JP4500001B2 - 乗員検出エアバッグ制御の判断ロック - Google Patents

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    • B60R21/01532Passenger detection systems using field detection presence sensors using electric or capacitive field sensors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗客検出システムに関し、特に、エアバッグ装置が装備された自動車の乗客の属性を分類する乗客検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
エアバッグ装置は、乗客が自動車の衝突の際に経験する衝撃を和らげる。エアバッグは、運転手及び乗客のシートの前に設置されている。エアバッグは、他の位置、例えば、乗客の側部に設置できる。
【0003】
多くのエアバッグは、シートに座っている大人の乗客の上半身の前に展開するよう設計されている。後向き幼児シート(以下、「RFIS」という)が、前乗客シート上に置かれている場合、乗客のサイドエアバッグが展開しないことが望ましい。また、エアバッグは、前向き幼児シート(以下、「FFCS」という)、子供又は体の小さな大人については展開しないことが望ましい。これと同様に、子供又は背の低い人がバッグに向かって傾いているかどうかに基づいて衝突用サイドエアバッグについて制限するのがよい。展開を阻止し又は制限する(例えば、小さな力で展開する)他の理由が存在する場合がある。
【0004】
RFIS、FFCS又は子供を検出する乗客検出センサが開発された。シート内の荷重の特性を検出するために電界を利用するシステムが、米国特許第5,948,031号明細書、第6,329,913号明細書、第6,329,914号明細書、2001年3月2日に出願された米国特許出願第09/798,788号明細書、2001年11月2日に出願された米国特許出願第10/033,585号明細書に開示されている。容量性検出方式を利用した他のシステム、例えば、乗客が存在していることに起因する位相又は周波数の変化を検出するシステムも又提案されている。これら両方のタイプのシステムは、1以上のアンテナ又は電極からの送受信を利用している。他の乗客検出システムは、乗員の1以上の特性を検出する超音波、赤外線、光電磁エネルギ又は他の送信手段又は受信手段を利用している。さらに別のタイプの検出システムは、重量センサ、歪ゲージ、パターン認識又は他の技術又は装置を利用している。
【0005】
これら乗員検出センサは、環境条件の変化を受ける。加速、減速、道路の盛り上がり又は穴ぼこに起因する衝撃又は他の要因により、センサの測定値又は判断が頻繁に変わる場合がある。この変化は、センサに対する直接的な影響又は環境条件の変化に応じた乗員の位置のシフトによって引き起こされる。その結果、判断及び指示器は、検出された乗員が同じ人であっても点滅し又は変化する。センサの判断は、頻繁に又は乗員に関する環境の変化が小さくても判断の閾値に近ければ、例えば、大人として分類されるほど体の大きな子供、又は子供の閾値に近いほど体の小さな大人に応答して変化する場合がある。運転手は、判断の変化がシステムの故障と関係しているとみなし、何も問題が無くてもシステムを修理しようとする場合がある。
【0006】
環境条件の変化に基づく乗員の検出の際の頻繁な変化を回避するため、5秒のヒステリシスを用いている。最初の判断又は測定により、連続した5秒間の測定が互いに異なる判断を指示する場合にのみ変化があると結論付ける。しかしながら、或る程度の乗員の動き又は環境条件、例えばハイウェイにおける傾斜部上での長時間のターン又は長い登り道での加速は、5秒以上にわたって続く場合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、特許請求の範囲に記載されており、明細書のこの部分においては、請求項に対する限定と見なされるものは存在しない。本発明の概要を説明する上での導入として、以下に記載する好ましい実施形態は、着座領域における乗員の検出を制御するシステム及び方法に関する。乗員は、大人、子供又は他のカテゴリのうち1つとして特性が決定される。1つの特性決定変更パラメータ、例えば、特性決定のためのヒステリシス期間又は閾値を第1の期間に適用する。その期間後、特性決定変更パラメータを変更する。例えば、特性決定が10秒間同一のままであれば、ヒステリシスを5秒から1分に変更する。別の例として、特性決定が1分間同一のままであれば、その特性決定と関連した閾値を拡大して特性決定の変更の可能性を減じる。
【0008】
システム及び方法によっては、特性決定と関連した信頼パラメータ又は蓋然性を用いて特性決定変更パラメータの変更を制御する。システム及び方法によっては、特性決定変更パラメータを(a)乗員不在特性決定、又は(b)現在のヒステリシス期間について少なくとも2つのカテゴリのうちの別の1つとしての乗員の連続的特性決定のうち一方に応答してリセットする。
本発明の別の特徴及び利点を以下に説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
乗員の特性の頻繁な変化を回避するため、特性決定は、変化が次第に困難になるようにされている。困難さの度合いは、ヒステリシス期間の増加及び(又は)乗員を現在の特性決定について包括的であるように特性決定するのに用いられる閾値又はアルゴリズムの変更によって高められる。現在の特性決定の信頼度を用いると、変化するのが困難なレベル又は度合いを求めることができる。増大した困難度は、占有されていないシートを検出し、又は、より長いヒステリシス又は一層包括的な閾値を用いる異なる特性決定の一貫した決定によって減じられる。
【0010】
図1は、着座領域の乗員の検出を制御する一実施形態としての車内乗客検出システム10を示している。このシステム10は、1以上のセンサ12、制御プロセッサ14、エアバッグコントローラ16及びエアバッグ18を有している。これらへの追加のコンポーネント、これらとは異なるコンポーネント又はこれらよりも少ないコンポーネントを用いてもよく、例えば制御プロセッサ14とエアバッグコントローラ16を組み合わせてもよい。車内乗客検出システムは、自動車又は他の車両内の乗客を特性決定し又は検出するために用いられる。以下に説明する一実施形態では、車内乗客検出システムは、エアバッグの展開を制御し、制限し又は改変するのに用いられる。車内乗客検出システムを他の目的、例えば、乗員の特性に基づく車両システムの設定又は作動の制御に用いることができる。
システム10は、種々の回路及び(又は)方法を備えた状態で実施できる。幾つかの例示の電界を利用した回路及び方法が、米国特許第5,948,031号明細書、第6,161,070号明細書、第6,329,913号明細書、第6,329,914号明細書、2001年3月2日に出願された米国特許出願第09/798,788号明細書、2001年11月2日に出願された米国特許出願第10/033,585号明細書に記載されており、これら特許文献の開示内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに引用する。変形実施形態では、車内乗客検出システム10は、乗客の存在を検出する重量、容量性、超音波、赤外線、可視光又は他の方式の検出システムから成る。乗員を検出する現在知られており又は後で開発される任意の器具を用いることができる。
【0011】
センサ12は、乗員検出システムの一部としてエネルギを送り又は受ける受動式又は能動式センサである。一実施形態では、センサ12は、少なくとも1つの電極形アンテナから成る。別の実施形態では、乗員検出センサ12は、複数の電極から成る。電極は、任意の形状及び位置のものであってよい。例えば、矩形ストリップ上の電極が、空気又は仕切り(例えば、フォームインシュレータ)によって分離された2以上の層の状態で配置される。電極は、1本のワイヤ、1つの導電層、2以上の導体、容量性センサ、アンテナ又は電磁エネルギを伝え又は受ける他の構造を含む。変形実施形態では、センサ12は、重量センサ、歪ゲージ、圧電材料、微細加工コンポーネント、超音波変換器、ダイオード、光センサ、カメラ、半導体又はエネルギ、例えば超音波、赤外、光又は他のエネルギを発生し又は検出する他の装置から成る。
【0012】
センサ12は、着座領域20に隣接して位置決めされている。例えば、センサ12はシート22内に位置している。別の例として、センサ12は、シート22の前に位置するステアリングコラム又はダッシュボード内、シート22の上方のルーフ内、シート22の側のドア上又はシート22の下のフロア上に位置する。他の位置も利用できる。同種又は異種の多数のセンサを同一又は異なる場所に配置してもよい。同種又は異種のセンサを用いて1人の乗員又は互いに異なる着座領域に位置する多数の乗員を検出することができる。
【0013】
容量性検出方式と電界検出方式の何れか一方又は両方を用いる一実施形態では、乗客シート内に配置された2つの電極相互間の微弱な電界を検出する。電界は、高周波低電圧信号を一方の電極に印加し、他方の電極がアースに接続されている場合、電極相互間の電位差の結果として生じる。この電界は、一方の電極(非送信)からアースに流れる電流(受信電流)を生じさせる。身体(乗客又は乗員)が電界内に存在すると、電界中の外乱により電流が変化する。これと同様に、送信電極に与えられる電流(負荷電流)も又、身体の存在に応答して変化する。負荷電流を、別の電極中の受信電流又は測定手段を用いないで使用することができる。
【0014】
身体は、アースに接続された一端子を備えたコンデンサとして作用する。身体のインピーダンス(抵抗及びキャパシタンス)は、電界をアースに分路させる。身体が車両シート内にあるとき、送信電極及び受信電極を流れる電流の変化は、身体の電気的性質に応答して生じる。例えば、負荷電流は、近くに位置すると共に(或いは)大きな身体について大きい。別の例として、周波数応答、位相又は他の信号特性は、乗員に応答して変化する。これらの現象を用いると、シート22内の乗客の存在が、検出電流と既知の値を比較することにより検出される。特に、シートの物体の1以上の特性が得られ、かかる特性としては、物体が普通にシートに座っている体が大人のサイズの人であるかどうかが挙げられる。電極を物体から既知の又は予測可能な種々の距離に配置して用いることにより、より多くの情報が得られる。したがって、シート22の乗員の存否、存在場所及び他の特性が正確に検出される。
【0015】
制御プロセッサ14は、1以上の着座領域の乗員検出センサ12と電気的につながっていて、1以上の乗員の特性を検出するようになっている。制御プロセッサ14は、特定用途向け集積回路、プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、アナログコンポーネント、ディジタル装置又はこれらの組合せのうちの1以上を有する。例えば、日本国のNECコーポレイションによって製造されたマイクロプロセッサが用いられ、このマイクロプロセッサは、アナログ−ディジタル変換器を搭載している。一実施形態では、制御プロセッサ14は、ドライバー及び乗員検出センサ12に送受信される信号を測定する回路を有している。乗員検出センサ12は、受動式アンテナ又はアンテナ及びこれに関連した幾つかの回路構成から成っている。制御プロセッサ14は、車内シート22内又は車両内の何処か他の場所に配置される。
【0016】
制御プロセッサ14は、着座領域の乗員を、少なくとも2つのカテゴリ、例えば、大人、体の小さな大人、子供、後向きの子供用シート(チャイルドシートと呼ばれることがある)、前向きの子供用シート又は他のカテゴリのうちの1つとして特性決定する。カテゴリは、位置に関する情報、例えば、ドアの方に体が傾いている子供、真っ直ぐ立っている子供又は正しく着座した子供に関する情報を更に含む場合がある。1以上の判断を用いて、最終の特性決定が出力される。
【0017】
制御プロセッサ14は、第1の期間の間、特性決定変更パラメータを適用し、第1の期間後に特性決定変更パラメータを変更する。例えば、制御プロセッサ14は、当初測定後の特性決定の変更を可能にし、又は、各種判断により、5秒間のこれとは異なる特性決定が指示され、他の期間又は他の回数の判断が可能である。この特性決定変更パラメータは、ヒステリシスパラメータ又はヒステリシス期間である。特性決定変更は、別の特性決定変更パラメータ、即ち、乗員を分類するよう適用される閾値に基づく。他の特性決定変更パラメータを利用してもよい。乗員を特性決定するパラメータを、特性決定変更パラメータとして変えることができ、特性決定の変化を種々制限する。
【0018】
或る時間が経つと、事象、測定、蓋然性又は他の表示、1以上の特性決定変更パラメータを変え、例えば、ヒステリシス期間又は連続して行われる判断の数を増やし、その後に特性決定の変更を可能にする。別の例として、特性決定閾値、例えば、寸法、重量、表面積又は他の判断指標のうち1以上を変更し、現在の特性決定カテゴリが一層包括的であるようにする。これら変更により、現在の特性決定は続行しがちであり、特性決定の頻繁な変更が回避される。各判断は、出力中の現在の特性決定とマッチしがちである。他のトリガを用いて他の時点における同一又は異なる特性決定変更パラメータを更に調節することができる。
【0019】
制御プロセッサ14は又、現在の特性決定が正しいという見込み又は蓋然性を指示する信頼パラメータを決定するよう動作できる。例えば、蓋然性又は信頼は、時間内における現在の判断の発生回数と総判断回数の比として計算される。変更前の時間は、信頼パラメータに基づく場合がある。例えば、特性決定の閾値は、正しい特性決定の蓋然性が高い場合一層包括的であるように早めに調節される。蓋然性が低い場合、特性決定と一致した長期間の判断後に閾値を調節すればよい。変形実施形態では、信頼パラメータは計算されない。
【0020】
制御プロセッサ14は又、特性決定変更パラメータをリセットするよう動作できる。例えば、ヒステリシス又は閾値を、シートに誰も座っていないことが検出された場合、開始レベルにリセットする(例えば、10秒のヒステリシスを5秒のヒステリシスにリセットする)。乗員がシートを立つと、別の乗員がシートに座る場合があり、したがって、特性決定変更パラメータをリセットし又はアンロックする。別の例として、ヒステリシス又は閾値を、乗員が変更した特性決定変更パラメータにもかかわらず別のカテゴリに属するものとして連続的に判断された場合、開始レベルにリセットする。乗員が一貫して、ヒステリシス期間を延ばすと共に(或いは)閾値を乗員の先の特性決定に基づいて大人として変更した後、子供として一貫して検出されると、特性決定変更パラメータをアンロックし又は開始レベルに戻す他のリセットトリガを用いてもよい。
【0021】
エアバッグコントローラ16は、制御プロセッサ14に接続されている。エアバッグコントローラ16は、衝突センサ及び制御プロセッサ14に応動してエアバッグ18の展開をトリガする。衝突が検出されたものの制御プロセッサ14が子供又は他の制限されたクラスの乗員を指示している場合、エアバッグコントローラ16は、エアバッグ18を展開しない場合がある。衝突が検出され、制御プロセッサ14が大人又は正しく位置した乗員を指示している場合、エアバッグコントローラ16は、エアバッグ18を展開させることができる。エアバッグコントローラ16は又、制御プロセッサ14からの乗員のカテゴリの指示に応じて展開の力、速度又は他の性質を制御することができる。他の実施形態では、制御プロセッサ14及びセンサ12は、衝突を検出し、例えば、突然の頭の運動に基づいて検出し、エアバッグ18の展開を引き起こすのに用いられる。
【0022】
一実施形態では、特性決定の状態を指示するのにLED、液晶ディスプレイ又は他の出力装置が設けられる。例えば、LEDは、子供、体の小さな大人、子供シート又は他のカテゴリとしての特性決定によりエアバッグが動作不能な場合照明される。特性決定をロックし又は特性決定変更パラメータを変更することにより、この出力は変化又は点滅する傾向が低い。
【0023】
図2は、着座領域の乗員の検出を制御する一実施形態の車内乗客検出のための流れ図を示している。図2では、「状態予測」という用語は、1以上の判断に基づく平均化、ヒステリシス又は他の動作後におけるシステムの出力決定又は特性決定である。「即座」は、別個の一測定サイクルについてのシステムの判断であり、かかる判断としては、現在の判断を出力するための先のサイクルの平均化が挙げられる。
【0024】
一般に、着座領域の乗員は、例えば子供(CHILD)又は大人(ADULT)として分類することにより特性決定される。特性決定の判断は例えば1分間に3回又は他の回数連続的に繰り返される。当初、特性決定の変化はヒステリシスによって制限される。特性決定の新しい又は異なる判断は、新しい特性決定が実施され又は認識されるまで5秒間又は多数回生じる。特性決定の判断が第1の期間又は第1の数の特性決定、例えば、10秒又は30回の特性決定について一貫していれば、ソフトロック(soft lock )が実行される。特性決定変更パラメータを変更し、例えば、ヒステリシス期間を10秒又は30回の特性決定に増大させる。1分後又は他の期間後、特性決定の判断が依然として一貫していればハードロック(hard lock )が高い蓋然性の特性決定について実行される。特性決定の信頼が高い場合、現在の特性決定と関連した閾値のうち1、2以上又は全てを拡張し、例えば、増減し、したがって、より多くの測定値を現在の特性決定として判断する可能性がある。特性決定の判断が新たに1分後又は他の期間後依然として一貫していれば、蓋然性とは無関係に特性決定についてハードロックを実行する。特性決定が現在の特性決定変更パラメータの設定値であっても変わると、特性決定変更パラメータをリセットし、プロセスが再び開始する。
【0025】
行為30において、車両の点火をオンにする。他の開始トリガを用いてもよい。行為32において、初期状態予測又は判断を行う。この初期判断は、出力特性決定として用いられる。着座領域が空の又は無人の場合(着座領域に誰もいない場合)、場合、特性決定の判断は、行為34において5秒のヒステリシスで続行する。種々の情報のうちのどれかが、着座領域が空であることを指示する場合があり、例えば、センサ12の実際の電流又は位相の読みと閾値(例えば、無人の場合の校正された読みの閾値量内における電流の読み)と比較し、閾値との比較のための値(例えば、計算されて閾値と比較された全キャパシタンス)を計算し又はその組合せを行う。特性決定が、非無人特性決定の判断が5秒間又は15回の発生回数にわたり繰り返されるまで空又は無人のままである。他のヒステリシス期間又は他の判断回数の値を用いてもよい。
【0026】
行為36において、乗員の無人又は初期決定からの特性決定の変更後、乗員は少なくとも2つのカテゴリのうちの1つとして特性決定される。例えば、乗員を子供又は大人として分類する。他の実施形態では、乗員を、(1)1以上の位置にいる大人、(2)1以上の位置にいる子供又は体の小さな大人、(3)前向き子供シートにいる子供、(4)後向きの子供シートにいる乳幼児、又は(5)別の物体として分類する。追加の又は異なる分類を用いてもよい。特性決定は好ましくは、予測測定値との比較により定められる。変形例として、荷重の分布状態を決定するアルゴリズムを用いて乗員をエアバッグの作動について十分な大きさとして又はエアバッグの作動について小さいものとして分類する。さらに別の変形実施形態では、測定値の関数が分類を決定する。
【0027】
一実施形態では、システム10は、以下の機能を連続して実行して乗員を判断し又は特性決定する。即ち、1)出力の読みをケーブルの長さについて補償し、2)計算を行って接地乗員条件について補正を行う。荷重の複素インピーダンスを種々の周波数と関連した周波数データを用いて計算し、4)電極の層相互間の距離を計算し、5)乗員の有効表面積を計算し、6)電極の最上部層上の乗員の距離を計算し、7)乗員の分類に用いられる判断パラメータを計算し、8)判断パラメータを用いて乗員を初期の所定の閾値に基づいて特性決定する。一実施形態では、判断パラメータは、重量、有効表面積の平均値、有効表面積の最大値、相対質量、重量に相対質量を掛け算した値(即ち、質量の積)、荷重の全キャパシタンス及び(又は)他の値を含む。これらパラメータの全てが閾値を超えていれば、乗員は、大人と判断される。1つの判断パラメータが関連の閾値を下回っていれば、乗員は、子供と判断される。変形実施形態では、互いに異なる閾値が用いられると共に(或いは)乗員を子供と分類するには2以上の判断パラメータが必要である。
【0028】
乗員をいったん特性決定すると、特性決定を、或る時間、例えば、5秒のヒステリシス期間にわたってロックする。乗員を特性決定する判断のプロセスは連続的に繰り返されるので、その次の異なる判断を破棄し又は平均化し、そしてヒステリシス期間後まで無視する。制御信号として与えられた特性決定は、ヒステリシス期間後まで変化することがない。もし或る回数の連続し又は実質的に連続した判断により特性決定が指示されなければ、特性決定は変更されない。変形実施形態では、特性決定は、時間制限なく又は場合の回数制限なく変わる。
【0029】
行為38では、カウンタを始動させる。例えば、タイマーを始動し、又は判断の数をカウントする。行為40では、カウンタが第1の期間として、10秒、他の期間又は他の判断回数までカウントする。初期ヒステリシス、特性決定閾値及び他の特性決定変更パラメータをこの期間中に適用する。特性決定がこれら現在の又は初期特性決定変更パラメータにつれて変化すると、プロセスは行為34又は行為36のうち一方に戻る。例えば、判断の窓付き平均又は全てが現在の特性決定閾値との比較に基づいて連続5秒間につき初期の大人の代わりに子供の特性決定を指示していれば、特性決定は子供に変更される。
【0030】
特性決定がこの第1の期間中変わらなければ、行為42及び行為44において、ヒステリシス、特性決定閾値又は他の特性決定変更パラメータを増大させる。図2の実施形態の行為42と行為44の両方において、ヒステリシス期間を5秒から10秒に、或いは15の判断回数から30の判断回数に増大させる。変形例として、この期間中における特性回数の或る特定回数の判断が変更を指示していない場合、1以上の特性決定変更パラメータを変更する。行為42において、この比が0.6以上であればカテゴリを大人として設定し、又はカテゴリが大人のままであるようにする。行為42において、この比が0.4以下であれば、カテゴリを子供と設定し、又はカテゴリが子供のままであるようにする。行為44において、この比が0.4よりも大きく0.6よりも小さい場合、出力される特性決定を変更しない。これらの限度又は他の限度の外に属する比に関し、特性決定を変更し、プロセスは行為34又は行為36に戻る。変形例として、比を用いず、現在の特性決定の信頼度に応じることなく、特性決定パラメータを変更する。
【0031】
行為46において、カウンタは増分を続行する。この追加の期間中、現在のヒステリシス(例えば、変更後の10秒のヒステリシス)、特性決定閾値及び他の特性決定変更パラメータを適用する。特性決定がこれら現在の特性決定変更パラメータにつれて変化すると、プロセスは、行為34又は行為36の何れかに戻り、特性決定変更パラメータをリセットする。行為48において、カウンタは、1分、他の期間又は他の判断回数(例えば、180の判断回数)までカウントする。
【0032】
この追加の期間中、特性決定が変わらなければ、ヒステリシス、特性決定閾値又は特性決定変更パラメータを行為50において変更し、又は行為52において同一に保つ。行為50において、出力特性決定の変更を更に制限する。行為42又は行為44で変更された特性決定変更パラメータと同一又はこれとは異なる特性決定変更パラメータを追加の期間後、変更する。第2の実施形態では、特性決定閾値の1、2以上又は全てを20%又は他の量だけ変更してかかる閾値が現在の特性決定をより広義に定めるようにし、例えば、閾値を増大させてより多くの回数の測定が恐らくは子供を指示し、又は閾値を減少させてより多くの回数の測定が恐らくは大人を指示するようにする。例えば、重量、相対質量、平均表面積、最大表面積及び質量の積の閾値を減少させて将来の(今後の)判断が大人の特性決定を指示しやすいようにする。異なる量だけ種々の閾値を変更してもよく、即ち、増減する。変形例又は追加例として、先に変更したヒステリシス又は他の特性決定変更パラメータを更に変更する。
【0033】
信頼パラメータを計算して行為52の特性決定変更パラメータのそれ以上の変更を行わないで、ハードロック、行為50の変更又は連続操作を選択する。信頼パラメータは、乗員が正確に分類されている見込み又は蓋然性を指示する。例えば、第1の期間(例えば、10秒又は30の判断回数)、追加の期間、又は第1の期間に追加の期間を加えた期間の間、大人としての判断回数と総判断回数の比を求める。一実施形態では、用いられる判断は、行為38でカウンタを初期化した後に得られた全ての又は大抵の有効な判断(例えば、180回の判断回数)を含む。行為50及び行為52において計算された比は、行為42及び行為44の比よりも長い期間にわたってサンプリングが行われる。他の比又は他の信頼又は蓋然性の指標を用いてもよい。行為50において、比が0.6以上であれば特性決定を大人に設定し、又は特性決定が大人のままであるようにする。行為50において、比が0.4以下であれば、特性決定を子供に設定し、又は特性決定が子供のままであるようにする。
【0034】
比が0.4〜0.6であれば、正確な特性決定の信頼度又は蓋然性が低いことが指示される。特性決定は、一層ボーダーラインにある。行為52において、出力特性決定又はカテゴリ及び特性決定変更パラメータを変えず、現在の特性決定を維持する。変形例として、特性決定変更パラメータを、リセットし、行為50に関して大きくはないほど現在の特性決定を更にロックするよう変更し、又は、特性決定変更パラメータをリセットしないで行為42及び行為44のソフトロックを減少させるよう変更する。行為50の同一の特性決定変更パラメータを維持することにより、現在の特性決定変更パラメータの適用の期間(例えば、いったん行為42及び行為44で変更されている)を増大させる。この期間は、信頼パラメータの関数である。
【0035】
行為54において、カウンタは特性決定変更パラメータがそれ以上変更されず又は行為50においてハードロックされたところまで増分を続行する。この追加の期間中、現在のヒステリシス(例えば、変更後の10秒のヒステリシス)、特性決定閾値及び他の特性決定変更パラメータを適用する。特性決定がこれら現在の特性決定変更パラメータにつれて変化すると、プロセスは、行為34又は行為36の何れかに戻り、特性決定変更パラメータをリセットする。行為56において、カウンタは、2分、他の期間又は他の判断回数までカウントする。
【0036】
行為58において、特性決定変更パラメータを現在の特性決定の信頼度の関数として変更する。信頼度の大きさを行為50及び行為52と比較して減少させる。例えば、比が0.5未満であれば、特性決定を子供に設定し、又は特性決定が子供のままであるようにする。比が0.5よりも大きければ、特性決定を子供に設定し、又は特性決定が子供のままであるようにする。比が0.5に等しければ、現在の特性決定を用いる。特性決定とは無関係に、特性決定閾値を20%又は他の量だけ変更する。子供の特性決定の場合、閾値を20%増大させる。大人の特性決定の場合、閾値を20%減少させる。他の量の変更又は変更されるべき特性決定変更パラメータを用いてもよい。
【0037】
図2に示すプロセスとは異なるプロセスを用いてもよい。例えば、特性決定変更パラメータの3以上の別の変更(例えば、行為42に対して行為44、又は行為50に対して行為52)を互いに異なる信頼レベルの関数として用いてもよい。任意の回数、例えば、ちょうど1回、2回、3回以上の変更を用いてもよい。期間、判断回数、信頼度、蓋然性又は他の情報のうち任意のものを変更のトリガのために用いることができる。信頼度の値を、行為38におけるカウンタの初期化以来に行われた判断全て又は他の回数の判断について先の判断回数の可動窓の関数として計算することができる。信頼度の値は、他の統計学的計算に基づく場合があり、かかる計算には、判断回数が含まれ、或いは含まれない。子供としての判断回数と総判断回数の比を、大人としての判断回数と総判断回数の比の代わりに用いることができる。
【0038】
特性決定変更パラメータを、(a)乗員不在判断、又は(b)現在の特性決定閾値を用いる現在のヒステリシス期間について少なくとも2つのカテゴリのうちの別の1つとしての乗員の連続的判断のうちの一方に応答して初期レベルにリセットする。乗員不在判断は、無人の着座領域又は無人に近い着座領域の何れかを含む。例えば、物体がシート上に残されたままの状態は無人に近い着座領域と判断される。この例では、閾値を、子供としてのカテゴリが6歳以下に基づく場合、特性決定が3歳以下に類似した乗員又は物体への変更についてリセットが行われるよう設定することができる。他の閾値を用いてもよい。一実施形態では、乗員不在判断は、リセット前に連続的に2回繰り返される。変形実施形態では、1回又は3回以上の連続的な乗員不在判断が行われると、その結果、リセットが行われる。さらに別の変形実施形態では、乗員不在に基づくリセットのための判断回数は、乗員がシート22から立ち上がり、着座領域又は自動車から出るのに要する時間に基づく。いったんリセットされると、プロセスは行為34又は行為36に戻る。
【0039】
追加のセンサ入力を用いるのがよい。例えば、シートベルト信号を制御プロセッサ14に入力する。乗員が着座してシートベルトを締めると、乗員は、シートベルトを外さなければ変更を行いにくい。シートベルト締めは、行為38のカウンタの初期化又は特性決定変更パラメータの変更をトリガすることができる。シートベルト外しは、リセット又は特性決定変更パラメータの変更をトリガすることができる。
【0040】
エアバッグコントローラ16は、出力特性決定が無人(又は空)又は物体、或いは子供と関連している場合、エアバッグ18の展開を抑止する。物体としての判断は、乗員を特性決定するために子供としての判断としてカウントされる。出力特性決定が大人の場合、エアバッグ18の展開を実行可能にする。
【0041】
一実施形態では、特性決定閾値は、大人と子供の識別につき同一である。他の実施形態では、互いにオーバーラップした閾値は、分類のタイプを優先するよう用いられる。閾値は、分類を子供から大人ではなく、大人から子供に一層容易に変更するよう設定される。例えば、分類が大人であれば、乗員を子供と分類する最大荷重閾値を、分類が子供と開始した場合よりも高く設定する。これと同様に、カーシートの分類の閾値は、最も新しい先の又は直前の分類の関数として異なるのがよく、その結果、大人及び(又は)子供とカーシート相互の優先化が行われる。この優先化により、閾値相互間にグレーゾーン又はグレーエリアが生じる。例えば、下側の閾値は、平均6歳の子供の場合の荷重に基づき、上側の閾値は、第5百分位数の大人の女性に基づくのがよい。グレーゾーンに分類された乗員は、優先度に従って分類され、例えば子供として分類される。この実施形態では、閾値を変更して時間又は信頼パラメータの関数として広くし、狭くし又はオーバーラップさせることができる。
【0042】
種々の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲から逸脱することなく、変更及び改造が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】着座領域における乗員の検出を制御する車内乗客検出システムの一実施形態のブロック図である。
【図2】乗員の検出を制御する一実施形態の流れ図である。
【符号の説明】
10 車内乗客検出システム
12 センサ
14 制御プロセッサ
16 エアバッグコントローラ
18 エアバッグ
20 着座領域
22 シート又は座席

Claims (10)

  1. 着座領域の乗員の検出を制御する車両乗客検出システムであって、
    前記着座領域に隣接して設けられた乗員検出センサであって、容量性検出システムを有する乗員検出センサと、
    前記乗員検出センサに作動接続された制御プロセッサとを備え、
    該制御プロセッサが、
    前記着座領域の前記乗員を少なくとも2つのカテゴリのうちの一として区分決定するように動作でき、
    前記一のカテゴリから前記少なくとも2つのカテゴリのうちの他のカテゴリへの前記乗員の区分変更を制限する区分変更パラメータを第1期間にわたって適用し、
    前記第1期間後、前記区分変更パラメータを変更する、
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記区分変更パラメータが区分け閾値を含み、
    前記制御プロセッサは、前記少なくとも2つのカテゴリの一が前記少なくとも2つのカテゴリの第2のカテゴリより包括的であるように、前記区分け閾値を変更するように動作できる、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記乗員検出センサが電極アンテナを有する、
    請求項1に記載のシステム。
  4. 前記制御プロセッサと接続されたエアバッグコントローラを有する、 請求項1に記載のシステム。
  5. 着座領域にいる乗員の検出を制御する車内乗客検出方法であって、
    (a)前記着座領域の前記乗員を少なくとも2つのカテゴリのうちの一として区分決定するステップと、
    (b)区分変更パラメータを第1期間にわたって適用し、該区分変更パラメータが時間以外であるステップと、
    (c)前記第1期間後に、前記区分変更パラメータを変更するステップと、
    (d)第2期間後、異なる区分変更パラメータを変更するステップを含み、
    前記第2期間は、前記第1期間とオーバーラップし、前記第1期間とは異なり、前記異なる区分変更パラメータが時間以外である、
    ことを特徴とする方法。
  6. 着座領域にいる乗員の検出を制御する車内乗客検出方法であって、
    (a)前記着座領域の前記乗員を少なくとも2つのカテゴリのうちの1つとして区分決定するステップと、
    (b)区分変更パラメータを第1期間にわたって適用するステップと、
    (c)第1期間後、前記区分変更パラメータを変更するステップとを備え、
    前記ステップ(b)が、前記第1期間、ヒステリシスを前記ステップ(a)に適用するステップを含み、
    前記ステップ(c)が前記ヒステリシスの時間の長さを増加させるステップを含む、
    ことを特徴とする方法。
  7. 着座領域にいる乗員の検出を制御する車内乗客検出方法であって、
    (a)前記着座領域の前記乗員を少なくとも2つのカテゴリのうちの一として区分決定するステップと、
    (b)区分変更パラメータを第1期間にわたって適用するステップと、
    (c)前記第1期間後、前記区分変更パラメータを変更するステップと、
    (d)前記区分変更パラメータと異なる信頼パラメータを決定するステップとを備え、
    前記第1期間が、前記信頼パラメータの関数である、
    ことを特徴とする方法。
  8. 前記ステップ(d)が、前記少なくとも2つのカテゴリのうちの第1のカテゴリの発生回数と総判断回数との比を定めるステップを備えている、
    請求項記載の方法。
  9. 着座領域にいる乗員の検出を制御する車内乗客検出方法であって、
    (a)前記着座領域の前記乗員を少なくとも2つのカテゴリのうちの一として区分決定するステップと、
    (b)区分変更パラメータを第1期間にわたって適用するステップと、
    (c)前記第1期間後、前記区分変更パラメータを変更するステップと、
    (d)第1信頼パラメータおよび第2信頼パラメータを、第1時点および第2時点で決定するステップを含み、前記第1時点が前記第2時点と異なり、前記第1信頼パラメータが前記第1信頼パラメータが、前記第1時点における第1総判断回数の関数であり、前記第2信頼パラメータが前記第2時点における第2総判断回数の関数である、
    ことを特徴とする方法。
  10. 着座領域にいる乗員の検出を制御する車内乗客検出方法であって、
    (a)前記着座領域の前記乗員を少なくとも2つのカテゴリのうちの1つとして区分決定するステップと、
    (b)区分変更パラメータを第1期間にわたって適用するステップと、
    (c)前記第1の期間後、前記区分変更パラメータを変更ステップと、
    (d)前記少なくとも2つのカテゴリのうちの異なるカテゴリとして前記乗員を区分決定することに応答して、前記区分変更パラメータを、現在のヒステリシス期間、連続して、リセットするステップを備えている、
    ことを特徴とする方法。
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