JP4500460B2 - 配送管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、配送管理システムに係り、特に、複数の場所からから送られてくる配送物を受け、これを複数の場所に配送する配送中継基地における配送管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
宅配便システムや郵便システム等、物品をある地点から別の地点に配送するシステムは、通常、複数の配送中継基地を経由して配送物を配送している。例えば、地点Aから別の地点Bに物品を配送する場合、その配送物は、一旦、地点Aに近い配送中継基地Cで受け取られた後、地点Bに近い配送中継基地Dに配送され、ここから地点Bに配送される。各配送中継基地は、複数の地点または配送中継基地からの物品を受け、それぞれの宛先を元に区分を行い、次の地点または配送中継基地に物品を配送することにより、効率的な配送を行っている。このような配送システムすは、配送途中での物品損失を防止するために、各配送中継基地における配送物管理が必要になってくる。
【0003】
この種の配送物の管理に関する従来技術として、例えば、特開平9−115096号公報等に記載された技術が知られている。この従来技術は、配送する物品に物品識別ラベルを取り付け、このラベルに記録されている物品の識別番号や宛先等を読み取る装置を輸送トラックに取り付け、また、輸送トラックを追跡できる装置を設けることにより、特定の識別番号を持つ物品の配送状態を監視することを可能としたものである。この従来技術は、物品別の配送状況までも管理することができるが、各物品に関する情報を集中管理しなければならないため、大規模なコンピュータシステムを構築する必要のあるものである。
【0004】
また、配送物の管理に関する他の従来技術として、物品数量による確認処理を行うという方法が知られている。この従来技術は、ある地点または配送中継基地から複数の物品を受け取る場合、物品と合わせてその数量情報を受け、その数量分の物品が存在するか否かを確認するというものである。また、この従来技術は、ある地点または配送中継基地に複数の物品を配送する際に、その数量情報を合わせて配送している。
【0005】
この従来技術の方法は、受け取った数量及び配送した数量を確認することができるため、物品の損失を防止することができ、また、これを実現するための情報の管理を各配送中継基地毎に行えばよいので、配送システム全体で一元管理する必要のないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記の数量情報による後者の従来技術は、ある地点または配送中継基地から配送物を受ける度に、また、次の地点または配送中継基地に配送物を配送する度に、配送物の数量を数えその数量情報を管理する必要があり、これを人手で行った場合、多くの工数と時間とが必要となるという問題点を有している。
【0007】
本発明の目的は、前述した後者の従来技術の問題点を解決し、多くの人手を要することなく安価で確実に配送物の管理を行うことを可能とした配送管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、1または複数の配送中継基地を経由して配送物の配送を行う際の配送物の管理を行う配送管理システムにおいて、配送物に添付された情報読み書き可能な記録媒体から情報を読み取るデータ読み込み装置と、前記記録媒体にデータを書込むデータ書き込み装置と、前記記録媒体から読み込んだ情報を元にデータ識別処理を行い、かつ、前記記録媒体に書き込むデータを作成するデータ処理装置とを備え、前記記録媒体には、配送物の集合であるロットのロットIDである配送元ID及び配送先IDと、配送物を識別する個別情報であるロット内の配送物通番と、配送物のロットに関連するロット情報であるロット内の配送物総数とが書き替え可能に記録されており、前記データ処理装置は、配送されてきたロット内の各配送物に添付されている記録媒体から前記データ読み込み装置が読み取った情報を受け取って、前記ロット内の配送物数をカウントし、このカウント値と前記記録媒体から読み取った情報のうちロット情報に事前に記録されている配送物総数とを比較して、配送物に抜けがないか否かを判定し、他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後、組み直したロットに含まれる配送物の総数を入力させて一時保管し、組み直したロットに含まれる配送物のそれぞれに添付されている記録媒体のロットIDに配送元ID及び配送先IDを、個別情報に前記ロット内の配送物通番を、ロット情報に前記ロット内の配送物総数を、前記データ書き込み装置に書き込ませることにより配送物の管理を行うことにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による配送管理システムの実施形態を図面により詳細に説明する。
【0010】
図1は本発明の一実施形態による配送管理システムの構成を示すブロック図、図2は配送物に添付される記録媒体上の情報内容を示す図である。図1、図2において、101は配送基地、102は配送区分装置、103は配送基地装置、104はデータ読み込み装置、105はデータ書き込み装置、106はデータ処理装置、107は蓄積装置、108は表示装置、109は入力装置、110はバス、111a〜111dは配送物、112a〜112dは記録媒体、113a〜113dはロットである。
【0011】
配送基地101で受け取られる配送物111a〜111dのそれぞれには、記録媒体112a〜112dが添付されている。この記録媒体112a〜112dは、データの読み出し及び書き込みができるものであればよく、例えば、無線タグ等のデータキャリアや、バーコード等を使用することができる。記録媒体は、データキャリアのように電子的なデータの読み書きができるものだけでなく、バーコードのように1度添付したものを覆うように貼り代えられるものであってもよい。
【0012】
ロットは、他の配送基地からの基地毎の配送物の集合、あるいは、他の配送基地へ配送する配送先基地毎の配送物の集合である。すなわち、図示例では、配送物111a、111bと、配送物111c、111dとが、それぞれロット113a、113bに分かれて、他の配送基地から送られてくるもので、ロット113aは、ある配送基地から配送基地101に配送される配送物111a、111bをまとめたものであり、同様に、別の配送基地から配送基地101に配送されるロット113bであり、この中に配送物111c、111dが収納されている。
【0013】
図示配送基地101で受け取る配送物を収納するロットは、他の同様に構成される配送基地から送られたもの、あるいは、配送物の集荷のみを行って配送物に記録媒体を添付する処理を行う集荷所から送られたものである。また、図1には示していないが、配送基地101は、1つずつの配送物を個別に受け取って、その配送物を配送する作業をも行うことができる。この場合の配送物には記録媒体が添付されていない。
【0014】
配送基地101は、受け取った配送物111a〜111dを、次の中継基地向けにロットを組み直す。図1に示す例では、配送物111aと111cとをロット113cとし、配送物111bと111dとをロット113dとして組み直している。このロットの組み直しの際、記録媒体112a〜112dは、配送基地101でその情報が書き換えられる。個別に受け取ってロットに収納される配送物には、新たに記録媒体が添付されて必要な情報が書き込まれる。また、図1には示していないが、配送基地101は、受け取った配送物を1つずつ個別に配送することもできる。この場合の配送物からは、添付されていた記録媒体が取り去られる。
【0015】
配送基地101には、配送物の仕分け等を行う配送区分装置102と、配送物に添付されている記録媒体との間でデータの交換を行い記録媒体の情報内容を書き替える配送基地装置103とが備えられている。そして、配送基地装置103は、各配送物111a〜111dに添付された記録媒体112a〜112dから情報を読み込むデータ読み込み装置104と、逆にデータを書き込むデータ書き込み装置105と、データ読み込み装置104やデータ書き込み装置105と連動して処理を行うためのデータ処理装置106と、データ蓄積装置107と、表示装置108と、入力装置109と、これらを相互に説明するバス110とにより構成されている。
【0016】
前述したように構成される本発明の実施形態による配送管理システムは、配送基地101にロット113a、113bが到着すると、荷受けした段階でデータ読み込み装置104が配送物に添付された記録媒体112a〜112dの情報を読み取り、データ処理装置106が荷受確認処理を行い、ロット113a、113bそれぞれに配送物の抜けがないか否かを確認する。また、配送管理システムは、各配送物を配送区分装置102により次の配送先別に配送物111a〜111dを仕分けした後、データ処理装置106が、記録媒体の後述する関連情報201〜204の再設定を行い、データ書き込み装置105が、これらの情報を記録媒体112a〜112dに書き込む。
【0017】
記録媒体112a〜112dに記録される情報の内容は、図2に示すように、ロットID201と、個別情報202と、ロット情報203と、その他の情報204とである。ロットID201は、そのロットを一意に特定することができるID情報であり、例えば、配送元ID+配送先ID等である。個別情報202は、対応する配送物を特定する情報であり、例えば、ロット内の配送物に付与された通番、配送物のそのものを特定するID等である。ロット情報203は、対応するロットに関する情報であり、そのロットの配送物総数やそのロット内にある配送物のIDの集合等である。その他の情報204は、その他関連する任意の情報であってよい。
【0018】
前述したような情報201〜204に設定する具体的な情報として、幾つかのパターンを考えることができるが、本発明の実施形態は、次の2つのパターンを例とすることとする。すなわち、
パターン1:ロットID201=配送元ID+配送先ID
個別情報202=ロット内の配送物通番
ロット情報203=ロット内の配送物総数
その他204=特になし
パターン2:ロットID201=特になし
個別情報202=配送物ID
ロット情報203=ロット内の全配送物の配送物ID
その他204=特になし
の2つのパターンである。
【0019】
まず、パターン1の場合の処理動作について説明する。
【0020】
図3はロットを配送基地で受け取った際の処理を説明するフローチャートである。この処理は、データ処理装置106で実行される処理であり、ロット113a、ロット113b毎に実施される。
【0021】
(1)まず、ロット内の配送物数をカウントする変数iに0を代入し、変数iの値を1つ増加させる(ステップ301、302)。
【0022】
(2)ロット内のi番目の配送物に添付されている記録媒体に記録されている情報201〜204を、データ読み込み装置104により読み取り、読み取った結果を蓄積装置107に一時保管する(ステップ303)。
【0023】
(3)処理しているロットに含まれる全ての配送物の記録媒体からデータを読み込んだか否かを判定し、記録媒体からデータを読み込んでいない配送物がある場合、ステップ302の処理に戻って、処理を繰り返す(ステップ304)。
【0024】
(4)ステップ304の判定の結果、全ての配送物の記録媒体からデータを読み込んでいれば、この時点で、変数iの値はロット内の配送物数になる。また、ステップ303で読み込み、蓄積装置107に蓄積した情報のうち、ロット情報203には事前に記録されているロット内の配送物総数が記録されている。従って、変数iとロット情報203の配送物総数とをを比較して、処理しているロットに含まれる配送物に抜けがないか否かを判定する(ステップ305)。
【0025】
(5)ステップ305の判定で、配送物に抜けがないと判定された場合、ここでの処理を終了し、判定結果が偽、すなわち、ロットに含まれる配送物に抜けが発生していると判定された場合、配送物に抜けが発生していることに対する対応処理を行う。この処理としては、該当する情報を表示装置108に表示することにより操作者に注意を促したり、配送区分装置102に情報を伝達し、機械的に当該ロット内の配送物の仕分けを行う等であってよい。この処理の後ここでの処理を終了する(ステップ306)。
【0026】
図4は配送基地から他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後に行う処理を説明するフローチャートである。図1に示す例の場合、組み直したロットは、ロット113cと113dとである。この処理は、データ処理装置106で実行される処理であり、ロット113c、ロット113d毎に実施される。
【0027】
(1)処理するロットに含まれる配送物の総数を入力する。ロット113cの場合、配送物111aと111cとの2つの搬送物が収納されるので、“2”を入力する。入力した結果は、蓄積装置107に一時的に保存する。データの入力方法としては、入力装置109から入力したり、配送区分装置102で配送物を区分した際に自動的に総数を数えておき、この情報を入力とする等の方法を使用することができる(ステップ401)。
【0028】
(2)次に、ロット内の配送物数をカウントする変数iに0を代入し、変数iの値を1つ増加させる(ステップ402、403)。
【0029】
(3)i番目の配送物に添付されている記録媒体に、関連情報201〜204をデータ書き込み装置105から書き込む。書き込む関連情報のうち、ロットID201には、配送元ID(配送基地101のID)と配送先IDとを合わせて設定する。個別情報202には、変数iを設定する。また、ロット情報203には、ステップ401で入力して一時保存した当該ロット内の配送物総数を設定する(ステップ404)。
【0030】
(4)当該ロット内の全ての配送物に対して、ステップ404での記録媒体への情報書き込みの処理を実施したか否かを判定し、全ての配送物に対する処理が終了していれば、ここでの処理を終了し、まだ、ステップ404での処理を行うべき配送物が残っていれば、ステップ403の処理に戻って処理を続ける(ステップ405)。
【0031】
前述した処理が終了した段階で、各ロット内の配送物に添付された記録媒体に新たな関連情報201〜204が書き込まれたことになり、これらの関連情報は、次の配送基地での処理に使用される。
【0032】
前述したパターン1を使用する例は、個別情報202として当該ロット内の通番を使用しているので、配送物を特定するIDを添付する必要がなく、簡易な方法で、少ない人手により配送物の管理を行うことができる。
【0033】
次に、パターン2の場合の処理動作について説明する。
【0034】
図5はロットを配送基地で受け取った際の処理を説明するフローチャートである。この処理は、データ処理装置106で実行される処理であり、ロット113a、ロット113b毎に実施される。
【0035】
(1)まず、ロット内の配送物数をカウントする変数iに0を代入し、変数iの値を1つ増加させる(ステップ501、502)。
【0036】
(2)ロット内のi番目の配送物に添付されている記録媒体に記録されている情報201〜204を、データ読み込み装置104により読み取り、読み取った結果を蓄積装置107に一時保管する(ステップ503)。
【0037】
(3)処理しているロットに含まれる全ての配送物の記録媒体からデータを読み込んだか否かを判定し、記録媒体からデータを読み込んでいない配送物がある場合、ステップ502の処理に戻って、処理を繰り返す(ステップ504)。
【0038】
(4)ステップ504の判定の結果、全ての配送物の記録媒体からデータを読み込んでいれば、変数Xとして、ステップ503の処理で読み込んだ当該ロット内の全配送物の配送物IDを含んでいるロット情報203を代入する(ステップ505)。
【0039】
(5)次に、再度、ロット内の配送物数をカウントする変数iに0を代入し、変数iの値を1つ増加させる(ステップ506、507)。
【0040】
(6)変数Xの中から、i番目の配送物に対応した配送物IDを差し引く。この配送物IDは、ステップ503の処理によって記録媒体から読込み、蓄積装置107に一時保管した内容から特定することができる(ステップ508)。
【0041】
(7)処理中のロットに含まれる全ての配送物のデータに対して、ステップ508の処理を実施したか否かを判定し、まだ全ての配送物のデータに対して、ステップ508の処理を実施し終わっていなかった場合、ステップ507の処理に戻って処理を続ける(ステップ509)。
【0042】
(8)ステップ509での判定結果が真、すなわち、全ての配送物のデータに対して、ステップ508の処理を実施し終わっていれば、変数Xの中に配送物IDが残っているか否かを判定して、当該ロットに含まれる配送物に抜けがないか否かを判定する(ステップ510)。
【0043】
(9)ステップ510の判定で、配送物に抜けがないと判定された場合、ここでの処理を終了し、判定結果が真、すなわち、変数Xの中に配送物IDが残っており、ロットに含まれる配送物に抜けが発生していると判定された場合、その残っているIDの配送物が当該ロットから抜けていることを示しているので、この配送物に抜けが発生していることに対する対応処理を行う。この処理としては、該当する情報を表示装置108に表示することにより操作者に注意を促したり、配送区分装置102に情報を伝達し、機械的に当該ロット内の配送物の仕分けを行う等であってよい。この処理の後ここでの処理を終了する(ステップ511)。
【0044】
図6は配送基地から他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後に行う処理を説明するフローチャートである。図1に示す例の場合、組み直したロットは、ロット113cと113dとである。この処理は、データ処理装置106で実行される処理であり、ロット113c、ロット113d毎に実施される。
【0045】
(1)変数Xに処理するロットに含まれる全ての配送物の搬送物IDを入力する。入力した結果は、蓄積装置107に一時的に保存する。データの入力方法としては、入力装置109から入力したり、配送区分装置102で配送物を区分した際に取得しておき、この情報を入力とする等の方法を使用することができる(ステップ601)。
【0046】
(2)次に、ロット内の配送物数をカウントする変数iに0を代入し、変数iの値を1つ増加させる(ステップ602、603)。
【0047】
(3)i番目の配送物に添付されている記録媒体に、ロット情報203をデータ書き込み装置104から書き込む。個別情報202には、当初から設定されている配送物IDをそのまま記録しておき、ロット情報203だけをステップ601の処理で入力した値Xに書き換える(ステップ604)。
【0048】
(4)当該ロット内の全ての配送物に対して、ステップ604での記録媒体への情報書き込みの処理を実施したか否かを判定し、全ての配送物に対する処理が終了していれば、ここでの処理を終了し、まだ、ステップ604での処理を行うべき配送物が残っていれば、ステップ603の処理に戻って処理を続ける(ステップ605)。
【0049】
前述した処理が終了した段階で、各ロット内の配送物に添付された記録媒体に新たな関連情報201〜204が書き込まれたことになり、これらの関連情報は、次の配送基地での処理に使用される。
【0050】
前述したパターン2を使用する方法は、個別情報202として配送物を特定できるIDを記録した記録媒体を配送物に添付する必要があるが、当該ロットに抜けが発生した場合に、抜けた配送物を特定することができる。
【0051】
前述した本発明の実施形態は、配送区分装置102での配送物の仕分けの方法について説明していないが、仕分けは人手による作業により行ってもよく、また、配送基地装置103で配送物に添付されている記憶媒体からの情報に基づいて、配送区分装置102内で自動的に行うようにすることもできる。
【0052】
前述で説明した本発明の実施形態は、図3〜図6に示す各ステップの処理をプログラムとして構成して実行することができ、また、これらの処理プログラムを、FD、CD、MO、DVD等の記録媒体に格納して提供することができる。
【0053】
前述で説明した本発明の実施形態によれば、各配送物に添付された情報だけを元に、ロット毎に引き受けた配送物に抜けがないかどうかを確認することができ、これにより、配送物を一括管理するシステムを設置し、各配送基地相互間及び配送車をネットワークにより接続するというような大規模な装置を必要とせずにロット毎に引き受けた配送物に抜けがないかどうかを確認し、他に配送することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、集中管理装置やネットワークといった大規模な設備なしに、比較的簡単な設備により配送漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による配送管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】配送物に添付される記録媒体上の情報内容を示す図である。
【図3】ロットを配送基地で受け取った際の処理を説明するフローチャートである(パターン1)。
【図4】配送基地から他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後に行う処理を説明するフローチャートである(パターン1)。
【図5】ロットを配送基地で受け取った際の処理を説明するフローチャートである(パターン2)。
【図6】配送基地から他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後に行う処理を説明するフローチャートである(パターン2)。
【符号の説明】
101 配送基地
102 配送区分装置
103 配送基地装置
104 データ読み込み装置
105 データ書き込み装置
106 データ処理装置
107 蓄積装置
108 表示装置
109 入力装置
110 バス
111a〜111d 配送物
112a〜112d 記録媒体
113a〜113d ロット
Claims (2)
- 1または複数の配送中継基地を経由して配送物の配送を行う際の配送物の管理を行う配送管理システムにおいて、
配送物に添付された情報読み書き可能な記録媒体から情報を読み取るデータ読み込み装置と、前記記録媒体にデータを書込むデータ書き込み装置と、前記記録媒体から読み込んだ情報を元にデータ識別処理を行い、かつ、前記記録媒体に書き込むデータを作成するデータ処理装置とを備え、
前記記録媒体には、配送物の集合であるロットのロットIDである配送元ID及び配送先IDと、配送物を識別する個別情報であるロット内の配送物通番と、配送物のロットに関連するロット情報であるロット内の配送物総数とが書き替え可能に記録されており、
前記データ処理装置は、配送されてきたロット内の各配送物に添付されている記録媒体から前記データ読み込み装置が読み取った情報を受け取って、前記ロット内の配送物数をカウントし、このカウント値と前記記録媒体から読み取った情報のうちロット情報に事前に記録されている配送物総数とを比較して、配送物に抜けがないか否かを判定し、
他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後、組み直したロットに含まれる配送物の総数を入力させて一時保管し、組み直したロットに含まれる配送物のそれぞれに添付されている記録媒体のロットIDに配送元ID及び配送先IDを、個別情報に前記ロット内の配送物通番を、ロット情報に前記ロット内の配送物総数を、前記データ書き込み装置に書き込ませることにより配送物の管理を行うことを特徴とする配送管理システム。 - 配送物に添付された情報読み書き可能な記録媒体に記録された配送物の集合であるロットのロットIDである配送元ID及び配送先IDと、配送物を識別する個別情報であるロット内の配送物通番と、配送物のロットに関連するロット情報であるロット内の配送物総数とを読み取らせる処理プログラムと、
読み取った情報を受け取って、前記ロット内の配送物数をカウントし、このカウント値と前記記録媒体から読み取った情報のうちロット情報に事前に記録されている配送物総数とを比較して、配送物に抜けがないか否かを判定させる処理プログラムと、
他の配送基地に配送物の配送を行うためにロットを組み直した後、組み直したロットに含まれる配送物の総数を入力させて一時保管し、組み直したロットに含まれる配送物のそれぞれに添付されている記録媒体のロットIDに配送元ID及び配送先IDを、個別情報に前記ロット内の配送物通番を、ロット情報に前記ロット内の配送物総数を書き込ませる処理プログラムとを格納していることを特徴とする記録媒体。
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2001
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