JP4483190B2 - ロータリーダイ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム、紙、不織布等の被加工物の輪郭切りに用いられるロータリーダイに関し、特に、外周面に複数の刃型が連続して設けられるトリムレスタイプのロータリーダイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フィルム、紙、不織布等の被加工物の輪郭切りに用いられるロータリーダイの一例として、円柱状のダイの外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型を周方向に沿って連続して設け、このダイの両端部に軸線を一致させた状態で軸部を一体に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、ロータリーダイの他の例として、図5及び図6に示すように、ダイ22の外周面に断面が山形状で環状をなす刃型23を周方向に沿って連続して設け、各刃型23を隣接する刃型23と共通の共通刃部24と、両共通刃部24、24間を連結する各刃型23に独立の独立刃部25とによって構成したロータリーダイ21が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0004】
そして、上記のような構成のロータリーダイとアンビルローラーとを組み合わせてそれらの軸線が互いに平行となるように配置し、ロータリーダイの軸部及びアンビルローラーの軸部をそれぞれ軸受によって回転自在に支持することにより、ロータリーダイカッターが構成されるものである。
【0005】
そして、このように構成のロータリーダイカッターを駆動させてロータリーダイとアンビルローラーとを回転させ、それらの間でフィルム、紙、不織布等の被加工物を挟み込むことにより、被加工物を刃型の形状に切り抜くことができ、刃型の形状に合致した製品を連続して形成することができるものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−237999号公報
【非特許文献1】
株式会社リョウテック、ホームページ、ロータリーダイ、インターネット<http://www.ryotec.co.jp/>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような構成のロータリーダイのうち、特許文献1に記載されているものは、周方向に隣接する刃型間に間隙が設けられているため、その分だけ被加工物の無駄が生じてしまうが、非特許文献1に記載されているものは、周方向に隣接する刃型23、23間に隙間が設けられていないため、特許文献1に記載されているもののような被加工物の無駄は生じないものである。
【0008】
しかしながら、非特許文献1に記載されているロータリーダイ21は、周方向に隣接する刃型23の独立刃部25間に位置する領域がY形状の凹部26に形成されているため、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まり易く、しかもこの被加工物は加工硬化によって非常に硬くなっているため、その凹部26を囲んでいる刃型23の刃先の部分が欠損してしまう問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、周方向に隣接する刃型の独立刃部間に被加工物が詰まるのを防止し、これにより加工硬化によって硬くなった被加工物によって刃型の刃先が欠損するのを防止するとともに、周方向に隣接する刃型の独立刃部間に被加工物が詰まっても、その独立刃部の刃先が欠損するようなことがないロータリーダイを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、以下のような手段を採用している。すなわち、請求項1に係る発明は、円柱状のダイの外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型が周方向に沿って連続して複数設けられ、各刃型が周方向に所定の間隔をおいて位置する隣接する刃型と共通の共通刃部と、両共通刃部の両端部間を連結する各刃型に独立の独立刃部とからなるロータリーダイにおいて、各刃型のダイの外周面からの高さが、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次低くなるように構成し、前記各刃型の独立刃部は、前記ダイの周方向を向く本体部と、該本体部と前記共通刃部とを連結するコーナー部とからなり、前記本体部の延長線と、この本体部に接続している前記コーナー部と、このコーナー部に周方向に隣接し合う他のコーナー部とで囲まれた領域のうち共通刃部の延長線上であってこれら2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位は、前記共通刃部に沿う断面がダイの外周面からの高さが共通刃部側から独立刃部側にかけて直線状に低くなるように傾斜して形成され、前記コーナー部は曲線に形成されているとともに、前記曲線は、曲率半径の異なる二つの円弧からなり、各円弧の交点と、前記コーナー部及び前記共通刃部の交点とを結ぶ直線は、その隣接するコーナー部の前記直線との間に角度θ3を形成するとともに、この角度θ3を15°≦θ3≦40°に設定したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域のうち共通刃部の延長線上であって2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位は、前記共通刃部に沿う断面がダイの外周面からの高さが共通刃部側から独立刃部側にかけて直線状に低くなるように傾斜して形成されているので、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できる。
また、もし被加工物が隣接する刃型の独立刃部間に詰まっても、その部分は共通刃部側から独立刃部側にかけて順次高さが低くなるように形成されているので、その部分の独立刃部の刃先に加わる面圧を低く抑えることができ、独立刃部の刃先が欠損するのを防止できる。
さらに、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域は、隣接するコーナー部間に形成されるとともに、このコーナー部間に設定される前述の夫々の角度θ3が、15°≦θ3≦40°とされ比較的広くなっているので、前記領域内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、領域を囲む独立刃部のコーナー部の刃先が欠損するのを防止できる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のロータリーダイであって、前記各刃型の独立刃部は、前記ダイの周方向を向く本体部と、該本体部と前記共通刃部とを連結するコーナー部とからなり、該コーナー部のダイの外周面からの高さを、共通刃部側から本体部側にかけて順次低くなるように構成したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、被加工物が隣接する刃型の独立刃部のコーナー部間に詰まっても、そのコーナー部は共通刃部側から独立刃部側にかけて順次高さが低くなるように形成されているので、コーナー部の刃先に加わる面圧を低く抑えることができ、コーナー部の刃先が欠損するのを防止できる。
【0013】
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のロータリーダイであって、各刃型の共通刃部側から独立刃部側にかけての傾斜角度θ1を0°<θ1≦3°に設定したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、被加工物が隣接する刃型の独立刃部間に詰まっても、その部分は共通刃部側から独立刃部側にかけて順次高さが低くなるように形成されているので、すなわち共通刃部側から独立刃部側にかけての傾斜角度θ1が0°<θ1≦3°に設定されているので、その部分の独立刃部の刃先に加わる面圧を低く抑えることができ、その部分の独立刃部の刃先が欠損するのを防止できる。
【0015】
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載のロータリーダイであって、前記領域のうち共通刃部の延長線上であって前記2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位の傾斜角度θ2を0°<θ2≦30°に設定したことを特徴とする。
この発明によるロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域のうち共通刃部の延長線上であって2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位は、前記共通刃部に沿う断面がダイの外周面からの高さが共通刃部側から独立刃部側にかけて直線状に低くなるように傾斜して形成されているので、すなわち傾斜角度θ2が0°<θ2≦30°に設定されているので、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4には、本発明によるロータリーダイの一実施の形態が示されていて、このロータリーダイ1は、トリムレスタイプのロータリーダイであって、図1及び図2に示すように、円柱状のダイ2と、ダイ2の外周面に周方向に沿って連続して設けられる複数の環状の刃型3、3…と、ダイ2の軸方向の両端面に軸線と一致させた状態で一体に設けられるダイ2よりも小径の円柱状の軸部8、8とを備えている。
【0017】
各刃型3は、超硬合金等からなるものであって、ダイ2の周方向に所定の間隔をおいて位置するダイ2の軸線方向を向く一対の共通刃部4、4と、ダイ2の軸方向に所定の間隔をおいて位置するとともに、両共通刃部4、4の両端部間を連結するダイ2の周方向を向く一対の独立刃部5、5とから構成されている。
【0018】
各共通刃部4及び各独立刃部5は、図1及び図2に示すように、共に同一形状の先端が尖った断面山形状に形成されるものであって、各共通刃部4は、隣接する刃型3と共通に形成され、各独立刃部5は各刃型3に独立に形成されるようになっている。
【0019】
各独立刃部5は、図1及び図2に示すように、ダイ2の軸線と直交する方向を向く本体部6と、本体部6の端部と共通刃部4の端部とを連結するコーナー部7とから構成され、コーナー部7は、図4に示すように、異なる二つの曲率半径R1、R2の円弧S1、S2を繋いだ曲線に形成されている。
【0020】
周方向に隣接する刃型3、3の独立刃部5、5のコーナー部7、7間には、図2に示すように、両独立刃部5、5のコーナー部7、7と共通刃部4によって囲まれる凹部であるY形状の領域9がそれぞれ形成されるようになっている。
【0021】
各刃型3のダイ2の外周面からの高さは、図1に示すように、各共通刃部4を最高として各共通刃部4から各独立刃部5にかけて順次低くなるように構成されている。すなわち、各刃型3の各共通刃部4は全体が同じ高さの最高に形成され、各独立刃部5の本体部6は全体が同じ高さの各共通刃部4よりも低い最低に形成され、各共通刃部4と各独立刃部5の本体部6との間に位置している各コーナー部7は、各共通刃部4から各独立刃部5の本体部6にかけて順次低くなるように形成されている。この場合、各コーナー部7の傾斜角度θ1は、0°<θ1≦3°に設定されている。
【0022】
周方向に隣接する刃型3、3の独立刃部5、5のコーナー部7、7間に形成されるY形状の領域9のうちの共通刃部4に隣接する部位は、図3に示すように、共通刃部4側から独立刃部5側に向かって順次傾斜する傾斜面に形成されている。この場合、傾斜面の傾斜角度θ2は、0°<θ2≦30°に設定されている。
【0023】
さらに、Y形状の領域9は、図4に示すように、共通刃部4とコーナー部7との交点X1と、コーナー部7の二つの円弧S1、S2の交点X2とを結ぶ直線Lによって挟まれる部分の角度θ3が15°≦θ3≦40°に設定され、従来のロータリーダイよりも広く設定されている。
【0024】
そして、上記のように構成したこの実施の形態によるロータリーダイ1とアンビルローラー(図示せず)とを組み合わせて、それらの軸線が互いに平行となるように配置し、両者の軸部8、8…をそれぞれ軸受(図示せず)によって回転自在に支持することにより、ロータリーダイカッター(図示せず)を構成する。
【0025】
そして、ロータリーダイカッターを駆動させて、ロータリーダイ1とアンビルローラーとを回転させ、それらの間にフィルム、紙、不織布等の被加工物(図示せず)を挟み込むことにより、被加工物を刃型3の形状に切り抜くことができ、刃型3の形状に合致した製品を連続して形成することができるものである。
【0026】
この場合、製品を切り抜いた後の被加工物が隣接する刃型3、3の独立刃部5、5のコーナー部7、7間、すなわちY形状の領域9内に詰まっても、そのY形状の領域9を囲む独立刃部5のコーナー部7は、共通刃部4側から独立刃部5の本体部6側にかけて、ダイ2の外周面からの高さが順次低くなるように構成されているので、その独立刃部5のコーナー部7に加わる面圧を低く抑えることができ、そのコーナー部7の刃先が欠損するのを防止できることになる。なお、この場合、独立刃部5の本体部6は共通刃部4よりも低く形成されているので、その部分の面圧は共通刃部4に比べて多少低くなるが、ロータリーダイ1及びアンビルローラーに撓みが発生することになるので、独立刃部5の本体部6による被加工物の切り抜きに何等影響を及ぼすことはないものである。
【0027】
また、Y形状の領域9は、共通刃部4側から独立刃部5側にかけて、ダイ2の外周面からの高さが順次低くなる傾斜面に形成され、しかも、Y形状の領域9の直線Lによって挟まれる部分の角度θ3は、図4に示すように、15°≦θ3≦40°に設定されて、従来のロータリーダイよりも広くなっているので、そのY形状の領域9内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、Y形状の領域9を囲む独立刃部5のコーナー部7の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0028】
なお、前記の説明においては、独立刃部5のコーナー部7を異なる二つの曲率半径R1、R2の円弧S1、S2を繋いだ曲線に形成したが、独立刃部5のコーナー部7を直線に形成しても良いものであり、その場合にも前述したものと同様の作用効果を奏するのは勿論のことである。
【0029】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載のロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域のうち共通刃部の延長線上であって2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位は、前記共通刃部に沿う断面がダイの外周面からの高さが共通刃部側から独立刃部側にかけて直線状に低くなるように傾斜して形成されているので、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できる。また、各刃型のダイの外周面からの高さが、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次低くなるように構成したので、被加工物が隣接する刃型の独立刃部間に詰まっても、その部分の独立刃部の刃先に加わる面圧を低く抑えることができるので、その部分の独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。さらに、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域は、隣接するコーナー部間に形成されるとともに、このコーナー部間に設定される前述の角度θ3が、15°≦θ3≦40°とされ比較的広くなっているので、前記領域内に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、領域を囲む独立刃部のコーナー部の刃先が欠損するのを防止できる。
【0030】
また、本発明の請求項2に記載のロータリーダイによれば、各刃型の独立刃部は、ダイの周方向を向く本体部と、本体部と共通刃部とを連結するコーナー部とからなり、コーナー部のダイの外周面からの高さを、共通刃部側から本体部側にかけて順次低くなるように構成したので、被加工物が隣接する刃型の独立刃部のコーナー部間に詰まっても、そのコーナー部の刃先に加わる面圧を低く抑えることができるので、コーナー部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0032】
さらに、本発明の請求項3に記載のロータリーダイによれば、被加工物が隣接する刃型の独立刃部間に詰まっても、その部分は共通刃部側から独立刃部側にかけて順次高さが低くなるように形成されているので、すなわち共通刃部側から独立刃部側にかけての傾斜角度θ1が0°<θ1≦3°に設定されているので、その部分の独立刃部の刃先に加わる面圧を低く抑えることができ、その部分の独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【0034】
さらに、本発明の請求項4に記載のロータリーダイによれば、隣接する刃型の独立刃部間に位置する領域のうち共通刃部の延長線上であって2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位は、前記共通刃部に沿う断面がダイの外周面からの高さが共通刃部側から独立刃部側にかけて直線状に低くなるように傾斜して形成されているので、すなわち傾斜角度θ2が0°<θ2≦30°に設定されているので、その部分に製品を切り抜いた後の被加工物が詰まるのを防止でき、その領域を囲んでいる独立刃部の刃先が欠損するのを防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるロータリーダイの一実施の形態の全体を示した正面図である。
【図2】 図1の刃先の展開図である。
【図3】 図2のH−H線に沿って見た断面図である。
【図4】 図2の部分拡大説明図である。
【図5】 従来のロータリーダイの一例を示した正面図である。
【図6】 図5の刃先の展開図である。
【符号の説明】
1 ロータリーダイ
2 ダイ
3 刃型
4 共通刃部
5 独立刃部
6 本体部
7 コーナー部
Claims (4)
- 円柱状のダイの外周面に、断面が山形状で環状をなす刃型が周方向に沿って連続して複数設けられ、各刃型が周方向に所定の間隔をおいて位置する隣接する刃型と共通の共通刃部と、両共通刃部の両端部間を連結する各刃型に独立の独立刃部とからなるロータリーダイにおいて、
各刃型のダイの外周面からの高さが、共通刃部側から独立刃部側にかけて順次低くなるように構成し、
前記各刃型の独立刃部は、前記ダイの周方向を向く本体部と、該本体部と前記共通刃部とを連結するコーナー部とからなり、
前記本体部の延長線と、この本体部に接続している前記コーナー部と、このコーナー部に周方向に隣接し合う他のコーナー部とで囲まれた領域のうち共通刃部の延長線上であってこれら2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位は、前記共通刃部に沿う断面がダイの外周面からの高さが共通刃部側から独立刃部側にかけて直線状に低くなるように傾斜して形成され、
前記コーナー部は曲線に形成されているとともに、前記曲線は、曲率半径の異なる二つの円弧からなり、
各円弧の交点と、前記コーナー部及び前記共通刃部の交点とを結ぶ直線は、その隣接するコーナー部の前記直線との間に角度θ3を形成するとともに、この角度θ3を15°≦θ3≦40°に設定したことを特徴とするロータリーダイ。 - 請求項1に記載のロータリーダイであって、
前記各刃型の独立刃部は、前記ダイの周方向を向く本体部と、該本体部と前記共通刃部とを連結するコーナー部とからなり、該コーナー部のダイの外周面からの高さを、共通刃部側から本体部側にかけて順次低くなるように構成したことを特徴とするロータリーダイ。 - 請求項1又は2に記載のロータリーダイであって、
各刃型の共通刃部側から独立刃部側にかけての傾斜角度θ1を0°<θ1≦3°に設定したことを特徴とするロータリーダイ。 - 請求項1から3の何れかに記載のロータリーダイであって、
前記領域のうち共通刃部の延長線上であって前記2つのコーナー部の外側の斜面同士が交差する部位の傾斜角度θ2を0°<θ2≦30°に設定したことを特徴とするロータリーダイ。
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