JP4495400B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸が大径であると共に長尺であり、且つ被密封流体が高圧である用途に適しているメカニカルシール装置に関する。更に詳しくは、例えば、大型ポンプ等のハウジングと長尺の回転軸との間をシールするメカニカルシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関する高圧ポンプ用のメカニカルシール装置には、特許2578222号公報及び米国特許第5,114,163号明細書が存在する。しかし、これらのメカニカルシール装置は、構造が複雑で高価になるため、一般の装置に利用することは困難である。
【0003】
この関連技術として図3に示すメカニカルシール装置200が存在する。図3に示すメカニカルシール200は大径の回転軸148に取り付けられるために全体が大径になると共に、大径である上、取り付けやすくするため、2分割に形成されている。
図3に於いて、この分割形メカニカルシール200は、回転軸148が貫通するハウジング150と回転軸148との間の被密封流体を固定密封環160の内周側を介して固定シール面161でシールするために設けられている。
この被密封流体を内周側でシールする軸方向に分割された固定密封環160は、内周面が回転軸148と間隙を設けて嵌合すると共に、回転軸148との間の間隙が被密封流体の流通路となる。
又、固定密封環160の外周面は、厚肉で断面L型の環状体を成す第1パッキン165の一端内周面167に嵌合している。そして、第1パッキン165のフランジ状の他端はハウジング150の端面に密接している。この第1パッキン165は、大径の場合には2等配に分割される。
【0004】
更に、固定密封環160は軸方向に円周を2分割された固定用分割ホルダ168の内周面に第1パッキン165を介して固着されている。この固定用分割ホルダ168の他端は、ハウジング150の一端部に設けられた取り付け用の凸部に嵌着してハウジングに固定している。又、この固定用分割ホルダ168と固定密封環160との嵌着した結合は、固定用分割ホルダ168の分割面を合わせて2個のボルト153により締め付けて結合する。
この固定用分割ホルダ168は、一端部がハウジング150の凸部に嵌着すると共に、他端側が固定密封環160を保持している。この為に、固定用分割ホルダ168の内周面の全面をシールするために、固定密封環106とハウジングとの間の第1パッキン165に於けるフランジ部166は高圧に耐えうる様に厚肉に構成している。この為に、第1パッキン165は大径になると共に、第1パッキン165を成形するために成形型が高価になり、産業の発展上問題となっている。
【0005】
又、2分割にされた回転密封環170は、回転軸148と間隙を設けて嵌合すると共に、端面の回転シール面171が固定シール面161と密接して被密封流体をシールする。この回転密封環170の外周面は、第2パッキン175の内周面177と嵌着すると共に、第2パッキン175を介して回転用分割ホルダ178に固定されている。又、この第2パッキン175も大径であるために、2分割に形成されている。
【0006】
回転用分割ホルダ178は、軸方向に円周を2分割されており、回転軸148に図示省略のキーを介して結合している。この回転用分割ホルダ178は2個のボルト154により締め付けられて回転軸148と回転密封環170を固着状態に抱き込んでいる。このために、前述と同様に、回転密封環170と回転用分割ホルダ170との間は厚肉の第2パッキン175の一端部により密封に保持されている。
又、第2パッキン175の他端部の内周面176は回転軸148と嵌合すると共に、回転軸148と回転用分割ホルダ178との嵌合間で圧着されて両部品間をシールしている。この為に、第2パッキン175は厚肉で、しかも、大径となる。この為に、第2パッキン175の成形型も高価になり、問題となっている。
【0007】
このように構成されたメカニカルシール装置に於いて、固定用分割ホルダ168は2カ所同時に嵌合するために、一方の固定密封環160との嵌合間に厚肉のパッキンを設けなければならない。同様に、回転用分割ホルダ178も回転密封環170との間が厚肉の第2パッキン175に形成されている。
そして、被密封流体が高圧になると、第1及び第2パッキン165、175に被密封流体の圧力が高圧に作用する。この被密封流体が作用する固定密封環160の受圧面積は、回転密封環170の受圧面積より大きいから、固定密封環160は回転密封環170側へ押し出される様に作用する。この為に、固定シール面161は回転シール面171に圧接するために、両シール面は摩耗を早めることになる。更に、押圧された固定シール面161は、第1パッキン165との嵌着力が弱いからその状態に保持されて被密封流体の圧力が低圧に変化しても回転シール面171と圧接状態に保持される。
【0008】
又、固定密封環160は固定用分割ホルダ168を介してハウジング150に固着されており、回転密封環170は回転用分割ホルダ178を介して回転軸148に固定されている。そして、被密封流体の作用圧力により固定シール面161と回転シール面171とが同一面から互いに変位すると、両シール面161、171は変位して接触するので偏摩耗状態になり、シール能力を低下させる。
この両シール面161、171の偏摩耗は、回転軸が長尺で、撓みが生じる場合にも惹起する。又、回転軸148は、重量の大きい回転用分割ホルダ178を回動することになるから、回転軸148を偏芯して回動させることになり、両シール面161、171の偏摩耗を促進させることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のような問題点に鑑み成されたものであって、その発明が解決しようとする技術的課題は、メカニカルシール装置に於いて互いに接合するとの密接状態を被密封流体の圧力の変動に関係なく、常に密接状態に保持し、シール面のシール能力を向上させることにある。
回転軸の撓みに関係なくシール面と対向シール面との密接状態を保持することにある。
更に、メカニカルシール装置の部品コストを低減可能にして、メカニカルシール装置を安価にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その技術的解決手段は以下のように構成されている。
【0011】
請求項1に係わる本発明のメカニカルシール装置は、被密封流体をシールするメカニカルシール装置であって、ハウジングに密封に保持されてダイヤフラムの取付面を有するシールカバーと、シールカバーの取付面に密封に固着される固着部を有すると共に固定密封環を密封に保持する保持部を有し且つ被密封流体が作用可能な受圧面を有する第1ダイヤフラムと、第1ダイヤフラムの保持部に密封に保持されてシール面を有する固定密封環と、第1ダイヤフラムの保持部に密封に保持されてシール面を有する固定密封環と、固定密封環のシール面と密接する対向シール面を有する回転密封環と、第1ダイヤフラムと略同形状に形成されて回転密封環を保持する保持部を有すると共に密封に固着される固着部を有し且つ被密封流体が作用可能な受圧面を有する第2ダイヤフラムと、第2ダイヤフラムの固着部を密封に保持して回転軸に嵌着するスリーブとを具備し、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムの受圧面に被密封流体を導入する流体通路を有し、流体通路の第1ダイヤフラムよりも上流側に絞りバルブを設け、第1ダイヤフラムの保持部を締め付けるように保持部の外周面である保持面に固定される第1バンドと、第1バンドの外周溝に一体に取り付けられるプレートと、プレートとシールカバーとを連結するようにシールカバーの円周上に等配に設けられている複数の弦巻ばねとをさらに有し、弦巻ばねにより第1ダイヤフラムを介して固定密封環を弾発に押圧するものである。
【0012】
この請求項1に係わる本発明のメカニカルシール装置では、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムがほぼ同一形状に形成されているから、各ダイヤフラムを成形するときに一つの成型型で両方のダイヤフラムを成形できる。この為に、1個500万円から1000万円する成形型を2個製作する必要が無くなるので、ダイヤフラムの生産コストを低減することが可能になる。
又、固定密封環と回転密封環は、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムにより弾性的に保持されているから、回転軸が回転時に偏芯したとき、回転軸が熱変形により伸張したとき、更に、回転軸の重量で曲げが惹起したときに、この回転軸の変形に応じてダイヤフラムは弾性変形し、両密封環のシール面を密接するように保持する。この為に、メカニカルシール装置に於けるシール面のシール能力は発揮される。
【0013】
更に、同形状に形成された第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムに於ける被密封流体が作用する受圧面は、同一受圧面積であるから、被密封流体の圧力で押圧される密封環の力は略同一になる。この為に、固定密封環と回転密封環の密接するシール面は同一力で押圧されるために偏芯した摩耗が防止できる。
又、第1ダイヤフラムが固定密封環を弾性的に保持し、第2ダイヤフラムが回転密封環を弾性に保持し、互いに対向させて密接する構成であるから、取付構造が簡単で、ハウジングの外側にでも簡単に装着することが可能になる。更に、分割構造にすれば両側から嵌めるだけであるから、簡単に回転軸に装着可能になる。
【0014】
請求項2に係わる本発明のメカニカルシール装置は、固定密封環と回転密封環の内周面内に流体通路を形成していると共に、この各密封環の外周面にダイヤフラムの保持部と密封に嵌着する保持面を有するのである。
【0015】
この請求項2に係わる本発明のメカニカルシール装置では、第1ダイヤフラムで固定密封環を弾性的に保持し、第2ダイヤフラムで回転密封環を弾性に保持して固定密封環と回転密封環の内周面内に被密封流体の流体通路を設けた構成であるから、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムの各受圧面に均等に被密封流体を作用させて常に対向するシール面の密接を可能にする。しかも、各密封環は各ダイヤフラムの弾性的保持部に嵌着しているから、各密封環の嵌着部を確実に密封することができる。
【0016】
請求項3に係わる本発明のメカニカルシール装置は、は環状体が軸方向に分割されていると共に分割面が一体に接合されて且つ第1ダイヤフラムの固定密封環と嵌着する保持部と第2ダイヤフラムの回転密封環と嵌着する保持部が筒状に形成されているものである。
【0017】
この請求項3の本発明のメカニカルシール装置では、各密封環を回転軸に装着しやすくするために分割環に構成しても、各ダイヤフラムの密封弾性体の保持部に嵌着して密封されているから、各密封環の分割を可能にして回転軸への装着を容易にする。又、各密封環を分割環にして、円弧状にした分割環の圧縮成形を容易にしてコストを低減することが可能になる。
【0018】
また、請求項1に係わる本発明のメカニカルシール装置は、被密封流体の流体通路に於ける第1ダイヤフラムよりも上流側に絞り弁を設けたものである。
【0019】
この請求項1に係わる本発明のメカニカルシール装置では、流体通路に於いて被密封流体が流入するダイヤフラムよりも上流側に絞り弁が設けられているから、被密封流体が超高圧になるときには、絞り弁が作動して、分割された密封環やダイヤフラムを保護して密封環のシール面が圧力の変動に関係なく正常に密接させることを可能にする。
しかも、流体通路に絞り弁を設けることにより、高圧であってもダイヤフラムのみで密封環を保持することを可能にし、回転軸が曲げられたり又は回転軸が熱により伸びても、ダイヤフラムにより密封環のシール面が常に密接状態に支持させることを可能にする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる好ましい実施の形態のメカニカルシール装置を、その図面に基づいて詳述する。尚、以下に説明する各図面は、実験データを基にした寸法関係が正確な設計図である。
【0021】
図1は、本発明に係わる第1実施の形態を示すメカニカルシール装置1の断面図である。
図1に於いて、1はメカニカルシール装置である。メカニカルシール装置1は、ポンプ等のハウジング60の内部と、ハウジングの内部に嵌挿する回転軸50との間で被密封流体を軸封するために装着される。
ハウジング60の端面には、ボルト37を介して取付けられたシールカバー20が設けられている。このシールカバー20には間隙を設けて回転軸50と遊合する内周面20Dが設けられている。更に、シールカバー20には端面から円筒状に突出した取付部20Aが形成されている。又、取付部20Aの外周の取付面20Bには小さな凹凸の係止山が連続に設けられており、この係止山の取付面20Bは第1ダイヤフラム10と嵌合したときに被密封流体が漏れないように密着させると共に、離脱しないように防止する。
【0022】
更に、シールカバー20の内周面20Dには環状の段部が設けられており、この段部とシールカバー20の側面に設けられた側板25との間に絞り弁21を取り付ける環状溝20Cが形成されている。
更に、シールカバー20には、この環状溝20Cに連通する孔が設けられており、この孔にパイプ40が嵌着されている。そして、環状溝20Cに装着されたゴム材製でタイヤー状の絞り弁21とパイプ40とは圧縮流体が連通可能に結合されている。このパイプ40はシールカバー20の外周面に2等配に設けられているが、設計に応じて3個、4個、5個を等配に設けることができる。
【0023】
絞り弁21は内部に収縮室21Aを形成しており、パイプ40から圧送される圧縮流体Pにより収縮室21Aを膨張させて絞り面21Bを回転軸50周面に接近させることができる。この内周側の絞り面21Bを膨張させた絞りにより被密封流体が各ダイヤフラム10、10に作用する圧力を絞ることができる。
図示省略のパイプ40の上流は流体圧縮機と連通しており、ダイヤフラム0、10、10のゴム材製の強度及び受圧面10A、10Aの受圧面積などのデータと、被密封流体の圧力との関係を図示省略の制御装置により計算し、制御装置により絞り弁21の被密封流体の流量を制御する。この絞り弁21により被密封流体の圧力を絞ることにより、被密封流体の圧力による各シール面2A、12Aの密接度や各ダイヤフラム10、10の膨張を最適に制御する。
【0024】
シールカバー20の取付部20Aに保持される第1ダイヤフラム10は、成形型により成形される。この第1ダイヤフラム10は、NBR、EPDM、CR、FVMQ、ゴム状の樹脂等の材質を被密封流体の受圧面を有するような形状に成形される。更に、成形型を安く生産するために又は回転軸に装着しやすくするために、第1ダイヤフラム10を二つ割にすることもできる。二つ割に成形された第1ダイヤフラム10は、両端面を加硫接着することにより環状に形成する。
第1ダイヤフラム10の一端は、シールカバー20の取付部20Aに取り付けられる固着部10Bに形成されている。固着部10Bの外周はホースバンド8により締め付けられる固着面10B1に形成されている。叉、固着部10Bの内周は取付固着面10B2に形成されている(図2参照)。
図2を参照し、固着部10Bと反対側には保持部10Dに形成されている。更に、保持部10Dの内周は段面状の取付保持面10D2に形成されて固定密封環2を取り付けやすくしている。又、保持部10Dの外周は第1ホースバンド8を取り付ける保持面10D1に形成されている。
この固着部10Bと保持部10Dとの間は可撓部10Aに形成されている。この可撓部10Aは外周側へ湾曲して第1ダイヤフラム10を軸方向に弾性伸縮可能に形成されている。
更に、可撓部10Aの内周面は、受圧溝10Cに形成されており、受圧溝10Cを形成する面は受圧面10A2に成されている。この受圧面10A2に作用する被密封流体の圧力により可撓部10Aが軸方向へ弾性的に伸縮して固定密封環2を回転密封環12側へ押圧する。
【0025】
シールカバー20の取付面20Bに設けられた凹凸の係止山により第1ダイヤフラム10の固着部10Bが取付面20Bに固定されていると共に、密封された状態で保持されている。更に、第1ダイヤフラム10の固着部10Bは、固着面10B1から第1ホースバンド8により締め付けて取付面20Bに固定されている。更に、固着面10B1には二つ割の第1カバー7が両側から嵌め込むと共に、両側からボルト36により締め付けられて固定されている。この第2カバー7は、第1ダイヤフラム10の可撓部10Aの外周面を覆っている。
【0026】
更に、第1ダイヤフラム10の保持部10Dも保持面10D1から第1ホースバンド8により締め付けられて固定されている。又、保持面10D1には二つ割の第1バンド3がボルト36により締め付けられて固定されている。この二つ割の各第1バンド3の外周溝に取り付けるために、二つ割にした各プレート4を外周溝に一体に取り付けている。
プレート4とシールカバー20とを連結するように弦巻ばね6がシールカバー20の円周上24等配に設けられている。この弦巻ばね6の個数はシール面2Aの密接力に応じて設計上から決められる。この弦巻ばね6をガイドするピン5がシールカバー20に結合されている。この弦巻ばね6により第1ダイヤフラム10を介して固定密封環2を弾発に押圧する。
【0027】
固定密封環2は炭化珪素材製である。この固定密封環2は一端にシール面2Aが設けられている。叉、固定密封環2の内周面2Cは回転軸50との間に流体通路15となる間隙を設けている。又、内周面2Cには4等配の固定溝2Dが設けられている。この固定溝2Dの個数は設計に応じて選択される。更に、固定密封環2の外周の結合面2Bは、第1ダイヤフラム10の取付保持面10D2に嵌着して保持されている。
結合面2Bには、小さな凹凸の係止山が形成されているので、結合面2Bと取付保持面10D2とは密封に嵌着する。
更に、シールカバー20の取付部20Aに結合したクラッチリング22の一端の円周に4等配に突出するクラッチが設けられている。このクラッチが固定密封環2の固定溝2Dに係止して固定密封環2が回動しないように保持する。
【0028】
回転密封環12は、端面に対向シール面12Aを設けている。この対向シール面12Aは固定密封環2のシール面2Aと対向して密接する。叉、回転密封環12は、内周面12Cにドライブ溝12Dを設けている。このドライブ溝12Dは円周に沿って4等配に設けられている。更に、回転密封環12の外周には結合面12Bが設けられており、この結合面12Bにも凹凸の係止山が設けられて第2ダイヤフラム10の取付保持面10D2と嵌着している。
【0029】
回転軸50に嵌着したスリーブ11の端部には、周面に沿ってドライブピン11Aが4等配に設けられている。このドライブピン11Aは回転密封環12のドライブ溝12Dと係止して回転密封環12を回転軸50と共に回動するようにさせる。
叉、スリーブ11は回転軸50に装着される。この為に、回転軸50の大径に応じて製作を容易にするためと、回転軸50に対して装着を容易にするために二つ割にして回転軸50の両側から嵌め合わせることもできる。
スリーブ11の端部にはOリング溝と凹部とが設けられている。このOリング溝にはOリング13が装着されている。そして、Oリング13により被密封流体が大気側へ漏洩するのを防止する。
【0030】
回転密封環12を保持する第2ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10を締め付ける2個の第2ホースバンド8、8とは、第1ダイヤフラム10と第1ホースバンドと形状と取付状態とも略同一である。叉、第2カバー7も第1カバー7と同一形状に形成されて取り付けられている。尚、この第1ダイヤフラム10と第2カバー7とは、同一形状を成して対称を成すように取り付けられている。
更に、第2バンド3は、プレート4を溝から取り外されているが、第2バンド自体は第1バンド3と同一形状である。
【0031】
図2に示す左側の第1ダイヤフラム10と右側の第2ダイヤフラム10は、1個の成形型で成形したものを対称に配列したものである。このように、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10を同一形状にすることにより部品管理が容易になる。叉、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10とを間違えて取り付ける様なミスが防止できるので、メカニカルシール装置を取り付けた機械装置の故障を防ぐことができる。
叉、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10は同形状であるから、被密封流体の受圧面10A2の受圧面積が同一になる。この為に、固定密封環2と回転密封環12の両シール面2A、12Aの対向接触する面圧を同一にして偏芯した接面を防止することが可能になる。その結果、両シール面2A、12Aのシール能力が向上すると共に、耐久能力も向上する。
更に、第2ダイヤフラム10は、図2に示すように、第1ダイヤフラム10と対称を成すだけで、形状は同一である。従って、両ダイヤフラム10は、同一成形型で成形して対称に取り付けられるので、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10に対応する2個の成形型を製作する必要がない。この成形型は高価(1個500万円前後する)であるために、1個の成形型にするだけで、各ダイヤフラム10の生産コストを大きく低減することが可能になる。
叉、バンド3とカバー7とホースバンド8も各第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10では同一形状であるから、部品形状が同一になり生産コストを大きく低減することが可能になると共に、組立時に部品管理が容易になる。
【0032】
スリーブ11と第2ダイヤフラム10との端部には、2個の第1クランプリング30と第2クランプリング31が回転軸50に嵌着されている。この第1クランプリング30は、断面が方形を成してリング状に形成されている。第1クランプリング30は2つ割に形成されており、ボルト35により締め付けて回転軸50にリング状にして固定する。
叉、2つ割にしない場合は、図示省略のボルトを介して直接に回転軸50に固定する。
第2クランプリング31は第1クランプリング30と同形状に形成された上に、外周にフランジ部が形成されている。そして、ボルト35を介して回転軸50に固定される。
叉、フランジ部には周方向に沿って等配に孔が設けられている。この孔にねじ棒32が貫通されており、ねじ棒32の先端はシールカバー20に固定されている。そして、ねじ棒32に螺合されたナットにより第2クランプリング31は移動調整される。
【0033】
この第1クランプリング30と第2クランプリング31により第2ダイヤフラム10とスリーブ11とを固定密封環2に対応した取付位置に調節する。
この調整作業は、ねじ棒32に設けられたナットを第1ダイヤフラム10の方向へねじ込んで第2ダイヤフラム10を軸方向へ移動させる。次に、両シール面2A、12Aの密接状態を最適にして第1クランプリング30に設けられたボルト35を締め付けて第1クランプリング30を回転軸50に固定する。同様にして第2クランプリング31も回転軸50に固定する。
尚、ねじ棒32及びナットは、メカニカルシール装置を取り付けた後に取り外す。
【0034】
このように構成されたメカニカルシール装置1は、メカニカルシール装置の内周面と回転軸50との間に流体通路15が形成される。この流体通路15は、具体的に、シールカバー20の内周面20Dと、第1ダイヤフラム10の内周面と、固定密封環2の内周面2Cと、回転密封環12の内周面12Cと、第2ダイヤフラム10の内周面と、回転軸50との間に形成される。そして、高圧の被密封流体は、ハウジング60内から流体通路15を流入し、ゴム叉は樹脂材製の第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10の各受圧面10A2、10A2に作用する。
第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10の各受圧面10A2、10A2に作用した圧力は各受圧面積が同一であるから、第1ダイヤフラム10に保持された固定密封環2のシール面2Aと第2ダイヤフラム10に保持された回転密封環12の対向シール面12Aとが密接して互いに同一力で押し合うことになる。
この各密封環のシール面2A、12Aの接合は、回転軸50が大径で長尺であるために曲がっても、叉、回転軸50が長尺であるために発熱により伸びるようなことが惹起しても、密封接合することが可能になる。
【0035】
この流体通路15を流れる被密封流体は、絞り弁21により絞ることにより、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10に作用する力を調節して各シール面2A、12Aの密接状態を向上させることが可能になる。
尚、固定密封環2と回転密封環12は炭化珪素又はカーボン或いはセラミックなどの材料で製作される。
叉、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10はゴム叉は樹脂材で製作される。この第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10はゴム状弾性材であればゴム材に限定されるものではない。そして、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10の形状も、上述して形状に限定されることなく、断面が半球状、湾曲状で同一受圧面積を有する受圧面10A2に形成し、この同一形状の環状体を対称に配置すればよい。
【0036】
本発明のメカニカルシール装置1は、共通する部品が多く、部品コストを低減することが可能になる。叉、第1ダイヤフラム10と第2ダイヤフラム10で固定密封環2と回転密封環12を保持する構成は、ハウジング60の外部に取り付けることを可能にして、大型のメカニカルシール装置1を容易に取り付けることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係わるメカニカルシール装置によれば、以下のような効果を奏する。
本発明のメカニカルシールによれば、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムがほぼ同一形状に形成されているから、各ダイヤフラムを成形するときに一つの成形型で両方のダイヤフラムを成形できるので、ダイヤフラムの生産コストを低減することが可能になる効果を奏する。
又、固定密封環と回転密封環は、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムにより弾性的に保持されているから、回転軸が熱変形により伸張したとき、更に、回転軸の重量で曲げが惹起したときに、この回転軸の変形に応じてダイヤフラムは弾性変形し、両密封環のシール面を密接するように保持する。この為に、メカニカルシール装置に於けるシール面のシール能力が発揮される効果を奏する。
【0038】
更に、同形状に形成された第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムに於ける被密封流体が作用する受圧面は、同一受圧面積であるから、被密封流体の圧力で押圧される各密封環の力は略同一になる。そして、固定密封環と回転密封環の密接するシール面は同一力で押圧されるために偏芯した摩耗が防止できる効果を奏する。
又、第1ダイヤフラムが固定密封環を弾性的に保持し、第2ダイヤフラムが回転密封環を弾性に保持し、互いに対向させて密接する構成であるから、回転軸が大径であっても、取付構造が簡単で、ハウジングの外側にでも簡単に装着することが可能になる。更に、メカニカルシール装置を分割構造にすれば両側から嵌めるだけであるから、大径の回転軸に簡単に装着可能になる効果を奏する。
更に、流体通路に絞り弁を設けることにより、絞り弁で被密封流体を絞り、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムに作用する力を調整して、接合するシール面のシール能力の向上と共に、シール面の摩耗を防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態に係わるメカニカルシール装置の断面図である。
【図2】本発明の第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムとを対称に配置した断面図である。
【図3】本発明に関連する技術のメカニカルシール装置の半断面図である。
【符号の説明】
1 メカニカルシール装置
2 固定密封環
2A シール面
2B 結合面
2C 内周面
2D 固定溝
3 バンド
4 プレート
5 ガイドピン
6 弦巻ばね
7 カバー
8 ホースバンド
10 第1ダイヤフラム
10A 可撓部
10A2 受圧面
10B 固着部
10B1 固着面
10B2 取付固着面
10C 受圧溝
10D 保持部
10D1 保持面
10D2 取付保持面
11 スリーブ
11A ドライブピン
12 回転密封環
12A 対向シール面
12B 結合面
12C 内周面
12D ドライブ溝
13 Oリング
15 流体通路
20 シールカバー
20A 取付部
20B 取付面
20C 断部
21 絞り弁
21A 収縮室
21B 絞り面
22 クラッチリング
25 側板
30 第1クランプリング
31 第2クランプリング
32 ねじ棒
35 ボルト
36 ボルト
37 ボルト
40 パイプ
48 係止穴
50 回転軸
60 ハウジング

Claims (3)

  1. 被密封流体をシールするメカニカルシール装置であって、
    ハウジングに密封に保持されてダイヤフラムの取付部を有するシールカバーと、
    前記シールカバーの前記取付部に密封に固着される固着部を有すると共に固定密封環を密封に保持する保持部を有し且つ前記被密封流体が作用可能な受圧面を有する第1ダイヤフラムと、
    前記第1ダイヤフラムの前記保持部に密封に保持されてシール面を有する固定密封環と、
    前記固定密封環の前記シール面と密接する対向シール面を有する回転密封環と、
    前記第1ダイヤフラムと略同形状に形成されて前記回転密封環を保持する保持部を有すると共に密封に固着される固着部を有し且つ前記被密封流体が作用可能な受圧面を有する第2ダイヤフラムと、
    前記第2ダイヤフラムの前記固着部を密封に保持して回転軸に嵌着するスリーブとを具備し、
    前記第1ダイヤフラムと前記第2ダイヤフラムの前記受圧面に前記被密封流体を導入する流体通路を有し、
    前記流体通路の前記第1ダイヤフラムよりも上流側に絞りバルブを設け、
    前記第1ダイヤフラムの前記保持部を締め付けるように当該保持部の外周面である保持面に固定される第1バンドと、前記第1バンドの外周溝に一体に取り付けられるプレートと、前記プレートと前記シールカバーとを連結するように前記シールカバーの円周上に等配に設けられている複数の弦巻ばねとをさらに有し、
    前記弦巻ばねにより前記第1ダイヤフラムを介して前記固定密封環を弾発に押圧する
    ことを特徴とするメカニカルシール装置。
  2. 前記固定密封環と前記回転密封環は内周面内に前記流体通路を形成していると共に、外周面に前記ダイヤフラムの保持部と密封に嵌着する保持面を有することを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記固定密封環と前記回転密封環は環状体が軸方向に分割されていると共に分割面が一体に接合され且つ前記第1ダイヤフラムの前記固定密封環と嵌着する保持部と前記第2ダイヤフラムの前記回転密封環と嵌着する保持部が筒状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のメカニカルシール装置。
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