JP4480712B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents

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本発明は、種々の物品を載置して、運搬或いは保管するための合成樹脂製パレットに関するものである。
従来、パレットの側壁に貼着されるシールやバーコード等を保護するために、表側デッキボード及び裏側デッキボードの縁部周囲から水平方向に突出する突出部を形成した合成樹脂製パレットにおいて、筒状の隅桁の外側面に、角部を挟んで垂直リブが形成されている合成樹脂製パレットが、特許文献1に開示されている。
特開平9−24939号公報
従来の合成樹脂製パレットPの角部の斜視図である図4に示されているように、合成樹脂製パレットPの側壁1に貼着されるシールやバーコード等を保護するために、表側デッキボード2及び裏側デッキボード3の縁部周囲から、水平方向に突出する突出部2a、3aを形成して、側壁1を、表側デッキボード2及び裏側デッキボード3から引っ込めるように構成されている。なお、4は、フォーク差し込み口である。
図5(a)に示されているように、上述した従来の合成樹脂製パレットが2枚、併置されている場合に、例えば、右側に位置する合成樹脂製パレットPの右方向のフォーク差し込み口にフォークを差し込もうとすると、右側の合成樹脂製パレットPが、左側に位置する合成樹脂製パレットP’(なお、左側に位置する合成樹脂製パレット及びその構成部分には、ダッシュ(’)が付されている。)の方向に押されて、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’の下に入り込むようなことがある。このような状態で、右側の合成樹脂製パレットPをフォークリフトで上昇させると、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aにより、左側の合成樹脂製パレットP’の一端が持ち上げられて傾斜し、左側の合成樹脂製パレットP’に物品が載置されている場合には、物品が落下したり、或いは、左側の合成樹脂製パレットP’に合成樹脂製パレットが段積みされている場合には、段積みされた合成樹脂製パレットが崩れて落下する等の問題があった。
また、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’の上に載置された場合にも、この状態で、右側の合成樹脂製パレットPをフォークリフトで上昇させると、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aが、その上昇過程において、左側の合成樹脂製パレットP’の表側デッキボード2’に形成された突出部2a’に引っ掛ることになり、従って、左側の合成樹脂製パレットP’の一端が持ち上げられて傾斜することになる。
左側の合成樹脂製パレットP’の側壁1’と右側の合成樹脂製パレットPの側壁1が平行を保ったままで当接した場合には、右側の合成樹脂製パレットPの表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の表、裏側デッキボード2’、3’に形成された突出部2a’、3a’とほぼ線で接触することになり、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’に下に入り込むようなことが比較的少ない。しかしながら、通常の作業においては、図6に示されているように、フォークFにより移動した右側の合成樹脂製パレットPの角部Cが、左側の合成樹脂製パレットP’の側壁1’に当接する場合が多く、従って、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’に下に入り込むようなことがしばしば発生することになる。このように、右側の合成樹脂製パレットPの角部Cが、左側の合成樹脂製パレットP’の側壁1’に当接する場合には、特許文献1に開示されているように、筒状の隅桁の外側角部を挟んで、外側面に、垂直リブが形成されていても、隅桁の外側角部に垂直リブが形成されていないので、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aの隅桁の外側角部付近(角部を挟んで形成された垂直リブ間に位置する突出部)が、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’に下に入り込むことになる。
また、右側の合成樹脂製パレットPと左側の合成樹脂製パレットP’とがローラーコンベヤーやベルトコンベヤー等の搬送手段により搬送されている場合に、左側の合成樹脂製パレットP’を、図示されていないストッパーにより停止した際に、図5(b)に示されているように、右側の合成樹脂製パレットPの表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の表、裏側デッキボード2’、3’に形成された突出部2a’、3a’の上に乗っかって、左側の合成樹脂製パレットP’を、搬送手段から排出するのが困難になる等の問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の合成樹脂製パレットが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、表側デッキボード及び裏側デッキボードの縁部の全周に亘たって、縁部周囲から水平方向に突出する突出部を形成することにより、シールやバーコード等が貼着される側壁が、前記表側デッキボード及び裏側デッキボードから引っ込むように構成されており、且つ、前記表側デッキボードの突出部の角部に形成されたアール部と前記裏側デッキボードの突出部の角部に形成されたアール部とが、ほぼ同一の曲率半径を有するとともに、前記表側デッキボードの突出部のアール部と前記裏側デッキボードの突出部のアール部とを、前記突出部の側壁からの突出量と略同じ突出量を有する帯状体により連結することにより、合成樹脂製パレット同士が当接した際に、一方の合成樹脂製パレットに形成された前記突出部ともう一方の合成樹脂製パレットに形成された前記突出部とが重なり合うことがないように構成したものである。
併置された合成樹脂製パレット同士の突出部が重なり合うことがないので、一方の合成樹脂製パレットの上昇により、もう一方の合成樹脂製パレットの一端が持ち上げられて傾斜したり、或いは、一方の合成樹脂製パレットの突出部が、もう一方の合成樹脂製パレットの突出部の上に乗りかかるようなことが防止できる。
また、一方の合成樹脂製パレットの突出部のアール部が、もう一方の合成樹脂製パレットの側壁に当接した場合でも、表側デッキボードの突出部のアール部と裏側デッキボードの突出部のアール部とが、突出部の側壁からの突出量と略同じ突出量を有する帯状体で連結されているので、一方の合成樹脂製パレットの裏側デッキボードに形成された突出部のアール部が、もう一方の合成樹脂製パレットの裏側デッキボードに形成された突出部の下に入り込むようなことを、確実に防止することができる。
先ず最初に、図1及び図2を用いて、参考例について説明する。なお、上述した従来の合成樹脂製パレットと同じ構成部分には、同一の符号が使用されている。
合成樹脂製パレットPの表側デッキボード2の突出部2a及び裏側デッキボード3の突出部3aの角部Cには、それぞれ、ほぼ同一の曲率半径を有するアール部2b、3bが形成されている。そして、表側デッキボード2のアール部2bと裏側デッキボード3のアール部3bの中央部を連結するように、側壁1から中央部垂直突条5aが突設されており、中央部垂直突条5aの側壁1からの突出量は、表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aの側壁1からの突出量と略同じに形成されている。
また、中央部垂直突条5aを挟んで、表側デッキボード2のアール部2bと裏側デッキボード3のアール部3bの両端部付近を連結するように、側壁1からは側部垂直突条5bが突設されている。そして、この側部垂直突条5bの側壁1からの突出量も、中央部垂直突条5aと同様に、表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aの側壁1からの突出量と略同じに形成されている。
上述したように、合成樹脂製パレットPの角部Cに形成されているアール部2b、3bに、表側デッキボード2のアール部2bと裏側デッキボード3のアール部3bの中央部及び両端部付近を連結する中央部垂直突条5a及び側部垂直突条5bを突設したので、図6に示されているように、右側の合成樹脂製パレットPの角部Cが、左側の合成樹脂製パレットP’に当接した場合にも、右側の合成樹脂製パレットPのアール部2b、3bに突設された中央部垂直突条5a及び側部垂直突条5bが、左側の合成樹脂製パレットP’の表、裏側デッキボード2’、3’に形成された突出部2a’、3a’に当接し、従って、右側の合成樹脂製パレットPの表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aと左側の合成樹脂製パレットP’の表、裏側デッキボード3’に形成された突出部2a’3a’とが、図5(a)(b)に示されているように、重なり合うようなことがない。
また、合成樹脂製パレットP同士の側壁1が平行を保ったままで当接した場合にも、一方の合成樹脂製パレットPの角部Cに形成された側部垂直突条6bが、もう一方の合成樹脂製パレットPの表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aに当接するので、従って、合成樹脂製パレットP同士の突出部2a、3aが重なり合うようなことがない。
なお、中央部垂直突条5aと側部垂直突条5bとのほぼ中間に、新たに、垂直突条を追加して突設することもできるし、更には、側部垂直突条5bより、側壁1の中央寄りに垂直突条を追加して突設することもできる。
次に、図3を用いて、本発明の実施例について説明する。
図3に示されている実施例は、上述した参考例における中央部垂直突条5aや側部垂直突条5bを突設する代わりに、表側デッキボード2の突出部2aのアール部2bと裏側デッキボード3の突出部3aのアール部3bを、表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aの側壁1からの突出量と略同じ突出量を有する帯状体6で埋設し、帯状体6により、表側デッキボード2の突出部2aのアール部2bと裏側デッキボード3の突出部3aのアール部3bとを連結したものである。
図6に示されているように、フォークFにより移動した右側の合成樹脂製パレットPの角部Cが、左側の合成樹脂製パレットP’の側壁1’に当接する場合が多く、従って、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aが、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’に下に入り込むようなことがしばしば発生することになるが、上述したように、本発明においては、表側デッキボード2の突出部2aのアール部2bと裏側デッキボード3の突出部3aのアール部3bとが、表、裏側デッキボード2、3に形成された突出部2a、3aの側壁1からの突出量と略同じ突出量を有する帯状体6で連結されているので、右側の合成樹脂製パレットPの裏側デッキボード3に形成された突出部3aのアール部3bが、左側の合成樹脂製パレットP’の裏側デッキボード3’に形成された突出部3a’のアール部3bの下に入り込むようなことを、確実に防止することができる。
図1は、参考例の合成樹脂製パレットの全体斜視図である。 図2は、図1において一点鎖線で囲まれた本発明の合成樹脂製パレットの角部付近の斜視図である。 図3は、本発明の実施例の合成樹脂製パレットの角部付近の斜視図である。 図4は、従来の合成樹脂製パレットの角部付近の斜視図である。 図5は、従来の合成樹脂製パレット同士の当接状態を示す部分正面図である。 図6は、従来の合成樹脂製パレット同士の当接状態を示す平面図である。
符号の説明
C・・・・・・・角部
P・・・・・・・合成樹脂製パレット
2・・・・・・・表側デッキボード
3・・・・・・・裏側デッキボード
2a、3a・・・突出部
5・・・・・・・垂直突条
6・・・・・・・帯状体

Claims (1)

  1. 表側デッキボード及び裏側デッキボードの縁部の全周に亘たって、縁部周囲から水平方向に突出する突出部を形成することにより、シールやバーコード等が貼着される側壁が、前記表側デッキボード及び裏側デッキボードから引っ込むように構成されており、且つ、前記表側デッキボードの突出部の角部に形成されたアール部と前記裏側デッキボードの突出部の角部に形成されたアール部とが、ほぼ同一の曲率半径を有するとともに、前記表側デッキボードの突出部のアール部と前記裏側デッキボードの突出部のアール部とを、前記突出部の側壁からの突出量と略同じ突出量を有する帯状体により連結することにより、合成樹脂製パレット同士が当接した際に、一方の合成樹脂製パレットに形成された前記突出部ともう一方の合成樹脂製パレットに形成された前記突出部とが重なり合うことのないように構成されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
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