JP4497309B2 - 情報提供装置、情報提供方法および情報提供用プログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第一の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
推薦戦略決定手段32は、コンテキスト・推薦戦略対応手段31に格納された情報とコンテキスト格納手段2から取得したコンテキスト情報とから推薦戦略を生成する。コンテキスト・推薦戦略対応手段31には、その時々のコンテキスト情報において、どんな推薦戦略を採用すべきかが記述されており、コンテキスト情報に適した推薦戦略を生成できる。
条件選択メニュー構築手段4では、推薦戦略に沿って、ユーザの条件選択を促すための条件選択メニューを生成する。ここで、コンテンツ格納手段1には、図2に示すコンテンツ集合100のコンテンツ情報が格納されているとして説明する。
属性決定手段42は、コンテンツ調査手段41の調査結果を踏まえて、属性「ジャンル」を推薦戦略に合致した属性として決定する。
属性値決定手段43では、推薦戦略に基づき、属性決定手段42で選択された属性に含まれる属性値の中から、条件選択メニューにおいてユーザに提示する少なくとも1つ以上の属性値を決定する。ここで、属性値の決定方法については様々な方法の採用が考えられるが一例を示すと、推薦戦略として「コンテンツ集合の大まかな傾向が分かる典型的なコンテンツを推薦する」が決められているとき、属性決定手段42で決定した属性に含まれる属性値を数え上げ、最多のものから3つをユーザに提示する属性値とする方法などが考えられる。この方式を採用した場合、コンテンツ集合100の場合は「ラーメン」「寿司」「パスタ」が決定されることとなる。
条件選択メニュー生成手段44では、属性決定手段42で決定した属性と、属性値決定手段43で決定した属性値を用いてユーザに提示する条件選択メニューを生成する。図5に条件選択メニュー生成手段44で生成した条件選択メニュー102を一例として示す。条件選択メニュー102は、コンテンツ集合100のレストラン情報から生成したもので、属性決定手段42では属性として「ジャンル」を決定し、属性値決定手段43では属性値として「ラーメン」「寿司」「パスタ」を決定した例である。なお、条件選択メニュー102では、グラフィカルユーザインタフェースを用いたメニューを示したが、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、使用されるユーザインタフェースに応じた条件選択メニューを生成する。
条件選択メニュー構築手段4で構築された条件選択メニューは、UI管理手段6の条件選択手段61へと送られ、ユーザに提示される。ユーザは示された条件選択の中から希望する条件を選択する。選択された条件は検索条件決定手段51へと伝達される。以下のステップでは、ユーザが、条件選択メニュー102から「ラーメン」を選択したものとして説明する。
検索条件決定手段51では、条件選択手段61から伝達された条件を解釈してコンテンツ格納手段1からコンテンツを検索するための検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。すなわち、現在の属性は「ジャンル」で、選択された属性値は「ラーメン」である場合は、「ジャンル=ラーメンで検索する」という検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。
コンテンツ検索手段52では、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツの中から検索条件決定手段51で決定した検索条件に適合するコンテンツを抽出する。すなわち、コンテンツ格納手段1の中からジャンルがラーメンの、コンテンツIDが「cont-01」「cont-02」「cont-03」「cont-10」を抽出する。
コンテンツ検索手段52で抽出されたコンテンツ情報は、コンテンツ表示手段62へと伝達され、コンテンツ表示手段62において、推薦コンテンツとして表示される。すなわち、コンテンツIDが「cont-01」「cont-02」「cont-03」「cont-10」の情報から、例えば図6に示す様なコンテンツ表示画面103を生成しユーザに提示する。なお、コンテンツ表示画面103はグラフィカルユーザインタフェースを用いた例であるが、コンテンツ表示手段62では、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、各種のユーザインタフェースを提供できる。
コンテキスト情報として「ユーザの性格:せっかち」が設定され、推薦戦略決定手段3では「なるべく少数に絞り込んで推薦する」が決められたとする。
推薦戦略「なるべく少数に絞り込んで推薦する」より、属性決定手段42では、「条件を選択することでコンテンツを1つに絞り込めることを目指す」と考える。そして、コンテンツ調査手段41では、(1)属性値の中で件数が1つしかないものを含む属性を見つける、(2)条件はなるべく少数提示する、という方針を満たす属性を調査する。
コンテンツ調査手段41の調査結果を踏まえて、属性決定手段42では、属性「ジャンル」を推薦戦略に合致した属性として決定する。「ジャンル」が選択された理由は、(1)属性値の中で件数が1つしかないものを含む属性を見つける、という方針では、ジャンル、場所、雰囲気の3つの属性が該当するが、(2)条件はなるべく少数提示することを鑑みた場合、「ジャンル」属性では属性値の中で件数が1つしかないもの、すなわち提示が想定される属性値が「うどん」「てんぷら」「焼肉」の3個であるのに対し、「場所」属性では「京橋」「天王寺」「天満橋」「東梅田」の4個、「雰囲気」属性に至っては10個が当てはまるため、提示が想定される属性値の一番少ない「ジャンル」を用いることを決定する。
属性値決定手段43では、「うどん」「てんぷら」「焼肉」が決定される。
推薦戦略「なるべく少数に絞り込んで推薦する」に沿って決定した属性「ジャンル」、属性値「うどん」「てんぷら」「焼肉」を使って、条件選択メニュー生成手段44では図16に示す条件選択メニュー111を生成する。条件選択メニュー111では、いずれの条件を選択したとしても、最終的にコンテンツ表示手段62で提示されるコンテンツは1件となる。つまり推薦戦略を満たした条件選択メニューを生成、提示できる。
本発明の第一の実施の形態における他の動作例について説明する。第一の実施の形態の動作説明において、コンテキスト格納手段2に格納されたコンテキスト情報として、ユーザの位置(ユーザに関するコンテキスト情報の一例)、時刻(環境に環境に関するコンテキスト情報の一例)が格納され、コンテキスト・推薦戦略対応手段31は、図7に示すコンテキスト・推薦戦略対応表104でコンテキスト情報と推薦戦略とを対応付けが記述され、コンテンツ格納手段1には図2に示すコンテンツ集合100がコンテンツ情報として格納されている場合について、図3のフロー図に沿って、現在の時刻を19:00、ユーザの現在位置を梅田、であるとして説明する。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。すなわち、ユーザの位置:梅田、時刻:19:00が推薦戦略決定手段32に伝わる。コンテキスト・推薦戦略対応手段31に格納された情報に従ってコンテキスト格納手段2から取得したコンテキスト情報から推薦戦略を生成する。コンテキスト・推薦戦略対応表104に従って、推薦戦略として「今いる場所の近くで推薦する」が生成される。生成した推薦戦略は、条件選択メニュー構築手段4へと伝えられる。
条件選択メニュー構築手段4では、まず、コンテンツ調査手段41において、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツについて調査する。具体的には、コンテンツの各属性に位置に関するものがあるかどうかを調査する。
コンテンツ調査手段41での調査結果に基づいて、属性決定手段42では、推薦戦略に合致した属性を選択する。「今いる場所の近くで推薦する」という推薦戦略があるため、属性として「場所」を使うことを決定する。
属性値決定手段43では、推薦戦略に基づき、属性決定手段42で選択された属性の属性値の中から、条件選択メニューにおいてユーザに提示する少なくとも1つ以上の属性値を決定する。ここでは、ユーザの位置:梅田に近い属性値として、「梅田」「東梅田」を決定したとする。
条件選択メニュー生成手段44では、属性決定手段42で決定した属性「場所」と、属性値決定手段43で決定した属性値「梅田」「東梅田」を用いてユーザに提示する条件選択メニューを生成する。図8に条件選択メニュー生成手段44で生成した条件選択メニュー105を一例として示す。なお、条件選択メニュー105は、グラフィカルユーザインタフェースを用いたメニューであるが、条件選択メニュー生成手段44では、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、使用されるユーザインタフェースに応じた条件選択メニューを生成する。
次に、本発明による第一の実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、ユーザの性格に適合させた探し方を提供したり、ユーザの位置、時刻を考慮した探し方を提供することができる。つまり、各種のコンテキストに応じてコンテンツの推薦戦略を決定した上で、コンテンツを絞り込むための条件選択メニューを生成してユーザに提示することで、ユーザの状況に応じたコンテンツの探し方を提供できる。
図9は、本発明の第二の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。すなわち、システム利用継続時間が推薦戦略決定手段32に伝えられる。ここでは、インタラクションを開始した直後であるため、「システム利用継続時間=0秒」がコンテキスト情報となる。コンテキスト・推薦戦略対応手段31に格納された情報に従ってコンテキスト格納手段2から取得したコンテキスト情報から推薦戦略を生成する。コンテキスト・推薦戦略対応表106に従って、推薦戦略として「コンテンツ集合の大まかな傾向を知らせながら推薦する」が生成される。生成した推薦戦略は、条件選択メニュー構築手段4へと伝えられる。
条件選択メニュー構築手段4では、まず、コンテンツ調査手段41において、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツについて調査する。具体的には、コンテンツの各属性の分布状況を調査する。
コンテンツ調査手段41での調査結果に基づいて、属性決定手段42では、推薦戦略に合致した属性を選択する。推薦戦略「コンテンツ集合の大まかな傾向を知らせながら推薦する」に沿った属性決定方法の一例は、本発明の第一の実施の形態の(ステップA3)で説明した方法と同じ方法を適用し、属性「ジャンル」を決定する。
属性値決定手段43では、推薦戦略に基づき、属性決定手段42で選択された属性の属性値の中から、条件選択メニューにおいてユーザに提示する複数の属性値を決定する。本発明の第一の実施の形態の(ステップA4)で説明した方法と同じものを適用し、属性値は、コンテンツ集合100に含まれる属性値「ラーメン」「寿司」「パスタ」を決定する。
条件選択メニュー生成手段44では、属性決定手段42で決定した属性「ジャンル」と、属性値決定手段43で決定した属性値「ラーメン」「寿司」「パスタ」を用いてユーザに提示する条件選択メニューを生成する。図12に条件選択メニュー生成手段44で生成した条件選択メニュー107を一例として示す。なお、条件選択メニュー107は、グラフィカルユーザインタフェースを用いた条件選択メニューであるが、条件選択メニュー生成手段44では、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、使用されるユーザインタフェースに応じた条件選択メニューを生成する。
条件選択メニュー構築手段4で構築された条件選択メニューは、UI管理手段6の条件選択手段61へと送られ、ユーザに提示される。ユーザは示された条件選択の中から希望する条件を選択する。選択された条件は検索条件決定手段51へと伝達される。以下のステップでは、ユーザが、条件選択メニュー107の条件選択メニューから「ラーメン」を選択したものとして説明する。
検索条件決定手段51では、条件選択手段61から伝達された条件を解釈してコンテンツ格納手段1からコンテンツを検索するための検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。すなわち、現在の属性は「ジャンル」で、選択された属性値は「ラーメン」である場合は、「ジャンル=ラーメンで検索する」という検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。
コンテンツ検索手段52では、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツの中から検索条件決定手段51で決定した検索条件に適合するコンテンツを抽出する。すなわち、コンテンツ格納手段1の中からジャンルがラーメンである、コンテンツIDが「cont-01」「cont-02」「cont-03」「cont-10」を抽出する。
コンテンツ検索手段52で抽出されたコンテンツ情報は、コンテンツ表示手段62へと伝達され、コンテンツ表示手段62において、推薦コンテンツとして表示される。すなわち、コンテンツIDが「cont-01」「cont-02」「cont-03」「cont-10」の情報から、例えば図13に示す様なコンテンツ表示画面108を生成しユーザに提示する。なお、コンテンツ表示画面108はグラフィカルユーザインタフェースを用いた例であるが、コンテンツ表示手段62では、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、各種のユーザインタフェースを用いたコンテンツ表示を提供できる。
対話継続判定手段53で、情報推薦を継続すべきかどうかの判定を行う。ここでは、コンテンツ検索手段52で抽出されたコンテンツの数が3つより多い場合に、さらに踏み込んだ情報推薦が必要とみなして、インタラクションを継続すると判定することする。この場合、推薦コンテンツ数は4件であるので、インタラクションを継続すべきと判定される。すなわち、(ステップA1)へと進む。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。すなわち、システム利用継続時間が推薦戦略決定手段32に伝えられる。ここでは、対話開始から300秒経過したものとする。すなわちコンテキスト情報は「システム利用継続時間=300秒」となる。コンテキスト・推薦戦略対応手段31に格納された情報に従ってコンテキスト格納手段2から取得したコンテキスト情報から推薦戦略を生成する。コンテキスト・推薦戦略対応表106に従って、推薦戦略として「なるべく少数に絞り込んで推薦する」が生成される。生成した推薦戦略は、条件選択メニュー構築手段4へと伝えられる。
条件選択メニュー構築手段4では、まず、コンテンツ調査手段41において、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツについて調査する。具体的には、コンテンツの各属性の分布状況を調査する。
コンテンツ調査手段41での調査結果に基づいて、属性決定手段42では、推薦戦略に合致した属性を選択する。推薦戦略「なるべく少数に絞り込んで推薦する」を踏まえた属性選択の一例として、ここでは、属性値のバラつきの大きな属性を採用することとする。前回選択したジャンル以外の属性である「場所」「雰囲気」のうち、属性「雰囲気」の法が属性値のバラつきが大きいと判断し、属性「雰囲気」を決定する。
属性値決定手段43では、推薦戦略に基づき、属性決定手段42で選択された属性の属性値の中から、条件選択メニューにおいてユーザに提示する少なくとも1つ以上の属性値を決定する。ここでは、「家庭的」「斬新」「刺激的」「活気ある」を決定する。
条件選択メニュー生成手段44では、属性決定手段42で決定した属性と、属性値決定手段43で決定した属性値を用いてユーザに提示する条件選択メニューを生成する。図14に条件選択メニュー生成手段44で生成した条件選択メニュー109を一例として示す。
条件選択メニュー構築手段4で構築された条件選択メニューは、UI管理手段6の条件選択手段61へと送られ、ユーザに提示される。ユーザは示された条件選択の中から希望する条件を選択する。選択された条件は検索条件決定手段51へと伝達される。以下のステップでは、ユーザが、条件選択メニュー109から「家庭的」を選択したものとして説明する。
検索条件決定手段51では、条件選択手段61から伝達された条件を解釈してコンテンツ格納手段1からコンテンツを検索するための検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。すなわち、前回の検索条件「ジャンル=ラーメンで検索する」に加えて属性「雰囲気」、選択された属性値「家庭的」を踏まえ、「ジャンル=ラーメン、かつ雰囲気=家庭的で検索する」という検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。
コンテンツ検索手段52では、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツの中から検索条件決定手段51で決定した検索条件に適合するコンテンツを抽出する。すなわち、コンテンツ格納手段1の中からコンテンツIDが「cont-01」を抽出する。
コンテンツ検索手段52で抽出されたコンテンツ情報は、コンテンツ表示手段62へと伝達され、コンテンツ表示手段62において、推薦コンテンツとして表示される。すなわち、コンテンツIDが「cont-01」の情報から、例えば図15に示す様なコンテンツ表示画面110を生成しユーザに提示する。
対話継続判定手段53で、情報推薦を継続すべきかどうかの判定を行う。ここでは、コンテンツ検索手段52で抽出されたコンテンツの数が3つより多い場合に、さらに踏み込んだ情報推薦が必要とみなして、インタラクションを継続すると判定することする。この場合、推薦コンテンツ数は1件であるので、インタラクションを継続すべきでないと判定される。すなわち、終了する。
[第二の実施の形態の他の実施例]
本発明の第二の実施の形態における他の実施例について、コンテキスト情報を用いて、場面に適した推薦戦略が選択される点を中心に図10のフロー図に沿って説明する。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。取得したコンテキスト情報は、推薦回数(0回)、ユーザ嗜好、プロモ情報、条件に合うコンテンツ数3000件である。このコンテキスト情報を用いて各推薦戦略の優先度を計算すると、『過去の操作履歴を優先する』=5.0、『ユーザ嗜好を優先する』=4.5(3.0×1.5:ユーザの嗜好情報があるので×1.5する)、『コンテンツ傾向を重視する』=2.0、『事業者意図とユーザ嗜好を優先する』=3.25(2.5×1.3:事業者のプロモーション情報があるので×1.3する)、『絞り込み効率を重視する』1.0、『条件を緩和する』=0.8となる。よって『過去の操作履歴を優先する』を推薦戦略として決定する。
推薦戦略に沿って図28に示す条件選択メニュー513を生成し、ユーザに提示する。 ここでは、過去の操作履歴を鑑みて、『家族で楽しむ』『バラエティ』『スマップ』をユーザに提示する。また、提示された内容から条件を選ばぶのではなくユーザが違う探し方をしたいと望むときに押下する『違う探し方をする』もあわせてユーザに提示する。
ユーザは、提示された内容が不満だったので、『違う選び方をする』を選択する。
ユーザが条件の指定を行わなかったため、コンテンツ検索は行わない。
対話継続判定手段53で、情報推薦を継続すべきかどうかの判定を行う。本実施例では、ステップA9で提示したコンテンツをユーザが選択しなかったら、推薦を継続すると判定することとする。ここでは、推薦継続と判定し、ステップA1へと進む。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。取得したコンテキスト情報は、推薦回数(1回)、ユーザ嗜好、プロモ情報、条件に合うコンテンツ数3000件、ユーザが前回の推薦内容を拒否したことである。このコンテキスト情報を用いて各推薦戦略の優先度を計算すると、『過去の操作履歴を優先する』=1.0(5.0×0.2:推薦内容をユーザに拒否されているので×0.2)、『ユーザ嗜好を優先する』=4.5(3.0×1.5:ユーザの嗜好情報があるので×1.5する)、『コンテンツ傾向を重視する』=2.0、『事業者意図とユーザ嗜好を優先する』=3.25(2.5×1.3:事業者のプロモーション情報があるので×1.3する)、『絞り込み効率を重視する』1.0、『条件を緩和する』=0.8となる。よって『ユーザ嗜好を優先する』を推薦戦略として決定する。
推薦戦略に沿って図29に示す条件選択メニュー514を生成し、ユーザに提示する。ここでは、ユーザの嗜好情報を鑑みて、『ドキュメンタリ・教養』『映画』『アニメ』をユーザに提示する。また、提示された内容から条件を選ばぶのではなくユーザが違う探し方をしたいと望むときに押下する『違う探し方をする』もあわせてユーザに提示する。
ユーザは、『映画』を選択する。
指定された条件『映画』でコンテンツ検索を検索し提示する。
対話継続判定手段53で、推薦継続と判定し、ステップA1へと進む。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。取得したコンテキスト情報は、推薦回数(2回)、ユーザ嗜好、プロモ情報、条件に合うコンテンツ数300件、ユーザが前回の推薦内容から条件を絞ったことである。このコンテキスト情報を用いて各推薦戦略の優先度を計算すると、『過去の操作履歴を優先する』=1.0(5.0×0.2)、『ユーザ嗜好を優先する』=1.8(3.0×1.5×0.4)、『コンテンツ傾向を重視する』=2.0、『事業者意図とユーザ嗜好を優先する』=3.25(2.5×1.3)、『絞り込み効率を重視する』1.0、『条件を緩和する』=0.8となる。よって『事業者意図+ユーザ嗜好を優先する』を推薦戦略として決定する。
推薦戦略に沿って図30に示す条件選択メニュー515を生成し、ユーザに提示する。ここでは、事業者プロモ情報とユーザの嗜好情報を鑑みて、プロモ情報のうち、ユーザ嗜好にマッチする『キアヌリーブス』をユーザに提示する。また、ユーザ嗜好にマッチする『A.シュワルツ』『松嶋菜々子』をユーザに提示する。また、提示された内容から条件を選ばぶのではなくユーザが違う探し方をしたいと望むときに押下する『違う探し方をする』もあわせてユーザに提示する。
ユーザは、『松嶋菜々子』を選択する。
指定された条件『映画』かつ『松嶋菜々子』でコンテンツ検索を検索し提示する。
対話継続判定手段53で、推薦継続と判定し、ステップA1へと進む。
推薦戦略決定手段32では、コンテキスト格納手段2からコンテキスト情報を取得する。取得したコンテキスト情報は、推薦回数(3回)、ユーザ嗜好、プロモ情報、条件に合うコンテンツ数3件、ユーザが前回の推薦内容から条件を絞ったこと、である。このコンテキスト情報を用いて各推薦戦略の優先度を計算すると、『過去の操作履歴を優先する』=1.0(5.0×0.2)、『ユーザ嗜好を優先する』=1.8(3.0×1.5×0.4)、『コンテンツ傾向を重視する』=2.0、『事業者意図とユーザ嗜好を優先する』=3.25(2.5×1.3)、『絞り込み効率を重視する』1.0、『条件を緩和する』=8.0(0.8×10)となる。よって『条件を緩和する』を推薦戦略として決定する。
推薦戦略に沿って図31に示す条件選択メニュー516を生成し、ユーザに提示する。ここでは、緩和する条件として『映画を条件から外す』『松嶋菜々子を条件から外す』『松嶋菜々子を竹内結子に変える』をユーザに提示する。また、提示された内容から条件を選ばす違う探し方をしたいと望むときにユーザが押下する『違う探し方をする』も合わせてユーザに提示する。
ユーザは、『松嶋菜々子を竹内結子に変える』を選択する。
指定された条件『映画』かつ『竹内結子』でコンテンツ検索を検索し提示する。
ステップA9で提示したコンテンツの中から、ユーザがコンテンツを選択したので、ここで対話を終了する。
次に本発明の第二の実施の形態の効果について説明する。
図17は、本発明の第三の実施の形態の構成図である。本発明の第三の実施の形態では、本発明の第二の実施の形態の構成に加え、検索対象となり得るコンテンツを格納するコンテンツデータベースを少なくとも2つ以上管理・格納しておくコンテンツDB格納手段7と、コンテキスト格納手段2に格納されたコンテキスト情報に従ってコンテンツDB格納手段7に格納されたコンテンツデータベースの中から推薦対象とすべきコンテンツデータベースを選択しコンテンツ格納手段1に格納するコンテンツDB選択手段8と、コンテキスト格納手段2に格納されたコンテキスト情報から導出されるコンテンツの検索条件を決定する前提条件決定手段9と、前提条件決定手段9で決定したコンテンツ検索条件を格納する前提条件格納手段10と、を有する。
コンテンツDB選択手段8において、コンテキスト格納手段2のコンテキスト情報に応じて、コンテンツDB格納手段8に格納されたコンテンツデータベースの中から検索対象となるコンテンツデータベースを決定し、コンテンツデータベースをコンテンツ格納手段1に格納する。
前提条件決定手段9において、コンテキスト格納手段2のコンテキスト情報を入力情報として、コンテキスト情報から導出されるコンテンツの検索条件(前提的検索条件と呼ぶ)を決定し、決定した前提的検索条件を前提条件格納手段10に格納する。
検索条件決定手段51では、条件選択手段61から伝達された条件と、前提条件格納手段10に格納されたコンテンツの前提的検索条件とを解釈して、コンテンツ格納手段1からコンテンツを検索するための検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。
次に本発明の第三の実施の形態の効果について説明する。
図21は、実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
推薦戦略決定手段32は、コンテキスト・推薦戦略対応手段31に格納された情報とコンテキスト格納手段2から取得したコンテキスト情報とから推薦戦略を生成する。コンテキスト・推薦戦略対応手段31には、その時々のコンテキスト情報において、どんな推薦戦略を採用すべきかが記述されており、コンテキスト情報に適した推薦戦略を生成できる。ここで、コンテキスト・推薦戦略対応手段31の実装方法には第一の実施の形態と同様に、様々な実装方法が考えられるが、一例として図7に示すコンテキスト・推薦戦略対応表104を用いた場合について説明する。コンテキスト・推薦戦略対応表104は、コンテキスト情報としてユーザの現在位置を使用する場合のコンテキスト・推薦戦略対応手段31の記述例である。この例では、現在時刻に応じて推薦戦略を決定される。例えば、時刻が11:30〜13:00の昼食時である場合や、18:00以降の夕食時である場合は、『今いる場所の近くで推薦する』という推薦戦略を決定する。また食事時でない場合は、『遠くてもユーザの嗜好に合った推薦をする』という推薦戦略を決定する。ここでは、現在時刻が15:00、つまり食事時でない場合の例について説明する。現在時刻が15:00であるので、推薦戦略決定手段32では、コンテキスト・推薦戦略対応手段31に格納されたコンテキスト・推薦戦略対応表104に従って推薦戦略として『遠くてもユーザの嗜好に合った推薦をする』が決定される。
条件選択メニュー構築手段4では、推薦戦略に沿って、ユーザの条件選択を促すための条件選択メニューを生成する。ここで、コンテンツ格納手段1には、図2に示すコンテンツ集合100のコンテンツ情報が格納されているとして説明する。
推薦戦略生成手段3では推薦戦略として『遠くてもユーザの嗜好に合った推薦をする』が決められていることから、コンテンツ調査手段41では、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツのうち、コンテキスト調査手段45で取得したユーザ嗜好に合致するコンテンツが、どれだけ存在するかを調査する。
属性決定手段42は、コンテンツ調査手段41の調査結果を踏まえて、属性を決定する。
属性値決定手段43では、推薦戦略に基づき、属性決定手段42で選択された属性に含まれる属性値の中から、条件選択メニューにおいてユーザに提示する少なくとも1つ以上の属性値を決定する。ここで、属性値の決定方法については様々な方法の採用が考えられるが、ここでは一例として各属性の属性値の中からユーザ属性にマッチしたものが多い順に属性値として決定することとし、『ラーメン』『パスタ』『鶴橋』を属性値として決定することとする。
条件選択メニュー生成手段44では、属性決定手段42で決定した属性と、属性値決定手段43で決定した属性値を用いてユーザに提示する条件選択メニューを生成する。図24に条件選択メニュー生成手段44で生成した条件選択メニュー502を一例として示す。条件選択メニュー502は、コンテンツ集合100のレストラン情報から生成したもので、属性決定手段42では属性として『ジャンル』『場所』を決定し、属性値決定手段43では属性値として『ラーメン』『パスタ』『鶴橋』を決定した例である。なお、条件選択メニュー502では、グラフィカルユーザインタフェースを用いたメニューを示したが、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、使用されるユーザインタフェースに応じた条件選択メニューを生成する。
条件選択メニュー構築手段4で構築された条件選択メニューは、UI管理手段6の条件選択手段61へと送られ、ユーザに提示される。ユーザは示された条件選択の中から希望する条件を選択する。選択された条件は検索条件決定手段51へと伝達される。以下のステップでは、ユーザが、条件選択メニュー502から『ラーメン』を選択したものとして説明する。
検索条件決定手段51では、条件選択手段61から伝達された条件を解釈してコンテンツ格納手段1からコンテンツを検索するための検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。すなわち、属性『ジャンル』の属性値『ラーメン』である場合は、『ジャンル=ラーメンで検索する』という検索条件を生成し、コンテンツ検索手段52へと伝達する。
コンテンツ検索手段52では、コンテンツ格納手段1に格納されているコンテンツの中から検索条件決定手段51で決定した検索条件に適合するコンテンツを抽出する。すなわち、コンテンツ格納手段1の中からジャンルがラーメンの、コンテンツIDが「cont-01」「cont-02」「cont-03」「cont-10」を抽出する。
コンテンツ検索手段52で抽出されたコンテンツ情報は、コンテンツ表示手段62へと伝達され、コンテンツ表示手段62において、推薦コンテンツとして表示される。すなわち、コンテンツIDが「cont-01」「cont-02」「cont-03」「cont-10」の情報から、例えば図25に示す様なコンテンツ表示画面503を生成しユーザに提示する。なお、コンテンツ表示画面503はグラフィカルユーザインタフェースを用いた例であるが、コンテンツ表示手段62では、音声インタフェース、テキストベースユーザインタフェースなど、各種のユーザインタフェースを提供できる。
次に本発明の第四の実施の形態の効果について説明する。本発明の第四の実施の形態では、第一の実施の形態の効果に加えて、コンテキスト情報に応じて情報を推薦するための方針、つまり推薦戦略を決定し、決定した推薦戦略に沿って推薦対象のコンテンツの分析とコンテキスト情報の分析を行いコンテンツの探し方を生成することで、ユーザの状況に応じたコンテンツの探し方を提供できる。
なお、上述した第一〜第四の実施の形態は、コンピュータ上で図3、図10、図18、図22に示すフロー図や、上述した動作を実装するためのプログラムを実行することにより実現することもできる。この場合には、推薦戦略生成手段3、条件選択メニュー構築手段4、コンテンツ抽出手段5、UI管理手段6、コンテンツDB選択手段8、および前提条件決定手段9等はコンピュータ上に実装される。
2 コンテキスト格納手段
3 推薦戦略生成手段
31 コンテキスト・推薦戦略対応手段
32 推薦戦略決定手段
4 条件選択メニュー構築手段
41 コンテンツ調査手段
42 属性決定手段
43 属性値決定手段
44 条件選択メニュー生成手段
5 コンテンツ抽出手段
51 検索条件決定手段
52 コンテンツ検索手段
6 UI管理手段
61 条件選択手段
62 コンテンツ表示手段
7 コンテンツDB格納手段
8 コンテンツDB選択手段
9 前提条件決定手段
10 前提条件格納手段
100 コンテンツ集合
101 コンテキスト・推薦戦略対応表
102 条件選択メニュー
103 コンテンツ表示画面
104 コンテキスト・推薦戦略対応表
105 条件選択メニュー
106 コンテキスト・推薦戦略対応表
107 条件選択メニュー
108 コンテンツ表示画面
109 条件選択メニュー
110 コンテンツ表示画面
111 条件選択メニュー
112 コンテキスト情報とコンテンツデータベースの対応表
113 コンテキスト情報と前提的検索条件の対応表
Claims (9)
- 推薦対象のコンテンツを格納しているコンテンツ格納手段と、
ユーザのシステム利用時間の情報であるコンテキスト情報を格納するコンテキスト格納手段と、
複数のシステム利用時間と、システム利用時間毎に対応し、システム利用時間が短い間はコンテンツ集合の大まかな傾向を示しながら推薦を行い、システムの利用時間が長くなるに従って推薦するコンテンツの数を少数とする推薦戦略との対応付けが記述されたコンテキスト・推薦戦略対応手段と、
前記コンテキスト・推薦戦略対応手段の対応付けから、コンテキスト格納手段に格納されているコンテキスト情報のユーザのシステム利用時間に対応する推薦戦略を決定する推薦戦略決定手段と、
前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツの属性の分布状況を調査するコンテンツ調査手段と、
前記推薦戦略決定手段で決定された推薦戦略と前記コンテンツ調査手段によるコンテンツの属性の分布状況とに基づいて、前記決定された推薦戦略に合致したコンテンツの属性を決定する属性決定手段と、
前記推薦戦略決定手段で決定された推薦戦略に基づいて、前記属性決定手段で決定されたコンテンツの属性の中からユーザに選択を促す属性値を少なくとも1つ以上決定する属性値決定手段と、
前記属性決定手段で決定されたコンテンツ属性と前記属性値決定手段で決定された属性値とを用いて、条件選択メニューを生成する条件選択メニュー生成手段と、
前記条件選択メニューに対するユーザの属性値の選択入力を受ける条件選択手段と、
前記条件選択メニューへの入力によって選択された属性値から、コンテンツの検索条件を決定する検索条件決定手段と、
前記検索条件決定手段で決定した検索条件に従って、前記コンテンツ格納手段のコンテンツ情報の中から推薦すべきコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、
前記コンテンツ検索手段で検索されたコンテンツをユーザに提示し、情報提供を行うコンテンツ表示手段と、
コンテンツの推薦結果に基づいてコンテンツの推薦を継続するかどうかを判定し、コンテンツの推薦を継続する場合には、前記推薦戦略決定手段に再度の推薦戦略の決定を指示する対話継続判定手段と
を有する情報提供装置。 - 検索対象となり得るコンテンツを格納するコンテンツデータベースを少なくとも2つ以上管理・格納しておくコンテンツDB格納手段と、
前記コンテキスト格納手段に格納されたコンテキスト情報に従って、前記コンテンツDB格納手段に格納されたコンテンツデータベースの中から対象とすべきコンテンツデータベースを選択し、コンテンツ格納手段に格納する対象コンテンツ抽出手段と
を有する請求項2に記載の情報提供装置。 - 前記コンテキスト格納手段に格納されたコンテキスト情報からコンテンツの選択に関する前提検索条件を決定する前提条件決定手段と、
前記前提条件決定手段で決定したコンテンツ検索条件を格納する前提条件格納手段とを有し、
前記コンテンツ検索手段は、前記検索条件決定手段で決定した検索条件と、前記前提条件格納手段に格納されている前提検索条件とに従って、前記コンテンツ格納手段のコンテンツ情報の中から推薦すべきコンテンツを選択する
請求項1又は請求項2に記載の情報提供装置。 - 情報提供装置が、
推薦対象のコンテンツを格納し、ユーザのシステム利用時間の情報であるコンテキスト情報を格納し、
前記複数のシステム利用時間と、システム利用時間毎に対応し、システム利用時間が短い間はコンテンツ集合の大まかな傾向を示しながら推薦を行い、システムの利用時間が長くなるに従って推薦するコンテンツの数を少数とする推薦戦略との対応付けを記述しておき、
前記複数のシステム利用時間と前記推薦戦略との対応付けから、格納されているユーザのシステム利用時間の情報であるコンテキスト情報に対応する推薦戦略を決定し、
前記格納されているコンテンツの属性の分布状況を調査し、
前記格納されたコンテンツの属性の分布状況と前記決定された推薦戦略とに基づいて、前記決定された推薦戦略に合致したコンテンツの属性を決定し、
前記決定された推薦戦略に基づいて、前記決定されたコンテンツの属性の中からユーザに選択を促す属性値を少なくとも1つ以上決定し、
前記決定されたコンテンツ属性と前記決定された属性値とを用いて、条件選択メニューを生成して表示し、
前記条件選択メニューに対して行われたユーザによって選択された属性値から、コンテンツの検索条件を決定し、
前記決定した検索条件に従って、前記コンテンツ情報の中から推薦すべきコンテンツを検索し、ユーザに提示し、
コンテンツの推薦結果に基づいてコンテンツの推薦を継続するかどうかを判定し、コンテンツの推薦を継続する場合には、前記推薦戦略決定手段に再度の推薦戦略の決定を指示する
情報提供方法。 - 前記情報提供装置が、検索対象となり得るコンテンツデータベースを少なくとも2つ以上管理・格納し、コンテキスト情報に従って格納したコンテンツデータベースの中から対象とすべきコンテンツデータベースを選択して推薦対象のコンテンツとする請求項4に記載の情報提供方法。
- 前記情報提供装置が、
前記格納されたコンテキスト情報から導出されるコンテンツの選択に関する前提検索条件を決定し、
前記検索条件と前記前提検索条件とに従って、前記コンテンツ情報の中から推薦すべきコンテンツを選択する
請求項4又は請求項5に記載の情報提供方法。 - 推薦対象のコンテンツを格納しているコンテンツ格納手段と、ユーザのシステム利用時間の情報であるコンテキスト情報を格納するコンテキスト格納手段と、複数のシステム利用時間と、システム利用時間毎に対応し、システム利用時間が短い間はコンテンツ集合の大まかな傾向を示しながら推薦を行い、システムの利用時間が長くなるに従って推薦するコンテンツの数を少数とする推薦戦略との対応付けが記述されたコンテキスト・推薦戦略対応手段とを有する情報提供システムにおける情報提供プログラムであって、
前記複数のシステム利用時間と前記推薦戦略との対応付けから、格納されているユーザのシステム利用時間の情報であるコンテキスト情報に対応する推薦戦略を決定する推薦戦略決定処理と、
前記格納されているコンテンツの属性の分布状況を調査するコンテンツ調査処理と、
前記コンテンツ調査処理によるコンテンツの属性の分布状況と、前記推薦戦略決定処理で決定された推薦戦略とに基づいて、前記決定された推薦戦略に合致したコンテンツの属性を決定するコンテンツ属性決定処理と、
前記推薦戦略決定手段で決定された推薦戦略に基づいて、前記コンテンツ属性決定処理で決定されたコンテンツの属性の中からユーザに選択を促す属性値を少なくとも1つ以上決定するコンテンツ属性値決定処理と、
前記コンテンツ属性決定処理で決定されたコンテンツ属性と、前記コンテンツ属性値決定処理で決定された属性値とを用いて、条件選択メニューを生成して表示する条件選択メニュー生成処理と、
前記条件選択メニューへの入力によって選択された属性値から、コンテンツの検索条件を決定するコンテンツ検索条件決定処理と、
前記コンテンツ検索条件決定処理で決定された検索条件に従って、前記コンテンツ情報の中から推薦すべきコンテンツを選択し、ユーザに提示するコンテンツ検索処理と、
コンテンツの推薦結果に基づいてコンテンツの推薦を継続するかどうかを判定し、コンテンツの推薦を継続する場合には、前記推薦戦略決定処理に再度の推薦戦略の決定を指示する継続判定処理と
を情報処理装置に実行させる情報提供プログラム。 - 検索対象となり得るコンテンツを格納するコンテンツデータベースを少なくとも2つ以上管理・格納しておくコンテンツDB格納手段から、前記コンテキスト格納手段に格納されたコンテキスト情報に従って、前記コンテンツDB格納手段に格納されたコンテンツデータベースの中から対象とすべきコンテンツデータベースを選択し、コンテンツ格納手段に格納する対象コンテンツ抽出処理を、情報処理装置に実行させる請求項7に記載の情報提供プログラム。
- 前記コンテキスト格納手段に格納されたコンテキスト情報からコンテンツの選択に関する前提検索条件を決定する前提条件決定処理を情報処理装置に実行させ、
前記コンテンツ検索処理は、前記検索条件決定処理で決定した検索条件と、前記前提条件決定処理で決定された前提検索条件とに従って、前記コンテンツ格納手段のコンテンツ情報の中から推薦すべきコンテンツを検索する
請求項7又は請求項8に記載の情報提供プログラム。
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