。
次に、オフィス環境分析装置100に記憶される情報について説明する。
図3は、オフィスシーンテーブル記憶部103に記憶される情報の一例を示す図である。この図において、各質問で集計対象とする環境要素の枠内に、「○」のマークを付し、入れておく。
図4は、オフィス環境構成要素テーブル記憶部104に記憶される情報の一例を示す図である。この図において、各質問で集計対象とするシーンの枠内に、「○」のマークを付し、入れておく。
図5は、コメント情報記憶部110に記憶される情報の一例を示す図面である。
この図に示すように、第1の合計値の基準となる範囲と第2の合計値の基準となる範囲との組み合わせ毎にグループ番号が対応付けされている。ここでは、例えば、第1の合計値が0〜0.3までであって、第2の合計値が0〜0.3までである場合は、グループ7として分類される。このコメント情報記憶部110には、以下の図6に示す情報も記憶される。
図6は、コメント情報記憶部110に記憶される情報の一例を示す図面である。この図においては、グループ番号とコメントが対応付けされて予め記憶される。このグループ番号は、図5において分類されたグループ番号に対応している。この図6に示すように、グループ番号別に、予めコメントを用意しておく。
図7は、係数記憶部108に記憶される情報の一例を示す図面である。この図において、質問毎に第1の係数と第2の係数とが対応づけて記憶されている。この図において、第1の係数は、LIVE係数として、第2の係数がLINK係数として記憶されている。ここで、LIVE係数における「LIVE」とは、この実施形態においては、活動的、高め合う等の意味を有している。例えば、オフィスワーカーが活動的であるとか、オフィスワーカーが仕事やオフィス環境によって高め合うことができるか否かの目安となる。
LINK係数における「LINK」とは、この実施形態においては、つながり合う、協調し合う、など個人の能力がつながり合って集団の能力になること等の意味を有している。例えば、オフィスワーカー同士が連係し合うことができたり、互いに協調性を発揮できる等の目安となる。このLIVE係数、LINK係数は、経験や実績データ等に基づき、それぞれ係数を記憶しておき、ともに、その数値が高い方が、その度合いが高いことを示す。
図8は、アンケート情報記憶部113に記憶されるアンケート情報の一例を示す図である。ここでは、オフィスに関する質問事項(符号a)の他に、回答者の属性を特定するための質問(符号b)も合わせて記憶される。
オフィスに関する質問事項は、ここでは、10個の質問事項があり、それぞれ回答として「はい」か「いいえ」を選択するようになっている。属性を特定するための質問は、回答者の会社名、組織名、業務特性、職責、通勤時間、喫煙に関する項目がある。
図9は、アイディア・ルール記憶部115に記憶される情報の一例を示す図である。この図において、アイディア・ルール情報は、オフィス環境構成要素の項目とオフィスシーンの項目との組み合わせ毎に、その組み合わせに対応する対応策が記憶される。この対応策は、複数記憶され、対応策のそれぞれに対応策ランクが設定されており(図示せず)、後述する分析ランクに対応する対応策ランクが設定された対応策が読み出されるようになっている。ここでは、例えば、1つの対応策に、分析ランクが複数設定されていてもよい。具体的には、「対応策1」という対応策に対し、分析ランクとして分析ランクA、B、Dが設定されている場合は、分析ランクA、B、Dのいずれの場合であっても、「対応策1」が読み出されるようになっている。
図10は、第1の選択肢が選択された個数のカウント結果の一例を示す図である。回答入力部101から入力される回答が得られると、回答判定部102がその回答の各質問毎に「はい」が選択されているか否かを判定し、各質問において「はい」が選択された個数(「はい」を選択した人数)をカウントし、自身が有するメモリ領域に記憶する。ここでは、回答者を識別する回答者IDに対応づけて、質問毎に「はい」が選択された場合に「1」、「いいえ」が選択された場合に「0」として記憶し、質問毎に「1」の数をカウントし、合計として記憶する(符号a)とともに、平均値を算出して記憶(符号b)する。
図11は、オフィス環境構成要素別集計部106の集計結果の一例を示す図である。ここでは、評価したい部分に「○」の印が付された集計項目に、回答判定部102が算出した質問毎の平均値のうち、対応する質問の平均値が書き込まれる。この書き込みは、オフィス環境構成要素別集計部106によって、オフィス環境構成要素別集計部106が有するメモリ領域に書き込まれる。例えば、Q1における平均値が「0.6」であって、「ルール」に「○」(集計対象)であった場合には、「ルール」の項目に「0.6」が書き込まれる。
オフィス環境構成要素別集計部106は、集計対象の項目に、回答判定部102が算出した平均値をそれぞれ書き込んだ後、オフィス環境構成要素毎にQ1〜Q10のうち書き込まれた平均値を合計して平均値を算出する。このオフィス環境構成要素毎の平均値は、「単純点数」として書き込まれる。
また、図示していないが、オフィスシーンの項目についても同様に、オフィスシーン別集計部105が、オフィス環境構成要素の項目毎に、回答判定部102が算出した質問毎の平均値のうち、対応する質問の平均値を所定のメモリ領域に書き込み、この平均値をオフィス環境構成要素の項目毎に合計して平均値を算出する。
図12は、分析ランクの一例を示す図である。この図に示すように、分析ランクがA〜Eまで5段階に分類されており、それぞれの分析ランクに該当する点数が対応づけて記憶される。この点数は、例えば、単純点数である。
図13は、分析シート情報生成部107が生成する、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎の集計結果である点数表の一例を示す図である。
この図において、例えば、シーンが「スィンク」であって、環境構成要素が「空間」の組み合わせについては、「65点」の集計結果が書き込まれて記憶されている。
図14は、分析シート情報生成部107が決定した順位を示す順位表の一例を表す図である。この図において、例えば、順位は、「1」から「35」まで付されており、図13における点数が高い項目ほど、順位を表す数が大きくなる。例えば、図13において、環境構成要素が「空間」であって、シーンが「ステーション」の組み合わせについては、「67点」が記憶されており、この点数が最も高いので、この図14においては順位が「35」に設定されて記憶される。
次に、オフィス環境分析装置100の動作について説明する。図15は、オフィス環境分析装置100の動作を説明するフローチャートである。
まず、オフィス環境分析装置100は、回答者端末300からのアクセスを受け付けて、アンケート情報記憶部113からアンケート情報を読み出して送信する(ステップS101)。
回答者端末300においてアンケート情報に対して回答が入力され、回答情報として送信されると、オフィス環境分析装置100の回答判定部102は、回答入力部101によって受信する回答情報を参照し、各質問について「はい」の回答であるか否かを判定する(ステップS102)。判定結果が「はい」の回答である質問については、判定結果として「1」が記憶され、「いいえ」の回答である質問については、「0」が記憶される。そして、回答判定部102は、質問毎に、回答結果が「1」の数をカウントし、そのカウント結果から「はい」が回答された数の平均値を各質問について算出する(ステップS103)。
カウント結果の平均値が各質問について算出されると、オフィスシーン別集計部105は、オフィスシーン別に点数を計算する(ステップS104)。ここでは、集計対象となっている質問におけるカウント結果の平均値をオフィスシーンの項目毎に集計し、オフィスシーン毎に平均値を算出する。ここでは、集計対象となっている質問におけるカウント結果の平均値をオフィス環境構成要素の項目毎(「スィンク」、「ステーション」、「コミュニティー」、「レビュー」、「レセプション」、「アカデミー」、「ブレイク」のそれぞれの項目)に集計し、オフィス環境構成要素毎に平均値を算出する。この算出された平均値が単純点数として書き込まれる。
一方、オフィス環境構成要素集計部106は、オフィス環境構成要素別に点数を計算する(ステップS105)。例えば、「ルール」の項目については、平均値「55」が算出され、これが単純点数として設定される。「制度」、「雰囲気」、「ツール」、「空間」の項目についても、それぞれ平均値が算出され、算出された平均値が単純点数として設定される。
オフィスシーンの項目毎の点数とオフィス環境構成要素の項目毎の点数が算出されると、分析シート情報生成部107は、オフィスシーンの項目とオフィス環境構成要素の項目との組み合わせについての点数表を生成する(ステップS106)。この点数表の生成は、その組み合わせされた項目に設定された点数の平均値を算出し、算出結果をその組み合わせの項目に書き込むことによって行う。例えば、「空間」の項目の点数が「63」点であり、「スィンク」の項目の点数が「67」点である場合、これらの点数の平均点が「65」点として算出され、「空間」と「スィンク」の組み合わせの欄に、「65」点が書き込まれる。この計算を各項目の組み合わせ毎にそれぞれ行い、点数表を生成する。生成された点数表のデータは、分析シート情報生成部107が有する所定のメモリに記憶される。
点数表が生成されると、分析シート情報生成部107は、順位表を作成する(ステップS107)。ここでは、生成された点数表を参照し、点数が高い欄ほど、順位を表す数が大きくなるように順位が設定され、点数表とは別に順位表が生成され、分析シート情報生成部107が有するメモリに記憶される。ここで、点数が同一である場合には、同じ順位を設定するようにしてもよいし、また、オフィスシーンの項目やオフィス環境構成要素の項目にそれぞれ優先度を付しておき、この優先度に基づいて、優先度が下がるにつれて順位を下げるようにして順位を決定するようにしてもよい。
さらに、分析シート情報生成部107は、点数表に基づいて、分析ランクをオフィスシーンの項目とオフィス環境構成要素の項目の組み合わせのそれぞれの欄に設定する(ステップS108)。ここでは、例えば、「空間」と「スィンク」の項目の組み合わせについては、「65」点であるので、例えば図12に示す分析ランク一覧を参照して、分析ランクを「A」として決定する。この分析ランクの設定は、オフィスシーンの項目とオフィス環境構成要素の項目の組み合わせのそれぞれの欄について行われる。
次に、分析ランクが決定すると、出力部111は、オフィスシーンの項目とオフィス環境構成要素の項目との組み合わせの欄のそれぞれについて、その組み合わせの欄に対応する対応策であって、分析ランクに対応する対応策をアイディア・ルール記憶部115から読み出し(ステップS109)、各欄に書き込み、分析シート情報を生成する。ここでは、複数記憶されている対応策のうち、分析ランクに対応する対応策が読み出される。
分析シート情報が分析シート情報生成部107によって生成されると、出力部111は、この分析シート情報を出力する(ステップS110)。ここでは、対応策が各欄に設定されているが、この対応策の他に、分析ランクを各欄に重ねた分析シート情報を生成しておき、表示するようにしてもよい。
分析シート情報が出力されると、係数別集計部109は、各ユーザの質問毎にその回答が「はい」であるか否かを判定し、「はい」である質問毎に、この質問に対応する第1の係数と第2の係数とを読み出す。そして、読み出した第1の係数を質問毎に合計して第1の合計値を算出するとともに、第2の係数についても、読み出した第2の係数について質問毎に合計して第2の合計値を算出する(ステップS111)。
第1の合計値と第2の合計値とが算出されると、出力部111は、算出された係数に対応するコメントをコメント記憶部110から読み出し(ステップS112)、読み出したコメント情報に基づいて、出力する(ステップS113)。ここで、出力部111は、点数の順位に応じて異なる表示を行う。
図16は、表示装置の画面上に分析シート情報が表示された場合の一例を示す図面である。ここでは、オフィスシーンの項目とオフィス環境構成要素の項目との組み合わせのそれぞれの欄について、分析ランクが表示されるとともに、分析ランクに応じた対応策がこの分析ランクに重ね合わせて表示される。また、これらの欄については、順位に従って欄内の背景が異なる色によって表示される。
この分析シート情報のうち、対応策を参照することにより、その欄に対応するオフィスシーンとオフィス環境構成要素とを改善するためにどのようなことをすればよいかを参考にすることができる。
また、これらの欄に付された色を参照することにより、どの欄に対応する項目を優先して対応すればよいかを参考にすることができる。例えば、順位を表す数が大きい場合(点数が高いもの)については、背景が濃い色であって対応策を表示する色と似た色によって表示し、順位を表す数が小さい場合(点数が低いもの)については、背景が薄い色であって対応策を表示する色と相違が大きい色によって表示する。これにより、背景が薄く、対応策の文字の色との相違が大きい欄については、他の欄と比べて視認しやすくなり、これにより、優先して対応したほうがよい欄が把握しやすくなる。
また、ここでは、分析ランクは点数に従って設定され、背景の色が項目の順位によって設定されるようになっているので、分析ランクがいずれの項目においても高い場合であっても、各項目に順位が設定されているので、分析ランクが高いなかであっても、どの欄を重視して対策をすればよいかを把握できる。
図17は、表示装置の画面上に表示された個人向けの分析シート表示された場合の一例を示す図面である。
ここでは、符号aに示すポートフォリオ分析表には、算出されたLIVE係数とLINK係数(第1の合計値と第2の合計値)に応じた位置にプロットされ、回答者自身の属性として表示される。また、ここでは、他の回答者のそれぞれの結果をプロットし、自身のプロットと異なるプロットのマークにて表示するようにしてもよい。これにより、回答者自身が全体に対し、どのあたりに属するのかを把握することが可能となる。
符号bに示すヒアリング集計表には、各質問毎に「はい」と回答した人の全体に対する割合が集計されて表示される。また、ここでは、Q1からQ10のうち、Q1(必要な情報を入手しやすい環境であるか否かに関する問い)に近い質問ほどLIVE係数に対する関連の度合いが高いことを表し、Q10(回りの人に自慢したくなる環境であるか否かに関する問い)に近い質問ほどLINK係数に対する関連の度合いが高いことを示す。
符号cに示すコメント欄には、コメント記憶部110から読み出されたコメントが表示される。
符号dに示す表示欄には、オフィスシーンの項目毎に分析された結果がレーダーチャートによって表示される。例えば、オフィスシーンの項目の点数がレーダーチャートによって表示される。
符号eに示す表示欄には、オフィス環境構成要素の項目毎に分析された結果がレーダーチャートによって表示される。例えば、オフィス環境構成要素の項目の点数がレーダーチャートによって表示される。
符号fに示す表示欄にも、コメントを表示することが可能となっており、符号cに示すコメントとは異なるコメントを表示するようにしてもよい。
以上説明した実施形態によれば、オフィスシーンとオフィス環境構成要素とにおける項目を設定しておき、これらの項目について、二択の回答に該当する集計結果と対象として集計するようにしたので、物理的側面だけでなく、精神的側面として、オフィスで仕事をする際における回りの人との関係や、オフィスでの過ごしやすさ・快適さなどを考慮した評価を行うことが可能となる。
また、以上説明した実施形態において、分析シートを回答者端末に送信するようにしたが、これをオフィスを設計する設計者の端末に送信し、設計者が、この分析シートの内容を手がかりに、回答者のオフィス環境を設計するようにすることもできる。また、設計者が回答者の企業に対し、改善の提案を行ったりすることが可能となる。ここでは、分析シートを参考にすることができるので、設計者の分析や評価の経験が短いものであっても、経験が長い者に近い評価を行うことが可能となる。
また、図1におけるオフィス環境分析装置1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりオフィス環境の分析処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態によるオフィス環境分析装置を適用したオフィス環境分析システムの構成を示す概略ブロック図である。 オフィス環境分析装置100の構成を示す概略ブロック図である。 オフィスシーンテーブル記憶部103に記憶される情報の一例を示す図である。 オフィス環境構成要素テーブル記憶部104に記憶される情報の一例を示す図である。 コメント情報記憶部110に記憶される情報の一例を示す図面である。 コメント情報記憶部110に記憶される情報の一例を示す図面である。 係数記憶部108に記憶される情報の一例を示す図面である。 アンケート情報記憶部113に記憶されるアンケート情報の一例を示す図である。 アイディア・ルール記憶部115に記憶される情報の一例を示す図である。 第1の選択肢が選択された個数のカウント結果の一例を示す図である。 オフィスシーン別集計部105の集計結果の一例を示す図である。 分析ランクの一例を示す図である。 分析シート情報生成部107が生成する、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎の集計結果である点数表の一例を示す図である。 分析シート情報生成部107が決定した順位を示す順位表の一例を表す図である。 オフィス環境分析装置100の動作を説明するフローチャートである。 表示装置の画面上に分析シート情報が表示された場合の一例を示す図面である。 表示装置の画面上に表示された個人向けの分析シート表示された場合の一例を示す図面である。
符号の説明
1 オフィス環境分析システム 100 オフィス環境分析装置
101 回答入力部 102 回答判定部
103 オフィスシーンテーブル記憶部
104 オフィス環境構成要素テーブル記憶部 105 オフィスシーン別集計部
106 オフィス環境構成要素別集計部 107 分析シート情報生成部
108 係数記憶部 109 係数別集計部
110 コメント記憶部 111 出力部
112 コメント出力部 113 アンケート情報記憶部
114 アンケート配信部 115 アイディア・ルール記憶部
200 ネットワーク 300 回答者端末

Claims (5)

  1. 質問に対し、複数の回答者から回答を収集して分析するオフィス環境分析装置であって、
    質問事項に対し二択での選択結果である回答情報の入力を各質問について受け付ける回答入力部と、
    前記回答入力部から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する回答判定部と、
    オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィスシーンテーブル記憶部と、
    前記回答判定部の判定結果と、前記オフィスシーンテーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果を生成するオフィスシーン別集計部と、
    オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィス環境構成要素テーブル記憶部と、
    前記回答判定部の判定結果と、前記オフィス環境構成要素テーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果を生成するオフィス環境構成要素別集計部と、
    前記オフィスシーン別集計部が生成する第1の集計結果と前記オフィス環境構成要素別集計部が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する分析シート情報生成部と、
    を有することを特徴とするオフィス環境分析装置。
  2. 前記質問毎に第1の係数と第2の係数を記憶する係数記憶部と、
    前記各ユーザの質問毎にその回答が第1の選択肢であるか否かを判定し、当該回答が第1の選択肢である質問毎に、当該第1の選択肢の質問に対応する第1の係数と第2の係数とを読み出し、当該読み出した第1の係数を質問毎に合計して第1の合計値を算出するとともに、当該読み出した第2の係数を質問毎に合計して第2の合計値を算出する係数別集計部と、
    前記第1の合計値の基準となる範囲と前記第2の合計値の基準となる範囲との組み合わせ毎にコメントを対応づけて記憶するコメント記憶部と、
    前記係数別集計部が算出した結果と前記コメント記憶部に記憶された情報とに基づいて、前記第1の合計値が満たす前記第1の基準値と前記第2の合計値が満たす第2の基準値との組み合わせに対応するコメントを前記コメント記憶部から読み出して出力するコメント出力部と
    を有することを特徴とする請求項1記載のオフィス環境分析装置。
  3. 前記分析シート情報生成部は、
    前記シーンと前記環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における前記第1の集計結果と前記第2の集計結果との集計を行い、集計結果に基づいて、前記シーンと前記環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせのそれぞれの順位を決定し、当該順位に基づいて、異なる表現を設定して分析シート情報として出力する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のオフィス環境分析装置。
  4. 質問に対し、複数の回答者から回答を収集して分析するオフィス環境分析装置と回答者端末とが接続されるオフィス環境分析システムであって、
    前記回答者端末は、
    前記オフィス環境分析装置から送信される質問情報を受信する受信部と、
    前記受信した質問情報に対し、二択での回答のデータ入力を受け付ける回答情報入力部と、
    前記回答情報入力部から入力される回答を回答情報として前記オフィス環境分析装置に送信する送信部と、を有し、
    前記オフィス環境分析装置は、
    質問事項に対し二択での選択結果である回答情報の入力を各質問について前記回答者端末から受け付ける回答入力部と、
    前記回答入力部から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する回答判定部と、
    オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィスシーンテーブル記憶部と、
    前記回答判定部の判定結果と、前記オフィスシーンテーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果を生成するオフィスシーン別集計部と、
    オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィス環境構成要素テーブル記憶部と、
    前記回答判定部の判定結果と、前記オフィス環境構成要素テーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果を生成するオフィス環境構成要素別集計部と、
    前記オフィスシーン別集計部が生成する第1の集計結果と前記オフィス環境構成要素別集計部が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する分析シート情報生成部と、
    を有することを特徴とするオフィス環境分析システム。
  5. 質問に対し、複数の回答者から回答を収集して分析するオフィス環境分析装置となるコンピュータに、
    質問事項に対し二択での選択結果である回答情報の入力を各質問について受け付ける回答入力手段、
    前記回答入力手段から入力される回答情報が二択のうち第1の選択肢であるか否かを各ユーザのそれぞれの質問毎に判定する回答判定手段、
    オフィスを利用するシーンを基に項目別に分類し、当該分類したシーンの項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィスシーンテーブル記憶部を参照し、前記回答判定手段の判定結果と、前記オフィスシーンテーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィスシーンテーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果をシーンの項目毎に集計して第1の集計結果を生成するオフィスシーン別集計手段、
    オフィスの環境構成要素を基に項目に分類し、当該分類した環境構成要素の項目のそれぞれについて、集計対象とするか否かを示す情報を前記質問毎に記憶するオフィス環境構成要素テーブル記憶部を参照し、前記回答判定部の判定結果と、前記オフィス環境構成要素テーブル記憶部に記憶された情報に基づいて、前記判定結果のうち、オフィス環境構成要素テーブルにおいて集計対象となっている質問について第1の選択肢が選択された結果を環境構成要素の項目毎に集計して第2の集計結果を生成するオフィス環境構成要素別集計手段、
    前記オフィスシーン別集計手段が生成する第1の集計結果と前記オフィス環境構成要素別集計手段が生成する第2の集計結果とを参照し、シーンと環境構成要素のそれぞれの項目の組み合わせ毎に、その組み合わされた項目における第1の集計結果と第2の集計結果との集計を行って、当該集計結果を分析シート情報として生成して出力する分析シート情報生成手段、
    として機能させるためのプログラム。
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