JP4480761B2 - シャントレギュレータおよび電子機器 - Google Patents

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Description

本発明はシャントレギュレータおよび電子機器に関し、特に電源電圧を所定の範囲に収めるように制御するシャントレギュレータおよび無線によって電力が供給され動作する電子機器に関する。
ICカードやIDチップでは、電源として電池をもつことができないため、リーダライタから照射される電波エネルギーを受信して、電力を取り出している。これらICカード等が受信する電力は、リーダライタとの距離によって大きく変動し、電源電圧も大きく変動する。そのため、電源電圧の大きな上昇は、ICカード内部のトランジスタ等の破壊につながる。こうした電源電圧の上昇を抑制するため、ICカード等には、シャントレギュレータやクランプ回路が用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。
図10は、従来のシャントレギュレータの回路図である。図に示すようにシャントレギュレータは、PMOSのトランジスタM101、抵抗R101,R102、コンデンサC101を有している。
リーダライタから供給される電力は、整流器によって整流され、負荷101に供給される。シャントレギュレータは、整流器によって整流された電力(電圧Vdd)が所定の範囲に収まるように制御している。具体的には、シャントレギュレータは、負荷101に供給される電流Iinが過大となるとき、トランジスタM101をオンしてバイパス電流Ibpを流し、電圧Vddが上昇するのを抑制している。なお、負荷101に供給される電流Iinが小さく、電圧Vddが下限値となる場合、より少ない電流Iinで下限値の電圧になるよう、バイパス電流Ibpは、このとき負荷101に流れる電流Iconsに対し、十分小さくなるように設計される。
図11は、図10のシャントレギュレータの動作例を説明する図である。図に示すようにシャントレギュレータは、負荷101に供給される電流Iinが電流Iconsとなるとき、電圧Vddの下限値である電圧Vddminとなるようになっている。また、シャントレギュレータは、電流Iinが上昇し、電圧Vddが上昇すると、トランジスタM101にバイパス電流Ibpを流し、電圧Vddの上昇を抑制するようにしている。シャントレギュレータは、バイパス電流Ibpを流すことによって、電圧Vddが電圧Vddminと電圧Vddmaxとの範囲に収まるようにし、負荷101に適切な電源電圧が供給されるようにしている。なお、電流Iinが電流Iinmaxを超えると、電圧Vddは、上限値の電圧Vddmaxを超えてしまい、負荷101は正常動作しなくなってしまう。または、負荷101の耐圧をオーバしてしまい、破損する恐れが生じる。
ところで、図10で示したシャントレギュレータは、次の式(1)で示されるバイパス電流Ibpを流す。
Figure 0004480761
なお、式(1)のβは、トランジスタM101の特性、例えば、ゲート幅や、電子の移動度等によって決まるパラメータであり、Vthpは、トランジスタM101がオンするしきい値電圧である。
式(1)よりバイパス電流Ibpは、トランジスタM101の特性やしきい値電圧Vthpによって変化する。すなわち、バイパス電流Ibpは、トランジスタM101のばらつきによって変わり、電圧Vddの範囲も変わってしまう。
図12は、トランジスタのばらつきによる電圧とバイパス電流の関係を示した図である。図に示す直線L101が、所望の電圧Vddとバイパス電流Ibpの関係である。下限値の電圧Vddminのとき、バイパス電流Ibpは0であり、上限値の電圧Vddmaxのとき、バイパス電流Ibpは電流Iinmaxであるのが望ましい。
これに対し、トランジスタM101のしきい値電圧Vthpにばらつきがあると、図に示すように、直線L101は、矢印P101に示すように図中左右に移動してしまう。また、βのばらつきによって、直線L101の傾きは、矢印P102に示すように変わってしまう。そのため、トランジスタM101にばらつきがあると、電圧Vddを所望の範囲に収めることができない場合が生じる。
特開2003−296683号公報 特開2001−217689号公報
ところで、従来のICカードは、リーダライタから、13.56MHzのキャリアによって電力が供給されていたので、高速性が要求されず、高耐圧のトランジスタを整流器に使用できた。そのため、負荷101にもよるが、電圧Vddの上限値(電圧Vddmax)の許容範囲を大きくすることができた。しかし、UHF帯用のICカードでは、1GHzに近いキャリアから電力を整流する必要があり、整流器に高速トランジスタを使用しなければならず、高耐圧のトランジスタが使用できない。そのため、電圧Vddの上限値の大きな変動は許されず、高い精度の電圧Vddが求められている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、素子にばらつきがあっても高い精度で電源電圧を制御することができるシャントレギュレータおよび電子機器を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、図1に示すような電源電圧Vを所定の範囲に収めるように制御するシャントレギュレータにおいて、電源端子a,b間に接続され、電源電圧Vが上昇したときに流れる過剰電流をバイパスするバイパストランジスタM1と、バイパストランジスタM1のソースに定電圧Vaを印加するとともに、ソース側の電源端子aのノードとゲートとの間にバイパストランジスタM1のしきい値電圧Vthpを印加するようにするバイパス制御回路1と、を有することを特徴とするシャントレギュレータが提供される。
このようなシャントレギュレータによれば、バイパス制御回路1によって、バイパストランジスタM1のソースに定電圧Vaを印加するとともに、ソース側の電源端子aとゲートとの間にバイパストランジスタM1のしきい値電圧Vthpを印加するようにする。これにより、バイパストランジスタM1は、オン/オフする状態の近傍にあり、電源電圧Vがソースに印加されている定電圧Vaを超えると、ソース側の電源端子aとゲートとの間の電圧はしきい値電圧Vthpを超え、過剰電流をバイパスする。電源電圧Vがソースに印加されている定電圧Vaを超えなければ、ソース側の電源端子aとゲートとの間の電圧はしきい値電圧Vthpより小さく、過剰電流をバイパスしない。
本発明のシャントレギュレータでは、バイパス制御回路によって、バイパストランジスタのソースに定電圧を印加するとともに、ソース側の電源端子とゲートとの間にバイパストランジスタのしきい値電圧を印加するようにした。これにより、バイパストランジスタのしきい値電圧によらず、電源電圧が定電圧を超えたか否かによって過剰電流がバイパスされるので、シャントレギュレータごとにバイパストランジスタのしきい値電圧にばらつきがあっても、電源電圧を高い精度で制御できる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
シャントレギュレータの概要を示した図である。 第1の実施の形態に係るシャントレギュレータの概略構成を示した図である。 図2のシャントレギュレータの詳細な回路図である。 バイアス電流生成回路の回路構成を示した図である。 図4の電流源回路およびしきい値キャンセル回路の詳細を示した回路図である。 第2の実施の形態に係るシャントレギュレータの概略構成を示した図である。 図10で示したシャントレギュレータのシミュレーション結果を示した図である。 図6で示したシャントレギュレータのシミュレーション結果を示した図である。 ICカードのブロック図である。 従来のシャントレギュレータの回路図である。 図10のシャントレギュレータの動作例を説明する図である。 トランジスタのばらつきによる電圧とバイパス電流の関係を示した図である。
以下、本発明の原理を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、シャントレギュレータの概要を示した図である。図に示すようにシャントレギュレータは、バイパス制御回路1、抵抗R1、PMOSのバイパストランジスタM1を有している。
バイパストランジスタM1は、電源端子a,b間に接続され、電源電圧Vが上昇したときに流れる過剰な電流をバイパスする。バイパストランジスタM1のソースと電源端子aとの間には、抵抗R1が接続されている。
バイパス制御回路1は、バイパストランジスタM1のソースに定電圧Vaを印加するとともに、ソース側の電源端子aとバイパストランジスタM1のゲートとの間に、バイパストランジスタM1のしきい値電圧Vthpを印加する。
この回路において、電源電圧Vが定電圧Vaと等しいとき、抵抗R1には電流が流れない。また、バイパストランジスタM1は、バイパス制御回路1によってソース側の電源端子aとゲートとの間にしきい値電圧Vthpが印加されているので、オン/オフする状態の近傍にある。ここで、電源電圧Vが定電圧Vaより小さくなれば、電源端子aとゲートとの電位差はしきい値電圧Vthpより小さくなり、抵抗R1には、バイパス電流は流れない。電源電圧Vが定電圧Vaより大きくなれば、電源端子aとゲートとの電位差はしきい値電圧Vthpより大きくなり、抵抗R1にバイパス電流が流れる。すなわち、図のシャントレギュレータは、バイパストランジスタM1のソースに定電圧Vaを印加するとともに、ゲートに、バイパストランジスタM1がオンするかオフするかのしきい値電圧Vthpを出力し、電源電圧Vがソースに印加されている定電圧Vaを超えたか否かによって、過剰電流をバイパスするようにしている。
このように、バイパス制御回路1によって、バイパストランジスタM1のソースに定電圧を印加するとともに、ソース側の電源端子aとゲートとの間にバイパストランジスタM1のしきい値電圧Vthpを印加するようにした。これにより、バイパストランジスタM1のしきい値電圧Vthpによらず、電源電圧Vが定電圧Vaを超えたか否かによって過剰電流がバイパスされるので、シャントレギュレータごとにバイパストランジスタM1のしきい値電圧Vthpにばらつきがあっても、電源電圧Vを高い精度で制御できる。
次に、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態に係るシャントレギュレータの概略構成を示した図である。図に示すようにシャントレギュレータは、制御回路10およびバイパス回路20から構成されている。シャントレギュレータは、例えば、ICカードに搭載される半導体チップ上に形成される。ICカードは、リーダライタから電力が供給され、供給された電力を整流器によって整流している。シャントレギュレータは、整流器によって整流された電力(電圧Vdd)を、所望の範囲に収めるように制御し、他の回路に供給している。
制御回路10は、バイパス回路20の素子にばらつきがあっても、電圧Vddが高い精度で所望の範囲内に収まるようにバイパス回路20を制御する。制御回路10には、BGR(バンドギャップリファレンス)から、電源電圧および温度に依存しない一定の基準電圧Vbが供給され、この基準電圧Vbを基にバイパス回路20を制御する。
バイパス回路20は、制御回路10によって制御され、バイパス電流Ibpを流すことにより、電源の電圧Vddが所望の範囲内に収まるようにする。
次に、図2の制御回路10およびバイパス回路20の詳細について説明する。
図3は、図2のシャントレギュレータの詳細な回路図である。図に示すように制御回路10は、抵抗R11〜R14、NMOSのトランジスタM11,M12、コンデンサC11、およびバイアス電流生成回路11を有している。バイパス回路20は、抵抗R15およびPMOSのトランジスタM13を有している。
制御回路10の抵抗R11,R12の一端は、整流器から供給される電圧Vddのノードと接続されている。抵抗R11,R12の他端は、トランジスタM11,M12のドレインと接続されている。トランジスタM11,M12は、ソースが互いに接続され、バイアス電流生成回路11と接続されている。トランジスタM12のドレインは、バイパス回路20のトランジスタM13のゲートと接続されている。トランジスタM11のゲートには、BGRからの基準電圧Vbが入力される。
制御回路10の抵抗R13の一端は、バイパス回路20のトランジスタM13のソースと接続されている。抵抗R13の他端は、抵抗R14の一端と接続されている。抵抗R14の他端は、電圧Vddのグランドのノードと接続されている。抵抗R13,R14の接続点は、トランジスタM12のゲートと接続されている。コンデンサC11は、バイパス回路20のトランジスタM13のゲートとグランドとの間に接続されている。
バイパス回路20のトランジスタM13のソースは、抵抗R15の一端と接続されている。抵抗R15の他端は、電圧Vddのノードと接続されている。トランジスタM13のドレインは、グランドに接続されている。
制御回路10の抵抗R11,R12、トランジスタM11,M12、およびバイアス電流生成回路11は、差動回路を構成している。この差動回路は、抵抗R11,R12,R15,R13の帰還により、トランジスタM11,M12のゲートの電圧が等しくなるように動作する。すなわち、差動回路は、トランジスタM12のゲートの電圧が、トランジスタM11のゲートに入力される基準電圧Vbと等しくなるように動作する。
基準電圧Vbは、BGRから出力される電圧であり、一定である。よって、トランジスタM12のゲートの電圧も一定となり、抵抗R13,R14の接続点の電圧も一定となる。そして、バイパス回路20の、トランジスタM13のソースの電圧も一定となる。なお、トランジスタM13のソースの電圧Vsは、次の式(2)で示される。
Figure 0004480761
式(2)で示すように、トランジスタM13のソースの電圧Vsは、抵抗R13,R14によって決めることができる。
バイアス電流生成回路11は、トランジスタM11,M12にバイアス電流を流し、抵抗R11,R12に電流を流す。抵抗R11,R12に流れる電流は、差動回路が安定してトランジスタM11,M12のゲートの電圧が等しくなったとき、等しくなる。ただし、抵抗R11,R12の抵抗値は等しいとする。例えば、バイアス電流生成回路11が流す電流を2Iとすると、抵抗R11,R12のそれぞれには、Iの電流が流れる。
バイアス電流生成回路11は、後述詳細するが、抵抗R12に、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpがかかるように電流を流す。すなわち、トランジスタM13のゲートには、電圧Vddのノードに対し、トランジスタM13のしきい値電圧Vthp分下がった電圧が入力される。ここで、電圧Vddがソースに印加されている電圧Vsと同じであれば、抵抗R15に電流は流れない。また、このときトランジスタM13は、ソースに印加されている電圧Vsからしきい値電圧Vthp下がった電圧がゲートにバイアスされ、オン/オフする状態の近傍にある。よって、電圧Vddが、トランジスタM13のソースに印加されている電圧Vsより高くなれば、電圧Vddのノードと、トランジスタM13のゲートとの電位差はしきい値電圧Vthpより大きくなり、抵抗R15およびトランジスタM13にバイパス電流が流れる。電圧Vddが、トランジスタM13のソースに印加されている電圧Vsより低ければ、電圧Vddのノードと、トランジスタM13のゲートとの電位差はしきい値電圧Vthpより小さくなり、抵抗R15とトランジスタM13にバイパス電流が流れない。
このように、バイパス回路20のトランジスタM13のソースに一定の電圧Vsを印加するとともに、ゲートにしきい値電圧Vthpをバイアスすることによって、温度変動やしきい値電圧Vthpにばらつきがあっても高い精度で電源電圧を制御するようにしている。
次に、図3のバイアス電流生成回路11の詳細について説明する。
図4は、バイアス電流生成回路の回路構成を示した図である。なお、図4において、図3と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図に示すようにバイアス電流生成回路11は、電流源回路11aおよびしきい値キャンセル回路11bを有している。
電流源回路11aは、トランジスタM11,M12にバイアス電流を流し、抵抗R11,R12に電流が流れるようにしている。しきい値キャンセル回路11bは、抵抗R12に、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpがかかるように、電流源回路11aの電流を制御している。
図5は、図4の電流源回路およびしきい値キャンセル回路の詳細を示した回路図である。なお、図5において、図4と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。図に示すように電流源回路11aは、抵抗R21およびNMOSのトランジスタM21,M22を有している。しきい値キャンセル回路11bは、抵抗R22、PMOSのトランジスタM23、NMOSのトランジスタM24,M25を有している。
電流源回路11aの抵抗R21の一端は、整流器から供給される電圧Vddのノードと接続されている。抵抗R21の他端は、トランジスタM21のドレインと接続されている。トランジスタM21,M22のゲートは互いに接続され、トランジスタM21のドレインと接続されている。トランジスタM21,M22のソースは、電圧Vddのグランドのノードに接続され、トランジスタM22のドレインは、トランジスタM11,M12のソースと接続されている。トランジスタM21,M22は、電流源を構成しており、トランジスタM21に流れる電流の2倍の電流が、トランジスタM22に流れるようになっている。
しきい値キャンセル回路11bのトランジスタM23のソースは、整流器から供給される電圧Vddのノードと接続されている。トランジスタM23のゲートとドレインは接続され、抵抗R22の一端と接続されている。抵抗R22の他端は、トランジスタM24のドレインと接続されている。トランジスタM24,M25のゲートは互いに接続され、トランジスタM24のドレインと接続されている。トランジスタM24、M25のソースは、電圧Vddのグランドのノードに接続され、トランジスタM25のドレインは、トランジスタM21のドレインと接続されている。しきい値キャンセル回路11bは、カレントミラー回路を構成しており、トランジスタM23および抵抗R22に流れる電流をトランジスタM25に折り返している。
しきい値キャンセル回路11bは、電流源回路11aの抵抗R21に流れる電流を、トランジスタM25に流れる電流で減算し、トランジスタM22に流れる電流、すなわち、抵抗R12に流れる電流が、抵抗R12の電圧降下によって、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpとなるように制御している(証明は第2の実施の形態で行う)。なお、トランジスタM21,M22,M24,M25は同じ特性を有しているとする。トランジスタM23とトランジスタM13は同じ特性を有しているとする。抵抗R11,R12,R21,R22は同じ特性を有しているとする。これらは、例えば、半導体チップ上で近くとなるように形成して、同じ特性を有するようにする。
すなわち、しきい値キャンセル回路11bは、抵抗R12、トランジスタM13のしきい値にばらつきがあっても、電流源回路11aに流れる電流を制御して、抵抗R12の電位差を、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpとなるように制御する。これにより、シャントレギュレータごとにトランジスタM13のしきい値電圧Vthpおよび抵抗R12の抵抗値にばらつきがあっても、同じ範囲の電圧Vddを出力することが可能となる。
次に、コンデンサC11の作用について説明する。ICカードがリーダライタに近づけられ、電力が供給されるとき、整流器から出力される電圧Vddの立ち上りに対し、BGRの基準電圧Vbの立ち上りは遅い。また、差動回路は、低消費電力化のため動作応答が遅い。そのため、基準電圧Vbが入力される差動回路が動作する前に、大きな電圧Vddが各回路に供給される恐れがある。コンデンサC11は、このような大きな電圧Vddが各回路に供給されることを防止している。
コンデンサC11は、電圧Vddが急速に上昇しても、トランジスタM13のゲートの電圧上昇を遅らせている。トランジスタM13のゲートの電圧が低ければ、電圧Vddは、トランジスタM13のゲートの電圧と、トランジスタM13のしきい値電圧とを加算した値(Vg+Vthp)を超えることはない。これによって、大きな電圧Vddが各回路に供給されることを防止している。なお、トランジスタM13のゲート電圧の上昇時間は、コンデンサC11の容量値と抵抗R12の抵抗値とによる時定数によって決められるので、この時定数をBGRの基準電圧Vbおよび差動回路の応答時間より大きくするようにすればよい。
このように、トランジスタM13のソースに一定の電圧Vsを印加するとともに、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpを、トランジスタM13のゲートにバイアスするようにした。これによって、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpによらず、電源の電圧Vddが電圧Vsを超えたか否かによって過剰電流がバイパスされるので、シャントレギュレータごとにトランジスタM13のしきい値電圧Vthpにばらつきがあっても、電源電圧を高い精度で制御できる。また、温度変化によってしきい値電圧Vthpがばらついてもその影響はなく、電源電圧を高い精度で制御できる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図6は、第2の実施の形態に係るシャントレギュレータの概略構成を示した図である。図6において、図5と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図6では、バイパス回路30が図5のバイパス回路20と異なる。バイパス回路30では、整流器から供給される電圧Vddのノードと、電圧Vddのグランドのノードとの間にPMOSのトランジスタM31が接続されている。トランジスタM31のゲートは、トランジスタM13のゲートと接続されている。
ところで、アプリケーションによっては、電圧Vddを所定の範囲内に収めるために、多くのバイパス電流を流さなければならない場合もある。この場合、トランジスタM13の相互コンダクタンス(gm)を大きくし、利得を大きくする必要がある。しかし、トランジスタM13のソースには、抵抗R15が接続されており、この抵抗R15は、トランジスタM13のgmを下げる効果をなしている。そのため、トランジスタM13のgmを大きくするには、抵抗R15によって降下されるgm分を考慮して大きくしなければならず、その分、トランジスタM13の面積を大きくしなければばらない。そこで、別のトランジスタM31を設け、トランジスタM13の面積の拡大を抑制している。
このように、トランジスタM31を設けることによって、バイパス回路30の利得を大きくするとともに、トランジスタM13の面積の過度の拡大を抑制することができる。
以下、しきい値キャンセル回路11bが、電流源回路11aに流れる電流を制御し、抵抗R12に印加される電圧を、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpとなるように制御することについて説明する。なお、図6に示すように、しきい値キャンセル回路11bの抵抗R22およびトランジスタM23,24を流れる電流を電流I1、トランジスタM25に流れる電流を電流I2とする。電流源回路11aのトランジスタM21に流れる電流を電流I3、トランジスタM22に流れる電流を電流I4とする。差動回路を構成している抵抗R12に流れる電流を電流I5とする。バイパス回路30のトランジスタM13のドレインを流れる電流をI6、トランジスタM31のドレインに流れる電流をI7、電流I6と電流I7を合計した電流をバイパス電流Ibpとする。また、トランジスタM21,M22,M24,M25は同じ特性を有し、しきい値電圧をしきい値電圧Vthnとする。トランジスタM23とトランジスタM13は同じ特性を有し、しきい値電圧をVthpとする。抵抗R11,R12,R21,R22は同じ特性を有し、同じ抵抗値を有しているとする。また、トランジスタM13のソースの電圧を電圧mon1、トランジスタM12のゲートの電圧を電圧mon2、トランジスタM13のゲートの電圧を電圧mon3とする。
電流I1は、抵抗R22に印加される電圧がVdd−Vthp−Vthnとなるので、次の式(3)で示される。
Figure 0004480761
電流I3は、抵抗R21に流れる電流から、電流I2を減算したものである。抵抗R21に流れる電流は、抵抗R21に印加される電圧がVdd−Vthnであるので、(Vdd−Vthn)/R21となる。電流I2は、トランジスタM24,M25のカレントミラー回路によってI2=I1となる。従って、電流I3は、次の式(4)で示される。
Figure 0004480761
電流源回路11aのトランジスタM22に流れる電流I4は、トランジスタM21に流れる電流I3の2倍となるように設計されている。従って、電流I4は、I4=2*I3となる。
電流I5は、差動回路が安定状態となったとき、つまり、トランジスタM11,M12のゲートの電圧が等しくなったとき、電流I4の1/2と等しくなる(抵抗R11,R12の抵抗値は等しく、抵抗R11にも電流I5が流れるため)。すなわち、電流I5は電流I3と等しくなる。すると、抵抗R12に印加される電圧Vdd−mon3は、次の式(5)で示される。
Figure 0004480761
抵抗R11,R12,R21,R22は同じ抵抗値であるから、式(5)は、次の式(6)に示すようになる。
Figure 0004480761
式(6)に示すように、抵抗R12に印加される電圧は、トランジスタM13のしきい値電圧であるVthpとなる。これによって、電圧VddのノードとトランジスタM13のゲート間の電圧は、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpとなり、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpのばらつきや抵抗R12の抵抗値のばらつきによらず電圧Vddを高い精度で所定範囲に収まるよう制御することができる。また、温度によるしきい値電圧Vthpの変化や抵抗値の変化によらず電圧Vddを高い精度で所定範囲に収まるよう制御することができる。
次に、バイパス回路30によってバイパスされるバイパス電流Ibpについて具体的な数値を用いて説明する。なお、抵抗R13,R14の抵抗値を1MΩ、抵抗R15の抵抗値を1kΩ、BGRから出力される基準電圧Vbを1.2Vとする。また、トランジスタM31は、トランジスタM13に対し、100倍の電流を流せるとする。
トランジスタM12のゲートの電圧mon2は、差動回路が安定するとトランジスタM11のゲートの電圧と等しくなり、1.2Vとなる。抵抗R13,R14の抵抗値が1MΩであるので、トランジスタM13のソースの電圧mon1は、2.4Vとなる。
式(6)に示すようにVdd−mon3の電圧は、しきい値電圧Vthpとなる。従って、電圧Vddが2.4Vより低ければ、電圧Vdd−mon3はしきい値電圧Vthp以下になり、バイパス電流Ibpは流れない。一方、電圧Vddが2.4Vより高ければ、電圧Vdd−mon3はしきい値電圧Vthpより大きくなり、バイパス電流Ibpが流れる。
なお、電圧Vddが2.4Vより高い場合、電流I6は、(Vdd−2.4V)/1kΩとなる。トランジスタM31は、トランジスタM13に対し、100倍の電流を流すことができ、トランジスタM13と同じバイアス条件にあることから、電流I7は、100*(Vdd−2.4V)/1kΩとなる。従って、バイパス電流Ibpは、電流I6,I7を加算したものであるから、101*(Vdd−2.4V)/1kΩとなる。例えば、電圧Vddが2.7Vであるとすると、Ibp=101*(2.7V−2.4V)/1kΩ=30.3mAとなり、整流器からの過剰電流をバイパスする。なお、以上の設計から分かるように、バイパス回路30のトランジスタM31のソースには、1kΩの1/100、つまり、10Ωの抵抗が入るべきであるが、トランジスタM31のばらつき等を考慮し、電圧Vddが2.7Vで30mAのバイパス電流Ibpを流せるようにするため、抵抗を削除している。
次に、電圧Vddの立ち上りについて説明する。前述したように、BGRから出力される基準電圧Vbの立ち上りは、電圧Vddの立ち上りに対して遅い。また、差動回路は低消費電力化のため、応答が遅い。例えば、差動回路は、応答に4μs程度かかる。ここで、ICカードがリーダライタに近接し、30mAの電流が瞬時に整流器から出力されるとすると、差動回路が応答する4μsの間に、電圧Vdd,Vss間の電圧は、次の式(7)で示される値まで上昇する。なお、電圧Vdd,Vss間のパスコンを1nFとしている。
Figure 0004480761
このような大電圧が各回路にかかることを防止するため、コンデンサC11により、差動回路が動作する前にバイパス回路30を動作させている。すなわち、電圧Vddが急速に上昇しても、コンデンサC11により、トランジスタM13のゲートの電圧上昇が遅くなるようにしている。トランジスタM12のゲートの電圧が低ければ、電圧Vddは、mon3+Vthp以上には上昇しない。電圧mon3の上昇速度は、コンデンサC11および抵抗R12により決められ、例えば、コンデンサC11の容量を20pF、抵抗R12の抵抗値を2MΩとすると、コンデンサC11と抵抗R12の時定数は40μsとなる。この時定数による時間の間に、差動回路は動作することができる。また、BGRの基準電圧Vbは立ち上ることができる。
次に、図6で示したシャントレギュレータと図10で示したシャントレギュレータにおいて、トランジスタM13,M101のしきい値電圧Vthpがばらついたときの電圧Vddのシミュレーションについて説明する。
図7は、図10で示したシャントレギュレータのシミュレーション結果を示した図である。図に示す波形W1〜W3は、トランジスタM101の、異なるしきい値電圧Vthpでの電圧Vddの変化を示している。波形W2は、トランジスタM101の標準のしきい値電圧Vthpでの電圧Vddの変化を示している。波形W1は、トランジスタM101のしきい値電圧Vthpが、標準のしきい値電圧Vthpより大きい場合の電圧Vddの変化を示している。波形W3は、トランジスタM101のしきい値電圧Vthpが、標準のしきい値電圧Vthpより小さい場合の電圧Vddの変化を示している。
このように、図10のシャントレギュレータでは、トランジスタM101のしきい値電圧Vthpにばらつきがあると、電圧Vddの大きさが異なってしまう。そのため、高精度な電圧Vddが求められる場合には、適用が困難である。
図8は、図6で示したシャントレギュレータのシミュレーション結果を示した図である。図に示す波形W11〜W13は、トランジスタM13の、異なるしきい値電圧Vthpでの電圧Vddの変化を示している。波形W12は、トランジスタM13の標準のしきい値電圧Vthpでの電圧Vddの変化を示している。波形W11は、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpが、標準のしきい値電圧Vthpより大きい場合の電圧Vddの変化を示している。波形W13は、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpが、標準のしきい値電圧Vthpより小さい場合の電圧Vddの変化を示している。
このように、図6のシャントレギュレータでは、トランジスタM13のしきい値電圧Vthpにばらつきがあっても、電圧Vddの大きさはほぼ同一となる。そのため、高精度な電圧Vddが求められる場合でも、適用が可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第3の実施の形態では、ICカードに図5,6で示したシャントレギュレータを適用している。
図9は、ICカードのブロック図である。図に示すようにICカードは、アンテナ41、変調器42、整流器43、シャントレギュレータ44、復調器45、およびデジタル信号処理部46を有している。
アンテナ41は、リーダライタとデータの送受信をする。変調器42は、デジタル信号処理部46によって処理されたデータを変調し、アンテナ41を介してリーダライタにデータを送信する。整流器43は、リーダライタより供給される高周波エネルギーから高周波電力を取り出して直流電源(直流電圧)に変換し、変調器42、シャントレギュレータ44、復調器45、およびデジタル信号処理部46に出力する。シャントレギュレータ44は、電源電圧(電圧Vdd)が一定となるように制御する。シャントレギュレータ44には、図5,6で示したシャントレギュレータが用いられる。デジタル信号処理部46は、リーダライタとデータの送受信を行い、所定のデジタル処理を行う。
アンテナ41によって受信される電力(電圧Vdd)は、リーダライタとの距離によって変化する。ICカードとリーダライタとの距離が近く、アンテナ41から取り出される電圧が大きくても、シャントレギュレータ44がバイパス電流を流すことにより、各回路に供給される電圧Vddを一定となるように制御している。また、電圧Vddが整流器43のトランジスタの耐圧を超えないように制御している。
このように、シャントレギュレータ44により、高精度に電圧Vddを制御するので、整流器43に高耐圧のトランジスタを用いることができなくても、UHF帯等の1GHzに近いキャリアから電力を受信することが可能となる。
なお、上記では、ICカードについて説明したが、IDタグ等の自ら電源を持たない装置にも図5,6に示すシャントレギュレータを適用することができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1 バイパス制御回路
M1 バイパストランジスタ
R1 抵抗
Vdd 電圧
Va 定電圧
a,b 電源端子

Claims (9)

  1. 電源電圧を所定の範囲に収めるように制御するシャントレギュレータにおいて、
    電源端子間に接続され、前記電源電圧が上昇したときに流れる過剰電流をバイパスするバイパストランジスタと、
    前記バイパストランジスタのソースに定電圧を印加するとともに、前記ソース側の前記電源端子のノードとゲートとの間に前記バイパストランジスタのしきい値電圧を印加するようにするバイパス制御回路と、
    を有することを特徴とするシャントレギュレータ。
  2. 前記定電圧は、バンドギャップリファレンスの電圧に基づいて生成されることを特徴とする請求の範囲第1項記載のシャントレギュレータ。
  3. 前記電源電圧の立ち上り時、前記バイパストランジスタをオンする保護回路を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のシャントレギュレータ。
  4. 前記保護回路は、前記ソース側の前記電源端子のノードと前記ゲートとの間に接続される抵抗と、ドレイン側の前記電源端子のノードと前記ゲートとの間に接続されるコンデンサとを有することを特徴とする請求の範囲第3項記載のシャントレギュレータ。
  5. 前記電源端子間に接続され、前記バイパス制御回路の前記しきい値電圧が前記ゲートに出力される並列バイパストランジスタを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のシャントレギュレータ。
  6. 前記バイパス制御回路は、
    基準電圧が入力され、前記基準電圧に基づいて前記定電圧を生成する差動回路と、
    前記差動回路の出力電圧が前記しきい値電圧となるように前記差動回路のバイアス電流を生成する電流生成回路と、
    を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載のシャントレギュレータ。
  7. 前記電流生成回路は、
    定電流源と、
    前記定電流源の電流から所定の電流を減算して前記バイアス電流を生成するキャンセル回路と、
    を有することを特徴とする請求の範囲第6項記載のシャントレギュレータ。
  8. 前記キャンセル回路は、前記バイパストランジスタと同じ特性を有するトランジスタと、前記差動回路の前記バイアス電流が流れる抵抗と同じ特性を有する抵抗とに流れる電流をカレントミラーして減算することを特徴とする請求の範囲第7項記載のシャントレギュレータ。
  9. 無線によって電力が供給され動作する電子機器において、
    電源端子間に接続され、電源電圧が上昇したときに流れる過剰電流をバイパスするバイパストランジスタと、
    前記バイパストランジスタのソースに定電圧を印加するとともに、前記ソース側の前記電源端子のノードとゲートとの間に前記バイパストランジスタのしきい値電圧を印加するようにするバイパス制御回路と、
    を有することを特徴とする電子機器。
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