JP4489578B2 - 指紋照合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パソコン(パーソナル・コンピュータ)とUSB(Universal Serial Bus)接続され、非接触ICカードに予め格納された指紋データとユーザーの指紋照合を行う指紋照合装置に関するものである。
パソコン用のI/F(インターフェース)バスとして、USBが広く用いられている。USBの接続ケーブルはデータや指示を送受信するためのデータ線の他に、パソコンとUSB接続した機器にパソコンから電力を供給するための電源線を含んでいる(例えば、特許文献1参照)。
パソコンとUSB接続した機器の例として、個人認証を行うための指紋照合装置などが挙げられる。
図5は、パソコン2とUSB接続した従来の指紋照合装置を示す構成図である。指紋照合装置1およびパソコン2は、データ線4aおよび電源線4bからなるUSBケーブル4により接続されている。そして指紋照合装置1とパソコン2は、データ線4aを介してデータの送受信、指示のやりとりが相互にできるように接続され、電源線4bを介してパソコン2から指紋照合装置1に電力を供給することができる。
さらに指紋照合装置1はUSBマイコン5を備え、その内部でUSBI/F3aを介して、CPU15、指紋照合部電源制御I/F17、指紋照合部制御I/F18、非接触ICカード(以下、単に「カード」という)リーダー部電源制御I/F19、およびカードリーダー部制御I/F20が相互に接続されている。
USB電源8はスイッチ9を介して指紋照合部6の電源11と接続され、さらにスイッチ10を介してカードリーダー部7の電源12と接続されている。
指紋照合部6はユーザーの指紋画像を取り込むことができ、カードリーダー部7はユーザーのカード21に格納された指紋データを読み取ることができる。
また、USB電源8から供給される電力が不足する場合に、電力を補うためのACアダプター25が電源コネクタ24を介して、電源11および電源12と接続されている。
次に、図5に示した指紋照合装置1を用いて個人認証を行う動作について説明する。
まず、指紋照合装置1がパソコン2から指紋照合指示を受けると、CPU15はスイッチ10をONさせて、USB電源8からカードリーダー部7に電力を供給する。そしてカードリーダー部7がカード21に予め格納された指紋データを読み取ると、スイッチ10をOFFさせて、カードリーダー部7の動作を停止させる。
次に、CPU15はスイッチ9をONさせて、USB電源8から指紋照合部6に電力を供給する。そして指紋照合部6がユーザーの指紋画像を取り込み、カード21より読み取った指紋データとの照合を行う。この後、CPU15はスイッチ9をOFFさせて指紋照合部6の動作を停止させる。
上述した動作において、カード21の指紋データ読み取りと、ユーザーの指紋画像取り込みとを同時に行う際には、外部のACアダプター25から電源コネクタ24を経由して指紋照合部6およびカードリーダー部7に適宜電力を供給する。
特開2000−29544号公報
上記従来の指紋照合装置は、USB電源8からの電力供給のみでは十分な電力が得られないため、カード21の指紋データ読み取りと、ユーザーの指紋画像の取り込みとを同時に行うことができなかった。このため、動作する部分にのみ電力が供給されるようにして、上記二つの動作を別々に行うようにしていた。
そうすると、指紋照合にかかる全体の時間が長くなるという問題があった。
また、上述の二つの動作を同時に行うためには、指紋照合装置に別途電源コネクタを設け、ACアダプターを外部から接続する必要があった。そうすると、USBの利便性を損なってしまうという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、USBの利便性を損なうことなく、指紋照合にかかる全体の時間を短縮することができる指紋照合装置を提供することを目的とする。
本発明に係る指紋照合装置は、コンピュータと接続され、このコンピュータから電力を供給するための電源線と、前記コンピュータとの指示を伝達するためのデータ線と、を具備するUSBケーブルにより前記コンピュータと接続されている指紋照合装置であって、前記電源線と接続され、指紋データを格納したカードから前記指紋データを読み取るためのカードリーダー部と、前記電源線と接続され、前記カードリーダー部で読み取られた指紋データと照合する指紋画像を取り込むための指紋照合部と、一方の端子が前記電源線と接続され、他方の端子が接地され、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の少なくとも一方が非動作状態の間に前記コンピュータから余剰電力を充電するための充電用コンデンサと、前記カードリーダー部、前記指紋照合部、および前記充電用コンデンサと接続され、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の少なくとも一方が非動作状態の間に前記充電用コンデンサを充電し、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の両方が動作状態にある間に前記余剰電力を前記カードリーダー部および前記指紋照合部に供給する制御手段と、前記電源線に備えられ、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の消費電流を測定するための消費電流モニターと、を含み、前記制御手段は、前記消費電流モニターで測定される消費電流の値により、前記指紋照合部および前記カードリーダー部の少なくとも一方が非動作状態であると判断した場合に、前記充電用コンデンサを充電することを特徴とする。
本発明のその他の特徴については、以下において詳細に説明する。
本発明によれば、USBの利便性を損なうことなく、指紋照合にかかる全体の時間を短縮することができる指紋照合装置を得ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において同一または相当する部分には同一符号を付して、その説明を簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係る指紋照合装置である。まず、この装置の構成について説明する。指紋照合装置1は、例えば特定者のみが入場できるような建物の入り口に設置された個人認証システムの一部として用いられる。
図1に示すように、指紋照合装置1は、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus;以下、「USB」という)ケーブル4によりパーソナル・コンピュータ(以下、「パソコン」という)2とUSB接続され、USBマイコン5、指紋照合部6、および非接触ICカード(以下、単に「カード」という)リーダー部7、USB電源8を備えている。
指紋照合装置1およびパソコン2は、データ線4aおよび電源線4bからなるUSBケーブル4により接続され、USBインターフェース(以下、「I/F」という)3a、データ線4a、USBI/F3bを経由してデータの送信、指示のやりとりが相互にできるように接続されている。また、指紋照合装置1は、電源線4b、USBI/F3bを介してパソコン2から電力を供給できるように接続されている。このようにしてUSBケーブル4により、指紋照合装置1とパソコン2がUSB接続されている。
すなわち、指紋照合装置1は、パソコン2との指示やデータを伝達するためのデータ線4aと、パソコン2から電力を供給するための電源線4bとを備えたUSBケーブルによりパソコン2と接続されている。
USB電源8は電源線4b、スイッチ9を介して指紋照合部6の電源11と接続され、さらに電源線4b、スイッチ10を介してカードリーダー部7の電源12と接続されている。
カードリーダー部7は電源線4bと接続され、指紋データを格納したカード21から指紋データを読み取ることができる。そして指紋照合部6は電源線4bと接続され、カードリーダー部7で読み取られた指紋データと照合するユーザーの指紋画像を取り込むことができる。
そしてUSB電源8とスイッチ9との間に、電源線4b、スイッチ13を介して充電用コンデンサ14が接続されている。
充電用コンデンサ14は、一方の端子が電源線4bと接続され、他方の端子が接地されている。そしてカードリーダー部7および指紋照合部6の少なくとも一方が非動作状態の間にパソコン2から余剰電力を充電することができる。
USBマイコン5は、制御手段として、USBI/F3aを経由してパソコン2と接続されたCPU15を備えている。そしてCPU15を介して充電用コンデンサ電源制御I/F16、指紋照合部電源制御I/F17、指紋照合部制御I/F18、カードリーダー部電源制御I/F19、およびカードリーダー部制御I/F20が相互に接続されている。
CPU15は充電用コンデンサ電源制御I/F16を介して充電用コンデンサ14のスイッチ13と接続されている。また、CPU15は指紋照合部電源制御I/F17を介して指紋照合部6のスイッチ9と接続され、指紋照合部制御I/F18を介して指紋照合部6と接続されている。さらにCPU15はカードリーダー部電源制御I/F19を介してカードリーダー部7のスイッチ10と接続され、カードリーダー部制御I/F20を介してカードリーダー部7と接続されている。
このようにCPU15(制御手段)は、カードリーダー部7のスイッチ10、指紋照合部6のスイッチ9、および充電用コンデンサ14のスイッチ13と接続され、指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態の間に、充電用コンデンサ電源制御I/F16を介してスイッチ13をONさせ、パソコン2から指紋照合装置1に余剰電力を供給し、充電用コンデンサ14を充電することができる。
そしてCPU15は指紋照合部6およびカードリーダー部7の両方が動作状態にある間に、充電用コンデンサ14に充電された余剰電力を指紋照合部6およびカードリーダー部7に供給することができる。
このようにしておくと、指紋照合部6およびカードリーダー部7のどちらかが非動作状態の間にパソコン2より供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電することができる。そして指紋照合部6およびカードリーダー部7の両方を同時に動作させるとき、USB8から供給されるUSB電力に加えて、充電用コンデンサ14に充電した余剰電力を供給することにより、指紋照合装置1の全体を動作させることができる。
これにより、指紋照合部6およびカードリーダー部7を同時に動作させるための電源コネクタやACアダプターを接続することなく、ユーザーの指紋画像取り込みと、カード21の指紋データの読み取りを同時に行うようにした指紋照合を行うことができる。従って、USBの利便性を損なうことなく指紋照合に要する全体の時間を短縮することができる。
次に、図1で示した指紋照合装置1の動作について説明する。
図2は、図1で示した指紋照合装置1の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図1および図2を参照しながら、本実施の形態に係る指紋照合装置1の動作を説明する。
まず、指紋照合装置1およびパソコン2の電源立ち上げを行う(S1)。
次に、指紋照合装置1が待機状態に入った後、CPU15は充電用コンデンサ電源制御I/F16を介して充電用コンデンサ14のスイッチ13をONさせる。そしてパソコン2からUSBI/F3b、電源線4bを経由して指紋照合装置1に余剰電力を供給し、充電用コンデンサ14を充電する(S2)。
充電が完了すると、CPU15は充電用コンデンサ電源制御I/F16を介して充電用コンデンサ14のスイッチ13をOFFさせる(S3)。
上述の例では、指紋照合装置1およびパソコン2の電源立ち上げ(S1)を行った後、指紋照合部6およびカードリーダー部7の両方が非動作状態の間に、パソコン2から供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電(S2)するようにした。
しかし、指紋照合部6およびカードリーダー部7の両方が非動作状態の間のみではなく、いずれか一方が非動作状態の間に、上記の充電を行うようにしても良い。
すなわち、指紋照合部6およびカードリーダー部7のうち、少なくとも一方が非動作状態の間に、パソコン2から供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電するようにしても良い。
例えば、この後に指紋照合部6およびカードリーダー部7の動作を同時に開始する場合を想定する。指紋照合部6の動作(ユーザーの指紋画像を取り込む動作)に要する時間がカードリーダー部7の動作(カード21から指紋データを読み取る動作)に要する時間よりも長い場合には、カードリーダー部7の動作が終了した後、指紋照合部6のみが動作している間に上記充電を行うようにする。
逆に、カードリーダー部7の動作に要する時間が指紋照合部6の動作に要する時間よりも長い場合には、指紋照合部6の動作が終了した後、カードリーダー部7のみが動作している間に上記充電を行うようにする。
次に、指紋照合を行うユーザーの操作により、指紋照合指示がパソコン2のUSBI/F3b、データ線4a、USBI/F3aを経由してCPU15に伝達される(S4)。
指紋照合指示を受けたCPU15は、指紋照合部電源制御I/F17を介して指紋照合部6のスイッチ9をONさせ、これと同時にカードリーダー部電源制御I/F19を介してカードリーダー部7のスイッチ10をONさせる。すると充電用コンデンサ14に充電された余剰電力が放電し、USB電源8から供給される電力に加えて、この電力を指紋照合部6、およびカードリーダー部7に供給する(S5)。
次に、CPU15は指紋照合部制御I/F18を介して指紋照合部6を動作させて、ユーザーの指紋画像の取り込みを行う。これと同時に、CPU15はカードリーダー部制御I/F20を介してカードリーダー部7を動作させて、カード21に予め格納された指紋データの読み込みを行う。すなわち、指紋照合部6およびカードリーダー部7を同時に動作させて、ユーザーの指紋画像取り込みと、カードの指紋データの読み取りとを同時に行う(S6)。
このとき、図2に示したS2においてパソコン2から充電用コンデンサ14に余剰電力を充電するようにしたので、指紋照合部6およびカードリーダー部7を同時に動作させても、これらの動作に必要な電力が不足することがない。
これにより、指紋照合部6およびカードリーダー部7を同時に動作させるための電源コネクタやACアダプターをこれらの電源に接続しなくても、上記の動作を同時に行うことができる。従って、USBの利便性を損なうことなく指紋照合に要する全体の時間を短縮することができる。
次に、CPU15は指紋照合部電源制御I/F17を介して指紋照合部6のスイッチ9をOFFさせ、これと同時にカードリーダー部電源制御I/F19を介してカードリーダー部7のスイッチ10をOFFさせる(S7)。
次に、CPU15は、指紋照合部6で取り込んだユーザーの指紋画像を指紋照合部制御I/F18を介してCPU15に伝達させる。これと同時に、CPU15はカードリーダー部7で読み取った指紋データをカードリーダー部制御I/F20を介してCPU15に伝達させる。
そしてCPU15は、カードリーダー部7で読み込まれた指紋データと、指紋照合部6で取り込まれたユーザーの指紋画像が一致するか否かを判断する(S8)。一致したと判断された場合は、CPU15はUSBI/F3a、データ線4a、およびUSBI/F3bを介してパソコン2に「OK」を表示させる(S9)。一致しないと判断された場合には、「NG」を表示させる(S10)。
S9においてパソコン2に「OK」と表示された場合は、引き続き別のユーザーによる指紋照合の指示があるか否かを判断する(S11)。指示があると判断された場合には、パソコン2から指紋照合装置1に電力を供給して充電用コンデンサ14を充電するステップ(S2)に戻る。
一方、S10においてパソコン2に「NG」と表示された場合は、パソコン2に「再照合しますか?」とのメッセージを表示させ、ユーザーに再照合するか否かを判断させる(S12)。ユーザーが「再照合する」を選択した場合には、パソコン2から指紋照合装置1に電力を供給して充電用コンデンサ14を充電するステップ(S2)に戻る。ユーザーが「再照合しない」を選択した場合には、別のユーザーの指紋照合があるか否かを判断するステップ(S11)へ移行する。
S11のステップにおいて別のユーザーの指紋照合指示がないと判断された場合には、指紋照合装置1およびパソコン2の電源立ち下げを行う(S13)。この判断方法として、例えばS11においてパソコン2に「OK」の表示がされた後、パソコン2から指紋照合の指示が一定時間以上なされない場合に、指紋照合指示がないものとする。
すなわち、本実施の形態に係る指紋照合装置1は、装置内部に充電用コンデンサ14を組み込み、指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態(待機時)の間に、パソコン2から指紋照合装置1に供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電するようにしたものである。そして指紋照合部6およびカードリーダー部7を同時に動作させるとき、パソコン2から供給されるUSB電源8からの電力に加えて、充電用コンデンサ14に充電した電力を合わせて供給することにより、電力の供給不足を防ぐことができる。
これにより、ユーザーの指紋データ画像取り込みと、カード21からのデータ読み込みとを同時に行うことができる。従って、USBの利便性を損なうことなく、指紋照合に要する全体の時間を短縮することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る指紋照合装置1は、パソコン2と接続され、パソコン2から電力を供給するための電源線4bと、電源線4bと接続され、指紋データを格納したカード21から指紋データを読み取るためのカードリーダー部7と、電源線4bと接続され、カードリーダー部7で読み取られた指紋データと照合するユーザーの指紋画像を取り込むための指紋照合部6と、一方の端子が前記電源線と接続され、他方の端子が接地され、カードリーダー部7および指紋照合部6の少なくとも一方が非動作状態の間にパソコン2から余剰電力を充電するための充電用コンデンサ14を備えるようにした。
さらに、カードリーダー部7のスイッチ10、指紋照合部6のスイッチ9、および充電用コンデンサ14のスイッチ13と接続され、カードリーダー部7および指紋照合部6の少なくとも一方が非動作状態の間に充電用コンデンサ14を充電し、カードリーダー部7および指紋照合部6の両方が動作状態にある間に余剰電力をカードリーダー部7および指紋照合部6に供給する制御手段として、CPU15を備えるようにした。
このような構成とすることにより、指紋照合に要する全体の時間を短縮することができる。さらに、指紋照合部6およびカードリーダー部7を同時に動作させるための電源コネクタやACアダプターを接続する必要がなく、USBの利便性を損なうことのない、優れた指紋照合装置1を得ることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態に係る指紋照合装置である。まず、この装置の構成について、実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。
図3に示すように、本実施の形態に係る指紋照合装置1は、指紋照合部6およびカードリーダー部7の消費電流を測定するためのモニターとして、USBI/F3bとUSB電源8の間の電源線4bにADコンバータ22を備えるようにした。そして、これをUSBマイコン5に設けたADコンバータI/F23を介してCPU15と接続するようにした。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
すなわち、指紋照合装置1は、実施の形態1で示した構成に加えて、カードリーダー部7および指紋照合部6の消費電流を測定するための消費電流モニター(ADコンバータ22)を電源線4bに備えるようにした。
そしてCPU15が、ADコンバータ22で測定される消費電流の値により指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態であると判断した場合に、充電用コンデンサ電源制御I/F16を介して充電用コンデンサ14のスイッチ13をONさせ、パソコン2から指紋照合装置1へ余剰電力を供給して充電用コンデンサ14を充電するようにした。そして充電終了後、スイッチ13をOFFさせるようにした。
これにより、パソコン2から供給される余剰電力を頻繁に指紋照合装置1に供給することができる。従って実施の形態1と比較して、指紋照合装置1全体の使用電力を効果的に抑えることができる。
次に、図3で示した指紋照合装置1の動作について説明する。
図4は、本実施の形態に係る指紋照合装置1の動作について説明するためのフローチャートである。
以下、図2〜図4を参照しながら、実施の形態1と異なる動作を中心に説明する。
実施の形態1で示した指紋照合装置1の動作(図2参照)は、指紋照合装置1、パソコン2の電源立ち上げ(S1)と指紋照合指示(S4)の間に、スイッチ13をONしてパソコン2より供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電するステップ(S2)と、充電完了後にスイッチ13をOFFするステップ(S3)を行うようにした。
これに対し本実施の形態に係る指紋照合装置1の動作では、上記のS2とS3のステップを行うことなく、S1〜S13(S2およびS3を除く)の全てのステップの間に、図4に示す一連のステップを行うようにする。
ここで、図4に示した一連のステップについて説明する。
まず、図3に示したCPU15は、ADコンバータI/F23を介してADコンバータ22で測定された消費電流Iの値を読み込み、指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態であるか否かを判断する(S14)。Iの値がI<I(但し、Iは0より大きい値とする)である場合は、指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態であると判断する。Iの値がI≧Iである場合には、指紋照合部6およびカードリーダー部7の両方が動作状態であると判断する。
S14においてCPU15が指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態であると判断した場合には、CPU15が充電用コンデンサ電源制御I/F16を介して、充電用コンデンサ14のスイッチ13をONさせ、パソコン2より供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電する(S15)。さらに、充電完了後、CPU15は充電用コンデンサ電源制御I/F16を介して、充電用コンデンサ14のスイッチ13をOFFさせて(S16)、この後に続くステップに進む。
一方、S14においてCPU15が指紋照合部6およびカードリーダー部7の両方が動作状態であると判断した場合には、上述のS15およびS16のステップを行うことなく、この後に続くステップに進む。
すなわち、本実施の形態に係る指紋照合装置1の動作は、図2に示したS2とS3を行うことなく、図4で示した一連のステップを、図2に示したS1〜S13(S2およびS3を除く)の各ステップの間で行うようにする。
すなわち、本実施の形態に係る指紋照合装置1は、CPU15が指紋照合部6およびカードリーダー部7で消費される消費電流をADコンバータ22により監視して、その消費電流の値により指紋照合部6およびカードリーダー部7の少なくとも一方が非動作状態であると判断した場合に、パソコン2から供給される余剰電力を充電用コンデンサ14に充電するようにした。
これにより、パソコン2から供給される余剰電力を頻繁に充電用コンデンサ14に充電することができる。従って実施の形態1と比較して、指紋照合装置1全体の使用電力を効果的に抑えることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る指紋照合装置は、カードリーダー部7および指紋照合部6の消費電流を測定するための消費電流モニター(ADコンバータ22)を電源線4bに備えるようにした。
このような構成とすることにより、実施の形態1と比較して、指紋照合装置1全体の使用電力を効果的に抑えることができる。
本発明の実施の形態1に係る指紋照合装置を示す図。 本発明の実施の形態1に係る指紋照合装置の動作を示す図。 本発明の実施の形態2に係る指紋照合装置を示す図。 本発明の実施の形態2に係る指紋照合装置の動作を示す図。 従来の指紋照合装置を示す図。
符号の説明
1 指紋照合装置、2 パソコン、4 USBケーブル、4a データ線、4b 電源線、6 指紋照合部、7 カードリーダー部、8 USB電源、14 充電用コンデンサ、15 CPU、22 ADコンバータ。

Claims (2)

  1. コンピュータと接続され、このコンピュータから電力を供給するための電源線と、前記コンピュータとの指示を伝達するためのデータ線と、を具備するUSBケーブルにより前記コンピュータと接続されている指紋照合装置であって、
    前記電源線と接続され、指紋データを格納したカードから前記指紋データを読み取るためのカードリーダー部と、
    前記電源線と接続され、前記カードリーダー部で読み取られた指紋データと照合する指紋画像を取り込むための指紋照合部と、
    一方の端子が前記電源線と接続され、他方の端子が接地され、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の少なくとも一方が非動作状態の間に前記コンピュータから余剰電力を充電するための充電用コンデンサと、
    前記カードリーダー部、前記指紋照合部、および前記充電用コンデンサと接続され、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の少なくとも一方が非動作状態の間に前記充電用コンデンサを充電し、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の両方が動作状態にある間に前記余剰電力を前記カードリーダー部および前記指紋照合部に供給する制御手段と
    前記電源線に備えられ、前記カードリーダー部および前記指紋照合部の消費電流を測定するための消費電流モニターと、を含み、
    前記制御手段は、前記消費電流モニターで測定される消費電流の値により、前記指紋照合部および前記カードリーダー部の少なくとも一方が非動作状態であると判断した場合に、前記充電用コンデンサを充電することを特徴とする指紋照合装置。
  2. 前記制御手段は、前記消費電流モニターで測定される消費電流の値が所定の値より小さい場合に前記指紋照合部および前記カードリーダー部の少なくとも一方が非動作状態であると判断し、前記消費電流の値が前記所定の値以上である場合に前記カードリーダー部および前記指紋照合部の両方が動作状態であると判断することを特徴とする請求項1に記載の指紋照合装置。
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