JP4488649B2 - ランプソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、直管形蛍光ランプ等の直管ランプなどに適用可能なランプソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のはさみ込み形の蛍光灯ソケット(例えば実開昭50-10695、特開平8-167459) は、図5から図8に示すように、開口部50を有し外側縁から開口部50に連なるランプピン挿入溝51を前面に有するカバー52とボディ53からなるソケット本体54と、開口部50に回動自在に設けられてランプピン挿入溝51に挿入された蛍光ランプ55のランプピン56を案内するガイド溝57を前面の直径方向に形成した回転子58と、ソケット本体54内に設けられてガイド溝57に挿通されたランプピン56を回転子58とともに回動することによりランプピン56が接触する導電接触片59とを備えている。回転子58はボディ53の割り付支柱60に回転自在に支持されている。一対の導電接触片59は例えば速結端子61からなる端子部を有し、回転子58の両側に配置されるようにボディ53に位置決めされる。
【0003】
図8に示すように、直管蛍光ランプ55を水平にし、両端のランプピン56を照明器具PのランプソケットP1、P2に向けて近づけ、ランプピン56をランプピン挿入溝51に挿入し、回転子58のガイド溝57に嵌めて蛍光ランプ55を略90度回転する。ランプピン56の回動によりランプピン56が導電接触片59に接触し、導電接触片59の速結端子61に接続された給電線より給電されて蛍光ランプ55が点灯する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、はさみ込み形の蛍光灯ソケットは、直管蛍光ランプ55をランプピン挿入溝51に矢印aのように差し込んだ状態から、矢印bのように回転させて、ランプ55の取付け、取外しを行っている。
【0005】
ところが、取外し状態においては、ランプピン56を支持する構造物がないため、ランプ55を図8に示すように下向きに使用する時には、ランプ55の自重でランプソケットP1、P2のガイド溝57およびランプピン挿入溝51より抜去していた。このため、ランプ交換や点検および清掃時のランプ55の抜去時には、ランプ55を回転し終わると同時にランプが自重落下し、作業者の頭上に落下したり、床面に落ちランプ破片で外傷をする可能性があった。
【0006】
したがって、この発明の目的は、安全にランプ着脱を行えるランプソケットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のランプソケットは、開口部を有し、先端に割り溝が形成された割り付き支柱が前記開口部内に立設され、外側縁から前記開口部に連なるランプピン挿入溝を前面に有するソケット本体と、前記開口部の前記割り付き支柱に貫通して回動自在に支持され前記ランプピン挿入溝に挿入されたランプピンを案内するガイド溝を前面の直径方向に形成した回転子と、前記ソケット本体内に設けられて前記ガイド溝に挿通された前記ランプピンを前記回転子とともに回動することにより前記ランプピンが接触する導電接触片とを備え、前記割り溝は、前記回転子の回動により前記回転子の前記ガイド溝に整合して前記ランプピンを挿通可能であるとともに、前記ランプピンの外径よりも狭い狭窄部を有し、前記ランプピンを前記ガイド溝に挿通した状態で前記狭窄部の位置が前記ランプピンの間にあるものである。
【0008】
請求項1記載のランプソケットによれば、割り溝にランプピンの外径よりも狭い狭窄部を設けたため、ランプピン挿入溝にガイド溝が整合するランプの取外し状態においてもランプが狭窄部により仮保持されるため自重落下せず、安全に取外しすることができる。またランプを仮保持できるため、照明器具のランプ間引き時にもランプを取外さずに器具取付け状態にしておくことができ、ランプ保管が不要になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1から図4により説明する。すなわち、このランプソケットは、ランプ16のランプピン11を回転装着し外す挟み込み形ソケットであり、ソケット本体1と、回転子2と、導電接触片3を有する。
【0010】
ソケット本体1は、開口部4を有し、外側縁から開口部4に連なるランプピン挿入溝5を前面に有する。ソケット本体1は例えば図5に示すものと同様に、ボディ1aと、開口部4およびランプピン挿入溝5を形成したカバー1bからなる。6は回転子2を回転自在に支持するための割り付き支柱であり、割り溝6bはランプピン挿入溝5の溝方向に揃う。この割り溝6bは後述のガイド溝12の一部をなすもので、ランプピン11が挿通可能でしかもランプピン11の外径yよりも狭い間隔x(x<y)の狭窄部15を有し、狭窄部15は割り溝6bの側面より突出した一対の突条15a、15bにより形成している。9は電線挿入穴、10は電線解除穴である。
【0011】
回転子2は、開口部4に回動自在に設けられてランプピン挿入溝5に挿入されたランプピン11を案内するガイド溝12を前面の直径方向に形成している。回転子2は中心に貫通孔2bを有し、割り付き支柱6の周溝6aに回転子2の貫通孔2bの内つば2aが摺動自在に嵌合している。ガイド溝12は略中央部にランプピン11が挿通可能でランプピン11の外径yよりも狭い幅寸法xの狭窄部15を有するものであるが、狭窄部15は上記したようにガイド溝12の一部である割り溝6bに形成している。
【0012】
導電接触片3は図示していないが、図5等と同構成のばね部材であり、ソケット本体1内に設けられてガイド溝12に挿通されたランプピン11を回転子2とともに回動することによりランプピン11が接触する。
【0013】
直管蛍光ランプ16のランプピン11を図1に示すように、ランプピン挿入溝5からガイド溝12に挿入すると、図4(b)に示すように割り溝6bが外に弾性変形して突条15a、15bが外側に揺動し、これによりランプピン11の一方が狭窄部15を乗り越え、ガイド溝12に挿通される。この状態でランプ16から手を離してもランプピン11は狭窄部15に引っ掛かるため落下防止される。ランプピン11の一方が狭窄部15を通り抜けた状態でランプ16を回して回転子2を回転すると、ランプピン11が導電接触片3に接触し、点灯状態となる。一方ランプ16を回転して回転子2を元の状態に回転し、ガイド溝12をランプピン挿入溝5に整合すると、割り溝6bもガイド溝12の一部となるように整合し、このときランプピン11が蛍光ランプ16の自重によりランプピン挿入溝5から落下しようとするが、ランプピン11の一方が狭窄部15に引っ掛かり仮保持されるため、落下防止される。
【0014】
なお、割り付き支柱6が回転子2を貫通していないものでは、狭窄部15は回転子2のガイド溝12に直接形成される。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載のランプソケットによれば、割り溝にランプピンの外径よりも狭い狭窄部を設けたため、ランプピン挿入溝にガイド溝が整合するランプの取外し状態においてもランプが狭窄部により仮保持されるため自重落下せず、安全に取外しすることができる。またランプを仮保持できるため、照明器具のランプ間引き時にもランプを取外さずに器具取付け状態にしておくことができ、ランプ保管が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の使用状態の斜視図である。
【図2】カバーおよび導電接触片を外した状態の斜視図である。
【図3】割り付支柱とランプピンとの関係を示す斜視図である。
【図4】(a)はその断面図、(b)はランプピンが割り溝を通り抜けるときの断面図である。
【図5】従来のランプソケットの分解斜視図である。
【図6】ランプソケットの斜視図である。
【図7】カバーを外した状態のランプソケットの斜視図である。
【図8】ランプピンの装着を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体
2 回転子
3 導電接触片
4 開口部
5 ランプピン挿入溝
11 ランプピン
12 ガイド溝
15 狭窄部
Claims (1)
- 開口部を有し、先端に割り溝が形成された割り付き支柱が前記開口部内に立設され、外側縁から前記開口部に連なるランプピン挿入溝を前面に有するソケット本体と、前記開口部の前記割り付き支柱に貫通して回動自在に支持され前記ランプピン挿入溝に挿入されたランプピンを案内するガイド溝を前面の直径方向に形成した回転子と、前記ソケット本体内に設けられて前記ガイド溝に挿通された前記ランプピンを前記回転子とともに回動することにより前記ランプピンが接触する導電接触片とを備え、前記割り溝は、前記回転子の回動により前記回転子の前記ガイド溝に整合して前記ランプピンを挿通可能であるとともに、前記ランプピンの外径よりも狭い狭窄部を有し、前記ランプピンを前記ガイド溝に挿通した状態で前記狭窄部の位置が前記ランプピンの間にあるランプソケット。
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Cited By (1)
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- 2001-05-21 JP JP2001150958A patent/JP4488649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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