JP4498972B2 - カメラ機能付携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラ機能を有する携帯端末に関するものであり、特に撮影を報知する報知音を制御する技術に関するものである。
現在、デジタルカメラ等の撮影機を内蔵した携帯電話機が普及しているが、この種の機器は撮影の利便性が優れている反面、被写体の肖像権を保護する措置をとるべき要請がある。その為、撮影行為を周囲、特に被写体本人に報知する目的で、マナーモード(無音モード)等の設定に関わらずシャッタ音を模擬した報知音を撮影時に十分な音量で鳴らすことが一般的となっており、カメラ内蔵型の携帯電話機のキャリア仕様にもなっている。このことは国際的な傾向にもなっており、法律で報知音の発生が義務付けられている国もある。
また、上記のシャッタ音を模擬した報知音に用いられるサウンドデータは事前の設定により選択可能であるが、現状では選択肢が固定されており、ユーザは予め用意された選択肢からしか設定できない仕様となっている。従って、ユーザがどのサウンドデータを設定していても撮影時には十分な音量のシャッタ音を必ず鳴らして、周囲に撮影行為を報知する事ができる。
一方、各種アプリケーションプログラムを組み込んで実行できる基本ソフトであるプラットホームを搭載する携帯端末も普及しており、ユーザの好みに応じて様々なアプリケーションプログラムを追加可能となっている。これにより、カメラ機能を制御可能なアプリケーションプログラムをユーザの判断で追加して使用可能となってきている。
従来技術として特許文献1〜3等に記載されるものがある。これは、静止画撮影に連動してシャッタ相当音を鳴らす技術である。また、特許文献4に記載される従来技術もある。これは、複数のシャッタ音を選択的に使用可能とする技術である。
特開平7−177404号公報 特開平11−168646号公報 特開2000−307902号公報 特開2001−69389号公報
上記の従来技術では、周囲の雑音の比較的穏やかな場所で撮影を行えばシャッタ音が鳴って被写体本人に撮影が行われたことを報知することができるが、たとえば電車内等、周囲の雑音が大きい場所で撮影を行うと、周囲の雑音に邪魔されてシャッタ音が被写体に聞こえない可能性がある。また、十分大きなシャッタ音を出したとしても逆位相の音波があった場合、シャッタ音がかき消される可能性がある。
また、インターネットや外部装置を介してシャッタ音用のサウンドデータをユーザが自由に入手して選択肢に追加する使用形態も将来想定し得る。この場合、撮影の報知音としての識別性に難点のあるサウンドデータを追加して設定してしまい、結果として撮影の報知機能が阻害されてしまうおそれがある。また、上述したプラットホームを搭載した携帯端末の普及を考慮すると、カメラ機能付き携帯端末のシャッタ音の音量を調節するアプリケーションプログラムを組み込んで音量を小さくあるいは無音にする使用形態がとられる可能性もあり、この場合も撮影の報知機能が阻害されてしまうおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑み、カメラ付き携帯端末における撮影の報知機能を向上した技術を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、カメラと該カメラによる撮影を報知するスピーカーと、該報知した音を収集可能なマイクロフォンと、を備える携帯端末において、前記スピーカー及び前記マイクロフォンの少なくともいずれ一方が遮蔽されているかどうかを検出するセンサと、前記センサにより、前記スピーカー及び前記マイクロフォンの少なくともいずれか一方が遮蔽されていることが検出されると、カメラ機能を制限する手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、報知音や収集された外部の音声を用いて、被写体に到達する報知音の可聴性を示す指標を取得し、この指標に基づいて前記可聴性を高めるように報知音を制御するので、被写体に報知音が到達する確度を向上することができ、肖像権の侵害に対する抑止効果が向上する利点がある。
また被写体の位置における報知音の音量を算出して上記の指標(第1の指標)とし、この第1の指標に基づいて報知音の送出音量を制御する形態をとれば、被写体に到達する報知音が可聴な音量となるように制御することができる利点がある。
さらに報知音の送出音量を第1の指標に基づいて制御する一方、被写体までの距離が所定の閾値(第1の閾値)より大きければ、報知制御不要として当初の音量設定をもって報知音の送出を行う形態をとることにより、風景等を撮影する際に無意味に大音量の報知音を送出することを回避できる利点がある。
さらに報知音の顕著な周波数成分および該周波数成分近傍における外部の音声の顕著な周波数成分の周波数差を算出して上記の指標(第2の指標)とし、この第2の指標に基づいて報知音の周波数を変更する形態をとれば、近しい周波数成分の外部の音声によって報知音が埋もれて被写体における報知音の可聴性を阻害することを回避できる利点がある。
さらに第2の指標(周波数差)が第2の閾値を下回るときに、報知音の送出タイミングを制御することによって、外部の音声の顕著な周波数成分の位相との位相差を小さくする形態をとれば、外部の音声により報知音が打ち消されずに逆に重畳して報知音の強度を高めることができる利点がある。
また音声出力手段や音声収集手段について遮蔽物を検出し、遮蔽物が検出されるとカメラ機能を制限する形態をとれば、遮蔽物による報知音の送出機能や外部の音声の収集機能が邪魔されて上述の各種の報知音の制御機能が適切に発揮されずに報知機能が阻害されることを回避できる利点がある。
以下、図面を用いてこの発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態である電子カメラ内蔵型の携帯電話機(カメラ機能付携帯端末)の回路構成を示すブロック図である。この携帯電話機は、装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)101に内部バス201を介して各機能ブロックが接続された構成を有する。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)からなり、CPU101のメインメモリを構成するものである。タイマ103はCPU101の指示に基づいてタイマ割込等の処理を行うものである。
アンテナ301は、通信に使用する電波の送受信を行うものである。無線部302は、アンテナ301を用いて通信を行うものである。DSP(Digital Signal Processor)303は、送受信信号の変復調処理その他の処理を行うものである。D/A(Digital/Analog)コンバータ304は、DSP303の出力するデジタル音声信号や着信音等をアナログ音声信号に変換して、スピーカ305に供給するものである。A/D(Analog/Digital)コンバータ306はマイクロホン307から入力されるアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換してDSP303に供給するものである。マイクロホン307は、通話音声等を入力するものである。
キー操作部401は、例えばテンキーやオンフックキー、オフフックキー、電源ボタン、シャッタボタン、機能選択キー(ファンクションキー)等を有し、ダイアル入力の他、各種のキー入力の取込処理を行うものである。画面表示部402は、たとえば液晶ディスプレイや液晶タッチパネルなどからなり、通信に関する各種表示の他、カメラモード時に撮影画像を表示するなど各種画像やメッセージ等の表示やメニュー画面などの表示を行うものである。
スピーカ(音声出力手段)501は、着信音やシャッタ音等を発生することにより各種の報知を行うものであり、カメラ部601の光学系と同軸上に指向性を有する型のものを採用すると、被写体へのシャッタ音の到達距離が延びる点で有利である。LED(Light Emitting Diode)502は、着信時等に点灯あるいは点滅するなどして各種の報知を行うものである。マイクロホン(音声収集手段)503は、外部の音声(外部雑音)を収集するものである。I/O(入出力)インタフェース504は、スピーカ501やLED502、マイクロホン503と内部バス201との間の入出力制御を行うものである。
カメラ部601は、たとえばCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子とレンズ等の光学系とを有し、電子カメラ機能の主要部を構成するものである。ドライバ602は、CPU101の指示に基づいてカメラ部602を駆動するものである。画像処理プロセッサ603は、画像データの加工や圧縮、伸長などの処理を行うものである。バッファメモリ604はCCDの出力に基づく画像データ等を一時的に格納するメモリである。カメラ部601は、キー操作部401や画面表示部402の設置面と反対の面に設置されるのが通常である。またスピーカ501やLED502、マイクロホン503は、カメラ部601と同じ面に設置される形態が望ましい。マイクロホン503は、通話音声入力用のマイクロホン307をもって代用する形態も可能であるが、カメラ部601と同じ面に設置されるのが望ましいことから、この実施形態ではマイクロホン307とは別に設置する例を示す。
以上の構成においてこの携帯電話機は、通常の音声通話モードの他にカメラモードをとって動作することが可能となっている。カメラモードでは、カメラアプリケーションプログラムを立ち上げて実行する。図2は、カメラアプリケーションプログラムにおける主手順を示すフローチャートである。図1,2を用いて説明すると、CPU101はまず、所定の初期設定(S101)を行った後、キー入力やタイマなどによる割込処理(S102)を行ってカメラ画像表示処理(S103)その他、所定の処理を選択実行する。
この概略を説明するとCPU101は、カメラ部601からの結像を取り込み、画像処理プロセッサ603で処理したうえでカメラ画像として画面表示部402に常時表示する(S103)。また常時、撮影時に必要となる測定データや設定データの取得更新を行う(S104〜S108)。キー操作部401によりシャッタボタンの押下が検出されると撮影処理(S107)が立ち上がって上記の画像を撮影画像として登録する。なお、このカメラモードでは、メモリ102に格納されたカメラアプリケーションプログラムに従ってCPU101が各部を制御し、全体の協調動作によって本発明の構成要件に相当する各機能を実現するものであり、カメラアプリケーションプログラムにおいてCPU101が実行すべき処理は、DSP303に適宜分担処理させることにより処理負荷を分散して全体の処理効率を向上させる形態をとることもできる。
次に各処理について説明する。
カメラ画像表示処理(S103)は、上述したようにカメラ部601から取り込んだ画像を継続して画面表示部402に表示させる処理である。この処理においてCPU101は、カメラ部601を駆動することによりCCDが出力するデジタルの画像データを取得してバッファメモリ604に格納する。さらに画面表示部402のディスプレイ(図示せず)によりこの画像データを表示する。このカメラ画像表示処理は常時継続して実行され、この結果、取り込んだ最新の画像が常時表示される。また後述するマスクチェックの結果、撮影が不許可である旨を示すフラグがセットされると、撮影が不許可である旨のメッセージあるいは絵記号等が画像データに重ねて表示される。
サウンダマスクチェック処理(S104)は、スピーカ501やマイクロホン503の動作が正常であるかどうかを判定する処理であり、タイマ割込により定期的に選択される。図3は、サウンダマスクチェック処理の手順を示すフローチャートである。図1,3を用いて説明するとCPU101はまず、サウンダの検査項目として定められている所定のデータを取得し(S201)、取得したデータを用いて適正か否かの判定を行う(S202)。判定結果が「不適」である場合は(S202:不適)、撮影が不許可である旨を示すフラグをセットし(S203)、判定結果が「適正」である場合は(S202:適正)、上記のフラグをリセットする(S204)。
たとえばスピーカ501が手やその他の物体で遮蔽された場合、適正なシャッタ音を送出できない可能性がある。またマイクロホン503が同様に遮蔽された場合、シャッタ音の音量等を適正に調節できない可能性がある。このため、CPU101は、定期的にサウンダマスクチェック処理を立ち上げて監視を行う。
判定の具体的な手法としては、たとえば圧力センサや光センサ(図示せず)をスピーカ501やマイクロホン503の設置位置に取り付けておき、圧力センサを用いて閾値以上の圧力を感知した場合あるいは光センサを用いて閾値以上光があたっていなかった場合に、マスクされたと判断する手法をとることができる。また、温度センサや湿度センサ(図示せず)を用いて閾値以上の温度または湿度を感知した場合、手などでマスクされたと判断する手法をとることもできる。またスピーカ501から検査用の微少な検査用の音波を出力すると共に、この音波をマイクロホン503でピックアップし、ピックアップした音量を閾値と突き合わせてマスクされているかどうかを判定する手法をとることもできる。
図1,2に戻って説明を続けると、距離測定処理(S105)は、被写体までの距離を測定する処理であり、タイマ割込により定期的に選択される。被写体との距離を測定する手法としては、たとえば音波や赤外線を発生する手段と、その反射波を受信する手段とを設けておき、音波等を被写体に向けて射出し、その反射波を用いて被写体までの距離を測定する手法をとることができる。またカメラ部601がオートフォーカス機能を有している場合、オートフォーカス機能により測定された焦点距離を利用する手法をとることもできる。オートフォーカス機能は、赤外線等を用いるアクティブ方式や、CCDによる結像を用いたコントラスト検出方式その他のパッシブ方式など、既存の方式を採用すれば良い。
雑音測定処理(S106)は、マイクロホン503を用いて周囲の雑音を収集し、音量や周波数特性など所定の解析処理を実行するものであり、タイマ割込により定期的に選択される。この雑音の収集は、被写体における雑音雰囲気を推定するためのモニタリングであり、マイクロホン503がカメラ部601と反対の面に配置されていると、雑音がユーザの体に吸収されて被写体側の音量より小さくなってしまう可能性があるため、カメラ部601と同じ面にマイクロホン503を配置する形態が望ましい。
撮影処理(S107)は、キー操作部401によりシャッタボタンの押下が検出されると選択される処理であり、シャッタ音の送出等、所定の報知処理を行うと共に、カメラ画像を撮影画像として登録するものである。本実施形態では、撮影の不許可を示すフラグがセットされている場合は、シャッタボタンの押下があっても上記の撮影画像としての登録などの処理に進まずに所定のメッセージ出力処理に進む点を特徴とする。またシャッタ音を出力するにあたって、シャッタ音の適正判定の結果に基づいてシャッタ音を選択する点を特徴とする。詳しくは後述する。
終了処理(S108)は、キー操作部401によりカメラモードの終了を指示する入力や電源切断を指示する入力などがあった場合に選択される処理であり、モード終了あるいは電源切断などに伴う所定の処理を実行するものである。
図4は、撮影処理の一具体例を示すフローチャートである。図1,4を用いて説明をすると、撮影処理においてCPU101はまず、前述の撮影が不許可である旨を示すフラグがセットされているかどうかを確認し(S301)、もしフラグがセットされていれば(S301:Yes)、たとえばブザー音を送出する等、撮影が不許可である旨のメッセージを出力する(S302)。そしてカメラ画像を撮影画像として登録することなく終了する。あるいは撮影画像として登録はするが、メモリカード等の不揮発性メモリ(図示せず)に当該撮影画像を保存することを許容しない等、撮影画像の取り扱いについて制限を付ける形態をとることもできる。
またステップS301において不許可を示すフラグがセットされていない場合(S301:No)、バッファメモリ604に格納されている現在のカメラ画像を撮影画像として登録し(S303)、シャッタ音チェック処理(S304)に進む。ここでメモリ102は、シャッタ音(正確にはシャッタ音を模擬した音データ)の基本データを複数所定の領域に記憶しており、かかる基本データの中の1つがデフォルト指定あるいはユーザの選択指定により選択されているものとする。
シャッタ音チェック処理においてCPU101は、選択されているシャッタ音を対象とし、被写体までの距離、周囲の雑音の大きさ等を用いて所定のアルゴリズムにより被写体に聞こえる適切な音量や周波数であるかを判断し、不適であれば音量や周波数を適宜変更する。この後、I/Oインタフェース504を介してスピーカ501を駆動し、シャッタ音の音データをメモリ102から読み出してスピーカ501に発音形成させ、撮影が行われた旨を被写体本人を含む周囲に対し報知する(S305)。
シャッタ音チェック処理におけるアルゴリズムの詳細を説明する前にまず、送出するシャッタ音の被写体本人への到達の様子を説明する。図5は、電車内における撮影の様子を示す説明図である。同図に示すように、周囲の雑音が顕著な電車内1において、ユーザ2が被写体3を携帯電話機4で撮影する場合を考える。ここでDは携帯電話機4から被写体3までの距離(m)、Pnは周囲の雑音(外部雑音)の強度(dBm)、Pはシャッタ音(被写体3に到達する音)の強度(dBm)、P0はシャッタ音(送出音)の強度(dBm)、Pdはデフォルトの設定によるシャッタ音の強度(dBm)、Pminは人間の一般的な最小可聴音圧に相当する最小音量設定値(dBm)、Pmaxはシャッタ音の最大音量設定値(dBm)である。同図に示すような限られた空間の場合、ユーザ2と被写体3の位置における雑音の大きさおよび周波数成分はほぼ等しいと考えられる。
このとき被写体3に到達するシャッタ音の強度が(1)式を満足すれば、被写体3はシャッタ音を可聴であるとする。図6は、この可聴条件を示すグラフであり、縦軸は音圧の強度、横軸は時間を示す。実線で描いた波形はシャッタ音(被写体3に到達する音)、破線で描いた波形は外部雑音を示す。
Figure 0004498972
一般に音圧は距離Dの2乗に反比例して減衰していき、減衰の度合いは周波数fによって異なる。
以上を踏まえて、シャッタ音チェック処理で用いられるアルゴリズムの一例を説明する。図7は、同処理で用いられるアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。同図に示すように、CPUはまずステップS104,S105(図2参照)で測定した距離Dや一定時間の外部の雑音の強度Pnなどの測定データをメモリから読み出す(S401)。次にデフォルトのシャッタ音の強度Pdを送出音の強度に設定し(S402)、予め設定された関係式P(D,Pd)を用いて被写体におけるシャッタ音の強度Pを算出する(S403)。この後、最小音量設定値Pminと被写体における有効音量強度P−Pnとを比較する(S404)。
この比較結果が「<」、すなわち(1)式を満足していれば(S404:<)現在のシャッタ音の設定が適正であるとして終了する。また比較結果が「≧」、すなわち(1)式を満たしていないならば(S404:≧)、送出音の強度P0が最大音量設定値Pmaxに達していないことを確認したうえで(S405:<)、設定増大幅ΔPだけ送出音の強度P0を上げ(S406)、ステップS403に戻る。この手順により(1)式を満足するか(S404:<)あるいは送出音の強度P0が最大音量に達する(S405:≧)値に送出音の強度P0を設定する。
また風景写真などを撮影する場合等、あまり大きな音量のシャッタ音は必要ないときがある。また、ある一定以上離れた距離にある被写体にはどんなに大きな音を出しても雑音として御認識してしまい、効果が発揮できないことがある。このことを踏まえて本発明では、図8に示すアルゴリズムを用いてシャッタ音チェック処理を行う形態をとることもできる。
図8は、図7のアルゴリズムの変形例を示すフローチャートである。同図に示すようにCPUは距離Dや外部雑音の強度Pnなどの測定データをメモリから読み出す(S501)。次に距離Dを閾値D1と比較する(S502)。閾値D1は、送出音を最大音量にすべきと想定される距離に相当する閾値である。ステップS502の比較結果がD<D1ならば(S502:<)、図7のステップ403に進み、上記と同様の処理を行って(1)式を満足するような送出音の強度P0を設定する。
ステップS502において距離Dが閾値D1より大きければ(S502:≧)、CPUはさらに距離Dを閾値D2(請求項3の第1の閾値)と比較する(S503)。閾値D2は、風景撮影であると判断すべき距離(あるいは最大音量の送出音でも到達が困難な距離)に相当する閾値である。ステップS503において距離Dが閾値D2を下回っている場合(S503:<)、送出音の強度P0を最大音量Pmaxに設定して終了する(S504)。また距離Dが閾値D2を越えている場合(S505:≧)、送出音を大きくしても無意味であるとして送出音の強度P0をデフォルトの強度Pdに設定して終了する。
図9は、図8のアルゴリズムを用いた場合の送出音の強度P0と距離Dの関係を示すグラフであり、縦軸は音圧音の強度、横軸は距離を示す。同図に示すように、送出音を最大音量にすべきと想定される距離D1より距離Dが小さければ図7と同様の手法により送出音の強度P0を設定する。一方、距離D1より距離Dが大きい場合、ある一定距離の範囲内(D1<D<D2)にある場合、図7の手順には進まずに送出音の強度P0を最大音量Pmaxに設定し、遠距離の被写体でもシャッタ音が到達するような音量でシャッタ音の送出を行う。また、距離DがD2より大きい場合、風景撮影をしていると判断し、デフォルトの音量Pdによりシャッタ音を送出する。
またシャッタ音の可聴条件は、音量だけでなく周波数特性にも依存する。このことを踏まえて本発明は、シャッタ音と外部雑音との周波数特性もチェック対象としてシャッタ音チェック処理を行う形態をとることもできる。この形態では、前述したシャッタ音の各基本データに予め測定したピーク周波数を付加したうえで、CPUのメインメモリに格納しておく。また外部雑音の測定処理(図2のステップS106)において、測定した外部雑音の周波数特性を演算しておくこととする。このうえで、シャッタ音チェック処理では、図10に示すアルゴリズムを用いる。
図10は、シャッタ音チェック処理におけるアルゴリズムの他の例を示すフローチャートである。同図に示すようにCPUは、ステップS105,S106(図2参照)における測定データをメモリから読み出す(S601)。さらにメモリからデフォルトのシャッタ音のピーク周波数F0maxを算出し、この値を送出音のピーク周波数Fmaxに代入する(S602)。
次にCPUは、取得した外部雑音の周波数特性からピーク周波数Fnmaxを求める。このとき外部雑音の周波数特性が広範囲にわたる場合、デフォルトのシャッタ音のピーク周波数近傍において顕著なピークを選んでピーク周波数Fnmaxとすれば良い。求めた外部雑音のピーク周波数Fnmaxと送出音のピーク周波数Fmaxとの周波数差を算出し、この周波数差を閾値Δf(請求項5の第2の閾値)と比較する(S603)。閾値Δfは、シャッタ音と外部雑音の周波数成分が被ることによりシャッタ音がマスクされることを回避するための周波数差を確保するための値である。ステップS603における比較の結果、周波数差が閾値Δfを上回っていれば(S603:≦)、デフォルトのシャッタ音を送出音としたまま終了する(S604)。
一方、周波数差が閾値Δfを下回っていれば(S603:>)、シャッタ音の基本データの中から別の音データを選択し(S605)、その音データのピーク周波数Fimaxを取得し(S606)、取得した値Fimaxを送出音のピーク周波数Fmaxに代入し(S607)、ステップS603に戻って外部雑音のピーク周波数Fnmaxとの周波数差を計算する。このような手順により、外部雑音のピーク周波数Fnmaxとの周波数差が閾値Δfより大きいシャッタ音を選び出して送出音に決定する(S604)。仮にピーク周波数Fimaxと外部雑音のピーク周波数Fnmaxとの周波数差が閾値Δfより大きくなる基本データが登録されてない場合(S605:No)、デフォルトのシャッタ音あるいは周波数差が最も大きい基本データを選択して送出音に決定することとなる(S608)。
図11は、図10のアルゴリズムによる送出音の決定の様子を示すグラフであり、縦軸は強度、横軸は周波数を示す。図中、ハッチングを付した波形は外部雑音、ハッチングを付していない波形はシャッタ音を示す。同図(a)に示すように、デフォルトのシャッタ音のピーク周波数F0maxが外部雑音のピーク周波数Fnmaxに近い場合、シャッタ音は外部雑音にマスクされて可聴性が悪くなるため、周波数差が閾値Δfより大きい他のシャッタ音に変更する。このことにより被写体におけるシャッタ音の一定の可聴性を確保できる。
また、外部雑音の周波数分布が広く、登録されたシャッタ音の基本データがすべてマスクされてしまうケースもあり得る。このケースを考慮し、図12に示すアルゴリズムによりシャッタ音の送出タイミングを規定し、外部雑音により打ち消されないタイミングによるシャッタ音の送出を指示する形態をとることもできる。
図12は、図10に示すアルゴリズムの変形を示すフローチャートである。図12に示す各ステップのうち、図10と同じものには同一の符号を付している。図10のアルゴリズムでは、上述のように、ピーク周波数Fimaxと外部雑音のピーク周波数Fnmaxとの周波数差が閾値Δfより大きくなる基本データが登録されてない場合(S605:No)、デフォルトのシャッタ音あるいは周波数差が最も大きい基本データを選択して送出音に決定することとなるが(S608)、図12に示すアルゴリズムではこの場合において、さらにシャッタ音を送出すべきタイミングを演算し(S609)、このタイミングを後段のシャッタ音送出処理(図4:S305)に通知することとしている。
図13は、シャッタ音と外部雑音との干渉の様子を示すグラフであり、図(a)は両者が打ち消し合うタイミングを示し、図(b)は両者が重畳するタイミングを示す。また図中、実線はシャッタ音、破線は外部雑音を示す。同図(a)に示すように、シャッタ音と外部雑音が逆位相になると打ち消し合ってしまい、被写体に到達するシャッタ音は微少なものとなってしまうケースが考えられる。一方、図(b)に示すように、シャッタ音と外部雑音が同位相になると両者が重畳し、被写体に到達するシャッタ音の強度は損なわれずに済む。この実施の形態では、上記のステップS609において、外部雑音と同位相となる送出のタイミングを求め、かかるタイミングによりシャッタ音の送出を実行することにより、図13(b)に示す状態を現出させてシャッタ音が被写体に到達する確度を高めるようにする。
次に図1,2,4,5を用いて本発明の実施の形態による携帯電話機の動作を説明する。ユーザは、メモリ102に格納されたシャッタ音の基本データの中から任意のものを選択して事前に登録しておく。撮影時ユーザはまずカメラモードを選択する。このモード選択を受けてCPU101は、カメラアプリケーションプログラムを立ち上げてカメラモードに移行する。このカメラモードでCPU101は、カメラ部601により取得したカメラ画像を画面表示部402に常時表示する(S103)と共に、スピーカ501やマイクロホン503がマスクされずに正常な状態であるかを確認する(S104)。さらにカメラ部601の自動焦点合わせ機能等を利用するなどして被写体との距離を測定する(S105)と共に、マイクロホン503により外部雑音をピックアップして外部雑音の強度Pnや周波数成分等を連続的に計測する(S106)。
この状態でユーザは上記のカメラ画像を視認しながら、撮影に割り当てられたキーを任意のタイミングで押下する。この操作を受けてCPU101は撮影処理(S107)を起動する。この処理では、サウンダのマスク状態により撮影不許可となっている場合はカメラ画像を撮影画像として登録することなく所定の不許可処理を行う。したがって後述するシャッタ音チェック処理の正確性を確保できる利点がある。
一方、撮影不許可でない場合は、カメラ画像を撮影画像として登録(S303)すると共に、シャッタ音チェック処理(S304)を行う。この処理でCPU101は、被写体までの距離や外部雑音等に基づいて被写体に聞こえる適切な音量や周波数のシャッタ音に適宜設定変更したうえでシャッタ音を送出する(S305)。このことによって音量が不足したり外部雑音の周波数と被ったりして被写体がシャッタ音を認識できないといった事態を極力回避することが可能となる。またスピーカ501としてカメラ部601の光学系と同軸上に指向性を有するものを採用すれば、シャッタ音の到達距離が延びると共に被写体がシャッタ音がした方向を特定しやすくなる点で有利である。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。たとえば発光部を撮影時シャッタボタン押下後、一定時間被写体に向けて発光することにより被写体に撮影されていることを気付かせる方法もある。また、発光部に指向性を持った発光手段を用いてもよい。発光部はLED等の発光手段を用いる。また上述の実施の形態では電子カメラ内蔵型の携帯電話機を例示して説明したが、本発明はこの形態に限定されるものではなく、たとえばカメラ機能付PDA(Personal Digital Assistant)やデジタルカメラ等、カメラ機能を有した携帯端末一般に用いることができる。
また、たとえばカメラモードでCPU101(図1参照)がカメラアプリケーションプログラムを実行するにあたって、必要な処理をCPUのみではなくDSP303(図1参照)その他のサブCPUに適宜分散して実行することは設計上任意に選択し得る事項である。また上記のプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて頒布されることができ、機能の一部を実現する形態で頒布されるものであっても良い。たとえばOS(オペレーション・システム)が提供する基本機能を利用したアプリケーションプログラムの形式で頒布されるものであっても良い。さらにコンピュータシステムにすでに記録されている既存システムのプログラムとの組み合わせで所定の機能を実現できるもの、いわゆる差分プログラムで頒布される形態をとることも可能である。
また上記のコンピュータ読み取り可能な記録媒体には、可搬型の磁気ディスクや光磁気ディスク等の記憶媒体等以外にも、ハードディスク等の記憶装置その他不揮発性の記憶装置を含む。さらにインターネットその他のネットワーク等、任意の伝送媒体を介して他のコンピュータシステムから提供される形態でも良い。この場合、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」には、ネットワーク上のホストやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、伝送媒体において一定時間プログラムを保持しているものも含む。
また上記においてメインのCPUやサブCPUによる分散処理方式により処理部を構築する形態に言及したが、少なくともその一部のプロセッサをFPGA(Field Programmable Gate Alley)等のハードウエア回路により構築する形態も可能である。FPGAに組み込む回路プログラム情報の頒布については、上記のプログラムの頒布と同様に各種の形態をとることも可能である。
本発明の一実施形態である電子カメラ内蔵型の携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。 カメラアプリケーションプログラムにおける主手順を示すフローチャートである。 サウンダマスクチェック処理の手順を示すフローチャートである。 撮影処理の一具体例を示すフローチャートである。 電車内における撮影の様子を示す説明図である。 シャッタ音の可聴条件を示すグラフである。 シャッタ音チェック処理で用いられるアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 図7のアルゴリズムの変形例を示すフローチャートである。 図8のアルゴリズムを用いた場合の送出音の強度P0と距離Dの関係を示すグラフである。 シャッタ音チェック処理におけるアルゴリズムの他の例を示すフローチャートである。 図10のアルゴリズムによる送出音の決定の様子を示すグラフである。 図10に示すアルゴリズムの変形を示すフローチャートである。 シャッタ音と外部雑音との干渉の様子を示すグラフである。
符号の説明
101…CPU 102…メモリ 103…タイマ 201…内部バス 301…アンテナ 302…無線部 303…DSP 304…D/Aコンバータ 305…スピーカ 306…A/Dコンバータ 307…マイクロホン 401…キー操作部 402…画面表示部 501…スピーカ 502…LED 503…マイクロホン 601…カメラ部 602…ドライバ 603…画像処理プロセッサ 604…バッファメモリ

Claims (1)

  1. カメラと該カメラによる撮影を報知するスピーカーと、該報知した音を収集可能なマイクロフォンと、を備える携帯端末において、
    前記スピーカー及び前記マイクロフォンの少なくともいずれ一方が遮蔽されているかどうかを検出するセンサと、
    前記センサにより、前記スピーカー及び前記マイクロフォンの少なくともいずれか一方が遮蔽されていることが検出されると、カメラ機能を制限する手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
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