JP4487393B2 - ガス入り飲料製造ライン - Google Patents

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JP4487393B2 JP2000223972A JP2000223972A JP4487393B2 JP 4487393 B2 JP4487393 B2 JP 4487393B2 JP 2000223972 A JP2000223972 A JP 2000223972A JP 2000223972 A JP2000223972 A JP 2000223972A JP 4487393 B2 JP4487393 B2 JP 4487393B2
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は外部から供給された洗浄液により容器の洗浄を行う洗浄装置と、前記容器に飲料等の液体を充填するガス詰め充填機とを備えたガス入り飲料製造ラインに係り、特に、次亜塩素酸等の殺菌用薬剤を含んだ洗浄液により洗浄を行う洗浄装置を備えたガス入り飲料製造ラインに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、飲料等を充填する容器を洗浄する洗浄装置は、回転体の外周に円周方向等間隔で設けられた複数の洗浄ノズルと、これら各洗浄ノズルにそれぞれ対応して設けられた複数の容器保持手段と、外部から前記洗浄ノズルに洗浄液を供給する給液管等を備えており、搬送コンベヤからこの洗浄装置の容器保持手段に受け渡された容器に対し、前記洗浄ノズルから洗浄液を噴射して洗浄するようになっている。
【0003】
前記洗浄装置では、外部の洗浄液供給源から給液管を介して洗浄ノズルに送られる洗浄液に、次亜塩素酸等の殺菌用薬剤を溶け込ませて洗浄液の殺菌効果を高めることが、従来から行われている。
【0004】
洗浄装置の洗浄液に溶け込ませる殺菌用薬剤として、次亜塩素酸(HOCl)等が広く用いられている。次亜塩素酸により殺菌を行う場合には、洗浄液に投入する薬剤として次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)が一般に使用される。この次亜塩素酸ナトリウムは、洗浄水に混入すると以下の化学反応を生ずる。
NaOCl+HO→HOCl+NaOH
【0005】
つまり、殺菌用薬剤として次亜塩素酸を用いた場合には、次亜塩素酸はアルカリ性であり、水に溶かした後の洗浄液はpHがアルカリ側に傾くことになる。このとき、洗浄液中には次亜塩素酸(HOCl)と次亜塩素酸イオン(OCl)がある分配比で存在しており、pHが高いと次亜塩素酸(HOCl)が少なくなるとともに、次亜塩素酸イオン(OCl)が多くなる傾向がある。また、一般に、次亜塩素酸(HOCl)態では殺菌力が強く、OClのイオン態になると殺菌力が著しく低下することが知られている。
【0006】
前記のように次亜塩素酸が溶け込んでアルカリ側に傾いている洗浄液に、炭酸ガス(CO)を反応させれば、洗浄液のpHを下げて、洗浄液中の次亜塩素酸(HOCl)の比率を高めるとともに、次亜塩素酸イオン(OCl)の比率を低下させることができることが明らかである。そこで、前記次亜塩素酸を含む洗浄液中に炭酸ガス(CO)を吸収させることにより、洗浄液の殺菌能力を高めることができる。
次亜塩素酸の水溶液に炭酸ガスが触れると以下の化学反応を生ずる。
CO+HO→CO 2− +2H
OCl+H→HOCl
よって、次亜塩素酸(HOCl)が増加して殺菌能力が向上し、殺菌時間を短縮して装置を小型化することが可能になる。
【0007】
しかしながら、前記洗浄液中に炭酸ガスを供給してpH値を低下させるためには、従来の洗浄装置に、別個に炭酸ガス供給手段を設ける必要があり、装置が大型化し、コスト高になるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、洗浄装置と一連の飲料製造ライン内に設けられているガス詰め充填機で使用した炭酸ガスを利用して、洗浄液中のpHを下げることにより、洗浄液の殺菌力を向上させるとともに、コストアップも避けることができるガス入り飲料製造ラインを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るガス入り飲料製造ラインは、殺菌用薬剤を含んだ洗浄液を供給する給液管およびこの給液管と連通可能に設けられた複数の洗浄ノズルを有し、これら洗浄ノズルを介して供給された洗浄液によって容器を洗浄する洗浄装置と、容器内に炭酸ガスを導入して置換した後に、充填ノズルから液体を充填する充填装置とを備えており、さらに、前記充填装置におけるガス詰め充填工程で使用された炭酸ガスを回収するチャンバーと、このチャンバーに回収された炭酸ガスを、前記洗浄液の給液管に送気する送気手段とを設けたものである。
【0010】
また、第2の発明に係るガス入り飲料製造ラインは、殺菌用薬剤を含んだ洗浄液を供給する給液管、回転体の外周に円周方向等間隔で設けられ、前記給液管と連通可能な複数の洗浄ノズルおよび前記回転体を収容するシュラウドを有し、前記洗浄ノズルを介して供給された洗浄液によって容器を洗浄する洗浄装置と、容器内に炭酸ガスを導入して置換した後に、充填ノズルから液体を充填する充填装置とを備えており、さらに、前記充填装置におけるガス詰め充填工程で使用された炭酸ガスを回収するチャンバーと、このチャンバーに回収された炭酸ガスを、前記洗浄装置のシュラウド内に送気する送気手段とを設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るガス入り飲料製造ラインの全体の構成を簡略化して示す平面図であり、この飲料製造ラインは、上流側に配置された容器洗浄装置(ロータリ式リンサ)2と、下流側に配置されたガス詰め充填機4とを備えている。
【0012】
ロータリ式リンサ2は、回転体6の外周に円周方向等間隔で設けられた複数の洗浄ノズル(図示せず)と、これら各洗浄ノズルにそれぞれ対応して配置された複数の容器保持手段(図示せず)と、外部の洗浄液供給源8から前記各洗浄ノズルに洗浄液を供給する給液管10等を備えている。前記各洗浄ノズルは、図示しないロータリバルブを介して前記洗浄液の給液管10に連通遮断されるようになっており、回転体6の回転中の所定の区間で、給液管10に接続されて供給された洗浄液を、前記容器保持手段に保持されている容器(図示せず)に噴射して洗浄を行う。
【0013】
前記ロータリ式リンサ2には、搬送コンベヤ12によって連続的に搬送されてきた容器が、スクリュー14によって所定の間隔に切り離された後、入口スターホイール16を介して順次供給されて、各容器保持手段に保持される。容器保持手段は、回転体6の回転に伴って反転することにより保持している容器を倒立状態にする。倒立した容器の口部に対向して前記洗浄ノズルが配置されており、前記給液管10から送られた洗浄液が、この洗浄ノズルから容器内に噴射されて洗浄が行われる。そして、洗浄後の容器は、出口スターホイール18を介して搬送コンベヤ20上に排出され、次のガス詰め充填機4に送られる。また、前記ロータリ式リンサ2は、シュラウド22によって囲まれたリンサ洗浄室24内に配置されている。
【0014】
下流側に設置されたガス詰め充填機4は、回転体26の外周に円周方向等間隔で設けられた複数の充填ノズル(充填機4の各構成部分についてはいずれも図示を省略)と、これら各充填ノズルの下方にそれぞれ配置された複数のびん台と、充填液タンクから前記各充填ノズルに充填液を送る充填液通路と、各充填ノズルに炭酸ガス(CO)を送るガス通路等を備えている。この充填機4では、前記搬送コンベヤ20によって搬送されてきた容器を、スクリュー28により所定の間隔に位置決めした後、入口スターホイール30を介して回転体26の各びん台上に供給し、回転中に容器内に炭酸ガスを導入して置換した後、飲料等の液体を充填し、その後、容器内に残留した炭酸ガスを排出する。充填工程が完了した後、容器は、出口スターホイール32を介して搬送コンベヤ34上に排出されて次の工程に送られる。
【0015】
さらに、この実施の形態では、前記のようにガス詰め充填機4から排出される炭酸ガスを回収するチャンバー36が設けられており、充填の際に使用された炭酸ガスを大気中に放出せず回収する。この炭酸ガス回収チャンバー36は、送気手段38(ブロア40および開閉弁42を備えた送気管44)を介して前記ロータリ式リンサ2の給液管10に接続されている。
【0016】
以上の構成に係るガス入り飲料製造ラインの作動について説明する。搬送コンベヤ12によって搬送されてきた容器は、スクリュー14によって所定の間隔に切り離されて入口スターホイール16に引き渡される。入口スターホイール16を介して回転体6の各容器保持手段に受け渡されて保持された容器は、回転体6の回転に伴って容器保持手段が反転することにより倒立状態にされる。倒立した容器の下方に位置する洗浄ノズルには、図示しないロータリバルブの切換えによって、所定の回転区間で前記洗浄液供給源8から給液管10を介して送られてきた洗浄液が供給され、容器内に噴射されて容器内部が洗浄される。
【0017】
前記給液管10には、炭酸ガス回収チャンバー36からの送気管44が接続されており、給液管10を介して洗浄ノズルに送られる洗浄液には、前記ガス詰め充填機4から排出されて炭酸ガス回収チャンバー36に回収された炭酸ガスが送り込まれている。洗浄液を供給する給液管10に炭酸ガスが送り込まれて、洗浄液中にこの炭酸ガスが吸収されると、洗浄液のpH値が下がり、洗浄液中の次亜塩素酸(HOCl)の比率が高まるとともに、次亜塩素酸イオン(OCl)の比率が低下するので殺菌効果が向上する。このようにロータリ式リンサ2の洗浄液中に炭酸ガスを溶け込ませることにより殺菌効果を高め、短時間で殺菌を行うことができる。従って、装置全体を小型化することができる。しかも、ガス詰め充填機4から排出される余剰の炭酸ガスを利用しているので、余分なコストがかかることもない。
【0018】
図2は第2の実施の形態に係るガス入り飲料製造ラインを示す平面図であり、前記第1の実施の形態と同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明は省略する。この実施の形態では、ガス詰め充填機4から排出された炭酸ガスを回収する炭酸ガス回収チャンバー36に接続された送気管44が、前記実施の形態のような洗浄液の給液管10ではなく、ロータリ式リンサ2を収容したシュラウド22内に接続されている。
【0019】
この構成では、充填機4側の回収チャンバー36から送られる炭酸ガスは、給液管によって供給される洗浄液に直接溶かし込まれるのではなく、シュラウド22内のリンサ洗浄室24内に放出される。この場合も、洗浄室24内の炭酸ガスが、洗浄ノズルから容器に向かって噴射される洗浄液に吸収されて、次亜塩素酸が溶解している洗浄液のpH値が低下して殺菌効果が向上する。なお、この実施の形態では、洗浄液供給源から各洗浄ノズルに洗浄液を供給する給液管の図示が省略されているが、前記実施の形態と同様に、または他の構成により洗浄液が供給されることはいうまでもない。
【0020】
図3は第3の実施の形態に係る浸漬式洗浄装置の要部(仕上げ洗浄部100)を示す正面図である。この洗浄装置では、複数のスプロケット102に掛け回されたキャリアチェーン104に多数の容器ホルダが取付けられ、これら各ホルダ内にそれぞれ容器が保持されて搬送される(各構成部材はいずれも図示を省略する)。ホルダに保持されて搬送される容器は、苛性ソーダ等の洗浄液が貯留された洗浄液槽内に浸漬されて洗浄された後、この図に示す仕上げ洗浄部100で仕上げ洗浄が行われる。
【0021】
仕上げ洗浄部100の上方には、上流側(図の左側)から順に、一次仕上げ洗浄を行う第1洗浄ノズル106,106、二次仕上げ洗浄を行う第2洗浄ノズル108,108および次亜塩素酸水溶液による殺菌洗浄を行う第3洗浄ノズル110が順に設けられている。第1洗浄ノズル106,106には、第1供給管112を介して液槽からの回収水または清水が供給され、前記容器に噴射されて一次仕上げ洗浄が行われる。また、第2洗浄ノズル108,108には、第2供給管114を介して液槽からの回収水または清水が供給され、前記容器に噴射されて二次仕上げ洗浄が行われる。さらに、第3洗浄ノズル110には、第3供給管116を介して次亜塩素酸を含む洗浄液が供給され、前記容器ホルダに保持されて搬送される容器に対し洗浄液を噴射して殺菌洗浄を行う。
【0022】
前記第3洗浄ノズル110に洗浄液を供給する第3供給管116に、図示しないガス詰め充填機から排出されて炭酸ガス回収チャンバーに回収された炭酸ガスを送り出す送気手段の送気管118が接続されており、第3供給管116によって供給される次亜塩素酸溶液入りの洗浄液中に炭酸ガスを溶け込ますようになっている。この実施の形態でも、容器に噴射される次亜塩素酸を含む洗浄液中に炭酸ガスを吸収させてpH値を低下させているので、殺菌効果が高く、短時間で確実に殺菌することができる。しかも、同じライン中のガス詰め充填機から排出された炭酸ガスを利用しているので、低コストであり、また、装置が大型化することがない。
【0023】
なお、前記各実施の形態では、殺菌用薬剤として次亜塩素酸を用いた場合について説明したが、次亜塩素酸に限るものではなく、炭酸ガスを供給することによりpH値を降下させて殺菌力を向上させることができるものであれば他の薬剤にも適用可能であることはいうまでもない。また、前記実施の形態では送気手段38としてブロア40を設けて炭酸ガスを送り込むようにしているが、ブロア40に限らず、コンプレッサ等を用いることもできる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、殺菌用薬剤を含んだ洗浄液を供給する給液管およびこの給液管と連通可能に設けられた複数の洗浄ノズルを有し、これら洗浄ノズルを介して供給された洗浄液によって容器を洗浄する洗浄装置と、容器内に炭酸ガスを導入して置換した後に、充填ノズルから液体を充填する充填装置とを備えたガス入り飲料製造ラインにおいて、前記充填装置におけるガス詰め充填工程で使用された炭酸ガスを回収するチャンバーと、このチャンバーに回収された炭酸ガスを、前記洗浄液の給液管に送気する送気手段とを設けたことにより、給液管によって供給される洗浄液に炭酸ガスを吸収させ、pH値を低下させて殺菌効果を向上させることができ、殺菌時間を短縮することができる。また、同じ殺菌効果を得るために必要な殺菌用薬剤消費量を低減できるので、特に、次亜塩素酸ソーダなど食品への添加が認められている殺菌剤であってもより安全により少ない量で同等の殺菌効果が得られる。しかも、従来外部に排出処分していたガス詰め充填機の炭酸ガスを再利用しているので、低コストである。
【0025】
また、第2の発明は、殺菌用薬剤を含んだ洗浄液を供給する給液管、回転体の外周に円周方向等間隔で設けられ、前記給液管と連通可能な複数の洗浄ノズルおよび前記回転体を収容するシュラウドを有し、前記洗浄ノズルを介して供給された洗浄液によって容器を洗浄する洗浄装置と、容器内に炭酸ガスを導入して置換した後に、充填ノズルから液体を充填する充填装置とを備えたガス入り飲料製造ラインにおいて、前記充填装置におけるガス詰め充填工程で使用された炭酸ガスを回収するチャンバーと、このチャンバーに回収された炭酸ガスを、前記洗浄装置のシュラウド内に送気する送気手段とを設けたことにより、洗浄ノズルから噴射された洗浄液にシュラウド内の炭酸ガスを吸収させ、pH値を低下させて殺菌効果を向上させることができ、殺菌時間を短縮することができる。また、同じ殺菌効果を得るために必要な殺菌用薬剤消費量を低減できるので、特に、次亜塩素酸ソーダなど食品への添加が認められている殺菌剤であってもより安全により少ない量で同等の殺菌効果が得られる。しかも、従来外部に排出処分していたガス詰め充填機の炭酸ガスを再利用しているので、低コストである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るガス入り飲料製造ラインの全体の構成を簡略化して示す平面図である。
【図2】第2の実施の形態に係るガス入り飲料製造ラインの全体の構成を簡略化して示す平面図である。
【図3】第3の実施の形態に係るガス入り飲料製造ラインの要部を示す正面図である。
【符号の説明】
2 洗浄装置(ロータリ式リンサ)
4 充填装置(ガス詰め充填機)
6 回転体
10 給液管
22 シュラウド
36 チャンバー(炭酸ガス回収チャンバー)
38 送気手段

Claims (2)

  1. 殺菌用薬剤を含んだ洗浄液を供給する給液管およびこの給液管と連通可能に設けられた複数の洗浄ノズルを有し、これら洗浄ノズルを介して供給された洗浄液によって容器を洗浄する洗浄装置と、容器内に炭酸ガスを導入して置換した後に、充填ノズルから液体を充填する充填装置とを備えたガス入り飲料製造ラインにおいて、
    前記充填装置におけるガス詰め充填工程で使用された炭酸ガスを回収するチャンバーと、このチャンバーに回収された炭酸ガスを、前記洗浄液の給液管に送気する送気手段とを設けたことを特徴とするガス入り飲料製造ライン。
  2. 殺菌用薬剤を含んだ洗浄液を供給する給液管、回転体の外周に円周方向等間隔で設けられ、前記給液管と連通可能な複数の洗浄ノズルおよび前記回転体を収容するシュラウドを有し、前記洗浄ノズルを介して供給された洗浄液によって容器を洗浄する洗浄装置と、容器内に炭酸ガスを導入して置換した後に、充填ノズルから液体を充填する充填装置とを備えたガス入り飲料製造ラインにおいて、
    前記充填装置におけるガス詰め充填工程で使用された炭酸ガスを回収するチャンバーと、このチャンバーに回収された炭酸ガスを、前記洗浄装置のシュラウド内に送気する送気手段とを設けたことを特徴とするガス入り飲料製造ライン。
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