JP4495538B2 - コイン回収機 - Google Patents

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Description

本発明は、床に散乱したコインを回収するためのコイン回収機に関する。
ゲームセンターやパチンコホールでは、スロットマシン等、遊戯用のコインを用いて遊戯をするゲーム機が設置されている。遊戯者はゲーム機にコインを投入する際にゲームに熱中するあまり、コインを落としたり、コインを入れた箱をひっくり返したりして、コインを不用意に床に散乱させてしまうことがある。こうして床に散乱したコインは、遊技者自身や遊技場の係員が手で一枚一枚拾い集めている。
しかし、このように床に散乱したコインを人の手によって拾い集めるためには、作業者はしゃがみこんでコインを一枚づつ拾わなくてはならず、手間と時間がかかり、作業者にとって大きな負担となる。また、ゲーム機は、通常狭い空間に連続して並んで設置してあるため、床に散乱したコインを拾い集める作業は、他の遊技者の邪魔となる。このため、コインを拾い集める作業は、できる限り短時間で終了させる必要がある。
こうした問題を解決するため、床に散乱したコインを直接手で拾うことなく、能率よく短時間で回収するためのコイン回収機が提案されている。例えば、特許文献1〜4には、回転するローラ等によってコインを巻き込んで回収するコイン回収機が提案されている。
特開2004−65673号公報 特開平6−63243号公報 特開平5−13491号公報 実用新案登録第3095018号 また、特許文献5〜7には、床に散乱したコインを挟み込んで回収するコイン回収機が提案されている。 実用新案登録第3071690号 実用新案登録第3071691号 実用新案登録第3015846号 さらに、特許文献8〜10には、床に散乱したコインを手動ですくいとる方式のコイン回収機が提案されている。 特開平11−319299号公報 実開平465591号公報 特開平2003−236225号公報
本発明は、上記従来のコイン回収機とは異なる新たな方式により、床面に散乱しているコインを簡単かつ能率よく短時間で回収することが可能なコイン回収機を提供することを目的としている。
本発明のコイン回収機は、床面と平行に回転する回転へらであって、該床面のコインをすくい上げるリードエッジと、すくい上げられたコインを外周外方へ誘導する上部誘導面とを備える回転へらと、該上部誘導面から送り出された前記コインを回収する回収部とを備えることを特徴とする。
本発明のコイン回収機では、回転へらが床面と平行に回転することにより、リードエッジが床に落ちているコインと床との隙間に入り込み、コインがすくい上げられる。こうしてすくい上げられたコインは、上部誘導面によって外周外方へ誘導される。そして、さらに上部誘導面から送り出されたコインが回収部によって回収される。このため、作業者は、コイン回収機を床に散乱したコインのある位置あたりに載置させるだけで、簡単かつ能率よく短時間にコインを回収することができる。
本発明のコイン回収機には、前記コインの移動を規制するコイン移動規制具が更に備えられ、該コイン移動規制具はこれと前記リードエッジとによって前記床面のコインを挟むことができるように配置される。これにより、床面のコインの移動が規制されて、当該コインが確実にリードエッジですくい上げられることとなり、コインの回収効率が向上する。
また、本発明のコイン回収機には、作業者が立位のまま手でコイン回収機を持つことができる握り部が設けられていることが好ましい。こうであれば、作業者は、立ち姿勢のままでコインの回収作業を行うことができるため、作業がより楽となる。
さらに、握り部には回転へらを回転させるための駆動スイッチが取り付けられていることが好ましい。こうであれば、作業者は握り部を握りながら、手元で回転へらの回転のオンオフを行うことが可能となり、コインの回収作業を楽な姿勢のまま能率的に行うことができる。
また、回収部は脱着可能とされていることもできる。こうであれば、回収部を取外すことによって、回収部に貯まったコインの回収作業をより容易に行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1〜3について、図1〜図7を参照しつつ説明する。
(実施形態1)
実施形態1のコイン回収機は、図1に示すように、略伏椀形状のコイン回収部1と、コイン回収部1の上に設けられた駆動部2と、駆動部2に接続されて上方に延在する柄3とから構成されている。
コイン回収部1は、図2及び図3に示すように、略伏椀形状のハウジング4が外郭をなし、ハウジング4の上端中央には軸受け5が貫設されている。軸受け5には回転軸6が嵌挿されており、回転軸6の下端には、2枚の回転へら8、9がかしめによって固定されている。回転へら8、9は回転軸6の径外方向に向かって両側に同じ形状とされている。回転へら8、9には、回転方向の上流側の一端を床面と接し、下流側に向かって緩やかな傾斜面を有するリードエッジ8a、9aが形成されており、リードエッジ8a、9aの下流側には床面に水平とされた水平面8b、9bが設けられている。水平面8b、9bの回転方向の下流側の端には、コイン止め8c、9cが立設されている。水平面8b、9bとコイン止め8c、9cの表面とが上部誘導面である。
水平面8b、9bを外周側へ傾斜させ、該水平面8b、9b上のコインが回収トレイ側へ移動し易くすることもできる。
また、ハウジング4の周面4aの上端には、横長矩形形状の開口10が一箇所設けられており、開口10から径外方向に突出して回収トレイ11が取り付けられている。回収トレイ11は、開口8側の側壁が開放されており、回収トレイ11内部とハウジング4内部とは連通状態とされている。回収トレイ11の底面11aは回転へら8、9の水平面8b、9bより僅かに低い位置とされている。
図4に示すように、駆動部2の内部には、モータ12が軸芯12aを垂直下向き方向にして固定されている。モータ12の軸心12aにはギア12bが嵌められており、ギア12bは、回転軸6aの上端に嵌められたギア6bと歯合され、モータ12の駆動により回転軸6aが回転可能とされている。また、駆動部2の内部にはモータ12の電源用のバッテリ13が設けられている。
駆動部2の上端中央には金属製の柄3が溶接によって垂設されており、図1に示すように、柄3の上端には握り部3aが設けられている。握り部3aの上面の一端付近には、モータ12(図4参照)の駆動のオンオフを切り替えるための駆動スイッチ14が取り付けられている。
以上のように構成された実施形態1のコイン回収機では、以下に示すようにして、床に散乱しているコインを回収することができる。
コインを回収しようとする作業者は、図1に示す握り部3aを握り、コイン回収機を持ち上げながら、コインが散乱している場所の上にまで移動させる。そして、コイン回収部1の底面をコインが散乱している場所に載置し、駆動スイッチ14をオン状態とする。これにより、図4に示すモータ12が駆動し、ギア12b及びギア6aを介して回転軸6が回転し、図3に示す回転へら8、9が回転する。そして、リードエッジ8a、9aの先端が床に落ちているコインと床との隙間に入り込み、コインがすくい上げられる。こうしてすくい上げられたコインは、慣性力によって回転へら8、9のリードエッジ8a、9aの表面を昇り、水平面8b、9bに達した後、コイン止め8c、9cに堰き止められる。コイン止め8c、9cに堰き止められたコインは、回転へら8、9とともに回転することにより径外方向に遠心力を受け、コインの側面をハウジング4の内周面に接触させながら回転する。そして、コインが開口10に達すると、遠心力によってコインが径外方向に向かって飛び出し、回収トレイ11内に回収される。
こうして、コインが回収された後、図1に示す駆動スイッチ14をオフ状態とし、コインが散乱している他の場所に移動して、再び上記操作を行い、コインを回収する。これらの作業を繰り返すことにより、床に散乱しているコインを全て回収して作業が終了する。
このコイン回収機によれば、作業者は、コイン回収機の底面を床に散乱したコインのある位置あたりに載置させて、駆動スイッチ14をオン状態とするだけで、コインの回収を行うことができる。このため、簡単かつ能率よく短時間にコインを回収することができる。また、柄3の上端に握り部3aが設けられているため、作業者は、握り部3aを握りながら、立ち姿勢の状態で、片手で楽に作業を行うことができる。このため、コイン回収作業者の負担も極めて軽いものとなる。
(実施形態2)
実施形態2のコイン回収機は、図5及び図6に示すように、ハウジング4の水平面8b、9bが通過する経路の上方の位置に、径方向に長くされたスリットが設けられ、そこにブラシ21が嵌挿される。ブラシ21は基部23とブラシ本体部24から構成される。基部23はハウジング4のスリットへ嵌挿固定される。ブラシ本体部24は所定の剛性を有し、リードエッジ8a、9aに押されるコインの移動を規制し、当該コインがリードエッジ8a、9aにより確実にすくい上げられるようにしている。また、このブラシ本体部24は回転へら8上のコインが回収トレイ11側へ移動することを何ら制限するものではない。即ち、当該ブラシ21は床面上のコインの移動を規制するコイン移動規制具であり、これとリードエッジとで床面上のコインを挟めるように当該コイン移動規制具は配置される。実施例のブラシ21は、回転へら8の回転方向において回収トレイ11の直後に配置され、コインの補足をより確実にしている。勿論、ブラシ21の配置部位、形状等は任意に設計可能である。
また、かかるブラシ21を設けることにより、コインの表面に付着しているゴミや塵を除去することもできる。他の作用効果は実施形態1のコイン回収機と同様である。
(実施形態3)
実施形態3のコイン回収機は、図7に示すように、ハウジング4の外周面であって、開口8の周囲を取り囲む位置に磁石31a、31b、31cが取り付けられており、回収トレイ11は磁石31a、31b、31cの吸引力によって固定されている。その他の構成は図1〜4に示す実施形態1のコイン回収機と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態3のコイン回収機では、回収トレイ11が磁石31a、31b、31cの吸引力だけでハウジング4に固定されているため、回収トレイ11をハウジング4から取り外したり、取り付けたりする作業を簡単に行うことができる。このため、回収トレイ11をハウジング4から外した状態でコインの回収を行うことが可能となり、回収トレイ11に貯まったコインを極めて容易に回収することができる。
本発明は、遊技場等において床に散乱したコインの回収するために用いることができる。
実施形態1のコイン回収機の正面図である。 実施形態1のコイン回収機のコイン回収部付近の斜視図である。 実施形態1のコイン回収機のコイン回収部付近の破断斜視図である。 実施形態1のコイン回収機の駆動部の断面図である。 実施形態2のコイン回収機のコイン回収部付近の破断斜視図である。 実施形態2のコイン回収機の平面図である。 実施形態3のコイン回収機の部分平面図である。
符号の説明
8、9…回転へら
8a、9a…リードエッジ
11…回収トレイ(回収部)
21…ブラシ
3a…握り部
14…駆動スイッチ

Claims (5)

  1. 床面と平行に回転する回転へらであって、該床面のコインをすくい上げるリードエッジと、
    すくい上げられたコインを遠心力によって外周外方へ誘導する上部誘導面とを備える回転へらと、
    該上部誘導面から送り出された前記コインを回収する回収部と、を備えることを特徴とするコイン回収機。
  2. 前記コインの移動を規制するコイン移動規制具が更に備えられ、該コイン移動規制具はこれと前記リードエッジとによって前記床面のコインを挟むことができるように配置される、ことを特徴とする請求項1記載のコイン回収機。
  3. 作業者が立位のまま持つことができる握り部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコイン回収機。
  4. 前記握り部には前記回転へらを回転させるための駆動スイッチが取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のコイン回収機。
  5. 前記回収部は脱着可能とされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のコイン回収機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5317367U (ja) * 1976-07-23 1978-02-14
JPH08131647A (ja) * 1994-11-08 1996-05-28 L Ii Tec:Kk パチンコ玉の回収機

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