JP4490902B2 - ベッドプレートの下方に取り付けられたオイルパンを有するクロスヘッド式の2ストローク内燃エンジン - Google Patents

ベッドプレートの下方に取り付けられたオイルパンを有するクロスヘッド式の2ストローク内燃エンジン Download PDF

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Description

本発明は、ベッドプレートの下方に取り付けられたオイルパンと、ベッドプレートの頂部に取り付けられ且つクロスヘッドシューのための案内平面部を有するフレーム区分と、フレーム区分の頂部に取り付けられ且つシリンダーボア(B)を有するシリンダーライナーを支持するシリンダー区分とを有する、クロスヘッド式の2ストローク内燃エンジンに関する。
ベッドプレートは、あらゆる主要ベアリングのところで、連係する主要ベアリングから底部フランジへと前記ベッドプレートのいずれの側にも延在すると共に脱着可能な上側主要ベアリングキャップのための支持部となる横断支持構造を有し、該ベッドプレートの該底部フランジがエンジンの基礎部にエンジンを取り付ける上で役立ち、オイルパンは、2つの長さ方向の側壁と、平坦な底部と、エンジン作動中にオイルパンから潤滑油タンクに潤滑油を排出するための少なくとも1つの排出孔と、を備え、該長さ方向側壁は、該側壁の上側端部で溶接接合部を介して前記ベッドフレートに固定されている。
この種のエンジンは、典型的には船内の主要推進エンジンとして又はパワープラントで発電機を駆動する静止エンジンとして使用される大型エンジンである。ベッドプレートの下方に固定されたオイルパンは、幾つかの目的を奏する。それは、エンジン部分から流れ落ちてきた潤滑油を収集し、該潤滑油を、多数の排出部へと差し向けて潤滑油タンクへと導く。その結果、オイルパンは、エンジン作働中に循環される潤滑油の量が非常に多くてオイルパン内に維持することができないので、潤滑油のための油だめでも貯蔵部でもない。オイルパンの重要な目的は、作業者が主要ベアリング又はクランクシャフト部品の検査、メンテナンス又は修繕を実行するためクランクハウジングに入るとき又は接続ロッドが取り外されるべきとき、作業者のための床として機能することである。作業者が、立つことができ、安全な態様でクランクハウジングの内部で動き回ることが必要であるとき、オイルパンは、平坦な底部を持つ必要があり、潤滑油は、作業者が潤滑油内を歩いて渡すること又は潤滑油内を足を高く上げて進むことを回避するように、最大可能な範囲で排出されなければならない。
本設計に関して平坦底部の形状を制御することが難しいということが問題である。オイルパンがベッドプレートの底部に溶接されたとき、オイルパンを備えた完全なベッドプレートは、構成において応力を解放するため処置されたヒースである。ヒース処置では、平坦な底部は、クランクハウジングの内部から見たとき、膨らんで、凸形になる傾向がある。これは、潤滑油が排出部へと流れ落ちることを防止しかねず、作業者が保守点検のため内部に入るとき、より多量の潤滑油がオイルパン内にある結果となる。
本発明の目的は、この問題を解決することであり、製造及びオイルパンの取り付けに費やされる材料の量を節約することである。
上記に鑑みて、本発明に係る2ストローク内燃エンジンは、オイルパンの平坦底部が、シリンダーボア(B)を55で除算した値よりも小さい壁厚(t)を有し、即ち、t<B/55mmであり、オイルパンの平坦底部は、少なくとも1つの剛性接続部材を介してベッドプレートにおいて横断支持構造に固定されていることを特徴とする。
エンジンのサイズと比較し、かくして平坦底部の水平範囲と比較したときの平坦底部の非常に小さい壁厚は、非常に剛性の横断支持構造の下方に十分に画定された距離で平坦底部を固定する前記少なくとも1つの剛性接続部材を用いて、熱処理後に平坦底部の垂直位置を制御することを可能とする。横断支持構造は、主要ベアリングにかかる高い負荷を、ベッドプレートの底部フランジに移行する強度及び剛性を有し、該底部フランジから、負荷が、エンジン基礎部へと移行される。これらのフランジは、ボルトを締め付けることによりエネルギー基礎部に固定されているからである。オイルパンは、主要ベアリングからの力によって影響を及ぼされない。それらの力は、剛性且つ固体の横断支持構造により移行され、横断支持構造の下方に一定の垂直距離で平坦な底部を係止するため要求される力は、横断支持構造の剛性に関して完全に些細なものだからである。
本発明に係る解決手段の有意な更なる利点は、オイルパンを作るため費やされる材料において得られる約40%の大きな節約である。一例を与えると、980mmのシリンダーボアを有する12個のシリンダー付きエンジンでは、平坦底部の減少した壁厚は、約5t(5,000kg)の重量軽減をもたらす。加えて、オイルパンとベッドプレートとの間の溶接合わせ目は、以前に使用された体積の半分未満にまで減少される(溶接体積の節約は、約64%までになり得る)。
一実施例では、オイルパンが該オイルパンの端部壁を通してベッドプレートに接続されているエンジンの両端部は別として、ベッドプレートのあらゆる横断支持構造で、単一の剛性接続部材が主要ベアリングの領域より垂直下方に配置されている。この構成は、エンジンの長さ方向に沿ったオイルパンの平坦底部の非常に高い度合いの制御を提供し、例えば、オイルパンが1つ以外の潤滑油排出部を持ち、オイルが排出部に達するためエンジンの長さの半分を通して移動しなければならないとき使用することができる。しかし、オイルパンは、典型的には、1より多い排出部を持ち、幾つかの実施例では、1つ又は複数の横断支持構造を、上記剛性接続部材無しに提供することができる。あらゆる横断支持構造で剛性接続部材が設けられていないとき、実際に利用される剛性接続部材は、例えば、あらゆる第2の横断支持構造等に、エンジンの長さに沿って分布されるのが好ましい。
例えば750mmより大きい、非常に大きいボアと、これによって大きいエンジン幅を有するエンジンにとって好ましい別の実施例では、あらゆるエンジン支持構造には、エンジンの両端部を別として、少なくとも2つの剛性接続部材が設けられており、該少なくとも2つの剛性接続部材が互いから水平に且つオイルパンの長さ方向側壁から間隔を隔てて配置されている。個々の横断支持構造で使用される剛性接続部材の水平間隔、即ちエンジンの横方向における水平間隔に起因して、オイルパンの平坦底部は、その幅に亘る幾つかの箇所で垂直方向の位置に係止され、エンジンの横方向に亘って平坦底部の非常によく画定された位置が得られる。エンジンの長さ方向に沿ったオイルパンの平坦底部の制御の度合いに関して、単一の剛性接続部材の使用に関して上述されたのと同じものが当てはまる。即ち、幾つかの実施例では、1つ又複数の横断支持構造を、剛性接続部材無しに提供することができる。剛性接続部材が横断支持構造で提供されないとき、実際に利用される剛性接続部材は、例えば、あらゆる第2の横断支持構造等、エンジンの長さに沿って分布されるのが好ましい。
更なる実施例は、1つ又は複数の剛性接続部材の組み合わせを利用する。横断支持構造の幾つかにおいて、少なくとも2つの剛性接続部材が、互いから及びオイルパンの長さ方向側壁から水平に間隔を隔てて提供され、その一方で、横断支持構造の少なくとも1つは、剛性接続部材が設けられないか又は単一の剛性接続部材のみが設けられている。
好ましい実施例では、剛性接続部材の厚さ方向がエンジンの横方向に延在し、剛性接続部材の幅方向がエンジンの長さ方向に延在するように、上記少なくとも1つの剛性接続部材は、プレート形状に形成され、配位されている。本実施例は、この配置を有する剛性接続部材が、エンジンの長さ方向に方向付けられた、それらの最も長い断面寸法を持つが故に好ましく、その結果、一つの横断支持構造における剛性接続部材と、隣接する横断支持構造における剛性接続部材との間でより短い自由距離がもたらされる。このより短い自由距離は、これらの2つの剛性接続部材の間におけるオイルパンの平坦底部の剛性を増大させ、これによって、垂直方向(プレート場の平面に垂直)に向けられた振動の振幅を有する振動に関して、このプレート場の振動の固有振動数を増大させる。平坦底部の高い固有振動数は、エンジン振動により引き起こされる平坦底部において分布する振動が、エンジン質量を振動させたり回転させたりすることを回避するために一つの利点となる。
少なくとも1つの剛性接続部材は、プレート形状とは異なる形状を持つことができるが、プレート形状は、プレート部材を別のプレート部材上に溶接するのが容易であるが故に好ましく、この溶接は、剛性接続部材が、オイルパンの平坦底部とほぼ同じ壁厚を有するとき最も容易となる。
好ましい実施例では、オイルパンの2つの長さ方向側壁と平坦底部とは、全て、同じ壁厚を有する。この態様では、オイルパンを製造するため費やされる材料は、均等な態様で有利に利用される。
オイルパンは、好ましくは、クランクケース内のオイルミストがエンジン部分の過熱に起因して点火された結果のクランクケースの爆発で生じる圧力波に耐えることができるべきである。そのようなクランクケースの爆発は、非常に稀ではあるが、爆発が発生する場合に、オイルパンが無傷のままであることが利点である。オイルパンの端部壁に圧力解放バルブを提供することによって、この利点を確実にすることができるが、好ましい実施例では、その代わりに、オイルパンは、その端部のいずれかでオイルパンの平坦底部よりも大きい壁厚を有する端部壁を有する。
更なる実施例では、オイルパンには、オイルパンの平坦底部から隆起し、且つ、その横方向に延在する少なくとも1つのバッフルプレートが設けられている。また、オイルパンには、該バッフルプレートのいずれかの側で、潤滑油を潤滑油タンクに排出するための少なくとも1つの排出孔が設けられている。バッフルプレートの下側端部は、平坦底部に溶接され、バッフルプレートは、平坦底部の全幅に沿って延在するのが好ましい。バッフルプレートは、バッフルプレートに隣接したプレート場の平坦底部の振動の固有振動数を増大させる。エンジンが大きい長さを有する場合には、エンジンの長さに沿って分布された幾つかのバッフルプレートを使用することができる。
例えば、7シリンダー以上等、多数のシリンダーを有する大型エンジンでは、オイルパンは、エンジンが直立したとき端部間を接して連結された幾つかの区分として製造することができる。オイルパンをエンジンの長さ方向で幾つかの区分へと分割することの利点は、個々の区分が直立箇所の適所に容易に持ち上げることを可能にする重量を有するということである。
本実施例の更なる発展形態では、オイルパンの個々の区分における2つの長さ方向側壁及び平坦底部が、平坦底部と側壁との間の遷移領域で曲げられた単一部品のプレートから作られている。これは、ロール成形されたプレートを採用し側壁がその両側で平坦底部から上方に延在するようにプレス機でそれを曲げることによって、側壁及び平坦底部の製造を可能にする。その結果もたらされたオイルパンの区分は、その製造のため要求される材料の量に関して高い強度を有利に有する。
本発明に係る実施例の次の特定の例が、添付図面を参照して更に詳細に説明される。
クロスヘッド式の内燃エンジン1が図1に示されている。フレーム区分2は、ベッドプレート3の頂部に取り付けられ、シリンダー区分4がフレーム区分の頂部に取り付けられている。シリンダーライナー5がシリンダー区分内に取り付けられている。
ピストン6がピストンロッド7に取り付けられている。該ピストンロッド7は、クロスヘッド8及び接続ロッド9を介して、クランクシャフト11のクランクピンと接続されている。クロスヘッドは、垂直に延在する案内プレート13上で摺動する案内シュー12により横方向に支持されている。案内平面部は、フレーム区分2に固定されている。
燃料注入システム及び排気バルブ15のためのアクチュエータ14は、シリンダー区分の一方の側に取り付けられ、排気受け取り部16と、多数のターボチャージャー17と排出空気受け取り部18とは、エンジンの他方の側に取り付けられている。そのようなエンジンの作動は、当該技術分野で周知されている。燃料注入システム及び排気バルブの作働は、いずれも電気的に制御されるか、又は、図示されていないカムシャフトにより制御されることができる。
本発明に係るエンジンは、例えば、マンB&Wディーゼル製のMC又はME型式、ヴェルトジーレ製のサルツァーRTフレックス又はサルツァーRTA型式、又は、三菱重工業製のUEC型式のいずれであってもよい。シリンダーは、例えば、300mm乃至1200mm、好ましくは350mm乃至1100mmの範囲のボアを持っていてもよい。エンジンは、シリンダー当たりにして3000乃至9000kWの範囲のパワーを持つことができる。エンジンは、直列形エンジンであり、4乃至18個のシリンダー、好ましくは、5乃至15個のシリンダーを持つことができる。エンジンは、ディーゼルエンジンであり、これは、燃料が圧縮ストロークの終了時に注入されたとき自己点火するディーゼルサイクルに従って作働することを意味している。ディーゼルエンジンは、ディーゼル油以外の他の燃料で駆動することができ、典型的には、重燃料油で駆動するが、例えば、ガス、又は、部分的に油、部分的にガスで駆動することもできる。
クランクシャフトは、主要ベアリング内に取り付けられたクランクシャフトジャーナル19を備え、該主要ベアリングは、ベッドプレート3内の横断支持構造20内に組み込まれた下側ハウジング部と、ベアリングスタッド及びナットにより横断支持構造に固定された脱着可能な上側ベアリングキャップと、を有する。各シリンダーに対して、クランクシャフトは、2つのクランクアーム21と、一つのクランクピン10とから構成されるクランクスルーを有する。別個のカウンターウェイト22は、ボルト23により、クランクピンの反対側でクランクアームの端部に固定することができ、又は、カウンターウェイトは、クランクアームと一体に成形することができる。
エンジンの非常に大きい寸法に起因して、作業者(エンジン乗組員)は、保守点検が実行されるべきときエンジン内に入ることを要求される。乗員がエンジンの内部で動き回ることを可能にするため、ベッドプレート3及びフレーム区分2は、エンジン内の垂直壁上に梯子状の態様で配列された固定階段24が備え付けられている。乗員は、フレーム区分の側壁や或いはベッドプレートの側壁における、開いたドア25によりエンジンの内部へのアクセスを得ることができる。
図2は、船体のエンジン基礎部26に取り付けられたエンジンを示している。エンジンの長さ方向は、矢印Aにより示されており、クランクシャフトの中心線と平行である。エンジンの横断方向は、図1の矢印Bにより示され、この方向は、クランクシャフトの中心線に垂直であり、水平方向に向いている。エンジン基礎部は、船の底部構成の一部(図2)であり、エンジンの下方の二重底内には潤滑油タンク27が設けられている。エンジン作動中にエンジン内に送り出される潤滑油は、ベッドプレートの下方に取り付けられたオイルパン28内へと流れ落ち、オイルパン内では、潤滑油は、排出開口部29へと流れ、パイプ30を介して潤滑油タンク27内へと流れていく。サイズ(シリンダー数)及びオイルパンの構成に応じて、オイルパン内で単一若しくは複数の排出開口部を設けることができる。図2に示される例では、オイルパン及びベッドプレートは、4つの区分31a、31bから構成され、オイルパン28は、4つの排出開口部29が設けられている。エンジン作動中には、潤滑油は、供給パイプ32及び潤滑油ポンプ33(図10)を介して潤滑油タンク27からエンジンへと供給される。該ポンプは、供給パイプ34及びフィルター35を介して、エンジン内の潤滑箇所へと加圧された潤滑油を分配する。例えば、エンジンの幾つかの部分が、他の部分よりも高い圧力で潤滑油を供給することを要求した場合、追加の潤滑油ポンプを使用することも可能である。より高い圧力で潤滑油を要求する、そのような部分は、例えば、ピストンを冷却するため潤滑油をピストンに供給するクロスヘッド式であってもよい。潤滑油の温度は、潤滑油クーラー36により調整することができ、潤滑油を、パイプ36を介してタンク27から潤滑油を引き出す清浄器(図示せず)内で清浄することができる。
本発明に係るエンジン1は、エンジンを基礎部に垂直方向に固定するボルト37(図3)と、エンジンを基礎部に水平方向に固定する側部チョック38とを締結することによって、エンジン基礎部26に取り付けられている。主要ベアリングからの力は、各主要ベアリングに設けられた横断支持構造20を介して基礎部へと伝達される。ベッドプレート3は、長さ方向の両側部において、エンジンの長さを通して延在する底部フランジ39を有し、この底部フランジは、締結ボルトにより基礎部にボルト止めされている。このようにしてベッドプレートは、結果的に基礎部への力の伝達を担っている。
オイルパン28は、ベッドプレートの底部フランジ39に取り付けられ、主要ベアリングからの力により主要には影響を及ぼされない。非常に堅固な横断支持構造20がこれらの力の基礎部への伝達を担っているからである。かくして、オイルパンは、これらの力を考慮すること無く設計することができる。更に、オイルパンは、潤滑油をオイルパン内の1つ又は複数の排出部へと差し向けなければならないので、エンジンの作動にとって必要となる潤滑油の体積を考慮すること無く設計することができる。オイルパン内の平坦底部40は、隣接する横断支持構造20の間の領域、即ち、乗員がエンジン内部で作業するとき安全な足場を持つ必要があるところのクランクスルーの下方の領域に延在している。
オイルパンの平坦な底部40が図4に示されている。平坦な底部は、底部のいずれかの側で長さ方向側壁41を介してベッドプレートの底部フランジ39に接続されている。長さ方向側壁41の各々の上側端部は、溶接されたジョイント42を介してベッドプレートに接続されている。溶接されたジョイント42が、最適な強度を持つようにするため、V型式の溶接ジョイント、即ち、溶接ジョイントを通して完全に溶接されることが好ましい。
図5は、ベッドプレート3内の横断支持構造20をより詳細に示している。横断支持構造20は、クランクシャフトジャーナルのところの領域及びその上方の領域を除いて、ベッドプレートの断面領域を固体材料で覆っている。主要ベアリングハウジングの下側部分は、下側主要ベアリングシェルのための支持表面が、横断支持構造20の材料を直接機械加工したものであるので、横断支持構造20と完全に一体形成されている。エンジンが直立したとき、ベッドプレートが組み付けられ、下側の主要ベアリングシェルが取り付けられ、クランクシャフトが、主要ベアリング内の位置へと下げられ、これに続いて、上側ベアリングシェルを備える上側ベアリングキャップが取り付けられ、主要ベアリングハウジングの対応する下側部分に固定される。
平坦底部と横断支持構造20の下側側部20’とに固定され、かくして、平坦底部及び横断支持構造20の間の距離を制御する、少なくとも1つの剛性接続部材43が、オイルパン28に備え付けられている。このようにして平坦底部は、平坦底部の中央部が平坦底部のエッジに関して上方に膨らんで該エッジが側壁41により垂直方向に係止される形状を得ることを防止される。この態様では、平坦底部は、ベッドプレート及びオイルパンの熱処理の後、略平坦のままである。横断支持構造20は、非常に堅くて、オイルパンの成形及び溶接からの平坦底部内の残余の力が横断支持構造20のたわみを引き起こすことができない。かくして、平坦底部40は、潤滑油が排出部に流れることを可能にする平坦形状で維持される。堅固な接続部材43は、横断支持構造部のところで排出開口部の近傍に配置されるのが好ましい。複数の剛性接続部材は、平坦底部内に幾つかの排出開口部が存在するとき使用される。
平坦底部40は、エンジンの延長した長さに沿って、好ましくは、エンジンの全長に沿って平坦底部の形状を制御するため、長さ方向側壁41の間の複数の位置で横断支持構造20に対して垂直方向に係止することができる。
図6は、複数の剛性接続部材43を有するオイルパン、即ち2つの剛性接続部材が全ての横断支持構造20において提供されているオイルパンを示している。ベッドプレートにおける横断支持構造20は、図6で破線により示されている、剛性接続部材43は、全て、横断支持構造20の下方に垂直に、長さ方向側壁41から一定距離のところに配置されている。個々の横断支持構造における剛性接続部材は、エンジンの横断方向Bに互いから水平に間隔を隔てて配置され、オイルパンの長さ方向側壁41から横方向に間隔を隔てて配置されている。剛性接続部材43は、例えば、互いに間隔を隔てて配置することができ、横方向には平坦底部の幅の三分の一に対応して側壁に対して間隔を隔てて配置することができるが、他の間隔比率も可能である。例えば、平坦底部の幅の20ないし60%の範囲で互いに間隔を隔ててられていてもよい。図6の実施例は、700mmを超えるシリンダーボアBを有するエンジンに特に適している。
図7は、エンジンの両端部を除いて、単一の剛性接続部材43が、全ての横断支持構造20で主要ベアリングの領域より下方に垂直配置されている、オイルパンを示している。この実施例では、平坦底部は、全ての横断支持構造の下方の固定した高さに配置されている。単一の剛性接続部材43だけが横断支持構造に設けられているので、図5の文字CLにより示されるようにエンジンの長さ方向中心ラインの下方に配置されるのが好ましいが、この中心ラインに対して横方向にオフセットがある状態で剛性接続部材を配置することも可能である。図7の実施例は、700mm未満のシリンダーボアBを有するエンジンに特に適している。
図8は、2つの剛性接続部材43を介して平坦底部に接続された横断支持構造20と、単一の剛性接続部材43のみを介して平坦底部と接続された横断支持構造との組み合わせを有する実施例を示している。
図9は、個々の剛性接続部材43の好ましい形状を示している。剛性接続部材43は、平坦底部に溶接された下側端部46と、横断支持構造20の下側側部20’に溶接された上側端部45と、を有する。オイルパン内で使用される剛性接続部材は、全て、平坦底部40と横断支持構造の下側部との間の理想的な距離に対応する、同じ高さを有している。この理想的な距離は、長さ方向の側壁41の垂直高さと同じである。しかし、互いに異なる高さで剛性接続部材43を設計し、その高さが剛性接続部材が排出開口部29により近く配置されるほど増大する態様で剛性接続部材を取り付けることも可能である。この態様では、排出開口部への潤滑油の流入が向上される。剛性接続部材43のその上側端部45及び下側端部46における幅は、エンジンの長さ方向において横断支持構造の延長部分に対応するが、より小さい幅、又は、その下側端部46でより大きい幅を備えた状態で剛性接続部材を作ることもできる。
オイルパンは、1つ以上のバッフルプレート44を設けることもできる。該バッフルプレートは、オイルパンの一方の長さ方向側壁41から他方の長さ方向側壁41までエンジンの横方向に延在する。バッフルプレートは、それらの下側エッジで、オイルパンの平坦底部40に溶接されており、それらは、バッフルプレートの上側エッジと、該バッフルプレートの垂直上方に配置された連係する横断支持構造の下側部との間に自由空間が存在するように、長さ方向側壁41の高さよりも低い高さを有するのが好ましい。代替の実施例では、バッフルプレートは、横断支持構造の下側部まで延在する。代替例として、オイルパンの長さ方向側壁に位置する両端部のところよりもオイルパンの中央部でバッフルプレートの高さがより少なくなる態様でバッフルプレートの上側エッジが湾曲されるようにバッフルプレートを形成することもできる。バッフルプレート44は、側壁41の近傍でその上側端部に切り抜き部47を有していてもよい。
バッフルプレート及び1つ以上の剛性接続部材の両方が個々の横断支持構造の下方に存在する場合には、剛性接続部材は、バッフルプレートに対して間隔を隔てて取り付けられる代わりに、バッフルプレートと交差するのが好ましい。平坦底部の壁厚tは、シリンダーボアBを55で除算した値よりも小さい。平坦底部のこの非常に薄い寸法は、一方では、横断支持構造の下側部に対する平坦底部の垂直方向の位置決めの容易な制御を可能にし、他方では、従来技術の構成で費やされる材料と比較してオイルパンを製造するのに費やされる材料をかなり節約することを可能にする。材料における節約は、例えばオイルパンのプレート、及び、ベッドプレートに長さ方向側壁を溶接するため要求される溶接材料の両方にも当てはまる。
(例)
マンB&Wディーゼル製のMC又はME型式のエンジンには、平坦底部が次の壁厚を有するオイルパンが備え付けられている。
シリンダーボア 壁厚
350mm 6mm
420mm 6mm
460mm 6mm
500mm 6mm
600mm 8mm
650mm 10mm
700mm 10mm
800mm 13mm
900mm 13mm
980mm 13mm

「t」がシリンダーボアを55で除算した値より小さいままである限り、他の壁厚も、勿論、可能である。例として、500mmのシリンダーボアを備えたエンジンが、7mm、8mm又は9mmの厚さを備えたプレートを有することもでき、650mmのシリンダーボアを備えたエンジンが、11mmの厚さを備えるプレートを持つこともできる。ベッドプレートへの固定箇所で強力な溶接合わせ目を得るという理由のため、壁厚は、好ましくは、少なくとも4mmであり、より好ましくは、少なくとも5mmである。
オイルパンが図7に示されるように剛性接続部材を用いて横断支持構造に接続され、シリンダーボアが350mm乃至700mmの範囲にあり、上述した壁厚が使用されるとき、平坦底部40の固有振動数は、次の値を得る。
シリンダーボア 固有振動数
350mm 39.6Hz
420mm 28.8Hz
460mm 25.8Hz
500mm 25.2Hz
600mm 37.5Hz
650mm 36.3Hz
700mm 35.6Hz
オイルパンが図8に示されるように剛性接続部材を用いて横断支持構造に接続され、上述した壁厚が使用されるとき、平坦底部40の固有振動数は、次の値を得る。
シリンダーボア 固有振動数
350mm 82.2Hz
800mm 34.9Hz
900mm 31.9Hz
980mm 24.2Hz
固有振動数のこれらの値は、オイルパンの平坦底部で望ましくない振動レベルの回避するという観点では完全に許容可能である。
本発明の上記説明で言及されているように、オイルパンの端部壁48が、平坦底部40より大きい壁厚を有するようにオイルパンを製造することが望ましい。適切な壁厚は、エンジンのシリンダーボアに依存して、例えば、次の通りに記載される。
シリンダーボア 端部壁の壁厚
350mm 10mm
420mm 10mm
460mm 10mm
500mm 10mm
600mm 13mm
650mm 16mm
700mm 16mm
800mm 19mm
900mm 22mm
980mm 22mm
端部壁のこれらの好ましい壁厚では、端部壁において圧力解放バルブの使用を回避することができる。
添付された請求の範囲内で本発明に係る実施例の上述した例に変更をなすことが可能である。例を挙げると、剛性接続部材を、横断支持構造の下方に垂直方向に取り付ける必要はないが、その代わりに、垂直方向に対して斜めに取り付けることができる。剛性接続部材は、例えば、より大きい壁厚等の平坦底部の壁厚とは異なる壁厚を持つこともできる。プレート状形状とは異なる形状に剛性接続部材を製造することも更に可能であり、代替例として管状又は矩形状の断面形状を使用することができる。
オイルパンは、単一区分内に製造することができるが、図2に示されるように、幾つかの区分31bに製造されてもよい。これらの区分31bは、4つである必要はなく、2から6の範囲の区分数とすることができる。これらは、完全なオイルパンへと統合するため端部間を接して連結されている。
図1は、エンジンの部分断面図である。 図2は、船内におけるエンジン基礎部のタンクトップに取り付けられたエンジンの下側部分の側面図である。 図3は、エンジン基礎部における保持式ダウンボルトの領域を通した詳細な断面図である。 図4は、下方から斜めに見たときのオイルパンの図である。 図5は、横断支持構造に向かって見たときのベッドプレートを通して断面図である。 図6は、ベッドプレートが破断され、上方から斜視的に見たときの、オイルパンの一実施例の図である。 図7は、ベッドプレートが破断され、上方から斜視的に見たときの、オイルパンの一実施例の図である。 図8は、ベッドプレートが破断され、上方から斜視的に見たときの、オイルパンの一実施例の図である。 図9は、堅固接続部材の側面図である。 図10は、本発明に係るエンジンのための潤滑油システムの図である。

Claims (13)

  1. ベッドプレートの下方に取り付けられたオイルパンと、ベッドプレートの頂部に取り付けられ且つクロスヘッドシューのための案内平面部を有するフレーム区分と、該フレーム区分の頂部に取り付けられ且つシリンダーボア(B)を有するシリンダーライナーを支持するシリンダー区分と、複数の主要ベアリングとを有する、クロスヘッド式の2ストローク内燃エンジンであって、 前記ベッドプレートは、前記主要ベアリングの各々から前記ベッドプレートの底部まで延在する複数の横断支持構造を有し、前記横断支持構造の各々は、脱着可能な上側主要ベアリングキャップのための支持部となり、前記ベッドプレートは、エンジンの基礎部にエンジンを取り付けるための底部フランジを備え、前記オイルパンは、2つの長さ方向側壁と、平坦な底部と、エンジン作動中にオイルパンから潤滑油タンクに潤滑油を排出するための少なくとも1つの排出孔と、を備え、該長さ方向側壁は、該側壁の上側端部で溶接接合部を介して前記ベッドフレートに固定されている2ストローク内燃エンジンにおいて、
    前記オイルパンの平坦底部は、前記シリンダーボア(B)の直径を55で除算した値よりも小さい壁厚(t)を有し、即ち、t<B/55mmであり、前記オイルパンの前記平坦底部が、少なくとも1つの剛性接続部材を介して前記ベッドプレート前記横断支持構造に固定されることにより、潤滑油が前記少なくとも1つの排水孔から前記潤滑油タンクに流れ出すように、前記オイルパンの形状が制御されることを特徴とする、2ストローク内燃エンジン。
  2. 前記主要ベアリングの各々の垂直下方に、1つの剛性接続部材を配置したことを特徴とする、請求項1に記載の2ストローク内燃エンジン。
  3. 前記横断支持構造の各々に対して、少なくとも2つの剛性接続部材を設け、少なくとも2つの剛性接続部材は、互いから及び前記オイルパン長さ方向側壁から水平方向に間隔を隔てて配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の2ストローク内燃エンジン。
  4. 前記横断支持構造のうち幾つかにおいて、少なくとも2つの剛性接続部材が、互いから及び前記オイルパン長さ方向側壁から水平方向に間隔を隔てて設けられ、前記横断支持構造の少なくとも1つにおいて、剛性接続部材が存在しないか又は単一の剛性接続部材のみ備え付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の2ストローク内燃エンジン。
  5. 前記少なくとも1つの剛性接続部材は、プレート形状であり、該剛性接続部材の厚さ方向が前記エンジンの横方向に延在し、前記剛性接続部材の幅方向が前記エンジンの長さ方向に延在するように配置されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
  6. 前記少なくとも1つの剛性接続部材は、前記オイルパンの平坦底部とほぼ同じ壁厚を有することを特徴とする、請求項5に記載の2ストローク内燃エンジン。
  7. 前記オイルパンの前記2つの長さ方向側壁及び前記平坦底部は、全て、同じ壁厚を有することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
  8. 前記オイルパンは、長手方向の両端部において、該オイルパンの前記平坦底部よりも大きい壁厚を有する端部壁を有することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
  9. 前記オイルパンには、該オイルパンの前記平坦底部に設けられ且つ該オイルパンの横方向に延在するた少なくとも1つのバッフルプレートが設けられ、前記オイルパンには、該バッフルプレートにより区画された各部分に、前記潤滑油タンクに潤滑油を排出するための少なくとも1つの排出孔が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
  10. 記オイルパンは、互いに端部を接して連結された複数の区分を組み合わせて製造されることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
  11. 前記オイルパンの個々の区分では、前記2つの長さ方向側壁と前記平坦底部とが、単一部品のプレートから作られ、該プレートは、前記平坦底部と前記側壁との間の遷移領域で曲げられていることを特徴とする、請求項10に記載の2ストローク内燃エンジン。
  12. 前記剛性接続部材は、前記横断支持構造のところで、前記排出の近傍に設けられている請求項1乃至11のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
  13. 前記少なくとも1つの剛性接続部材は、前記平坦底部に溶接された下側端部と、前記横断支持構造の下側側部に溶接された上側端部とを備えた請求項1乃至12のいずれか1項に記載の2ストローク内燃エンジン。
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