JP4480918B2 - 通電遮断機能付きヒーター - Google Patents

通電遮断機能付きヒーター Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通電遮断機能付きヒーターに関し、更に詳しくは、基準値を超える温度上昇に対して発火、発煙及び感電を発生させない自己断線機能を有する通電遮断機能付きヒーターに関する。本発明の通電遮断機能付きヒーターは、複写機及びレーザープリンターのトナー定着用に、あるいは塗料乾燥用等に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
ヒーターを備えた機器では、異常が発生した場合に基準値を超えて温度が上昇することがある。これによって、発煙や発火を招き、ヒーターの周辺部品に引火する等の問題がある。このような異常に備えて温度制御装置とともにヒーターへの通電回路中に温度ヒューズを配設し、所定の基準値を超える温度上昇があったとき、温度ヒューズを溶断させて通電回路を遮断している。しかし、この方法は二次的なものであるため、より安全性を高めるためヒーター自体に自己断線機能を付加することが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ヒーター単体においてもフェールセーフを達成し、基準値を超える温度上昇に対して発火、発煙及び感電を発生させない自己断線機能を有する通電遮断機能付きヒーターを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、製品規格内の電気抵抗値を有する発熱体を得るための電気抵抗値調整方法並びに発熱体及びその製造方法について検討した結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の通電遮断機能付きヒーターは、金属材料又は無機材料からなる基板と、該基板の上に形成された絶縁層と、該絶縁層の上に形成された抵抗体パターンとを備えるヒーターにおいて、発熱する該抵抗体パターンの上の少なくとも一部に、所定温度となった場合、該抵抗体パターンを構成する成分と反応して絶縁体となり通電を遮断する遮断部が形成されており、上記抵抗体パターンの上に保護層を備え、且つ、上記遮断部及び上記保護層を構成する成分はガラスであり、該遮断部を構成するガラスは該保護層を構成するガラスよりも軟化点が低いことを特徴とする。
【0005】
上記保護層の上にはオーバーコート層を備えることができる。
【0006】
上記基板を構成する材料としては、従来よりヒーター素材として用いられているものであれば特に限定されない。その例としては、金属材料としてはステンレス等が、無機材料としてはセラミックス等が挙げられる。これらのうち、ステンレスとしてはフェライト系耐熱鋼が好ましい。更に、フェライト系耐熱鋼としては例えばSUS430、SUS444及びSUS436等が挙げられるが、SUS430及びSUS444が好ましい。また、無機材料としては、アルミナ、窒化アルミニウム等が挙げられる。
【0007】
上記絶縁層を構成する成分としては特に限定されないが、上記基板を構成する材料との熱膨張バランスを考慮して選ぶことが必要である。例えば、上記基板がステンレスの場合、ガラス(結晶化ガラスでも非晶質ガラスでもよい。)等が挙げられるが、結晶化ガラスあるいは半結晶化ガラスが好ましい。このときの、ガラスを構成する成分も特に限定されず、軟化点が好ましくは600℃以上、より好ましくは650℃以上、更に好ましくは700℃以上のガラスが好ましい。このような性質を有するガラスとしては、SiO2−Al23−RO系ガラス〔ROはアルカリ土類金属の酸化物(MgO,CaO,BaO,SrO等)である。〕等が挙げられる。
また、上記絶縁層の厚さは特に限定されないが、好ましくは60〜120μm、より好ましくは70〜110μm、更に好ましくは75〜100μmである。
尚、上記基板を構成する材料が無機材料である場合には上記絶縁層を備えても備えなくてもいずれでもよい。
【0008】
上記抵抗体パターンは、目的に応じて直線、曲線及び各種形状を組み合わせて形成されるものであるが、その構成成分としては特に限定されない。例えば、銀を含む銀系材料、RuO2、X2Ru26 7(XはBi、Pb等の金属元素)、Ta2N等が挙げられる。これらのうち、好ましくは銀を含むものが、より好ましくは銀及びパラジウムを含むものがよく、更には、鉛、カドミウム及びニッケル等を含まないものがよい。特に、銀及びパラジウムを含むものによって形成された抵抗体パターンは、加熱硬化時の表面酸化の度合いが小さく、導電性を維持しやすい。尚、上記抵抗体パターンは、銀等を含むペーストを用いて印刷等され、焼成処理等により形成される。
また、上記抵抗体パターンの線厚は特に限定されないが、好ましくは5〜30μm、より好ましくは8〜20μm、更に好ましくは10〜15μmである。
【0009】
上記遮断部は、ヒーターが発熱し、使用温度を異常に上回る所定の温度となった場合にヒーターを構成する上記抵抗体パターンの通電を遮断する。即ち、上記遮断部を構成する成分と上記抵抗体パターンを構成する成分とが所定の温度となったときに反応して絶縁体となり、これにより通電が遮断される。絶縁体とするためには、上記抵抗体パターンを構成する成分を、反応によって上記遮断部を構成する成分の中に分散等させることによって、抵抗体パターンの導電性が損なわれるような構成とすればよい。上記遮断部を構成する成分は、上記抵抗体パターンを構成する成分と反応して絶縁体となるものであ、ガラスである。このガラスは結晶化ガラスでも非晶質ガラスでもよいが、Pb系及び/又はBi系の非晶質ガラスが好ましい。Pb系のガラスとしては、PbO−B系ガラス等が、また、Bi系のガラスとしては、Bi−ZnO−B系ガラスが挙げられる。このほか、Ag系の非晶質ガラス(例えばAgO−P系)、P−SnO−ZnO系ガラス、ZnO−B系ガラス等も挙げられる。
【0010】
また、上記遮断部を構成するガラスは、通電遮断を希望する温度として設定した上記「所定温度」は上記絶縁層を構成する成分及び下記において説明する保護層を構成する成分の転移点より低い。このとき、上記抵抗体パターンを構成する成分とガラスとの反応は、上記所定温度がガラスの転移点近くであっても、軟化点近くであっても、更にそれより高温の溶融状態であってもいずれでもよい。反応後にガラスが結晶化していてもしていなくてもよい。
【0011】
上記遮断部は、上記抵抗体パターンの上の少なくとも一部に設ければよいが、何箇所設けてもよい。また、用途に応じて設計されたヒーターが最も高温に達しやすい抵抗体パターン上の位置に設けることが好ましい。更に、上記遮断部は、上記抵抗体パターンの幅方向に対して、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上、更に好ましくは100%覆うのがよい。尚、上記抵抗体パターンの幅を超えて覆ってもよい。
また、上記遮断部の厚さは特に限定されないが、好ましくは5〜100μm、より好ましくは10〜60μm、更に好ましくは15〜40μmである。
【0012】
上記保護層は、上記抵抗体パターンを保護するために設けるものであり、ヒーターが発熱している際に上記抵抗体パターンの表面酸化等による劣化等によってヒーターが異常な動作を引き起こさないようにするものである。上記保護層は、上記抵抗体パターンの上だけでなく、上記遮断部を被覆するように形成されていてもよい。
上記保護層を構成する成分は、ガラスである。このガラスは結晶化ガラスでも非晶質ガラスでもよい。この例としては、上記絶縁層を構成する成分として例示したSiO−Al−RO系ガラス等のSi系ガラス等が挙げられる。本発明において、上記遮断部を構成する成分及び上記保護層を構成する成分がいずれもガラスであ、前者は後者よりも軟化点が低い。両者の温度の差は、好ましくは500℃以上、より好ましくは400℃以上、更に好ましくは350℃以上である。これにより、ヒーターが所定温度となった場合に遮断部のみで通電遮断を容易に機能させることができる。
また、上記遮断部以外の上記保護層の厚さは特に限定されないが、好ましくは15〜75μm、より好ましくは20〜40μm、更に好ましくは25〜35μmである。
【0013】
上記オーバーコート層は、必要に応じて1層でも2層以上でも設けることができ、主としてヒーター表面をより平滑にするため、あるいは防塵のために設けられるものである。上記オーバーコート層は、上記抵抗体パターンの上に形成されている保護層や、遮断部を完全に被覆していてもしていなくてもよい。
上記オーバーコート層を構成する成分としては特に限定されないが、ガラス等が挙げられる。このガラスは結晶化ガラスでも非晶質ガラスでもよい。この例としては、SiO2−Al23−B23−RO系ガラス等が挙げられる。上記保護層を構成する成分及び上記オーバーコート層を構成する成分がいずれもガラスである場合には、前者は後者よりも軟化点が低いことが好ましい。両者の温度の差は、好ましくは400℃以上、より好ましくは250℃以上、更に好ましくは160℃以上である。
また、上記オーバーコート層の厚さは特に限定されないが、好ましくは10〜50μm、より好ましくは10〜40μm、更に好ましくは20〜30μmである。
【0014】
本発明の通電遮断機能付きヒーターは、基板の寸法安定性、例えば各層が形成された際に発生することがある基板の反りを低減するために、裏面に反り防止層を備えることができる。この反り防止層を構成する成分としては特に限定されないが、ガラスが好ましい。また、上記反り防止層の厚さはヒーター層を構成する材料及びその厚みによるが、好ましくは25〜150μm、より好ましくは70〜140μm、更に好ましくは110〜130μmである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づき、更に詳しく説明する。
実施例1
(1)通電遮断機能付きヒーターの作製
縦272.5mm、横8.75mm、厚さ0.6mmのSUS430製基板11の表面を平滑処理した後、結晶化ガラス(商品名「3500N」、デュポン社製、転移点;700℃、軟化点;740℃)を乾燥処理後125μmとなるように塗布し、850℃で焼成して膜厚80μmの絶縁層12を設けた。その後、鉛、カドミウム、ニッケルを含まず、銀−パラジウムを含む抵抗体ペーストを用いて、図1に示すような回路状パターンを印刷し、850℃で焼成して抵抗体パターン14を形成した(図1参照)。尚、この線幅は2.06mm、線厚は11μmである。更に、この抵抗体パターン14の各端子の部分には電極として銀ペーストを用いて印刷して、取り出し電極部13a、13bを形成し、焼成処理(850℃、30分)を行った。
次に、遮断部15となる抵抗体パターンの一部(長さ2mm、幅2.06mm)をマスキングして遮断部以外の部分を上記絶縁層12を形成する際に用いた結晶化ガラスを用いて膜厚40μmの保護層16を設けた。続けて、非晶質ガラス(SiO2−Al23−B23−RO、転移点;540℃、軟化点;580℃)を用いて塗布し、750℃で焼成し、膜厚20μmのオーバーコート層17を設けた。その後、マスキングによって切り欠き部となった部分にPb系非晶質ガラス(PbO−B23、転移点;310℃、軟化点;375℃)を用いて充填し、460℃で焼成して遮断部15を設けて、通電遮断機能付きヒーターを作製した(図1及び図2参照)。
【0016】
上記で得られた通電遮断機能付きヒーターの概略断面図を図2に示す。図2において、11は基板、12は絶縁層、13a及び13bは取り出し電極部、14は抵抗体パターン、15は遮断部、16は保護層、17はオーバーコート層である。
【0017】
(2)ヒーターの性能試験
上記で得られた通電遮断機能付きヒーターを図3に示す装置を用いて、ヒーター回路に、瞬時に約800℃になるようにAC200Vの電圧を印加して、ヒーターの通電遮断部が破壊するまでの時間及び破壊時の遮断部の表面温度を測定した。この時、電圧印加時の電流と破壊時の電流も同時に測定した。また、破壊後に絶縁性を評価するために自動耐電・絶縁試験機(TOS8850A型、菊水電子工業社製)を用いて、取り出し電極部13aと遮断部15上面を完全に覆う電極を用いて遮断部の耐電圧を測定した。その結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
Figure 0004480918
【0019】
実施例2〜4
遮断部15及びオーバーコート層17に用いるガラスを、Pb系非晶質ガラス(PbO−B23、転移点;310℃、軟化点;375℃)とし、保護層16を形成後、マスキングをはずして遮断部15への充填及びオーバーコート層17を1回で塗布した以外は、実施例1と同様にして通電遮断機能付きヒーターを作製した(図4参照)。このヒーターをオーバーコート層17の膜厚を変えて3個作製し、上記と同様の評価を行い、その結果を表1に示した。尚、図4には便宜上、同じ番号を付し、以下の他態様も同じである。
【0020】
実施例5〜7
遮断部15及びオーバーコート層17に用いるガラスを、Bi系非晶質ガラス(Bi23−ZnO−B23、転移点;390℃、軟化点;455℃)とし、これを500℃で焼成した以外は、実施例2〜4と同様にして通電遮断機能付きヒーターを作製した。このヒーターをオーバーコート層17の膜厚を変えて3個作製し、上記と同様の評価を行い、その結果を表1に示した。
【0021】
比較例1〜4
実施例1において遮断部15を形成するためのマスキングを用いず、抵抗体パターン14の上に保護層16及びオーバーコート層17を順次積層した以外は実施例1と同様にしてヒーターを作製した(図13参照)。このヒーターをオーバーコート層17の膜厚を変えて4個作製し、上記と同様の評価を行い、その結果を表1に示した。
【0022】
実施例の効果
実施例1〜7は、ヒーターにおいて抵抗体パターンを構成する成分と反応して絶縁体となる遮断部が形成されている例であり、遮断部を構成するガラス成分の軟化点が保護層を構成するガラス成分のそれよりも低いため、いずれも20秒以内に遮断部のみでヒーターが破壊された。破壊時には、遮断部が破裂することなく瞬時に溶けたガラスが放冷されて固まった。また、破壊後の抵抗体とオーバーコート表面の間の耐電圧も0.65〜1.90kVと高く、絶縁性が良好であった。
遮断部を構成する成分としてPb系のガラスとBi系のガラスを用いたが、転移点及び軟化点の低いBi系のガラスを用いた場合は、オーバーコート層の膜厚によらず破壊までの時間が早くなった。
【0023】
一方、比較例1〜4は、上記のような遮断部が形成されていない例であり、破壊する位置が抵抗体パターンのいろいろな場所、例えば取り出し電極部13a又は13b近くの抵抗体パターン上、取り出し電極部13a及び13bの中間点等不規則で、破壊までの時間が26〜30秒と長く、破壊後の抵抗体とオーバーコート表面の間の耐電圧も0.3〜0.65kVと低く、絶縁性が劣っていた。
【0024】
尚、本発明においては、上記実施例に限定されるものではなく、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。
即ち、ヒーターの形態としては、上記実施例に示すもの以外に、例えば、以下のような態様とすることもできる。
【0025】
(1)図5に示すように、実施例1において作製したヒーター(図2)のオーバーコート層17及び遮断部15を更に被覆する第2オーバーコート層18を設けることができる。
(2)図6に示すように、実施例2において作製したヒーター(図4)のオーバーコート層17及び遮断部15を更に被覆する第2オーバーコート層18を設けることができる。
上記(1)及び(2)の場合、第2オーバーコート層としては、上記オーバーコート層において説明したものと同様とすることができる。第2オーバーコート層を設けた場合、ヒーターの表面の平滑化が一段と図られる。
【0026】
(3)図7〜12に示すように、抵抗体パターン14と遮断部15が直接接していないものとすることができる。
この場合、断面方向に見た抵抗体パターン14と遮断部15との間隔は短いほうが好ましく、通常、25μm以下、好ましくは20μm以下、より好ましくは15μm以下である。25μmを超えると、異常昇温した場合に抵抗体パターンを構成する成分と遮断部を構成する成分との反応が起こりにくくなることがある。
また、図8、図10及び図12における第2オーバーコート層18は上記と同様とすることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の通電遮断機能付きヒーターによれば、温度制御装置や温度ヒューズ等新たな装置を設けることなく、ヒーターが異常動作し、所定温度を超えた場合に自ら通電を遮断することができる。また、通電が遮断されても発煙及び発火の恐れがない。
ヒーター素子である抵抗体パターンの上に設けられた遮断部は、異常昇温した際に抵抗体パターンを構成する成分と反応して絶縁体となり、通電が遮断されるが、この反応は破裂を引き起こすことがないため、ヒーター周辺部品への影響も小さい。基板を構成する材料としてステンレスを用いた場合は、異常昇温によって割れることもない。また、反応後の遮断部表面は遮断部を構成する成分(例えばガラス)が溶けて固まった状態であるので、ヒーターを交換する作業も安全に行うことができる。
更に、遮断部を構成する成分をうまく選択することによって、用途に応じた異常値を設定でき、規格内の温度で機器を安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において用いた通電遮断機能付きヒーターの概略平面図である。
【図2】実施例1において用いた通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図3】ヒーター性能試験の説明概略図である。
【図4】実施例2〜7において用いた通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図5】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図6】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図7】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図8】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図9】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図10】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図11】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図12】本発明の別の態様を示す通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【図13】比較例1〜4において用いた通電遮断機能付きヒーターの説明断面図である。
【符号の説明】
1;通電遮断機能付きヒーター、11;基板、12;絶縁層、13a及び13b;取り出し電極部、14;抵抗体パターン、15;遮断部、16;保護層、17;オーバーコート層、18;第2オーバーコート層。

Claims (7)

  1. 金属材料又は無機材料からなる基板と、該基板の上に形成された絶縁層と、該絶縁層の上に形成された抵抗体パターンとを備えるヒーターにおいて、
    発熱する該抵抗体パターンの上の少なくとも一部に、所定温度となった場合、該抵抗体パターンを構成する成分と反応して絶縁体となり通電を遮断する遮断部が形成されており、
    上記抵抗体パターンの上に保護層を備え、
    且つ、
    上記遮断部及び上記保護層を構成する成分はガラスであり、該遮断部を構成するガラスは該保護層を構成するガラスよりも軟化点が低いことを特徴とする通電遮断機能付きヒーター。
  2. 上記遮断部を構成するガラスはPb系及び/又はBi系のガラスであり、上記保護層を構成するガラスはSi系のガラスである請求項に記載の通電遮断機能付きヒーター。
  3. 上記抵抗体パターンは銀を含む成分からなる請求項1又は2に記載の通電遮断機能付きヒーター。
  4. 上記基板を構成する上記金属材料がステンレスである請求項1乃至のいずれかに記載の通電遮断機能付きヒーター。
  5. 上記ステンレスがフェライト系耐熱鋼である請求項1乃至のいずれかに記載の通電遮断機能付きヒーター。
  6. 上記絶縁層がガラスである請求項1乃至のいずれかに記載の通電遮断機能付きヒーター。
  7. 上記保護層の上に更にオーバーコート層を備える請求項乃至のいずれかに記載の通電遮断機能付きヒーター。
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