JP4485650B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データを保持する複数のアプリケーションソフトを内蔵した電子機器に関し、詳細には、アドレスデータ等を一覧表示可能な携帯情報端末などの電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末では、スケジュール機能のほか、アドレス帳として宛名及び住所、電話番号等からなるアドレス情報を一覧表示し、検索できるものがある。例えば、特開平5−145686号公報には、1つのアプリケーション、アドレス帳(FAX)データから必要なデータのみを検索するための絞り込み技術として、登録した宛先名、電話番号を用途別の各種分野で管理し、表示する装置について開示されている。
コンピュータの普及にあたって、個人が扱うデータ量が飛躍的に伸びている。その中で、データの内容の主要なものをインデックスとし、リスト表示することによってデータの検索を行っていた。
【0003】
図14は、従来の電子機器の表示例を示す図であり、アドレスデータを基に、登録した宛先名及び電話番号を表示する表示例を示す。
このアドレス帳の表示では、名前及び電話番号の項目を備え、名前に対応する電話番号が50音順に一覧表示される。例えば、「あ」行を先頭として、まず名前「かとう」及び電話番号「0742-64-xxxx」が表示され、続いて名前「かじかわ」及び電話番号「03-5123-xxxx」が表示され、以下同様に、最終行の名前「よしもと」及び電話番号「03-6243-xxxx」が表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の電子機器にあっては、膨らみつづけるデータ量に対してインデックスによるリスト表示だけでは発見しにくくなっているという問題点があった。
例えば、図14のような名前と電話番号から構成されるアドレス帳のリスト上で、「か」行を選択した場合、「か」行の最初のデータがアクティブ(図中、ハッチング部分参照)になり、それ以降のデータがリスト上に表示される。ユーザが「か」行のデータの中の一番最後になる「こ」のデータを参照したい場合、すぐに発見することが困難である。
【0005】
上記不具合について具体的に説明する。
図15及び図16は、従来のアドレス情報の一覧表示方法による表示例を示す図であり、図15(a)は選択グループのデータが10件を超えている時の表示例を、図15(b)は選択グループのデータが10件未満の時の表示例を、また、図16はその他の表示例をそれぞれ示す。
【0006】
これらの図において、10は電子機器の表示画面、11は表示画面10上に表示された名前と電話番号から構成されるアドレス帳のリスト、12はアドレス帳リスト11の表示内容を50音順で選択するために表示画面10上に表示された「あ」行〜「わ」行のソフトキーである。図15(a)には、選択グループのデータが表示しきれずに残されていることを示す次画面指示キー13が表示されている。また、図中、ハッチング部分は、該当キー又は項目が選択され、データがアクティブ状態にあることを示している。例えば、図15(a)では、「か」行のソフトキーがタッチキー等により選択され、「か」行のデータが10件表示されている。
【0007】
図15に示す表示例1は、選択されたグループの範囲内のデータしか表示されない。図15(a)では、ソフトキー12により「か」が選択され、名前よみが「か」行で始まるデータが10件(ここでの最大表示データ数)表示されている。最大表示データ数をオーバしていることから、10件のデータ表示されるとともに、次画面指示キー13が表示されている。ここで、図15(b)に示すように、「や」が選択された場合、「や」行で始まるデータが2件のため、2件のデータしか表示されていない。
この表示方法の欠点は、図15(b)の場合に顕著に表れ、10件のデータ分表示できるにもかかわらず2件のデータ分しか表示されないと言う点にある。
【0008】
特に、アドレス情報は、利用者個々によって、データ量もデータ傾向も異なる。例えば、親戚のアドレス情報は、名字が同一であることが多く該当する名前のデータが多くなる。すなわち、人によっては「あ」行はたくさん登録されているが、「や」行はほとんど登録されていないと言う状況になる。しかし、「あ」行の表示処理も「や」行の表示処理も、区別なく処理され、一度に表示する数も同一であるため、無駄な表示スペースを作り出したり(「や」行の場合)、目的とする人のアドレスを目視検索するのに時間がかかったり(「あ」行の場合)が発生する。
他の表示方法は、あくまでも、分類を指定するボタン(「あ」〜「わ」ボタン)は、表示すべきデータの先頭データを意味する方法である。
【0009】
図16の表示例2に示すように、選択されたボタンは、「や」であるが、「わ」行のデータも、「や」行のデータに続いて表示されている。
表示例2の表示方法の問題は、データの切れ目(ここでは、「や」行と「わ」行)が分かりにくいと言う点にある。図16では、あまり問題とならないが、データ量が多い場合(例えば、「や」行以降のデータが4件ではなく50件程度ある場合)で、例えば、「やまもと」が登録されているか否かを目視検索したとする。名前よみが「ゆ」、「よ」で始まる人が登録されていない場合、「わ」行のデータまでたどりついた時初めて、「やまもと」と言う名の人は登録されていないと言うことがわかる。一見、簡単に検索できるようにも思えるが、本目視検索では、このようなことが意外と難しい。この不具合は、スクロール処理、すなわち一覧表示における現在表示されている最終候補の次のデータを選択した時の表示処理にも該当する。
【0010】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、目的のデータを簡単に検索することができ、操作性の効率を上げ、処理のスピードアップを可能にすることができる電子機器を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、複数項目からなるデータを記憶する記憶手段と、前記データを項目毎に一覧表示する表示手段と、を備える電子機器において、前記複数項目からなるデータをソートし、連続する複数のデータ群に分類分けする分類手段と、前記分類分けされたデータ群の中から任意のデータ群を指定する指定手段と、前記表示手段に複数のデータ群を表示するとき、前記指定手段により指定されたデータ群を第1の表示形態で表示し、該指定されたデータ群と異なるデータ群については、前記第1の表示形態で表示されたデータ群に続いて、第2の表示形態で表示するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0012】
また、好ましくは、前記第1及び第2の表示形態は、それぞれ異なる表示色であってもよく、前記第1及び第2の表示形態は、階調、ハッチング、網がけ、又は文字装飾が異なる表示であってもよい。
さらに、好ましくは、前記複数項目からなるデータは、ひらがな又はカタカナ文字列からなる名前読みをキー項目とするアドレス情報であってもよく、前記データ群は、50音順に分類されたデータであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な電子機器の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の電子機器の外観を示す図、図2は、電子機器の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る電子機器は、携帯電話端末に適用した例である。
【0014】
図1において、20aは携帯電話端末(電子機器)20本体であり、携帯電話端末本体20aは、ドットマトリクス構成の液晶表示装置(LCD)からなりカラー表示可能な表示部21(表示手段)、数字キー22a,アドレスデータ等を選択するNext,Prevキー22b,データを選択する決定キー22c等の入力キー群からなる入力部22(指定手段)、及び動作モードを切替えるモード切替ボタン23を備えて構成される。
【0015】
携帯電話端末20は、送受信処理等の電話機能に加え、アプリケーション(ここでは、アドレス帳のアプリケーション)を内蔵している。また、本携帯電話端末20には、動作モードが2つあり、電話の送着信処理を行う通常モード、アドレス帳を表示し電話番号を選択するアドレス帳モードが存在する。本携帯電話端末20は、この動作モードを切り替えるモード切替ボタン23と、ダイヤリング番号を入力するためのキー、アドレスデータを表示、選択するためのキーからなる入力部22とを備える。
【0016】
表示部21は、昇順又は降順に並べ替えたデータを項目毎に一覧表示するもので、タッチ操作によりデータ入力が可能な液晶タッチパネルを用いてもよい。タッチパネルを採用した場合、携帯電話端末20への文字入力は、キーボードのほか、このタッチパネルにより行われる。
【0017】
図2において、携帯電話端末20は、CPU等からなる制御部31(制御手段,分類手段)、ROM,RAM等からなる記憶部32(記憶手段)、電話の送受信処理を行う通信部33、アドレス帳データや相手側の端末の電話番号等各種情報を表示する表示部21、ユーザのデータ入力手段である入力部22、動作モードを切り替えるためのモード切替ボタン23から構成される。
【0018】
制御部31は、入出力等の動作演算処理の実行を含む装置全体の制御を行う制御部であり、ROM上のプログラムに従い、演算に使用するデータを記憶したメモリを使用してアプリケーション処理等各種処理を実行する。
特に、制御部31は、アドレス帳データの項目をキーとしてデータを昇順又は降順に並べ替えるソート機能、複数項目からなるデータを表示属性を基に所定のデータ群に分類分けする分類機能、さらに、指定されたデータを表示部21に表示するとともに、該指定されたデータと同じ表示属性を持つデータについては、第1の表示色で表示し、該指定されたデータと異なる表示属性を持つデータについては、第2の表示色で表示する機能を有する。
【0019】
記憶部32は、ROM、RAM等により構成され、ROMは、携帯電話端末20の種々の機能と本データ表示制御を実現するためのプログラムやフォントデータ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリである。
RAMは、データ表示制御に関するデータや演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。RAMの一部の記憶領域は、電源バックアップするか、あるいはEEPROM(electrically erasable programmable ROM)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成され、電源OFF後も設定条件を保持する。この記憶領域には、アドレス帳のデータ、名前、電話番号等の保存データが格納される。
【0020】
本携帯電話端末20は、図3に示すアドレスデータ配列(Adr Ctrl Table[])でデータを記憶部32に保持する。また、記憶部32は、各データの分類を制御するデータも保持し、そのデータ構造は図4に示すアドレスデータ制御配列(Adr Ctrl Table[])である。
【0021】
図3は、記憶部32に格納されるアドレスデータ構造を示す図、図4は、記憶部32に格納されるアドレスデータ制御Tableを示す図である。
図3において、アドレスデータ配列(Adr Ctrl Table[])は、アドレスデータのIDナンバー(Addr ID No.)ごとに、名前Adr Data Base[].nameのデータ、電話番号Adr Data Base[].telnoのデータを格納する。例えば、IDナンバー(Addr ID No.)「0」には、名前「あさかわ」、電話番号「03-3456-xxxx」のデータが格納され、IDナンバー(Addr ID No.)「1」には、名前「うえむら」、電話番号「042-725-xxxx」のデータが格納され、以下同様に、IDナンバー(Addr ID No.)「33」には、名前「さきやま」、電話番号「06-6321-xxxx」のデータが格納される。
【0022】
また、図4において、アドレスデータ制御Table(Adr Ctrl Table[])は、50音順の先頭キー「あ」〜「わ」にそれぞれ制御ID番号「0」〜「9」を付与し、この制御ID番号「0」〜「9」に、図3のIDナンバー(Addr ID No.)を格納する。図4では、図3のアドレスデータ構造に対応して、「あ」、「か」、「さ」にそれぞれ制御ID先頭番号「0」、「20」、「33」が保持されている。
【0023】
以下、上述のように構成された携帯電話端末20の動作を説明する。
図5は、制御部31の動作を示すフローチャートであり、図中、Sはフローの各ステップを示す。
まず、ステップS1で着信したか否かを判別し、着信した場合はステップS2で着信処理を行ってスタートの状態に戻る。すなわち、着信があったときは着信処理を優先して実行し、以降に述べるアドレスデータ表示処理は着信処理終了後まで待つ。着信していないときは、ステップS3で入力部22の各種キー及びモード切替ボタン23が押されたか否かを判別する。各種キー及びモード切替ボタン23が押されていないときは、スタートの状態に戻る。各種キー及びモード切替ボタン23が押されたときは、ステップS4〜S8でどのキー/ボタンが押されていたか否かを判別する。まず、ステップS4で押されたキー/ボタンが決定キー22cか否かを判別し、決定キー22cの場合にはステップS5で既に数字キー22aが入力されているか否かを判別する。
【0024】
数字キー22aが既に入力されていた場合は、ステップS6でダイヤリング処理を行ってスタートの状態に戻る。数字キー22aが押されていない場合は、そのままスタートの状態に戻る。
上記ステップS4で決定キー22cでない場合は、ステップS7で押されたキー/ボタンが数字キー22aか否かを判別する。数字キー22aの場合には、入力情報を保持してスタートの状態に戻る。数字キー22aでない場合には、数字キー22aの入力は終えている判断してステップS8に進み、ステップS8で押されたキー/ボタンがモード切替ボタン23か否かを判別する。モード切替ボタン23でない場合には、スタートの状態に戻る。モード切替ボタン23の場合には、図6に示す制御表に従った処理を行う。
【0025】
図6は、モード切替ボタン23が押された場合に制御部31に返される値及び、制御態様を表にして示す図である。
図6の各キー/ボタンが押された場合に制御部31に返される値及び制御表が示す通り、通常モードからアドレス帳モードに切り替わる。この時、図6の制御表に示される通りに、各キー/ボタンの制御が切り替わる。
【0026】
図5のフローに戻って、ステップS9で現在のアドレスデータのIDナンバー(Addr ID No.)を示すレジスタcurに0を入力し(cur=0)、現在のアドレスデータを一番最初のデータにする。次いで、ステップS10でアドレスデータ表示処理を行い、表示部21にアドレス帳データを表示する。このアドレスデータ表示処理については、図7により後述する。次いで、ステップS11で表示部21に表示されたアドレスデータからアドレスデータを選択する選択処理が選択されたか否かを判別し、アドレスデータ選択処理が選択されたときにはステップS6でダイヤリング処理を行う。アドレスデータ選択処理が選択されないときは、スタートの状態に戻る。
【0027】
図7及び図8は、アドレスデータ表示処理を示すフローチャートであり、図5のステップS10の処理に対応する。
まず、ステップS21でアドレスデータ表示処理で用いる変数num,i,catを初期化する(num=0,i=cur,cat=0)。アドレスデータ表示処理で使用する変数は5つあり、図9に示される。
【0028】
図9は、アドレスデータ表示処理で用いられる変数を表にして示す図であり、図9において、iは表示するAddr ID変数、curは現在のAddr ID No.、numは現在表示されているアドレスデータの数、colは表示色、catは現在のAddr ID No.が属する行をそれぞれ示す。
【0029】
次いで、ステップS22で現在のAddr ID No.を示すcurが、アドレスデータ制御Tableの値以下(cur≦Adr Ctrl Table[cat])か否かを判別し、cur>Adr Ctrl Table[cat]のときは、アドレスデータが現在のAddr ID No.が属する行にはないと判断してステップS23でcatを1つインクリメント(cat++)してステップS22に戻る。このステップS22及びステップS23の処理により現在選択されているアドレスデータ(Addr ID No.)が属する行を選定する。具体的には、アドレスデータ制御Tableを利用し、「あ」行から順に見ていき、「あ」行に含まれていなかったら「か」行に含まれているか調べ、どの行に属するか分かったら実際の表示処理に入る。
【0030】
ステップS24以下が実際の表示処理であり、まず、ステップS24でiがアドレスデータの総数を超していないか、かつnumがディスプレイに表示できる総数より小さいかを判別し、この条件を満たしていないときは本アドレスデータ表示処理を終了する。上記条件を満たしたときは、ステップS25でアドレスデータ構造(図3参照)に基づいてiの名前Adr Data Base[i].name、電話番号Adr Data Base[i].telnoを、表示部21のnumの行に表示する。次いで、ステップS26以下の処理で上記行に色を表示する処理を行う。
【0031】
図10は、アドレスデータ表示処理で用いられる定数を表にして示す図であり、この定数表は色の種類を指定するための変数を格納する。
色の種類は、図10の定数表に示されるように、現在選択されている項目の表示色(COL_CURRENT)、現在選択されている項目と同じ行の表示色(COL_SAME_CATEGORY)、それ以外の表示色(COL_OTHER)の3種類が存在する。なお、これら変数名と選択データの表示色の具体例については図13により後述する。
【0032】
フローに戻って、ステップS26で変数curが現在選択されたiか(i=curか)否かを判別し、現在選択された項目であれば、ステップS27で変数colにCOL_CURRENTを代入する。現在選択された項目でないときは、ステップS28でiが、現在のAddr ID No.が属する行に対応するアドレスデータ制御Tableの値以上(i≧Adr Ctrl Table[cat])で、かつ、次の行に対応するアドレスデータ制御Tableより小さい(i<Adr Ctrl Table[cat+1])か否かを判別してiが現在選択されている項目と同じ行か否かを判断する。
【0033】
現在選択された項目と同じ行に属する場合、ステップS29で変数colにCOL_SAME_CATEGORYを代入してステップS31に進む。また、現在選択された項目と同じ行に属さない場合、ステップS30で変数colにCOL_OTHERを代入してステップS31に進む。
【0034】
ステップS28では、表示部21のnumの行に、上記ステップS27,S29,S30のいずれかで選択されたcolで示される色を表示する。これで一行に表示する処理は終了し、ステップS32で次の行を表示するために、iとnumを1つインクリメント(i++,num++)してステップS24に戻り、ステップS24で前記の条件を満たすか否かの処理を行う。
【0035】
図11は、アドレスデータ選択処理を示すフローチャートであり、図5のステップS11の処理に対応する。
まず、ステップS41でキー/ボタンが押されたか否かを判別し、押されていなければスタートの状態に戻る。押されていたときは、ステップS42で押されたキー/ボタンがモード切替ボタン23であるか否かを判別し、モード切替ボタン23のときは、選択しない状態で本フローを終了する。ここで図6に示される通り、モードはアドレス帳モードから通常モードに切り替わる。上記ステップS42でモード切替ボタン23でないときは、ステップS43で決定キー22cか否かを判別する。決定キー22cのときは、選択された状態で本フローを終了する。この時、Adr Data Base[cur].telnoで示される電話番号を、図5のステップS6で述べたダイヤリング処理に渡す。
【0036】
上記ステップS43で決定キー22cでないときは、ステップS44で押されたキー/ボタンが数字キー22aか否かを判別する。数字キー22aのときは、ステップS45で変数curにAdr Ctrl Table[押下数字キーの戻り値]を代入してステップS47に進む。ここで押下数字キーの戻り値とは、図6の表に示されるキーからの戻り値である。一方、上記ステップS44で数字キー22aでないときは、ステップS46で現在のcurから図6の表に示されるNext,Prevキー22bが押された時に返される値を加算する。
【0037】
次いで、ステップS47でアドレスデータ表示処理(図5のステップS10)に遷移する。
上述したフローを実行することにより、アドレス帳の使用の際には、表示部21に以下のようなアドレスデータ表示が行われる。
【0038】
図12は、本携帯電話端末20の表示例を示す図であり、図14に示した従来の表示例と同様のアドレスデータを基に、登録した宛先名及び電話番号を表示したものである。
図14に示す従来の表示方法では、名前と電話番号から構成されるアドレス帳のリスト上で、「か」行を選択した場合、「か」行の最初のデータがアクティブ(図中、ハッチング部分参照)になり、それ以降のデータがリスト上に表示される。ユーザが「か」行のデータの中の一番最後になる「こ」のデータを参照したい場合、すぐに発見することが困難であった。
【0039】
これに対して、本実施の形態では、データの分類情報を表示できるように構成されているため、図12のハッチング部分に示すように、「か」行のデータ全てが色で分類されて表示される。そのため、「か」行の最後が分かりやすく、目的のデータを素早く検索することができる。この例では、「か」行のデータ全てが色で分類されているので「か」行の一番最後になる「こ」のデータ(「ごうだ」,044-611-xxxx)を素早く検索することができる。
上記は、データ量が比較的少ない場合の例であるが、データ量がもっと多いインデックスによるリスト表示の場合には、非常に検索が容易となる。
【0040】
上記効果についてさらに具体的に説明する。
図13は、本実施形態の携帯電話端末20のアドレス情報の一覧表示方法による表示例を示す図であり、選択グループのデータが10件を超えている時の表示例であり、図15(a)に対応するものである。
【0041】
図13において、40は携帯電話端末20の表示部21の表示画面、41は表示画面40上に表示された名前と電話番号から構成されるアドレス帳のリスト、42はアドレス帳リスト41の表示内容を50音順で選択するために表示画面40上に表示された「あ」行〜「わ」行のソフトキー、43は選択グループのデータが表示しきれずに残されていることを示す次画面指示キーである。図13では、ソフトキー42により「あ」が選択され(ソフトキー42のハッチング部分参照)、名前よみが「あ」行で始まるデータ5件とそれに続く「か」行のデータ5件の、合わせて10件のデータが表示されている。
【0042】
図13の表示画面41のハッチング部分に示すように、「あ」行のデータ全てが選択データと同分類のデータ色で分類されて表示される。そのため、「あ」行の最後が分かりやすく、目的のデータを素早く検索することができる。
また、図15(b)の従来例の表示例のように、10件のデータ分表示できるにもかかわらず2件のデータ分しか表示されないような不具合が解消され、無駄な表示スペースを作り出したり、無駄なスペースがあるために次ページ指示等のキー操作の頻度を減少させることができ、使い勝手の向上と検索時間の短縮を図ることができる。
【0043】
以上のように、本実施の形態の携帯電話端末(電子機器)20は、データを項目毎に一覧表示する表示部21、数字キー22a,アドレスデータ等を選択するNext,Prevキー22b,データを選択する決定キー22c等の入力キー群からなる入力部22、動作モードを切替えるモード切替ボタン23、装置全体の制御、及び項目をキーとしてデータを昇順又は降順に並べ替える制御部31、記憶部32、電話の送受信処理を行う通信部33を備え、制御部31は、指定されたデータを表示部21に表示するとともに、指定されたデータと同じ表示属性を持つデータについては、第1の表示色で表示し、指定されたデータと異なる表示属性を持つデータについては、第2の表示色で表示するように制御するので、指定行のデータ全てが指定データと同分類のデータ色で分類されて表示され、分類ごとのデータの最後が分かりやすく、目的のデータを素早く検索することができる。
【0044】
なお、上記実施の形態では、電子機器を携帯電話端末に適用した例であるが、アプリケーションのデータを保有し、該アプリケーションを実行する電子機器であればどのような装置(例えば、PDA等の携帯情報端末)にも適用可能である。
また、上記実施の形態では、指定されたデータのデータ群とそれ以外のデータ群とで、文字例の背景色をそれぞれ異なるようにした例であるが、これは一例であって、文字列自体の色分けを行うようにしても良く、また、表示色ではなく階調、ハッチング、網がけ、文字装飾等を異なるように表示しても良い。階調表示等にすれば、色表示機能を持たない表示装置においても直ぐに実施が可能となる。
また、上記携帯電話端末を構成する各回路部、例えばROM、RAM、キー入力部等の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
【0045】
以上説明した携帯電話端末(電子機器)20は、この電子機器を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、メインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメディアであってもよい。いずれの場合においても、格納されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
【0046】
ここで、上記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、例えばPCカード(SRAMカード)のほか、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0047】
さらに、外部の通信ネットワークとの接続が可能な通信装置を備えている場合には、その通信装置を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、目的のデータを簡単に検索することができ、操作性の効率を上げ、処理のスピードアップを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電子機器の外観を示す図である。
【図2】本実施の形態の電子機器の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の電子機器の記憶部に格納されるアドレスデータ構造を示す図である。
【図4】本実施の形態の電子機器の記憶部に格納されるアドレスデータ制御Tableを示す図である。
【図5】本実施の形態の電子機器の制御部の動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態の電子機器のモード切替ボタンが押された場合に制御部に返される値及び、制御態様を表にして示す図である。
【図7】本実施の形態の電子機器のアドレスデータ表示処理を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の電子機器のアドレスデータ表示処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態の電子機器のアドレスデータ表示処理で用いられる変数を表にして示す図である。
【図10】本実施の形態の電子機器のアドレスデータ表示処理で用いられる定数を表にして示す図である。
【図11】本実施の形態の電子機器のアドレスデータ選択処理を示すフローチャートである。
【図12】本実施の形態の電子機器の表示例を示す図である。
【図13】本実施の形態の電子機器のアドレス情報の一覧表示方法による表示例を示す図である。
【図14】従来の電子機器の表示例を示す図である。
【図15】従来のアドレス情報の一覧表示方法による表示例を示す図である。
【図16】従来のアドレス情報の一覧表示方法によるその他の表示例を示す図である。
【符号の説明】
20 携帯電話端末(電子機器)
21a 携帯電話端末本体
21 表示部(表示手段)
22 入力部(指定手段)
22a 数字キー
22b Next,Prevキー
22c 決定キー
23 モード切替ボタン
31 制御部(制御手段,分類手段)
32 記憶部(記憶手段)
33 通信部

Claims (3)

  1. 少なくとも名前と電話番号を含むアドレスデータを記憶する記憶手段と、前記アドレスデータを項目毎に一覧表示する表示手段と、を備える電子機器において、
    前記少なくとも名前と電話番号を含むアドレスデータをソートし、50音順に連続する複数のデータ群に分類分けする分類手段と、
    前記分類分けされたデータ群の中から任意のデータ群を指定する指定手段と、
    前記指定手段で指定されたデータ群を先頭に、複数のデータ群が同一画面上で連続するように表示される場合であって、データ群とデータ群の表示上の境界に位置するデータ同士がデータ群内と同じ行間隔で連続的に表示されるとき、前記指定手段により指定されたデータ群に属する全てのデータとこれらと同行に位置する他の全ての項目を第1の表示形態で表示し、該指定されたデータ群に続いて表示される他のデータ群については、当該他のデータ群に属する全てのデータとこれらと同行に位置する他の全ての項目を第2の表示形態で表示するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1及び第2の表示形態は、それぞれ異なる表示色であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1及び第2の表示形態は、階調、ハッチング、網がけ、又は文字装飾が異なる表示であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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