JP4491635B2 - 遊技場管理システム - Google Patents

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本発明は、遊技データを出力する遊技機と、遊技データを収集する遊技場管理装置に関し、特に入替え、移動等が発生し易い遊技機を、遊技場管理装置に自動的に認識させることができる遊技場管理システムに関する。
従来より、遊技場では集客率を向上させるために、種々の遊技機を設置している。遊技場では、種々の遊技機を設置して、各遊技機毎の遊技データを収集・分析等を行ない、各遊技機の稼働率を求める等して、稼働率の低い遊技機を別の種類の遊技機と入替えたり、稼働率の高い遊技機の数を増加させたりしている。このように、遊技場では、遊技機の入替え、移動等を頻繁に行っている。
また、遊技場では、各遊技機に直接的あるいは間接的に遊技場管理装置を接続し、各遊技機が出力する遊技データを遊技場管理装置で収集している。通常、平均的な遊技場には数100台、大型店ともなると数1000台以上の遊技機が設置されている。遊技場管理装置には、各遊技機から適宜遊技データが送信されてくるが、どの遊技データが、どの遊技機からの遊技データであるかを示した接続情報が記憶されており、各遊技機毎に遊技データを収集できるように構成されている。
ここで、遊技機の入替え、移動等を行った場合、接続情報の内容を正しい情報に変更する必要がある。従来では、係員等が遊技場管理装置から入力して接続情報を直接更新したり、遊技機に予め記憶されている情報(機種名、種類等)を遊技場管理装置から読み出して遊技場管理装置で自動的に更新させたりしている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−15200号公報
接続情報を更新する際、係員等が入力する方法では、入替え及び移動した遊技機の数が多い場合は多大な時間を要し、開店時間に間に合わない可能性があり、係員等が入力を誤る可能性もある。
また、特開平10−15200号公報で提案されている方法では、接続情報を自動的に更新することができるが、全ての遊技機に予め必要な情報が記憶されていなければならない。残念ながら、全ての遊技機メーカが全ての遊技機において採用している訳ではない。また、予め遊技機に情報を記憶させる場合、記憶項目の内容、順序等を統一させる必要があり、多数の遊技機メーカが存在する現在では非常に困難である。更に、当該情報は、予め遊技機に記憶されているため、各遊技場の希望に合わせて変更することも容易ではない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、遊技場内に設置した全ての遊技機において、入替え及び移動等を行った遊技機を、遊技場管理装置が自動的に認識することが可能であり、且つ認識させる遊技機に関する情報を任意に設定することができる遊技場管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項1に記載の遊技場管理システムは、遊技場内の複数の配置位置のそれぞれに配置されている遊技機から出力された遊技データを収集する遊技場管理装置を備えている遊技場管理システムにおいて、遊技場内の複数の配置位置のそれぞれには、台番号配置位置情報が割り付けられており、各遊技機にはICタグが取り付けられている。
各ICタグには、(A)当該遊技機の名称を示す遊技機名称情報、または(B)当該遊技機の種類を示すグループ名称情報、または(C)当該遊技機の動作仕様を示す仕様情報、または(D)遊技場で独自につけた遊技機識別情報、のうち前記(A)〜(D)の少なくとも1つを含む遊技機関連情報が記憶されており、台番号配置位置情報と、当該台番号配置位置情報が割り付けられている配置位置に配置されている遊技機の遊技機関連情報と、が対応付けられた接続情報が記憶されている記憶装置を備える。
そして遊技場管理装置は、台番号配置位置情報に対応させて、各台番号配置位置情報に対応する配置位置に配置されている遊技機の遊技機関連情報を、各遊技機に取り付けられているICタグから取り込むことが可能であり、取り込んだ遊技機関連情報に対応する台番号配置位置情報と一致する台番号配置位置情報を接続情報の中から抽出し、接続情報の中から抽出した台番号配置位置情報に対応付けられている遊技機関連情報を、ICタグから取り込んだ遊技機関連情報に変更する。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項2に記載の遊技場管理システムは、請求項1に記載の遊技場管理システムであって、自己に接続された遊技機からの遊技データを収集し、収集した遊技データを遊技場管理装置に送信する複数の機器管理装置を備える。
各機器管理装置は、自己に接続された遊技機が配置されている配置位置に割り付けられている台番号配置位置情報を認識しているとともに、自己に接続された遊技機に取り付けられているICタグに記憶されている遊技機関連情報を読み取ることが可能であり、認識している台番号配置位置情報と、ICタグから読み取った遊技機関連情報と、を含む機器情報を遊技場管理装置に送信する。
そして遊技場管理装置は、受信した機器情報に含まれている台番号配置位置情報と一致する台番号配置位置情報を接続情報の中から抽出し、接続情報の中から抽出した台番号配置位置情報に対応付けられている遊技機関連情報を、受信した機器情報に含まれている遊技機関連情報に変更する。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項3に記載の遊技場管理システムは、請求項1または2に記載の遊技場管理システムであって、前記記憶装置には、接続情報の変更に基づいた、遊技機の移動の履歴が記憶されている。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、台番号配置位置情報を、機器管理装置に割り付ける代わりに後付け可能な記憶媒体に記憶させる。そして、機器管理装置が、記憶媒体から台番号配置位置情報と遊技機関連情報とを読み取って、中継装置を介して遊技場管理装置に送信する。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、遊技機関連情報には、各遊技機を識別可能な遊技機識別情報(遊技場で独自につけたID、名称等)、または遊技機の機種を示す機種情報(機種名(CR○○、フィーバー△△)等)、または遊技機の動作仕様を示す仕様情報(特賞確率、払い出し(入賞1回あたりの払い出し数)等)の、少なくとも1つを含む。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、後付け可能な記憶媒体はICタグであり、遊技機あるいは遊技機の近傍の任意の位置に後付け可能である。また、機器管理装置にはICタグの読み取り手段を備える。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、遊技場管理装置は、取り込んだ台番号配置位置情報と遊技機関連情報とに基づいて接続情報を更新する。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項4に記載の遊技場管理システムでは、前記記憶装置には、更に、遊技場内の遊技機の入れ替えまたは移動を行った際、入れ替えまたは移動の前にはいずれかの台番号配置位置情報に対応する配置位置に配置されていたが、入れ替えまたは移動の後にはいずれの台番号配置位置情報に対応する配置位置にも配置されていない遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された不在情報が記憶されている。そして、遊技場管理装置は、接続情報を更新した際、例えば更新前に接続情報中に存在していた「遊技機A」が、更新後の接続情報中に存在しなくなった場合、「遊技機A」を不在情報に記録する。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項5に記載の遊技場管理システムでは、記憶装置には、更に、遊技場内から撤去されて倉庫に保管されている遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された倉庫保管情報が記憶されている。そして、遊技場管理装置は、倉庫保管情報に記録されている遊技機関連情報と一致する遊技機関連情報を不在情報の中から抽出し、不在情報の中から抽出した遊技機関連情報を除いた残りの遊技機関連情報を、廃棄した遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された廃棄情報に記録する。
また、本発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項6に記載の遊技場管理システムでは、記憶装置には、更に、廃棄した遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された廃棄情報が記憶されている。そして、遊技場管理装置は、廃棄情報に記録されている遊技機関連情報と一致する遊技機関連情報を不在情報の中から抽出し、不在情報の中から抽出した遊技機関連情報を除いた残りの遊技機関連情報を、遊技場内から撤去されて倉庫に保管されている遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された倉庫保管情報に記録する。
また、本発明の第7発明は、請求項7に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項7に記載の遊技場管理システムでは、例えば同一系列のチェーン店である遊技場の各遊技場管理装置をインターネット等の通信回線に接続する。この場合、ホストとなる集中管理センタ(チェーン店本部等)を設けてもよい。各遊技場管理装置は、他の遊技場管理装置または集中管理センタと相互に通信することが可能である。
また、本発明の第8発明は、請求項8に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項8に記載の遊技場管理システムでは、各遊技場の遊技場管理装置を通信回線を介して集中管理センタに接続し、各遊技場の遊技場管理装置は接続情報を集中管理センタに送信する。そして、集中管理センタは、各遊技場管理装置から受信した接続情報を記憶する。
また、本発明の第9発明は、請求項9に記載されたとおりの遊技場管理システムである。
請求項9に記載の遊技場管理システムでは、遊技場管理装置が他の遊技場管理装置あるいは集中管理センタから受信する問合せ結果情報には、更に各遊技場を特定可能な遊技場識別情報が含まれている。そして、遊技場管理装置は、受信した問合せ結果情報に含まれている遊技場識別情報と、遊技機関連情報とに基づいて、遊技場識別情報に対応させた遊技機関連情報を含む移動履歴情報を記憶する。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、記憶媒体は、貼り付け及び剥離が可能なシール部材と、当該シール部材に備えられた記憶手段とで構成されている。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、シール部材と記憶手段とで構成された記憶媒体は、更にシール側部材端子部と、当該シール側部材端子部と記憶手段とを接続する配線とを備えており、遊技機の所定個所に設けられた部材側端子部にシール側部材端子部が当接するように貼り付けられるとともに分離可能な少なくとも2つの部材にまたがって貼り付けられ、貼り付けられた状態から剥離されると前記配線が切断され、記憶手段には更に任意の識別情報が記憶されている。
そして遊技場管理装置は、遊技機に貼り付けられた記憶媒体の記憶手段に記憶されている識別情報を遊技機に対応させて予め記憶しており、前記部材側端子部とシール側部材端子部と配線とを介して記憶媒体の記憶手段に記憶されている識別情報を読み出すことが可能であり、遊技機毎の記憶媒体の記憶手段から読み出した識別情報と、予め遊技機に対応させて記憶している識別情報とを照合し、照合が一致しない場合に警報を出力する。
請求項1に記載の遊技場管理システムを用いれば、遊技場管理装置で遊技データを表示する際、例えば昨日までは「1番台」に「(遊技機名称A)」と「1番台の遊技データ」が表示されていたところ、遊技機名称Bの遊技機に入替えた本日では「1番台」に「(遊技機名称B)」と「1番台の遊技データ」が自動的に更新されて表示される。
このように、遊技場内に設置した全ての遊技機において、入替え及び移動等を行った遊技機を、遊技場管理装置が自動的に認識することが可能である。
ここで、請求項1に記載の(遊技場)管理装置の機能を実現している複数のユニットをまとめて、(遊技場)管理装置を構成している、ということもできる。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムによれば、遊技場内に設置した全ての遊技機において後付け可能な記憶媒体を設けることで、入替え及び移動等を行った遊技機を、遊技場管理装置が自動的に認識することが可能である。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムによれば、遊技場内に設置した全ての遊技機において後付け可能な記憶媒体を設けることで、入替え及び移動等を行った遊技機を、遊技場管理装置が自動的に認識することが可能である。また、機器管理装置に台番号配置位置情報を割り付ける必要がないので、設置する場所の台番号に合わせた機器管理装置を用意する必要がない。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムによれば、遊技場管理装置に自動的に認識させる遊技機に関する情報を任意に設定することができる。
また、請求項1に記載の遊技場管理システムによれば、ICタグを用いることで、遊技機関連情報の読み出しを行うことができる。書き換え可能なICタグを用いた場合は、書き換えが容易であるため、遊技場管理装置に自動的に認識させる遊技機に関する情報を任意に設定することができる。
また、請求項1に記載の遊技場管理システムによれば、遊技場内に設置した全ての遊技機において、入替え及び移動等を行った遊技機を、遊技場管理装置に自動的に認識させて、認識した結果を接続情報に自動的に記憶(更新)させることが可能である。
また、請求項4に記載の遊技場管理システムによれば、不在情報には、過去に遊技場内に設置していた遊技機であり、且つ現在では遊技場内に設置していない遊技機関連情報が記憶されている。
これにより、遊技機の管理を適切に行うことができる。
また、請求項5に記載の遊技場管理システムによれば、不在情報に記憶されている遊技機が、倉庫に保管されているのか、あるいは廃棄されているのか、遊技機の管理をより確実に行うことができる。また、倉庫保管情報を適切に更新すれば、不在情報及び廃棄情報は自動的に更新されるので便利である。
また、請求項6に記載の遊技場管理システムによれば、不在情報に記憶されている遊技機が、倉庫に保管されているのか、あるいは廃棄されているのか、遊技機の管理をより確実に行うことができる。また、廃棄情報を適切に更新すれば、不在情報及び倉庫保管情報は自動的に更新されるので便利である。
また、請求項7に記載の遊技場管理システムによれば、例えば各遊技場管理装置は、遊技機の入替えを検討する際、新たに導入しようとしている遊技機が、既に他の遊技場で稼動しているか否かを知ることができる。他の遊技場で稼動していることが判明すれば、別の手段等を用いて稼動状況を知ることができる。
これにより、遊技機の入替え等を検討する場合の有効な判断材料の入手に利用することができ、便利である。
また、請求項8に記載の遊技場管理システムによれば、例えば同一系列のチェーン店である遊技場の各遊技場管理装置、及びホストとなる集中管理センタ(チェーン店本部等)をインターネット等の通信回線に接続する。そして、接続情報を集中管理センタにて一元管理することで、チェーン店の管理をより容易に行うことができる。また、一元管理することで、より高い稼働率の遊技機、より高い稼働率の遊技場内の配置傾向等を分析する場合に便利である。
また、請求項9に記載の遊技場管理システムによれば、例えば、遊技場管理装置は、ある遊技場(遊技場A)から存在が消えた遊技機関連情報を認識するとともに、別の遊技場(遊技場B)で当該遊技機関連情報を新たに認識した場合、当該遊技機関連情報に対応する遊技機が(遊技場A)から(遊技場B)に移動された、ことを移動履歴情報に記憶する。
これにより、遊技機の管理をより適切に行うことができる。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムを用いれば、記憶媒体を遊技機または遊技機の近傍に、容易に設けることができる。
また、本実施の形態に記載の遊技場管理システムでは、更に記憶媒体(シール)を封印シールとして利用することができる。例えば本実施の形態に記載した記憶媒体を用いれば、悪意ある遊技者が一旦剥がした記憶媒体(シール)を元通りに戻すことは非常に困難である(配線が切断されるため)。また、記憶手段に記憶されている任意の識別情報と同一の識別情報を備えた記憶媒体を悪意ある遊技者が用意することは非常に困難である(識別情報を知ることが困難であるため)。従って記憶媒体(シール)にて封印した個所の封印が剥がされたことを適切に検出することができる。
これにより、悪意ある遊技者が「剥がした記憶媒体を再利用すること」、「記憶媒体の代替品を用いること」等の不正行為を防止することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の遊技場管理システム1の一実施の形態の概略接続図を示している。
◆[第1の実施の形態(図1〜図8)]
第1の実施の形態における遊技場管理システム1は、遊技場管理装置10(以下、「管理装置10」と記載する)と中継装置20(以下、「島ユニット20」と記載する)と機器管理装置30(以下、「台ユニット30」と記載する)と端末装置40(遊技機50毎に設けられた端末装置であり、以下「台端末装置40」と記載する)、遊技機50、表示装置60等にて構成されている。まず、図1に遊技場管理システム1の全体構成の例を示す。
●[全体構成(図1)]
遊技機50は、台ユニット30と通信回線83で接続されている。また、遊技機50の近傍(上方等)には、当該遊技機の台番号配置位置情報(以下、「台番号」と記載する)及び当該遊技機に関する遊技情報等を表示する表示装置60が設けられている。表示装置60には、台番号表示部と遊技情報表示部とが設けられており(図示せず)、遊技情報表示部には当該遊技機で引き当てられた特賞回数等が表示される。
台ユニット30は、自己に接続された遊技機50の遊技状態(遊技データ)を通信回線83を介して検出し、検出した遊技状態を島ユニット20及び通信回線82、81を介して管理装置10に送信する。台ユニット30は、例えば所定時間毎(1分毎等)に、遊技状態として、セーフ数(遊技媒体の払出数等)、アウト数(遊技媒体の投入数等)、図柄変動状態(入賞して図柄が変動した状態)、特賞状態(入賞して特賞を引き当てた状態)等を、島ユニット20を介して管理装置10に送信する。そして、管理装置10は、受信した遊技状態に基づいて、遊技状態の表示等を行う。
台端末装置40は、通信回線84にて管理装置10と接続されており、プリペイドカード受付口(図示せず)にて受付けたプリペイドカードから引き落とした金額に関する情報等を通信回線84を介して管理装置10に送信する。
また、遊技媒体とは、遊技機で遊技を行う際に使用するパチンコ玉、メダル、現金等を指し、遊技機とは、パチンコ機、パチスロ機、スロットマシン、ビデオゲーム(ほとんどの遊技内容が映像で構成されるもの)等の、いわゆるパチンコホールやカジノ等に設置され遊技が行うことができる機器を指す。
管理装置10は、記憶装置とアクセス可能に接続されており、通信回線81を介して島ユニット20と通信可能である。なお、記憶装置は、管理装置10からアクセス可能であれば、どこに配置されていてもよい。図1は、管理装置10が記憶装置を内部に備えている例を示している。
●[記憶装置に記憶している遊技機に関する情報(図2)]
次に、図2を用いて管理装置10にアクセス可能に接続されている記憶装置に記憶されている接続情報12について説明する。
接続情報12には、遊技場内のどこに(台番号、配置位置等)、どのような遊技機が(遊技機名称、仕様等)接続されているか、が記憶されている。
図2(A)の例に示す接続情報12の各項目について、以下に説明する。
「台番号」には、表示装置60に表示されている番号(遊技場内における各遊技機を識別するための番号)が記憶されている。
「台ユニット番号」には、台番号に対応する台ユニット30に設定されているアドレス(識別情報)が記憶されている。図3(B)に示すように、台ユニット30には設定手段34(DipSwitch等)が設けられており、当該設定手段34を用いて各台ユニット30毎に異なるアドレスに設定する。また、本実施の形態では、台ユニット30には2台の遊技機を接続することが可能であり、台ユニット30は2組のケーブル(図3(B)におけるA側ケーブルとB側ケーブル)を備えている。遊技機の台番号は、台ユニット30に設定したアドレスと、A側ケーブルあるいはB側ケーブルで決定する。例えば台ユニット30のアドレスを「001」に設定した場合、当該台ユニット30はA側ケーブルに接続した遊技機の台番号を「001(アドレス+「0」)」と認識し、B側ケーブルに接続した遊技機の台番号を「002(アドレス+「1」)」と認識する。台ユニット30が認識した台番号は管理装置10に送信され、管理装置10は台ユニット30が認識した台番号を認識する。なお、記憶装置には、図2(B)の例に示すような台番号マップ13を記憶するようにしてもよい。台番号マップ13は、遊技場内における遊技機の配置位置を台番号で示したマップである。
「配置位置」には、台番号に対応する遊技場内の位置が記憶されている。なお、記憶装置には、図2(C)の例に示すような配置位置マップ14を記憶するようにしてもよい。配置位置マップ14は、遊技場内における遊技機の配置位置を各島の名称と窓口に近い方から割り付けた連番で示したマップである。
このように、遊技場内における各遊技機を特定するための情報には、上記の例に説明したように、台番号を示す情報を用いたり、台番号を用いずに配置位置を示す情報を用いたりすることができる。
「遊技機名称」には、台番号に対応する遊技機の固有名称(遊技機メーカが発表した名称、または遊技場で独自につけた名称等)が記憶されている。
「グループ名称」には、台番号に対応する遊技機をグループ毎に分類するための名称が記憶されている。図2(A)に示す接続情報12の例では、遊技機の種類(CR機、パチスロ機等)を記憶している。
「仕様」には、台番号に対応する遊技機の仕様に関する情報が記憶されている。図2(A)に示す接続情報12の例では、「特賞確率」と「設定状態(払い出しのレベルを示す設定値)」を記憶している。
従来では、遊技機の入替えまたは移動等を行った場合、接続情報12における各台番号に対応する「遊技機名称」、「グループ名称」、「仕様」等を係員等が手作業で入力していた(遊技機の稼働率、売上等の集計に必要)。
通常、遊技場では集客数を維持・向上させるために、頻繁に新遊技機を導入し、遊技機の入替え及び移動を行う。入替え及び移動を行う毎に、係員等が手作業で入力していたのでは、非常に手間がかかることに加えて、誤入力する可能性がある。
そこで、係員等が手作業で入力していた接続情報12における各台番号に対応する「遊技機名称」、「グループ名称」、「仕様」等を、管理装置10が自動的に行う方法を以降で説明する。
●[必要な情報を記憶した記憶媒体の設置と読み出し(図3)]
図3(A)に示すように、本実施の形態では、遊技機50の背面に後付け可能な記憶媒体70を設ける。なお、遊技機50に直接設けることなく、当該遊技機50の近傍(併設されている機器(台ユニット30、台端末装置40、表示装置60等)、壁面、床面、幕板等)に設けてもよい。
記憶媒体70は、例えば(非接触)ICタグであり、サイズも非常に小さく、取り付けが容易である。
ICタグは、RFID(Radio Frequency Identification)技術を利用しており、読み出し装置及び書き込み装置と接触することなく、無線通信にて読み出し及び書き込みが可能である。なお、無線機能を持たないICタグを用いた場合、ICタグを遊技機側のコネクタに取り付け、コネクタを経由して読み出すようにすることもできる(遊技機50のコネクタ部分にICタグを設け、台ユニット30のコネクタを接続して有線にて読み出す)。
なお、記憶媒体70に必要な情報を記憶させる方法、及び記憶媒体70から情報を読み取る方法は、既存の技術を用いることが可能であり、説明を省略する。
また、遊技機50の背面には、台ユニット30からケーブル31に接続されたコネクタ32等が接続されており、台ユニット30は、当該コネクタ32及びケーブル31を介して遊技機50から出力される遊技データを取り込む。台ユニット30は、取り込んだ遊技データを島ユニット20に送信する。
例えば、このコネクタ32に、記憶媒体70の読み出し用のアンテナ33を設け、台ユニット30に読み取り手段(読み取り用のインターフェース回路等、図示せず)を設ける。台ユニット30は、アンテナ33及び読み取り手段を用いて遊技機50あるいは遊技機50の近傍に設けられた記憶媒体70に記憶されている情報を読み取ることが可能である。なお、アンテナ33も読み取り手段に含まれる。
なお、台ユニット30は、コネクタ32を有さず、遊技機50に設けられた出力端子に接続する複数の接続用端子を有する場合もある。この場合は任意の接続用端子のケーブルに固定したり(図3(C))、遊技機50に固定したり(図3(D))することも可能である。
記憶媒体70には、例えば図5(A)の例に示すように情報を記憶させる。例えば記憶媒体70の全記憶容量Stを、必要なサイズ毎(サイズS1〜Sn)に分割し、遊技機識別情報(遊技場で独自につけたID、名称等)、遊技機名称(機種情報等であり、遊技機メーカが発表した機種名(CR○○、フィーバー△△)等)、グループ名称(遊技機の種類を示す情報等)、仕様1,2(特賞確率、払い出し(入賞1回あたりの払い出し数)等を含む仕様情報)を記憶させることができ、遊技機に関する情報(遊技機関連情報)を任意に設定することができる。
このように、記憶媒体70には、当該記憶媒体70が設けられる遊技機50(当該記憶媒体70の近傍に配置される遊技機50)に関する遊技機関連情報を記憶させる。
なお、記憶媒体70には、管理装置10が遊技機50を特定できる情報が記憶されていればよいため、各遊技機を特定可能な情報(遊技機識別情報、機種情報、仕様情報等)の中から少なくとも1つが記憶されていればよい。
●[遊技機関連情報を取り込む処理手順(図4)と接続情報の更新(図5(B))]
次に、図4(A)に示す接続図、及び図4(B)に示すフローチャートを用いて、管理装置10が遊技機関連情報を取り込み、接続情報12を自動的に更新する処理手順の例を説明する。
図4(A)は、台ユニット番号「001」に設定した台ユニット30から、当該台ユニット30に接続された各遊技機50A、50Bに設けられた記憶媒体70A、70Bの遊技機関連情報を読み出す例を示している。この場合、台ユニット30が台ユニット番号「001」に設定されているため、ケーブル30A側に接続された遊技機50Aは台番号「001」と認識され、ケーブル30B側に接続された遊技機50Bは台番号「002」と認識される。
次に、図4(B)のフローチャートについて説明する。
ステップS10にて、管理装置10は、所定の操作が行われた場合、あるいは起動された場合、管理装置10に接続されている全島ユニット20に対して、機器情報の要求を示すデータ要求信号を送信する。
各島ユニット20は、管理装置10からのデータ要求信号を受信すると、ステップS20にて、当該島ユニット20に接続された全台ユニット30に対して、機器情報の要求を示すデータ要求信号を送信する。
各台ユニット30は、島ユニット20からのデータ要求信号を受信すると、ステップS30にて、当該台ユニット30に接続された全遊技機50に対して、各遊技機50毎に記憶媒体70から遊技機関連情報を読み取る。例えば図4(A)において、台ユニット30は、遊技機50Aの記憶媒体70Aから「遊技機名称:CC」、「グループ名称:羽根物」、「特賞確率:1/310」、「設定状態:4」を読み取り、遊技機50Bの記憶媒体70Bから「遊技機名称:CC」、「グループ名称:羽根物」、「特賞確率:1/310」、「設定状態:6」を読み取る。
次に各台ユニット30は、各遊技機50毎に読み取った遊技機関連情報に自己が認識している台番号を付与して、遊技機関連情報と台番号(台番号配置位置情報)とを含む機器情報を、ステップS40にて島ユニット20に送信する。(遊技機50Aの遊技機関連情報に台番号「001」を付与し、遊技機50Bの遊技機関連情報に台番号「002」を付与する。)
各島ユニット20は、各台ユニット30から機器情報を受信すると、受信した機器情報をステップS50にて管理装置10に送信する。
管理装置10は、各島ユニット20から機器情報を受信すると、ステップS60にて、受信した機器情報に含まれている台番号と遊技機関連情報に基づいて接続情報12を更新する。例えば更新前の接続情報12が図2(A)に示す状態であり、台番号「001」及び「002」の遊技機を上記で説明した遊技機に入替えた場合、更新後の接続情報12Aは図5(B)に示すように自動的に更新される。図5(B)に示す接続情報12Aでは、台番号「001」及び「002」に対応する「遊技機名称」、「グループ名称」、「特賞確率」、「設定状態」(一点鎖線で囲んだ部分)が更新されている。
なお、管理装置10は、接続情報を更新するだけでなく、台番号に対応させた遊技データを表示することも可能である。
なお、上記の説明では、台ユニット30に台ユニット番号及び台番号配置位置情報を設定する例を説明したが、台ユニット30のアドレス設定手段34を省略し、記憶媒体70に台番号配置位置情報を更に記憶させるようにしてもよい。
この場合、台ユニット30は、ステップS30にて、当該台ユニット30に接続された全遊技機50に対して、各遊技機50毎に記憶媒体70から遊技機関連情報と台番号配置位置情報を読み取る。
次に各台ユニット30は、各遊技機50毎に読み取った遊技機関連情報と台番号配置位置情報とを含む機器情報を、ステップS40にて島ユニット20に送信する。以降の処理は同様であるので説明を省略する。
また、記憶媒体70に記憶させる遊技機関連情報には、ID(識別番号等)のみとすることもできる。この場合、管理装置10は、IDに対応させてID以外の遊技機関連情報(遊技機名称等)を示すID対応情報を記憶させておく。これにより、管理装置10は、IDを受信して、受信したIDに対応する遊技機関連情報を認識することができる。
●[不在情報、倉庫保管情報、廃棄情報(図6)]
次に、接続情報12から12Aへの更新に基づいて作成される不在情報15、倉庫保管情報15A、廃棄情報15Bについて説明する。
[不在情報の自動作成]
不在情報15には、以前に遊技場内に設置していたが現在では設置されていない遊技機の遊技機関連情報が記憶されている。
管理装置10は、接続情報12(図2(A))から接続情報12A(図5(B))に更新した際、更新前(この場合、接続情報12)に存在し、且つ更新後(この場合、接続情報12A)に存在しなくなった遊技機関連情報を検出した場合、当該遊技機関連情報を不在情報15に記憶する(管理装置10が自動的に記憶する)。この場合、図2(A)に示す接続情報12における台番号「001」及び「002」の遊技機関連情報が該当する(図6(A)中の一点鎖線部分)。
図6(A)に示す不在情報15の例では、「年月日」の項目も追加してある。この不在情報15を見れば、2003年5月16日に「遊技機名称:AA」、「グループ名称:CR機」、「特賞確率1/310」の遊技機が2台、遊技場内から撤去されたことがわかる。
なお、図6(A)に示す不在情報15の例では、2003年5月10日に「遊技機名称:DD」、「グループ名称:スロット」、「特賞確率:1/340」の遊技機が2台、撤去されたこともわかる。
倉庫保管情報15Aには、遊技場内から撤去され倉庫に保管されている遊技機の遊技機関連情報が記憶されている。また、廃棄情報15Bには、遊技場内から撤去され廃棄された遊技機(現在では倉庫にも保管されていない遊技機)の遊技機関連情報が記憶されている。不在情報15と倉庫保管情報15Aと廃棄情報15Bとの関係は、不在情報15=倉庫保管情報15A+廃棄情報15B、の関係である。つまり、不在情報15の中から倉庫保管情報15Aを抜き出すと、残りが廃棄情報15Bとなる。また、逆に不在情報15の中から廃棄情報15Bを抜き出すと、残りが倉庫保管情報15Aとなる。
[倉庫保管情報の自動作成]
不在情報15は、既に説明したように、管理装置10にて自動的に作成される。したがって、廃棄情報15Bを作成すれば、不在情報15と廃棄情報15Bとに基づいて管理装置10にて倉庫保管情報15Aを自動作成することができる。
例えば遊技場の係員等は、遊技機50を廃棄処分する毎に、廃棄情報15Bを入力する。なお、係員が直接入力せずに記憶媒体70の読み取り手段を用いて、当該廃棄する遊技機50に設けられている記憶媒体70から遊技機関連情報を読み取るようにしてもよい。
このようにして、廃棄情報15Bを作成すれば、管理装置10は、不在情報15に記憶されている遊技機関連情報において廃棄情報15Bに記憶されていない遊技機関連情報を検出した場合、当該遊技機関連情報を含む倉庫保管情報15Aを自動的に作成及び記憶することができる。
[廃棄情報の自動作成]
不在情報15は、既に説明したように、管理装置10にて自動的に作成される。したがって、倉庫保管情報15Aを作成すれば、不在情報15と倉庫保管情報15Aとに基づいて管理装置10にて廃棄情報15Bを自動作成することができる。
例えば遊技場の係員等は、遊技機50を倉庫に保管する毎に、倉庫保管情報15Aを入力する。なお、係員が直接入力せずに記憶媒体70の読み取り手段を用いて、当該倉庫に保管する遊技機50に設けられている記憶媒体70から遊技機関連情報を読み取るようにしてもよい。
このようにして、倉庫保管情報15Aを作成すれば、管理装置10は、不在情報15に記憶されている遊技機関連情報において倉庫保管情報15Aに記憶されていない遊技機関連情報を検出した場合、当該遊技機関連情報を含む廃棄情報15Bを自動的に作成及び記憶することができる。
以上に説明した第1の実施の形態では、管理装置10と遊技機50との間に、島ユニット20(中継装置20)と台ユニット30(機器管理装置30)とを含んだ構成について説明したが、管理装置10と中継装置20と機器管理装置30とをまとめて管理装置10を構成している、ということもできる。これは、以降で説明する第2の実施の形態も同様である。
◆[第2の実施の形態(図7、図8)]
第2の実施の形態における遊技場管理システム2(図7参照)は、第1の実施の形態で説明した遊技場管理システム1(各チェーン店等)における管理装置10を通信回線80(インターネット等)で接続したものである。なお、通信回線80には、集中管理センタMC(チェーン店の本部等)の管理サーバ90を接続するように構成してもよい。
図7において、遊技場ID「H001」〜「Hnnn」は、同一系列のチェーン店である。各チェーン店は、第1の実施の形態で説明した遊技場管理システム1を構築しており、各チェーン店の管理装置10及び管理サーバ90は、通信回線80に接続され、相互に通信を行うことが可能である。
例えば、遊技場ID「H001」の管理者が「遊技機:FF」の新規導入を検討する際、先行して「遊技機:FF」を設置している遊技場(遊技場ID「H002」から「Hnnn」)から稼働率、人気のレベル等必要な情報を入手することができる。
この場合、遊技場ID「H001」の管理装置10は、通信回線80を介して他の遊技場IDの管理装置10に存在問合せ情報16を送信する。なお、管理装置10は、通信回線80を介して集中管理センタMCに存在問合せ情報16を送信するようにしてもよい。
そして、他の遊技場IDの管理装置10または集中管理センタMCは、存在問合せ情報16を送信する。
存在問合せ情報16は、例えば図8(A)の例に示す構成であり、すでに説明した「遊技機名称」、「グループ名称」等が含まれている。なお、存在問合せ情報16には「遊技場ID」(遊技場識別情報)も含まれている。図8(A)に示す例の場合、当該存在問合せ情報16は「遊技機ID:H001」から送信された存在問合せ情報16であることが判る。この場合、当該存在問合せ情報16を受信した他の遊技場の管理装置10、あるいは集中管理センタMCの管理サーバ90は、受信した存在問合せ情報16と、各々が記憶している接続情報12に基づいて問合せ結果情報16Aを作成する。
例えば「遊技場ID:H002」の管理装置10が図5(B)に示す接続情報12Aを記憶していた場合、当該管理装置10は、受信した存在問合せ情報16に含まれている遊技機関連情報と一致する遊技機関連情報を、自己が記憶している接続情報12Aから判定して問合せ結果情報16A(図8(B)参照)を作成する。この場合、図5(B)における「台番号:001と002」の遊技機関連情報が一致すると判定され、判定した結果を含む(当該遊技機関連情報を含む)問合せ結果情報16Aが作成される。
なお、作成された問合せ結果情報16Aは、存在問合せ情報16に含まれている遊技場ID宛てに送信される。
これにより、「遊技場ID:001」の遊技場では、「遊技場ID:002」の遊技場にて「遊技機名称:AA」、「グループ名称:CR機」を既に設置していることを知ることができ、稼働率、売上等を聞き出して新台導入(入替え)の対象とするか否かの検討をより適切に進めることができる。
なお、管理装置10は、問合せ結果情報16Aに基づいて、特定の遊技機の遊技場間での移動の履歴を示す移動履歴情報17を自動的に作成することもできる。この場合、「遊技機名称、グループ名称」等が複数の遊技機で同一の内容になる可能性がある。このため、各遊技機毎に異なるシリアル番号(各遊技機毎に固有の識別情報)等を、問合せ情報16Aに含ませることが好ましい。
例えば、図8(C)の例に示す移動履歴情報17は、ある遊技場の管理装置10にて、定期的(毎日1回等)に「遊技機名称:AA、グループ名称:CR機」に対する存在問合せ情報16を送信させ、受信した問合せ結果情報16Aを用いて作成したものである。移動履歴情報17は、問合せ結果情報に含まれている遊技場IDと遊技機関連情報とに基づいて、管理装置10にて自動的に作成することができる。
この移動履歴情報17を確認することで、どの遊技機が、どの期間で、どの遊技場で稼動していたか、を知ることができる。
また、各遊技場の管理装置10から、定期的に接続情報12を集中管理センタMCの管理サーバ90に送信し、当該管理サーバ90にて全遊技場の接続情報を記憶すれば、チェーン店の全遊技機を一元管理することができる。
この場合、管理装置10は、存在問合せ情報16を集中管理センタMCの管理サーバ90に送信すれば、当該管理サーバ90から問合せ結果情報16Aを受信することができ、各管理装置10の負荷を低減することができる。また、移動履歴情報17も、管理サーバ90にて自動的に作成及び記憶することができる。
◆[第3の実施の形態(図9)]
第3の実施の形態における遊技場管理システム3(図9参照)は、第1の実施の形態で説明した遊技場管理システム1において、遊技機50と管理装置10とを直接接続し、島ユニット20、台ユニット30等を省略したものである。この場合、島ユニット20及び台ユニット30で行っていた処理を、管理装置10の内部で行うようにしたものである。第3の実施の形態から、管理装置10で行っていた処理の一部を分離して、島ユニット20及び台ユニット30を独立のユニットで構成し、クライアントサーバ形式のLANを構築したものが第1の実施の形態である。
管理装置10は、各ケーブル101〜114にて各遊技機50と接続されており、当該ケーブル101〜114にて各遊技機の遊技データを収集する。
なお、この場合、各ケーブルが台番号に対応するケーブルである。例えば、ケーブル101に接続された遊技機50は管理装置にて「台番号:001」と認識され、ケーブル102に接続された遊技機50は管理装置10にて「台番号:002」と認識される。
各遊技機50あるいは各遊技機50の近傍には、第1の実施の形態と同様に(図3に示したように)後付け可能な記憶媒体70が設けられている。また、記憶媒体70には、第1の実施の形態と同様に遊技機関連情報等が記憶されている。また、記憶媒体70の情報の読み取り手段も、第1の実施の形態と同様に(図3(A)、(C)、(D)と同様に)設けられている。
これにより、管理装置10は、各台番号に対応する(各台番号に相当するケーブルに接続された)遊技機の遊技機関連情報を取り込むことが可能であり、台番号配置位置情報と取り込んだ遊技機関連情報とに基づいて接続情報12を更新することもできるし、台番号毎の遊技データを表示することも、台番号毎の遊技データを集計することもできる。
◆[第4の実施の形態(図10〜13)]
第4の実施の形態では、上述した第1〜第3の実施の形態に加えて、記憶媒体70を用いて悪意ある遊技者の不正(遊技機の制御基盤、制御ROM(Read Only Memory)等の不正交換)を防止することも可能な記憶媒体、及び遊技場管理システムについて説明する。
●[背景]
遊技機50の内部には図12に示すように、大当りが当選する確率の設定や抽選動作等が記憶された制御ROM310が、制御基盤300とともに組み込まれている。悪意ある遊技者は、当選確率等を不当に高くした制御ROM310または制御基盤300を用意して、遊技場側に気づかれないように取り替える場合がある。遊技場では当該不正を防止するために、制御ROM310を封印シール200zで封印したり、制御基盤300をケース330に収容し、当該ケース330を封印シール200zで封印したりしている。
しかし悪意ある遊技者は、封印シール200zを丁寧に剥がして制御ROM310等を取り替えた後、元通りに封印シール200zを貼り直す場合があり、外見上では封印シール200zを剥がしたことが容易に判る状態であっても、遊技場側は遊技機50の内部を見るまで不正が行われていることが判らない場合がある。そこで従来では、例えば特開平08−221676号公報や特開平10−207367号公報で提案されているように、封印シール200zの一部を導電性部材で形成するとともに、封印シール200zに所定のアドレスを対応付けたり、封印シール200zに所定の抵抗値を対応付けたりしている。
特開平08−221676号公報にて提案されている封印シール200zを用いた場合、図13(A)に示すような構成になり、この場合は部材400(制御基盤300等)と部材400a(ケース330、制御ROM310等)とを封印シール200zで封印している。この場合、封印シール200zが剥がされると、シール側部材端子部211が配線213にて短絡されている状態から、配線213が切断されることで開放状態になる。そしてアドレス出力手段410から所定のアドレスが出力されなくなることで、封印シール200zが剥がされたことを検出している。しかし、この場合は悪意ある遊技者がシール側部材端子部211を短絡したり、同様の封印シール200zを用意して貼り直してしまえば(シール側部材端子部211と配線213を備えた封印シール200zは比較的容易に準備できる)不正行為を検出できない可能性がある。
また、特開平10−207367号公報にて提案されている封印シール200zを用いた場合、図13(B)に示すような構成になり、上記と同様に部材400(制御基盤300等)と部材400a(ケース330、制御ROM310等)とを封印シール200zで封印している。この場合、封印シール200zが剥がされると、シール側部材端子部211から配線213を介して接続される主抵抗290及び調整抵抗292による抵抗値が検出されなくなることで、封印シール200zが剥がされたことを検出している。しかし、この場合は悪意ある遊技者が種々の抵抗値を有する封印シール200zを準備して、準備した封印シール200zを貼り直してしまえば(抵抗値はある程度の範囲で予測することができる)不正行為を検出できない可能性がある。
以下に説明する本実施の形態では、悪意ある遊技者が代替用の封印シールを予め用意することがほぼ不可能であり、封印シールを剥がしたことをより確実に検出することができる記憶媒体70(封印シール70)、及び遊技場管理システムを提供する。
●[封印シールの構造(図10、図11)]
次に、図10(A)及び(B)に記憶媒体70の平面図及び側面図の例を示す。記憶媒体70は、貼り付け及び剥離が可能なシール部材(シール部材は、ベース部201と粘着部材202とで構成されている)と、記憶手段210とで構成されている(以下、第4の実施の形態の説明においては、記憶媒体70を「封印シール70」という)。
封印シール70は、導電性を有する配線213を任意に形成可能であり、分離可能な少なくとも2つの部材(この場合、部材400と部材400a)にまたがって貼り付けられ、シール形状をしている。また、封印シール70は、貼り付けられた部材400に設けられた部材側端子部411と電気的に接続されるシール側部材端子部211を有している。また、封印シール70は、ベース部201にシール側部材端子部211、配線213(シール側部材端子部211と記憶手段210とを接続)、記憶手段210(識別情報が記憶されたICチップ等)が搭載されており、貼り付け面側には粘着部材202が塗布されている。そして粘着部材202側が貼り付けられた封印シール70は、剥離されると配線213の少なくとも一部が切断されるように形成されている。
第1〜第3の実施の形態を実現する記憶手段210は、記憶されている情報を無線で読み出すことができるものであってもよいし、有線で読み出すことができるものであってもよい。しかし、第4の実施の形態を実現する記憶手段210は有線で読み出すものでなければならない。
●[遊技場管理システムへの適用]
部材側端子部411及び部材400側の配線413の先には、管理装置10が直接的または間接的に(台ユニット30、台端末装置40等を介して)接続されている。
記憶手段210には、任意の識別情報(以降「識別情報」を「ID」と記載する)が記憶されており、例えば遊技機に対応付けたIDが記憶されている(もちろん、上述した第1〜第3の実施の形態にて説明した種々の情報も記憶されている)。そして管理装置10は、遊技機に対応させた識別情報を記憶している。
更に管理装置10は、各遊技機に貼り付けられた封印シール70の記憶手段210に記憶されている識別情報を、配線413−部材側端子部411−シール側部材端子部211−配線213を介して読み出すことが可能である。そして管理装置10は、各遊技機に貼り付けられた封印シール70の記憶手段210から読み出した識別情報と、予め記憶している識別情報とを照合し、照合が一致しない場合は警報を出力する。
なお、遊技機に対応させたIDを記憶する方法は、オペレータ等の操作によって管理装置10に入力するようにしてもよいし、遊技場の開店時に管理装置10が読み出したIDを遊技機に対応させて記憶するようにしてもよい。
悪意ある遊技者がこの封印シール70を剥がすと、配線213が切断され、管理装置10から記憶手段210のIDを読み出すことができなくなり(読み出すことができない場合も照合の不一致に相当する)、封印シール70を剥がされたことを検出することができる。また悪意ある遊技者が、識別情報が記憶手段210に記憶された代替封印シール70に貼り直しても、読み出した識別情報の照合結果が不一致であれば、封印シール70を剥がされたことを検出することができる(同一のIDが記憶された記憶手段210を用意することは、ほとんど不可能である)。
警報の出力には、例えば管理装置10が遊技場内マップを画面に表示して、該当する遊技機を点滅させて警報を出力するようにしてもよいし、対応する遊技機の台端末装置40等に備えた警報ランプを点灯させるようにしてもよく、警報の出力方法には、種々の方法がある。
なお、IDを遊技機に対応付ける他にも、IDを遊技場内の位置に対応付け、例えば警報出力時は管理装置10が遊技場内マップを画面に表示して、該当する位置を点滅させるようにしてもよい。なお、遊技場内の位置はそのまま遊技機に対応しているので、この場合もIDを遊技機に対応付けることと同じになる。
●[封印シールのその他の形態(図11)]
次に、図11(A)〜(D)を用いて封印シールのその他の形態について説明する。図11(A)及び(B)は、記憶手段210を媒体シール240として分離して、配線シール230を介して部材側端子部411と記憶手段210とを接続している。以下、上述した封印シール70との相違点について説明する。
記憶手段210は、媒体シール240に設けられており、媒体シール240は、記憶媒体端子部241及び配線213(シールが剥がされると少なくとも一部が切断される配線)を備えている。この配線シール230と媒体シール240にて封印シール70を構成している。
配線シール230は、貼り付けられた部材400に設けられた部材側端子部411と電気的に接続されるシール側部材端子部211と、記憶媒体端子部241と電気的に接続されるシール側媒体端子部212とを備えている。また、シール側部材端子部211とシール側媒体端子部212とは、配線213にて電気的に接続されている。
なお、図11(B)に示す例では、配線シール230の上に媒体シール240を重ねている。これにより配線シール230を取り替えるためには、媒体シール240の一部を剥がすことになるため、媒体シール240側の配線213が切断される。つまり、配線シール230のみを交換しても剥がしたことが検出される(当然、媒体シール240のみを交換しても剥がしたことが検出される)。
このように、媒体シール240を剥がした場合、あるいは配線シール230を剥がした場合に、媒体シール240の配線213が切断されるように構成してあれば、配線シール230が上になるように重ねてもよい。
また、記憶手段210の端子数は種々の場合があり、図11(C)には記憶手段210の端子が4個の場合の例を示している。
また、図11(D)の例に示すように、封印シール70の配線213が切断され易いように、封印シール70の縁部から遠い位置(封印シール70の中央付近)にシール側部材端子部211や記憶手段210を配置して、配線213を敢えて縁部に配置して配線長を長くするようにしてもよい。これにより、悪意ある遊技者が封印シール70を剥がす際、より確実に配線213が切断されるようにすることができる。
本発明の遊技場管理システム、封印シールは、本実施の形態で説明した構成、接続、外観、動作等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
後付け可能な記憶媒体70は、本実施の形態にて説明したICタグの他にも種々の記憶媒体を用いることができる。また、記憶媒体70の取り付け位置、及びアンテナ(読み取り手段)の位置は、本実施の形態の説明に限定されるものではない。
また、接続情報12、12A、台番号マップ13、配置位置マップ14、不在情報15、倉庫保管情報15A、廃棄情報15B、存在問合せ情報16、問合せ結果情報16A、移動履歴情報17は、実施の形態で説明した項目、構成、内容等を限定するものではない。
また、本実施の形態にて説明した図4(B)のフローチャートにおける処理手順は、この処理手順に限定されるものではない。
また、本実施の形態の説明に用いた数値は一例であり、この数値に限定されるものではない。
本発明の遊技場管理システム1(第1の実施の形態)の概略接続図である。 接続情報12、台番号マップ13、配置位置マップ14を説明する図である。 後付け可能な記憶媒体70、及び当該記憶媒体70から情報を読み取るアンテナ33(読み取り手段)の設置位置の例を説明する図である。 記憶媒体70から遊技機関連情報を取り込む処理手順の例を説明する図である。 記憶媒体70の記憶内容、及び接続情報12Aを説明する図である。 不在情報15、倉庫保管情報15A、廃棄情報15Bの例を説明する図である。 本発明の遊技場管理システム2(第2の実施の形態)の概略接続図である。 存在問合せ情報16、問合せ結果情報16A、移動履歴情報17の例を説明する図である。 本発明の遊技場管理システム3(第3の実施の形態)の概略接続図である。 第4の実施の形態における記憶媒体70(封印シール70)の例を説明する図である。 封印シールのその他の形態の例を説明する図である。 封印シールによる封印状態の例を説明する図である。 従来の封印シール200zの例を説明する図である。
1、2、3 遊技場管理システム
10 管理装置(遊技場管理装置)
20 島ユニット(中継装置)
30 台ユニット(機器管理装置)
33 アンテナ(読み取り手段)
40 台端末装置
50 遊技機
60 表示装置
70 記憶媒体、封印シール
12、12A 接続情報
15 不在情報
15A 倉庫保管情報
15B 廃棄情報
16 存在問合せ情報
16A 問合せ結果情報
17 移動履歴情報
MC 集中管理センタ
90 管理サーバ
210 記憶手段
211 シール側部材端子部
212 シール側媒体端子部
213 配線
230 配線シール
240 媒体シール
241 記憶媒体端子部
411 部材側端子部

Claims (9)

  1. 遊技場内の複数の配置位置のそれぞれに配置されている遊技機から出力された遊技データを収集する遊技場管理装置を備えている遊技場管理システムにおいて、
    遊技場内の複数の配置位置のそれぞれには、台番号配置位置情報が割り付けられており、
    各遊技機にはICタグが取り付けられており、
    各ICタグには、(A)当該遊技機の名称を示す遊技機名称情報、または(B)当該遊技機の種類を示すグループ名称情報、または(C)当該遊技機の動作仕様を示す仕様情報、または(D)遊技場で独自につけた遊技機識別情報、のうち前記(A)〜(D)の少なくとも1つを含む遊技機関連情報が記憶されており、
    台番号配置位置情報と、当該台番号配置位置情報が割り付けられている配置位置に配置されている遊技機の遊技機関連情報と、が対応付けられた接続情報が記憶されている記憶装置を備え、
    遊技場管理装置は、台番号配置位置情報に対応させて、各台番号配置位置情報に対応する配置位置に配置されている遊技機の遊技機関連情報を、各遊技機に取り付けられているICタグから取り込むことが可能であり、取り込んだ遊技機関連情報に対応する台番号配置位置情報と一致する台番号配置位置情報を接続情報の中から抽出し、接続情報の中から抽出した台番号配置位置情報に対応付けられている遊技機関連情報を、ICタグから取り込んだ遊技機関連情報に変更する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  2. 請求項1に記載の遊技場管理システムであって、
    自己に接続された遊技機からの遊技データを収集し、収集した遊技データを遊技場管理装置に送信する複数の機器管理装置を備え、
    各機器管理装置は、自己に接続された遊技機が配置されている配置位置に割り付けられている台番号配置位置情報を認識しているとともに、自己に接続された遊技機に取り付けられているICタグに記憶されている遊技機関連情報を読み取ることが可能であり、認識している台番号配置位置情報と、ICタグから読み取った遊技機関連情報と、を含む機器情報を遊技場管理装置に送信し、
    遊技場管理装置は、受信した機器情報に含まれている台番号配置位置情報と一致する台番号配置位置情報を接続情報の中から抽出し、接続情報の中から抽出した台番号配置位置情報に対応付けられている遊技機関連情報を、受信した機器情報に含まれている遊技機関連情報に変更する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の遊技場管理システムであって、
    前記記憶装置には、接続情報の変更に基づいた、遊技機の移動の履歴が記憶されている、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技場管理システムであって、
    前記記憶装置には、更に、遊技場内の遊技機の入れ替えまたは移動を行った際、入れ替えまたは移動の前にはいずれかの台番号配置位置情報に対応する配置位置に配置されていたが、入れ替えまたは移動の後にはいずれの台番号配置位置情報に対応する配置位置にも配置されていない遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された不在情報が記憶されており、
    遊技場管理装置は、接続情報を変更した際、変更前に存在したが変更後に存在しなくなった遊技機関連情報を検出した場合、検出した遊技機関連情報を不在情報に記録する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  5. 請求項4に記載の遊技場管理システムであって、
    前記記憶装置には、更に、遊技場内から撤去されて倉庫に保管されている遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された倉庫保管情報が記憶されており、
    遊技場管理装置は、倉庫保管情報に記録されている遊技機関連情報と一致する遊技機関連情報を不在情報の中から抽出し、不在情報の中から抽出した遊技機関連情報を除いた残りの遊技機関連情報を、廃棄した遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された廃棄情報に記録する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  6. 請求項4に記載の遊技場管理システムであって、
    前記記憶装置には、更に、廃棄した遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された廃棄情報が記憶されており、
    遊技場管理装置は、廃棄情報に記録されている遊技機関連情報と一致する遊技機関連情報を不在情報の中から抽出し、不在情報の中から抽出した遊技機関連情報を除いた残りの遊技機関連情報を、遊技場内から撤去されて倉庫に保管されている遊技機に対応付けられている遊技機関連情報が記録された倉庫保管情報に記録する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊技場管理システムであって、更に各遊技場の遊技場管理装置を通信回線を介して他の遊技場の遊技場管理装置に接続、あるいは各遊技場の遊技場管理装置を通信回線を介して集中管理センタに接続し、
    遊技場管理装置は、通信回線を介して、他の遊技場の遊技場管理装置あるいは集中管理センタに対して、遊技機関連情報に対応する遊技機の存在を確認するために、遊技機関連情報を含む存在問合せ情報を送信することと、他の遊技場の遊技場管理装置あるいは集中管理センタから、存在問合せ情報に対応する問合せ結果情報を受信することが可能であり、
    他の遊技場の遊技機管理装置あるいは集中管理センタは、通信回線を介して存在問合せ情報を受信すると、受信した存在問合せ情報に含まれている遊技機関連情報と、接続情報とに基づいて該当する遊技機の有無を判定し、判定した結果に対応する遊技機関連情報を含む問合せ結果情報を、存在問合せ情報を送信してきた遊技場管理装置に送信する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊技場管理システムであって、更に各遊技場の遊技場管理装置を通信回線を介して集中管理センタに接続し、
    各遊技場の遊技場管理装置は、接続情報を集中管理センタに送信し、
    集中管理センタは、各遊技場管理装置から受信した接続情報を記憶する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  9. 請求項7に記載の遊技場管理システムであって、
    遊技場管理装置が他の遊技場管理装置あるいは集中管理センタから受信する問合せ結果情報には、更に各遊技場を特定可能な遊技場識別情報が含まれており、
    遊技場管理装置は、受信した問合せ結果情報に含まれている遊技場識別情報と、遊技機関連情報とに基づいて、遊技場識別情報に対応させた遊技機関連情報を含むとともに特定の遊技機の遊技場間での移動の履歴を示す移動履歴情報を記憶する、
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
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