JP4485319B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、大当り又はリーチとなる可能性を示唆する予告演出を行う遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ機では、複数種類の図柄を複数列(例えば3列)で変動させて図柄組み合わせを導出する図柄組み合わせゲームが行われている。そして、図柄組み合わせゲームの導出結果が予め定めた大当りの組み合わせである場合、遊技者には大当り遊技状態が付与されるようになっている。近時のパチンコ機では、図柄組み合わせゲームに対する遊技者の興趣を向上させるために、大当りとなる可能性があることを事前に示唆する大当り予告の演出を行うパチンコ機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたパチンコ機では、図柄組み合わせゲームにおいて、一旦表示させた図柄による図柄組み合わせが、予め決められたリーチの組み合わせでなく、大当りの組み合わせでもない所定の組み合わせ(所謂、チャンス目)となった場合、図柄を再変動表示させるようになっている。その後、リーチの組み合わせを表示して、リーチ演出を行う。このとき、図柄組み合わせゲームの導出結果が大当りの組み合わせであると決定されていた場合、大当りの組み合わせを最終的に表示する。これにより、チャンス目が表示された場合、遊技者は、図柄組み合わせゲームにおいて、リーチ演出又は大当り演出が行われることを事前に知ることができる。従って、図柄組み合わせゲームにおいて、リーチの組み合わせや大当りの組み合わせが一旦表示されなくても、遊技者に期待を持たせることができ、遊技者の興趣を向上することができる。
特開2002−85697号公報(段落番号[0044]〜[0052]、図2)
しかしながら、特許文献1のパチンコ機では、チャンス目を一旦表示させた後、図柄を変動表示させ、リーチの組み合わせを表示させてリーチ演出を実行させていた。このため、チャンス目を表示させてからリーチの組み合わせを表示させるまでの時間だけ、全体の演出時間(図柄組み合わせゲームを開始してから結果を導出するまでの時間)がチャンス目を表示させない場合の演出時間よりも長くなり、図柄組み合わせゲームが間延びしてしまうという問題がある。
また、チャンス目を表示させる場合には遊技者にはずれとなる図柄組み合わせゲームと思わせる必要があるため、チャンス目を一旦表示させるまでは、はずれとなる図柄組み合わせゲームが行われる場合と同じ時間を掛けて図柄を表示させる必要がある。従って、図柄組み合わせゲームを間延びしないようにするためには、リーチ演出の時間(リーチの組み合わせが表示されてから図柄組み合わせゲームの導出結果が表示されるまでの時間)を短くしなくてはならず、遊技者にリーチ演出を十分楽しませることができなくなる虞がある。
この発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、リーチ演出の時間を確保しつつ、所定の予告図柄の組み合わせによって、大当り又はリーチとなる可能性を示唆する予告演出を行い、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数種類のゲーム図柄を変動させて表示する図柄変動ゲームを表示手段にて行い、前記図柄変動ゲームで表示された前記ゲーム図柄の組み合わせが予め定めた大当りの組み合わせである場合には大当り遊技が行われる遊技機において、大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、前記大当り判定手段の判定結果が否定の場合に前記図柄変動ゲームにおいてリーチを形成するか否かを判定するリーチ判定手段と、前記図柄変動ゲームが行われる毎に前記ゲーム図柄とは異なる複数種類の予告図柄の中から1つの予告図柄を、所定回数の図柄変動ゲームが行われるまで予告手段に表示させ、複数個の予告図柄を予め定められた順序に並べることにより形成された予告図柄の組み合わせにて大当り又はリーチとなる可能性を示唆する予告演出を実行させる予告制御手段とを備え、前記予告図柄は、表示された順番によって予め表示位置が定められており、前記予告制御手段は、前記大当り判定手段又は前記リーチ判定手段の判定結果が肯定の場合、前記予告図柄の組み合わせが前記大当り又はリーチを示唆するチャンス組み合わせとなるように予告図柄を新たに表示させる一方で、前記大当り判定手段及び前記リーチ判定手段の判定結果が否定の場合、今回の図柄変動ゲームで表示させる前記予告図柄の組み合わせが前記チャンス組み合わせとならない非チャンス組み合わせとなり、且つ、次回の図柄変動ゲームでの前記予告図柄の表示に際して前記チャンス組み合わせ及び前記非チャンス組み合わせの何れの組み合わせも形成可能な状態となるように前記予告図柄を新たに表示させるようになっており、前記予告制御手段は、前記予告図柄を新たに表示させる場合、その予告図柄の表示と共に前回の図柄変動ゲームで前記予告手段に表示させた予告図柄の組み合わせの中で最初に表示された予告図柄を消去させ、前記新たに表示させる予告図柄を付加して新たな予告図柄の組み合わせを表示させることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記予告制御手段は、前記図柄変動ゲームにおいてリーチが形成される前に予告図柄を表示させることを要旨とする。
本発明によれば、リーチ演出の時間を確保しつつ、所定の予告図柄の組み合わせによって、大当り又はリーチとなる可能性を示唆する予告演出を行い、興趣の向上を図ることができる。
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。また、前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)を行う装飾ランプ16が設けられている。また、外枠11の下部(パチンコ機10の下部)には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく遊技演出(音声演出)を行うスピーカ17が設けられている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、液晶ディスプレイ型の可変表示器Hを備えた表示装置20が配設されている。前記表示装置20では、可変表示器Hの変動画像(又は画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われるようになっている。また、可変表示器Hの表示領域には、図2に示すように、ゲーム図柄表示領域H1と予告図柄表示領域H2が設けられている。ゲーム図柄表示領域H1では、表示演出に関連して、複数種類のゲーム図柄を複数列で変動させてゲーム図柄の組み合わせを導出する図柄組み合わせゲーム(図柄変動ゲーム)が行われるようになっている。従って、本実施形態では、可変表示器H(ゲーム図柄表示領域H1)が複数種類の図柄を変動させて表示する図柄組み合わせゲームを行う表示手段となる。本実施形態では、図柄組み合わせゲームで3列のゲーム図柄による組み合わせを導出し、該組み合わせを構成する各列のゲーム図柄の種類を1〜8の8種類の数字を模した図柄としている。
そして、遊技者は、ゲーム図柄表示領域H1に最終的に表示されたゲーム図柄の組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示器Hに表示された全列のゲーム図柄が同一種類の場合には、そのゲーム図柄の組み合わせ([111][777]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できるゲーム図柄の組み合わせが大当りの組み合わせとなる。大当りの組み合わせが表示された場合、遊技者には、大当り遊技状態が付与される。また、可変表示器Hに表示された全列のゲーム図柄が異なる種類の場合には、そのゲーム図柄の組み合わせ([234][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できるゲーム図柄の組み合わせがはずれの組み合わせとなる。また、本実施形態では、遊技者側から見て左列(左図柄)→右列(右図柄)→中列(中図柄)の順にゲーム図柄が表示されるようになっている。そして、表示された左図柄と右図柄が同一種類の場合には、そのゲーム図柄の組み合わせ([1↓1]など、「↓」は変動中を示す)からリーチを認識できる。このリーチを認識できるゲーム図柄の組み合わせがリーチの組み合わせとなる。
また、予告図柄表示領域H2では、ゲーム図柄とは異なる複数種類の予告図柄が表示される。本実施形態では、予告図柄の種類を、「○(マル)」と「△(三角)」の2種類としている。予告図柄表示領域H2には、所定個数の予告図柄が表示されている。本実施形態では、4つの予告図柄が表示されている。予告図柄表示領域H2には、図柄組み合わせゲーム毎に新たな予告図柄が1つずつ表示される。より詳しくは、予告図柄は、図柄組み合わせゲームの開始から2列目のゲーム図柄(本実施形態では、右図柄)が表示されるまでに(本実施形態では、図柄組み合わせゲームの開始と同時に)、新たに表示される。すなわち、リーチの組み合わせが表示(形成)される前に、新たな予告図柄が表示される。新たに表示される予告図柄は、予告図柄表示領域H2のうち一番右端(遊技者から見て右端、図2の右端)に表示される。すなわち、新たな予告図柄は、予告図柄の組み合わせの一番右端に表示される。そして、それまで表示されていた予告図柄は、順番に一つずつ左側に移動する。
そして、一番左端に位置する予告図柄は、新たな予告図柄が表示されると同時に表示されなくなる(予告図柄表示領域H2から消去される)。つまり、複数表示された予告図柄のうち一番最初に表示された予告図柄は、新たな予告図柄が右端に表示されると同時に予告図柄表示領域H2から消えるようになっている。従って、予告図柄は、予告図柄表示領域H2に表示されてから、所定回数(本実施形態では、4回)の図柄組み合わせゲームに亘って表示されることとなる。
そして、遊技者は、予告図柄表示領域H2に表示された予告図柄の組み合わせが所定の組み合わせとなった場合、図柄組み合わせゲームにおいて大当り又はリーチが行われるか否かを認識できるようになっている。具体的には、予告図柄表示領域H2に同じ種類の予告図柄が3つ連続して表示された場合(「△○○○」、「○△△△」、「○○○△」、「△△△○」)、図柄組み合わせゲームにおいて大当り又はリーチが行われることを認識できる。また、2種類の予告図柄が交互に表示された場合(「△○△○」、「○△○△」)、2種類の予告図柄がそれぞれ2個ずつ連続して表示された場合(「△△○○」、「○○△△」)も、同様に、図柄組み合わせゲームにおいて大当り又はリーチが行われることを認識できる。図柄組み合わせゲームにおいて大当り又はリーチが行われることを認識できる予告図柄の組み合わせがチャンス組み合わせとなる。なお、チャンス組み合わせが表示されたときには、チャンス組み合わせが表示されたことを明確に知らせるために、予告図柄表示領域H2を点滅させるようになっている。
そして、それ以外の組み合わせ(「△○○△」、「○△○○」等)が表示された場合、図柄組み合わせゲームにおいて大当り又はリーチが行われないことを認識できる。図柄組み合わせゲームにおいて大当り又はリーチとならないことを認識できる予告図柄の組み合わせが非チャンス組み合わせとなる。従って、本実施形態では、図柄組み合わせゲーム毎に新たな予告図柄を表示して、新たな予告図柄の組み合わせを表示させる演出が、大当り又はリーチとなることを示唆する予告演出となる。
また、表示装置20の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動によって開閉動作を行う開閉羽根21を備えた始動入賞口22が配設されている。始動入賞口22の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1(図3に示す)が設けられている。前記図柄組み合わせゲームは、始動入賞口22に入賞した遊技球が始動口センサSE1によって検知されたことを契機に行われる。また、始動入賞口22の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動によって開閉動作を行う大入賞口扉23を備えた大入賞口24が配設されている。大入賞口24は、大当り遊技状態が付与されたことに関連して大入賞口扉23が開閉動作し、開放又は閉鎖されるようになっている。大当り遊技状態が付与されると、大入賞口扉23の開閉動作により大入賞口24が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。
また、表示装置20には、機内部(RAM30c)で記憶された始動保留球の記憶数(以下、「保留記憶数」と示す)に基づく保留中の図柄組み合わせゲームの回数を報知する保留球数表示器25が配設されている(図2参照)。保留記憶数は、始動入賞口22へ遊技球が入賞すると1加算され、図柄組み合わせゲームの開始によって1減算され、図柄組み合わせゲーム中に始動入賞口22へ遊技球が入賞すると保留記憶数は更に1加算されて所定の上限値(本実施形態では4)まで累積される。保留球数表示器25は、保留1ランプ25a、保留2ランプ25b、保留3ランプ25c及び保留4ランプ25dからなる複数(4個)の発光手段で構成されている。例えば、保留1ランプ25aのみが点灯している場合には1回の図柄組み合わせゲームが保留中であることを報知している。
次に、パチンコ機10の制御構成を図3に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板30が装着されている。主制御基板30は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、表示制御基板32と、ランプ制御基板33と、音声制御基板34とが装着されている。表示制御基板32は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、表示装置20(可変表示器H)の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)を制御する。ランプ制御基板33は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、保留球数表示器25及び装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、音声制御基板34は、主制御基板30が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。
以下、主制御基板30及び表示制御基板32について、その具体的な構成を説明する。
前記主制御基板30には、メインCPU30aが備えられている。該メインCPU30aには、ROM30b及びRAM30cが接続されている。前記メインCPU30aは、各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新するようになっている。前記ROM30bには、パチンコ機10を制御するための制御プログラムや、複数種類の演出パターンが記憶されている。前記RAM30cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(各種乱数の値など)が記憶されるようになっている。
前記演出パターンは、パチンコ機10で行われる遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを示すものである。演出パターンには、当該演出パターン毎に、ゲーム図柄の変動開始(図柄組み合わせゲームの開始)から全列のゲーム図柄が表示(図柄組み合わせゲームが終了)される迄の演出時間(変動時間)が定められている。演出パターンは、大当り演出用、リーチありのはずれ演出用(以下、「はずれリーチ演出用」と示す)、リーチなしのはずれ演出用(以下、「はずれ演出用」と示す)に分類されており、当該分類毎に複数種類の演出パターンが振り分けられている。前記大当り演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ演出を経て、大当りの組み合わせを表示するように展開される演出である。前記はずれリーチ演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ演出を経て、はずれの組み合わせを表示するように展開される演出である。前記はずれ演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ演出を経ることなく、はずれの組み合わせを表示するように展開される演出である。従って、演出パターンにより、図柄組み合わせゲームの演出内容を特定できるようになっている。前記リーチ演出は、リーチの組み合わせが表示されてから(本実施形態においては、左図柄と同一種類の右図柄が表示されてから)、大当りの組み合わせ又ははずれの組み合わせが表示されるまでの間に行われる演出である。
そして、メインCPU30aは、制御プログラムに基づき、大当り判定、リーチ判定、表示させる停止図柄の決定及び演出パターンの決定などの各種処理を実行するようになっている。例えば、メインCPU30aは、図柄組み合わせゲームの開始時に、図柄組み合わせゲームが大当りとなるか否かを判定する大当り判定を実行する。大当り判定の判定結果が肯定の場合(大当りの場合)、メインCPU30aは、全列のゲーム図柄が同一種類となるように各列の停止図柄を決定すると共に、大当り演出用の演出パターンを決定する。一方、大当り判定の判定結果が否定の場合(はずれの場合)、メインCPU30aは、リーチ演出を行うか否かを判定するリーチ判定を行う。リーチ判定の判定結果が肯定の場合(リーチ演出を行う場合)、メインCPU30aは、左列のゲーム図柄と右列のゲーム図柄を同一種類のゲーム図柄とし、中列のゲーム図柄を左右列のゲーム図柄と異なるように各列の停止図柄を決定する。それと共に、メインCPU30aは、はずれリーチ演出用の演出パターンを決定する。一方、メインCPU30aは、リーチ判定の判定結果が否定の場合(リーチ演出を行わない場合)、左列のゲーム図柄と右列のゲーム図柄が異なるように各列の停止図柄を決定すると共に、はずれ演出用の変動パターンを決定する。
演出パターン及び停止図柄を決定したメインCPU30aは、各制御基板32〜34に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。具体的に言えば、メインCPU30aは、最初に図柄組み合わせゲームにおける演出パターンを指定すると共にゲーム図柄の変動開始を指示する演出パターン指定コマンドを各制御基板32〜34に出力する。次に、メインCPU30aは、各列の停止図柄を指定するための図柄指定コマンドを表示制御基板32(サブCPU32a)に出力する。その後に、メインCPU30aは、前記指定した演出パターンに定められている変動時間に基づいて変動停止を指示し、図柄組み合わせゲームを終了するための全図柄停止コマンドを表示制御基板32(サブCPU32a)に出力する。
次に、表示制御基板32について説明する。前記表示制御基板32は、サブCPU32aを備えており、該サブCPU32aにはROM32b及びRAM32cが接続されている。また、RAM32cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報が記憶(設定)されるようになっている。ROM32bには、表示制御を行うための制御プログラムや、前記演出パターンに対応する表示演出用の演出実行データ及び各種画像データ等が記憶されている。前記演出実行データは、サブCPU32aが、指定された演出パターンに基づく表示演出が行われるように可変表示器Hの表示内容を制御するための情報である。
以下、表示制御基板32のサブCPU32aが図柄組み合わせゲーム及び予告演出を制御するために行う図柄変動表示処理について詳しく説明する。
サブCPU32aは、主制御基板30から演出パターン指定コマンドを入力すると、入力した演出パターン指定コマンドで指定された演出パターンに対応する演出実行データに基づき図柄組み合わせゲームを行わせるように可変表示器Hのゲーム図柄表示領域H1の表示内容を制御する。
また、演出パターン指定コマンドを入力すると、サブCPU32aは、入力した演出パターン指定コマンドで指定された演出パターンに基づき、予告図柄を選択し、当該予告図柄を予告図柄表示領域H2に表示させるように予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。詳しく説明すると、サブCPU32aは、入力した演出パターン指定コマンドで指定された演出パターンが大当り演出用又ははずれリーチ演出用の演出パターンである場合、予告図柄の組み合わせがチャンス組み合わせとなるように、予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。具体的には、サブCPU32aは、予告図柄表示領域H2において右端から3つの予告図柄(すなわち、新たな予告図柄が表示されると同時に消去される予告図柄を除く3つの予告図柄)と組み合わせることでチャンス組み合わせとすることができる予告図柄(より詳しくは、予告図柄の画像データ)を選択する。例えば、予告図柄表示領域H2において「△○○△」が表示されているとき、サブCPU32aは、右端から3つの予告図柄「○○△」と組み合わせることでチャンス組み合わせとすることができる予告図柄「△」を選択する。すなわち、サブCPU32aは、予告図柄の組み合わせとしてチャンス組み合わせ「○○△△」を表示させるように予告図柄「△」を選択する。
そして、サブCPU32aは、図柄組み合わせゲームの開始と同時に、予告図柄表示領域H2の左端の予告図柄を消去させ、選択した予告図柄を右端に表示させて、チャンス組み合わせを表示させるように予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。それと共に、サブCPU32aは、チャンス組み合わせが表示されたことを知らせるために、予告図柄表示領域H2を点滅させるように制御する。
以上のように、サブCPU32aは、大当り判定又はリーチ判定の判定結果が肯定の場合(即ち、大当り演出用又ははずれリーチ演出用の演出パターンが指定された場合)、予告図柄表示領域H2にチャンス組み合わせが表示されるように新しく表示する予告図柄を選択し、選択した予告図柄を表示させる。このため、遊技者は、予告図柄表示領域H2にチャンス組み合わせが表示されるか否かで図柄組み合わせゲームが大当り又はリーチとなるか否かを判断することができる。また、チャンス組み合わせが表されたとき、予告図柄表示領域H2が点滅するので、チャンス組み合わせがどのような組み合わせであるか知らない遊技者であっても、チャンス組み合わせであることを確実に認識することができる。また、数回前の図柄組み合わせゲームにおいて表示された予告図柄を利用して、チャンス組み合わせを表示させるので、遊技者に対して、あたかも数回前の図柄組み合わせゲームから今回のチャンス組み合わせが形成されるかのように見せることができる。ちなみに、予告図柄表示領域H2に表示される予告図柄の数と、保留記憶数の上限数は同数(4つ)である。このため、保留中の図柄組み合わせゲームが存在しているときに表示された予告図柄を利用してチャンス組み合わせが表示された場合、遊技者に対して、チャンス組み合わせが表示されることを数回前の図柄組み合わせゲームにおいてあたかも決定されていたかのように、より強く感じさせる。
一方、サブCPU32aは、演出パターンがはずれ演出用の演出パターンである場合、予告図柄の組み合わせが非チャンス組み合わせであって、次回の図柄変動ゲームでの予告図柄の表示に際してチャンス組み合わせ及び非チャンス組み合わせの何れの組み合わせも形成可能な組み合わせとなるように、予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。具体的には、サブCPU32aは、右端から3つの予告図柄と組み合わせることで非チャンス組み合わせとすることができる予告図柄であって、かつ、右端から2つの予告図柄と、次回右端に表示可能な予告図柄と組み合わせることでチャンス組み合わせ及び非チャンス組み合わせの何れの組み合わせも形成可能な予告図柄を選択する。例えば、予告図柄表示領域H2において「△○○△」が表示されているとき、サブCPU32aは、予告図柄として「○」を選択する。これにより、予告図柄表示領域H2に表示される新たな予告図柄の組み合わせ「○○△○」は、非チャンス組み合わせであり、且つ、次回右端に表示可能な予告図柄(○又は△)と組み合わせることで、チャンス組み合わせ「○△○△」及び非チャンス組み合わせ「○△○○」の何れの組み合わせも形成可能となる。
そして、サブCPU32aは、図柄組み合わせゲームの開始と同時に、予告図柄表示領域H2の左端の予告図柄を消去させ、選択した予告図柄を右端に表示させて、非チャンス組み合わせを表示させるように予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。
以上のように、サブCPU32aは、非チャンス組み合わせを表示する場合であっても、当該非チャンス組み合わせに次回の図柄組み合わせゲームで表示される予告図柄を組み合わせることによりチャンス組み合わせができるようにしている。このため、遊技者は、非チャンス組み合わせが表示されても、次回の図柄組み合わせゲームにおいてチャンス組み合わせが表示されるのではないかと期待できる。また、次回の図柄組み合わせゲームにおいてチャンス組み合わせとなる可能性がある予告図柄の組み合わせを表示するので、次回の図柄組み合わせゲームにおいてチャンス組み合わせを表示したときに、遊技者に違和感を与えない。
また、主制御基板30から図柄指定コマンドを入力すると、サブCPU32aは、入力した図柄指定コマンドで指定された停止図柄によるゲーム図柄の組み合わせを表示させるように可変表示器H(ゲーム図柄表示領域H1)の表示内容を制御する。また、主制御基板30から全図柄停止コマンドを入力すると、サブCPU32aは、各列のゲーム図柄を表示させるようにゲーム図柄表示領域H1の表示内容を制御する。
次に、ゲーム図柄表示領域H1にて行われる図柄組み合わせゲーム及び予告図柄表示領域H2にて行われる予告演出の態様について図4及び図5に基づき説明する。なお、図4及び図5において、予告図柄表示領域H2には、最初に非チャンス組み合わせ「△○○△」が表示されているものとして説明する。
サブCPU32aは、予告図柄表示領域H2に「△○○△」と表示されているとき(図4(a)参照)、大当り演出用又ははずれリーチ演出用の演出パターンが指定されると、ゲーム図柄の変動を開始させるようにゲーム図柄表示領域H1の表示内容を制御する。これにより、ゲーム図柄表示領域H1は、ゲーム図柄の変動を開始して図柄組み合わせゲームを行う様子を表示する(図4(b)参照)。それと共に、サブCPU32aは、右端から3つの予告図柄「○○△」と組み合わせることでチャンス組み合わせを形成可能な新たな予告図柄「△」を選択する。そして、サブCPU32aは、選択した予告図柄「△」を表示させるように予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。これにより、予告図柄表示領域H2では、左端の「△」が消去され、右端に「△」が表示されてチャンス組み合わせ「○○△△」が表示される(図4(b)参照)。このとき、サブCPU32aは、チャンス組み合わせを表示させると共に、予告図柄表示領域H2を点滅させるように予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。これにより、予告図柄表示領域H2は、チャンス組み合わせを表示すると共に点滅する。なお、図4では、点滅している箇所を斜線で示す。
そして、所定時間経過後、サブCPU32aは、指定された演出パターン及び入力された図柄指定コマンドに基づきリーチの組み合わせを表示させるようにゲーム図柄表示領域H1の表示内容を制御する。これにより、ゲーム図柄表示領域H1には、リーチの組み合わせが表示される(図4(c)参照)。その後、ゲーム図柄表示領域H1では、演出パターンに基づきリーチ演出が行われ、大当りの組み合わせ又ははずれの組み合わせが表示される(図4(d)又は図4(e)参照)。
一方、予告図柄表示領域H2に「△○○△」と表示されているとき(図5(a)参照)、はずれ演出用の演出パターンが指定されると、サブCPU32aは、ゲーム図柄の変動を開始させるようにゲーム図柄表示領域H1の表示内容を制御する。これにより、ゲーム図柄表示領域H1は、ゲーム図柄の変動を開始して図柄組み合わせゲームを行う様子を表示する(図5(b)参照)。
そして、サブCPU32aは、右端から3つの予告図柄「○○△」と組み合わせることで非チャンス組み合わせを形成可能な予告図柄であって、右端から2つの予告図柄「○△」と、次回右端に表示可能な予告図柄(「△」又は「○」)を組み合わせることでチャンス組み合わせ及び非チャンス組み合わせの何れの組み合わせも形成可能な予告図柄「○」を選択する。そして、サブCPU32aは、選択した予告図柄「○」を表示させるように予告図柄表示領域H2の表示内容を制御する。これにより、予告図柄表示領域H2では、左端の「△」が消去され、右端に「○」が表示されて非チャンス組み合わせ「○○△○」が表示される(図5(b)参照)。なお、この「○○△○」という予告図柄の組み合わせは、次回の図柄組み合わせゲームにおいてチャンス組み合わせ(「○△○△」)又は非チャンス組み合わせ(「○△○○」)の何れの組み合わせも形成可能である。
そして、所定時間経過後、サブCPU32aは、指定されたはずれ演出用の演出パターンに基づきリーチ演出を行わないで、入力された図柄指定コマンドに基づきはずれの組み合わせを表示させるようにゲーム図柄表示領域H1の表示内容を制御する。これにより、ゲーム図柄表示領域H1では、はずれの組み合わせが表示される(図5(c)参照)。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)サブCPU32aは、大当り判定又はリーチ判定の判定結果が肯定の場合、所定のチャンス組み合わせとなるように、新たな予告図柄を予告図柄表示領域H2に表示させる。このため、チャンス組み合わせを表示させることで、遊技者に大当り又はリーチとなることを事前に知らせることができる。
(2)サブCPU32aは、図柄組み合わせゲームで変動させるゲーム図柄とは異なる予告図柄を使用してチャンス組み合わせを表示させることで、ゲーム図柄を一旦表示させて図柄組み合わせゲームが大当り又はリーチとなることを示す特定のゲーム図柄の組み合わせ(所謂、チャンス目)を表示させる必要がなくなる。即ち、ゲーム図柄の変動からそのままリーチの組み合わせを表示することができる(図4(b)及び図4(c)参照)。このため、ゲーム図柄を一旦表示させて特定のゲーム図柄の組み合わせを表示させない分、図柄組み合わせゲームに関係する演出全体の時間を長引かせることなく予告演出を行うことができ、演出の間延びを防ぐことができる。また、図柄組み合わせゲームが間延びしないため、その分、リーチ演出に費やす時間を確保することができ、遊技者にリーチ演出を十分楽しませることができる。従って、遊技の興趣を向上することができる。
(3)サブCPU32aは、予告図柄を所定回数の図柄組み合わせゲームに亘って表示させる。このため、過去数回の図柄組み合わせゲームが行われた際に表示された予告図柄と、今回の図柄組み合わせゲームで表示される予告図柄を組み合わせて、チャンス組み合わせとすることができる。従って、チャンス組み合わせが表示された場合、チャンス組み合わせが表示される図柄組み合わせゲームよりも前に行われる数回の図柄組み合わせゲームからそのチャンス組み合わせを形成するように見える。すなわち、それまで表示されてきた予告図柄が、あたかも今回の図柄組み合わせゲームに関係するかのように見える。これにより、チャンス組み合わせの出現による遊技者の期待感をさらに向上させることができ、遊技者に遊技を継続させることができる。
(4)新たな予告図柄を表示させる際、仮に予告図柄を消去しないとすれば、予告図柄が予告図柄表示領域H2にたくさん表示され、チャンス組み合わせとなったか否かを判断するのが困難になる。そこで、本実施形態では、サブCPU32aは、予告図柄を新たに選択した場合、その予告図柄の表示と共に、前回の図柄組み合わせゲームで予告図柄表示領域H2に表示させた予告図柄の中で最初に表示された予告図柄を消去させる。そして、サブCPU32aは、選択した予告図柄を予告図柄の組み合わせの右端に付加して新たな予告図柄の組み合わせを表示させる。これにより、予告図柄の組み合わせを構成する予告図柄の数が常に一定に保たれる。従って、遊技者に、チャンス組み合わせの対象となる予告図柄の組み合わせがどれであるかを容易に特定させることができる。
(5)サブCPU32aは、大当り判定及びリーチ判定の判定結果が否定の場合、次回の図柄組み合わせゲームでの予告図柄の表示に際してチャンス組み合わせ及び非チャンス組み合わせの何れの組み合わせも形成可能な状態となるように予告図柄を選択する。このため、今回の図柄組み合わせゲームで、チャンス組み合わせが表示されなくても、次回の図柄組み合わせゲームで表示される予告図柄と組み合わせることによりチャンス組み合わせが表示される可能性があるので、次回の図柄変動ゲームでチャンス組み合わせができるのではないかという期待感を常に遊技者に抱かせることができる。従って、遊技者に遊技を継続させることができる。
(6)サブCPU32aは、図柄組み合わせゲームにおいてリーチの組み合わせが表示される前に選択した予告図柄を表示させる。このため、チャンス組み合わせは、必ず遊技者がリーチを認識する前に確実に表示されることとなる。従って、遊技者は予告図柄を注目し、チャンス組み合わせとなるように期待するので、興趣を向上させることができる。
(7)予告図柄の組み合わせを、始動保留球の上限数に相当する個数の予告図柄によって形成した。これにより、保留記憶数と表示される予告図柄が何らかの関連性があるようにみせることができる。このため、保留記憶数が複数のときから表示されていた予告図柄が、チャンス組み合わせを構成する予告図柄となった場合、あたかも数回前の図柄組み合わせゲームからチャンス組み合わせを形成するために予告図柄が連続して表示されるように見せることができる。
(8)チャンス組み合わせを表示する際、予告図柄表示領域H2が点滅するようにした。このため、予告図柄表示領域H2にチャンス組み合わせが表示されたことを確実に遊技者に認識させることができる。このため、チャンス組み合わせを表示した際に、遊技者の期待感を確実に向上させることができる。
(9)図柄組み合わせゲームの開始と同時に予告図柄を表示させた。このため、チャンス組み合わせが表示された場合、より図柄組み合わせゲームに対して注目させ、図柄組み合わせゲームの興趣を向上させることができる。
(10)図柄組み合わせゲームが行われているか否かに関係なく、予告図柄表示領域H2に4つの予告図柄からなる予告図柄の組み合わせを表示させた。このため、保留中の図柄組み合わせゲームがなくなり、図柄組み合わせゲームが途切れても(連続して行われなくても)、図柄組み合わせゲームが開始されれば、それまで表示されていた予告図柄と組み合わせて、すぐに予告演出を行うことができる。すなわち、図柄組み合わせゲームが途切れても、数回前の図柄組み合わせゲームから連続してチャンス組み合わせが表示されるように見せることができる。従って、図柄組み合わせゲームが途切れても、遊技者に継続して期待感を抱かせることができる。
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
○上記実施形態では、予告図柄表示領域H2を点滅させてチャンス組み合わせが表示されたことを報知したが、装飾ランプ16、スピーカ17等によりチャンス組み合わせが表示されたことを報知しても良い。
○上記実施形態において、予告図柄表示領域H2に表示される予告図柄の個数を任意に変更しても良い。例えば、3つや8つにしても良い。また、チャンス組み合わせを構成する予告図柄の個数を任意に変更しても良い。例えば、3つや5つにしても良い。
○上記実施形態において、予告図柄の種類は、2種類であったが、任意に変更してもよい。例えば、「○」「△」「□」の3種類にしてもよい。また、予告図柄の形態は、「○」又は「△」であったが、任意に変更しても良い。例えば、数字やアルファベット等の文字でもよく、キャラクタ図柄などでもよい。また、予告図柄の色を変更することにより、予告図柄の種類を変更するようにしても良い。
○上記実施形態では、図柄組み合わせゲームの開始と同時に新たな予告図柄を表示させたが、図柄組み合わせゲームの開始から2列目のゲーム図柄が表示されるまでに予告図柄を表示させるならば、任意の時間に表示させても良い。例えば、2列目のゲーム図柄が表示される直前に表示しても良い。このようにすれば、より予告演出に対して注目させ、予告演出の興趣を向上させることができる。
○上記実施形態では、可変表示器Hにゲーム図柄表示領域H1と予告図柄表示領域H2を設けたが、それぞれ別の表示器を設けても良い。
○上記実施形態において、チャンス組み合わせとなる予告図柄の組み合わせを任意に変更しても良い。例えば、「△○○△」をチャンス組み合わせとしても良い。
○上記実施形態では、液晶式の可変表示器Hにて図柄組み合わせゲーム及び予告演出を行ったが、液晶式の可変表示器Hに限らず、図柄組み合わせゲーム及び予告演出を行うことが可能な他の種類の可変表示器を利用しても良い。例えば、CRT(ブラウン管)式、プラズマディスプレイ式、ドットマトリクス式の可変表示器でも良い。また、7セグメントLED式の可変表示器でも良い。
○上記実施形態では、大当り判定又はリーチ判定が肯定の場合、必ずチャンス組み合わせを表示させたが、抽選により非チャンス組み合わせを表示させる場合があっても良い。このようにすれば、非チャンス組み合わせが表示されたときでも、図柄組み合わせゲームでは、大当り又はリーチが行われる場合があるので、図柄組み合わせゲームにおいて遊技者の期待感を持続させることができる。
○上記実施形態において、大当り判定が肯定の場合のときだけ、チャンス組み合わせを表示させるようにしてもよい。この場合のチャンス組み合わせは、大当りが確定したことを示唆することなる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記予告図柄の組み合わせは、始動保留球の上限数に相当する個数の予告図柄によって形成される。
(ロ)前記予告手段に表示された前記予告図柄の組み合わせが前記チャンス組み合わせであることを報知する報知手段を備えた。
(ハ)複数種類のゲーム図柄を変動させて表示する図柄変動ゲームを行う表示手段を備え、前記表示手段に前記ゲーム図柄とは異なる予告図柄を前記図柄変動ゲームが行われる毎に順次入れ替え表示させて複数個の予告図柄からなる予告図柄の組み合わせを形成し、その予告図柄の組み合わせ形態によって今回の図柄変動ゲームが大当り又はリーチとなるかを予告することを特徴とする遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 表示装置を示す拡大正面図。 主制御基板、表示制御基板、ランプ制御基板及び音声制御基板の構成を示すブロック図。 (a)〜(e)は、図柄組み合わせゲーム及び予告演出の態様を示す模式図。 (a)〜(c)は、図柄組み合わせゲーム及び予告演出の態様を示す模式図。
符号の説明
10…パチンコ遊技機(遊技機)、13a…遊技領域、20…表示装置、30…主制御基板、30a…メインCPU(大当り判定手段、リーチ判定手段)、32…表示制御基板、32a…サブCPU(予告制御手段)、H…可変表示器(表示手段、予告手段、報知手段)。

Claims (2)

  1. 複数種類のゲーム図柄を変動させて表示する図柄変動ゲームを表示手段にて行い、前記図柄変動ゲームで表示された前記ゲーム図柄の組み合わせが予め定めた大当りの組み合わせである場合には大当り遊技が行われる遊技機において、
    大当りとなるか否かを判定する大当り判定手段と、
    前記大当り判定手段の判定結果が否定の場合に前記図柄変動ゲームにおいてリーチを形成するか否かを判定するリーチ判定手段と、
    前記図柄変動ゲームが行われる毎に前記ゲーム図柄とは異なる複数種類の予告図柄の中から1つの予告図柄を、所定回数の図柄変動ゲームが行われるまで予告手段に表示させ、複数個の予告図柄を予め定められた順序に並べることにより形成された予告図柄の組み合わせにて大当り又はリーチとなる可能性を示唆する予告演出を実行させる予告制御手段とを備え、
    前記予告図柄は、表示された順番によって予め表示位置が定められており、
    前記予告制御手段は、前記大当り判定手段又は前記リーチ判定手段の判定結果が肯定の場合、前記予告図柄の組み合わせが前記大当り又はリーチを示唆するチャンス組み合わせとなるように予告図柄を新たに表示させる一方で、前記大当り判定手段及び前記リーチ判定手段の判定結果が否定の場合、今回の図柄変動ゲームで表示させる前記予告図柄の組み合わせが前記チャンス組み合わせとならない非チャンス組み合わせとなり、且つ、次回の図柄変動ゲームでの前記予告図柄の表示に際して前記チャンス組み合わせ及び前記非チャンス組み合わせの何れの組み合わせも形成可能な状態となるように前記予告図柄を新たに表示させるようになっており、
    前記予告制御手段は、前記予告図柄を新たに表示させる場合、その予告図柄の表示と共に前回の図柄変動ゲームで前記予告手段に表示させた予告図柄の組み合わせの中で最初に表示された予告図柄を消去させ、前記新たに表示させる予告図柄を付加して新たな予告図柄の組み合わせを表示させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記予告制御手段は、前記図柄変動ゲームにおいてリーチが形成される前に予告図柄を表示させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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