JP4484795B2 - トラクタの車体操向操作装置 - Google Patents

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本発明は、回転操作自在な操縦ハンドルを取付け角調節自在に設けたトラクタの車体操向操作装置に関する。
トラクタの車体操向操作装置として、従来、たとえば特許文献1に示されるものがあった。
特許文献1に示されるものでは、操縦ハンドル6をハンドル軸18を介して回転自在に支持するステアリングホルダ15が、このステアリングホルダ15に外嵌しているステアリングポスト14に連結ボルト55を介して回り止め連結され、ステアリングポスト14に固定された支持部材13が、パワステアリング機構11に固定された支持ブラケット12に横軸芯P1まわりに揺動自在に支持され、固定レバー29をバネ35に抗して揺動操作すると、この固定レバー29がリンク34を介して天秤アーム32を支持ピン31aまわりで揺動操作し、天秤アーム34の係合部32aが係止部材33の係止部33aから離れて操縦ハンドル6の角度固定が解除され、操縦ハンドル6をハンドル軸18やステアリングポスト14と共に横軸芯P1まわりで揺動させて、操縦ハンドル6の取付け角度を調節することができるものである。
特開2000−247240号公報(段落〔0019〕、〔0021〕、〔0027〕、〔0028〕、図2,3)
トラクタにおいて、操縦ハンドルが手動ステアリング装置を介して操向車輪に連動された手動ステアリング仕様の機種と、操縦ハンドルがパワステアリング装置を介して操向車輪に連動されたパワステアリング仕様の機種とを製作されることがある。
この場合、パワステアリング装置を備えた機種と、備えない機種とでは、ハンドルポストを立設するための支持部の配置高さが相違することから、操縦ハンドルを取付け角調節自在に支持するハンドルポストとして、パワステアリング仕様のための専用のものと、手動ステアリング仕様のための専用のものとを、支持部に連結する基部から操縦ハンドルを支持する先端部までの全体にわたって別々に製作し、パワステアリング仕様専用のハンドルポストと、手動パワステアリング仕様専用のハンドルポストを使い分けることにより、パワステアリング仕様の機種と手動ステアリング仕様の機種における操縦ハンドルの配置高さも、ハンドル角度調節軸芯の配置高さも同一になるようにして、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を組み立てると、ハンドルポストなどの製作面からコスト高になる。
本発明の目的は、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を、操縦ハンドルもハンドル角度調節軸芯も同一の配置高さに位置するようにして安価に組み立てることができるトラクタの車体操向操作装置を提供することにある。
本第1発明にあっては、回転操作自在な操縦ハンドルを取付け角調節自在に設けたトラクタの車体操向操作装置において、
前記操縦ハンドルを回転自在に支持するハンドルポストを、ハンドル支軸を回転自在に支持するハンドル側ポスト部材と、前記ハンドル側ポスト部材を前記操縦ハンドルの取付け角調節のために角度調節自在に支持するベース側ポスト部材とを備えて構成し、
前記ハンドル支軸に、パワステアリング装置と手動ステアリング装置とが択一的に連結されるように構成し、
前記ハンドル側ポスト部材に、体上下方向長さが短いベース側ポスト部材と、体上下方向長さが長いベース側ポスト部材とが択一的に連結されるように構成し
車体の固定部の上部に、前記パワステアリング装置と前記手動ステアリング装置とが択一的に立設される取付け台部を設け、
前記パワステアリング装置の上部に備えた支持部には前記車体上下方向長さが短いベース側ポスト部材が立設され、前記手動ステアリング装置の上部に備えた支持部には前記車体上下方向長さが長いベース側ポスト部材が立設されるように構成し、
前記パワステアリング装置のピットマンアームと前記手動ステアリング装置のピットマンアームとが前車輪の操向操作部に連係した連動ロッドに択一的に連結されるように構成してある。
すなわち、操縦ハンドルがパワステアリング装置に連動されるものにあっては、車体上下方向長さが短いベース側ポスト部材を採用して、このベース側ポスト部材とハンドル側ポスト部材を連結することにより、操縦ハンドルがハンドル側ポスト部材と共に揺動してハンドルの取り付け角が変化するようにハンドル側ポスト部材をベース側ポスト部材に角度変更自在に支持させる。そして、操縦ハンドルが手動ステアリング装置に連動されるものにあっては、車体上下方向長さが長いベース側ポスト部材を採用して、このベース側ポスト部材とハンドル側ポスト部材を連結することにより、操縦ハンドルがハンドル側ポスト部材と共に揺動してハンドルの取り付け角が変化するようにハンドル側ポスト部材をベース側ポスト部材に角度変更自在に支持させるものである。
これにより、一種類のハンドル側ポスト部材を製作し、このハンドル側ポスト部材をパワステアリング仕様と手動ステアリング仕様のいずれの機種にも採用して、パワステアリング仕様の機種や手動ステアリング仕様の機種を組み立てても、そして、パワステアリング仕様の機種では、ハンドルポストを立設する支持部の配置高さが高くなり、手動ステアリング仕様の機種では、ハンドルポストを立設するための支持部の配置高さが低くなっても、パワステアリング仕様のためのベース側ポスト部材と、手動ステアリング仕様のためのベース側ポスト部材との長さの差により、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種において、操縦ハンドルが同一の配置高さに位置するようにして、かつ、操縦ハンドルの取付け角が同一の配置高さに位置する揺動軸芯で変化するようにしてパワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を得ることができる。
従って、本第1発明によると、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を、操縦ハンドルが同一の配置高さに位置するようにして、かつ、操縦ハンドルの角度変更の揺動軸芯が同一の配置高さに位置するようにして得るのに、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様に共用の一種のハンドル側ポスト部材を製作するだけで安価に得ることができる。
、車体の固定部にパワステアリング装置が立設され、このパワステアリング装置によって固定部に設けられた支持部にベース側ポスト部材が立設されることによって、パワステアリング仕様になり、車体の固定部に手動ステアリング装置が立設され、この手動ステアリング装置によって固定部に設けられた支持部にベース側ポスト部材が立設さえることによって、手動ステアリング仕様になるものである。
従って、本第発明によると、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を、操縦ハンドルが同一の配置高さに位置するようにして、かつ、操縦ハンドルの角度変更の揺動軸芯が同一の配置高さに位置するようにして得るのに、ハンドル側ポスト部材の他に、車体の固定部もパワステアリング仕様と手動ステアリング仕様とに共用のものにして一層安価に得ることができる。
本第発明にあっては、本第発明の構成において、前記ハンドル支軸は、前記手動ステアリング装置の入力軸に対して中間軸を介して連結され、前記パワステアリング装置の入力軸に対して直接に連結されるように構成されている。
すなわち、一種類のハンドル軸を製作し、パワステアリング仕様の機種では、車体上下方向長さが短いベース側ポスト部材を採用するために、ハンドル支軸をパワステアリング装置の入力軸に直結し、手動ステアリング仕様の機種では、車体上下方向長さが長いベース側ポスト部材を採用するために、ハンドル支軸を手動ステアリング装置の入力軸に中間軸を介して連結することにより、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種において、操縦ハンドルが同一の配置高さに位置するようにして、かつ、操縦ハンドルの取付け角が同一の配置高さに位置する揺動軸芯で変化するようにしてパワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を得るものである。
従って、本第発明によると、パワステアリング仕様と手動ステアリング仕様の両機種を、操縦ハンドルが同一の配置高さに位置するようにして、かつ、操縦ハンドルの角度変更の揺動軸芯が同一の配置高さに位置するようにして得るのに、ハンドル支軸もパワステアリング仕様と手動ステアリング仕様とに共用した一種のものにし、この面からも安価に得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図2,3に示すように、ハンドルポストHP、このハンドルポストHPの上端側に位置する筒支持部11にハンドル支軸1を介して回転自在に支持された操縦ハンドル2、ハンドルポストHPの横側方に位置するチルトロック軸31を備えたチルトロック機構30を備えさせて、車体操向操作装置Sを構成してある。
この車体操向操作装置Sは、図1に示す如くトラクタの左右一対の揺動操向自在な前車輪3を操向操作するようにして、かつ、操縦ハンドル2の車体前後方向での取り付け角調節を可能にしてトラクタに装備されるものであり、詳しくは、次の如く構成してある。
ハンドルポストHPは、図2,3の如く連結台板21、及び、この連結台板21の両横側から上方向きに延出した支柱板22を備えるように折り曲げ板金によって作製したベース側ポスト部材20L,20Sと、図2,3,4の如く前記筒支持部11を上側に備え、下側に左右一対の連結脚板12を備えるように筒体と折り曲げ板金を組み合わせて作製したハンドル側ポスト部材10とを備えて構成してある。
ハンドル側ポスト部材10の前記左側の連結脚板12をベース側ポスト部材20L,20Sの前記左側の支柱板22に、ハンドル側ポスト部材10の前記右側の連結脚板12をベース側ポスト部材20L,20Sの前記右側の支柱板22にそれぞれ連結ピン13を介して回動自在に連結してあり、ハンドル側ポスト部材10は、左右一対の連結ピン13の同一軸芯上に位置している車体横向きのチルト軸芯Pまわりでベース側ポスト部材20L,20Sに対して揺動して操縦ハンドル2のベース側ポスト部材20L,20Sに対する取り付け角をチルト軸芯Pまわりで変更するようになっている。
図2,3に示すように、チルトロック機構30は、ベース側ポスト部材20L,20Sの前記一方の支柱板22の外面側に固設の一対のブラケット32の間に配置した取付け板33、及び、この取付け板33を前記ブラケット32に回動自在に連結している連結軸34を介して前記ブラケット32に連結軸34の軸芯まわりで揺動自在に支持させた前記チルトロック軸31、このチルトロック軸31の基端側から車体後方向きに延出したロック解除レバー35を揺動付勢しているロックばね36、ハンドル側ポスト部材10の前記一方の連結脚板12に設けた複数のロック凹部37を備えて構成してある。
ロックばね36は、ロック解除レバー35を揺動付勢することによってチルトロック軸31を揺動付勢しており、ロックばね36によるチルトロック軸31の揺動操作によってチルトロック軸31の先端側がハンドル側ポスト部材10のいずれかのロック凹部37に係入されると、チルトロック機構30は、ハンドル側ポスト部材10をベース側ボスト部材20L,20Sに対して揺動しないようにチルトロック軸31によって固定し、これによって操縦ハンドル2を取付け角調節不能にチルトロックするようにロック状態になる。ロック解除レバー35がロックばね36に抗して揺動操作されると、チルトロック軸30がロックばね36に抗して揺動操作されてチルトロック軸31の先端側が前記ロック凹部37から抜け出て長孔38の内部に位置し、チルトロック機構30は、ハンドル側ポスト部材10の揺動固定を解除することによって操縦ハンドル2の取付け角調節を可能にするようにロック解除状態になる。
ハンドルポストHPの前記ハンドル側ポスト部材10は、前記ベース側ポスト部材として、前記連結台板21の底面から前記連結ピン13のためのピン孔の軸芯までの車体上下方向での長さL(図5参照)を短くしたパワステアリング仕様のベース側ポスト部材20Sと、前記連結台板21の底面から前記連結ピン13のためのピン孔の軸芯までの車体上下方向での長さLを長くした手動ステアリング仕様のベース側ポスト部材20Lとを択一的に前記連結ピン13によって連結するように構成してある。
図5に示すように、トラクタの車体側では、エンジン4(図1参照)から車体後部のミッションケース6(図1参照)への伝動を入り切りする主クラッチ(図示せず)などを収容するようにエンジン4の後部に連設された伝動ケースで成る車体の固定部5の上部に取付け台部5aを設けるとともに、この取付け台部5aの連結仕様を、手動ステアリング装置40と、インテグラル形のパワステアリング装置50を択一的に、同一の大きさ及び数量の連結ボルトによって連結することができるように手動ステアリング装置40とパワステアリング装置50とに共用の連結仕様にし、図5(ロ)に示すように、手動ステアリング仕様のトラクタでは、固定部5の前記取り付け台部5aに手動ステアリング装置40を立設することにより、車体操向操作装置Sのための支持部41を、手動ステアリング装置40を備えた状態にして前記固定部5に設けられる。すなわち、手動ステアリング装置40のギヤケース42の上端部によって車体操向操作装置Sのための支持部41を構成される。図5(イ)に示すように、パワステアリング仕様のトラクタでは、固定部5の前記取り付け台部5aにパワステアリング装置50を立設することにより、操向操作装置Sのための支持部51を、パワステアリング装置50を備えた状態にして前記固定部5に設けられる。すなわち、パワステアリング装置50のケース52の上端部によって車体操向操作装置Sのための支持部51を構成される。手動ステアリング仕様における固定部5の前記取付け台部5aの基準位置から前記支持部41までの車体上下方向長さMLが、パワステアリング仕様における固定部5の前記取付け台部5aの基準位置から前記支持部51までの車体上下方向長さPLよりも小になる。
つまり、図5(ロ)に示すように、手動ステアリング仕様のトラクタの場合、ハンドル側ポスト部材10に車体上下方向長さLが長いベース側ポスト部材20Lを連結し、このベース側ポスト部材20Lの前記連結台板21を、固定部5の取付け台部5aに立設された手動ステアリング装置41のケース上部で成る支持部41に連結ボルトによって連結することにより、前記ベース側ポスト部材20Lが前記支持部41に立設されてハンドルポストHPの全体が前記支持部41に立設される。そして、ハンドル支軸1の下端側に位置する自在継ぎ手部1aを、ハンドル支軸1を延長するための脱着自在な中間軸60を介して手動ステアリング装置40の入力軸43に連結する。
すると、車体操向操作装置Sは、操縦ハンドル2がハンドル支軸1、ハンドルポストHP、手動ステアリング装置40を介して固定部5に支持され、かつ、ハンドル支軸1及び中間軸60を介して手動ステアリング装置40の入力軸43に連動された所定の組み付け状態になり、操縦ハンドル2を回転操作することにより、ハンドル支軸1の回動力が手動ステアリング装置40の入力軸43に伝達されて手動ステアリング装置40が作動し、手動ステアリング装置40のピットマンアーム44が車体前後方向に揺動して連動ロッド61などを介して左右の前車輪3の操向操作部を操作し、左右の前車輪3を操縦ハンドル2の回転方向に対応した揺動方向に、操縦ハンドル3の回転角に対応した揺動角度を揺動するように操向操作することができる。
図5(イ)に示すように、パワステアリング仕様のトラクタの場合、ハンドル側ポスト部材10に車体上下方向長さLが短いベース側ポスト部材20Sを連結し、このベース側ポスト部材20Sの前記連結台板21を、固定部5の取付け台部5aに立設されたパワステアリング装置50のケース上部で成る支持部51に連結ボルトによって連結することにより、前記ベース側ポスト部材20Lが前記支持部51に立設されてハンドルポストHPの全体が前記支持部51に立設される。そして、ハンドル支軸1の下端側の自在継ぎ手部1aをパワステアリング装置50の入力軸53に直接に連結する。
すると、車体操向操作装置Sは、操縦ハンドル2がハンドル支軸1、ハンドルポストHP、パワステアリング装置50を介して固定部5に支持され、かつ、ハンドル支軸1を介してパワステアリング装置50の入力軸53に連動された所定の組み付け状態になり、操縦ハンドル2を回転操作することにより、ハンドル支軸1の回動力がパワステアリング装置50の入力軸53に伝達されてパワステアリング装置50が作動し、パワステアリング装置50のピットマンアーム54が車体前後方向に揺動操作して連動ロッド61などを介して左右の前車輪3の操向操作部を操作し、左右の前車輪3を操縦ハンドル2の操作回転方向に対応した揺動方向に、操縦ハンドル2の操作回転角に対応した揺動角度を揺動するように操向操作することができる。
そして、手動ステアリング仕様のトラクタにおいても、パワステアリング仕様のトラクタにおいても、ロック解除レバー35をロックばね36に抗して揺動操作してチルトロック機構30をロック解除状態に操作しながら、操縦ハンドル2をチルト軸芯Pまわりで車体前後方向に揺動操作すると、ハンドル側ポスト部材10がハンドル支軸1と共にチルト軸芯Pまわりでベース側ポスト部材20L,20Sに対して車体前後方向に揺動して、操縦ハンドル2が運転座席7(図1参照)に近づく側や運転座席7から離れる側に移動するように操縦ハンドル2の取付け角度を調節することができ、この調節の後、ロック解除レバー35の操作を解除してチルトロック軸31をロックばね36によって所定のロック凹部37に係入させることにより、チルトロック機構30がロック状態になり、操縦ハンドル2を調節した取り付け角度にロックすることができる。
そして、手動ステアリング仕様における支持部41がパワステアリング仕様における支持部51よりも低い配置高さに位置するにもかかわらず、手動ステアリング仕様では、車体上下方向長さLが長いベース側ポスト部材20Lを採用し、パワステアリング仕様では、車体上下方向長さLが短いベース側ポスト部材20Sを採用することにより、手動ステアリング仕様とパワステアリング仕様の両仕様のトラクタにおいて、操縦ハンドル2が同一の配置高さに配置して装備され、かつ、操縦ハンドル2が同一の配置高さに位置するチルト軸芯Pで揺動操作されて操縦ハンドル2の取付け角調節が行われる。
〔別実施例〕
上記実施例の如く手動ステアリング装置40が固定部5に立設して装備されるトラクタに装備される車体操向操作装置の他、手動ステアリング装置40が固定部5を構成する伝動ケースの内部に配置して装備されるトラクタに装置される車体操向操作装置にも本発明は適用することができる。
トラクタ全体の側面図 車体操向操作装置の側面図 車体操向操作装置のハンドルポスト断面状態の後面図 ハンドル側ポスト部材の断面図 (イ)は、パワステアリング仕様での車体操向操作装置の組み付け状態での側面図、(ロ)は、手動ステアリング仕様での車体操向操作装置の組み付け状態での側面図
1 ハンドル支軸
2 操縦ハンドル
固定部
5a 取付け台部
10 ハンドル側ポスト部材
20L 車体上下長さが長いベース側ポスト部材
20S 車体上下長さが短いベース側ポスト部材
40 手動ステアリング装置
41 車体上下長さが長いベース側ポスト部材のための支持部
43 手動ステアリング装置の入力軸
44 ピットマンアーム
50 パワステアリング装置
51 車体上下長さが短いベース側ポスト部材のための支持部
53 パワステアリング装置の入力軸
54 ピットマンアーム
60 中間軸
61 連動ロッド
HP ハンドルポスト

Claims (2)

  1. 回転操作自在な操縦ハンドルを取付け角調節自在に設けたトラクタの車体操向操作装置であって、
    前記操縦ハンドルを回転自在に支持するハンドルポストを、ハンドル支軸を回転自在に支持するハンドル側ポスト部材と、前記ハンドル側ポスト部材を前記操縦ハンドルの取付け角調節のために角度調節自在に支持するベース側ポスト部材とを備えて構成し、
    前記ハンドル支軸に、パワステアリング装置と手動ステアリング装置とが択一的に連結されるように構成し、
    前記ハンドル側ポスト部材に、体上下方向長さが短いベース側ポスト部材と、体上下方向長さが長いベース側ポスト部材とが択一的に連結されるように構成し
    車体の固定部の上部に、前記パワステアリング装置と前記手動ステアリング装置とが択一的に立設される取付け台部を設け、
    前記パワステアリング装置の上部に備えた支持部には前記車体上下方向長さが短いベース側ポスト部材が立設され、前記手動ステアリング装置の上部に備えた支持部には前記車体上下方向長さが長いベース側ポスト部材が立設されるように構成し、
    前記パワステアリング装置のピットマンアームと前記手動ステアリング装置のピットマンアームとが前車輪の操向操作部に連係した連動ロッドに択一的に連結されるように構成してあるトラクタの車体操向操作装置。
  2. 前記ハンドル支軸は、前記手動ステアリング装置の入力軸に対して中間軸を介して連結され、前記パワステアリング装置の入力軸に対して直接に連結されるように構成されている請求項記載のトラクタの車体操向操作装置。
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