JP4483866B2 - 輸液安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、輸液ポンプに取着される輸液安全装置に関し、特に輸液ポンプから輸液チューブが脱離した場合の安全機構における改良技術に関する。
医療現場において、患者や送液ラインに対し、所定の速度およびタイミングで薬液や栄養剤、血液等を送液する目的で、輸液チューブを輸液ポンプに装着してなる輸液システムが利用されている。
前記輸液ポンプとしては、特許文献1および2に開示されているように、ペリスタルティック(peristaltic)式ポンプが広く用いられている。当該ペリスタルティック式ポンプは、フィンガー(突起)を複数備えるフィンガー式、又は円柱状のローラを複数備えて成るローラ式とがある。当該ポンプの使用時には、前記輸液チューブを前記フィンガー又は前記ローラと当接するように配設する。そして駆動に際し、上記フィンガーの蠕動運動又はローラの回転運動により、輸液チューブの側面を扱くように加圧して押し潰すことで変形させる。これにより蠕動運動がなされ、チューブ内の薬液を一定方向へ流通する。医療現場では輸液ポンプのフィンガーの蠕動運動又はローラの回転速度と駆動時間、点滴筒の点滴数、輸液チューブの径等を適宜設定することで、輸液チューブ内の薬液の流速を調節し、適切に薬液が患者や送液ラインに投与される。
ところで輸液ポンプでは、不意の理由で輸液ポンプ側から輸液チューブが外れ、輸液チューブに輸液ポンプの駆動力が働かなくなると、重力による自由落下(自然落下)による輸液流出、いわゆるフリーフローの問題が発生する危険がある。
この問題の対策として、特許文献1及び2では、輸液ポンプの一機構として、フリーフローの発生を防止する安全機構が備えられている。具体的には、輸液チューブの配設部分に近接して安全クランプを配設し、当該配設部分をポンプドアで保護する。そして、当該カバーが操作ミス等の理由で駆動時に開けられたときは、自動的に前記安全クランプを作動させて輸液チューブを閉塞させ、輸液がストップするようになっている。
特開2004−57577号公報 特開2000−300667号公報
しかしながら、上記特許文献1および2に示される輸液ポンプの安全機構の作動条件は、輸液チューブが輸液ポンプにセットされていることが前提であって、輸液ポンプから輸液チューブが完全に脱離するような事態における安全対策については想定されていない。このため、例えば看護師の誤操作や不意の理由により、輸液チューブに相当の引っ張り力が作用し、輸液ポンプから輸液チューブが完全に脱離した場合には、もはや上記安全クランプ等の機構は作用しない。
また、別の問題として、従来の前記安全機構はその構造上、輸液ポンプとほぼ一体化されて設けられている。従って、その効果を得るためには当該機構を持つ輸液ポンプを購入しなければならず、すでに医療現場にて使用されている、または安全機構を持たない輸液ポンプに対し、当該安全機構を新たに付与することはできない。
以上のことから、輸液システムにおけるフリーフロー等の安全機構については、未だ改善の余地があると考えられる。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであって、第一の目的として、比較的簡単且つ低コストな構成により、輸液ポンプから輸液チューブが脱離した場合において、フリーフロー等の輸液の問題を効果的に解決できることが可能な輸液安全装置を提供する。
また第二の目的として、安全装置を備えていない既存の輸液ポンプに対して新たに付加することが可能な安全装置を提供する。
上記課題を解決するために本発明は、輸液チューブに装着されるクランプと、当該クランプを脱着自在に収納するソケットを備え、前記クランプは、ソケットへの収納状態では輸液チューブ内の輸液の流通を解放し、前記輸液チューブが外力を受けると前記クランプはソケットから脱離でき、且つ、当該脱離状態では輸液チューブを押圧して前記輸液を流通制限できる構成を持つ輸液安全装置とした。
ここで前記クランプは、輸液チューブが挿通される挿通経路を有し、当該挿通経路の径を変化させて前記輸液の流通制限を行う可動機構を備えることができる。
また前記クランプは、第一挿通口及び当該第一挿通口と連通する中空部を持つ筐体と、当該中空部で摺動可能に収納され、第二挿通口を有する可動体と、当該可動体を前記中空部内で摺動付勢する付勢手段とで構成されており、前記可動機構は、前記付勢手段により可動体を中空部で摺動させることで、前記第一及び第二挿通口をその各開口方向で重ねて前記挿通経路を形成し、当該重なりの程度を変化させて挿通経路の径を変化させる構成とすることもできる。
より具体的に前記クランプは、有底筒状体からなる筐体の側面に前記第一挿通口が少なくとも1対設けられ、前記筐体の中空部に前記第二の挿通口を持つ可動体が前記付勢手段とともに収納されてなり、前記筐体の長手方向に可動体が摺動することでクランプの長手方向長が変化するとともに前記挿通経路の径が変化する構成であり、前記ソケットは、前記脱離状態のクランプ長よりも短い間隔で配された1対の係止壁を備え、前記クランプは、付勢手段に逆らって可動体が筐体側に押圧され、且つ前記挿通口が開いた状態で前記ソケットの一対の係止壁の間に収納される構成とすることができる。
なお前記付勢手段には、バネ体を用いることができる。
また、前記クランプには、前記筐体の側部から前記挿通経路に輸液チューブを案内するためのスリットを形成することもできる。
さらに前記クランプは、前記スリットをソケット側に向けて当該ソケットに収納することができる。
また前記クランプは、輸液チューブの長手方向に沿って前記ソケットから脱離する構成とすることができる。
また本発明は、上記輸液安全装置が、輸液ポンプに装着されてなる輸液ポンプセットとした。
ここで、前記ソケットは、クランプの脱離に係る引っ張り力より大きい強度で輸液ポンプ側に装着することができる。
以上の構成を持つ本発明の輸液安全装置は、クランプとソケットが互いに脱離するシステムであり、クランプがソケットから脱離した状態において、輸液チューブの輸液量を制限する構成となっている。
この構成によれば、ソケットを輸液ポンプに固定する一方、クランプに輸液チューブを装着し、これを前記ソケットに収納する。この状態でポンプ側に輸液チューブを装着することで通常駆動が行われ、万一輸液ポンプ側から輸液チューブが外れると、輸液チューブとともにクランプに外力が及んでソケットからこれらが脱離する。この脱離によってクランプが作動し、輸液チューブが押圧されることによって、フリーフロー等の問題が効果的に抑制されることとなる。
特許文献1および2等に挙げられる従来のフリーフロー対策としての安全装置は、輸液ポンプの一構成として当該ポンプ内に一体的に組み込まれているため、ポンプ側から輸液チューブが完全に離れた場合にはもはや安全機構を作用させることができないが、本発明の輸液安全装置を輸液ポンプと併せて用いれば、このような問題を根本的に解決することが可能となる。
さらに、本発明の輸液安全装置は、輸液ポンプの所定の位置にソケットを粘着テープや接着剤、ネジ等各種固定具を用いることで、既存のものに後から付加的に装着することが可能であり、非常に汎用性が高い特徴も持つ。このため、安全装置を得るために新たに輸液ポンプを買い直す必要もなく、非常にコスト的に優れている。また、構成も比較的に簡素であり、高い実現性を有するものである。
実施の形態1の輸液安全装置(クランプセット)の構成を示す斜視図である。 クランプの構成及び動作を示す図である。 クランプセットを用いた輸液ポンプセットを示す図である。 クランプの脱着状態をそれぞれ示す図である。 輸液ポンプ側から輸液チューブが脱離した様子を示す図である。 クランプのバリエーションを示す図である。 実施の形態2のクランプセットの構成を示す図である。 実施の形態3のクランプセットの構成を示す図である。
符号の説明
MG1、MG2 マグネット
1 輸液安全装置(クランプセット)
2 輸液ポンプ
10、11、12、13、14 クランプ
20、25、26、27 ソケット
100、106、107、108 筐体
102、152 筐体スリット部
104 中空部
122 可動体スリット部
123 ストッパー
120、140、150 可動体
130 スプリング
170 係合部
171a、171b 割ピン
172a、172b ベベル部
180 ハサミ状クランプ
181a、181b アーム対
201、202 係止壁
205 固定壁
210 カバー
221 クランプ取付位置
221a ステージ
221b 凹部
1811a、1811b 操作部
<実施の形態1>
1.輸液安全装置の構成
図1は、実施の形態1における輸液安全装置である、クランプセットの構成を示す図である。また図2は、クランプの詳細な構成と動作を説明するための図である。
本実施の形態1は図1に示すように、クランプ10と、これを収納するソケット20により構成される。
ソケット20は、例えば樹脂材料を射出成型してなるものであって、長方形板の固定壁205を中央とし、その長手方向(y方向)両側に一対の係止壁201、202が全体的にコの字状になるように配設され、さらに当該コの字配列の下方側部から係止壁202及び固定壁205にわたって底壁203が形成されてなる。これにより、各壁201〜203、205で囲まれたソケット20の内部に直方体状スペースが確保される。底壁203と係止壁201との間には、後述の挿通口101、121に合わせて切り欠き204が設けられている。
ソケット20のサイズ例としては、x方向長21mm、y方向長32mm、z方向長16mm、部材厚み5mmとすることができる。
紙面奥側に位置する固定壁201の表面には、輸液ポンプに対する係止手段の一例として、両面テープ、接着剤等が配されることにより、図3に示すように輸液ポンプ2の取り付け内部221に後付で装着されるようになっている。このときの装着にかかる強さは、後述のソケット20からクランプ10が脱離する場合に耐えうる程度の強度(すなわちクランプ10とともにソケット20が輸液ポンプ側から脱離しない程度)とすることが必要である。なお前記係止手段としては、このほか、フックや面ファスナー、ネジ等が利用できるほか、当該ソケット20を磁性体を含む材料で構成すれば、当該磁力による固定方法も利用することができる。なお、当該磁性体を利用する場合、輸液ポンプの装着場所が金属等で構成される必要があるのはいうまでもない。
図2は、クランプ10の構成と動作を示す一部透過図として示されている。ここではスプリング130の状態に分け、図2(a)はソケットから脱離した場合の伸張時、図2(b)はソケット収納時(圧縮長)におけるクランプ10をそれぞれ示す。当図2では、筐体100中における可動体120の位置を容易に把握するため、当該可動体120を網掛けで示している。
当図に示すようにクランプ10は、筐体100、可動体120、スプリング130等で構成される。
筐体100は樹脂材料で構成され、内部が中空の有底筒状体であって、その長手方向一端側に挿通口95が設けられ、当該挿通口95寄りの位置に、輸液チューブ33を挿通させる(図4を参照)ための筐体挿通口101が形成された構成を持つ。他端側は、ソケット20の係止壁202と当接させるためにステップ状に突出した筐体端部103が形成されている。当該筐体100の断面形状は、ここではユーザーがソケット20への脱着を行いやすいように、緩やかな正方枠状としている。
前記筐体挿通口101には、筐体側部から輸液チューブを装着できるように、外部と練通するスリット102が設けられている。
さらに、当該筐体100の中空部104には、図2(a)に示すように、スプリング130と可動体120が順次収納されている。
スプリング130は、ステンレス、ニッケル合金等の金属材料で構成されるコイルバネであり、通常は伸張力により筐体100の中空部104において可動体120を挿通口95側に押し上げているが、クランプ10のソケット20収納時には所定の圧力で圧縮される。
可動体120は筐体100と同様の樹脂材料で構成され、筐体100の中空部104に設定された外形を持つ直方体であり、その側面には前記筐体挿通口101と同様の形状を持つ可動体挿通口121及びスリット122が形成されている。この構成によって可動体120は筐体100の中空部104を筐体100の長手方向(A−A‘方向)に沿って摺動自在に配設されている。可動体120は、通常はA’方向へ移動するようにスプリング130により付勢されているが、一対の係止壁201、201の間に収納される等、外力を受けることでA方向へスプリング130の付勢に逆らって移動する。そしてA方向の移動時には、前記筐体挿通口101と可動体挿通口21とが重なることで輸液チューブ3の挿通経路が確保され(図2(b)を参照、逆にA‘方向への移動時には、前記筐体挿通口101と可動体挿通口121とが相対的にずれることで挿通口の径が変化し、当該挿通経路が閉じられる(図2(a))。このとき、可動体120は筐体100よりも突出し、当該突出部分が前記筐体端部103と対称的な可動体端部125となる。
前記ソケット20では、係止壁201、202の間隔を、ソケット脱離時におけるクランプ長よりも短い間隔に調整することによって、クランプ10収納時にはA方向へ可動体120を圧縮力がかかるようになっている。
なお、当該可動体挿通口121の一端側には突起状のストッパー(爪)123が形成されており、A‘方向への移動時には当該ストッパー123が筐体挿通口101の周辺部と係止することで筐体100から脱落しないようになっている。
ここで、クランプ10およびソケット20は、樹脂材料以外の材料、例えば金属材料等で構成してもよい。
当該クランプ10は、ソケット20収納時においては、前記スリット102をソケット20側に向けて収納させる。このような収納方向とすることによって、輸液チューブ3がクランプ10から脱落するのを効果的に防止できるので望ましい。
2.輸液ポンプへの取り付けとクランプセットの効果
次に示す図3は、輸液ポンプ2とクランプセット1、及び輸液チューブ3からなる輸液ポンプセットの構成例を示す図である。
当図3に示す輸液ポンプ2は、公知のペリスタルティック式であって、箱形の筐体220の内部にペリスタルティック式ローラが内蔵されている。また当該筐体220の正面部には表示部222、操作部227、ポンプ内部221、輸液セット部223、ポンプドア210、ドアレバー211等が備えられている。筐体220の内部には操作部227から入力されるユーザ情報を受け付け、設定通りに前記ローラを駆動するための不図示の制御回路が備えられている。
表示部222には、駆動時において図3(b)に示すように、デジタル表示方式により輸液流量、輸液量、点滴数、各種ポンプ状態(気泡・点滴の有無、ドア開閉状態、内部電池状態、閉塞センサ状態等)が表示される。
操作部227には電源ボタン、駆動開始/停止ボタン、設定入力ボタン等の主要なボタンのほか、メモリクリアボタン、設定切り替えボタン等の調整ボタン等が配設されている。入力された輸液条件は筐体220内部に配された制御回路に伝達され、当該回路内のマイクロコンピュータのメモリ部に格納されるようになっている。
ポンプドア210は、筐体220に対しヒンジで開閉自在に備えられており、輸液チューブ3がセットされるポンプ筐体220のポンプ内部221を全体的に覆うようになっている。
ポンプ内部221には、その上部において、ソケット20の係止壁205の裏面が両面テープ等の手段により貼着されており、これによって本実施の形態1のクランプセット1が輸液ポンプ2に対して配設される。
クランプセット1より下流側には、筐体220に内蔵された輸液セット部223が存在する。当該輸液セット部223では、図3(a)に示すように、前記ペリスタルティックローラの駆動力が伝達される円盤状突起のフィンガー部224が、駆動軸に偏芯するように複数にわたり併設され、且つ外部に露出して併設されている。駆動時には当該偏芯して配設されたフィンガーがそれぞれ順次輸液チューブ3を押圧し、これをしごくように蠕動運動することで、ポンプ作用がなされる。
なお、当該フィンガー部224の中央には、クリップ状の閉塞センサ225が設けられ、輸液チューブ3を把持できるようになっている。
輸液セット部223の下流側には、ドア安全クランプ226が配されている。これは、ポンプ駆動時において、ポンプドア210が何らかの理由により開いた場合、輸液セット部223から輸液チューブ3が脱落しないようにこれを把持する構成である。
この他、ポンプ筐体220には、輸液チューブ3を案内するための溝部230、231が設けられている。
上記構成を持つクランプセットによれば、ユーザ(看護師等)は使用に先立ち、まず輸液ポンプ2に輸液チューブ3を装着する。当該装着順の例としては、図3(a)のA−Eに示すように、溝部230、クランプ10、輸液セット部223、ドア安全クランプ226、溝部231の順に取り付ける。
ここで、クランプ10への輸液チューブ3の取り付けは、クランプ10の挿通口101、121に対して輸液チューブ3を挿通させて行う。なお図1に示すように、クランプ10にスリット102、122を設けていれば、輸液チューブ3先端をたぐり寄せて挿通口101、121に挿通させなくてもクランプ10をセットできるため操作性がよい。クランプ10に輸液チューブ3を装着した後は、クランプ10をソケット20に収納する。
当該取り付けの終了後、ユーザはポンプドア210を締め、ドアレバー211にて閉状態でロックする。この状態で、ユーザは輸液ポンプ2を駆動させる(図3(b)に示す状態)。ここで図4(a)は、図3(a)の状態と対応するクランプセット1の様子を示す。クランプ10はソケット20に収納されており、輸液チューブ3の薬液が流通可能な状態にある。
そして、看護師の操作ミス(具体的には、輸液チューブに装着したクレンメの閉め忘れ)、或いは不意の応力等の何らかの原因によりある程度強い力が作用して輸液チューブ3が引っ張られると、図5に示すようにポンプドア210が開き、ソケット20からクランプ10が脱離する。ここで、引っ張り力が比較的弱い力であり、安全クランプ226に輸液チューブ3が装着された状態が保たれていれば、ポンプドア210が開くとともに当該クランプ226が作動し、従来と同様に輸液チューブ3の閉塞が行われる安全機構が作動する。しかしながら、安全クランプ226からも輸液チューブ3が脱離してしまうと、従来では輸液ポンプ2に設けられた安全装置が働かなくなるため、フリーフロー等の問題が発生する。
そこで実施の形態1では、このような比較的強い引っ張り力に対して図4(b)のように、クランプ10がソケット20から脱離するとスプリング130の付勢により筐体100の挿通口95から可動体120が突出し、筐体挿通口101に対して可動体挿通口121が相対的に移動する。そして輸液チューブ3が側面から挟み込まれ、押圧変形される。この動作により輸液チューブ3内が閉塞されるので、輸液の流通防止(ストッパー)機構が発揮されることとなる。つまり本実施の形態1によれば、輸液チューブ3が輸液ポンプ2側から完全に脱離した後であっても、フリーフロー等の問題の発生を効果的に防げるという高い性能が発揮される。
さらに本実施の形態1のクランプセット1は、輸液ポンプの構成に依存しないため、高い汎用性を備えており、既存の輸液ポンプに対して、両面テープ、接着剤、ネジ等により付加的に、且つ所望の位置に装着できるといった特徴を持つ。このため本発明のクランプセットによれば、既存の各種輸液ポンプのほとんどに対して付加的に装着できるので、従来のように安全装置を装備した輸液ポンプを新たに買い直す必要がなく、既存の設備を有効活用できるので、コスト面で非常に優れた特徴を持つ。
また本発明のクランプセット1は、このような輸液ポンプ2への応用に限らず、点滴等に用いられる輸液バッグ、クレンメ、輸液チューブ、点滴筒等からなる輸液セット、薬液投与システム等にも応用することが可能である。
3.輸液装置のバリエーション
本発明の輸液安全装置としてのクランプセットは、上記実施の形態1の構成に限らず、ソケットに対してクランプが脱着する方式をとり、且つソケットから脱離したクランプが輸液チューブを閉塞する構成であれば、その他の構成とすることも可能である。
ここで図6は、実施の形態1のクランプセットのバリエーションを示す図である。
図6(a)は、ソケットの一部がクランプを貫通することでこれを係止する構成例(バリエーション1)である。
バリエーション1におけるクランプ11の構成は、基本的にはクランプ10と同様であるが、筐体106の中央側面には中空部104と連通し、筐体106の長手方向に沿って設けられたスリット111が配設され、直方体状の可動体140が爪101を露出された状態で収まった特徴を持つ。
ソケット25への収納時には、ユーザが爪101をスリット111に沿って押し下げてスプリング130を収縮させ、孔110及びスリット111にソケット25の棒状突起251を挿通させることでクランプ11を装着させる。このようなクランプ11を用いても、スリット111および爪101との案内機構を利用してクランプ11の内部を可動体140が摺動することにより、実施の形態1とほぼ同様の効果が奏される。
また、クランプの筐体に収納されるスプリングは、自然長時において可動体を筐体外部へ押し出す構成に限定しない。図6(b)は、スプリングが収縮方向に付勢されており、ソケット収納時にはスプリングを伸張させた状態とする構成例(バリエーション2)を示す。
当図に示すバリエーション2では、クランプ12の筐体107、可動体150がそれぞれ貫通孔1121、1531を備え、ソケット26は前記貫通孔1121、1531の径に合わせた一対のシャフト係止部261、262を備えている。
可動体150は筐体107内部の中空部104において、スプリング130と接合されており、通常は可動体150がスプリング130の収縮力により筐体107の内部に収縮する方向に付勢されている。可動体150にはその端部側に鍔部154が形成されており、通常はスプリング130の収縮により可動体150が筐体内に完全に隠れ、挿通口151が閉じられるが、ソケット26収納時には貫通孔1121、1531に一対のシャフト係止部261、262が挿通され、図6(b)のように挿通口151が解放状態となっている。このような構成により、実施の形態1とほぼ同様の効果が奏される。また、当該バリエーション2は、ソケット20の収納時に比べて脱離時のクランプ長が小さくなり、コンパクト化に寄与できるといったメリットも有する。
さらに、クランプに設ける挿通口は1個に限定されず、これ以上の数で配設してもよい。図6(c)に示すバリエーション3は、ソケット27に収納されるクランプ13において、筐体108に別途挿通口161、スリット162を設けた点に特徴を持つ。これ以外は実施の形態1のクランプ10と同様の構成である。
本バリエーション3によれば、実施の形態1の効果に加え、上記挿通口161、スリット162を設けていることから、輸液チューブ3の取り付け方法を変化させることができる。すなわち、図3に示す輸液ポンプ2に装着する場合は、スリット102を利用して輸液チューブ3を取り付ければよいが、輸液ポンプへの取り付け位置の制約、または輸液ポンプの形状の制約等により、ポンプ上下方向に輸液チューブ3を延長できない場合等には前記挿通口161、スリット162を利用して輸液チューブ3をUの字状に折り返すことが可能である。このような工夫により、バリエーション3では輸液チューブ3の取り回しにおいて、非常に優れているといえる。
なお、本バリエーション3を適用する場合には、輸液チューブ3の折り返しにより、当該チューブが折れて内部が閉塞状態にならないように注意が必要である。
4.その他の事項
上記実施の形態1では、クランプセットを輸液ポンプの装着位置より上流側に配置したが、輸液ポンプよりも下流側に装着してもよい。また、クランプの装着個数も1本の輸液チューブに対して複数個にわたり装着するようにしてもよい。
上記実施の形態1では、輸液チューブに輸血や薬液を流通させる構成としたが、当然ながら輸液はこれに限定されず、水や生理的食塩水等他の溶液を流通させる構成としてもよい。
<実施の形態2>
以下、本発明の実施の形態2について、実施の形態1との差異を中心に説明する。
上記実施の形態1のクランプセットの構成は、主としてポンプ駆動中に輸液チューブ3が不意に引っ張られることで、輸液チューブ3が誤ってポンプ側より脱落するケースを想定したものであるが、本発明はこのような場合に限定せず、カバー210の不要な解放自体によってもクランプを作動させることができる。
図7は、実施の形態2におけるソケット取付位置221付近の構成を示す部分拡大図である。当図では、ポンプを上から見下ろした様子を示す。本実施の形態2では、クランプセットはカバー210の裏側に装着される構成である。
クランプ14には、全体的にはクランプ10と同様であるが、その側面においてソケット取付位置221との対向する位置に、第一の係合部として、割ピン状の突起171a、171bからなる係合部170が形成されている。一方、係合部170と対向するポンプ取付位置221には、第二の係合部として、係合部170と可逆的に係合可能な凹部221bを備えるステージ221aが配設される。ここで、係合部170及び凹部221bによる係合の強度は、ソケット20からクランプ14を脱離させる強度よりも強く設定されている。
さらに、クランプ14の長手方向両端部には、ソケット20と近接する領域において部分的に傾斜角が確保されており、ベベル部172a、172bが配設されている。これにより、クランプ14はソケット20に対して非常にスムーズに装着されるようになっている。
以上の構成によれば、ユーザはまずクランプ14に輸液チューブ3を装着し、これをステージ221aに配設する。このとき、クランプ10の係合部170はステージ221aの凹部221bと係合し、安定した配置となる(図7(a))。この状態でカバー210を閉めると、クランプ14はベベル部172a、172bの作用により非常に滑らかな動作で、自動的にソケット20に装着される(図7(b))。ここれにより、輸液チューブ3の輸液状態はフリーとなる。
この状態において、不意にカバー210が解放されると、ソケット20はカバー210とともに移動するが、クランプ14は係合部170、凹部221bの係合作用によりソケット20側から脱落し、ポンプ側に止まる。そして、ソケット20からの解放によって、クランプ14から可動体120が突出し、輸液チューブ3が閉塞されることとなる(図7(c))。
以上の動作を行う実施の形態2では、実施の形態1とほぼ同様の効果が奏される他、輸液チューブ3への直接の引っ張り力が働かなくてもカバー210の解放と連動してチューブ3を閉塞し、フリーフローの発生を防止できるので、実施の形態1に比して、より一層高い安全性を呈するものである。
また、本実施の形態2は、一般的な輸液ポンプに対し、所定の位置にステージ221a及び宇ランプセット1を装着することで実現できるため、非常に汎用性が高いものである。尚、ステージ221aを用いず直接ポンプ本体に対し凹部221bを設けてもよい。
係合後の係合部分については、割ピン171a、171bを側面より押すか、クランプ14をステージ221aに対して傾斜させることで、問題無くクランプ14を取り外すことが出来る。
なお、割ピン171a、171bを利用した係合部170の構成は当然ながら一例であって、カバーが解放された場合にクランプがステージ側に固定されるように係合作用をなすものであればよい。例えば、クランプ及びステージにそれぞれ磁石、面ファスナー、両面接着テープ等を配設し、これにより上記作用をなす構成とすることもできる。
また、図7ではソケット20をカバー210の内面に取り付ける構成を示したが、ソケット20を設ける位置はこれに限定されない。例えば、カバー210の上部側面にソケットを取付け、当該ソケットの位置に併せてクランプ14を係合部170、凹部221bにより係合させる構成とし、カバー210の開閉動作と連動してソケット20からクランプ14が脱離される構成としても、上記と同様の効果が奏されることとなる。
<実施の形態3>
図8は、本発明の実施の形態3のクランプセットの構成を示す図である。実施の形態2との違いは、クランプセットを用いず、代わりにハサミ状クランプ(ハンドクランプとも称される)180を用いた点にある。
具体的には、クランプ取付位置221には公知のねじりバネ(不図示)によりハサミが閉状態の方向に付勢された一対のアーム181a、181bが備えられ、当該アーム181がリンク部182によりクランプ取付位置221に固定されている。一対のアーム181a、181bには、ユーザが指でアームを開くことができるように、操作部1811a、1811bが備えられている。一方、ハサミ状クランプ180と対向するカバー210の部分にはマグネットMG2が配設されている。クランプ180は、実施の形態2と同様の係合部170及び凹部221bを利用して配設される。
以上の構成によれば、ユーザはまずハサミ状クランプ180のアーム181の間に輸液チューブ3を挿通させた状態で、一対のアームにマグネットMG1を挟設させる(図8(a))。この状態でカバー210を閉めると、ハサミ状クランプ180は解放された状態を維持しつつ、マグネットMG1、MG2同士が付着して安定状態となる(図8(b))。
そして、この状態において、不意にカバー210が解放されると、マグネットMG1はカバー210のマグネットMG2と付着した状態が維持され、ハサミ状クランプ180のアーム181は輸液チューブ3が挿通されたまま閉じることとなる。これにより、輸液チューブ3は一対のアーム181a、181bにより強く閉塞される(図8(c))。
以上の動作により、実施の形態2とほぼ同様の効果が奏される。ここで、ユーザが図8(c)の状態において、操作部1811a、1811bを操作して一対のアーム181a、181b間にマグネットMG1を挟むようにすれば、再度図8(a)の状態へ移行することが可能である。
なお、本実施の形態3ではMG1、2を用いたが、上記実施の形態2と同様にこれに限定するものではなく、カバーが解放された場合にハサミ状クランプが閉じるように、当該クランプのアームに挟設された物体がカバーと係合する構成であればよい。すなわち、磁性のない物体をクランプに挟んでおき、これをカバー側と面ファスナー、両面接着テープ、割ピン状突起等により係合させる構成とすることもできる。
また、ハサミ状クランプも上記ねじりバネを利用した構成に限定されず、公知のスライドクランプを利用することもできる。
なお、カバー210はヒンジにより開閉する構成として説明したが、筐体に対しスライド開閉する構成であってもよい。この場合にも、カバーとこれに対向するクランプ取付位置にそれぞれソケット及びクランプの係合部を配設することができる。
本発明は、医療用の輸液ポンプに対して利用できるほか、点滴等の輸液セットに対する安全装置としても利用することが可能である。

Claims (7)

  1. 輸液チューブに装着されるクランプと、当該クランプ脱着自在に収納可能なソケットを備える輸液安全装置であって、
    前記ソケットは、輸液ポンプ、輸液セット、薬液投与システムのいずれかに対し、クランプの脱着に係る引っ張り力より大きい強度で固定され、
    前記クランプは、ソケットへ収納された状態では輸液チューブの流通を解放
    輸液チューブが外力を受けると、当該輸液チューブとともに前記ソケットから脱離して輸液チューブの流通を制限する
    ことを特徴とする輸液安全装置。
  2. 前記クランプは、輸液チューブが挿通される挿通経路を有し、
    当該挿通経路の径を変化させて前記輸液の流通制限を行う可動機構を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の輸液安全装置。
  3. 前記クランプは、
    第一挿通口及び当該第一挿通口と連通する中空部を持つ筐体と、
    当該中空部で摺動可能に収納され、第二挿通口を有する可動体と、
    当該可動体を前記中空部内で摺動付勢する付勢手段とを備え、
    前記可動機構は、前記付勢手段により可動体を中空部で摺動させることで、前記第一及び第二挿通口をその各開口方向で重ねて前記挿通経路を形成し、当該重なりの程度を変化させて挿通経路の径を変化させる構成である
    ことを特徴とする請求項2に記載の輸液安全装置。
  4. 前記クランプは、有底筒状体からなる筐体の側面において前記第一挿通口が少なくとも1対設けられ、
    前記筐体の中空部に前記第二の挿通口を持つ可動体が前記付勢手段とともに収納されてなり、
    前記筐体の長手方向に可動体が摺動することでクランプの長手方向長が変化するとともに前記挿通経路の径が変化する構成であって、
    前記ソケットは、前記脱離状態のクランプ長よりも短い間隔で配された1対の係止壁を備え、
    前記クランプは、付勢手段に逆らって可動体が筐体側に押圧され、且つ前記挿通口が開いた状態で前記ソケットの一対の係止壁の間に収納される
    構成であることを特徴とする請求項3に記載の輸液安全装置。
  5. 前記付勢手段はバネ体である
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の輸液安全装置。
  6. 前記クランプには、前記筐体の側部から前記挿通経路に輸液チューブを案内するためのスリットが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の輸液安全装置。
  7. 請求項1に記載の輸液安全装置が、輸液ポンプに装着されてなることを特徴とする輸液ポンプセット。
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