JP4499921B2 - エチレン不飽和炭化水素の重合を禁止するための方法及び組成物 - Google Patents

エチレン不飽和炭化水素の重合を禁止するための方法及び組成物 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、オレフィン及びジオレフィンのようなエチレン性不飽和炭化水素重合を禁止するための方法及び組成物を提供する。
【0002】
エチレン性不飽和モノマーを製造するための、通常の産業的方法は、蒸留のような種々の精製工程によって不純物を除去することを含む。精製工程はしばしば高温で実施され、そしてこれは望まれない重合の割合を増す可能性がある。モノマー形成工程中の熱重合のような重合は望まれるモノマー最終生成物の損失を生じるのみならず、プロセス装置上のポリマー形成及び凝集によって生じる製造効率の損失をも生じる。加熱を必要とする操作において、そのような凝集は熱伝達効果に悪影響する。
【0003】
典型的に、モノマーは、重合の禁止剤または遅延剤として働く物質の添加で安定化される。
ブタジエン及びイソプレンのようなジオレフィンのようなある種のエチレン性不飽和モノマーは、貯蔵タンク内に放置したとき、または輸送中に、室温程度の低温において重合する。この重合は、ジオレフィンモノマーとモノマーが入っている系内に存在する酸素との反応によって開始される。この反応は、過酸化物及び遊離基種を形成し、これらはジオレフィンモノマーとの反応を永続させる。
【0004】
この重合の問題に関して、種々のアプローチが試されてきた。米国特許第3148225号は、N,N−ジアルキルヒドロキシルアミンがオレフィンモノマー回収系におけるポップコーンポリマーの形成の重合を禁止することを教示する。比較試験において、p−アミノフェノールは、ポップコーンポリマー形成を禁止することについてヒドロキシルアミンよりも有効性が低かった。米国特許第号3342723号は、炭化水素液体の付着を禁止するためにp−及びo−アミノフェノールを試験している。これらの化合物は、精製操作中のコークス様の付着物の形成及び付着を禁止することにおいて有効であることを証明した。o−フェニレンジアミンもまた、油精製装置内で有効であることが示された。
【0005】
米国特許第号5510547号は、フェニレンジアミン化合物及びヒドロキシルアミン化合物の組み合わせがビニル芳香族モノマーの処理条件中の重合を禁止するのに有効であることを教示する。米国特許第号4720566号は、ヒドロキシルアミン及びフェニレンジアミン化合物の組み合わせが、アクリロニトリルの重合をその生成中に禁止するのに有効であることを教示する。
【0006】
発明の詳細な説明
本発明は、エチレン性不飽和炭化水素の重合を禁止するための方法及び組成物であって、アミノフェノール化合物と、フェニレンジアミン化合物及びヒドロキシアミン化合物の少なくとも1種とを含む組成物(アミノフェノール組成物)の禁止有効量を加えることを含む方法及び組成物に関する。
【0007】
エチレン性不飽和モノマーは、重合可能なエチレン性不飽和炭化水素として特徴づけられ、オレフィン及びジオレフィンを含む。このオレフィンは、約2〜約20個の炭素原子、好ましくは2〜8個の炭素原子を含む、そしてジオレフィンは共役しており、かつ約2〜約20個の炭素原子を含み、そして4〜6の炭素原子が好ましい。これらの化合物の例は、エチレンジクロライド、エチレングリコール、エチレン工場からの芳香族化合物及び熱分解ガソリンである。
【0008】
アミノフェノール化合物は一般に式
【0009】
【化5】
Figure 0004499921
【0010】
(式中、アミノ基はヒドロキシル基に対してオルト、メタまたはパラ位であることができる)を有する。o−アミノフェノールが好ましい。
本発明において有用なフェニレンジアミン化合物一般に式
【0011】
【化6】
Figure 0004499921
【0012】
を有する。
本発明において有用なヒドロキシルアミン化合物は一般に式
【0013】
【化7】
Figure 0004499921
【0014】
(式中、R5及びR6は同じかまたは異なり、そして水素、または約3〜約20の炭素原子を有するアルキル、アリール、アルカリール、アルアルキル若しくはヒドロキシアルキル基である)を有する。好ましいヒドロキシルアミン化合物は、N,N’−ジエチルヒドロキシルアミン(DEHA)及びビス−N,N’−(ヒドロキシプロピル−ヒドロキシルアミン)(HPHA)より成る群から選択される。
【0015】
本発明のアミノフェノール組成物は、貯蔵及び処理条件のいずれにおいてもエチレン性不飽和モノマーの重合を禁止するのに有効である。貯蔵条件はまた、モノモーの輸送を含む。これらの条件は通常、存在する酸素を含み、そして100℃以下の高温である可能性がある。処理条件は通常、蒸留及び精製工程であり、そして酸素の存在または不存在下で、95〜125℃の高温で実施される。
【0016】
本発明の目的のために、用語「目的のための有効量」とは、エチレン性不飽和モノマーの重合を禁止するために必要なアミノフェノール組成物の量を意味する。この量は、貯蔵及び/または操作の間にモノマーがさらされる条件にしたがって変化する。処理中、例えば高温及び高いモノマー不純物は、より多量のアミノフェノール組成物を必要とする。
【0017】
好ましくは、エチレン性不飽和モノマーに加えられるアミノフェノール組成物の全量は、モノマー百万部あたり、約1〜約10000部の範囲である。さらに好ましくは、アミノフェノール組成物は、モノマー百万部あたり約1〜100部加えられる。さらに好ましくは、アミノフェノール組成物はモノマー100マン部あたり約1〜約100部の範囲で加えられる。
【0018】
アミノフェノール化合物の、アミノフェノール組成物中に存在する他の化合物に対する重量比は、下の表Aに示す。
【0019】
【数1】
Figure 0004499921
【0020】
従って、匹敵する処理レベルにおいて測定したときに、1種の成分のみの使用によって得られたものよりも有効なビニル芳香族モノマー重合禁止処理をつくりだすことが可能である。この高められた活性は、これらの成分のそれぞれがより低いことを許容し、そして重合禁止剤の全量が、特により高い処理温度において減じられうる。
【0021】
本発明のアミノフェノール組成物は、エチレン不飽和炭化水素に、適切な液体担体または溶媒を使用して分散物または溶液のいずれかとして加え得る。個々の成分及びモノマーと適合性のあるいずれの溶媒も使用し得る。
【0022】
アミノフェノール組成物は、エチレン性不飽和炭化水素ビニル芳香族化合物に、いかなる慣用の方法によっても、個々の成分または成分の組合せとして加え得る。成分が、単一の処理としてモノマーに加えられるのが好ましい。
【0023】
本発明は、多数の具体的な実施例を参照することによってさらに説明されるが、これらは単に例示と理解されるべきであって、本発明の範囲を限定すると理解されてはならない。
【0024】
実施例
ヘプタン中の20%の禁止されていないイソプレンを圧力容器内に入れた。この混合物を、100psiの窒素下に置く前に窒素で一度パージした。この圧力容器を次に100℃の水浴内に4時間入れ、ジオレフィンを重合させた。この混合物を次に室温で放冷した。試料を蒸発させ、そして残りのガム/ポリマーの重量を得た。
【0025】
試験に用いた化学薬品を表Bにまとめた。
【0026】
【数2】
Figure 0004499921
【0027】
このアミノフェノール化合物及びフェニレンジアミンの組合せについての試験の結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
Figure 0004499921
【0029】
これらの結果は、アミノフェノール化合物と、ヒドロキシルアミン化合物またはフェニレンジアミン化合物のいずれか1種との組合せが、それら個々の成分よりも有効であることを示した。
【0030】
次の試験において、個々の成分の濃度を半分に減らしたが、2つの成分処理剤の処理の比は等モルに維持した。これらの結果を表2に示す。
【0031】
【表2】
Figure 0004499921
【0032】
これらの結果は、アミノフェノール化合物と、ヒドロキシルアミン化合物またはフェニレンジアミン化合物のいずれかとの組合せが、個々の成分よりも重合を禁止するのに有効であることを示した。
【0033】
同じ成分を用いたが、一定の最終用量で、追加の試験を行った。これらの結果を表3に示す。
【0034】
【表3】
Figure 0004499921
【0035】
この試験結果は、アミノフェノール化合物と、フェニレンジアミンまたはヒドロキシルアミン化合物のいずれかとの組合せの使用によって高活性が得られたこと、並びに全ての3種を一緒に使用することによって優秀な結果が得られたことを示す。
【0036】
さらに試験を、DEHA及びo−APを使用して、1ppmの一定用量で実施した。これらの結果を表4に示す。
【0037】
【表4】
Figure 0004499921
【0038】
これらの結果は、o−APとDEHAとの間に、エチレン性不飽和炭化水素重合を禁止するうえでの相乗効果を示す。
本発明を特別の態様に関して説明してきたが、本発明の多数の他の形態及び修正が本技術における当業者に明白である。特許請求の範囲及び本発明は一般に、本発明の真の精神及び範囲内にあるすべてのそのような形態及び修正をカバーすると意図される。

Claims (11)

  1. エチレン不飽和炭化水素の重合を禁止するための方法であって、該炭化水素に、アミノフェノール化合物とヒドロキシルアミン化合物とを含む組成物の禁止有効量を加えることを含み、該ヒドロキシルアミン化合物が、式
    Figure 0004499921
    (式中、R5及びR6は同じかまたは異なり、水素、炭素原子数3〜20のアルキル、アリール、アルカリール、アルアルキルまたはヒドロキシアルキル基である)を有する、
    方法。
  2. 該アミノフェノール化合物が、パラ−アミノフェノール、メタ−アミノフェノール及びオルト−アミノフェノールの少なくとも1種を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 該アミノフェノールがオルト−アミノフェノールである、請求項2に記載の方法。
  4. 該ヒドロキシルアミン化合物が、N,N’−ジエチルヒドロキシルアミン及びビス−N,N’−(ヒドロキシプロピル−ヒドロキシルアミン)の少なくとも1種を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 該エチレン性不飽和炭化水素が処理を受けている、請求項1に記載の方法。
  6. 該エチレン性不飽和炭化水素が貯蔵条件にある、請求項1に記載の方法。
  7. 該エチレン性不飽和炭化水素が95〜125℃の温度での処理を受けている、請求項1に記載の方法。
  8. 該エチレン性不飽和炭化水素がオレフィン及びジオレフィンのうちの少なくとも1種を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 該オレフィン及びジオレフィンが2〜20個の炭素原子を含む、請求項に記載の方法。
  10. 該組成物が、炭化水素100万部あたり1〜10000部の範囲の量で炭化水素に加えられる、請求項1に記載の方法。
  11. アミノフェノール化合物とヒドロキシルアミン化合物とを含み、該ヒドロキシルアミン化合物が式
    Figure 0004499921
    (式中、R5及びR6は同じかまたは異なり、そして水素、3〜20の炭素原子を有するアルキル、アリール、アルカリール、アルアルキルまたはヒドロキシアルキル基である)を有する、
    組成物。
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