JP4496123B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明によれば、舵角検出手段を構成する位置情報提供部をステアリングホイールから取り外すことができる。位置情報提供部を取り外した状態においては、舵角検出手段は、ステアリング操舵に基づく操舵角を検出する機能を果たすことができない。従って、位置情報提供部を携帯することにより、ステアリング操舵を無効化した状態で車両を駐車することができる。また、他の機械的な盗難防止装置を付与する必要がなくなり、インストルメントパネル周辺の構成を簡素化することができる。よって、盗難防止性を損なわず、構成を簡素化することができる。
図1に示すように、車両1は、車両用操舵装置2、照合制御部41、ドア錠駆動モータ62及び一対の車輪81を備えている。車両用操舵装置2は、ステアリングホイール11、携帯機21、ステアリングシャフト31、舵角検出装置51、制御手段としての制御装置61及び操舵アクチュエータ71を備えている。
図1に示すように、ステアリングホイール11の中心には、ステアリングシャフト31の一端が固定されており、ステアリングシャフト31の他端は、舵角検出装置51に回転可能に支持されている。また、図2(a)に示すように、ステアリングホイール11には、略直方体の携帯機21を装着するホルダ12が凹状に形成されている。ホルダ12の形状は、前記携帯機21と同じ直方体により形成されている。また、携帯機21を装着した状態において、同携帯機21の露出部22(図2(a)参照)は、ステアリングホイール11の表面(図2(a)における手前側)と面一となる。
図1に示すように、携帯機21は、送受信部23、トランスポンダ24、発磁部としての磁石25を備えている。送受信部23は受信機能及び送信機能を有し、車外の所定領域内において、照合制御部41から送信されてくるリクエスト信号を受信する。携帯機21は、そのリクエスト信号に含まれる通信コードと携帯機21毎に個別に設定された通信コードとの照合を行い、該照合が一致したことを条件として、同じく携帯機21毎に個別に設定されたIDコードを含むIDコード信号を送信する。
<照合制御部41>
図1に示すように、照合制御部41は、車両周辺の所定領域に通信コードを含むリクエスト信号を送信して対応する携帯機21からのIDコード信号を受信する。そして、自身に設定されたIDコードとの照合を行い、このIDコード照合が一致したことを条件として制御装置61に照合一致信号を出力する。
図1及び図2(b)に示すように、舵角検出装置51は、運転席のステアリングコラム(図示略)に設けられており、磁気センサとしての複数のホールIC52(本実施形態においては「16個」)、舵角制御部53を備えている。舵角制御部53は、制御装置61、及び複数のホールIC52それぞれと電気的に接続されている。ホールIC52は、舵角検出装置51内におけるステアリングホイール11側に放射線状に等間隔(本実施形態において「22.5度」間隔)で埋設されている。ホールIC52は、最下部に設けられた第1ホールIC52Aから時計周りに第2ホールIC52B、第3ホールIC52C・・・第16ホールIC52Pの順にステアリングコラム内(舵角検出装置51内)に配置されている。なお、第16ホールIC52Pにおいて第15ホールIC52Oと反対側には第1ホールIC52Aが配置されている。第1ホールIC52Aが図2(b)に示す平面視において前記携帯機21と重なる位置にある場合、同第1ホールIC52Aは携帯機21に設けられた磁石25の磁界に反応してオン作動する。第1ホールIC52Aがオン作動すると、同第1ホールIC52Aは、その旨を示す位置信号Aを舵角制御部53に出力する。また、第1ホールIC52Aがオン作動の状態にある場合、その他の第2ホールIC52B〜第16ホールIC52Pについてはオフ状態となっている。なお、第2ホールIC52B〜第16ホールIC52Pが個々にオン作動した場合についても、前記第1ホールIC52Aがオン作動した場合と同様に、位置信号B〜位置信号Pをそれぞれ舵角制御部53に出力する。また、例えば、携帯機21がステアリング操舵の右回転に基づいて第1ホールIC52Aから離間すると、第1ホールIC52Aは再びオフ状態となり、舵角制御部53に何も出力しない。そして、図4(a)に示す平面視において携帯機21が第2ホールIC52Bと重なる位置に到達すると同第2ホールIC52Bがオン作動する。
制御装置61は、前記右舵角信号が入力されると、操舵アクチュエータ71に対して車輪81を右方向へ角度変更させる旨を示す右舵角駆動信号を出力する。また、前記左舵角信号が入力されると、操舵アクチュエータ71に対して車輪81を左方向へ角度変更させる旨を示す左舵角駆動信号を出力する。操舵アクチュエータ71は、前記制御装置61から入力される右舵角駆動信号又は左舵角駆動信号に基づいて車輪81の角度を変更する。
図3(a)に示すように、まず照合制御部41は、携帯機21から送信されるIDコードが自身に設定されたIDコードと一致するか否かを判断する(S1)。そしてID照合が一致した場合(S1でYES)、照合制御部41は照合一致信号を制御装置61に出力する(S2)。そして、ここでの処理を一旦終了する。これに対して照合制御部41は携帯機21とのIDコード照合が不一致、またはIDコードを受信しない場合(S1でNO)にはここでの処理を一旦終了する。
同図に示すように、携帯機21がホルダ12に装着されると制御装置61は、携帯機21から送信されるトランスポンダコードが自身に設定されたトランスポンダコードと一致するか否かを判断する(S4)。これらトランスポンダコードの照合が一致した場合(S4でYES)、制御装置61は、作動許可信号を舵角制御部53に出力する(S5)。そして、ここでの処理を一旦終了する。これに対して制御装置61は携帯機21とのトランスポンダ照合が不一致の場合(S4でNO)にはここでの処理を一旦終了する。
従って、上記実施形態の車両用操舵装置2によれば、以下のような効果を得ることができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、位置情報伝達部として磁気センサ(ホールIC52)を用いたが、磁気センサに限定しない。例えば、接触式の位置センサを用いてもよい。接触式の位置センサを用いた場合、例えば位置情報伝達部としてローラアーム型のスイッチを舵角検出装置51の表面に放射線上に等間隔に配設して、位置情報提供部として前記ローラアームと接触可能な突部を有する係止部材を用いる。即ち、ステアリングホイール11側に着脱可能な係止部材を装着して、その係止部材の突部がステアリングホイール11と一体に回動することで、ローラアームのスイッチに接触して同スイッチをオン作動する。このような構成にしても、上記(1)と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、発磁部として磁石25を用いたが、電磁石を用いてもよい。
Claims (7)
- 車輪と機械的な動力伝達が不能に分離されたステアリングホイールと、前記ステアリングホイールの操舵に基づく操舵角を検出する舵角検出手段と、前記車輪の角度を変更する操舵アクチュエータと、前記舵角検出手段により検出された操舵角に基づいて前記操舵アクチュエータの作動を制御する制御手段とを備えた車両用操舵装置であって、
前記舵角検出手段は、前記ステアリングホイールの操舵に基づいて変位する位置情報を提供する位置情報提供部と、
前記位置情報提供部から提供される位置情報を検出して、当該位置情報を前記ステアリングホイールの操舵角として前記制御手段に伝達する位置情報伝達部とを備え、
前記位置情報提供部は、前記ステアリングホイールに着脱可能に設けられていることを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
前記位置情報伝達部は、位置情報提供部から提供される位置情報を非接触により検出することを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用操舵装置において、
前記位置情報伝達部は、少なくとも2つ設けられ、
前記位置情報提供部は、ステアリングホイールに装着された状態で当該ステアリングホイールと一体に回転し、
前記制御手段は、いずれの位置情報伝達部が前記位置情報を検出したかに基づいて前記ステアリングホイールの操舵角を算出し、当該操舵角に基づいて前記操舵アクチュエータを制御することを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1〜請求項3のうちいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
前記位置情報提供部は、磁界を有する発磁部であり、
前記位置情報伝達部は、前記発磁部の磁界を検出する磁気センサであることを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項1〜請求項4のうちいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
前記位置情報提供部は、前記制御手段との所定の無線通信によりドア錠の施錠又は解錠を許可する携帯機と一体に設けられることを特徴とする車両用操舵装置。 - 請求項5に記載の車両用操舵装置において、
前記制御手段は、前記携帯機のトランスポンダコードと同一のトランスポンダコードを記憶するとともに、前記携帯機にトランスポンダコードを含む応答信号を送信させるためにトランスポンダ駆動電波を送信し、
前記携帯機は、前記トランスポンダ駆動電波に基づいてトランスポンダコードを含む応答信号を送信し、
前記制御手段は、携帯機から送信されてくる応答信号を受信して、互いのトランスポンダコードが一致したことを条件として前記舵角検出手段の作動を許可するようにした車両用操舵装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の車両用操舵装置において、
前記ステアリングホイールには、前記携帯機を着脱可能に収容するホルダが形成されていることを特徴とする車両用操舵装置。
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JPS6133744U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-01 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用着脱形スイツチケ−スの取付装置 |
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JP2005022491A (ja) * | 2003-07-01 | 2005-01-27 | Honda Motor Co Ltd | 車両盗難防止装置 |
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