JP4499668B2 - 電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法 - Google Patents

電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4499668B2
JP4499668B2 JP2006011633A JP2006011633A JP4499668B2 JP 4499668 B2 JP4499668 B2 JP 4499668B2 JP 2006011633 A JP2006011633 A JP 2006011633A JP 2006011633 A JP2006011633 A JP 2006011633A JP 4499668 B2 JP4499668 B2 JP 4499668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification number
electric field
field communication
communication device
fixed object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006011633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007193610A (ja
Inventor
満 品川
門  勇一
克幸 落合
信太郎 柴田
彰教 古谷
愛一郎 佐々木
直志 美濃谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2006011633A priority Critical patent/JP4499668B2/ja
Publication of JP2007193610A publication Critical patent/JP2007193610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4499668B2 publication Critical patent/JP4499668B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電界伝達媒体に誘起される電界を利用して通信を行う電界通信装置を使用して、例えば、関係者のみを許可する入退室管理、机の上にどの物体がいつ載置されたか等の可動物体及び固定物体の設置場所の管理、人がどこに座っているか等の人物の動作に関する管理を行う技術に関する。
インターネット等の利用が進む中で、情報の漏洩、破壊、改ざん、盗難、不正利用、不正侵入、又は自然災害、事故、装置の故障などにより、セキュリティに対する脅威が増大している。
特に最近は、企業内部からの社内情報の流出や、企業が保有する顧客や社員に関する個人情報の漏洩、パソコンの盗難等の発生件数が著しく増加しているため、社内外を問わず、関係者以外の立ち入りを禁止する場所や、ある場所における人の動作等に対するセキュリティ対策が必要である。
このセキュリティ対策として、従来、監視カメラを用いて、関係者以外の入室を禁止する部屋への入退室監視や、人の動作や物の設置場所等の監視を行っていた。尚、本願に関する技術としては、特許文献1に記載のものが知られている。
特開2003−324395公報
しかしながら、監視カメラによる監視方法は、監視対象となる特定の場所に監視カメラを設置し、設置された複数の監視カメラで撮影された人物や物等の画像を、通信回線を介して監視センタに伝送し、この伝送されてきた画像を監視センタで人が常時監視するため、監視カメラの導入に伴う高価なシステムが必要になるという問題や、画像を常時観察する人材の確保といった問題がある。
また、監視カメラから伝送されるデータは時間に対して連続的であるため、保存データが多くなり、尚且つ監視対象の増大に伴い伝送されるデータも更に増大するため、取得した画像の解析に膨大な時間を必要とする問題もある。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、可動物体の配置場所や移動先について、低廉かつ簡易に管理可能とすることを課題とする。
本発明に係る電界通信セキュリティシステムは、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な可動物体用電界通信装置及び固定物体用電界通信装置と、前記固定物体用電界通信装置に通信ネットワークを介して接続可能な管理装置と、を備えた電界通信セキュリティシステムであって、前記可動物体用電界通信装置は、前記電界伝達媒体としての可動物体に配置され、前記可動物体としての物品に配置される物品用電界通信装置と、前記可動物体としての人体に配置される人体用電界通信装置と、を含むものであって、前記物品用電界通信装置は、前記物品を識別するための第1識別番号を格納しておく格納手段と、前記第1識別番号を前記格納手段から読み出して、送信電極から前記物品へ電界により送信する送信手段と、を有し、前記人体用電界通信装置は、前記人体を識別するための第1b識別番号を格納しておく第1格納手段と、前記物品に前記人体が接触した場合に、前記物品及び前記人体を介して伝達されてくる前記第1a識別番号を、受信電極を介して受信する受信手段と、受信した前記第1a識別番号を格納する第2格納手段と、前記第1a識別番号を前記第2格納手段から読み出し、前記第1b識別番号を前記第1格納手段から読み出して、前記人体が前記電界伝達媒体としての固定物体に接触した場合に、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を送信電極から前記人体と前記固定物体とを介して当該固定物体に配置された前記固定物体用電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を有し、前記固定物体用電界通信装置は前記固定物体を識別するための第2識別番号を格納しておく第1格納手段と、前記人体が前記固定物体に接触した場合に、前記人体と前記固定物体とを介して伝達されてくる前記第1識別番号及び前記第1b識別番号を、受信電極を介して受信する受信手段と、受信した前記第1識別番号及び前記第1b識別番号を格納する第2格納手段と、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を受信したときの受信時刻を格納する第3格納手段と、前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号をそれぞれ前記第2格納手段及び前記第1格納手段から読み出し、前記受信時刻を前記第3格納手段から読み出して、前記管理装置へ前記通信ネットワークを介して伝送する伝送手段と、を有し、前記管理装置は、前記固定物体が配置される位置を示す位置情報と前記第2識別番号との対応関係を記憶しておく記憶手段と、前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号と前記受信時刻とを、前記通信ネットワークを介して受信する受信手段と、前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記受信時刻とを、前記第2識別番号が前記対応関係において対応する位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させる管理手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、可動物体用電界通信装置及び固定物体用電界通信装置から伝達される可動物体及び固定物体の識別番号を、管理装置により予め記憶されている固定物体の位置情報及び識別番号に関連付けて管理することで、例えば、机の上に重要物品を載置した場合、その重要物品が載置された机の場所を管理装置で特定することが可能である。
本発明にあっては、可動物体や固定物体の識別番号のみではなく、可動物体が固定物体に接触した時に可動物体用電界通信装置から送信される可動物体の識別番号を固定物体が受信した受信時刻についても管理装置に伝達されるので、例えば、ある物体がいつからその場所に存在しているのか、誰が何にいつ触ったのか等について、管理装置で管理することが可能である。
本発明にあっては、可動物体としての物品に配置される物品用電界通信装置と、可動物体としての人体に配置される人体用電界通信装置とにより、物品に接触した人体を介して物品の識別番号が人体用電界通信装置に送信され、更に固定物体に接触した人体を介して物品と人体との識別番号が管理装置に伝送されるので、例えば、ある薬ビンを手に取った者がどの場所に座っているのかについて管理装置で管理することが可能である。
上記電界通信セキュリティシステムにおいて、前記人体用電界通信装置は、前記第1識別番号を受信したときの受信時刻を格納する格納手段を更に有し、前記人体用電界通信装置の前記送信手段は、前記第1識別番号及び前記第1b識別番号を送信する際に、前記格納手段から前記受信時刻を読み出して併せて送信するものであることを特徴とする。
本発明にあっては、人物が物品に接触した時に物品用電界通信装置から送信される物体の識別番号を受信した受信時刻についても管理装置に伝達されるので、例えば、第三者が、ある重要装置にいつ触れたのかについても管理装置で管理することが可能である。
上記電界通信セキュリティシステムにおいて、前記管理装置は、前記位置情報と、その位置に配置される機器の使用を許可する人物を識別するための人物識別番号との対応を示す人物対応関係を記憶しておく記憶手段と、前記管理装置の受信手段により受信した前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と、前記管理手段により前記第1識別番号及び前記第1b識別番号に関連付けた位置情報に対して前記人物対応関係において対応する前記人物識別番号とを比較し、両者が一致する場合に前記機器に対して使用許可を示す制御信号を送信する機器制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、固定物体の位置に配置される機器の使用を許可する人物の識別番号と、管理装置が固定物体用電界通信装置から受信した人物の識別番号との比較により、一致した場合にはその機器に対して使用許可信号を送信することで、固定物体の位置によるアクセス制限や入退室管理を行うことが可能である。例えば、機密情報が格納されているパソコンが机の上に載置されている場合、管理装置により予め許可された者しかパソコンを操作することができないようにすることが可能である。また、例えば、機密書類が扱われている部屋への入室の際、管理装置により予め許可された人物に一致した者がその部屋のドアに触れた場合にのみ、ドアの鍵を開錠する制御信号を管理装置からドア鍵の制御装置に送信することができる。
上記電界通信セキュリティシステムにおいて、前記管理装置は、前記位置情報と、その位置における前記可動物体及び前記固定物体の接続関係について許容される接触順序とを関連付けて記憶しておく記憶手段と、前記管理装置の受信手段により受信した前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号の前記位置における接触順序と、前記記憶手段により記憶されている接触順序とを比較し、両者が一致しない場合に警告機器に対して警告信号を送信する警告信号送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、固定物体の位置における可動物体と固定物体との接続関係について許容される接触順序と、管理装置が固定物体用電界通信装置から受信した可動物体及び固定物体のその位置における接触順序との比較により、一致しない場合には警告機器に対して警告信号を送信することで、作業ミス等を事前に防ぐことが可能である。例えば、ある作業者が、場所Aでの作業終了後は温度管理された場所Bでの作業を得てから場所Cに移る手順が必要であるとして管理装置により設定されている場合、場所Bでの作業を行わなかった際にはブザー等の警告音や警告灯の点灯をすることができる。
本発明に係る電界通信セキュリティ方法は、電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な可動物体用電界通信装置及び固定物体用電界通信装置と、前記固定物体用電界通信装置に通信ネットワークを介して接続可能な管理装置と、で処理する電界通信セキュリティ方法であって、前記可動物体用電界通信装置は、前記電界伝達媒体としての可動物体に配置され、前記可動物体としての物品に配置される物品用電界通信装置と、前記可動物体としての人体に配置される人体用電界通信装置と、を含むものであって、前記物品用電界通信装置により、前記物品を識別するための第1a識別番号を格納手段に格納しておくステップと、前記第1a識別番号を前記格納手段から読み出して、送信電極から前記物品へ電界により送信するステップと、を有し、前記人体用電界通信装置により、前記人体を識別するための第1b識別番号を第1格納手段に格納しておくステップと、前記物品に前記人体が接触した場合に、前記物品及び前記人体を介して伝達されてくる前記第1a識別番号を、受信電極を介して受信するステップと、受信した前記第1a識別番号を第2格納手段に格納するステップと、前記第1a識別番号を前記第2格納手段から読み出し、前記第1b識別番号を前記第1格納手段から読み出して、前記人体が前記電界伝達媒体としての固定物体に接触した場合に、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を送信電極から前記人体と前記固定物体とを介して当該固定物体に配置された前記固定物体用電界通信装置へ電界により送信するステップと、を有し、前記固定物体用電界通信装置により、前記固定物体を識別するための第2識別番号を第1格納手段に格納しておくステップと、前記人体が前記固定物体に接触した場合に、前記人体と前記固定物体とを介して伝達されてくる前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を、受信電極を介して受信するステップと、受信した前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を第2格納手段に格納するステップと、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を受信したときの受信時刻を第3格納手段に格納するステップと、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号とをそれぞれ前記第2格納手段及び前記第1格納手段から読み出し、前記受信時刻を前記第3格納手段から読み出して、前記管理装置へ前記通信ネットワークを介して伝送するステップと、を有し、前記管理装置により、前記固定物体が配置される位置を示す位置情報と前記第2識別番号との対応関係を記憶手段に記憶しておくステップと、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号と前記受信時刻とを、前記通信ネットワークを介して受信するステップと、
前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号と前記受信時刻とを、前記第2識別番号が前記対応関係において対応する位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させるステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、可動物体の配置場所や移動先について、低廉かつ簡易に管理可能とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電界通信セキュリティシステムの構成を示す模式図である。
図1に示すように、本電界通信セキュリティシステムは、管理装置1、可動物体に配置される可動物体用電界通信装置2、固定物体に配置される固定物体用電界通信装置3、アクセス制限を受けるアクセス対象機器、管理装置1に接続される警告機器71、管理センタ5、及び管理装置1と固定物体用電界通信装置3又は管理センタ5とを接続する通信ネットワーク6を有する構成である。尚、可動物体用電界通信装置2は、可動物体の一例として物品61に配置される物品用電界通信装置2a、及び可動物体の一例として人体59に配置される人体用電界通信装置2bを含むものである。
可動物体としては、例えば、薬ビン、試験管等である。
固定物体としては、例えば、机、床、ドア、書庫、金庫、等である。
通信ネットワーク6としては、例えば、近接した場所に管理装置1を配置する場合には、イーサネット(登録商標)、トークンリング、無線LAN(Local Area Network)等を利用することができ、また、遠隔場所に管理装置1を配置する場合には、インターネットや公衆回線網等を利用することができる。
アクセス対象機器としては、例えば、遮断機能を有するゲート、ドア201の電子錠、機密情報を格納している情報端末62等である。
警告機器71としては、例えば、警告用ランプ、警告音を発生するスピーカー、等を利用することができる。
次に、可動物体用電界通信装置2について説明する。
まず、可動物体用電界通信装置2の構成について図2の模式図を用いて説明する。可動物体用電界通信装置2は、情報処理を行うMPU(Micro Processing Unit)21、情報を格納するメモリ22、情報の表示を行う表示器23、電界を電界伝達媒体に誘起する通信回路24及び電極27、電極27を保護する絶縁体28、入力電力から必要とされる出力電力を生成する電源回路25、及び電源回路25に入力電力を与える蓄電池26を有する構成である。メモリ22、表示器23、及び通信回路24は、MPU21に接続され、絶縁体28により保護されている電極27は通信回路24に接続されている。蓄電池26は、電源回路25に接続されている。
続いて、可動物体用電界通信装置2の動作について説明する。可動物体用電界通信装置2は、電界伝達媒体としての可動物体に配置されるものであって、可動物体を識別することが可能な識別番号(以下、「第1識別番号」という。)をメモリ22に格納し、MPU21により第1識別番号をメモリ22から読み出して、通信回路24により電極27から電界を可動物体用電界通信装置2を配置している可動物体に誘起し、第1識別番号を電極27から可動物体に送信する。また、可動物体用電界通信装置2の内部に蓄電池26を備えているので、外部からの電力を必要とすることなく動作をすることができる。通信回路24の構成及び動作については後述する。
また、物品用電界通信装置2aの構成及び人体用電界通信装置2bの構成は、上記にて図2を参照して説明した可動物体用電界通信装置2の構成と同一である。
次に、物品用電界通信装置2a及び人体用電界通信装置2bを利用した場合の動作について説明する。ここでは、人体用電界通信装置2bを有している人物59が固定物体用電界通信装置3を配置している固定物体に接触する場合(以下、「第1例」という。)と、人体用電界通信装置2bを有している人物59が物品用電界通信装置2aを配置している物品61に接触した場合(以下、「第2例」という。)と、物品用電界通信装置2aを配置している物品61に接触した人体用電界通信装置2bを有している人物59が更に固定物体用電界通信装置3を配置している固定物体に接触した場合(以下、「第3例」という。)と、に分けて図1を用いて説明する。
第1例では、人体用電界通信装置2bは、MPU21により人物59を識別することが可能な識別番号(以下、「第1b識別番号」という。)をメモリ22から読み出して、通信回路24により電極27から電界を、人体用電界通信装置2bを配置している人体59に誘起し、第1b識別番号を電極27から人体59と固定物体とに送信する。
第2例では、人体用電界通信装置2bは、物品用電界通信装置2aから送信される識別番号(以下、「第1a識別番号」という。)を、物品61と人体59とを介して通信回路24により電極27で受信し、受信した第1a識別番号は、MPU21により人体用電界通信装置2bのメモリ22に格納される。更に、第1a識別番号を受信した受信時刻についても、メモリ22に格納することができる。
第3例では、人体用電界通信装置2bは、通信回路24により電極27から電界を、人体用電界通信装置2bを配置している人体59に誘起し、MPU21により人体用電界通信装置2bのメモリ22に格納されている第1a識別番号、第1b識別番号、及び受信時刻を電極27から人体59と固定物体とに送信する。
次に、固定物体用電界通信装置3について説明する。
まず、固定物体用電界通信装置3の構成について図3の模式図を用いて説明する。固定物体用電界通信装置3は、図2に示した可動物体用電界通信装置2の構成の他に、通信ネットワーク6との接続を行うネットワークインタフェース36を有する構成である。また、電源回路35に入力電力を与える蓄電池を備えていないので、外部からの電力供給により電源回路35を動作させることができる。その他の構成については、図2で示した可動物体用電界通信装置2と同一である。
続いて、固定物体用電界通信装置3の動作について説明する。固定物体用電界通信装置3は、電界伝達媒体としての固定物体に配置されるものであって、固定物体を識別することが可能な識別番号(以下、「第2識別番号」という。)をメモリ32に格納する。また、可動物体用電界通信装置2を配置している可動物体が固定物体用電界通信装置3を配置している固定物体に接触した場合に、固定物体用電界通信装置3は、可動物体用電界通信装置2から送信される識別番号(以下、「第1識別番号」という。)を、可動物体と固定物体とを介して通信回路34により電極37で受信し、受信した第1識別番号はMPU31により固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納される。更に、第1識別番号を受信した受信時刻についても、メモリ32に格納することができる。その後、MPU31により第1識別番号、第2識別番号、及び受信時刻をメモリ32から読み出して、ネットワークインタフェース36から通信ネットワーク6を介して管理装置1へ送信する。通信回路34の構成及び動作については後述する。
次に、物品用電界通信装置2aを配置している物品61が固定物体用電界通信装置3を配置している固定物体に接触する場合(以下、「第4例」という。)と、物品用電界通信装置2aを配置している物品61に接触した人体用電界通信装置2bを配置している人物59が更に固定物体用電界通信装置3を配置している固定物体に接触した場合(以下、「第5例」という。)と、に分けて図1を用いて説明する。
第4例では、固定物体用電界通信装置3は、物品用電界通信装置2aから送信される識別番号(以下、「第1a識別番号」という。)を、物品61と固定物体とを介して通信回路34により電極37で受信し、受信した第1a識別番号はMPU31により固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納される。また、第1a識別番号を受信した受信時刻についても、固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納することができる。その後、固定物体用電界通信装置3のMPU31により、メモリ32に格納されている第1a識別番号、第2識別番号及び受信時刻を、ネットワークインタフェース36から通信ネットワーク6を介して管理装置1へ送信する。
第5例では、人体用電界通信装置2bは、物品用電界通信装置2aから発信される第1a識別番号を、物品61と人体59とを介して通信回路24により電極27で受信し、受信した第1a識別番号はMPU21により人体用電界通信装置2bのメモリ22に格納される。また、第1a識別番号を受信した受信時刻(以下、「第1受信時刻」という。)についても、人体用電界通信装置2bのメモリ22に格納することができる。その後、人体用電界通信装置2bは、通信回路24により電極27から電界を、人体用電界通信装置2bを配置している人体59に誘起し、MPU21により人体用電界通信装置2bのメモリ22に格納されている第1a識別番号、人物59を識別することが可能な識別番号(以下、「第1b識別番号」という。)、及び第1受信時刻を電極27から人体59と固定物体とに送信する。固定物体用電界通信装置3は、人体用電界通信装置2bから発信される第1a識別番号、第1b識別番号、及び第1受信時刻を、人体59と固定物体とを介して通信回路34により電極37で受信し、受信した第1a識別番号、第1b識別番号、及び第1受信時刻は、MPU31により固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納される。また、第1a識別番号、第1b識別番号、及び第1受信時刻を受信した受信時刻(以下、「第2受信時刻」という。)についても、固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納することができる。その後、固定物体用電界通信装置3のMPU31により、メモリ32に格納されている第1a識別番号、第1b識別番号、第2識別番号、第1受信時刻、及び第2受信時刻を、ネットワークインタフェース36から通信ネットワーク6を介して管理装置1へ送信する。
図4は、可動物体用電界通信装置2における通信回路24、及び固定物体用電界通信装置3における通信回路34の共通の構成を示すブロック図である。以下、通信回路24を用いて説明する。
図4に示すように、MPU21と電極27との間を接続する通信回路24は、インタフェース50を介してMPU21に接続される。通信回路24は、このMPU21からインタフェース50を介して他の電界通信装置に送信するための送信データを受け取ると、レベル調整回路51で送信データの信号振幅を調整してから、送信回路52を介して送信電極27cに供給するようになっている。
送信電極27cは、送信回路52から送信データが供給されると、この送信データに対応する電界を電界伝達媒体100に誘起する。この誘起された電界は、電界伝達媒体100を伝達して、他の電界通信装置の受信電極27dで受信される。
電界検出光学部53は、受信電極27dで受信した電界が供給され、電界光学手法を利用した電界検出光学部53内で別途発生するレーザ光を偏光変化させ、この偏光変化したレーザ光を受光回路54で電気信号に変換する。この電気信号は、バンドパスフィルタ55での帯域制限により不要な雑音が除去され、更に波形整形回路56で波形が整形されてから、インタフェース50を介してMPU21に供給されるようになっている。
なお、送信電極27cと受信電極27dは、一体化して1つの電極27で各電極を構成してもよいものである。
次に、管理装置1について説明する。
まず、管理装置1の構成について図5のブロック図を用いて説明する。管理装置1は、通信ネットワーク6を介して固定物体用電界通信装置3から伝送される識別番号及び受信時刻を受信する受信部10、情報を格納する格納部11、情報処理を行う処理部12、データ入力を行うデータ入力部13、アクセス対象機器70に制御信号72又は警告機器71に警告信号73を送信する送信部14、及び管理センタ5に通知を行う通知部15から構成されている。管理装置1は、コンピュータで構成され、各部の処理は、プログラムで実行される。
管理装置1は、固定物体用電界通信装置3に通信ネットワーク6を介して接続される。固定物体用電界通信装置3は、電極27から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な可動物体用電界通信装置2から、可動物体用電界通信装置2が配置される可動物体を識別するための識別番号(以下、「第1識別番号」という。)が固定物体用電界通信装置3に送信されてきたときに第1識別番号を受信し、第1識別番号と固定物体用電界通信装置3が配置される固定物体を識別するための識別番号(以下、「第2識別番号」という。)とを併せて伝達するものである。
続いて、図5及び図6を用いて、管理装置1の動作について説明する。
最初に、管理装置1が、通信ネットワーク6を介して、第1識別番号及び第2識別番号を受信する場合の動作について説明する(図6の例1参照)。
第1のステップとして、管理装置1は、予め、データ入力部13から固定物体が配置される位置を示す位置情報及び第2識別番号の入力を受け付ける。
第2のステップとして、管理装置1は、第1のステップで受け付けた固定物体の位置と第2識別番号との対応を関係付けた結果を、処理部12により格納部11へ格納する。
第3のステップとして、管理装置1は、固定物体用電界通信装置3により通信ネットワーク6を介して伝達された第1識別番号及び第2識別番号を受信部10により受信する。
第4のステップとして、管理装置1は、第3のステップで受信した第1識別番号を、処理部12により、第2識別番号が第2のステップで格納した対応関係において対応する固定物体の位置に関連付ける。
第5のステップとして、管理装置1は、第4のステップにより関連付けられた第1識別番号を、処理部12により格納部11へ格納する。
次に、管理装置1が、第1識別番号及び第2識別番号と共に、固定物体用電界通信装置3が可動物体用電界通信装置2から第1識別番号を受信したときの受信時刻についても受信した場合の動作について説明する(図6の例2参照)。
上記第1ステップ及び第2ステップについては同一である。
第3のステップとして、管理装置1は、固定物体用電界通信装置3により通信ネットワーク6を介して伝達された第1識別番号、第2識別番号、及び受信時刻を受信する。
第4のステップとして、管理装置1は、当該第3のステップにより受信した第1識別番号及び受信時刻を、処理部12により、第2識別番号が第2のステップで格納した対応関係において対応する固定物体の位置に関連付ける。
第5のステップとして、管理装置1は、当該第4のステップにより関連付けられた第1識別番号及び受信時刻を、処理部12により格納部11へ格納する。
次に、固定物体の位置に配置される機器の使用が制限されている場合の動作について説明する(図6の例3参照)。
上記第1ステップ及び第2ステップについては同一である。
第3のステップとして、管理装置1は、予め、データ入力部13から固定物体の位置に配置される機器の使用を許可する人物を識別するための人物識別番号の入力を受け付ける。
第4のステップとして、管理装置1は、当該第3のステップにより受け付けた人物識別番号とその固定物体の位置との対応を関係付けた結果を、処理部12により格納部11へ格納する。
第5のステップとして、管理装置1は、固定物体用電界通信装置3により通信ネットワーク6を介して伝達された第1識別番号及び第2識別番号を受信部10により受信する。
第6のステップとして、管理装置1は、当該第5のステップで受信した第1識別番号を、処理部12により、第2識別番号が第2のステップで格納した対応関係において対応する固定物体の位置に関連付ける。
第7のステップとして、管理装置1は、当該第6のステップにより関連付けられた第1識別番号を、処理部12により格納部11へ格納する。
第8のステップとして、管理装置1は、当該第4のステップにより格納された人物識別番号と、当該第7のステップにより格納された第1識別番号とを、処理部12により比較する。
第9のステップとして、管理装置1は、当該第8ステップにおける比較の結果、一致する場合には、送信部14によりアクセス対象機器70に対して制御信号72を送信する。
最後に、可動物体及び固定物体の接触関係について許容されている接触順序の場合の動作について説明する(図6の例4参照)。
上記第1ステップ及び第2ステップについては同一である。
第3のステップとして、管理装置1は、予め、データ入力部13から固定物体の場所の位置における第1識別番号の接触順序の入力を受け付ける。
第4のステップとして、管理装置1は、当該第3のステップにより受け付けた第1識別番号の接触順序とその固定物体の位置との対応を関係付けた結果を、処理部12により格納部11へ格納する。
第5のステップとして、管理装置1は、固定物体用電界通信装置3により通信ネットワーク6を介して伝達された第1識別番号及び第2識別番号を受信部10により受信する。
第6のステップとして、管理装置1は、当該第5のステップで受信した第1識別番号を、処理部12により、第2識別番号が第2のステップで格納した対応関係において対応する固定物体の位置に関連付ける。
第7のステップとして、管理装置1は、当該第6のステップにより関連付けられた第1識別番号及び当該第1識別番号の接触順序を、処理部12により格納部11へ格納する。
第8のステップとして、管理装置1は、当該第4のステップにより格納された接触順序と、当該第7のステップにより格納された接触順序とを、処理部12により比較する。
第9のステップとして、管理装置1は、第8ステップにおける比較の結果、一致しない場合には、送信部14により警告機器71に対して警告信号73を送信する。
次に、図1乃至図3、図5、及び図6を参照し、本実施形態に係る電界通信セキュリティシステムの実施例について説明する。
ここでは更に図7も用いて、可動物体用電界通信装置2を配置している重要物品60が、固定物体用電界通信装置3を配置している机202の上に載置された場合の動作について説明する。
管理装置1は、予め、データ入力部13により、机202が配置される位置と机202の識別番号との入力を受け付け、処理部12により、机202の位置と机202の識別番号との対応関係を格納部11に記憶しておく(図7のA参照)。
重要物品60を識別する識別番号がメモリ22に格納された可動物体用電界通信装置2は、MPU21により、その重要物品60の識別番号をメモリ22から読み出して、電極27から電界伝達媒体としての可動物体である重要物品60へ電界により送信する。
図1に示すように、重要物品60が電界伝達媒体としての固定物体である机202に載置された場合、机202を識別する識別番号がメモリ32に格納された固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、重要物品60と机202とを介して伝達されてくる重要物品60の識別番号を、電極37を介して受信する。その後、受信した重要物品60の識別番号を、MPU31により、メモリ32に格納する。そして、固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、重要物品60の識別番号及び机202の識別番号をメモリ32から読み出し、管理装置1へ通信ネットワーク6を介して伝達する。
管理装置1は、受信部10により、固定物体用電界通信装置3から伝送される重要物品60の識別番号及び机202の識別番号を、通信ネットワーク6を介して受信する。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した机202の識別番号と予め格納部11に記憶された机202の識別番号とを照合することにより、受信した重要物品60の識別番号を、図7で示した机202の位置と机202の識別番号との対応関係において対応する机202の位置に関連付けて格納部11に記憶する(図7のB参照)。
本実施例1によれば、可動物体用電界通信装置2及び固定物体用電界通信装置3から伝達される可動物体及び固定物体の識別番号を、管理装置1により予め記憶されている固定物体の位置情報及び識別番号に関連付けて管理することで、机202の上に重要物品60を載置した場合、その重要物品60が載置された机202の場所を管理装置1で特定することが可能である。
更に、固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、重要物品60を介して伝達される重要物品60の識別番号を受信したときの受信時刻についても、固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納することができる。そして、固定物体用電界通信装置3は、その受信時刻を、重要物品60の識別番号及び机202の識別番号と共にメモリ32から読み出し、管理装置1へ通信ネットワーク6を介して伝送する。
管理装置1は、受信部10により、固定物体用電界通信装置3から伝送される受信時刻を、重要物品60の識別番号及び机202の識別番号と共に、通信ネットワーク6を介して受信する。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した受信時刻を、図7で示した机202の位置と机202の識別番号との対応関係において対応する机202の位置に関連付けて格納部11に記憶する(図7のC参照)。
本実施例1によれば、可動物体が固定物体に接触した時に可動物体用電界通信装置2から送信される可動物体の識別番号を固定物体が受信した受信時刻についても管理装置1に伝達されるので、重要物品60がいつからその場所に存在しているのかについて、管理装置1で管理することが可能である。
ここでは更に図8も用いて、人体用電界通信装置2bを有する人物59が、物品用電界通信装置2aを配置している物品61を手にとり、固定物体用電界通信装置3を配置している床200の上に乗る場合の動作について説明する。
管理装置1は、予め、データ入力部13により、床200の位置と床200の識別番号との入力を受け付け、処理部12により、床200の位置と床200の識別番号との対応関係を格納部11に記憶しておく(図8のA参照)。
図1の物品61を識別する識別番号がメモリ22aに格納された物品用電界通信装置2aは、MPU21aにより、その物品61の識別番号をメモリ22aから読み出して、電極27aから電界伝達媒体としての可動物体である物品61へ電界により送信する。
電界伝達媒体としての人体59である人物59がその物品61に接触した場合、人物59を識別する識別番号がメモリ22bに格納された人体用電界通信装置2bは、MPU21bにより、物品61と人体59とを介して伝達されてくる物品61の識別番号を、電極27bを介して受信する。その後、受信した物品61の識別番号を、MPU21bにより、メモリ22bに格納する。
その後、人物59が電界伝達媒体としての固定物体である床200に接触した場合、人体用電界通信装置2bは、MPU21bにより、物品61の識別番号及び人物59の識別番号をメモリ22bから読み出し、電極27bから電界通信媒体としての人体59と床200を介して、固定物体用電界通信装置3へ伝達する。床200を識別する識別番号がメモリ32に格納された固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、人体59と床200とを介して伝達されてくる物品61及び人物59の識別番号を、電極37を介して受信する。その後、受信した物品61の識別番号及び人物59の識別番号を、MPU31により、メモリ32に格納する。そして、固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、物品61の識別番号、人物59の識別番号、及び床200の識別番号をメモリ32から読み出し、管理装置1へ通信ネットワーク6を介して伝達する。
管理装置1は、受信部10により、固定物体用電界通信装置3から伝送される物品61の識別番号、人物59の識別番号、及び床200の識別番号を、通信ネットワーク6を介して受信する。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した床200の識別番号と予め格納部11に記憶された床200の識別番号とを照合することにより、受信した物品61の識別番号及び人物59の識別番号を、図8で示した床200の位置と床200の識別番号との対応関係において対応する机202の位置に関連付けて格納部11に記憶する(図8のB参照)。
本実施例2によれば、可動物体としての物品61に配置される物品用電界通信装置2aと、可動物体としての人体59に配置される人体用電界通信装置2bとにより、物品61に接触した人体59を介して物品61の識別番号が人体用電界通信装置2bに送信され、更に固定物体に接触した人体59を介して物品61と人体59との識別番号が管理装置1に伝送されるので、物品61を有する人物59が床200の上に存在することを管理装置1で管理することが可能である。
更に、人体用電界通信装置2bは、物品61を介して伝達される物品61の識別番号を受信したときの受信時刻(以下、「第1受信時刻」という。)についても、人体用電界通信装置2bのメモリ22bに格納することができる。人体用電界通信装置2bは、MPU21bにより、第1受信時刻を、物品61の識別番号及び人物59の識別番号と共にメモリ22bから読み出し、電極27bから電界通信媒体としての人体59と床200を介して、固定物体用電界通信装置3へ伝達する。また、固定物体用電界通信装置3は、人体59を介して伝達される物品61の識別番号、人物59の識別番号、及び第1受信時刻を受信したときの受信時刻(以下、「第2受信時刻」という。)についても、固定物体用電界通信装置3のメモリ32に格納することができる。そして、固定物体用電界通信装置3は、第2受信時刻を、物品61の識別番号と人体59の識別番号と床200の識別番号と第1受信時刻と共に格納部11から読み出し、管理装置1へ通信ネットワーク6を介して伝送する。
管理装置1は、受信部10により、固定物体用電界通信装置3から伝送される第2受信時刻を、物品61の識別番号と人体59の識別番号と床200の識別番号と第1受信時刻と共に、通信ネットワーク6を介して受信する。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した第1受信時刻と第2受信時刻を、図8で示した床200の位置と床200の識別番号との対応関係において対応する床200の位置に関連付けて格納部11に記憶する(図8のC参照)。
本実施例2によれば、人物59が物品61に接触した時に物品用電界通信装置2aから送信される物品61の識別番号を受信した受信時刻についても人体用電界通信装置2bから管理装置1に伝達され、更に人物59が固定物体に接触した時に人体用電界通信装置2bから送信される人物59の識別番号を受信した時刻についても人体用電界通信装置2bから管理装置1に伝達されるので、物品61にいつから接触し、その物品61に接触した人物59がいつから床200の上に存在しているのかについて管理装置1で管理することが可能である。
ここでは更に図9も用いて、可動物体用電界通信装置2を有する人物59が、固定物体用電界通信装置3を有する固定物体に配置されたアクセス対象機器70の使用を行う場合の動作について説明する。
図1の管理装置1は、予め、データ入力部13により、固定物体が配置される位置と固定物体の識別番号との入力を受け付け、処理部12により、固定物体の位置と固定物体の識別番号との対応関係を格納部11に記憶しておく(図9のA参照)。
更に、管理装置1は、予め、データ入力部13により、固定物体に配置されたアクセス対象機器70に配置された機器の使用を許可する人物を識別するための人物識別番号の入力を受け付け、処理部12により、人物識別番号と固定物体との対応関係を格納部11に記憶しておく(図9のB参照)。
人物59を識別する識別番号がメモリ22に格納された可動物体用電界通信装置2は、MPU21により、その人物59の識別番号をメモリ22から読み出して、電極27から電界伝達媒体としての可動物体である人体59へ電界により送信する。
人物59が電界伝達媒体としての固定物体に接触した場合に、固定物体を識別する識別番号がメモリ32に格納された固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、人物59と固定物体とを介して伝達されてくる人物59の識別番号を、電極37を介して受信する。その後、受信した人物59の識別番号を、MPU31により、メモリ32に格納する。そして、固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、人物59の識別番号及び固定物体の識別番号をメモリ32から読み出し、管理装置1へ通信ネットワーク6を介して伝達する。
管理装置1は、受信部10により、固定物体用電界通信装置3から伝送される人物59の識別番号及び固定物体の識別番号を、通信ネットワーク6を介して受信する。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した固定物体の識別番号と予め格納部11に記憶された固定物体の識別番号とを照合することにより、受信した人物59の識別番号を、図9で示した固定物体の位置と固定物体の識別番号との対応関係において対応する固定物体の位置に関連付けて格納部11に記憶する(図9のC参照)。
管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した人物59の識別番号と予め格納部11に記憶された人物識別番号とを比較し、両者が一致する場合にアクセス対象機器70に対して使用許可を示す制御信号72を送信部14により送信する。
本実施例3によれば、固定物体の位置に配置されるアクセス対象機器70の使用を許可する人物59の識別番号と、管理装置1が固定物体用電界通信装置3から受信した人物59の識別番号との比較により、一致した場合にはそのアクセス対象機器70に対して使用許可信号を送信することで、アクセス制限を行うことが可能である。例えば、固定物体としてドア201を利用し、ドア201に配置されるアクセス対象機器70としてドア鍵を使用する場合には、入退室管理を行うことが可能である。また、例えば、机の上に載置された機密情報を格納している情報端末62の利用を制限することや、書庫203へのアクセスを制限することも可能である。
ここでは更に図10及び図11も用いて、可動物体用電界通信装置2を有する作業者80が、固定物体用電界通信装置3が配置された場所を移動して作業を行う場合の動作について説明する。
管理装置1は、予め、データ入力部13により、場所の位置とその場所の識別番号との入力を受け付け、処理部12により、場所の位置とその場所の識別番号との対応関係を格納部11に記憶しておく(図11のA参照)。更に、管理装置1は、処理部12により、場所の位置における作業者80の接触順序との対応関係を格納部11に記憶しておく(図11のB参照)。
作業者80を識別する識別番号がメモリ22に格納された可動物体用電界通信装置2は、MPU21により、その作業者80の識別番号をメモリ22から読み出して、電極27から電界伝達媒体としての可動物体である作業者80の人体へ電界により送信する。
作業者80が電界伝達媒体としての固定物体である場所81に接触した場合に、場所81を識別する識別番号がメモリ32に格納された固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、作業者80の人体と場所81とを介して伝達されてくる作業者80の識別番号を、電極37を介して受信する。その後、受信した作業者80の識別番号を、MPU31により、メモリ32に格納する。そして、固定物体用電界通信装置3は、MPU31により、作業者80の識別番号及び場所81の識別番号をメモリ32から読み出し、管理装置1へ通信ネットワーク6を介して伝達する。
管理装置1は、受信部10により、固定物体用電界通信装置3から伝送される作業者80の識別番号及び場所81の識別番号を、通信ネットワーク6を介して受信する。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した場所81の識別番号と予め格納部11に記憶された場所81の識別番号とを照合することにより、受信した作業者80の識別番号を、図11で示した場所81の位置と場所81の識別番号との対応関係において対応する場所81の位置に関連付けて格納部11に記憶する(図11のC参照)。その後、管理装置1は、処理部12により、固定物体用電界通信装置3から受信した作業者80の識別番号についての場所81の位置における接触順序と、予め格納部11に記憶された作業順序とを比較する。管理装置1は、両者が一致しない場合、警告機器71に対して警告信号73を送信する。更に、管理装置1は、インターネットや公衆回線網で接続された監視センタへ、通知部15により、警告を通知する。
例えば、図10で示したように、ある作業に対する作業順序が、場所81での作業を1番目、場所82での作業を2番目、場所83での作業を3番目であるとする。作業者80が、場所81での作業終了後、場所83に移動した場合、場所83における作業順序は3番目であるにもかかわらず、その作業者80の場所83における接触順番は2番目であり、両者は一致しない。一致しない場合、管理装置1は、警告表示器等の警告機器71に対して警告信号73を送信する。
本実施例4によれば、固定物体の位置における可動物体と固定物体との接続関係について許容される接触順序と、管理装置1が固定物体用電界通信装置3から受信した可動物体及び固定物体のその位置における接触順序との比較により、一致しない場合には警告表示器等の警告機器71に対して警告信号73を送信することで、作業ミス等を事前に防ぐことが可能である。
本発明の実施形態に係る電界通信セキュリティシステムの構成を示す模式図である。 可動物体用電界通信装置の構成を示す模式図である。 固定物体用電界通信装置の構成を示す模式図である。 通信回路の構成を示すブロック図である。 管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る管理装置の格納部における固定物体と可動物体との対応関係図である。 実施例1に係る管理装置の格納部における固定物体と可動物体との対応関係図である。 実施例2に係る管理装置の格納部における固定物体と可動物体との対応関係図である。 実施例3に係る管理装置の格納部における固定物体と可動物体との対応関係図である。 移動作業を伴う場合の実施形態に係る電界通信セキュリティシステムの構成を示す模式図である。 実施例4に係る管理装置の格納部における固定物体と可動物体との対応関係図である。
符号の説明
1…管理装置
2…可動物体用電界通信装置
2a…物品用電界通信装置
2b…人体用電界通信装置
3…固定物体用電界通信装置
5…管理センタ
6…通信ネットワーク
10…受信部
11…格納部
12…処理部
13…データ受付部
14…送信部
15…通知部
21,21a,21b,31…MPU
22,22a,22b,32…メモリ
23,33…表示器
24,34…通信回路
25,35…電源回路
26…蓄電池
27,27a,27b,37…電極
27c…送信電極
27d…受信電極
28,38…絶縁体
36…ネットワークインタフェース
50…インタフェース
51…レベル調整回路
52…送信回路
53…電界検出光学部
54…受光回路
55…バンドパスフィルタ
56…波形整形回路
59…人物(人体)
60…重要物品
61…物品
62…情報端末
70…アクセス対象機器
71…警告機器
72…制御信号
73…警告信号
80…作業者
81,82,83…場所
100…電界伝達媒体
200…床
200a…床面
201…ドア
202…机
203…書庫

Claims (5)

  1. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な可動物体用電界通信装置及び固定物体用電界通信装置と、前記固定物体用電界通信装置に通信ネットワークを介して接続可能な管理装置と、を備えた電界通信セキュリティシステムであって、
    前記可動物体用電界通信装置は、前記電界伝達媒体としての可動物体に配置され、前記可動物体としての物品に配置される物品用電界通信装置と、前記可動物体としての人体に配置される人体用電界通信装置と、を含むものであって、
    前記物品用電界通信装置は、
    前記物品を識別するための第1識別番号を格納しておく格納手段と、
    前記第1識別番号を前記格納手段から読み出して、送信電極から前記物品へ電界により送信する送信手段と、を有し、
    前記人体用電界通信装置は、
    前記人体を識別するための第1b識別番号を格納しておく第1格納手段と、
    前記物品に前記人体が接触した場合に、前記物品及び前記人体を介して伝達されてくる前記第1a識別番号を、受信電極を介して受信する受信手段と、
    受信した前記第1a識別番号を格納する第2格納手段と、
    前記第1a識別番号を前記第2格納手段から読み出し、前記第1b識別番号を前記第1格納手段から読み出して、前記人体が前記電界伝達媒体としての固定物体に接触した場合に、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を送信電極から前記人体と前記固定物体とを介して当該固定物体に配置された前記固定物体用電界通信装置へ電界により送信する送信手段と、を有し、
    前記固定物体用電界通信装置は
    前記固定物体を識別するための第2識別番号を格納しておく第1格納手段と、
    前記人体が前記固定物体に接触した場合に、前記人体と前記固定物体とを介して伝達されてくる前記第1識別番号及び前記第1b識別番号を、受信電極を介して受信する受信手段と、
    受信した前記第1識別番号及び前記第1b識別番号を格納する第2格納手段と、
    前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を受信したときの受信時刻を格納する第3格納手段と、
    前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号をそれぞれ前記第2格納手段及び前記第1格納手段から読み出し、前記受信時刻を前記第3格納手段から読み出して、前記管理装置へ前記通信ネットワークを介して伝送する伝送手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記固定物体が配置される位置を示す位置情報と前記第2識別番号との対応関係を記憶しておく記憶手段と、
    前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号と前記受信時刻とを、前記通信ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記受信時刻とを、前記第2識別番号が前記対応関係において対応する位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させる管理手段と、
    を有することを特徴とする電界通信セキュリティシステム。
  2. 前記人体用電界通信装置は、前記第1識別番号を受信したときの受信時刻を格納する格納手段を更に有し、
    前記人体用電界通信装置の前記送信手段は、前記第1識別番号及び前記第1b識別番号を送信する際に、前記格納手段から前記受信時刻を読み出して併せて送信するものであることを特徴とする請求項記載の電界通信セキュリティシステム。
  3. 前記管理装置は、
    前記位置情報と、その位置に配置される機器の使用を許可する人物を識別するための人物識別番号との対応を示す人物対応関係を記憶しておく記憶手段と、
    前記管理装置の受信手段により受信した前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と、前記管理手段により前記第1識別番号及び前記第1b識別番号に関連付けた位置情報に対して前記人物対応関係において対応する前記人物識別番号とを比較し、両者が一致する場合に前記機器に対して使用許可を示す制御信号を送信する機器制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項記載の電界通信セキュリティシステム。
  4. 前記管理装置は、
    前記位置情報と、その位置における前記可動物体及び前記固定物体の接続関係について許容される接触順序とを関連付けて記憶しておく記憶手段と、
    前記管理装置の受信手段により受信した前記第1識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号の前記位置における接触順序と、前記記憶手段により記憶されている接触順序とを比較し、両者が一致しない場合に警告機器に対して警告信号を送信する警告信号送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項記載の電界通信セキュリティシステム。
  5. 電極から電界を電界伝達媒体に誘起して電界通信を行うことが可能な可動物体用電界通信装置及び固定物体用電界通信装置と、前記固定物体用電界通信装置に通信ネットワークを介して接続可能な管理装置と、で処理する電界通信セキュリティ方法であって、
    前記可動物体用電界通信装置は、前記電界伝達媒体としての可動物体に配置され、前記可動物体としての物品に配置される物品用電界通信装置と、前記可動物体としての人体に配置される人体用電界通信装置と、を含むものであって、
    前記物品用電界通信装置により、
    前記物品を識別するための第1a識別番号を格納手段に格納しておくステップと、
    前記第1a識別番号を前記格納手段から読み出して、送信電極から前記物品へ電界により送信するステップと、を有し、
    前記人体用電界通信装置により、
    前記人体を識別するための第1b識別番号を第1格納手段に格納しておくステップと、
    前記物品に前記人体が接触した場合に、前記物品及び前記人体を介して伝達されてくる前記第1a識別番号を、受信電極を介して受信するステップと、
    受信した前記第1a識別番号を第2格納手段に格納するステップと、
    前記第1a識別番号を前記第2格納手段から読み出し、前記第1b識別番号を前記第1格納手段から読み出して、前記人体が前記電界伝達媒体としての固定物体に接触した場合に、前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を送信電極から前記人体と前記固定物体とを介して当該固定物体に配置された前記固定物体用電界通信装置へ電界により送信するステップと、を有し、
    前記固定物体用電界通信装置により、
    前記固定物体を識別するための第2識別番号を第1格納手段に格納しておくステップと、
    前記人体が前記固定物体に接触した場合に、前記人体と前記固定物体とを介して伝達されてくる前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を、受信電極を介して受信するステップと、
    受信した前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を第2格納手段に格納するステップと、
    前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号を受信したときの受信時刻を第3格納手段に格納するステップと、
    前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号とをそれぞれ前記第2格納手段及び前記第1格納手段から読み出し、前記受信時刻を前記第3格納手段から読み出して、前記管理装置へ前記通信ネットワークを介して伝送するステップと、を有し、
    前記管理装置により、
    前記固定物体が配置される位置を示す位置情報と前記第2識別番号との対応関係を記憶手段に記憶しておくステップと、
    前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号と前記第2識別番号と前記受信時刻とを、前記通信ネットワークを介して受信するステップと、
    前記第1a識別番号及び前記第1b識別番号と前記受信時刻とを、前記第2識別番号が前記対応関係において対応する位置情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させるステップと、
    を有することを特徴とする電界通信セキュリティ方法。
JP2006011633A 2006-01-19 2006-01-19 電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法 Expired - Fee Related JP4499668B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006011633A JP4499668B2 (ja) 2006-01-19 2006-01-19 電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006011633A JP4499668B2 (ja) 2006-01-19 2006-01-19 電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007193610A JP2007193610A (ja) 2007-08-02
JP4499668B2 true JP4499668B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=38449257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006011633A Expired - Fee Related JP4499668B2 (ja) 2006-01-19 2006-01-19 電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4499668B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009224891A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 照合システム、投薬照合システムおよび患者確認システム
JP5358771B2 (ja) * 2008-09-30 2013-12-04 衛藤 由希 人体通信装置、人体通信システム、携帯装置、及び据置装置
JP2011223239A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Toshiba Corp 人体通信による位置特定システムおよび位置特定方法
JP2012008802A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Toshiba Corp 監視システム及び人物特定方法
JP2012248086A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Hosiden Corp 在席管理システム
JP5623571B2 (ja) * 2013-02-27 2014-11-12 ソフトバンクモバイル株式会社 電力供給システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000235660A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Yasuhiko Nakazato 非接触識別装置を利用した位置確認システム
JP2001312787A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Fujitsu Ltd 誤作業防止システムおよび誤作業防止センタシステム
JP2004005252A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Casio Comput Co Ltd 携帯機器、所持品管理処理プログラム
JP2004355318A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Art:Kk コンピュータ利用管理システム、コンピュータ利用管理方法、視聴覚機器利用管理システムおよび視聴覚機器利用管理方法
JP2005004383A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界利用監視システム
JP2007034911A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Sun Corp 監視システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000235660A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Yasuhiko Nakazato 非接触識別装置を利用した位置確認システム
JP2001312787A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Fujitsu Ltd 誤作業防止システムおよび誤作業防止センタシステム
JP2004005252A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Casio Comput Co Ltd 携帯機器、所持品管理処理プログラム
JP2004355318A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Art:Kk コンピュータ利用管理システム、コンピュータ利用管理方法、視聴覚機器利用管理システムおよび視聴覚機器利用管理方法
JP2005004383A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界利用監視システム
JP2007034911A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Sun Corp 監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007193610A (ja) 2007-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6937764B2 (ja) 物理空間へのアクセスを制御するためのシステムおよび方法
KR101610657B1 (ko) 출입통제 데이터를 기반으로 하는 3차원 공간정보 출입통제 및 방역 시스템 및 방법
CA2713320C (en) Method and apparatus for detecting behavior in a monitoring system
JP4499668B2 (ja) 電界通信セキュリティシステム及び電界通信セキュリティ方法
JP2010231660A (ja) 点検状況管理システム、点検状況管理装置、点検状況管理方法、及び点検状況管理プログラム
JP2006323704A (ja) 通報システム
JP2004021310A (ja) セキュリティ管理システム
WO2014157770A1 (ko) 디지탈 도어락과 무선통신 단말기를 이용한 출입 인증 방법 및 그 장치
JP2015011597A (ja) 共連れ制御入退出管理システムおよびその共連れ制御方法
JP2007331925A (ja) エレベータの防犯カメラシステム
KR101597218B1 (ko) 아이디 정보와 환자 정보를 이용한 수용자 호출 관리 장치 및 그 방법
KR101492799B1 (ko) 감시영역 입퇴실자 추적을 통한 출입 통제 기능을 가지는 출입 통제 통합 영상 저장 시스템 및 그 방법
JP2006293819A (ja) 入退場管理方法及びシステム
JP5254107B2 (ja) 警備点検システム、警備点検端末、警備点検方法、及び警備点検プログラム
KR20200060094A (ko) 출입문 보안 관리시스템
JP2018111920A (ja) 扉制御プログラム、扉制御方法、および扉制御装置
JP6071109B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP2019159451A (ja) 電子文書表示制御システム
JP5800758B2 (ja) プラント設備監視装置
JP5524250B2 (ja) 異常行動検知装置、監視システム、異常行動検知方法及びプログラム
JP5258251B2 (ja) 警備装置
JP7025609B2 (ja) モニタリングシステム及びモニタリングシステムに用いられる制御装置
US20180218550A1 (en) Security system
KR100863181B1 (ko) 인터넷을 이용한 보안 서비스 제공 방법
KR101703497B1 (ko) 출입관리시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees