JP4499711B2 - 液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備配置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、液体輸送船の貨物倉の倉内に装備される液体貨物の液面および温度を測る計測装備に関するものである。
近年のタンカーまたはケミカルタンカーのような液体貨物の輸送船(以下、「液体貨物運搬船」という。)は、多種の液体貨物が積載できるように装備されており、貨物の積替えに際し、タンクの洗浄が必要であり、洗浄に手間と時間を要しないように、コルゲート構造の隔壁を有する貨物倉が要求されている。
ここで、従来の液体貨物運搬船の貨物倉の平面図である図6を基に、上記の貨物倉について説明する。
図6に示すように、貨物倉10は、底板11(図4参照)を床面とし上甲板13(図4参照)を天井面として、船首側および船尾側の横置隔壁15、15と中央隔壁17と舷側の船側隔壁19とに囲繞され、横置隔壁15、15および中央隔壁17の3つの面は、弾性限度内で変位する柔軟構造であるコルゲート構造が採用されている。また、船側隔壁19は、舷側にスティフナー(骨)を有するスティフナー構造となっている。同様に、上甲板(アッパーデッキ)13は、上甲板13上に骨(ガーダおよびロンジ)が配設され、また、底板11(タンクトップ)の床下には、骨(ガーダおよびロンジ)が配設され、貨物倉10内は、コルゲート構造の隔壁の凹凸はあるものの、滑らかな壁面を有している。ところが、貨物倉10内に液体貨物を積載すると、横置隔壁15、15および中央隔壁17のコルゲート構造の隔壁は、柔軟構造であるため、図6の点線で示すように数十mmの範囲で変位することが知られている。
ところで、一般的なタンク内の液体の液面を測る液面測定具としては、フロート式液面計が知られていて、たとえば特開2003−214928号公報に開示された「液面計」がある。このフロート式液面計は、「上下にのびたステムに対する非磁性材からなるフロートの上下動にともなう磁石の位置変動に応じてリードスイッチがその接点を開閉する」ことにより、液面を計るものである。
しかしながら、液体貨物運搬船の貨物倉内の液体貨物は、航行中、常に揺動し、かつ、貨物倉の深さが一般のタンクよりも深いため、このフロート式液面計をそのまま使用すると、上下にのびたステムが破損してしまう。そのため、本願出願人は液体貨物運搬船の貨物倉内の液面を測る計測装備を開発し実用化している。
この計測装備について、図4および図5を基に概説する。なお、図4は、本願出願人の発明に係る従来の計測装備の側面全体図であり、図5は、本願出願人の発明に係る従来の計測装備の詳細図である。
本願出願人の発明に係る従来の計測装備(以下、「従来の計測装備」という。)は、主に、ガイド用鋼管41、補助柱43およびフロート45から構成されている。
ガイド用鋼管41は外径が34mm程度の細径のステンレス鋼管であり、貨物倉の深さが16m〜18mとなるような深い場合は、上甲板13に設置されるハッチ23のフランジ裏面から底板11近傍まで吊設されている。そして、ガイド用鋼管41内には液面を計測するためのリードスイッチが略20mm間隔で配列されるとともに、ガイド用鋼管41内の上部、下部および中間部に液体貨物の温度を計測するためのセンサーであるサーミスタが配置されている。
フロート45はドーナツの一部が欠けた馬蹄形を呈する浮力体であり、フロート45の内部には、一対の磁石(図示外)が内蔵されていて、液面の変化に伴ってガイド用鋼管41の周囲を上下に摺動するようになっている。そして、フロート45がガイド用鋼管41の周囲を上下に摺動することによって、ガイド用鋼管41内に略20mm間隔で配列されたリードスイッチをフロート45が内蔵している一対の磁石でONにし、ONとなったリードスイッチの個数によって液面が測定できるようになっている。また、ガイド用鋼管41内のサーミスタにより、その液面における温度を計測できるようになっている。
ところで、貨物倉の深さが12mを超えると、外径が34mm程度の細径のステンレス鋼管のガイド用鋼管41のみでは強度的に不足する。このため、ガイド用鋼管41の強度不足を等辺山形鋼の補助柱43で補強することとしている。この補助柱43もまたガイド用鋼管41と同様に、上甲板13のハッチ23の蓋(フランジ)裏面から吊設され、上部、中間部および下部の3箇所が平板で連結されている。
深さ方向に5、6箇所設けられている支持金具60は、ガイドステー61、スタンド63およびパッド65で構成されていて、ガイドステー61は、断面がL字形であって一方の面が補助柱43の等辺山形鋼の面に固着され、他方の面には垂直方向に長い長穴のボルト貫通孔が穿設されている。一方、スタンド63は、その基端部がパッド65を介して横置隔壁15または中央隔壁17から突設され、その先端部には水平方向に長い長穴のボルト貫通孔が穿設されている。そして、ガイドステー61のボルト貫通孔とスタンド63のボルト貫通孔とが螺着されている。
特開2003−214928号公報
しかしながら、従来の計測装備を柔軟構造であるコルゲート構造の横置隔壁15または中央隔壁17に装備しようとした場合、図4の2点鎖線に示すような横置隔壁15または中央隔壁17の変位に追随できず、取付部材である支持金具60およびガイド用鋼管41に亀裂および破壊が起きるなどの問題を有している。
そこで、本発明は、柔軟構造の隔壁の変位を吸収することにより、取付部材を当該隔壁の変位に追従させつつ、取付部材および計測装備本体の亀裂および破壊を避けることができる計測装備を提供し、以って、荷役および安全性の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1に係る液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備配置構造は、船舶の底板、上甲板、コルゲート構造の横置隔壁および中央隔壁、ならびに舷側の船側隔壁に囲繞される液体輸送船の貨物倉内の液体貨物の液面および温度を測る液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備配置構造において、前記液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備は、リードスイッチと温度計を構成する温度センサーが内蔵される細径のガイド用鋼管と、該ガイド用鋼管の周囲を昇降しながら該リードスイッチをON/OFFする平面が馬蹄形をしたフロートと、該ガイド用鋼管に並設される山形鋼の補助柱とからなり、前記補助柱は、山形鋼の一方の辺の向きを前記ガイド用鋼管に向けて前記貨物倉の深さ方向の上部、中間部及び下部の3箇所の所定個所で連結平板を介して連結され、他方の辺を前記横置隔壁または前記中央隔壁に平行にして該ガイド用鋼管とともに前記上甲板に設置されるハッチのフランジ裏面から前記底板近傍まで吊設され、前記貨物倉の深さ方向の複数箇所に所定間隔で設置される支持金具および平板を介して前記貨物倉の前記横置隔壁または前記中央隔壁に支持され、前記支持金具は、それぞれ帯状の平鋼であって前記補助柱から突設されるガイドステーと前記横置隔壁または前記中央隔壁から突設されるスタンドからなり、該ガイドステーはその幅方向を垂直にして該横置隔壁または該中央隔壁方向に向けて突設され、該スタンドはその幅方向を水平にして前記ガイド用鋼管方向に向けて突設されてその先端が略直角に曲折し、該ガイドステーの先端部と該スタンドの先端部とが連結され、前記支持金具の側面および平面から見て中間部の少なくとも1箇所が略直角に曲折している、ことを特徴とする。
本願発明は上記の構成により、以下の効果を奏する。
(1)側面および/または平面から見て、支持金具の中間部の少なくとも1箇所が略直角に曲折しているため、この曲折部でコルゲート構造の横置隔壁および中央隔壁の変位を吸収することができ、取付部材である支持金具や計測装備本体の亀裂および破壊を避けることができる。
(2)また、支持金具を帯状の平鋼で構成した場合には、ガイドステーおよびスタンドが曲折部を有するとともに、それぞれの幅方向が相互に直交するように構成されているので、垂直方向にも水平方向にも撓みやすくなっている。このため、曲折部でコルゲート構造の横置隔壁および中央隔壁の変位を吸収することができるばかりでなく、吸収しきれない横置隔壁および中央隔壁の変位が生じても支持金具の撓みで吸収することができる。
(3)そして、支持金具を丸棒鋼または細径の鋼管で構成した場合には、側面および/または平面から見て2箇所が略直角に曲折したクランク状を呈しているので、2箇所の曲折部および丸棒鋼または細径の鋼管の撓みでコルゲート構造の横置隔壁および中央隔壁の変位を吸収することができる。
以下、本願発明を実施するための最良の形態に係る実施例1ないし実施例3について、図1ないし図3に基づいて説明する。なお、図1は、実施例1に係る倉内計測装備の詳細図、図1(a)は斜視図、図1(b)は平面図であり、図2は、実施例2に係る倉内計測装備の詳細図、図2(a)は斜視図、図2(b)は平面図であり、図3は、実施例3に係る倉内計測装備の詳細図、図3(a)は斜視図、図3(b)は平面図である。
図1ないし図3において、符号10は貨物倉、符号11は底板、符号13は上甲板、符号15は横置隔壁、符号17は中央隔壁、符号19は船側隔壁、符号23はハッチ、符号31は実施例1に係る倉内計測装備、符号32は実施例2に係る倉内計測装備、符号33は実施例3に係る倉内計測装備、符号41はガイド用鋼管、符号43は補助柱、符号45はフロート、符号47は連結平板、符号51は実施例1に係る支持金具、符号52は実施例2に係る支持金具、符号53は実施例3に係る支持金具、符号61はガイドステー、符号63はスタンド、符号65はパッド、である。
なお、従来例について図5ないし図6で説明した要素と同一の要素については、図1ないし図3においても同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
まず、実施例1に係る倉内計測装備について、図1を基に説明する。
この実施例1に係る倉内計測装備31は、ガイド用鋼管41、補助柱43、フロート45、複数の連結平板47、47、・・・および複数の支持金具51、51、・・・から構成されている。
ガイド用鋼管41は、外径が34mm程度の細径のステンレス鋼管であり、上甲板13に設置されるハッチ23のフランジ裏面に枢着されて底板11近傍まで吊設されている。ガイド用鋼管41内には液面を計測するためのリードスイッチが略20mm間隔で配列されるとともに、ガイド用鋼管41内の上部、下部および中間部に液体貨物の温度を計測するためのセンサーであるサーミスタが配置されている。
50mm×50mm×6mmのステンレス製の等辺山形鋼からなる補助柱43もガイド用鋼管41に並行してハッチ23のフランジ裏面に枢着されて底板11近傍まで吊設されている。そして、並行する補助柱43の等辺山形鋼の一方の辺の刃とガイド用鋼管41の上部、中間部および下部の3箇所が連結平板47で連結されてガイド用鋼管41を補強している。さらに、補助柱43は、略等間隔に位置する5個の支持金具51を介して等辺山形鋼の他方の辺を横置隔壁15に平行になるようにして横置隔壁15に支持されている。
フロート45は平面がドーナツの一部が欠けた馬蹄形を呈するステンレス製の浮力体であり、フロート45の内部には、一対の磁石(図示外)が内蔵されており、フロート45の中心部がガイド用鋼管41に嵌合し、液面の変化に伴ってガイド用鋼管41の周囲を上下に摺動するようになっている。そして、フロート65がガイド用鋼管41の周囲を昇降することによって、ガイド用鋼管41内に略20mm間隔で配列されたリードスイッチを一対の磁石でONにし、ONとなったリードスイッチの点数によって液面が測定できるようになっていて、液面計の表示盤(図示外)に表示される。このとき、補助柱43の一方の辺の刃がガイド用鋼管41に向けられていて、この補助柱43の一方の辺がガイドとして上下に摺動する際のフロート45の回動を防止している。
また、液体貨物の温度はガイド用鋼管41内に配置されたサーミスタにより計測され、温度計の表示盤(図示外)に表示される。
支持金具51は、ガイドステー61およびスタンド63から構成されていて、ガイドステー61およびスタンド63はともに帯状の平鋼である。
ガイドステー61は、平鋼の幅方向を垂直にしてその基端部を直角に折り曲げ、先端部に矩形の平板が固着され、折り曲げられた基端部の面と補助柱43の他方の辺とを重ねて固着し、補助柱43から横置隔壁15に向けて突設されている。
一方、スタンド63は、平鋼の幅方向を水平にしてその基端部を矩形のパッド65を介して横置隔壁15から突設され、その先端部は直角に垂直方向に折り曲げられて、折り曲げられた面とガイドステー61の先端部の矩形の平板の面とを螺着させて、ガイドステー61およびスタンド63は連結されている。
上述の構成により、横置隔壁15の船首−船尾方向の変位は、スタンド63の垂直部分の撓みおよびスタンド63の曲折部の変位により吸収され、横置隔壁15の上下方向の変位は、スタンド63の水平部分の撓みおよびスタンド63の曲折部の変位により吸収され、さらに、横置隔壁15の右舷−左舷方向の変位は、ガイドステー61の撓みにより吸収される。したがって、横置隔壁15のあらゆる方向の変位は、すべて支持金具51により吸収されて、計測装備31にはその影響が及ぶことがなく、計測装備31の亀裂および破壊を防止できる。
なお、支持金具51のガイドステー61を、平鋼の幅方向を水平にしてその基端部を補助柱43に固着して横置隔壁15に向けて突設して、その先端部を直角に垂直方向に折り曲げ、スタンド63を、平鋼の幅方向を垂直にしてその基端部を矩形のパッド65を介して横置隔壁15から突設させてその先端部に矩形の平板を固着し、ガイドステー61の折り曲げられた面とスタンド63の先端部の面とを螺着させて、ガイドステー61およびスタンド63を連結させても、同様の効果を得ることができる。
つぎに、実施例2に係る倉内計測装備について、図2を基に説明する。
この実施例2に係る倉内計測装備32の主体となるガイド用鋼管41、補助柱43、およびフロート45は、倉内計測装備31と同様であるので、その説明を省略する。
倉内計測装備32における補助柱43は、その等辺山形鋼の一方の辺の刃をガイド用鋼管41に向けて3箇所の連結平板47で連結され、さらに、略等間隔に位置する5個の支持金具52を介して等辺山形鋼の他方の辺を横置隔壁15に平行になるようにして横置隔壁15に支持されている。
支持金具52は、丸棒鋼を側面から見て2箇所で略直角に曲折したクランク状を呈している。そして、支持金具52の補助柱43側先端部には、矩形のパッドが溶着されて、このパッドを介して補助柱43の等辺山形鋼の他方の辺に固着され、支持金具52の横置隔壁15側先端部はパッド65を介して横置隔壁に固着されている。
上述の構成により、横置隔壁15の船首−船尾方向の変位は、支持金具52の垂直部分の撓みおよび支持金具52の曲折部の変位により吸収され、横置隔壁15の上下方向の変位は、支持金具52の水平部分の撓みおよび支持金具52の曲折部の変位により吸収され、さらに、横置隔壁15の右舷−左舷方向の変位は、支持金具52の水平部分の撓みおよび垂直部分のねじれにより吸収される。したがって、横置隔壁15のあらゆる方向の変位は、すべて支持金具52により吸収されて、計測装備32にはその影響が及ぶことがなく、計測装備32の亀裂および破壊を防止できる。
なお、支持金具52の丸棒鋼を平面から見て2箇所で略直角に曲折したクランク状としても同様の効果を得ることができ、さらには、丸棒鋼に代えて細径の鋼管としても良い。
つぎに、実施例3に係る倉内計測装備について、図3を基に説明する。
この実施例3に係る倉内計測装備33の主体となるガイド用鋼管41、補助柱43、およびフロート45は、倉内計測装備31と同様であるので、その説明を省略する。
倉内計測装備33における補助柱43は、その等辺山形鋼の一方の辺の刃をガイド用鋼管41に向けて3箇所の連結平板47で連結され、さらに、略等間隔に位置する5個の支持金具53を介して等辺山形鋼の当該一方の辺を横置隔壁15に平行になるように、かつ、他方の辺の刃を横置隔壁15に向け、支持金具53を介して横置隔壁15に支持されている。
支持金具53は、ガイドステー61およびスタンド63から構成されていて、ガイドステー61およびスタンド63はともに帯状の平鋼である。
ガイドステー61は、平鋼の幅方向を垂直にしてL字形に折り曲げて、一方の面を補助柱43の他方の面に固着され、L字形の他方の面にさらにL字形に折り曲げた平鋼をその先端を横置隔壁15に向けて突設されている。
一方、スタンド63は、平鋼の幅方向をガイドステー61と同様に垂直にして基端部を矩形のパッド65を介して横置隔壁15に固着されて突設され、その先端部はガイドステー61の先端部に面と面とを螺着されて、ガイドステー61およびスタンド63は連結されている。
上述の構成により、最大の変位である横置隔壁15の船首−船尾方向の変位は、スタンド63の撓みおよびスタンド63の曲折部の変位により吸収され、横置隔壁15の右舷−左舷方向の変位は、ガイドステー61の撓みにより吸収される。したがって、横置隔壁15の変位は、すべて支持金具53により吸収されて、計測装備33にはその影響が及ぶことがなく、計測装備33の亀裂および破壊を防止できる。
図1は、実施例1に係る倉内計測装備の詳細図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は平面図である。 図2は、実施例2に係る倉内計測装備の詳細図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は平面図である。 図3は、実施例3に係る倉内計測装備の詳細図であり、図3(a)は斜視図、図3(b)は平面図である。 図4は、本願出願人の発明に係る従来の計測装備の側面全体図である。 図5は、本願出願人の発明に係る従来の計測装備の詳細図であり、図5(a)は斜視図、図5(b)は平面図である。 図6は、従来の液体貨物運搬船の貨物倉の平面図である。
符号の説明
11 底板
13 上甲板
15 横置隔壁
17 中央隔壁
19 船側隔壁
23 ハッチ
31 実施例1に係る倉内計測装備
32 実施例2に係る倉内計測装備
33 実施例3に係る倉内計測装備
41 ガイド用鋼管
43 補助柱
47 フロート
51 実施例1に係る支持金具
52 実施例2に係る支持金具
53 実施例3に係る支持金具
61 ガイドステー
63 スタンド

Claims (1)

  1. 船舶の底板、上甲板、コルゲート構造の横置隔壁および中央隔壁、ならびに舷側の船側隔壁に囲繞される液体輸送船の貨物倉内の液体貨物の液面および温度を測る液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備配置構造において、
    前記液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備は、リードスイッチと温度計を構成する温度センサーが内蔵される細径のガイド用鋼管と、該ガイド用鋼管の周囲を昇降しながら該リードスイッチをON/OFFする平面が馬蹄形をしたフロートと、該ガイド用鋼管に並設される山形鋼の補助柱とからなり、
    前記補助柱は、山形鋼の一方の辺の向きを前記ガイド用鋼管に向けて前記貨物倉の深さ方向の上部、中間部及び下部の3箇所の所定個所で連結平板を介して連結され、他方の辺を前記横置隔壁または前記中央隔壁に平行にして該ガイド用鋼管とともに前記上甲板に設置されるハッチのフランジ裏面から前記底板近傍まで吊設され、前記貨物倉の深さ方向の複数箇所に所定間隔で設置される支持金具および平板を介して前記貨物倉の前記横置隔壁または前記中央隔壁に支持され、
    前記支持金具は、それぞれ帯状の平鋼であって前記補助柱から突設されるガイドステーと前記横置隔壁または前記中央隔壁から突設されるスタンドからなり、該ガイドステーはその幅方向を垂直にして該横置隔壁または該中央隔壁方向に向けて突設され、該スタンドはその幅方向を水平にして前記ガイド用鋼管方向に向けて突設されてその先端が略直角に曲折し、該ガイドステーの先端部と該スタンドの先端部とが連結され、前記支持金具の側面および平面から見て中間部の少なくとも1箇所が略直角に曲折している、ことを特徴とする液体貨物運搬船の倉内フロート式計測装備配置構造。
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