JPH10134067A - 情報提供支援方法及び装置 - Google Patents

情報提供支援方法及び装置

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JPH10134067A
JPH10134067A JP8287129A JP28712996A JPH10134067A JP H10134067 A JPH10134067 A JP H10134067A JP 8287129 A JP8287129 A JP 8287129A JP 28712996 A JP28712996 A JP 28712996A JP H10134067 A JPH10134067 A JP H10134067A
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JP8287129A
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Inventor
Akira Yamada
昭 山多
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メニュー選択の探索行為が少なく、効率的に
使用可能な情報提供支援方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、メニューへのアクセス履歴を
管理しておき、アクセス履歴を解析し、検索者が指定し
たキーワード情報を補正すると共に、検索を特徴付ける
キーワードを抽出し、該キーワードの利用度合を評価し
たキーワード利用情報を作成し、メニュー項目の使用度
と未使用度を算出し、メニュー項目の優先条件の範囲内
で、メニュー項目を順序付け、また、ユーザ属性からメ
ニュー項目の表現を決定し、メニューの構成情報を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供支援方法
及び装置に係り、特に、テキスト、動画、静止画、アニ
メーションから構成される情報を検索する装置における
情報検索を支援することにより、容易かつ効率的に情報
を入手し、理解し、認識する情報提供支援方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】テキスト、動画、静止画、アニメーショ
ンから構成される情報を蓄積し、検索対象をメニューか
ら選択し、検索する検索装置が実現されている。検索者
は、提示されるメニューの中から、メニューの一部しか
提示されない場合には、スクロールを行い、該当メニュ
ー項目を探し、該当メニュー項目をクリックすることに
より、検索する。また、検索者の母国語対応にメニュー
や情報を用意し、検索者の使用言語も考慮して情報を検
索することができる。
【0003】学習装置においても、学習者の質問に対処
するために、質問の回答情報を学習装置に蓄積してお
き、学習者の質問要求があると、メニューを提示し、選
択された質問項目を提示する手段が実現され、学習場面
対応に質問項目が限定されて表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の検索装置には、以下の問題点がある。第1の問題点
は、メニュー項目の選択の際に、検索者が見やすく選択
し易い位置に選択したいメニュー項目が提示されないこ
とにより、必要なメニュー項目の探索行為(検索者の探
索のための目の動きと入力操作)が必要となる。この問
題点は、学習装置において学習場面対応に質問項目が限
定されて提示され、質問のメニュー項目の数を少なくす
ることにより、選択の探索が緩和されているが、質問の
メニュー項目の利用可能度合の大小は考慮されず、質問
のメニュー項目の選択行為の軽減化は、十分解決されて
いない。即ち、探索行為が多く、メニュー項目の選択が
効率的でない問題がある。
【0005】第2の問題点は、探索者毎に理解/使用し
ている語句は異なるが、メニュー項目の表現は、固定で
あり、メニュー項目の表現が分かり難い。この問題点
は、検索者の使用言語を考慮し、検索者の言語に応じた
検索手段のみでは、十分解決されていない。即ち、検索
者に応じてメニュー項目が表現されていないという問題
がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、メニュー選択の探索行為が少なく、効率的に使用可
能な情報提供支援方法及び装置を提供することを目的と
する。また、本発明の更なる目的は、検索者に応じたメ
ニュー項目表現を提示することが可能な情報提供支援方
法及び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、テキスト、動画、
静止画、アニメーションから構成される情報を検索し、
情報提供を支援する情報提供支援方法において、メニュ
ーへのアクセス履歴を管理しておき(ステップ1)、ア
クセス履歴を解析し(ステップ2)、検索者が指定した
キーワード情報を補正すると共に、検索を特徴付けるキ
ーワードを抽出し、該キーワードの利用度合を評価した
キーワード利用情報を作成し(ステップ3)、メニュー
項目の使用度と未使用度を算出し(ステップ4)、メニ
ュー項目の優先条件の範囲内で、メニュー項目を順序付
け、また、ユーザ属性からメニュー項目の表現を決定し
(ステップ5)、メニューの構成情報を作成する(ステ
ップ6)。
【0008】また、本発明は、アクセス履歴、情報提供
の動作制御条件と、評価条件から構成される情報提供設
定条件及び検索者属性、検索者が指定したキーワード情
報及びメニュー項目の表示配置条件から構成されるユー
ザ情報から、キーワードのアクセスの集中度を解析し、
キーワードを抽出し、検索者のキーワード情報を補正
し、該キーワードを評価付け、キーワードで特徴付ける
メニュー項目の情報からなるメニユー構成要素情報、使
用キーワード、未使用キーワードとその評価情報から構
成されるキーワード利用情報からメニュー作成情報を作
成し、アクセス履歴からキーワードのアクセス順のアク
セス確率とエントロピーを算出し、使用キーワードを抽
出し、検索者の関心キーワード情報を補正し、使用キー
ワードを評価付け、未使用キーワードを抽出し、検索者
の拒絶キーワード情報を補正し、該未使用キーワードを
評価付けし、メニュー項目の表示の優先条件と該メニュ
ー項目の使用度合を示す使用度と、未使用度から該メニ
ュー項目の表示を順序付け、メニュー項目のキーワード
の評価付け情報から該メニュー項目の使用度、未使用度
を算出する。
【0009】また、本発明は、メニュー作成情報を作成
する際に、キーワードの上位下位関係から経路長最小で
上位下位関係のキーワードを探索し、メニュー項目のキ
ーワードの評価付け情報と最短経路情報から該メニュー
項目の使用度・未使用度を算出する。
【0010】また、本発明は、メニュー作成情報を作成
する際に、ユーザ条件とユーザ対応の表現タイプの決定
情報から、検索者タイプに応じたメニュー項目表現を決
定する。図2は、本発明の原理構成図である。
【0011】本発明は、テキスト、動画、静止画、アニ
メーションから構成される情報を蓄積する情報記憶手段
7と、情報記憶手段7を検索する情報検索手段6と、ウ
ィンドウを管理するウィンドウ管理手段3と、入力情報
を解釈する入力情報解析手段4と、検索要求情報を入力
する入力手段と2、検索した情報と検索メニューを表示
する表示手段1と、検索状態を管理/制御する検索情報
管理手段5を有する情報提供支援装置であって、メニュ
ー項目へのアクセス履歴を収集加工して履歴格納手段1
1に格納する履歴収集手段8と、アクセス履歴、情報提
供の動作制御条件と評価条件から構成される情報提供設
定条件、及び、検索者属性、検索者のキーワード情報及
びメニュー項目の表示配置条件から構成されるユーザ情
報から、キーワードのアクセスの集中度を解析し、キー
ワードを抽出し、検索者のキーワード情報を補正し、該
キーワードを評価付けるキーワード情報解析手段9と、
キーワードで特徴付けるメニュー項目の情報からなるメ
ニュー構成要素情報、使用キーワード、未使用キーワー
ドとその評価情報から構成されるキーワード利用情報か
らメニュー作成情報を作成するメニュー作成手段10を
有する。
【0012】また、上記のメニュー作成手段10は、キ
ーワード情報解析手段9が、履歴からキーワードのアク
セス順のアクセス確率とエントロピーを算出するアクセ
ス情報算出手段と、使用キーワードを抽出し、検索者の
関心キーワード情報を補正し、使用キーワードを評価付
けする使用キーワード解析手段と、未使用キーワードを
抽出し、検索者の拒絶キーワード情報を補正し、未使用
キーワードを評価付けする未使用キーワード解析手段と
を含む。
【0013】また、上記のメニュー作成手段10は、メ
ニュー項目の表示の優先条件と該メニュー項目の使用度
合を示す使用度と未使用度から該メニュー項目の表示を
順序付けるメニュー項目順序付け手段と、メニュー項目
のキーワードの評価付け情報から該メニュー項目の使用
度・未使用度を算出する使用度・未使用度算出手段とを
含む。
【0014】また、上記のメニュー作成手段10は、キ
ーワードの上位下位関係から経路長最小で上位下位関係
のキーワードを探索する上位/下位語探索手段を有し、
使用度・未使用度算出手段がメニュー項目のキーワード
の評価付け情報と最短経路情報からメニュー項目の使用
度・未使用度を算出する使用度・未使用度算出手段とを
含む。
【0015】また、上記のメニュー作成手段10は、ユ
ーザ条件とユーザ対応の表現タイプ決定情報から、検索
者タイプに応じたメニュー項目表現を決定するメニュー
項目表現決定手段を有する。このように、本発明では、
検索者が検索を続けるとメニューへのアクセス履歴を収
集し、キーワード情報解析手段により、アクセス履歴を
解析し、検索者が指定したキーワードを補正すると共
に、抽出されたキーワードとその評価付け情報からなる
キーワード利用情報を作成し、キーワード利用情報によ
り、メニュー構成手段が使用度と未使用度を算定し、算
定した使用度と未使用度に基づいてメニュー項目を並べ
替える。また、検索者の属性に従ってメニュー項目の表
現を決定し、メニューの構成情報を作成することが可能
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の情報提供支援装
置の構成を示す。同図に示す情報提供支援装置は、表示
装置1、入力装置2、ウィンドウ管理部3、入力情報解
析部4、検索情報管理部5、情報検索部6、情報記憶装
置7、履歴収集部8、キーワード情報解析部9、メニュ
ー作成部10、履歴格納装置11、情報提供設定条件格
納装置12、キーワード利用情報格納装置13、ユーザ
情報格納装置14、メニュー構成要素情報格納装置1
5、上位/下位語格納装置16、及び表現タイプ決定情
報格納装置17から構成される。
【0017】キーワード情報解析部9は、アクセス情報
算出部91、使用キーワード解析部92、未使用キーワ
ード解析部93から構成される。メニュー作成部10
は、メニュー項目表現決定部101、メニュー項目順序
付け部102、使用度・未使用度算出部103及び上位
/下位語探索部104から構成される。
【0018】表示装置1は、情報記憶装置7に格納され
ている情報とメニュー作成部10により作成されたメニ
ューを表示する。入力装置2は、検索者が検索の指示を
入力する装置である。ウィンドウ管理部3は、テキス
ト、動画、静止画、アニメーションから構成される情報
及びメニューを表示するためにウィンドウの生成/削除
を行うと共に、検索者が入力装置2により入力する各種
情報を受け付ける。
【0019】入力情報解析部4は、入力装置2で入力さ
れた情報を解析する。具体的には、入力装置2としてマ
ウスを使用し、表示装置1にメニューを表示している場
合、メニュー中の任意のポイントをクリックすると、ウ
ィンドウ管理部3が受け付け、そのポイントした位置を
解析し、メニュー項目の選択に変換する。
【0020】検索情報管理部5は、メニュー/情報の表
示状態、検索者の情報要求及びメニュー選択要求状態を
管理する。情報検索部6は、情報のアドレスに基づいて
情報記憶装置7から検索し、制御を検索情報管理部7に
移行する。
【0021】情報記憶装置7は、検索対象のテキスト、
動画、静止画、アニメーションから構成される情報を格
納する。メニュー構成要素情報格納装置15は、情報記
憶装置7に記憶されている情報を検索し、かつ、メニュ
ーの構成要素であるメニュー構成要素情報を格納する。
図4を用いてメニュー構成要素情報を説明する。図4
は、本発明のメニュー構成要素情報格納装置に格納され
るメニュー構成要素情報の例である。
【0022】メニュー構成要素情報は、メニュー名とI
D、メニュー項目単位情報、表示の優先条件から構成さ
れる。メニュー名とIDは、メニューの名前で、IDは
メニュー毎に一意に付与される識別子である。
【0023】メニュー項目単位情報は、メニュー項目の
表現、その表現に相応しい人の分類を示す表現タイプ、
キーワード及び指定情報のアドレスから構成される。表
現タイプには、最も一般的な人の分類を示すデフォルト
がある。キーワードは、メニュー項目の主題を示す語句
である。指定情報のアドレスは、メニュー項目が指定す
る情報記憶装置7に記憶されている情報のアドレスであ
る。表示の優先条件は、メニュー項目間の配置の拘束条
件を示す。この拘束条件は、メニュー項目間の意味的な
関連付けの観点からの見やすく選択し易い配置の拘束条
件である。この順序は、図4に示すように、メニュー項
目の(互いに重複のない)集合間での順序である。
【0024】ユーザ情報格納装置14は、情報提供支援
装置を使用するユーザ情報を格納する。図5は、本発明
のユーザ情報格納装置のユーザ情報の例を示す。同図を
用いて、ユーザ情報格納装置14に格納するユーザ情報
を説明する。ユーザ情報は、個人属性、検索主題のキー
ワード、メニュー項目の表示条件から構成される。個人
属性は、職業、業務、専門分野、年齢等の個人の客観的
な性質から構成される。検索主題のキーワードは、検索
者が関心のある主題である関心キーワードと、関心のな
いキーワードである拒絶キーワードから構成される。関
心キーワードは、キーワードと関心度の組を指定する。
拒絶キーワードは、キーワードと拒絶の組を指定する。
メニュー項目の表示配置条件は、格子上に区切られた位
置の表示の見やすく選択し易い優先順位である配置位置
を指定する。
【0025】情報提供設定条件格納装置12は、情報提
供設定条件を格納する。図6は、本発明の情報提供設定
条件格納装置に格納される情報提供設定条件の例であ
る。同図を用いて情報提供設定条件について説明する。
情報提供設定条件は、情報の提供時の動作制御条件と評
価条件であり、直下位のキーワードの一致度、解析範
囲、解析起動時期、使用追加キーワードの条件、未使用
追加キーワードの条件、使用追加キーワードの点数対象
順位、未使用追加キーワードの点数対象順位、使用追加
キーワードの使用度の点数、未使用追加キーワードの未
使用度の点数、関心/拒絶キーワードの関心度/拒絶度
の使用度/未使用度の重みの対応から構成される。
【0026】直下位のキーワードの一致度は、キーワー
ドとそのキーワードの直下位キーワードの一致の度合の
定義を示す。解析範囲と解析起動時期は、履歴情報を解
析する範囲と解析するタイミングを示す。
【0027】使用キーワードは、情報提供支援装置が指
示するメニュー項目の選択で検索者が重視する主題を示
すキーワードであり、未使用キーワードは、無視する主
題を示すキーワードである。使用キーワードは、ユーザ
情報の関心キーワードとキーワード情報解析部9がアク
セス履歴を解析することにより得られた追加キーワード
から構成される。未使用キーワードは、ユーザ情報の拒
絶キーワードとキーワード情報解析部9がアクセス履歴
を解析することにより得られた追加キーワードから構成
される。
【0028】キーワード選択の順番は、キーワードのメ
ニュー項目の選択の順番である。メニュー項目の選択の
順番は、同一メニュー項目が選択されるか、メニュー提
示の最終時点(同一メニューが提示されなくなることも
含む)までの順番とする。同一メニューが選択されるま
でに選択されなかった時の順番は、無限(∞と表す)と
する。例えば、メニュー項目が m1 ,m2 ,m3 であるとき、メニュー項目が m2 ,m1 ,m3 ,m2 ,m1 ,m2 と選択されると、m1 は、2位:2回、他は0回、m2
は、1位:3回、他は0回、m3 は3位:1回、∞:1
回、他は0回となる。
【0029】使用追加キーワードの条件は、使用キーワ
ードの追加キーワードになるための条件を示し、キーワ
ードの上位順位のアクセス確率(i番目のアクセス回数
/すべての順位(∞を含む)のアクセス回数)の和があ
る値以上と、キーワードのアクセスの順番のエントロピ
ー(−Pi ΣLog2 i なお、Pi :i位へのアクセ
ス確率)がある値以下という制約で表現される。この制
約により、メニュー項目へのアクセスが集中することが
表現される。未使用追加キーワードの候補条件も同様で
ある。
【0030】図7は、本発明のキーワードの各順番のア
クセス確率とエントロピーの例を示す。使用/未使用追
加キーワードの使用度の点数は、各順位に対する点数で
あり、キーワード評価を付ける。関心/拒絶キーワード
の関心度/拒絶度の使用度/未使用度の重みの対応は、
情報提供支援装置で処理する評価付けの数値への対応を
示し、キーワードの評価付けを統一する。
【0031】履歴収集部8は、メニュー項目にアクセス
するとアクセス履歴を収集する。図8は、本発明の履歴
収集部において収集するアクセス履歴の例である。同図
を用いてアクセス履歴収集部8を説明する。メニューに
アクセスした検索者毎に収集され、個人ID毎に編集さ
れ、処理され取得される。アクセス履歴は、メニューア
クセスの順位に関する情報を含み、個人ID、メニュー
ID、選択メニュー項目、順番、キーワード、1位から
直前アクセスまでのメニュー項目とそのキーワード、非
選択メニュー項目と未使用のキーワード、履歴シリアル
ID、履歴解析後の履歴収集順位、履歴収集時刻から構
成される。
【0032】選択メニュー項目は、アクセスしたメニュ
ー項目である。キーワードは、その選択項目のキーワー
ドである。1位から直前アクセスまでのメニュー項目と
そのキーワードは、メニュー項目の1位のアクセスと最
も遅く見なされたメニュー項目から該当履歴のメニュー
項目の前までのメニュー項目とそれらのメニュー項目の
キーワードである。順番は、そのメニュー項目がアクセ
スされた順番である。順番は、同じメニューIDの1つ
前のアクセス履歴のメニュー項目と1位から直前までメ
ニュー項目に収集するメニュー項目が存在するか否かの
比較とアクセス履歴の有無により決定する。同一メニュ
ー項目が存在するか、または、アクセス履歴が無けれ
ば、順番は1位であり、同一メニュー項目が存在しなれ
ば直前のメニュー項目の順番+1位である。非選択メニ
ュー項目と未使用のキーワードは、メニュー項目の1位
のアクセスと最も遅く見なされたメニュー項目から該当
履歴のメニュー項目に該当しないメニュー項目であり、
未使用のキーワードは、それらの該当しないメニュー項
目のキーワードで、メニュー項目の1位のアクセスと最
も遅く見なされたメニュー項目から該当履歴のメニュー
項目のキーワードでないキーワードである。非選択メニ
ュー項目と未使用のキーワードは、同じメニューIDの
直前の履歴から該当履歴のメニュー項目に該当しないメ
ニュー項目を除き、また、直前のメニュー項目のキーワ
ードから除くことにより作成される。履歴シリアルID
は、履歴に1から順にふられた番号である。履歴解析後
の履歴収集順位は、キーワード情報解析部9が履歴解析
後に履歴に付けられた順番である。履歴収集時刻は、メ
ニュー項目単位の履歴を取得した時刻である。
【0033】履歴格納装置11は、検索者がメニュー項
目を選択したアクセス履歴を格納する。上位/下位語格
納装置16は、キーワードの上位下位関係を格納する。
図9は、本発明の上位/下位語格納装置に格納されるキ
ーワードの上位下位関係を示す。同図において、○はキ
ーワードを示し、矢印は上下関係を表す。キーワードの
上位下位関係は、ノードをキーワード、リンクを上位下
位関係として表現され、格納される。
【0034】表現タイプ決定情報格納装置17は、表現
タイプ決定情報を格納する。図10は、本発明の表現タ
イプ決定情報格納装置に格納される表現タイプ決定情報
の例を示す。同図に示すように、ノードをキーワード、
リンクを上位下位関係として表現され、格納されてい
る。表現タイプ決定情報は、ユーザ属性とユーザの使用
/未使用キーワードからなるユーザ条件と、メニュー項
目のユーザ対応の表現タイプから構成される。ユーザ条
件により、ユーザ対応の表現タイプを決定する。
【0035】キーワード情報解析部9は、アクセス情報
算出部91、使用キーワード解析部92及び未使用キー
ワード解析部93を有する。キーワード解析部9は、履
歴格納装置11に格納された履歴、ユーザ情報格納装置
15に格納されたユーザ情報、情報提供設定条件格納装
置12に格納された情報提供設定条件により、アクセス
履歴のキーワードから使用/未使用の追加キーワードを
抽出し、キーワードの未使用度/使用度の重みを算定
し、関心/拒絶キーワードの使用度/未使用度の重みを
補正する。
【0036】アクセス情報算出部91は、履歴格納装置
11に格納された履歴からキーワードの順番のアクセス
確率とキーワードのアクセスの順番のエントロピーを算
出する。使用キーワード解析部92は、履歴のキーワー
ドから使用追加キーワード条件を満足するキーワードを
取り出し、ユーザ情報の拒絶キーワードと関心キーワー
ドを除き、使用するキーワードの追加キーワードとし、
キーワードの使用度のキーワードの重みを下記の式によ
り算出する。
【0037】ΣPi ×Si 但し、Pi :上位順位のi順番のアクセス確率 Si :上位順位のi順番の点数 とする。
【0038】また、履歴の解析範囲のメニューのメニュ
ー項目のキーワードに関心キーワードが存在しない時
は、関心キーワードの使用度の重みは、関心度に対応す
る使用度の重みである。また、関心キーワードの使用度
の重みは、履歴の解析範囲に関心キーワードが存在する
と、(1−∞のアクセス確率)とこのキーワードの関心
度に対応する使用度の重みとの積である。
【0039】同様に、未使用キーワード解析部93も、
以下のように、未使用度の重みを算出する。未使用キー
ワード解析部93は、履歴のキーワードから未使用追加
キーワード条件を満足するキーワードを取り出し、ユー
ザ情報の拒絶キーワードと関心キーワードを除き、未使
用キーワードの追加キーワードとし、キーワードの使用
度のキーワードの重みを下記の式により算出する。
【0040】ΣPi ×Si 但し、Pi :下位順位のi順番のアクセス確率 Si :下位順位のi順番の点数 とする。
【0041】また、履歴解析範囲のメニューのメニュー
項目のキーワードに拒絶キーワードが存在しない時、拒
絶キーワードの未使用度は、拒絶度に対応する未使用度
の重みである。履歴解析範囲のメニューに拒絶キーワー
ドが存在しないとき、∞のアクセス確率とこのキーワー
ドの拒絶度に対応する未使用度の重みとの積である。
【0042】キーワード情報解析部9の具体的動作を図
11を用いて説明する。図11は、本発明のキーワード
解析部の処理を示すフローチャートである。 ステップ101) キーワード情報解析部9は、情報提
供条件格納装置12から情報提供設定条件を読み込み、
解析範囲、使用追加キーワード条件、未使用追加キーワ
ード条件、使用追加キーワードの点数付け対象順位、未
使用追加キーワードの点数付け対象順位、使用追加キー
ワードの使用度の点数、未使用追加キーワードの使用度
の点数、関心/拒絶キーワードの関心度/拒絶度の使用
度/未使用の重みの対応を取り出し、情報提供設定条件
を設定し、アクセス情報算出部91に制御を移行する。
【0043】ステップ102) アクセス情報解析部9
1は、履歴格納装置11から履歴の取得の逆順に履歴を
読み込み、メニュー項目のアクセス履歴を取り出す。個
人ID毎に以下の処理をする。 ステップ103) アクセス情報解析部91は、(選択
メニュー項目の)キーワードと順番を取り出し、キーワ
ードの順番に積算する。
【0044】ステップ104) アクセス情報解析部9
1は、メニュー項目のアクセスの順番が1位になるか否
かにより、未使用のキーワードがあるか否かを判定す
る。メニュー項目のアクセスの順番が1位になると直前
の同じメニューIDの履歴の未使用キーワードが未使用
キーワードに確定する。確定した未使用キーワードがあ
るとステップ105に移行し、ない場合には、ステップ
106に移行する。
【0045】ステップ105) アクセス情報解析部9
1は、未使用と確定したキーワードの順番を∞に積算す
る。 ステップ106) アクセス情報解析部91は、履歴中
の履歴シリアルIDとステップ101で設定した解析範
囲と比較し、未解析範囲の履歴があるか否かを判定す
る。未解析範囲の履歴があるとステップ102に移行
し、ない場合にはステップ107に移行する。
【0046】ステップ107) アクセス情報解析部9
1は、キーワードの順番のアクセス回数からアクセス順
位確率を算出する。 ステップ108) アクセス情報解析部91は、キーワ
ードの順番のアクセス順位確率からキーワードのアクセ
ス順位エントロピーを算出する。アクセス情報解析部9
1は、キーワード解析部9に制御を移行する。
【0047】ステップ109) キーワード情報解析部
9は、ユーザ情報格納装置15から関心キーワードと拒
絶キーワードの情報を読み込み、キーワードのユーザ情
報を設定する。キーワード情報解析部9は、使用キーワ
ード解析部92に制御を移行する。
【0048】ステップ110) キーワード解析部92
は、ステップ102で取り出したキーワードにステップ
101で設定した使用追加キーワード条件を適用し、満
足するキーワードを追加キーワードの候補にする。キー
ワードの上位順位のアクセス確率の和が一定値より大で
あること、及びキーワードのアクセス順位のエントロピ
ーが一定値より小である制約を満足するキーワードを抽
出するため、上位順位にアクセスの偏りがあるキーワー
ドが抽出される。
【0049】使用キーワードの追加キーワードからステ
ップ109で設定した関心キーワードと拒絶キーワード
を除き、使用キーワードの追加キーワードとする。使用
追加キーワードの点数付け対象順位、使用追加キーワー
ドの使用度の点数及びキーワードのアクセス順位の確率
から追加キーワードの使用度の重みを算出する。使用キ
ーワード解析部92は、未使用キーワード解析部93に
制御を移行する。
【0050】ステップ111) 未使用キーワード解析
部93は、ステップ110と同様に、以下のように、未
使用の追加キーワードと未使用度の点数を算出する。未
使用キーワード解析部93は、ステップ102で取り出
したキーワードにステップ101で設定した未使用追加
キーワード条件を適用し、満足するキーワードを追加キ
ーワードの候補にする。キーワードの下位順位のアクセ
ス確率の和が一定値より大であること、及び、キーワー
ドのアクセス順位のエントロピーが一定値より小である
制約を満足するキーワードを抽出するため、下位順位に
アクセスの偏りがあるキーワードが抽出される。候補と
なった追加キーワードからステップ109で設定した関
心キーワードと拒絶キーワードを除き、未使用キーワー
ドの追加キーワードとする。未使用追加キーワードの点
数付け対象順位、未使用追加キーワードの未使用度で点
数及びキーワードのアクセス順位の確率から追加キーワ
ードの未使用度の重みを算出する。未使用キーワード解
析部93は、使用キーワード解析部92に制御を移行す
る。
【0051】ステップ112) 使用キーワード解析部
92は、履歴の解析範囲のメニューのメニュー項目のキ
ーワードに関心キーワードが存在するか否かを判定し、
関心キーワードが存在すると関心キーワードの使用度の
重みを(1−∞のアクセス確率)とこのキーワード関心
度に対応する使用度の重みにする。使用キーワード解析
部92は、未使用キーワード解析部93に制御を移行す
る。
【0052】ステップ113) 未使用キーワード解析
部93は、履歴の解析範囲のメニューのメニュー項目の
キーワードに拒絶キーワードが存在するか否かを判定
し、拒絶キーワードが存在すると、拒絶キーワードの未
使用度の重みを∞のアクセス確率とこのキーワードの拒
絶度に対応する使用度の重みとの積に補正する。拒絶キ
ーワードが存在しないとき、拒絶度に対応する未使用度
の重みにする。未使用キーワード解析部93は、キーワ
ード解析部9に制御を移行する。
【0053】ステップ114) キーワード情報解析部
9は、時刻を取得し、キーワード利用情報取得時刻と
し、キーワード利用情報格納装置13に個人ID毎に図
12に示すキーワード利用情報を書き込む。これによ
り、キーワード利用情報格納装置13は、キーワード利
用情報を格納する。
【0054】メニュー作成部10は、メニュー項目表現
決定部101、メニュー項目順序付け部102、使用度
・未使用度算出部103及び上位・下位語探索部104
を有する。メニュー作成部10は、メニュー構成要素情
報格納部15に格納されているメニュー構成要素情報、
情報提供設定条件格納装置12に格納されている直下位
のキーワードの一致度、キーワード利用情報格納装置1
3に格納されているキーワード利用情報、ユーザ情報格
納装置14に格納されているユーザ情報、上位/下位語
格納装置16に格納されている上位/下位関係、表現タ
イプ決定情報格納装置17に格納されている表現タイプ
決定情報からメニューアクセスの状況に応じて、検索者
に表示するためのメニュー作成情報を作成する。
【0055】メニュー項目選定部101は、ユーザ情報
の個人属性と表現タイプ決定情報のユーザ条件を照合
し、ユーザ対応の表現タイプの適用順位とする。ルール
は、以下の通りである。 ユーザ条件の属性と一致する属性の数が多い順に優
先順位が高い。
【0056】属性の一致個数が同じ時は、同じ順位で適
用は任意。 ユーザ情報の属性と一致する属性がないとき、ユーザ
対応の表現タイプは、デフォルトとする。メニュー項目
順序付け部102は、メニュー構成要素情報の表示の優
先条件からメニュー項目を見やすく選択しやすいところ
に提示するグループ分けを行い、使用度と未使用度を使
用し、グループの中で見やすく選択しやすいところへ表
示するメニュー項目を順序付ける。
【0057】使用度・未使用度算出部103は、下記の
式からキーワードの使用度/未使用度を算出し、メニュ
ー項目のキーワードの使用度/未使用度の単純平均をと
ることにより、メニュー項目の使用度/未使用度を算出
する。 W×O1 × … ×On 但し、 K1 :メニュー項目のキーワード K2 :使用/未使用のキーワード W :K2 の使用/未使用の重み L1 ,L2 ,…Ln ;K1 からK2 までの最短経路(上
位/下位関係の最短経路の一つ) Oi :Li についての上位/下位のキーワードの一致度
(直下位のキーワードの一致度) なお、K1 =K2 のとき、Wになる。
【0058】上位/下位語探索部104は、キーワード
とキーワードの集合に対して、前者のキーワードから上
位/下位関係を利用して、到達するリンクの長さが最小
となる探索を行い、後者のキーワードの集合のキーワー
ドの一つに到達したとき、到達可能と判断し、最短経路
とする。上位/下位語関係を利用して、後者のキーワー
ドの集合のキーワードに到達できないとき、到達不能と
する。
【0059】メニュー作成部10の具体的な動作を図1
3を用いて説明する。図13は、本発明のメニュー作成
部の動作を示すフローチャートである。ステップ20
1) メニュー作成部10は、メニュー構成要素情報格
納装置15に格納されているメニュー構成要素情報、情
報提供設定条件格納装置12に格納されている直下位の
キーワードの一致度、キーワード利用情報格納装置13
に格納されているキーワード利用情報、ユーザ情報格納
装置14に格納されているユーザ情報、上位/下位語格
納装置16に格納されている上位/下位関係、表現タイ
プ決定情報格納装置17に格納されている表現タイプ決
定情報を読み込み、制御をメニュー項目表現決定部10
1に移行する。メニュー項目表現決定部101は、ユー
ザ情報の個人属性と表現タイプ決定情報のユーザ条件を
照合し、適用順位付けのルールに基づいて、ユーザ対応
の表現タイプの適用順位を決定する。
【0060】ステップ202) メニュー項目表現決定
部101は、メニュー構成要素情報からメニュー項目の
情報を取り出す。ステップ203) メニュー項目表現
決定部101は、ユーザ対応の表現タイプの適用順位に
従って、メニュー項目の情報からメニュー項目の表現を
見つけ、メニュー項目の表現を決定し、制御を使用度・
未使用度算出部103に移行する。
【0061】ステップ204) 使用度・未使用度算出
部103は、取り出したメニュー項目からキーワードを
取り出す。また、キーワード利用情報から未使用/使用
キーワードを取り出す。制御を上位/下位語探索部10
4に移行する。ステップ205) 上位/下位語探索部
104は、メニューから取り出されたキーワードから未
使用/使用キーワードに到達可能か否かを判定する。到
達可能なとき、最短経路を出力し、制御を使用度・未使
用度算出部103に移行し、ステップ206に移行す
る。到達不能な場合には、制御を使用度・未使用度算出
部103に移行し、ステップ207に移行する。
【0062】ステップ206) 使用度・未使用度算出
部103は、直下位のキーワードの一致度と最短経路か
ら上位/下位語の関係から最短経路の各リンクから上位
/下位のキーワードの一致度を取得し、 W×O1 ×…×On を計算する。使用キーワードの場合、使用度に設定し、
未使用度の場合、未使用度と設定する。
【0063】ステップ207) 使用度・未使用度算出
部103は、メニュー項目に未使用度/使用度を算定し
ていないキーワードがあるか否かを判定し、存在する場
合、ステップ204に移行し、存在しない場合にはステ
ップ208に移行する。 ステップ208) 使用度・未使用度算出部103は、
メニュー項目毎に使用キーワードの使用度と未使用度の
キーワードの未使用度について単純平均を算定し、メニ
ュー項目の使用度と未使用度を算定する。使用度・未使
用度算出部103は、制御をメニュー項目表現決定部1
01に移行する。
【0064】ステップ209) メニュー項目表現決定
部101は、メニューに未使用度/使用度を算定してい
ないメニュー項目があるか否かを判定し、存在する場
合、ステップ202に移行する。存在しない場合、制御
をメニュー項目順序付け部102に移行し、ステップ2
10に移行する。
【0065】ステップ210) メニュー項目順序付け
部102は、表示の優先条件に基づいて、より見やす
く、選択しやすいところに表示する順序でメニュー項目
をグループに分ける。 ステップ211) メニュー項目順序付け部102は、
表示の優先条件により順序付けされたグループ毎に使用
度順にメニュー項目を並べ替える。各グループで使用度
が同一のメニューが存在すると、未使用度により逆順に
並び替える。制御をメニュー作成部102に移行する。
【0066】ステップ212) メニュー作成部102
は、順序付けされたメニュー項目をユーザ情報のメニュ
ー項目の表示配置条件により、配置位置を決定し、メニ
ューの表示情報を作成する。
【0067】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を用いて説明
する。図14は、本発明の一実施例の情報提供支援装置
の動作のフローチャートである。
【0068】ステップ301) 検索者が、入力装置2
により検索要求を入力すると、ウィンドウ管理部3は、
検索要求を受け取り、入力情報解析部4に渡す。入力情
報解析部4は、検索要求を解析し、個人IDとメニュー
IDの情報を取得し、検索情報解析部5に制御を渡す。
検索情報管理部5は、メニュー表示情報を得るために、
制御をメニュー作成部10に移行する。
【0069】ステップ302) メニュー作成部10
は、検索要求のメニューIDからメニュー構成要素情報
を取り出し、個人IDからキーワード利用情報、ユーザ
情報を取り出す。また、メニュー項目の表現を決定する
ために、表現タイプ決定情報、キーワードの使用度/未
使用度を決定するために、上位/下位語の関係を取り出
す。メニュー作成部10は、これらの情報からメニュー
項目表現決定部101、メニュー項目順序付け部10
2、使用度、未使用度算出部103及び上位/下位語探
索部104を用いて、メニュー・アクセスの状況に応じ
た検索者に表示するためのメニュー作成情報を作成す
る。
【0070】このメニュー作成情報のメニュー項目表現
は、ユーザに応じた表現であり、また、メニュー項目
は、見やすく選択し易い位置への表示の順番に順序付け
られている。メニュー作成部10は、制御を検索情報管
理部5に移行する。 ステップ303) 検索情報管理部5は、メニュー表示
のウィンドウ情報を作成し、制御をウィンドウ管理部5
に移行する。ウィンドウ管理部5は、メニュー表示のウ
ィンドウ情報に基づいて、ウィンドウを生成し、メニュ
ー構成要素情報をウィンドウの要素の割当て、表示装置
1に表示する。メニュー項目は、ユーザ属性に応じた表
現で表示され、また、使用状況に応じて、ユーザの選択
しやすい位置に表示されている。
【0071】ステップ304) 検索者は、表示された
メニューに対して、メニュー項目を入力装置2により選
択する。ウィンドウ管理部5は、入力装置2からの情報
を受け付け、制御を入力情報解析部4に移行する。入力
情報解析部4は、入力情報を解析し、指定されたメニュ
ー項目を決定し、検索情報管理部5に制御を移行する。
検索情報管理部5は、メニュー項目の情報の提示状態に
移行したことを判断し、メニュー項目の指定する情報の
アドレスを取得し、制御を情報検索部6に移行する。
【0072】ステップ305) 情報検索部6は、情報
のアドレスに基づいて、情報記憶装置7から検索し、制
御を検索情報管理部5に移行する。検索情報管理部5
は、メニューを表示していたウィンドウを削除し、情報
表示のウィンドウ表示のウィンドウ情報に基づいて、ウ
ィンドウを生成し、検索情報を表示装置1に表示する。
ウィンドウ管理部3は、制御を検索情報管理部5に移行
し、検索情報管理部5は、履歴収集部8に制御を移行す
る。
【0073】ステップ306) 履歴収集部8は、メニ
ュー項目にアクセスした情報を収集し、個人IDとメニ
ューIDの同じ1つ前に収集された履歴情報を取り出
し、メニューにアクセスした情報を加工・編集処理し、
履歴情報を作成し、履歴格納装置11に格納する。
【0074】ステップ307) 履歴収集部8は、情報
提供設定条件の解析起動時期と収集した履歴の収集順位
を比較する。収集順位より解析起動時期が小さいとき、
制御を検索情報管理部5に移行し、ステップ309に移
行する。収集順位が解析起動時期と等しくなると、制御
をキーワード情報解析部9に移行する。
【0075】ステップ308) キーワード情報解析部
9は、解析範囲の履歴情報、情報設定条件、及びユーザ
情報からアクセス情報算出部91、使用キーワード解析
部92及び未使用キーワード解析部93を用いて、使用
/未使用の追加キーワードを作成し、キーワードの未使
用度/使用度の重みを算定し、関心/拒絶キーワードの
使用度/未使用度の重みを補正し、キーワード利用情報
を作成する。作成したキーワード利用情報をキーワード
利用格納装置13に格納し、制御を履歴収集部8に移行
する。履歴収集部8は、制御を検索情報管理部5に移行
する。
【0076】ステップ309) 検索情報管理部5は、
検索要求の待ち状態と判定し、ウィンドウ管理部3に制
御を渡す。ウィンドウ管理部3は、検索者の終了要求が
あると、検索情報を提示していたウィンドウを消滅さ
せ、情報提供支援装置の処理を終了させる。また、検索
要求があると、制御をステップ101に移行する。
【0077】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0078】
【発明の効果】上述のように、本発明の情報提供支援方
法及び装置によれば、検索者が検索を続けると、よく使
用し、かつ、使用に偏りがあるキーワードと、殆ど使用
せず、かつ、使用しないことに偏りがあるキーワードを
抽出し、検索者の指定したキーワード情報を補正し、キ
ーワードの評価付けを行ったキーワード情報を作成す
る。この情報により、メニュー項目の優先条件の範囲内
で検索を良く特徴付けたキーワードにより、よく利用す
ると推定されるメニュー項目を見やすく選択し易い位置
に、利用しないと推定されるメニュー項目を選択しにく
い位置に表示し、検索者のメニュー選択の探索行為を少
なくし、メニュー項目の選択が効率的になる。
【0079】また、検索者の属性により、検索者の理解
/使用している語句の表現を推定し、メニュー項目の表
現を決定することにより、検索者にとって分かりやすい
メニュー項目表現となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の情報提供支援装置の構成図である。
【図4】本発明のメニュー構成要素情報格納装置に格納
されるメニュー構成要素情報の例である。
【図5】本発明のユーザ情報格納装置に格納されるユー
ザ情報の例である。
【図6】本発明の情報提供設定条件格納装置に格納され
る情報提供設定条件の例である。
【図7】本発明のキーワードの各順番のアクセス確率と
エントロピーの例である。
【図8】本発明の履歴収集部において収集するアクセス
履歴の例である。
【図9】本発明の上位/下位語格納装置に格納されるキ
ーワードの上位下位関係を示す図である。
【図10】本発明の表現タイプ決定情報格納装置に格納
される表現タイプ決定情報の例である。
【図11】本発明のキーワード解析部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明のキーワード利用情報の例である。
【図13】本発明のメニュー作成部の動作を示すフロー
チャートである。
【図14】本発明の一実施例の情報提供支援装置の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示装置、表示手段 2 入力装置、入力手段 3 ウィンドウ管理部、ウィンドウ管理手段 4 入力情報解析部、入力情報解析手段 5 検索情報管理部、検索情報管理手段 6 情報検索部、情報検索手段 7 情報記憶装置、情報記憶手段 8 履歴収集部、履歴収集手段 9 キーワード情報解析部、キーワード情報解析手段 91 アクセス情報算出部 92 使用キーワード解析部 93 未使用キーワード解析部 10 メニュー作成部、メニュー作成手段 101 メニュー項目表現決定部 102 メニュー項目順序付け部 103 使用度・未使用度算出部 104 上位/下位語探索部 11 履歴格納装置、履歴格納手段 12 情報提供設定条件格納装置 13 キーワード利用情報格納装置 14 ユーザ情報格納装置 15 メニュー構成要素情報格納装置 16 上位/下位語格納装置 17 表現タイプ決定情報格納装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト、動画、静止画、アニメーショ
    ンから構成される情報を検索し、情報提供を支援する情
    報提供支援方法において、 メニューへのアクセス履歴を管理しておき、 前記アクセス履歴を解析し、 検索者が指定したキーワード情報を補正すると共に、検
    索を特徴付けるキーワードを抽出し、該キーワードの利
    用度合を評価したキーワード利用情報を作成し、 メニュー項目の使用度と未使用度を算出し、 前記メニュー項目の優先条件の範囲内で、該メニュー項
    目を順序付け、また、ユーザ属性からメニュー項目の表
    現を決定し、 メニューの構成情報を作成することを特徴とする情報提
    供支援方法。
  2. 【請求項2】 前記アクセス履歴、情報提供の動作制御
    条件と、評価条件から構成される情報提供設定条件及び
    検索者属性、前記検索者が指定したキーワード情報及び
    メニュー項目の表示配置条件から構成されるユーザ情報
    から、キーワードのアクセスの集中度を解析し、キーワ
    ードを抽出し、検索者の該キーワード情報を補正し、該
    キーワードを評価付け、 前記キーワードで特徴付けるメニュー項目の情報からな
    るメニユー構成要素情報、使用キーワード、未使用キー
    ワードとその評価情報から構成されるキーワード利用情
    報からメニュー作成情報を作成し、 前記アクセス履歴から前記キーワードのアクセス順のア
    クセス確率とエントロピーを算出し、 使用キーワードを抽出し、検索者が関心のある関心キー
    ワード情報を補正し、使用キーワードを評価付けし、 未使用キーワードを抽出し、前記検索者が関心のない拒
    絶キーワード情報を補正し、該未使用キーワードを評価
    付けし、 メニュー項目の表示の優先条件と該メニュー項目の使用
    度合を示す使用度と、未使用度から該メニュー項目の表
    示を順序付け、 前記メニュー項目のキーワードの評価付け情報から該メ
    ニュー項目の使用度、未使用度を算出する請求項1記載
    の情報提供支援方法。
  3. 【請求項3】 前記メニュー作成情報を作成する際に、 前記キーワードの上位下位関係から経路長最小で上位下
    位関係のキーワードを探索し、 前記メニュー項目のキーワードの評価付け情報と最短経
    路情報から該メニュー項目の使用度・未使用度を算出す
    る請求項2記載の情報提供支援方法。
  4. 【請求項4】 前記メニュー作成情報を作成する際に、 ユーザ条件とユーザ対応の表現タイプの決定情報から、
    検索者タイプに応じたメニュー項目表現を決定する請求
    項3記載の情報提供支援方法。
  5. 【請求項5】 テキスト、動画、静止画、アニメーショ
    ンから構成される情報を蓄積する情報記憶手段と、検索
    要求情報を入力する入力手段と、該情報記憶手段をを検
    索する情報検索手段と、ウィンドウを管理するウィンド
    ウ管理手段と、入力情報を解釈する入力情報解析手段
    と、検索した情報と検索メニューを表示する表示手段
    と、検索状態を管理/制御する検索情報管理手段を有す
    る情報提供支援装置であって、 メニュー項目へのアクセス履歴を収集加工する履歴収集
    手段と、 前記アクセス履歴、情報提供の動作制御条件と評価条件
    から構成される情報提供設定条件、及び、検索者属性、
    検索者のキーワード情報及びメニュー項目の表示配置条
    件から構成されるユーザ情報から、キーワードのアクセ
    スの集中度を解析し、キーワードを抽出し、検索者のキ
    ーワード情報を補正し、該キーワードを評価付けるキー
    ワード情報解析手段と、 前記キーワードで特徴付けるメニュー項目の情報からな
    るメニュー構成要素情報、使用キーワード、未使用キー
    ワードとその評価情報から構成されるキーワード利用情
    報からメニュー作成情報を作成するメニュー作成手段を
    有することを特徴とする情報提供支援装置。
  6. 【請求項6】 前記キーワード情報解析手段は、 履歴からキーワードのアクセス順のアクセス確率とエン
    トロピーを算出するアクセス情報算出手段と、 使用キーワードを抽出し、検索者の関心キーワード情報
    を補正し、使用キーワードを評価付けする使用キーワー
    ド解析手段と、 未使用キーワードを抽出し、検索者の拒絶キーワード情
    報を補正し、未使用キーワードを評価付けする未使用キ
    ーワード解析手段を含む請求項5記載の情報提供支援装
    置。
  7. 【請求項7】 前記メニュー作成手段は、 前記メニュー項目の表示の優先条件と該メニュー項目の
    使用度合を示す使用度と未使用度から該メニュー項目の
    表示を順序付けるメニュー項目順序付け手段と、 前記メニュー項目のキーワードの評価付け情報から該メ
    ニュー項目の使用度・未使用度を算出する使用度・未使
    用度算出手段とを含む請求項5記載の情報提供支援装
    置。
  8. 【請求項8】 前記メニュー作成手段は、 前記キーワードの上位下位関係から経路長最小で上位下
    位関係のキーワードを探索する上位/下位語探索手段を
    有し、 前記使用度・未使用度算出手段がメニュー項目のキーワ
    ードの評価付け情報と最短経路情報からメニュー項目の
    使用度・未使用度を算出する使用度・未使用度算出手段
    とを有する請求項5記載の情報提供支援装置。
  9. 【請求項9】 前記メニュー作成手段は、 ユーザ条件とユーザ対応の表現タイプ決定情報から、検
    索者タイプに応じたメニュー項目表現を決定するメニュ
    ー項目表現決定手段を有する請求項8記載の情報提供支
    援装置。
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