JP4487260B2 - 多重系システム - Google Patents

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Description

本発明は、汎用ネットワークに接続された複数の汎用計算機を稼働系および待機系として組み合わせた多重系システムに係り、特に、障害が発生した計算機の復旧および障害情報の収集処理と計算機の相互監視のための構成に関する。
鉄道運行管理,電力系統制御,プラント制御などの高信頼性が要求される用途では、稼働系計算機に障害が発生した場合に、その稼働系計算機の処理を引き継ぐ待機系計算機を備えた多重系システムが用いられている。
従来の計算機システムでは、専用ネットワークと専用機能拡張ボードとを用いて、多重系システムを構築してきた。
専用機能拡張ボードを搭載した計算機を用いる多重系システムにおいて、障害発生時に障害が発生した稼働系計算機が、本来の処理を停止して障害情報を保存し、待機系計算機が自律的に処理を引き継ぐ方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、保守作業者が計算機の設定場所まで出向かなくても、ネットワークを介して障害を検出し、障害が発生した第1計算機からの復旧処理要求電文を受信した第2計算機によって復旧処理制御回路がCPUを復旧処理し、障害から復旧する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
WO99/26138号公報(第6〜11頁 図1,図2) 特開2003−67219号公報(第3〜5頁 図1〜図4)
特許文献1の多重系システムにおいては、障害検出や復旧処理に、専用ネットワークと専用機能拡張ボードとが必要なので、ソフトウェアも含めて開発にそれなりの期間を要し、システムの構築コストが高くなってしまう。
特許文献2に記載の計算機は、1つのネットワークによって接続されているので、他周辺機器から大量の電文が到達してネットワーク負荷が大きくなったときに、正常動作の計算機1から送信されるべき生存通知電文を所定のタイミングで送信できない場合があり、計算機2が障害と判断し、正常動作の計算機1を再起動(リセット)してしまうという問題がある。
本発明の課題は、汎用ネットワークや汎用計算機などの汎用技術を利用し、計算機間のネットワークの負荷にかかわらず、障害を相互監視し迅速に復旧できる高信頼多重系システムを短期間で安価に構築することである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下に示す5つの手段を適宜組み合わせて用いる。
(1)ネットワークの二重化
複数の計算機が相互監視するための通信経路は、互いに独立した2つの汎用ネットワークからなる二重構成とする。
(2)ネットワークドライバの二重化
複数の計算機を相互監視するために独立した2つのネットワークを制御するネットワークドライバ(ネットワーク制御プログラム)も、それぞれの経路に対応するように2つに分離する。
(3)内部バスの二重化
内部バスを管理バスと拡張バスとに分離し、二重化する。
(4)系切換え制御(LXP)ドライバのポーリング
分離された系切換え制御(LXP)ドライバは、割込み処理をすることなく、系切換え制御(LXP)ボードに対して送信要求または処理要求がないかを定期的にポーリングし、他周辺機器からの電文量の影響を受けないで、障害情報信号のみを送受信する。
(5)CPU再起動(リセット)/停止
障害発生が発生すると、それを検出した計算機が、障害系にCPU再起動(リセット)要求電文を送信する。CPU再起動(リセット)要求電文を受信した障害系の系切換え制御(LXP)ボードが、OSに対してマスク不可能割込み信号を発生させる。マスク不可能割込み信号に応じて当該時点におけるメインメモリの内容をディスク装置に保存するメモリダンプを開始する。メモリダンプ終了後にシステム停止または再起動(リセット)を実行する。
具体的には、本発明は、複数の計算機が稼働系または待機系として組み合わされ、各計算機に備えられた他系監視プログラムにより相互監視して稼働系計算機の障害発生時に当該計算機が実行している処理を待機系計算機が引き継ぐ多重系システムにおいて、前記複数の計算機は、それぞれ、前記他系監視プログラムが他計算機と生存通知電文を送受信するLAN制御装置と、前記他系監視プログラムが他計算機と系切換えに関連する情報を送受信する系切換え制御ボードとを備え、各計算機の前記LAN制御装置は、インタフェース層および汎用通信プロトコル層を経由して前記他系監視プログラムと通信する汎用ドライバを介して第1の汎用ネットワークに互いに通信可能に接続され、各計算機の前記系切換え制御ボードは、前記インタフェース層および前記汎用通信プロトコル層を経由しないで前記他系監視プログラムと直接通信する系切換え制御ドライバを介して、第1の汎用ネットワークから独立した第2の汎用ネットワークに互いに通信可能に接続されてなることを特徴とする。
マスク不可能割込み信号によっても障害系がメモリダンプを実行しないデッドロック状態では、障害発生を検出した計算機が、障害系にCPU停止要求電文を送信する。CPU停止要求電文を受信した障害系の系切換え制御(LXP)ボードが、障害系をCPU停止状態とする。
本発明によれば、汎用ネットワークなどの汎用技術を利用し、計算機間のネットワークの負荷にかかわらず、障害を相互監視し迅速に復旧できる高信頼多重系システムを構築することができる。
次に、図1〜図8を参照して、本発明による多重系システムの実施例を説明する。
図1は、本発明による多重系システムの一実施例の系統構成を示すブロック図である。
図1の多重系システムは、説明を単純にするために、2台の計算機を含む二重系システムとしてある。本発明の多重系システムは、3台以上の計算機で構成してもよい。
図1は、稼働系計算機100と、待機系計算機101を示している。系切換えをすると、稼働系計算機100は、待機系計算機となり、待機系計算機101は、稼働系計算機として動作する。
各計算機100,101は、CPU110と、メインメモリ111と、入出力制御装置(I/O)112とを備えている。入出力制御装置(I/O)112には、ディスク装置113,管理バス120,拡張バス121が接続されている。本実施例の入出力制御装置(I/O)112には、拡張管理バス122により、LAN制御装置114も接続されている。
拡張バス121には、計算機の機能を拡張する回路が接続される。一般的には、回路が実装された拡張ボードをスロットコネクタに挿入すると、拡張バス121に接続できる。ただし、一部の機能は、計算機本体内に実装され、拡張バスに内部で直接接続されている場合もある。
本実施例の計算機100,101は、拡張ボードとして、LANボード115と、系切換え制御(LXP)ボード116とを備える。系切換え制御(LXP)ボード116は、管理バス120を介しても、入出力制御装置(I/O)112に接続されている。
計算機100内のLAN制御装置114は、汎用ネットワークであるLAN1・102に接続され、このLAN1・102に接続された計算機101内のLAN制御装置114と通信する。ここでは、主に生存通知電文を送受信する。汎用ネットワークLAN1・102としては、広く普及しているEthernetなどがある。
LANボード115は、汎用ネットワーク104,105に接続され、この汎用ネットワーク104,105に接続された他の計算機などと通信する。
系切換え制御(LXP)ボード116は、計算機の系切換え制御(LXP)のための機能拡張ボードであり、汎用ネットワークであるLAN2・103を介して接続される。系切換え制御(LXP)ボード116は、計算機100,101相互間で、相手計算機の生存を監視し、系切換えに必要な強制割込み,動作停止,計算機再起動(リセット)の各指示電文を送信し、各指示電文受信時には自計算機でその指示内容を実行する。
図2は、メインメモリ111内に格納しているソフトウェア117の階層構造の一例を示す図である。
稼働系計算機100のメインメモリ111には、OS130,アプリケーション131,管理プログラム132,他系監視プログラム133が読み出され、アプリケーション131,管理プログラム132,他系監視プログラム133が、OS130上で実行される。待機系計算機101のソフトウェアの構成も、同様であり、こちらのアプリケーション131は、待機系として動いている。
管理プログラム132は、稼働系計算機と待機系計算機とを切換えるプログラムである。管理プログラム132は、系切換え制御(LXP)ボード116に対して電文送受信を要求し、動作を指示し、他系監視プログラム133に対して生存通知電文の送受信を要求する。
他系監視プログラム133は、LAN制御装置114を使い、LAN1・102を介して、他計算機と生存通知電文を送受信する。電文送受信は、汎用通信プロトコルを使って実行する。他系監視プログラム133は、汎用通信プロトコルでデータを送受信するために予め決められたアドレスすなわちポートで、他計算機からの接続を待ち、接続された場合には電文を受信して本プログラム内で内容を保持し、管理プログラム132からの読み出し要求に対して保持している内容を返す。他系監視プログラム133は、管理プログラム132からの生存確認電文送信要求を受け、二重系を構成している他計算機上の管理プログラム132が待機しているポートに電文を送信する。
割込み処理プログラム118は、CPU110に対してマスク不可能割込み(Non-Maskable InterruptNMI)信号が入力されたときに起動され、障害が発生してNMI信号が入力されたときに、障害情報の保存などの処理を実行する。
汎用ネットワーク104,105のための汎用のEthernetドライバ141は、I/F層144およびUser Datagram Protocol/Internet ProtocolUDP/IP層を介して、他系監視プログラム133と通信する。
本発明の特徴は、汎用ネットワークであるLAN2・103を介して接続される切換え制御(LXP)ボード116の動作を、同じく汎用ネットワーク104,105に接続されるLANボード115系の動作から分離するために、専用のLXPドライバを備えたことである。
その他に、管理バス120を駆動する管理バス用ドライバ143も備えている。
図3は、系切換え制御(LXP)ボード116の内部構成の一例を示すブロック図である。
系切換え制御(LXP)ボード116は、ネットワークインタフェース200と、再起動(リセット)制御装置201と、電文比較回路202とからなり、管理バス120および拡張バス121に接続されている。
系切換え制御(LXP)ボード116は、LAN2・103を介して他系と信号211を送受信する。電文比較回路202は、他系からCPU再起動(リセット)要求電文を受信すると、CPU再起動(リセット)要求であると判断し、再起動(リセット)制御装置201が、拡張バス121を介して、CPU110に割込み信号208を出力する。
その後、電文比較回路202は、他系からCPU停止要求電文を受信すると、CPU停止要求であると判断し、再起動(リセット)制御装置201が、CPU停止信号209を送信し、自系のCPUを停止させる。また、管理バス120経由で自系のCPU再起動(リセット)信号210を受信した再起動(リセット)制御装置201は、CPU停止信号209を送信し、自系のCPUを停止させる。
続いて、5つの解決手段を詳細に説明する。
(1)ネットワークの二重化
計算機間で相互に監視する際に、それぞれが汎用ネットワークであるLAN1・102、LAN2・103という物理的に独立した2つの経路を用いる。
LAN1・102は、計算機100,計算機101のLAN制御装置114に接続される。LAN2・103は、計算機100,計算機101の系切換え制御ボード116に接続され、拡張バス121を介して、入出力装置112に接続されている。LAN1・102とLAN2・103とは、接続先のバス線が異なるので、片系のネットワークに障害が発生した場合でも、相手を監視でき、全体の信頼性が高められる。
(2)ネットワークドライバの二重化
汎用ネットワークの二重化に伴い、OS130内の汎用ドライバについても二重化する。OS130内の汎用ドライバは、通常の汎用ドライバ(Ethernetドライバ)141と系切換え制御(LXP)ドライバ142とに二重化する。
LAN1102,LAN2・103は、ともに汎用ネットワークなので、通常の汎用ドライバ141では、インタフェース層144,汎用通信プロトコル層145などの共通部分があり、スプリットブレイン状態が発生する。
これに対して、系切換え制御(LXP)ドライバ142は、インタフェース層144,汎用通信プロトコル層145を経由せずに、他系監視プログラム133と直接通信し、スプリットブレイン状態を回避している。
図4は、LAN2がスプリットブレイン状態を回避する様子を示すタイムチャートである。
LAN1・102が高負荷状態152となり、相互の計算機の状態を把握できない状態(スプリットブレイン状態)151で、計算機101の他系監視プログラム133から送信された生存通知電文150が、計算機100内のLAN1・102に達したときに、他にLAN1・102を介して通信している周辺機器からの電文に埋もれ、計算機100内の他系監視プログラム133に達するまでに非常に長い時間がかかってしまう。
一方、LAN2・103から送信された生存通知電文150は、OS130内のインタフェース層144と汎用通信プロトコル層145を介さずに、他系監視プログラム133と直接接続できるので、LAN1・102が高負荷状態でも、障害監視できる。
(3)内部バスの分離
内部バスを管理バス120と拡張バス121とに分離する。1つの計算機の内部で、系切換え制御ボード116は、CPU110の制御に管理バス120を用い、CPU110との通信に拡張バス121を用いる。拡張バス121は、SCSIボード等の機能拡張ボードと通信するので、バス上の電文量が変動する。これに対して、管理バス120は、バス上の電文流量が固定であるため、CPU110の再起動要求実行時などに障害要因が少ない。また、相互の障害監視に用いると、相手系に発生した障害を検知できる。
(4)系切換え制御(LXP)ドライバのポーリング
系切換え制御(LXP)ドライバ142は、割込み処理プログラム118を使用せずに、ポーリングによって送受信する。
図5は、割込みの処理手順を示すフローチャート、および、割込みが多発したときのキューを示す図である。
割込みを使用した場合、FIFO方式でデータが送られるので、他の拡張バス上の拡張ボードから割込みが多発すると、系切換え制御(LXP)ドライバ142に生存通知電文が届かない場合がある。
図6は、ポーリングの処理手順を示すフローチャート、および、ポーリング時のキューを示す図である。
本発明においては、ポーリングを用いて、生存通知電文が届かないという問題を回避している。系切換え制御(LXP)ドライバ142は、電文を100ms間隔で受信し、送られてくる電文を受信周期の半分の50ms間隔で常に読み出しに行くので、生存通知電文が埋もれるということがない。
(5)CPU再起動(リセット)/停止機能
系切換え制御(LXP)ボード116は、他系からのCPU再起動(リセット)機能,他系からのCPU停止機能,自系のCPU停止機能を備えている。
a.他系からのCPU再起動(リセット)/停止機能
図7は、他系監視プログラムにより、障害情報を収集して、CPUを停止する処理手順を示すタイムチャートである。
他系監視プログラム133は、系切換え制御(LXP)ボード116をCPU再起動(リセット)要求許可状態とする。他系監視プログラム133による二重系オンライン状態において、障害発生計算機169からの生存通知電文161が正常動作計算機170に届かなくなると、正常動作計算機170からのCPU再起動(リセット)要求164を受信する。
障害発生計算機169の系切換え制御(LXP)ボード116は、受信データがCPU再起動(リセット)要求と認識すると、NMI信号171を発生させる。
NMI信号171を受け付けた他系監視プログラム133は、障害情報収集165を実行する。正常動作計算機170からのCPU再起動(リセット)164またはCPU停止要求167を無視166する。
障害情報を収集し終えると、障害発生計算機は停止168する。
b.他系からのCPU再起動(リセット)/停止機能
図8は、他系監視プログラムにより、障害情報を収集しないで、CPUを停止する処理手順を示すタイムチャートである。
他系監視プログラム133は、系切換え制御(LXP)ボード116をCPU再起動(リセット)要求許可状態とする。他系監視プログラム133による二重系オンライン状態において、障害発生計算機169からの生存通知電文161が正常動作計算機170に届かなくなると、正常動作計算機170からのCPU再起動(リセット)要求164を受信する。
障害発生計算機169の系切換え制御(LXP)ボード116は、受信データがCPU再起動(リセット)要求と認識すると、NMI信号171を発生させる。
NMI信号171を受け付けた他系監視プログラム133は、マスク不可能割込み信号によっても障害系がメモリダンプを実行しないデッドロック状態172が続くと、正常動作計算機170からのCPU再起動(リセット)164またはCPU停止要求167を無視173し続け、障害情報を収集することなく、障害発生計算機を停止174する。
これ以降、障害発生計算機169は、CPU停止状態となる。
c.自系のCPU停止機能
再起動(リセット)制御装置201は、自系のCPU停止要求信号を受信すると、拡張バス121に対して障害通知信号を発生させ、NMI割込みを発生させる。
以降、障害情報収集終了後の再起動(リセット)まで、他系からのCPU再起動(リセット)/CPU停止要求は、無視する。
本発明による多重系システムの一実施例の系統構成を示すブロック図である。 メインメモリ111内に格納しているソフトウェア117の階層構造の一例を示す図である。 系切換え制御(LXP)ボード116の内部構成の一例を示すブロック図である。 LAN2がスプリットブレイン状態を回避する様子を示すタイムチャートである。 割込みの処理手順を示すフローチャート、および、割込みが多発したときのキューを示す図である。 ポーリングの処理手順を示すフローチャート、および、ポーリング時のキューを示す図である。 他系監視プログラムにより、障害情報を収集して、CPUを停止するする処理手順を示すタイムチャートである。 他系監視プログラムにより、障害情報を収集しないで、CPUを停止する処理手順を示すタイムチャートである。
符号の説明
100,101 計算機
102 LAN1
103 LAN2
104,105 汎用ネットワーク
111 メインメモリ
112 入出力制御装置(I/O)
113 ディスク装置
114 LAN制御装置
115 LANボード
116 系切換え制御(LXP)ボード
117 ソフトウェア
118 割込処理プログラム
120 管理バス
121 拡張バス
122 拡張管理バス
130 OS
131 アプリケーション
132 管理プログラム
133 他系監視プログラム
141 Ethernetドライバ
142 LXPドライバ
143 管理バス用ドライバ
144 I/F層
145 UDP/IP層
150 生存通知電文
151 スプリットブレイン状態
152 高負荷状態(輻輳状態)
200 ネットワークインタフェース
201 再起動(リセット)制御装置
202 電文比較回路
209 CPUリセット停止信号

Claims (5)

  1. 複数の計算機が稼働系または待機系として組み合わされ、各計算機に備えられた他系監視プログラムにより相互監視して稼働系計算機の障害発生時に当該計算機が実行している処理を待機系計算機が引き継ぐ多重系システムにおいて、
    前記複数の計算機は、それぞれ、前記他系監視プログラムが他計算機と生存通知電文を送受信するLAN制御装置と、前記他系監視プログラムが他計算機と系切換えに関連する情報を送受信する系切換え制御ボードとを備え、
    各計算機の前記LAN制御装置は、インタフェース層および汎用通信プロトコル層を経由して前記他系監視プログラムと通信する汎用ドライバを介して第1の汎用ネットワークに互いに通信可能に接続され、
    各計算機の前記系切換え制御ボードは、前記インタフェース層および前記汎用通信プロトコル層を経由しないで前記他系監視プログラムと直接通信する系切換え制御ドライバを介して、第1の汎用ネットワークから独立した第2の汎用ネットワークに互いに通信可能に接続されてなることを特徴とする多重系システム。
  2. 請求項に記載の多重系システムにおいて、
    前記各計算機は、バス上の電文流量が固定である管理バスとバス上の電文量が変動する拡張バスとに分離された内部バスを備え、
    前記系切換え制御ボードは、前記管理バスと前記拡張バスの両方を介して前記計算機のCPUに通信可能に接続され、自己の計算機のCPUの制御に前記管理バスを用い、自己のCPUと他系のCPUとの間で系切換えに関連する情報の通信に前記拡張バスを用いることを特徴とする多重系システム。
  3. 請求項1または2に記載の多重系システムにおいて、
    前記系切換え制御ボードは、他系からの電文がCPU再起動要求電文かCPU停止要求電文かを判断する電文比較回路と、該電文比較回路の判断がCPU再起動要求である場合は自己の計算機のCPUに割込み信号を出力し、CPU停止要求である場合は自己の計算機のCPUにCPU停止信号を出力する再起動制御装置とが搭載されてなることを特徴とする多重系システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の多重系システムにおいて、
    前記系切換え制御ドライバ、割込み処理をすることなく、自己の前記系切換え制御ボードに対して送信要求または処理要求がないかを定期的にポーリングし、障害情報信号のみを送受信するポーリングプログラムを含むことを特徴とする多重系システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の多重系システムの再起動および停止方法において、
    障害発生を検出した計算機、障害系の計算機にCPU再起動要求電文を送信し、
    CPU再起動要求電文を受信した障害系の系切換え制御ボードは、マスク不可能割込み信号を発生させ、
    マスク不可能割込み信号に応じて当該時点におけるメインメモリの内容をディスク装置に保存するメモリダンプを開始し、
    メモリダンプ終了後にシステム停止または再起動を実行し、
    マスク不可能割込み信号によっても障害系がメモリダンプを実行しないデッドロック状態では、障害発生を検出した計算機が、障害系にCPU停止要求電文を送信し、
    CPU停止要求電文を受信した障害系の系切換え制御ボードが、障害系をCPU停止状態とすることを特徴とする多重系システムの再起動および停止方法。
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