JP4496157B2 - テープリール規格の調整定位装置及び方法 - Google Patents
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Description
図1に示す公知のテープリール規格調整定位装置のテープリール12上方は画像検査測定器11(CCD画像検査測定器など) で、主に設置されたICにピンの欠陥がないかどうか、或いは反対に設置されていないかどうかを検査するものである。該テープリール12の反対端には中孔検査測定器14及びチェイン孔検査測定器15を具える。
先ず、該中孔13を該画像検査測定器11に合わせ、該中孔検査測定器14は別の中孔13を探知する。
次に、該テープリール12を微調整し、該チェイン孔検査測定器15に該チェイン孔16を探知させる。この微調整により画像検査測定器と中孔検査測定器をいずれも中孔の中心に照準し、すなわち、それが中孔13内のチェイン孔16の中心から横向き距離(C)が2mmの位置になるようにする。こうしてテープリールの規格に応じた調整と定位作業を完成することができる。
しかしこの種の公知の2段階定位調整は非常に多くの時間と人力を必要とし、生産拡大を阻む要因となっている。しかも、公知のテープリール包装設備は非常に多くの検査測定器を使用するため、いたずらに設備とメンテナンスコストを増大させている。
それは主に画像検査測定器、中孔検査測定器を含み、
該画像検査測定器はテープリールの上方に位置し、該中孔検査測定器はテープリールの中孔を検査測定し、該画像検査測定器と該中孔検査測定器間には距離があり、該距離は数種類のテープリール規格のピッチの公倍数であり、且つ該数種類のテープリール規格は二種類以上のテープリール規格を包含する。
請求項2の発明は、請求項1記載のテープリール規格の調整定位装置において、使用するテープリール規格の孔ピッチが前述の数種類のテープリール規格の孔ピッチのいずれでもない時、該中孔検査測定器の位置を移動させて、該画像検査測定器と該中孔検査測定器との間の距離を、該数種類のテープリール規格の孔ピッチと該使用するテープリール規格の孔ピッチとの公倍数に変更することを特徴とする、テープリール規格の調整定位装置としている。
請求項3の発明は、請求項2記載のテープリール規格の調整定位装置において、前記切換えユニットはプラットフォーム、定位ボール、バネを包含し、
該プラットフォーム上には2個の凹槽を具え、該2個の凹槽間の距離は該画像検査測定器と該中孔検査測定器間の距離値から該使用するテープリール規格の孔ピッチの倍数値を引いたもので、該使用するテープリール規格の孔ピッチは前述の数種類のテープリール規格の孔ピッチのいずれでもなく、
該定位ボールは該凹槽の内の1個に位置し、
該バネの一端は該定位ボールに接続し、反対端は該中孔検査測定器に接続することを特徴とする、テープリール規格の調整定位装置としている。
請求項4の発明は、テープリール規格の調整定位方法であり、該テープリールは並列した空ケースを具え、
該各空ケースの底部に中孔を具え、画像検査測定器の中心は該テープリールの中孔に対応し、該画像検査測定器との間に距離を有する中孔検査測定器が設けられ、該距離は数種類のテープリール規格の孔ピッチの公倍数であり、且つ該数種類のテープリール規格は二種類以上のテープリール規格の孔ピッチを包含し、
該画像検査測定器が中孔の中心に照準されると、該中孔検査測定器は必ず該画像検査測定器に照準された中孔とは別の中孔の中心に照準して該別の中孔を探知することでテープリールの調整定位を完成したことを代表し、
該中孔検査測定器は自身の発射した光線を受け取るか否かにより該中孔検査測定器が別の中孔を探知したかの判定を行うことを特徴とする、テープリール規格の調整定位方法としている。
請求項5の発明は、請求項4記載のテープリール規格の調整定位方法において、前記中孔検査測定器は発射器とセンサーを包含し、それぞれ該テープリールの上、下方に位置し、該発射器は光線を発射し、該センサーは該発射器が発射し中孔を通過した光線を受け取ることを特徴とする、テープリール規格の調整定位方法としている。
請求項6の発明は、請求項4記載のテープリール規格の調整定位方法において、使用するテープリール規格の孔ピッチが前述の数種類のテープリール規格の孔ピッチのいずれでもない時、前記中孔検査測定器の位置を移動させることで、該画像検査測定器と該中孔検査測定器との間の距離を、該数種類のテープリール規格の孔ピッチと該使用するテープリール規格の孔ピッチとの公倍数に変更することを特徴とする、テープリール規格の調整定位方法としている。
発射された光線が該中孔33を通過すると、センサー内の回路をオンにし、他の状況ではセンサーはオフである。本発明実施例の発射器及びセンサーはそれぞれ該テープリール32の上、下方( 或いは下、上方) にあるが、他の実施例では発射器及びセンサーは同一面に設置することができ、該中孔33に出会うと発射された光線は該中孔33を通過するため、センサーは光線をキャッチできない。他の時には、発射された光線は反射され戻って来て、センサーにキャッチされる。
また一般の作業空間を考慮し、求めた公倍数360mmを該画像検査測定器31と該中孔検査測定器34の距離とする。他の特定の作業空間に対応する必要がある場合には、該画像検査測定器31と該中孔検査測定器34の距離は他の公倍数とすることができる。さらに、将来のテープリール規格が8、12、20mmの3種でなくなれば、同様の原理で別に公倍数を求めることができる。
こうして、公知の2段階定位調整に比較し高速化を達成し、これにより、画像検査測定器が一つの中孔の中心に照準される時、中孔検査測定器が必ず画像検査測定器に照準された中孔とは別の中孔の中心に照準し、すなわち、それが中孔内のチェイン孔の中心から横向き距離が2mmの位置になり、完全にチェイン孔の定位作業により微調整して画像検査測定器と中孔検査測定器をいずれも中孔の中心に照準させる必要がなくなり、さらには公知のチェイン孔検査測定器を省くことができるようになり、作業空間を節減可能であるばかりか、テープリール包装設備コストを低減化可能である。
本発明の該画像検査測定器31と該中孔検査測定器34の特殊設置により、あらゆるテープリール規格において簡単にテープリール規格の調整が可能となる。
例えば、テープリールを伝動するコントローラー( 通常は伝動モーター及び他の制御ベルト/ ソフトにより構成される) を現在のテープリール規格に設定し、該画像検査測定器31の中心を該中孔33に合わせ、かつ該中孔検査測定器34も別の該中孔33を検知すれば即、テープリール規格の調整が完成し、テープリール包装のプレ作業を完成することができる。
すなわち図4に示すように、本発明実施例の微調整( 切換え) ユニット40は2個の凹槽41を具え、該凹槽41間の距離は8mmに設定される。この距離の設定は360mmと16mmの最も近い倍数は352mm( 16×22=352) で、両者の差が8mm( 360−352=8) であるためである。
該中孔検査測定器34と該微調整( 切換え) ユニット40のプラットフォーム間にはバネ42と定位ボール43がしようされる。該テープリール規格が16mmである時、該中孔検査測定器34を別の凹槽41の方向に切換え、該定位ボール43は別の凹槽41に入る。
この時、該画像検査測定器31と該中孔検査測定器34間の距離は352mm( 360−8=352) に変化する。
続いて、該テープリール32を伝動するコントローラーを16mmのテープリール規格に設定すると、該画像検査測定器31の中心は該中孔33に対応し、かつ該中孔検査測定器34も別の中孔33を検知する時、即テープリール規格の調整は達成され、テープリール包装のプレ作業は完成される。
別に本発明実施例は該中孔検査測定器34の位置を移動可能であるが、他の実施例中では該中孔検査測定器34を固定し該画像検査測定器31の位置を移動可能である。
B 隣り合ったチェイン孔の距離
C 中孔と最も近いチェイン孔間の水平距離
11 画像検査測定器
12 テープリール
13 中孔
14 中孔検査測定器
15 チェイン孔検査測定器
16 チェイン孔
31 画像検査測定器
32 テープリール
33 中孔
34 中孔検査測定器
40 微調整( 切換え) ユニット
41 凹槽
42 バネ
43 定位ボール
Claims (6)
- テープリール規格の調整定位装置であり、画像検査測定器及び中孔検査測定器を包含し、該テープリールには並列の空ケースを具え、該各空ケースの底部には中孔を具え、該テープリール規格とは相互に隣り合った中孔間のピッチを指し、かつ該ピッチは各種規格が可能で、該画像検査測定器は該テープリールの上方に位置し、該画像検査測定器の中心は該テープリールの各中孔の延長線上に対応し、該中孔検査測定器は発射器とセンサーを具え、それぞれ該テープリールの上、下方に位置し、該中孔を検査測定し、該画像検査測定器と該中孔検査測定器間には距離があり、該距離は数種類のテープリール規格の孔ピッチの公倍数であり、且つ該数種類のテープリール規格は二種類以上のテープリール規格の孔ピッチを包含することを特徴とする、テープリール規格の調整定位装置。
- 請求項1記載のテープリール規格の調整定位装置において、使用するテープリール規格の孔ピッチが前述の数種類のテープリール規格の孔ピッチのいずれでもない時、該中孔検査測定器の位置を移動させて、該画像検査測定器と該中孔検査測定器との間の距離を、該数種類のテープリール規格の孔ピッチと該使用するテープリール規格の孔ピッチとの公倍数に変更することを特徴とする、テープリール規格の調整定位装置。
- 請求項2記載のテープリール規格の調整定位装置において、前記切換えユニットはプラットフォーム、定位ボール、バネを包含し、
該プラットフォーム上には2個の凹槽を具え、該2個の凹槽間の距離は該画像検査測定器と該中孔検査測定器間の距離値から該使用するテープリール規格の孔ピッチの倍数値を引いたもので、該使用するテープリール規格の孔ピッチは前述の数種類のテープリール規格の孔ピッチのいずれでもなく、
該定位ボールは該凹槽の内の1個に位置し、
該バネの一端は該定位ボールに接続し、反対端は該中孔検査測定器に接続することを特徴とする、テープリール規格の調整定位装置。 - テープリール規格の調整定位方法であり、該テープリールは並列した空ケースを具え、 該各空ケースの底部に中孔を具え、画像検査測定器の中心は該テープリールの中孔に対応し、該画像検査測定器との間に距離を有する中孔検査測定器が設けられ、該距離は数種類のテープリール規格の孔ピッチの公倍数であり、且つ該数種類のテープリール規格は二種類以上のテープリール規格の孔ピッチを包含し、
該画像検査測定器が中孔の中心に照準されると、該中孔検査測定器は必ず該画像検査測定器に照準された中孔とは別の中孔の中心に照準して該別の中孔を探知することでテープリールの調整定位を完成したことを代表し、
該中孔検査測定器は自身の発射した光線を受け取るか否かにより該中孔検査測定器が別の中孔を探知したかの判定を行うことを特徴とする、テープリール規格の調整定位方法。 - 請求項4記載のテープリール規格の調整定位方法において、前記中孔検査測定器は発射器とセンサーを包含し、それぞれ該テープリールの上、下方に位置し、該発射器は光線を発射し、該センサーは該発射器が発射し中孔を通過した光線を受け取ることを特徴とする、テープリール規格の調整定位方法。
- 請求項4記載のテープリール規格の調整定位方法において、使用するテープリール規格の孔ピッチが前述の数種類のテープリール規格の孔ピッチのいずれでもない時、前記中孔検査測定器の位置を移動させることで、該画像検査測定器と該中孔検査測定器との間の距離を、該数種類のテープリール規格の孔ピッチと該使用するテープリール規格の孔ピッチとの公倍数に変更することを特徴とする、テープリール規格の調整定位方法。
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JPH0752909A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-02-28 | Nitto Kogyo Co Ltd | チップテープのチップ装填装置 |
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