JP4498267B2 - 画像処理方法およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多値ディザ処理に関する。
近年、プリンタや複写機などの画像処理装置の普及が目覚ましい。これに伴い、画像処理装置の性能面も出力画像の高画質化など大幅な向上がみられる。また、その記録方式も、銀塩方式、感熱方式、電子写真方式、静電記録方式、インクジェット方式など、多数の方式が開発されている。
画像処理に使用するメモリの節約およびドット形状の安定性を考慮して、一般に、入力多値画像データを二値化した後、画像形成する。その二値化方法の一つに二値ディザ法がある。
画像処理装置のカラー化が進み、写真画像の中間調やグラデーションを滑らかに表現する必要がある。しかし、上記の二値ディザ法では、滑らかで高画質な出力画像を得ることはできない。この問題を解決する一手法として、多値ディザ法が注目されている。多値ディザ法は、ディザマトリクスの各升ごとに複数の閾値を用意する。その結果、ディザ処理後の各画素が取り得る値が複数段階になる。多値ディザ法を利用する場合、当然、一画素当り三階調以上を記録可能な、所謂多階調記録が必要になる。例えば、電子写真方式のレーザビームプリンタはパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)によって多階調記録を実現する。
図1は16階調記録が可能なプリンタにおける、入力信号値とパルス幅の対応を示す露光パターンの一例を示す図で、破線と破線で示す区間が一画素に相当し、パルスが立ち上がった部分でレーザ光が発光する。プリンタの露光制御部は、図1に示す露光パターンに従いパルス変調したレーザ光を出力する。そして、レーザ光が発光し、照射された感光ドラムの表面部分にトナーが載り、ドットが記録される。
図1に示すようなPWM制御において、各画素のドット面積は画素の中央から成長する。低濃度の画素が連続すればドット間に隙間が生じる。従って、ドットの再現性が悪く、また、がさつきやトナーの飛散などの画質低下の要因となる。そこで、レーザ駆動タイミングや露光パターンを変えることによって、ドット面積の成長方法を変えて中間調画素が孤立しないように制御し、画質の安定化を図る方法がある。その一例として、多値ディザ処理に用いるディザマトリクスに予め成長方向を定め、それに応じて、各画素のドット形成方法を切り替える方法がある(例えば、特許文献1)。
しかし、上記のディザマトリクスに成長方向を定める方法は、大きなサイズのディザマトリクスの場合、最適な成長方向を定めるには多大な負荷を要する。また、サブマトリクスを利用するディザマトリクスには、最適な成長方向を定めることができない問題がある。さらに、画像処理装置がディザマトリクスを自動生成する場合、ディザマトリクスに予め成長方向を定めることはできない。
特開平9-200519号公報
本発明は、多値ディザ処理用のディザマトリクスに対するドットの成長方向を示す位置制御マトリクスの生成において、ドットの成長方向を適切に設定することを目的とする。
また、ディザマトリクスの自動生成に合せてドットの成長方向を示す位置制御マトリクスを生成することを他の目的とする。
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
本発明にかかる画像処理は、多値ディザ処理用のディザマトリクスに対応するドットの成長方向を示す位置制御マトリクスを生成する際に、前記ディザマトリクスの各升に設定された成長順に注目升を決定する決定ステップと、前記注目升の周囲一升以内の升のドットの成長方向の設定状態に基づき、当該注目升のドットの成長方向を設定する設定ステップと、前記設定の結果に基づき前記位置制御マトリクスを生成する生成ステップとを有し、前記設定ステップは、前記注目升の周囲一升以内の升の設定状態が未設定の場合は当該注目升を基準点に設定し、当該注目升のドットの成長方向を中央から成長に設定し、前記注目升の周囲一升以内に前記基準点に設定された升および前記設定状態が既設定の升の何れかがある場合は、当該注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升があるか否かを判定し、前記注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升がある場合は、前記左側において当該注目升に最も近い基準点と当該注目升の間の距離dLと、前記右側において当該注目升に最も近い基準点と当該注目升の間の距離dRを求め、dL≦dRであれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定し、dL>dRであれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升がない場合は、当該注目升の左右の升の前記設定状態を判定して、前記左右の升の設定状態が既設定であれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記左の升の設定状態が既設定かつ前記右の升の設定状態が未設定であれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定し、前記左の升の設定状態が未設定かつ前記右の升の設定状態が既設定であれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記左右の升の設定状態が未設定であれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定することを特徴とする。
本発明によれば、多値ディザ処理用のディザマトリクスに対するドットの成長方向を示す位置制御マトリクスの生成において、ドットの成長方向を適切に設定することができる。
また、ディザマトリクスの自動生成に合せてドットの成長方向を示す位置制御マトリクスを生成することができる。
以下、本発明にかかる実施例の画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
図2は画像形成システムの構成例を示すブロック図である。
ディジタル複合機(MFP) 100のコントローラ102は、MPF 100全体の制御を司る。また、コントローラ102は、スキャナ101に原稿画像を読み取らせ、スキャナ101が出力する画像データを画像処理してメモリ105に格納する。そして、メモリ105から読み出した画像データをプリンタ103に入力し、記録紙に画像を形成させる(コピー機能)。
また、コントローラ102は、ネットワーク106を介したサーバ107やクライアントPC 108の要求に従い、ネットワーク106を介して入力される印刷ジョブに従いプリンタ103を制御してプリントを実行する(プリント機能)。また、スキャナ101が出力する画像データをネットワーク106を介してサーバ107やクライアントPC 108に送信する(ネットワークスキャナ機能)。
さらに、コントローラ102は、図示しない公衆網を利用してファクシミリ通信を行い、受信したファクシミリ画像をプリンタ103によって印刷したり、スキャナ104で読み取った画像をファクシミリ送信したりする(ファクシミリ機能)。また、クライアントPC 108が要求する宛先に、グライアンとPC 108が指示する画像をファクシミリ送信したり、受信したファクシミリ画像をサーバ107やクライアントPC 108に転送することもできる(ネットワークファクシミリ機能)。
操作部104は、MFP 100の動作状態を表示し、スキャナ101の読取条件、プリンタ105の印刷条件、ファクシミリ送信先など各種情報の入力、コピーやファクシミリ送信の開始指示の入力など、MFP 100のユーザインタフェイスとして機能する。また、操作部104は、MFP 100のシステム設定にも利用する、なお、操作部104と同様のユーザインタフェイス機能をクライアントPC 108に提供することができる。
[MFP]
図3AはMFP 100の概観図で、ドキュメントフィーダ(DF) 202、スキャナ101、カラー四色のドラムを備えるプリンタ103を示す。
まず、スキャナ101による読取動作を説明する。原稿台ガラス207に原稿を載置して原稿画像を読み取る場合、ユーザは、原稿台ガラス207に原稿を載置してDF 202を閉じる。コントローラ102は、図3Bに示す開閉センサ224によってDF 202が閉じられたことを検知する。そして、コントローラ102は、図3Cに示す原稿台ガラス207下の筐体内に配置された反射式の原稿サイズ検知センサ226〜230によって原稿サイズを検知し、光源210によって原稿を照す。原稿からの反射光は、ミラー211、f-θレンズ212を介してCCD 231に入力する。コントローラ102は、CCD 231から出力される画像信号をディジタル信号に変換し、スキャナ用の画像処理を行った画像データをメモリ105に格納する。
DF 202に原稿を載置して原稿画像を読み撮る場合、ユーザは、DF 202の原稿載置部203に原稿を載置する。原稿有無センサ204によって原稿の載置を検知したコントローラ102は、給紙ローラ205と搬送ベルト206を駆動して、原稿を一枚ずつ搬送し、原稿台ガラス207の所定位置に原稿をセットする。以降、原稿台ガラス207に原稿を載置した場合と同様に、原稿画像が読み取られ、画像データがメモリ105に格納される。
一枚の原稿画像の読み取りが終了すると、コントローラ102は、再び搬送ベルト206と排紙ローラ208を駆動して、原稿を原稿排紙トレイ209に排出する。複数の原稿が存在する場合、原稿の排出動作と同時に、次の原稿を、給紙ローラ205と搬送ベルト206の駆動によって原稿台ガラス207の所定位置にセットする。
次に、プリンタ103による印刷動作を説明する。コントローラ102は、メモリ105に格納した画像データに印刷用の画像処理を施し、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの色成分データをプリンタ103へ送る。プリンタ103は、入力される色成分データに応じたPWM信号を生成して四つのレーザ記録部(不図示)に供給する。各レーザ記録部は、PWM信号に応じてレーザ光の発光を制御する。各レーザ記録部から出力されるレーザ光は、対応する感光体214を走査して、感光体214の表面に静電潜像を形成する。
静電潜像は、対応するトナーカートリッジ215から供給されるトナーによって現像され、トナー像は中間転写ベルト219に一次転写される。図3Aにおいて時計方向に回転する中間転写ベルト219は、記録紙カセット216から搬送路217を通って供給される記録紙と二次転写位置218で接して、中間転写ベルト219によって搬送されるトナー像は記録紙に転写される。
トナー像が転写された記録紙は、定着器220によって圧力と熱によってトナーが定着され、排紙搬送路を経て、フェイスダウンのセンタトレイ221またはフェイスアップのサイドトレイ222に排出される。フラッパ223は、これら排紙口を切り替えるために搬送路を切り替える。また、両面プリントの場合は、定着器220を通過した記録紙をセンタトレイ221方向に搬送した後、スイッチバックして両面印刷搬送路225に導き、再び搬送路217に送る。
[印刷用の画像処理]
図4は印刷用の画像処理を説明する機能ブロック図である。
コントローラ102のCPU 304は、RAM 306をワークメモリとしてROM 305に格納されたプログラムを実行することで、中間調処理302や左右制御303を含む各種画像処理を実行する。なお、メモリ105は、RAM 306に割り当ててもよいし、ハードディスクなど別のメモリに割り当ててもよい。
中間調処理302は、メモリ105から読み出した例えばビット深さ8ビット(256階調)の画像データを多値ディザ処理して、ビット深さ4ビット(16階調)の画像データに変換する。左右制御303は、中間調処理302が多値ディザ処理に用いたディザマトリクスに対応する位置制御マトリクスを用いて、ドットの成長方向を表す2ビットの位置制御データを、中間調処理302が出力する画像データのMSB側に付加する。コントローラ102は、位置制御データが付加された6ビットの画像データをプリンタ103に送る。
[ディザマトリクス]
次に、中間調処理302が多値(4ビット)ディザ処理に用いるディザマトリクスを説明する。
図5は、ディザマトリクスの基本になるマトリクス内の各位置に対応する成長順を示す図で、36個の各升には1から36の成長順を示す番号が振られている。図6は、図5に示す成長順に従う多値(4ビット)ディザ処理用のディザマトリクスを示す図である。図6に示すディザマトリクスも、図5に示すマトリクスと同様に36升で構成され、各升には階調値1から15に対応する15個の閾値が設定される。なお、図6に示すディザマトリクスはROM 305に保持される。
中間調処理302は、入力画像データの画素の座標に応じて、図6に示すディザマトリクスの参照すべき升を選択し、選択した升の閾値に基づき、当該画素の4ビットの出力画像データを決定する。つまり、入力画像データ(入力画素値)と選択した升の閾値を比べて、入力画素値が対応する閾値以上、かつ、1レベル上の閾値未満のレベルを出力画像データに決定する。
[位置制御マトリクス]
図7は、左右制御303が位置制御データの付加に用いる位置制御マトリクスの一例を示す図である。
位置制御マトリクスの升の数はディザマトリクスと同じで、各升はディザマトリクスの各升に対応する。左右制御303は、ディザ処理後の画像データの画素の座標に応じて、位置制御マトリクスの参照すべき升を選択し、選択した升に格納された2ビットの位置制御データをディザ処理後の画像データのMSB側に付加して、6ビットの画像データを出力する。なお、図7に示す位置制御マトリクスはROM 305に保持される。
図7の各升に示す「R」「C」「L」はドットの成長方向を表し、「R」は画素の右端から左端に向う成長を、「C」は画素の中央から両端に向かう成長を、「L」は画素の左端から右端に向かう成長を意味する。また、2ビットの位置制御データは例えばR=‘01’、C=‘00’、L=‘10’である。なお、位置制御マトリクスは後述するアルゴリズムに基づき決定する。
図8はプリンタ103がPWM制御によって生成するパルス信号の一例を示す図である。プリンタ103は、入力される6ビットの画像データを一画素ごとに下位4ビットの画像信号、上位2ビットの成長制御信号に分けてPWM制御を行いパルス信号を生成する。これにより、プリンタ103は、一画素ごとに、ドットの成長方向を切り替えることができる。
[位置制御マトリクスの決定]
上述したように、位置制御マトリクスの各升はディザマトリクスの各升に一対一で対応する。位置制御マトリクス内の位置制御データは、ディザマトリクスの閾値と、後述するアルゴリズムによって決定する。
位置制御データの決定は、図5に示すマトリクスの成長順が最も若い升(成長順が1の升)から開始し、升の成長順に位置制御データの決定を繰り返し、すべての升の位置制御データを決定する。また、位置制御マトリクスは、ディザマトリクスと同様、画像データに対して繰り返し適用する。そのため、マトリクスの左端の升の位置制御データを決定する際、注目升の左に隣接する升の参照は、当該マトリクスの同じ行の右端の升の参照になる。同様に、注目升がマトリクスの右端の場合、右に隣接する升は当該マトリクスの同じ行の左端の升である。
図9は位置制御マトリクスの決定アルゴリズムを説明するフローチャートである。
まず、成長順1の升の座標値(x, y)を入力する(S800)。言い換えれば、成長順1の升を注目升に設定する。そして、注目升の周囲一升以内に基準点またはR、Lが存在するか否かを判定する(S801)。成長順1の升が注目升の場合、基準点は未設定であるから、当該升を基準点に設定し、所定の位置制御データ(例えばC)を設定する(S810)。そして、ステップS813の判定により処理をステップS800に戻す。
図5に示す成長順の場合、成長順2、3、4の升も、成長順1の升と同様に、基準点として所定の位置制御データを設定し、ステップS813の判定により処理をステップS800に戻す。
次に、成長順5の升に注目すると(S800)、これまでの処理によって、注目升の周囲一升以内にある成長順1の升に基準点が設定されている(S801)。そこで、注目升の左または右側の升に基準点が設定されているか否かを判定する(S802)。この場合、左側の升(成長順1)には基準点が設定されているので、処理はステップS806に分岐する。
次に、注目升とその左側で最も近い基準点の間の距離dLと、注目升とその右側で最も近い基準点の間の距離dRとを求める(S806)。図5に示す成長順5の升の場合、左側で最も近い基準点(成長順1)との距離dL=1、右側で最も近い基準点(成長順2)との距離dR=2になる。両距離を比較すると(S807)、dL≦dRであるから注目升にLを設定する(S811)。その後、ステップS813の判定により処理をステップS800に戻す。なお、dL>dRの場合は注目升にRを設定する(S812)。
このようにして、成長順6以降の升も、dLとdRを算出し、その比較結果に応じて位置制御データを設定する。例えば、成長順21〜28の升は、当該升の左側にLまたはRが設定されていて、右側に位置制御データが設定されていないから、ステップS805の判定によりLを設定する(S808)。
上記の処理により、図5に示す成長順に対応した、図6に示すディザマトリクスに最適な、図7に示すような位置制御マトリクスを生成することができる。
[出力結果]
図10はドットの成長方向の制御を行わず画像形成した結果を模式的に示す図、図11はドットの成長方向を制御して画像形成した結果を模式的に示す図で、ともに階調値29、44、157の均一な濃度の画像を形成した例である。図10に示す階調値44および157の結果には孤立したドットが存在するが、図11に示す階調値44および157の結果には孤立したドットは存在しない。
このように、多値ディザ処理用のディザマトリクスに対して適切なドットの成長方向を示す位置制御データを生成する位置制御マトリクスを用意し、多値ディザ処理された画像データに位置制御データを付加して画像形成時のドット成長方向を制御する。これにより、中間調域の画素を構成するドットの孤立を防いで、ドットの再現性を改善し、がさつきやトナーの飛散を防ぐことができる。
以下、本発明にかかる実施例2の画像処理を説明する。なお、実施例2において、実施例1と略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
●位置制御マトリクスの生成
実施例1では、図5に示す成長順によって位置制御データを決定する例を説明したが、図6に示すディザマトリクスの各升の出力値が1に対応する閾値から位置制御データを決定することと同義である。その場合、閾値の小さい順に上記の処理を実行すればよい。図12は、図6に示すディザマトリクスから出力値が1に対応する閾値を抜き出したマトリクスを示す図である。
以下、図9に示すフローチャートに従い、実施例2の、各升の出力値が1に対応する閾値から位置制御マトリクスを自動生成する方法を説明する。
位置制御マトリクスの位置制御データの決定は、図12に示すマトリクスにおける閾値が最小の升から開始して、閾値の順に繰り返し行う。従って、初めに閾値が1の升が注目升になり、その座標を入力する(S800)。そして、注目升の周囲一升以内に基準点またはR、Lが存在するか否かを判定する(S801)。閾値1の升が注目升の場合、基準点は未設定であるから、当該升を基準点に設定し、所定の位置制御データ(例えばC)を設定する(S810)。そして、ステップS813の判定により処理をステップS800に戻す。ここで図12には閾値1の升が二つ存在するが、これらは別のものであるから、各升に対して処理を行う。以上の処理で図12に示す閾値が1の二つの升の位置制御データが決定する。
次に、閾値が2の升についても同様に処理することで、さらに二つの升が基準点として位置制御データが決定する。
次に、閾値が29の升に注目すると(S800)、これまでの処理によって、注目升の周囲一升以内にある閾値1の升に基準点が設定されている(S801)。そこで、注目升の左または右側の升に基準点が設定されているか否かを判定する(S802)。この場合、左側の升(閾値1)には基準点が設定されているので、処理はステップS806に分岐する。
次に、注目升とその左側で最も近い基準点の間の距離dLと、注目升とその右側で最も近い基準点の間の距離dRとを求める(S806)。図12に示す閾値が29の升の場合、左側で最も近い基準点(閾値1)との距離dL=1、右側で最も近い基準点(閾値1)との距離dR=2になる。両距離を比較すると(S807)、dL≦dRであるから注目升にLを設定する(S811)。その後、ステップS813の判定により処理をステップS800に戻す。なお、dL>dRの場合は注目升にRを設定する(S812)。
このようにして、閾値が29を超える升も、dLとdRを算出し、その比較結果に応じて位置制御データを設定する。例えば、閾値が142、143、144、171、172の升は、当該升の左側にLまたはRが設定されていて、右側に位置制御データが設定されていないから、ステップS805の判定によりLを設定する(S808)。
上記の処理により、図12に示す閾値順に対応した、図6に示すディザマトリクスに最適な、図7に示すような位置制御マトリクスを生成することができる。
●ディザマトリクスの自動生成
次に、ユーザが操作部104などから印刷条件を指定することで、その印刷条件に基づき印刷に使用する多値ディザ処理用のディザマトリクスの自動的を説明する。
図13は、操作部104などに表示する印刷条件の設定画面の一例を示す図である。
テキストボックス1201は、多値ディザ処理のスクリーン線数を入力するボックスで、ユーザは任意の値を入力することができる。テキストボックス1202は、多値ディザ処理のスクリーン角度を入力するボックスで、スクリーン線数と同様、ユーザは任意の値を入力することができる。ユーザがOKボタン1203を押すと、テキストボックス1201、1202に入力した値が決定され、コントローラ102は、入力された値に基づきディザマトリクスを生成してRAM 306などに格納する。なお、ユーザがキャンセルボタン1203を押すと、入力した値は無効になる。
以下では、図13に示す設定画面によってスクリーン線数200、スクリーン角度0が入力された場合を説明する。この条件において、コントローラ102は、図6に示すディザマトリクスを生成し、RAM 306に格納し、印刷時に中間調処理302において使用する。なお、実施例のプリンタ103は解像度600dpiである。
なお、一般にディザマトリクスは、画像データの解像度や、プリンタの解像度によって再現できる線数や角度が制限される。従って、ユーザが指定する印刷条件に合うディザマトリクスの生成が困難な場合がある。その際は、ユーザが設定した値により近い印刷条件のディザマトリクスを生成する。
次に、コントローラ102は、生成したディザマトリクスに対応する位置制御マトリクスを、上述した手順で生成し、RAM 306に格納する。
このように、図6に示す多値ディザ処理用のディザマトリクスから、当該ディザマトリクスに最適な図7に示すような位置制御マトリクスを自動的に生成することができる。従って、多値ディザ処理用のディザマトリクスに対応する位置制御マトリクスを設計する手間を大幅に軽減することができる。勿論、多値ディザ処理用のディザマトリクスを自動生成するコントローラにおいても、対応する位置制御マトリクスを自動生成することができる。つまり、予めドットの成長方向を定めることができないディザマトリクスに対して、常に最適な位置制御を行うことができる。
なお、実施例1、2において、基準点にCを設定する例を説明したが、基準点にRまたはLを設定してもよい。
また、図9のステップS807でdLとdRとを比較する条件をdL≦dRとしたが、dL<dRであってもよい。
[他の実施例]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、上記実施例の機能を実現するソフトウェアを記録した記憶媒体(記録媒体)をシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が前記ソフトウェアを実行することでも達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたソフトウェア自体が上記実施例の機能を実現することになり、そのソフトウェアを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
また、前記ソフトウェアの実行により上記機能が実現されるだけでなく、そのソフトウェアの指示により、コンピュータ上で稼働するオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、それによって上記機能が実現される場合も含む。
また、前記ソフトウェアがコンピュータに接続された機能拡張カードやユニットのメモリに書き込まれ、そのソフトウェアの指示により、前記カードやユニットのCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、それによって上記機能が実現される場合も含む。
本発明を前記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するソフトウェアが格納される。
16階調記録が可能なプリンタにおける、入力信号値とパルス幅の対応を示す露光パターンの一例を示す図、 図2は画像形成システムの構成例を示すブロック図、 MFPの概観図、 開閉センサを示す図、 原稿台ガラス下の筐体内に配置された反射式の原稿サイズ検知センサを示す図、 図4は印刷用の画像処理を説明する機能ブロック図、 ディザマトリクスの基本になるマトリクス内の各位置に対応する成長順を示す図、 図5に示す成長順に従う多値(4ビット)ディザ処理用のディザマトリクスを示す図、 左右制御が位置制御データの付加に用いる位置制御マトリクスの一例を示す図、 プリンタがPWM制御によって生成するパルス信号の一例を示す図、 位置制御マトリクスの決定アルゴリズムを説明するフローチャート、 ドットの成長方向の制御を行わず画像形成した結果を模式的に示す図、 ドットの成長方向を制御して画像形成した結果を模式的に示す図、 図6に示すディザマトリクスから出力値が1に対応する閾値を抜き出したマトリクスを示す図、 操作部などに表示する印刷条件の設定画面の一例を示す図である。

Claims (3)

  1. 多値ディザ処理用のディザマトリクスに対応するドットの成長方向を示す位置制御マトリクスを生成する画像処理方法であって、
    前記ディザマトリクスの各升に設定された成長順に注目升を決定する決定ステップと
    前記注目升の周囲一升以内の升のドットの成長方向の設定状態に基づき、当該注目升のドットの成長方向を設定する設定ステップと、
    前記設定の結果に基づき前記位置制御マトリクスを生成する生成ステップとを有し、前記設定ステップは、
    前記注目升の周囲一升以内の升の設定状態が未設定の場合は当該注目升を基準点に設定し、当該注目升のドットの成長方向を中央から成長に設定し、
    前記注目升の周囲一升以内に前記基準点に設定された升および前記設定状態が既設定の升の何れかがある場合は、当該注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升があるか否かを判定し、
    前記注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升がある場合は、前記左側において当該注目升に最も近い基準点と当該注目升の間の距離dLと、前記右側において当該注目升に最も近い基準点と当該注目升の間の距離dRを求め、dL≦dRであれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定し、dL>dRであれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、
    前記注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升がない場合は、当該注目升の左右の升の前記設定状態を判定して、前記左右の升の設定状態が既設定であれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記左の升の設定状態が既設定かつ前記右の升の設定状態が未設定であれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定し、前記左の升の設定状態が未設定かつ前記右の升の設定状態が既設定であれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記左右の升の設定状態が未設定であれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定することを特徴とする画像処理方法。
  2. 多値ディザ処理用のディザマトリクスに対応するドットの成長方向を示す位置制御マトリクスを生成する画像処理装置であって、
    前記ディザマトリクスの各升に設定された成長順に注目升を決定する決定手段と、
    前記注目升の周囲一升以内の升のドットの成長方向の設定状態に基づき、当該注目升のドットの成長方向を設定する設定手段と、
    前記設定の結果に基づき前記位置制御マトリクスを生成する生成手段とを有し、前記設定手段は、
    前記注目升の周囲一升以内の升の設定状態が未設定の場合は、当該注目升を基準点に設定し、当該注目升のドットの成長方向を中央から成長に設定し、
    前記注目升の周囲一升以内に前記基準点に設定された升および前記設定状態が既設定の升の何れかがある場合は、当該注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升があるか否かを判定し、
    前記注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升がある場合は、前記左側において当該注目升に最も近い基準点と当該注目升の間の距離dLと、前記右側において当該注目升に最も近い基準点と当該注目升の間の距離dRを求め、dL≦dRであれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定し、dL>dRであれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、
    前記注目升の左側または右側に前記基準点に設定された升がない場合は、当該注目升の左右の升の前記設定状態を判定して、前記左右の升の設定状態が既設定であれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記左の升の設定状態が既設定かつ前記右の升の設定状態が未設定であれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定し、前記左の升の設定状態が未設定かつ前記右の升の設定状態が既設定であれば当該注目升のドットの成長方向を右から左へ成長に設定し、前記左右の升の設定状態が未設定であれば当該注目升のドットの成長方向を左から右へ成長に設定することを特徴とする画像処理装置。
  3. コンピュータ装置を請求項2に記載された画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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