JP4483524B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ駆動装置における電流検出オフセットの補正に関する
モータ駆動装置を用いた電流制御は、サーボモータの高速・高応答制御のために、アナログ回路の時代から一般的に行われてきた。近年は、マイクロコンピュータやLSI技術の進歩で、電流制御もディジタル化が進み、アナログ制御では設計上もコスト上も実現困難であった複雑な制御が可能となり、サーボモータを用いる機器の高性能・高機能化に大きく貢献している。
ここで、一般的なモータ駆動装置の電流制御について図を用いて説明する。
図11において、モータ駆動装置1は、電流検出器11を用いてサーボモータ2の3相電流を検出する。電流制御器12は、3相電流検出値と位置検出器3からのモータ位置情報を用い、3相電流が電流指令に追従するよう3相電圧指令を生成し、パワー増幅器13へ出力する。パワー増幅器13は主電源4からの入力を制御することで、サーボモータ3に3相電圧指令どおりの電圧を印加する。
また、電流制御器12は、ディジタル演算によるd−q制御が用いられることが多い。3相電流検出値をd−q変換器121により回転座標系であるd軸電流とq軸電流に変換し、PI制御器122で界磁成分であるd軸指令とトルク成分であるq軸指令と比較し、偏差をPI演算することでd軸電圧指令とq軸電圧指令を生成する。逆d−q変換器123は、これらd指令とq軸電圧指令を3相座標系に逆変換し、3相電圧指令を生成する。
このような電流制御系において、電流検出器11はカレントトランスや高精度抵抗器による電流から電圧への変換、オペアンプなどによる増幅、A/D変換器による離散化と量子化により構成されることが多い。これらアナログ回路の温度特性や過渡特性は、電流検出値に実電流とのオフセットを生じさせる。
この電流検出オフセットは、モータの電気角周期と同期したトルク変動を引き起こすため、可変速制御が基本のサーボモータではトルク変動の周波数が常時変化し、通常の周波数特性が一定である位置制御や速度制御でこれを抑制するのは非常に困難であった。
この電流制御の始まりにまでさかのぼる古くからの課題に対しては、非常に多くの改善提案がなされてきた。これらを大別すると以下の2通りとなる。
1)相電流が0となるタイミングの電流検出値をオフセット値として記憶し補正する(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
2)電気角周期と同期したトルク変動を抽出し電流検出オフセット値を随時調整する(例えば、特許文献3または特許文献4参照)。
特開平8−47280号公報 特開昭62−233084号公報 特開2001−186784号公報 特表2000−014866号公報
上述した1)の方式では、3相電流が必ず0となるタイミングを作り出すために、正常な電流制御状態とは異なる制御状態を必要とする。したがって、正常な電流制御状態で電流検出オフセットが変化した場合には対処できない点が最大の課題である。
例えば、特許文献1では、モータへの電圧印加を遮断する電圧指令遮断手段を備え、3相電流が0の状態を作り出す。一方、特許文献2では、モータの120°通電で非通電状態となる残り60°区間を利用して、そのときの電流検出値をオフセット値としている。
なお、現在市販されている一般的なモータ駆動装置は、電源投入時あるいは通電開始直前の非通電状態において、電流検出オフセットを測定するものが多い。これらはすべて通電開始後の電流検出オフセット変動に対処できない。
2)の方式では、サーボモータの速度が一定でない場合には、電気角周期と同期したトルク変動が一定周波数とならないため、その成分を抽出するのが非常に困難になるという課題がある。また、電流制御の外側に位置制御あるいは速度制御ループを構成する場合、トルク変動が電流制御の外部の要因によるものなのか、電流検出オフセットによるものかを識別するのが難しい点も課題である。
例えば、特許文献3では、トルク変動を抽出する条件として、速度変動とトルク変動が一定値以下でなくてはならないという制約がある。また、特許文献4では、変化するトルク変動周波数を抽出する周波数可変のバンドパスフィルタの設計や、d−q軸間の非干渉化が必要となるなど、オフセット測定処理が非常に複雑になる。
さらに、いずれの方式も、例えば電流検出オフセットによるトルク変動周波数と、モータと負荷の間の共振点により生じるトルク変動周波数が重なった場合、それら2つを区別することはできない。
本発明は上記の課題を解決するものであり、電流検出オフセットにより生ずるトルク変動を抑制するモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明は、3相モータの各相電流を検出する電流検出器と、与えられた電流指令に対し各相電流を追従させる各相電圧指令を生成する電流制御器と、各相電圧指令に応じた電圧を3相モータに印加するパワー増幅器を備えたモータ駆動装置において、前記電流制御器内に、モータ位置情報の演算周期間の差分からモータ速度を算出し、このモータ速度と電圧指令とを乗じる速度乗算器と、この速度乗算器の出力をモータ位置情報から電気角を計算しその1周期に当たる期間の積分結果を出力する電気角1周期積分器と、前記電気角1周期積分器の出力から各相電流検出器のオフセット量を決定する補正量計算器とを備え、前記補正量計算器の出力を電流検出器の検出値から減算することで電流検出器のオフセット値を補正するモータ駆動装置である
本発明のモータ駆動装置によれば、駆動中の電流検出オフセット変化にリアルタイムで対応することができるため、電流検出オフセットが要因となる電気角周期と同期したトルク変動を大幅に抑制することができる。また加減速時などのトルク指令の変動や、モータ速度の変動にもロバストな電流検出オフセット測定を実現できる
以下に、本発明の実施例及び参考例を説明する。
本発明の実施例1及び参考例1〜3について図面を用いて説明する。
参考例1)
図1に示したモータ駆動装置の電流制御ブロック図は本発明の基本構成であり、従来の一般的なモータ駆動装置の電流制御ブロック(図11)に対して、モータ各相の電圧指令とモータ位置情報と補正後の電流検出値を入力とし、電流検出オフセット補正値を出力とする電流検出オフセット補正器124を電流検出器の数だけ備える点が異なっている。
図2は、この電流検出オフセット補正器124aのブロック構成を示すもので、5は電気角1周期の間積分する電気角1周期積分器、6は各相電流検出器のオフセット量を決定する補正量計算器である。説明上、実際のサーボモータ2の1相分を表すブロック図も追記している。
電気角1周期積分器5は、モータ位置情報θから電気角を計算し、その1周期に当たる期間の電圧指令Vuの積分結果を出力する。後述する理由により、この積分結果は電流検出オフセットIu_ofs*に比例する値となるため、補正量計算器6はこれを0に制御するための電流検出オフセット補正量Iu_ofsを出力する機能を備えればよい。例えば、積分結果に一定のゲインを掛けた値を出力する、あるいは積分結果の符号に応じ一定量の補正値を加減算するなどが考えられる。
次に、電圧指令Vuの電気角1周期の積分結果が、なぜ電流検出オフセットIu_ofs*に比例するのかを、図3を用いて説明する。ここではモータ速度一定、トルク指令一定と仮定する。ここで記号に*が付いている値はモータ駆動装置では直接観測できない値である。
電流検出オフセット補正量Iu_ofsが0の場合の、電気角1周期分の値を図3の左側に示す。電流検出値Iuは、図1に示された電流フィードバック制御の働きにより、モータ速度一定、トルク指令一定の場合、電気角1周期と同期したオフセットのない正弦波となるが、これはみかけ上のもので、実際にモータに流れる実電流Iu*は電流検出オフセットIu_ofs*を引いた値となる。
この実電流Iu*を流すための印加電圧Vu*は、実電流Iu*にモータ1相分のインピーダンスZmを乗じた値となる。実機においてこの印加電圧Vu*を加えるには、誘起電圧Eu*と、外乱電圧Vu_d*分を減算した値を電圧指令Vuとして与えることになる。ここで外乱電圧Vu_d*としては、パワー増幅器13でPWM制御を行う際のデッドタイムにより生じる電圧誤差が支配的であり、実電流Iu*の向きに比例して一定電圧Vdが加わるとした。
これらすべてを電気角1周期分積分すると、積分結果は図3の右側の値となる。電流検出値Iuはオフセットのない正弦波なので0となるが、実電流Iu*は電流検出オフセット量ΔIuに積分時間Tを乗じた値が引かれて−T×ΔIuとなる。印加電圧Vu*はこれにモータのインピーダンスZmを乗じて−T×ΔIu×Zmとなる。誘起電圧Eu*は、電気角1周期と同期した周期で振幅がモータ速度に比例した正弦波なので、積分結果は0となる。外乱電圧Vu_d*は電流検出オフセット量ΔIuにより、実電流Iu*のゼロクロス点が電気角の180°からずれた時間をθodとすると、大きさはVd×2θodとなり、符合はΔIuと同じとなる。
これらの結果、電圧指令Vuを電気角1周期積分した結果は、電流検出オフセット量ΔIuによる−T×ΔIu×Zmと、外乱電圧Vdによる値を加算した値となり、どちらもΔIuと負の相関をもつことが分かる。
したがって、補正量計算器6を用いて電流検出オフセット補正量Iu_ofsを変化させると、電流検出オフセット量ΔIuが等価的に0に近づくように小さくなり、最終的には全ての積分結果が0に収束することで、電流検出オフセットの補正が完了する。
参考例2)
参考例1が一定速度、一定トルク指令の条件下で有効であるのに対して、参考例2はトルク指令が一定でない場合に有効であり、実施例1の電流検出オフセット補正器とはブロック構成が異なる。
参考例2における電流検出オフセット補正器124bのブロック構成を図4に示す。電流検出オフセット補正器124bは、実施例1で説明した電気角1周期積分器5、補正量計算器6に加えて、電流検出値Iuを入力とし印加電圧推定値Vu_estを出力とする印加電圧推定器7で構成され、指令電圧Vuから印加電圧推定値Vu_estを引いた結果を電気角1周期積分器5に入力している。
なお、印加電圧推定器7にはモータ1相分のモデルとして、抵抗値RとインダクタンスLをあらかじめ測定しておき、(R+Ls)を電流検出値Iuに乗じるだけの非常に簡単な計算で実現できる。実現方法はさまざまだが、印加電圧推定器7の目的は電流検出オフセット値ΔIuの成分を持たない電圧指令値を得ることにある。
参考例1と同様に各部の値を電気角1周期分表したものを図5に示す。ここでは実施例2の効果を示すため、モータ速度は一定として、電気角の半周期でトルク指令の大きさが変化した場合を示している。
トルク指令が一定でない場合、電流検出値Iuの電気角1周期積分結果は0にならず、ある値Suをとる。この値は、電流検出オフセット量ΔIuの成分とともに、実電流Iu*、印加電圧Vu*の積分結果にも現れる。しかし誘起電圧Vuの積分結果はモータ速度一定のため0のままであり、外乱電圧Vdの積分結果が電流検出オフセット量ΔIuと相関する関係も変わらない。
これらの結果、電圧指令Vuにはトルク指令が変化しない場合と比較して、電流Su×Zmだけの誤差が生じる。ここで誤差分は印加電圧推定器7が出力する印加電圧推定値Vu_estを電気角1周期積分した値と同じになる。
したがって、参考例2の構成により、トルク指令変動のない参考例1の構成と同じ結果が得られる。
参考例3)
参考例3は実施例2と同様にトルク指令が一定でない場合に有効であり、電流検出オフセット補正器のブロック構成が異なる。
図6に示したように、電流検出オフセット補正器124cは、実施例2の印加電圧推定器7の代わりに、電圧指令Vuから電流推定値Iu_estを得る電流推定器8を備えている。
電流推定器8には、モータ1相分のモデルとして抵抗値RとインダクタンスLをあらかじめ測定しておき、1/(R+Ls)を電圧指令Vuに乗じるだけの非常に簡単な計算で実現できる。また、特開2002−252991号公報に記載の電流検出オブザーバを用いれば、より高精度な電流推定値Iu_estを得られる。実現方法はさまざまだが、電流推定器8の目的は電流検出オフセット値ΔIuの成分を持たない電流推定値を得ることにある。
参考例2と同様に各部の値を電気角1周期分表したものを図7に示す。電流推定値Iu_estは、電圧指令Vuをモータ1相分のインピーダンスで除した値となるため、電気角1周期積分結果は、電流検出オフセット量ΔIuの成分とともに電流検出値Iuの電気角1周期積分結果Suを持つ。したがって、電流検出値Iuの積分結果との差をとることで、実施例1同様にΔIuと負の相関をもつ値が得られる。
(実施例
実施例はモータの速度指令が一定でない場合に有効であり、参考例1の電流検出オフセット補正器とはブロック構成が異なる。
図8に示すように、電流検出オフセット補正器124dは、参考例1で説明した電気角1周期積分器5、補正量計算器6に加えて、モータ位置θの演算周期間の差分からモータ速度を算出し、電圧指令Vuと乗じる速度乗算器9を備えており、その出力を電気角1周期積分器5に入力している。
このモータ速度の乗算により、モータ速度が一定でない場合もモータ速度が一定の場合と同じ電流検出オフセット補正ができる。これについて図9を用いて説明する。
図9において、a)はモータ速度がω0で一定の場合の電流検出値Iuを示している。前述のとおり電気角1周期分の積分結果は0となる。しかし、b)のようにモータ速度が半周期の間はω0で、残り半周期の間ω0/2と変化した場合、前半の半周期の積分結果は2Au/ω0だが、モータ速度に逆比例して後半の半周期の時間は2倍になるため積分結果は−4Au/ω0となる。したがって電気角1周期分の積分結果は0とならず、−2Au/ω0という値になってしまう。
ここで、積分結果がモータ速度に逆比例することに注目すると、電流検出値Iuにモータ速度ωmを乗ずることで、このモータ速度による積分時間の伸縮の影響を打ち消せることが分かる。乗算結果Iu×ωmをc)に示すが、モータ速度が1/2となってために積分時間が2倍になった分を、乗算結果の振幅が1/2となることで打ち消していることが分かる。
この等価性は数式でも表せる。電流検出値Iuをモータ位置θの関数と考えると、Iu(t)=I(θ(t))となる。このθ(t)は、時間tにおけるモータ位置θを示しており、モータ速度ω(t)は、モータ位置θ(t)の微分なので乗算結果は、Iu(t)×ω(t)=I(θ(t))×dθ(t)/dtとなる。さらに、上式の両辺を時間tで不定積分すると、∫(Iu(t)×ω(t))dt=∫(I(θ(t))×dθ(t)/dt)dt=∫(I(θ))dθとなる。
この式を見ると、時間tとの関連が全くなくなっていることが分かる。すなわち速度ω(t)が変化しても、乗算結果の電気角1周期分の積分結果は常に同じとなる。
この結果は電流検出値Iuだけでなく、電気角の関数で表せる電圧指令Vuなどすべての値に適用できるため、図8における各部の値は図10のように表せる。横軸が時間から位置に置き換わっている点が重要で、モータ速度への依存性がなくなっていることを示している。
参考例1と同じ理由で、指令電圧Vuにモータ速度ωmを乗じた値の電気角1周期積分結果は、電流検出オフセット量ΔIuと負の相関を持つ。
上述した施例から明らかなように、駆動中の電流検出オフセット変化にリアルタイムで対応することができるため、電流検出オフセットが要因となる電気角周期と同期したトルク変動を大幅に抑制することができる。また加減速時などのトルク指令の変動や、モータ速度の変動にもロバストな電流検出オフセット測定を実現できる。
本発明のモータ駆動装置は、3相モータに限定されず、電流フィードバック制御を行うリニアモータやDCモータなどにも有用である。
本発明の実施例及び参考例のモータ駆動装置における電流制御ブロック図 参考例1における電流検出オフセット補正器のブロック図 参考例1における測定動作説明図 参考例2における電流検出オフセット補正器のブロック図 参考例2における測定動作説明図 参考例3における電流検出オフセット補正器のブロック図 参考例3における測定動作説明図 本発明の実施例における電流検出オフセット補正器のブロック図 (a)速度一定における速度乗算器の効果説明図、(b)速度が一定でない場合の速度乗算器の効果説明図、(c)モータ速度を乗算した場合の速度乗算器の効果説明図 本発明の実施例における測定動作説明図 従来のモータ駆動装置における電流制御ブロック図
1 モータ駆動装置
11 電流検出器
12 電流制御器
121 d−q変換器
122 PI制御器
123 逆d−q変換器
124、124a、124b、124c、124d 電流検出オフセット補正器
13 パワー増幅器
2 3相モータ
3 位置検出器
4 主電源
5 電気角1周期積分器
6 補正量計算器
7 印加電圧推定器
8 電流推定器
9 速度乗算器

Claims (1)

  1. 3相モータの各相電流を検出する電流検出器と、与えられた電流指令に対し各相電流を追従させる各相電圧指令を生成する電流制御器と、各相電圧指令に応じた電圧を3相モータに印加するパワー増幅器を備えたモータ駆動装置において、前記電流制御器内に、モータ位置情報の演算周期間の差分からモータ速度を算出し、このモータ速度と電圧指令とを乗じる速度乗算器と、この速度乗算器の出力をモータ位置情報から電気角を計算しその1周期に当たる期間の積分結果を出力する電気角1周期積分器と、前記電気角1周期積分器の出力から各相電流検出器のオフセット量を決定する補正量計算器とを備え、前記補正量計算器の出力を電流検出器の検出値から減算することで電流検出器のオフセット値を補正するモータ駆動装置。
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