JP4486580B2 - 高分子電解質型燃料電池およびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の他の目的は、高分子電解質型燃料電池において、発電運転前のMEAが内包する長期発電運転阻害要因であることを本発明者らが見出した両電極間の微少短絡あるいは水素リーク電流値を抑制することにより、燃料電池の長期発電運転を可能にすることにある。
本発明のさらに他の目的は、高分子電解質型燃料電池の製造方法あるいは同燃料電池の検査方法において、MEAの新しい良否判定手法を導入することにより、長期安定的に高性能な発電が可能な燃料電池を効率的に提供することにある。
ここで、前記一定電圧が、前記各電解質膜電極接合体当たり0.5V以下であることがさらに好ましい。
また、前記一定電流が、前記各電解質膜電極接合体の電極面積当たり5mA/cm2以下であることがさらに好ましい。
また、前記単位電池の前記水素リーク電流が、前記一方の電極に不活性ガスを、前記他方の電極に燃料ガスを供給し、前記電解質膜電極接合体に直流の一定電圧、または直流の一定電流を印加することにより得られる定常電流値または定常電圧値から算出される値から前記短絡伝導度に相当する値を差し引くことにより換算されることが好ましい。
らかじめ平滑化処理を施されていることを特徴とする。
また、本発明の高分子電解質型燃料電池の製造方法あるいは検査方法においては、初期短絡伝導度が1.5mS/cm2のような所定値を超える、または電極面積当たりの初期水素リーク電流が3mA/cm2のような所定値を超える高分子電解質膜あるいはMEAあるいは単位電池あるいは電池スタックを除去することにより、耐久性の高い燃料電池を効率よく製造することができる。
また、前記短絡伝導度の測定が、MEAの燃料極及び酸化剤極の両電極を同一ガス雰囲気下で行われ、かつ前記雰囲気が、空気雰囲気または不活性ガスを主とする雰囲気であることが好ましい。
このとき、直流電圧または直流電流を印加した直後には、定常値より大きな電流または電圧が発生する。そこで、この大電流あるいは高電圧により高分子電解質や電極触媒等の分解を避けるために、印加する一定直流電圧は0.5V以下、好ましくは0.2V程度が好ましい。
さらに、直流抵抗成分のみに基づく短絡伝導度を測定するためには、両電極間に水素分圧と酸素分圧の差を無くする必要がある。そのため、測定時には両電極間に同一組成のガスを供給する必要があり、さらに、そのようなガスとしては、窒素等の不活性ガスであることが好ましい。ただし、測定を簡易的に行うためには、空気中にMEAを暴露し、集電が可能な導電板でMEAを挟み、そのまま直流電圧または直流電流を印加することも可能である。
を得ない。
さらに、前記検査プロセスとして、電池スタックを作製する前に、前記所定値に基づく不良MEAあるいは不良単位電池の判別除去を行うことにより、長期安定な燃料電池をより効率的に製造することが可能となる。また、前記検査プロセスとして、電池スタックを作製した後で、前記所定値に基づく不良MEAあるいは不良単位電池あるいは不良電池スタックの判別除去を行うことによっても、従来は、実際に発電特性を測定しなければ判別できなかった燃料電池あるいは電池スタックの出荷検査プロセスを、簡便に実施することができる。
《実施例1》
まず、触媒層を形成した電極の作成方法を説明する。アセチレンブラック粉末に、平均粒径約3nmの白金粒子を25重量%担持したものを電極の触媒とした。この触媒粉末をイソプロパノールに分散させた溶液にパーフルオロカーボンスルホン酸の粉末をエチルアルコールに分散したディスパージョン溶液を混合し、触媒ペースト状にした。
4b)と、冷却水のマニホールド孔(注入口15a、出口15b)を形成した。
ものである。
なお、ここで「O−リング状」という用語は、囲むべき要素の形状に対応してリング状あるいはループ状の形状をさせていることに基づき用いている。
図4は、MEAの燃料極側の表面を示している図であるが、図示していないが、そのMEAの裏側には酸化剤極のような電極およびMEAに形成された各マニホールド孔が見える。
図5においては、2枚の集電板581a、581bの間に、2セル積層の電池スタックおよびその外側に配置された2つの冷却水ユニットが挟持されている。それを左側から順番に説明する。まず、501は、表面は平滑で、裏面には図2Bのような構成、すなわち冷却水流路および各マニホールド孔が形成された導電性セパレータ板である。502は、表面には図3Aのような構成、すなわち冷却水流路および各マニホールド孔が形成され、裏面には図3Bのような構成、すなわち燃料ガス流路および各マニホールド孔が形成された導電性セパレータ板である。
燃料ガス用マニホールド554の一部を囲むように配置され、互いの一部同士では高分子電解質膜541を介して間接的に押圧し合っているガスシール部材537b、547aが示されている。
料ガス用マニホールド554の一部を囲むように配置され、互いの一部同士では高分子電解質膜551を介して間接的に押圧し合っているガスシール部材547b、557aが示されている。
燃料ガスは、端板583aに溶接接続された燃料ガス導入パイプ554aから導入され、上記のように形成された燃料ガスマニホールド部分が連なった燃料ガスマニホールド554に注入され、各導電性セパレータ板の燃料ガス流路を通って、端板583bに溶接接続された燃料ガス排出パイプ554bから外部に排出される。
すなわち、その用意した燃料電池について、締結圧を電極面積当たり1kgf/cm2〜10kgf/cm2の間で変化させた。具体的には、所定の締結圧毎に発電特性と短絡伝導度と水素リーク電流を測定し、次に締結圧を増加して同様の測定を実施するという作業を、締結圧を低締結圧から高締結圧方向に徐々に変化させて繰り返して行った。
実施例1で説明した方法と同じ方法で、一部だけ異ならせて、図5に示す構成の2セル積層の電池スタックを有する高分子電解質型燃料電池を本実施例2における燃料電池として作製した。その異ならせたのは、実施例1で用いたカーボンペーパーの替わりに、そのカーボンペーパーと同じ外寸で厚み300μmのカーボンクロス(日本カーボン(株)製)を用いたこと、および導電性セパレータ板の溝部(11a、11b)の寸法を、幅0.8mmで深さ1.0mmにしたことである。このように作製した本実施例2の燃料電池を用いて次の実験をした。
直流抵抗成分に起因する伝導度、すなわち短絡伝導度のみを測定する場合には、換言すれば水素リーク電流や、発電特性を測定しない場合には、簡便な測定方法として、常温の空気中での短絡伝導度の測定が可能である。本実施例3ではその測定方法の例を説明する。
まず、実施例2における燃料電池を作製したのと同じように、カーボンクロスを用い、また溝部の寸法が、幅0.8mmで深さ1.0mmの導電性セパレータ板を用いて、以下に記載する方法で、本実施例3の単電池を作製した。
まず、実施例2で作製したのと同じ2セル積層の燃料電池を11台用意した。これらの11台の燃料電池について、各燃料電池の4箇所の締結部にそれぞれ均等に100kg〜1tonの間で締結荷重を印加し、総荷重(絶対値)で400kg〜4tonの間で変化させてから所定の締結圧毎に短絡伝導度と水素リーク電流を測定した結果として、実施例2と同様の方法で測定した短絡伝導度が、0.2mS/cm2、0.4mS/cm2、0.6mS/cm2、0.8mS/cm2、1.0mS/cm2、1.2mS/cm2、1.4mS/cm2、1.5mS/cm2、1.6mS/cm2、1.8mS/cm2、2.0mS/cm2となるように締結圧を調整した。これら11台の燃料電池について、実施例2に記載したのと同様な測定条件で、燃料利用率80%、酸素利用率40%、0.3A/cm2の定電流密度による耐久試験を実施した。
まず、実施例2で作製したのと同じ2セル積層の燃料電池を9台用意した。これらの9台の燃料電池について、各燃料電池の4箇所の締結部にそれぞれ均等に100kg〜1tonの間で締結荷重を印加し、総荷重(絶対値)で400kg〜4tonの間で変化させてから所定の締結圧毎に短絡伝導度と水素リーク電流を測定した結果として、実施例2と同様の方法で測定した水素リーク電流が、1.2mA/cm2、1.6mA/cm2、2.0mA/cm2、2.4mA/cm2、2.8mA/cm2、3.0mA/cm2、3.2mA/cm2、3.6mA/cm2、4.0mA/cm2となるよう締結圧を調整した。これら9台の燃料電池について、燃料利用率80%、酸素利用率40%、0.3A/cm2の定電流密度による耐久試験を実施した。
実施例2と同様の方法で、ただし、各ガス流路の溝幅と溝深さを変化させた導電性セパレータ板をそれぞれ用いて2セル積層の燃料電池を複数台作製した。
すなわち、実施例2で使用した導電性セパレータ板群に対応させて、ガス流路リブ幅を1.0mmに固定し、ガス流路溝幅を0.6mm〜2.0mmの間で変化させ、流路溝深さを0.2mm〜1.1mmの間で下の表1に示すように変化させ、流路溝幅と流路溝深さの組合せとして8種類で、かつ、どの導電性セパレータ板でもガス流路溝を流れるガス流速がほぼ同一となるように、流路溝深さ及び流路溝本数を流路溝幅に応じて変化させた導電性セパレータ板群を8種類作製した。
ガス流路溝の組み合わせを下表に示す。この8種類の導電性セパレータ板群を用いて、実施例2と同じ方法で8台の燃料電池を作製し、この8台の燃料電池を用いて試験を行った。
その結果、セル番号1〜8の全てのセルにおいて、開放電圧が0.980V〜0.985Vと良好な結果を示した。
セル番号1、2においてはリブ幅に比べてガス流路溝幅が小さすぎたため、ガス流路溝に対応する電極部の総面積が小さくなり充分な性能が得られなかった。また、セル番号7、8においては、ガス流路リブと電極との接触面積が小さくなるため、接触抵抗が大きくなり、充分な性能が得られなかった。また、セル番号6においては、ガス流路溝深さが浅すぎたため、ガス流路溝へのガス供給が阻害され、充分な性能が得られなかった。
電解質膜電極接合体(MEA)を実施例2と同様の方法で100枚作製した。このMEAの一枚の短絡伝導度を次のような方法で測定した。すなわち、図8に示すように、各々厚さ5mmの銅板に金メッキした2枚の集電板80の間にMEA85を挟み、特に締結圧は印加せず、水平に置いて、MEA上の集電板1枚の重さだけの荷重でMEAを狭持した。この挟持体を、25℃、湿度30%の恒温恒湿室に設置し、集電板間にDC0.2Vを印加して、電流値の経時変化を測定し、その電流値から短絡伝導度を算出した。その結果を図14に示す。図14において、Idは電流密度の特性曲線であり、Csは短絡伝導度の特性曲線である。このとき電流値(電流密度)の減衰曲線の傾きは、1分後に−0.0022であったため、電圧印加後1分経過時点での電流値から短絡伝導度を算出した。
これらの100個の各単電池について、実施例3で用いたのと同様な2枚の絶縁板とプレス機、2本の電気リードを用いて、実施例3と同様に短絡伝導度を測定した。
この燃料電池試験用ユニットを燃料利用率80%、酸素利用率40%、電流密度0.3A/cm2の条件で連続発電試験を行い、出力特性の時間変化を測定した。このとき100セル積層の燃料電池の初期の平均発電電圧は、0.728Vであった。
いることを確認した。
実施例1および2と同様な方法で、ただし本実施例では、実施例1でガス拡散層基材として用いたカーボンペーパーをカーボン不織布に替えて、かつ、それぞれのガス拡散層基材に予備平滑化処理を施した上で、MEAを作製した。
その予備平滑化処理としては、次のような方法を用いた。すなわち、ガス拡散層基材としてカーボン不織布を用いた場合には、カーボン不織布の表面に毛羽立った微小カーボン繊維を、予めバーナーを用いて炙ることによって除去した。
また、ガス拡散層基材としてカーボンクロスを用いた場合には、次の3通りの方法によって予備平滑化処理を行った。
ニ番目の方法は、ホットプレスによる予備平滑化処理を行う手法である。この手法においては、150℃、30kgf/cm2の圧力を5分間加えることにより、予備平滑化処理とした。このとき、加熱温度については、120℃〜180℃の範囲で検討を行ったが、表面観察の結果、120℃〜180℃の範囲では、顕著な差は観察されなかった。
三番目の方法は、ホットプレスをした後、カーボンクロス表面の毛羽立ちをバーナーで炙る手法である。
このように作製した各MEAを、図8に示すように厚さ5mmの銅板に金メッキした集電板2枚の間に挟み、特に荷重(圧力)は印加せず、集電板の重さだけの荷重で各MEAを狭持した。これらを、25℃、湿度30%の恒温恒湿室に設置し、集電板間にDC0.2Vを印加して、電流値の経時変化を測定し、その電流値から短絡伝導度を算出した。
12a,12b,22,32 リブ部
13a,13b,23a,23b 酸化剤ガスのマニホールド孔
14a,14b,24a,24b 燃料ガスのマニホールド孔
15a,15b,25a,25b 冷却水のマニホールド孔
33a,33b,43a,43b 酸化剤ガスのマニホールド孔
34a,34b,44a,44b 燃料ガスのマニホールド孔
35a,35b,45a,45b 冷却水のマニホールド孔
501,502,503,504,505 導電性セパレータ板
71,541,551 高分子電解質膜
540a,540b,550a,550b 電極
72 ガス拡散層
73 触媒層
78 微少短絡部
Claims (10)
- 水素イオン伝導性高分子電解質膜と、その電解質膜の両面にそれぞれ配置されガス拡散層および触媒層からなる電極の一対とからなる電解質膜電極接合体と、前記電極の一対の一方の電極に燃料ガスを供給排出するためのガス流路を有し前記一方の電極に接する導電性セパレータ板と、他方の電極に酸化剤ガスを供給排出するためのガス流路を有し前記他方の電極に接するさらなる導電性セパレータ板とからなる単位電池が複数積層され積層方向に締結されてなる電池スタックを具備する高分子電解質型燃料電池であって、前記各電解質膜電極接合体の短絡伝導度が1.5mS/cm2以下であることを特徴とする高分子電解質型燃料電池。
- 水素イオン伝導性高分子電解質膜と、前記電解質膜の両面にそれぞれ配置されガス拡散層および触媒層からなる電極の一対とからなる電解質膜電極接合体と、前記電極の一対の一方の電極に燃料ガスを供給排出するためのガス流路を有し前記一方の電極に接する導電性セパレータ板と、他方の電極に酸化剤ガスを供給排出するためのガス流路を有し前記他方の電極に接するさらなる導電性セパレータ板とからなる単位電池が複数積層され積層方向に締結されてなる電池スタックを具備する高分子電解質型燃料電池であって、前記各電解質膜電極接合体を用いた前記単位電池の水素リーク電流が電極面積当たり3mA/cm2以下であることを特徴とする高分子電解質型燃料電池。
- 複数の単位電池を作製するプロセスと、前記複数の単位電池を積層して電池スタックを作製するプロセスと、前記電池スタックを積層方法に締結するプロセスとを具備する高分子電解質型燃料電池の製造方法であって、
前記各単位電池を作製する前記プロセスは、
水素イオン伝導性高分子電解質膜の両面にそれぞれガス拡散層および触媒層からなる電極の一対を配置して電解質膜電極接合体を作製する工程と、
前記電極の一対の一方の電極に燃料ガスを供給排出するためのガス流路を有する導電性セパレータ板を接するように配置する工程と、
他方の電極に酸化剤ガスを供給排出するためのガス流路を有するさらなる導電性セパレータ板を接するように配置する工程とからなり、
前記高分子電解質型燃料電池の製造方法はさらに、
前記各電解質膜電極接合体の短絡伝導度および/または前記単位電池の水素リーク電流を測定する工程と、前記短絡伝導度が短絡伝導度所定値および/または前記水素リーク電流が水素リーク電流所定値を超えるときには、前記短絡伝導度所定値および/または前記水素リーク電流所定値を超える電解質膜電極接合体またはその電解質膜電極接合体を有する単位電池またはその単位電池を有する電池スタックを除去する工程とからなる検査プロセスを含み、
前記短絡伝導度所定値が1.5mS/cm 2 であり、前記水素リーク電流所定値が3mA/cm 2 であることを特徴とする高分子電解質型燃料電池の製造方法。 - 前記電解質膜電極接合体の前記短絡伝導度が、前記電解質膜電極接合体に直流の一定電圧、または直流の一定電流を印加することにより得られる定常電流値または定常電圧値から換算される請求項3記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
- 前記一定電圧が、前記各電解質膜電極接合体当たり0.5V以下である請求項4記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
- 前記一定電流が、前記各電解質膜電極接合体の電極面積当たり5mA/cm2以下である請求項4記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
- 前記電解質膜電極接合体の前記短絡伝導度の前記測定が、前記電極の一対を同一の空気雰囲気または不活性ガス雰囲気の中において行われる請求項3記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
- 前記単位電池の前記水素リーク電流が、前記電極の一方に不活性ガスを、前記電極の他方に燃料ガスを供給し、前記電解質膜電極接合体に直流の一定電圧、または直流の一定電流を印加することにより得られる定常電流値または定常電圧値から算出される値から前記短絡伝導度に相当する値を差し引いた上で換算して得られる請求項3記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
- 前記検査プロセスが、前記単位電池を積層して前記電池スタックを作製する工程の前に、実施される請求項3記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
- 前記検査プロセスが、前記単位電池を積層して前記電池スタックを作製する工程の後で、実施される請求項3記載の高分子電解質型燃料電池の製造方法。
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