JP4495648B2 - 配線方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信用コードを建造物に配線する配線方法及び装置に係り、例えば構内、宅内に光ネットワークを構築する際、光配線用の部品である光ファイバケーブルを配線する配線方法及び装置に関するものである。
図3(a),(b)は従来のワイヤプロテクタを示す斜視図である。図3(a),(b)に示すように、ワイヤプロテクタ本体11を建造物に固定して後、ワイヤプロテクタ本体11内にケーブルを収容し、その後、ワイヤプロテクタ本体11に蓋体12を被せている。
しかしながら、従来のワイヤプロテクタは、直線的な構造をしている既存の光ファイバケーブル、メタルケーブル、電力線ケーブルを対象に設計製造されていた。
図4(a),(b)は従来のワイヤプロテクタに光カールコードを収容した状態を示す上面構成説明図及び断面図である。図4(b)に示すように、従来のワイヤプロテクタ本体11及び蓋体12よりなるワイヤプロテクタに光カールコード13を収容した場合、光カールコード13は螺旋状となっているため、中空的な構造となり、ワイヤプロテクタの中心部に大きな無駄なスペースDSが出来る。仮に、光カールコード13と同時に電話線/電力線を露出配線を行なう場合には、もう一組のワイヤプロテクタが必要になり、施工効率も外的美観も良くない。
特開2003−143734号公報 実開平3−74123号公報
従来のワイヤプロテクタで光カールコードを収容し、光配線を行なう際、中空のカールコードであるために、大きな無駄なスペースを生じ、収容効率が良くない。また、従来のワイヤプロテクタは元々メタルケーブル用に設計されており、光カールコードの形にフィットしていない。さらに、従来のワイヤプロテクタで光カールコードを収容した場合、他のケーブルを同時に収容する構造を持っていないので、他の配線用に、ワイヤプロテクタを用意しなければならないため、配線効率が良くない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、単一のワイヤプロテクタ内に、螺旋状通信コード及びその他の通信コードを収容することにより、スペースを有効に利用して収容効率を改善し、配線施工効率を向上させた配線方法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の配線方法は、配線装置本体を建造物に取付ける第1のステップと、筒状体の内部の空洞内に通信コードを挿入する第2のステップと、第2のステップの後、前記筒状体を螺旋状通信コードの螺旋中心軸部に挿通する第3のステップと、第3のステップの後、前記螺旋状通信コードを前記配線装置本体及び蓋体で形成する外部の空洞内に収容する第4のステップとよりなることを特徴とする。
また本発明は、通信用コードを建造物に配線する配線装置であって、建造物に取付けられる配線装置本体と、前記配線装置本体に取外し自在に取付けられ、螺旋状通信コードを収容するための外部の空洞を形成する蓋体と、前記螺旋状通信コードの螺旋中心軸部に挿通され、内部に通信コードを挿通するための内部の空洞が設けられた筒状体とを具備することを特徴とするものである。
また本発明の配線装置は、配線装置本体及び蓋体より形成される外部の空洞が断面円形状であることを特徴とするものである。
また本発明の配線装置は、筒状体が、円筒体よりなることを特徴とするものである。
また本発明の配線装置は、蓋体の外形が、円弧状であることを特徴とするものである。
また本発明の配線装置は、配線装置本体に、建造物に取付けるための両面接着テープが取付けられたことを特徴とするものである。
また本発明の配線装置は、配線装置本体が、U字型釘により建造物に取付けられることを特徴とするものである。
本発明の配線方法及び装置は、単一のワイヤプロテクタ内に、螺旋状通信コード及びその他の通信コードを一括して収容することにより、スペースを有効に利用して収容効率を改善し、配線施工効率を向上させ、さらに外的美観が良くなる。また、ワイヤプロテクタ内に収容されている螺旋状通信コードは伸び縮みが自由にできるので、配線自体はゼロ余長の配線を実現することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態例に係る配線装置の施工例を示す縦断面図であり、図2は本発明の実施形態例に係る配線装置を示す横断面図である。図2に示すように、配線装置本体21は、細長い平板よりなる台座部22の下面に両面接着テープ23が取付けられ、前記台座部22の上面に円弧状に突出した蓋嵌合部24を一体に設けて構成される。前記配線装置本体21の蓋嵌合部24には円弧状よりなる蓋体25が取外し自在に嵌合して取付られる。この場合、前記配線装置本体21及び蓋体25は、内部に螺旋状通信コードを収容するための断面円形状よりなる空洞26を形成するように構成すると共に、外部が断面円形の一部を形成するように構成される。前記配線装置本体21及び蓋体25が形成する空洞26内には筒状体例えば円筒体27が螺旋状通信コードの螺旋中心軸部に挿通された状態で収容される。前記円筒体27の内部空洞28には例えば電力線、UTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブル、電話線等の通信コードが挿通される。
すなわち、図1に示すように、配線装置本体21は、両面接着テープ23の保護シールを外し、予め定めた配線ルートに沿って、建造物内の壁面に貼付けて取付けられる。次に、円筒体27内の空洞28に例えば電力線、UTPケーブル、電話線等の通信コード29を挿入する。その後、前記円筒体27を螺旋状通信コード例えば光カールコード30の螺旋中心軸部に挿通する。その後、前記光カールコード30を配線装置本体21及び蓋体25で形成する空洞26内に収容する。このようにして、通信用コードを建造物に配線する。尚、蓋体25を嵌合した配線装置本体21を建造物の壁面に貼付け、蓋体25を外して通信コード28及び光カールコード29を収容した後、再度蓋体25を配線装置本体21に嵌合するようにしてもよい。
配線装置本体21及び蓋体25よりなるワイヤプロテクタは、長さが一定(1m)で、配線ルートが1m以上の場合、それらを継ぎ足していく方法で配線を行う。また、電力線、UTPケーブル、電話線等の通信コード29も予め配線ルートに合わせて、長さを調整している。さらに、光カールコード30は伸縮自由(おおよそ20倍伸びる)という特性をもっているため、長さを調整したり、合わせたりする必要はなく、光カールコード30を収容後、光カールコード30を伸ばしながら、ワイヤプロテクタの蓋体25を順次閉めていってもよい。
尚、配線装置本体21の建造物への固定は、両面接着テープ以外に、U字型釘等を用いて取付ても良い。
本発明の実施形態例では、大きく分けて、光カールコード30を収容する外部の空洞26とその他の通信コード29を収容する内部の空洞28の二つとなる。外部の空洞26は、光カールコー30の形に沿って、円の筒状にしている。内部の空洞28は、その他の通信コード29を保護する意味で、薄い筒状となっており、その中に、その他の通信コード29を通す。この際、光カールコー30の伸び縮みの特性がなるべく損なわれないように、なるべく細い筒にする。光カールコー30が延びる際、螺旋状の内径が小さくなるので、内部の空洞28の筒の半径が大きいと、光カールコード30はあまり伸びなくなるからである。
本発明の実施形態例では、光カールコード30専用のワイヤプロテクタの構造を2層構造にして、光カールコード30を外部の空洞26に収容し、同時に、UTPケーブルや電力線ケーブル等の直線的構造をしている通信コード29を内部の空洞28に収容する。
本発明の実施形態例では、光カールコード30及びその他の通信コード29を収容できるワイヤプロテクタとして、以下の特徴を持っている。すなわち、(1)プロテクタの外形を円形にし、光カールコード30の外形と合致し、収容効率を高めた。(2)内部に、2層構成を設けることにより、光カールコード30のみならず、ほかの通信コード29も収容できるようになり、配線の美観と効率を向上させることが出来る。
光カールコード専用のワイヤプロテクタの外部の層の直径は、光カールコードのカール径(光カールコードのカール構造の直径)の最大値(現時点では、22mm)より数mm大きく設定する(現時点では、25mm)。そして、内部の層の直径は、カール径の最小値(現時点では、12mm)より数mm小さく設定する(現時点では、9mm)。それによって、すべての光カールコードの配線に使用することが可能となると同時に、中心部に他の通信コードを収容することも可能である。
なお、本発明は、上記実施形態例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態例に係る配線装置の施工例を示す縦断面図である。 本発明の実施形態例に係る配線装置を示す横断面図である。 従来のワイヤプロテクタを示す斜視図である。 従来のワイヤプロテクタに光カールコードを収容した状態を示す上面構成説明図及び断面図である。
符号の説明
21…配線装置本体、22…台座部、23…両面接着テープ、24…蓋嵌合部、25…蓋体、26…空洞、27…円筒体、28…空洞、29…通信コード、30…光カールコード。

Claims (7)

  1. 配線装置本体を建造物に取付ける第1のステップと、
    筒状体の内部の空洞内に通信コードを挿入する第2のステップと、
    第2のステップの後、前記筒状体を螺旋状通信コードの螺旋中心軸部に挿通する第3のステップと、
    第3のステップの後、前記螺旋状通信コードを前記配線装置本体及び蓋体で形成する外部の空洞内に収容する第4のステップと
    よりなることを特徴とする配線方法。
  2. 通信用コードを建造物に配線する配線装置であって、
    建造物に取付けられる配線装置本体と、
    前記配線装置本体に取外し自在に取付けられ、螺旋状通信コードを収容するための外部の空洞を形成する蓋体と、
    前記螺旋状通信コードの螺旋中心軸部に挿通され、内部に通信コードを挿通するための内部の空洞が設けられた筒状体と
    を具備することを特徴とする配線装置。
  3. 配線装置本体及び蓋体より形成される外部の空洞が断面円形状であることを特徴とする請求項2に記載の配線装置。
  4. 筒状体が、円筒体よりなることを特徴とする請求項2に記載の配線装置。
  5. 蓋体の外形が、円弧状であることを特徴とする請求項2に記載の配線装置。
  6. 配線装置本体に、建造物に取付けるための両面接着テープが取付けられたことを特徴とする請求項2に記載の配線装置。
  7. 配線装置本体が、U字型釘により建造物に取付けられることを特徴とする請求項2に記載の配線装置。
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