JP4486219B2 - 給水栓部品の取付構造 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本各発明は、雄ネジ部を有する給水栓部品を設置部に、設置部の取付孔に前記雄ネジ部を挿入して設置部の裏面側より雄ネジ部にナットを螺着することにより取り付ける給水栓部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば洗面台の天板等の設置部にシャワースタンド等の給水栓部品を取り付ける取付構造としては、図5(a)に示すように、設置部10の取付孔11に給水栓部品21の雄ネジ部28を挿通し、この雄ネジ部28に、設置部10の裏面12側よりナット70を螺着する構造が一般に採用されている。そして、このような取付構造では、ナット70による過度な締め込み防止や締め込まれたナット70の緩み防止のため、及び、ナット70の円滑な回転を得るために、ゴム等により環状で平板状に形成された弾性材60、及び、樹脂等により環状で平板状に形成された摺動材50が、設置部10とナット70と間に介在されている。ここで、上記弾性材60及び上記摺動材50は、設置部10側より弾性材60、摺動材50の順で配置されている。以下、この取付構造を、従来例1という。
【0003】
ところで、設置部が傾斜面である場合には、設置部の裏面側も傾斜面となっているのが通常であり、このような傾斜面に対してはナットによる取り付けができないことから、図5(b)に示すように、設置部10の裏面12の傾斜面に対応して、上面41が傾斜面となったスペーサ40を介在させている。そして、このような場合、特開平11−256641号公報に開示されているように、スペーサ40の上下両側若しくは少なくとも片側に弾性材60を介在させている。以下、この取付構造を従来例2という。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例1では、弾性材60及び摺動材50が設置部10側より弾性材60、摺動材50の順で配置されているため、次のような問題を生じる。
【0005】
弾性材50とナット70との間に摺動材50が介在されているため、ナット70の回転力が弾性材60に伝達され難くはなっているものの、ナット70の締め込み完了間際では、ナット70の回転力が摺動材50を介して弾性材60に伝達される。ここで、設置部10の裏面12は何らの加工も施されていないラフな面となっているのが通常であることから、設置部10と弾性材60との摩擦抵抗力は大きい。よって、弾性材60には、ナット70側の面に回転力が加わる一方で、設置部10側の面には設置部10と共に静止しようとする力が加わり、捻れを生じる。このような捻れが生じていると、無用な応力負荷により弾性材60の劣化が速まり、弾性材60による十分な緩み防止効果が得られずにナット70が不用意に緩んでしまうことがある。
【0006】
一方、従来例2では、スペーサ40の上面41側に弾性材60を介在させた場合に次のような問題を生じる。
【0007】
ナット70の回転に伴ってスペーサ40が回転しても、スペーサ40が傾斜する上面41を有していることから、この上面41が設置部10の裏面12の傾斜面に倣って衝合し、ナット70の締め込みによりスペーサ40が自動的に位置決めされる。ところが、スペーサ40の上面41側に弾性材60が介在されていると、図6に示すように、スペーサ40に位置ズレが生じたままであっても、この位置ズレを弾性材60が吸収してしまい、スペーサ40の自動的な位置決めの実現を阻害してしまう。よって、スペーサ40に位置ズレが生じたままで、ナット70の締め込みが完了されてしまうことがある。このように、スペーサ40に位置ズレが生じていると、ナット70の締め込み完了後にスペーサ40が正常な位置に戻ると、ナットに緩みが生じてしまう。
【0008】
また、従来例2では、スペーサ40とナット70との間に摺動材が介在されていないため、次のような問題も生じる。
【0009】
ナット70の締め込み完了間際にてスペーサ40がたとえ正常に位置決めされていても、ナット70の締め込み完了までのナット70の回転力がスペーサ40に伝達されて、スペーサ40を正常な位置からずらしてしまうことがある。特に、スペーサ40とナット70との間に弾性材60が介在されていると、弾性材60に対するナット70及びスペーサ40の摩擦抵抗力が大きいことから、上記不具合が顕著に生じる。このように、スペーサ40に位置ズレが生じていると、上述と同様な問題を生じる。
【0010】
本各発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、給水栓部品の取付状態を確実に堅固なものとできる、給水栓部品の取付構造を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、先ず、請求項1の発明が採った手段は、「雄ネジ部を有する給水栓部品を設置部に、設置部の取付孔に前記雄ネジ部を挿入して設置部の裏面側より雄ネジ部にナットを螺着することにより取り付ける給水栓部品の取付構造であって、前記設置部と前記ナットとの間において、設置部側に摺動性に優れた摺動材を介在させ、ナット側に弾性に優れた弾性材を介在させたことを特徴とする給水栓部品の取付構造」である。
【0012】
設置部側に摺動材を配置し、ナット側に弾性材を配置することにより、設置部に対して弾性材は円滑に回転する。よって、弾性材において、ナットの締め込みによりナット側に回転力が加わったとしても、設置部側が追従して回転し易く、無用な捻りが生じ難くなる。
【0013】
尚、本発明においては、設置部、摺動材、弾性材及びナットを順次衝合させる態様に限らず、設置部と摺動材との間、摺動材と弾性材との間、或いは、弾性材とナットとの間の何れかに、種々の中間部材を介在させてもよい。ここで、中間部材としては、例えば、設置部とナットとの間の大きな間隙を埋めるスペーサ、流路を分岐するための分岐用の部材等、種々のものが挙げられる。また、この中間部材として摺動材を採用して、設置部に対してナットがさらに円滑に回転するようにしてもよい。
【0014】
次に、請求項2の発明が採った手段は、「前記設置部の裏面が傾斜面であり、該設置部の裏面と前記摺動材との間に、前記傾斜面に対応する傾斜面を有するスペーサを介在させたことを特徴とする請求項1に記載の給水栓部品の取付構造」である。
【0015】
設置部とナットとの間に傾斜面を有するスペーサを配置した場合、スペーサの自動的な位置決めを実現するためには、スペーサとナットとが円滑に回転するように、スペーサとナットとの間に摺動材を配置するのが望ましい。そして、スペーサとナットとの間に弾性材が配置されている態様では、この弾性材とナットとの間に摺動材を配置することが考えられる。しかしながら、このようにすると、摺動材を介在させてはいても、ナットの締め込み完了間際において、ナットの回転力が弾性材に伝達されることを完全には防止できず、ナットと摺動材と弾性材とが一体で回転してしまう。このようにナットと弾性材とが一体で回転すると、弾性材とスペーサとの摩擦抵抗力が大きいため、ナットの回転に伴ってスペーサが回転してしまい、ナットの締め込み完了時にスペーサに位置ズレが生じることがある。
【0016】
これに対して、設置部とナットとの間に傾斜面を有するスペーサを配置した態様において請求項1の発明を適用すれば、スペーサ側に摺動材が配置され、ナット側に弾性材が配置されることになる。よって、ナットと共に弾性材及び摺動材が一体で回転しても、スペーサと摺動材との摩擦抵抗力が小さいため、摺動材に対してスペーサは滑り易く、ナットの回転力がスペーサに伝達され難くなる。これにより、スペーサに位置ズレが生じ難くなる。
【0017】
次に、請求項3の発明が採った手段は、「雄ネジ部を有する給水栓部品を、裏面が傾斜面となった設置部に、設置部の取付孔に前記雄ネジ部を挿入して設置部の裏面側より雄ネジ部にナットを螺着することにより取り付ける給水栓部品の取付構造であって、前記設置部の裏面側に、前記傾斜面に対応する傾斜面を有するスペーサを、弾性に優れた弾性材を介在させることなく配置すると共に、該スペーサと前記ナットとの間に、摺動性に優れた摺動材と弾性に優れた弾性材とを介在させたことを特徴とする給水栓部品の取付構造」である。
【0018】
本発明では、設置部とスペーサとの間に弾性材が介在されていないため、スペーサに位置ズレが生じたままでのナットによる締め付け完了が防止される。また、スペーサとナットとの間に摺動材が介在されているため、ナットの回転力がスペーサに伝達され難く、ナットの締め込みによるスペーサの位置ズレが生じ難くなる。
【0019】
最後に、請求項4の採った手段は、「前記摺動材を前記スペーサ側に配置し、前記弾性材を前記ナット側に配置したことを特徴とする請求項3に記載の給水栓部品の取付構造」である。
【0020】
請求項3の発明では、摺動材及び弾性材の配置部位を限定するものではないが、本発明では、摺動材をスペーサ側とし、弾性材をナット側とすることにより、ナットの締め込みによるスペーサの自動的で正常な位置決めが実現できる。この詳細は、請求項2の発明の手段において説明した通りであり、その詳細は省略する。
【0021】
【発明の実施の形態】
先ず、図1及び図2を用いて、本各発明に係る給水栓部品の取付構造の一具体例をシャワー装置20への適用例として説明する。このシャワー装置20は、洗面化粧台若しくは流し台の天板等を用いて構成される設置部10に好適に設置されるものである。
【0022】
この設置部10は、表裏面を貫通する取付孔11を備えている。また、この設置部10は使用者側に向かって下がり傾斜状とされ、設置部10の表面に降りかかった湯水が洗面ボール若しくはシンク等へと流れ易くなっている。但し、本各発明に係る「設置部10」は本例に示すものに限定されず、例えば、「略水平に配置される天板」、「洗面所、台所、若しくは浴室の壁部」、「洗面所、台所、若しくは浴室のカウンター」等を用いて構成されるものであってもよい。
【0023】
シャワー装置20は、基台部21と、スライド筒22と、シャワーホルダー23と、シャワーヘッド24とを備えている。このうち、基台部21は、本各発明に係る給水栓部品の一具体例を示しており、外郭を構成する外郭部25と、この外郭部25内に螺合固定されて内部機構を構成する内部機構部26と、を主要な構成要素としている。また、基台部21の底面27は傾斜状に設けられ、この底面27からは下方に向かって雄ネジ部28が突設されている。但し、この基台部21の構成は本例に限定されず、例えば、単一の部材で構成されるものであってもよい。
【0024】
スライド筒22は、基台部21の貫通孔29に対して、上下方向へのスライドと、左右方向への回動とが可能状態に支持されており、このスライド筒22の上端には、シャワーホルダー23が固設されている。また、スライド筒22の挿孔30には、図示一点鎖線にように、ホース31が挿通され、ホース31の端末部は、シャワーホルダー23に引き出し可能に支持されるシャワーヘッド24に接続されている。
【0025】
次に、設置部10への基台部21の取付構造を説明する。本取付構造においては、基台部21の雄ネジ部28が取付孔11に挿入され、設置部10の裏面12側へと突出している。また、この雄ネジ部28の挿入に伴って、基台部21の底面27が、シール部材32を介在させた状態で設置部10の表面に水密状に衝合されている。尚、このシール部材32としては、例えば樹脂発泡体等を用いて構成されるシートパッキン等が採用されている。
【0026】
設置部10の裏面12側においては、雄ネジ部28に対して、スペーサ40と、摺動材50と、弾性材60とがこの順で装着された後に、ナット70が螺着されている。ここで、スペーサ40の上面41は、設置部10の裏面12に対応する傾斜面となっており、設置部10の裏面12の傾斜面に倣って取り付けた状態では、スペーサ40の下面が水平となり、ナット70による組み付けが可能となる。尚、スペーサ40の構成素材は特に問わないが、例えば、金属や、POM、PA、PC等の強度に優れた樹脂等の素材を用いるのが好適である。また、摺動材50の構成素材も特に問わないが、例えば、PVC、POM等の自己潤滑性に優れた樹脂等を採用するのが好適である。そして、形状としては、例えば、表裏面の平滑性を高くした薄肉平板状で略リング形状を採用することができる。さらに、弾性材60の構成素材や形状も特に問わないが、例えば、素材としてNBR等のゴムを採用し、形状として略リング型の平板形状を採用することができる。
【0027】
この取付構造においては、まず、ナット70の締め込み作業の初期では、スペーサ40と、摺動材50と、弾性材60とが、ナット70と一体で回転する。そして、ナット70を締め込むに従って、スペーサ40の上面41が設置部10の裏面に倣い、スペーサ40が自動的に位置決めされていく。ここで、設置部10とスペーサ40との間には、スペーサ40の位置ズレを吸収してしまう弾性材60が介在されていないため、スペーサ40は正確に位置決めされていく。尚、設置部10とスペーサ40との間に摺動材(図示省略)を介在させてもよい。このようにすると、設置部10の裏面12が平滑でない場合であっても、設置部10に対してスペーサ40が円滑に回転し、スペーサ40の位置決めが円滑になされる。
【0028】
次に、ナット70の締め込んで行き、締め込み完了間際となると、スペーサ40の上面41が設置部10の裏面12に正しく衝合し、スペーサ40が正確に位置あわせされる。そして、ナット70の締め込み量を更に増加させると、摺動材50と弾性材60が、ナット70と一体で回転する一方で、スペーサ40は摺動材に対して滑って回転せず、図2に示すように、スペーサ40が正確な位置にてナット70の締め込みが完了される。
【0029】
本各発明に係る給水栓部品の取り付け構造は、上記例に限らない。図3に、他の具体例を示し、次にこれを説明する。この他の具体例では、設置部10とナット70との間に、摺動性に優れた摺動材50と、弾性に優れた弾性材60と、摺動材50と同様な第2の摺動材51と、を設置部10側より順次重ね合わせて介在させている。即ち、弾性材60がその両面を摺動材50と、第2の摺動材51とでサンドイッチ状に挟まれた状態となっている。このような態様では、第2の摺動材51の作用によって、ナット70に対して弾性材60が回転容易な状態となる。よって、弾性材60の両面側に対して、互いに逆回転方向に向かう外力がより一層、加わり難くなり、弾性材60に無用な変形がより一層、生じ難くなる。
【0030】
弾性材60の両面を摺動材50、51によってサンドイッチ状に挟み込んだ構造は新規なものであり、本各発明の給水栓部品の取付構造ばかりでなく、相対的に回動される第一の給水栓部品と第二の給水栓部品との間に弾性材を介在させる給水栓部品の組付構造にも適用することができる。例えば、単に、弾性材の一側に摺動材を介在させただけでは、第一の給水栓部品と第二の給水栓部品との間で十分な回動自在性が得られない場合に、弾性材の両側に摺動材を介在させることとして、十分な回動自在性を得ることができる。ここで、第一の給水栓部品及び第二の給水栓部品としては、例えば、吐水口の円筒状のハブを給水栓本体に回動自在に外嵌して給水栓本体に回動自在に吐水口を設ける場合における上記のハブや給水栓本体等が例示できる。
【0031】
図4に、本各発明に係る給水栓部品の取付構造のさらに他の具体例を示す。この具体例においては、スペーサ40とナット70との間に、摺動材50と弾性材60とをスペーサ40側より順次重ね合わせて介在させると共に、摺動材50とスペーサ40との間に、摺動材50と同様な第2の摺動材51を介在させている。即ち、本例は、摺動材50,51を、例えば2枚等、複数枚重ねて介在させたものである。この図4に示す具体例では、例えばスペーサ40と摺動材50とが十分に円滑に滑らない場合であっても、複数の摺動材50,51相互の円滑な摺動性により、ナット70に対してスペーサ40が円滑に回転する。
【0032】
摺動材50,51を複数枚重ね合わせる構造は新規なものであり、本各発明の給水栓部品の取付構造ばかりでなく、相対的に回動される第一の給水栓部品と第二の給水栓部品との間に摺動材を介在させる給水栓部品の組付構造にも適用することができる。例えば、単に、一枚の摺動材を介在させただけでは、第一の給水栓部品と第二の給水栓部品との間で十分な回動自在性が得られない場合に、摺動材を例えば2枚等、複数枚重ね合わせることとして、十分な回動自在性を得ることができる。ここで、第一の給水栓部品及び第二の給水栓部品としては、例えば、吐水口の円筒状のハブを給水栓本体に回動自在に外嵌して給水栓本体に回動自在に吐水口を設ける場合における上記のハブや給水栓本体等が例示できる。
【0033】
以上の各具体例では、スペーサ40を設けた例を示したが、請求項1の発明においては、必ずしもスペーサ40を必要としない。また、本各発明をシャワー装置20の取付構造に適用した例を述べたが、本各発明は、他の給水栓部品に対しても好適に適用できる。例えば、台に取り付けられる台付き給水栓の水栓本体や、壁に取り付けられる壁付き給水栓の水栓本体を、本各発明における給水栓部品としてもよい。また、水栓本体を台や壁等の設置部に固定する際に、ソケット等の接続管が介在される場合には、この接続管を給水栓部品として本各発明を適用することもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本各発明によると、給水栓部品の取付状態を確実に堅固なものとできる、給水栓部品の取付構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本各発明に係る給水栓部品の取付構造の一具体例を示す縦断面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 本各発明に係る給水栓部品の取付構造の他の具体例を示す縦断面図である。
【図4】 本各発明に係る給水栓部品の取付構造のさらに他の具体例を示す縦断面図である。
【図5】 (a)は従来例1を示す縦断面図であり、(b)は従来例2を示す縦断面図である。
【図6】 従来例2の問題を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10;設置部、11;取付孔、12;裏面、20;シャワー装置、21;基台部(給水栓部品)、22;スライド筒、23;シャワーホルダー、24;シャワーヘッド、25;外郭部、26;内部機構部、27;底面、28;雄ネジ部、29;貫通孔、30;挿孔、31;ホース、32;シール部材、40;スペーサ、41;上面、43;貫通孔、50;摺動材、51;第2の摺動材、60;弾性材、70;ナット。

Claims (4)

  1. 雄ネジ部を有する給水栓部品を設置部に、設置部の取付孔に前記雄ネジ部を挿入して設置部の裏面側より雄ネジ部にナットを螺着することにより取り付ける給水栓部品の取付構造であって、
    前記設置部と前記ナットとの間において、設置部側に摺動性に優れた摺動材を介在させ、ナット側に弾性に優れた弾性材を介在させたことを特徴とする給水栓部品の取付構造。
  2. 前記設置部の裏面が傾斜面であり、該設置部の裏面と前記摺動材との間に、前記傾斜面に対応する傾斜面を有するスペーサを介在させたことを特徴とする請求項1に記載の給水栓部品の取付構造。
  3. 雄ネジ部を有する給水栓部品を裏面が傾斜面となった設置部に、設置部の取付孔に前記雄ネジ部を挿入して設置部の裏面側より雄ネジ部にナットを螺着することにより取り付ける給水栓部品の取付構造であって、
    前記設置部の裏面側に、前記傾斜面に対応する傾斜面を有するスペーサを、弾性に優れた弾性材を介在させることなく配置すると共に、該スペーサと前記ナットとの間に、摺動性に優れた摺動材と弾性に優れた弾性材とを介在させたことを特徴とする給水栓部品の取付構造。
  4. 前記摺動材を前記スペーサ側に配置し、前記弾性材を前記ナット側に配置したことを特徴とする請求項3に記載の給水栓部品の取付構造。
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