JP4480615B2 - オイルタンク - Google Patents

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本発明は、ドライサンプ式の内燃機関の潤滑装置に用いられるオイルタンクに関する。
ドライサンプ式の内燃機関の潤滑装置に用いられるオイルタンクにおいて、タンク上部に遠心分離方式のサイクロン形セパレータを備え、このセパレータ内にて潤滑油を旋回させて空気を除去し、その後空気を除去した潤滑油をタンクに戻すオイルタンクが知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。
特開平3−96610号公報 特開平8−187403号公報
上述したセパレータなど遠心力を利用して潤滑油から気泡を分離する気液分離手段では、気泡を分離する前の潤滑油(以降、分離前潤滑油と略称する。)を分離前潤滑油から気泡が分離される程度の速度で旋回させる。気泡が分離された後の潤滑油(以降、分離後潤滑油と略称する。)は、加速された状態でオイルタンクに排出されるため、分離後潤滑油がオイルタンクの壁面に衝突してオイルタンク内に潤滑油を飛散させる。
そこで、本発明は、オイルタンク内における潤滑油の飛散を抑制することが可能なオイルタンクを提供することを目的とする。
本発明のオイルタンクは、ドライサンプ式の内燃機関の潤滑装置に用いられて前記内燃機関の機関本体とは別体に設けられ、かつ前記機関本体から戻される潤滑油に遠心力を利用した気液分離作用を与え、得られた気泡を気体排出口から排出し、残余の潤滑油を液体排出口から排出する気液分離手段を備えたオイルタンクにおいて、前記液体排出口が前記オイルタンクに貯留されている潤滑油中に配置され、前記液体排出口から排出された残余の潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させる運動エネルギ低下手段として、前記液体排出口と一方の面が対向し、かつ一端を中心に回転可能に設けられる板部材と、前記板部材の状態を前記一方の面が前記液体排出口と対向する位置に回復させる回復手段と、を備えていることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明のオイルタンクによれば、液体排出口から排出された残余の潤滑油、即ち分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることができるので、この分離後潤滑油がオイルタンクの壁面に衝突したときの衝撃を抑制することができる。そのため、オイルタンク内における潤滑油の飛散を抑制することができる。また、本発明によれば、液体排出口から排出された分離後潤滑油を板部材に当て、分離後潤滑油が有する運動エネルギを板部材を回転させるためのエネルギに変換することができる。そのため、分離後潤滑油の運動エネルギを低下させることができる。また、板部材は分離後潤滑油によって回転させられても回復手段によって一方の面が液体排出口と対向する位置に戻されるので、分離後潤滑油を一方の面に当て続けることができる。
以上に説明したように、本発明によれば、気液分離手段の液体排出口から排出された残余の潤滑油(分離後潤滑油)の運動エネルギを漸次低下させ、分離後潤滑油がオイルタンクの壁面に衝突するときの衝撃を抑制することができる。そのため、オイルタンク内に貯留されている潤滑油の油面の変動を抑え、潤滑油の泡立ちや潤滑油の飛散を抑制することができる。また、分離後潤滑油がオイルタンクの壁面に衝突したときに発生する音を抑制することができる。
参考例1
図6は本発明の実施の形態を示すものであるが、まずは本発明の実施の形態と共通部分を有する参考例1を図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明に係るオイルタンクが用いられた潤滑装置を車両用の内燃機関に組み込んだ実施形態の全体構成を示している。潤滑装置1は、いわゆるドライサンプ方式であり、車両用の内燃機関100に設けられている。内燃機関100の機関本体101には吸気通路102が接続され、吸気通路102にはスロットル弁103が設けられている。潤滑装置1は、機関本体101の各部へ潤滑油を供給するフィードポンプ2と、機関本体101のオイルパン104に戻された潤滑油を排出するスカベンジポンプ3と、スカベンジポンプ3にて排出された潤滑油が導かれるオイルタンク4と、を備えている。オイルタンク4内の潤滑油は、フィードポンプ2により供給通路5を介して機関本体101の各部に供給される。機関本体101の各部を潤滑した潤滑油は、オイルパン104に回収され、その後スカベンジポンプ3によって排出通路6を介してオイルパン104からオイルタンク4に戻される。このように潤滑油は、オイルタンク4と機関本体101とを循環する。
スカベンジポンプ3は、オイルパン104に回収された潤滑油とともにブローバイガスなどの気体をオイルタンク4に導く。そのため、オイルタンク4の上部には、オイルタンク4内に溜まったブローバイガスなどの気体を吸気通路102に導くPCV通路7が接続されている。なお、オイルタンク4は、オイルタンク4からブローバイガスが外部に漏れ出さないように、オイルタンク4に接続される供給通路5、排出通路6、及びPCV通路7を除き外部に対して略閉じられている。PCV通路7は主通路71と副通路72とを有している。図1に示したように主通路71は、オイルタンク4とスロットル弁103よりも下流側の吸気通路102とを接続する。副通路72は、オイルタンク4とスロットル弁103よりも上流側の吸気通路102とを接続する。副通路72には、予め設定した設定圧力を超えた場合に開弁するチェックバルブ73が設けられている。そのため、オイルタンク4内の圧力が設定圧力を超えた場合には、オイルタンク4内のブローバイガスなどの気体が主通路71及び副通路72をそれぞれ通って吸気通路102に導かれる。なお、内燃機関100には、スロットル弁102よりも上流側の吸気通路102とオイルパン104とを連通する連通通路105が設けられており、この連通通路105を介してオイルパン104に新気が導入される。
オイルタンク4は、機関本体101からオイルタンク4に戻される潤滑油(分離前潤滑油)からブローバイガスなどの気体を分離するための気液分離器8と、オイルタンク4内で飛散した潤滑油のPCV通路7への侵入を阻止するバッフル板9とを備えている。気液分離器8は、遠心力を利用して分離前潤滑油から気体を分離する遠心分離方式のもので、上部側面に設けられた潤滑油導入口8aから内部に分離前潤滑油を導き、矢印Aで示したように分離前潤滑油をその内部で旋回させて遠心分離させ、分離前潤滑油から気泡を得る。このようにして気液分離器8は分離前潤滑油に気液分離作用を与える。得られた気泡は、気体排出口8cから排出され、オイルタンク4に導かれる。一方、遠心分離によって気泡が分離された後の残余の潤滑油(分離後潤滑油)は、下部側面に設けられた液体排出口8bからオイルタンク4内に排出される。なお、液体排出口8bは、図1に示したようにオイルタンク4内に貯留されている潤滑油の液面Lよりも下に、即ちオイルタンク4に貯留されている潤滑油中に設けられる。そのため、液体排出口8bから排出される分離後潤滑油は、オイルタンク4に貯留されている潤滑油中に排出される。バッフル板9は第一のバッフル板91及び第二のバッフル板92を含んでおり、第一のバッフル板91及び第二のバッフル板92はオイルタンク4の上部に位置するPCV通路7の入口部を取り囲むようにそれぞれ配置されている。また、PCV通路7の入口部には、PCV通路7に導かれる気体とこの気体に混入している潤滑油とを分離する不図示のセパレータが設けられている。
図2及び図3は、図1のオイルタンク4の一部を拡大して示している。図2に詳しく示したように、オイルタンク4は、液体排出口8bから排出された分離後潤滑油の流れを変化させるガイド10を備えている。ガイド10は、気液分離器8の液体排出口8bとオイルタンク4の壁面のうち液体排出口8bと対向する壁面4aとの間に配置され、分離後潤滑油の流れをオイルタンク4内を旋回する方向に変化させる方向変更部としてのバッフル部10aと、分離後潤滑油がバッフル部10aに沿って移動するように分離後潤滑油の流れ方向を制限する移動抑制部としての飛散防止部10bとを備えている。図3を参照してガイド10の形状を詳しく説明する。なお、図3(a)は、オイルタンク4を図2の上方から見た図を示し、図3(b)はオイルタンク4を図2の手前側から見た図を示している。図3(a)に示したように、バッフル部10aは平板で形成され、液体排出口8bから排出された分離後潤滑油の流れがオイルタンク4内を気液分離器8が配置されている方向に向かって進むように、即ち液体排出口8bから排出された分離後潤滑油がオイルタンク4内を旋回するように湾曲した形状を有している。図3(b)に示したように、飛散防止部10bは、バッフル部10aから斜め上方及び斜め下方にそれぞれ突出する平板によって形成され、オイルタンク4の上下方向への分離後潤滑油の移動が抑制されるように上下に湾曲した形状を有している。
参考例1のオイルタンク4によれば、液体排出口8bから排出された分離後潤滑油が、ガイド10によってオイルタンク4内を旋回する方向に流れを変えられるので、オイルタンク4内に貯留されている潤滑油及びオイルタンク4の壁面との摩擦損失などによって分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることができる。そのため、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面と衝突するときの衝撃を抑えることができる。また、ガイド10の飛散防止部10bによってオイルタンク4の上下方向への分離後潤滑油の移動を抑制することができるので、液面Lにおける波の発生を抑制することができる。このように、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面と衝突したときの衝撃を抑制するとともに、オイルタンク4内に貯留されている潤滑油の波立ちや泡立ちを抑えることで、オイルタンク4内における潤滑油の飛散を抑制することができる。また、潤滑油の飛散を抑制することで、PCV通路7への潤滑油の流入を抑制することができる。さらに、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面に衝突するときの衝撃を抑制することで、この分離後潤滑油の衝突時に発生する音を抑えることができる。なお、ガイド10は、上述したように分離後潤滑油の流れを変化させて分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることで、参考例1の運動エネルギ低減手段として機能する。
参考例2
図4は、本発明の参考例2に係るオイルタンク4の要部を示している。なお、図4(a)はオイルタンク4の斜視図を示し、図4(b)は図4(a)のオイルタンク4を上から見た図を示している。図4において図2と共通する部分には同一の参照符号を付し、それらの説明を省略する。図4のオイルタンク4は、液体排出口8bから排出された分離後潤滑油がその内部に導かれる迷路構造物20を備えている。迷路構造物20は、上面21、下面22及び側面23がそれぞれ平板で形成された箱状の形状を有している。図4(a)に示したように、側面23には潤滑油流入口24及び潤滑油流出口25が設けられ、潤滑油流入口24は気液分離器8の液体排出口8bと対向するように設けられる。図4(b)に示したように迷路構造物20の内部には仕切り板26によって迷路が形成されており、潤滑油流入口24から流入した分離後潤滑油は図4に矢印Bで示した所定の経路に従って潤滑油流出口25へ移動する。
潤滑油流入口24から迷路構造物20の内部に導かれた分離後潤滑油は、図4(b)に示したように仕切り板26と衝突して移動方向が変化することで、矢印Bで示した所定の経路に従って移動する。このように分離後潤滑油を迷路構造物20内を移動させることで、分離後潤滑油が有する運動エネルギを、分離後潤滑油と仕切り板26との衝突、分離後潤滑油と仕切り板26との摩擦損失、及び分離後潤滑油とオイルタンク4内に貯留されている潤滑油との摩擦損失などによって漸次低下させることができる。このように、分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることで、迷路構造物20は参考例2の運動エネルギ低下手段として機能する。
このように、参考例2のオイルタンク4によれば、迷路構造物20にて分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることができるので、迷路構造物20から流出した分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面と衝突するときの衝撃を抑えることができる。そのため、オイルタンク4内における潤滑油の飛散を抑制し、PCV通路7への潤滑油の流入を抑制することができる。また、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面と衝突するときに発生する音を抑制することができる。
なお、仕切り板26は全てが平板でなくてもよい。例えば、仕切り板26の一部をパンチングメタルなど複数の貫通孔を有する孔開きプレートで形成してもよい。この場合、分離後潤滑油が有する運動エネルギを、分離後潤滑油を孔開きプレートを通過させることによっても低下させることができる。
参考例3
図5は、本発明の参考例3に係るオイルタンク4の要部を示している。なお、図5において図2と共通する部分には同一の参照符号を付し、それらの説明を省略する。図5に示したように、参考例3のオイルタンク4は、その内部に羽根車30が設けられている点が他の参考例と異なる。羽根車30は、回転軸31と、回転軸31を左右に回転可能に支持する支持部32と、回転軸31と一体に回転するように回転軸31に取り付けられる複数(図5では4枚)の羽根33とを備えている。また、図5に示したように羽根車30は、気液分離器8の液体排出口8bからオイルタンク4に貯留されている潤滑油中に排出された分離後潤滑油が複数の羽根33のいずれかに衝突するように配置される。また、羽根車30は、オイルタンク4内において液体排出口8bとオイルタンク4の壁面との間に配置される。なお、この参考例における気液分離器8の液体排出口8bには、気液分離器8に開口している孔の他、この孔に接続されたガイドなどの部品の出口が含まれる。すなわち、羽根車30は、気液分離器8の液体排出口8b又は液体排出口8bに接続されたガイドなどの部品の出口からオイルタンク4に貯留されている潤滑油中に排出された分離後潤滑油によって回転駆動されるように配置されている。
この参考例3のオイルタンク4によれば、液体排出口8bから排出される分離後潤滑油を羽根車30の羽根33に衝突させ、分離後潤滑油が有する運動エネルギを羽根車30が回転するためのエネルギに変換させることによって分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることができる。そのため、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面と衝突したときの衝撃を抑え、オイルタンク4内における潤滑油の飛散を抑制することができる。また、この潤滑油の飛散の抑制によってPCV通路7への潤滑油の流出を抑制できる。このように分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させることで、羽根車30は参考例3の運動エネルギ低下手段として機能する。
なお、羽根車の形状は、図5に示した形状に限定されない。例えば、プロペラ状の羽根車が液体排出口8bから排出される分離後潤滑油と対向するように設けられていてもよい。この場合も、分離後潤滑油の運動エネルギをプロペラを回転させるエネルギに変換することができるので、分離後潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させ、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面に衝突するときの衝撃を抑えることができる。
実施の形態]
図6は、本発明の実施の形態に係るオイルタンク4の要部を示している。なお、図6において図2と共通する部分には同一の参照符号を付し、それらの説明を省略する。この実施形態では、図6に示したようにオイルタンク4内に板部材としてのバッフル板40が、一方の面40aが液体排出口8bと対向するように設けられている。バッフル板40は、バッフル板の一端に設けられた軸41を中心として左右に回転可能なようにオイルタンク4内に取り付けられている。また、バッフル板40には、バッフル板40の一方の面40aに一端が固定されるとともにオイルタンク4の底面に他端が固定され、バッフル板40を図6の矢印C方向に引っ張る第一のばねと、バッフル板40の他方の面40bに一端が固定されるとともにオイルタンク4の底面に他端が固定され、バッフル板40を図6の矢印D方向に引っ張る第二のばねとが設けられている。第一のばね42及び第二のばね43は、バッフル板40に対してこれらのばね42、43の力以外の力が作用していない場合、バッフル板40の先端40cが上を向くようにバッフル板40を矢印C及びD方向にそれぞれ引っ張っている。
図6に示したようにバッフル板40の一方の面40aには、気液分離器8の液体排出口8bから排出された分離後潤滑油が衝突する。そのため、バッフル板40は、液体排出口8bから排出された分離後潤滑油によって図6の矢印D方向に傾けられる。この際、バッフル板40には分離後潤滑油の流れに抗して矢印C方向に回転するように第一のばね42から力が加えられる。このように第一のばね42から力が加えられることで、バッフル板40は分離後潤滑油の流れに対する抵抗として機能し、分離後潤滑油が有する運動エネルギを低下させる。そのため、分離後潤滑油がオイルタンク4の壁面と衝突するときの衝撃が抑制され、オイルタンク4内における潤滑油の飛散が抑制される。これにより、PCV通路7への潤滑油の流出が抑制される。なお、上述したように分離後潤滑油によって傾けられたバッフル板40を、一方の面40aが液体排出口8bと対向する位置に回復させることで、第一のばね42及び第二のばね43は本発明の回復手段として機能する。また、上述したように分離後潤滑油の運動エネルギを漸次低下させることで、バッフル板40、第一のばね42及び第二のばね43は本発明の運動エネルギ低下手段として機能する。
本発明の参考例1に係るオイルタンクが用いられた潤滑装置を車両用の内燃機関に組み込んだ参考例の全体構成を示す図。 図1のオイルタンクの斜視図。 図1のオイルタンクの一部を拡大して示す図で、(a)は、オイルタンクを図2の上方から見た図、(b)はオイルタンクを図2の手前側から見た図。 本発明の参考例2に係るオイルタンクを示す図で、(a)はオイルタンクの斜視図、(b)はオイルタンクの上面図。 本発明の参考例3に係るオイルタンクを示す図。 本発明の実施の形態に係るオイルタンクを示す図。
符号の説明
1 潤滑装置
4 オイルタンク
8 気液分離器(気液分離手段)
8b 液体排出口
8c 気体排出口
10 ガイド(ガイド部材、運動エネルギ低下手段)
10a バッフル部(方向変更部)
10b 飛散防止部(移動抑制部)
20 迷路構造物(運動エネルギ低下手段)
24 潤滑油流入口
25 潤滑油流出口
30 羽根車(運動エネルギ低下手段)
40 バッフル板(板部材、運動エネルギ低下手段)
42 第一のばね(回復手段、運動エネルギ低下手段)
43 第二のばね(回復手段、運動エネルギ低下手段)
100 内燃機関
101 機関本体

Claims (1)

  1. ドライサンプ式の内燃機関の潤滑装置に用いられて前記内燃機関の機関本体とは別体に設けられ、かつ前記機関本体から戻される潤滑油に遠心力を利用した気液分離作用を与え、得られた気泡を気体排出口から排出し、残余の潤滑油を液体排出口から排出する気液分離手段を備えたオイルタンクにおいて、
    前記液体排出口が前記オイルタンクに貯留されている潤滑油中に配置され、
    前記液体排出口から排出された残余の潤滑油が有する運動エネルギを漸次低下させる運動エネルギ低下手段として、前記液体排出口と一方の面が対向し、かつ一端を中心に回転可能に設けられる板部材と、前記板部材の状態を前記一方の面が前記液体排出口と対向する位置に回復させる回復手段と、を備えていることを特徴とするオイルタンク。
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