JP4480383B2 - 帯状物引出装置 - Google Patents

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Description

本発明はロールから帯状物を引き出す帯状物引出装置に関する。
従来、巻芯に巻回した帯状物の先端部をその内側に位置する帯状物に重合させ、剥離可能に仮止めした帯状物を巻回したロールが知られ、例えば上記帯状物の先端部を仮止めするために粘着テープが用いられている。(特許文献1)
そして上記ロールを包装装置などの装置で使用するには、上記ロールから帯状物の先端部を引出し、当該帯状物の先端部を上記装置の所定の位置まで移動させる必要がある。
このため、上記特許文献1には帯状物を引き出すための帯状物引出装置が使用されており、この帯状物引出装置には上記粘着テープの端部を把持する把持チャックと、当該把持チャックを移動させる駆動装置とが備えられている。
そして上記把持チャックによって粘着テープの端部が把持されたら、把持チャックを駆動装置によって帯状物の巻回方向とは逆方向に移動させることで、帯状物の先端部をロールから引き出すようになっている。
特許第2584603号公報(図7、図8)
しかしながら上記特許文献1のロール及び帯状物引出装置によれば、上記把持チャックに設けられたすくい爪でロールを押圧し、上記粘着テープの先端部をロールの外周側に浮き上がらせる必要があった。
このため、このすくい爪の先端が帯状物の表面を傷つけ、帯状物がちぎれたり、当該傷のついた帯状物によって包装された物品を不良品として扱う必要があるなどの問題が生じていた。
上述した事情に鑑み、本発明はロールから帯状物を傷つけることなく引き出すことが可能な帯状物引出装置を提供するものである。
すなわち、請求項1に記載した本発明は、巻芯に巻回した帯状物の先端部を、その内側に位置する帯状物に重合させて剥離可能に仮止めしたロールを、ロール支持軸に支持させた状態で、該ロールから帯状物を引き出す帯状物引出装置において、
上記ロール支持軸が設けられ上記ロールが供給される受け入れ装置と、上記ロールを保持するロール保持手段を備え、該ロール保持手段で保持されたロールを上記ロール支持軸まで搬送するロボットを備えるとともに、上記ロールの先端部には該先端部を引き剥がすためのリング部材が設けてあり、上記受け入れ装置は上記ロール支持軸を回転させる回転機構とリング部材検出手段を備え、上記ロボットは、上記リング部材に係合可能な引掛け部材を備えて、上記ロール保持手段と引掛け部材とを選択的に使用可能となっており、該引掛け部材を上記リング部材検出手段で検出されたリング部材に係合させて先端部を引き剥がし、所定の引出し位置まで移動させるようになっており、さらに上記受け入れ装置は、上記引掛け部材によって引き出された帯状物を保持する保持手段と、該保持手段の保持位置よりも先端部側で帯状物を切断する切断手段とを備え、さらに上記ロボットは、切断手段による帯状物の切断の際に、帯状物を引き伸ばした状態に維持することを特徴とするものである。
上述した構成によれば、上記ロボットは、ロール保持手段と引掛け部材とが選択的に使用可能となっており、上記ロールにおける帯状物のリング部材に引掛け部材を係合させて移動させることにより、帯状物の先端部を内側の帯状物から引き剥がすことが可能となるので、リング部材ごと帯状物の先端部を任意の位置に移動させることが可能となる。そして上記ロボットは、切断手段による帯状物の切断の際に、帯状物を引き伸ばした状態に維持するようになっている。
しかも上記特許文献1のように帯状物の表面を押圧する必要がないので、帯状物の表面が傷つくことがなく、帯状物がちぎれたり、傷ついた帯状物による不良品の発生などの問題を解決することができる。
以下図示実施例について説明すると、図1は本発明の帯状物引出装置を備えた帯状物供給システム1を示し、図示しない包装装置に帯状物を連続的に供給するシステムとなっている。
当該帯状物供給システム1は、帯状物の巻回されたロール2を準備するストッカ3と、ストッカ3からロール2を受け取るとともに、受け入れ装置としてのオートスプライサ5にロール2を受け渡すハンドリング装置4とを備えている。
そしてこの帯状物供給システム1は図示しない制御装置によって制御され、オートスプライサ5に装填されたロール2の帯状物が減少すると、上記ハンドリング装置4が新たなロール2をストッカ3から受け取るとともにオートスプライサ5へと受け渡し、オートスプライサ5が当該新たなロール2の帯状物を使用中のロール2の帯状物に接合することで、帯状物を途切れることなく図示しない包装装置に供給するようになっている。
次に、上記ロール2について説明すると、図2にはこれから使用される新たなロール2を示し、このロール2は円筒状の巻芯7の外周面に帯状物2Aの一端を固定した後、当該帯状物2Aを何重にも巻回したものであり、帯状物2Aの先端部2Bはその内側に位置する帯状物2Aに重合され、粘着テープ8によって帯状物2Aの外周側より仮止めされている。
また上記先端部2Bには上記粘着テープ8によって引掛け部としてのリング部材9が固定され、このリング部材9の軸方向は巻芯7の軸方向と同一となるように固定されている。
そして後に詳述するようにこのリング部材9を帯状物2Aの長手方向に引き出すことで、粘着テープ8を先端部2Bの内側の帯状物2Aから引き剥がし、先端部2Bをリング部材9とともに引き出すことができる。
なお、以下の説明において、新たなロール2とは上記粘着テープ8によって仮止めされた状態のロール2をいい、使用中のロール2とは上記オートスプライサ5において当該ロール2の帯状物2Aが包装装置に供給されているロール2を示し、使用済みロール2とはオートスプライサ5において包装装置への帯状物2Aの供給が終了したロール2のことを言う。
また、巻回された帯状物2Aの表面側をロール2の外周、外周面といい、これに対する帯状部2Aの幅方向の端部側をロール2の側面という。
さらに、本実施例における上記帯状物2Aは包装装置によって物品を包装するための樹脂フィルムとなっているが、この他にもアルミフィルムやラベルシート、結束バンド等の帯状物であってもよい。
次に、ストッカ3について説明すると、図1に示すようにストッカ3は本体部11の上面で水平方向に回転する回転テーブル12と、当該回転テーブル12上に固定されて上記ロール2の位置決めを行うロール保持部13とから構成されている。
上記回転テーブル12は本体部11内に設けられた図示しないモータによって回転し、制御装置の制御によって90°ずつ間欠的に回転可能となっている。
次にロール保持部13は回転テーブル12の上面に円周方向に沿って等間隔に4ヶ所設けられており、各ロール保持部13はロール2の載置される円盤状の載置部13aと、当該載置部13aの上面中央に形成された位置決め部13bとから構成されている。
上記載置部13aにはロール2が巻芯7の軸方向が上下方向となるように載置され、その直径は新たなロール2よりも大径とされている。また、この載置部13aには対角位置に複数の切欠きが形成されており、この切欠きによって回転テーブル12とロール2の側面との間に空間が形成されている。
この切欠きにより、後に詳述するように上記ハンドリング装置4によって載置部13a上のロール2を保持する際、当該空間内にハンドリング装置4が備えるグリッパ28の係止爪28Bが挿入されるようになっている。
一方、上記位置決め部13bは上記ロール2の巻芯7の内径と同径に形成された円盤状の部材であり、巻芯7を位置決め部13bに係合させることで、ロール2が載置部13a上に位置決めされる。
そして上記回転テーブル12は間欠的に回転され、当該回転テーブル12の図示左方側の停止位置は、新たなロール2をハンドリング装置4へと供給する供給位置であるとともに、使用済みのロール2がハンドリング装置4より受け渡される回収位置ともなっている。
一方、図示右方側の停止位置では、図示しないロボット等によって、自動的に新たなロール2が供給されるとともに、使用済みのロール2が当該ロボット等によって受け取られるようになっている。
なお、上記ロール保持部における載置部13aの形状は、円盤状に限らず、その上面にロール2を載置し、上記グリッパ28の係止爪28Bの挿入可能な空間が形成されていればよい。
たとえば、新たなロール2の直径よりも長い棒状の部材を十字型に組合せて載置部13aを構成し、その交差部の上面に上記位置決め部13bを設けるようにしても良い。
次に、ハンドリング装置4について説明すると、このハンドリング装置4は移動手段としてのロボットのアーム21と、上記ロール2を保持するとともに上記オートスプライサ5にロール2を装填するロール装填装置22と、上記ロール2から帯状物2Aの先端部2Bを引き出す引掛け部材23とを備え、本発明に係る帯状物引出装置を構成している。
上記アーム21は従来公知の産業用ロボットのアームであり、制御装置に予めプログラムした動作に従って、上記ロール装填装置22および引掛け部材23を移動させ、いずれかを選択的に使用するようになっている。
そしてこのハンドリング装置4によれば、上記ロール装填装置22がストッカ3から新たなロール2を受け取ると、アーム21がロール2をオートスプライサ5まで搬送し、さらにロール装填装置22が当該新たなロール2をオートスプライサ5の所定の位置に装填する。
その後、アーム21は引掛け部材23を選択使用し、引掛け部材23をロール2のリング部材9に係合させ、帯状物2Aの先端部2Bを所定の位置まで引き出すようになっている。
さらに、ハンドリング装置4はロール装填装置22を用いてオートスプライサ5から使用済みロール2を受け取り、当該使用済みのロール2はストッカ3のロール保持部13上へと搬送されるようになっている。
図3は上記ロール装填装置22及び引掛け部材23についての平面図を示し、上記アーム21の先端に回転可能に設けられたケーシング26には、上記ロール装填装置22として上記ロール2の巻芯7を保持するロール保持手段を構成する保持軸27と、保持軸27に保持されたロール2の帯状物2Aを側面から係止するためのグリッパ28と、ロール2を保持軸27の先端側に押圧前進させる押圧板29と、当該押圧板29を進退動させる駆動機構30とが設けられている。
最初に、上記保持軸27はケーシング26の図示左方側に設けられており、当該保持軸27の径は上記巻芯7に挿入可能な径であって、その長さは巻芯7の長さよりも短く作成されている。
また、保持軸27には円周方向等間隔に長手方向に沿って4つのスリットが形成されており、当該スリットより、保持軸27の内周側からエアの給排により出退される押圧部材31が突出するようになっている。
この押圧部材31は、保持軸27が巻芯7に挿入されると突出して巻芯7を内周面側から押圧し、ロール2が保持軸27より脱落しないように保持する。
次に、上記グリッパ28は上記保持軸27の両側(図示上下位置)に、保持軸27の軸方向に沿って設けられた2本の開閉部材28Aと、ケーシング26に軸支されたそれぞれ2つのリンク部材32と、各リンク部材32に対応して接続されて、各リンク部材32を駆動するエアシリンダ33とを備えている。
上記開閉部材28Aの先端部には当該開閉部材28Aが閉鎖された状態で、ロール2の側面に係止する係止爪28Bが形成されている。
図3にはグリッパ28の開閉の両方の状態を示しており、上記エアシリンダ33を作動させると、リンク部材32が支点を中心に回転し、開閉部材28Aは、保持軸27に保持されたロール2の外周面に対し接近離隔するよう開閉動作する。
そして開閉部材28Aが閉鎖されると、上記係止爪28Bがロール2の保持軸27の先端より前方側となる側面側に突出し、保持軸27が先端を下方に向けた状態で移動する際に、ロール2の外周側に位置する帯状物2Aが巻芯7より下方にずれ落ちてしまうのを防止するようになっている。
なお、開閉部材28Aの数は3つ以上であっても良く、さらには、係止爪28Bが帯状物2Aのずれを防止するに十分な幅を有していれば1つでも良い。
次に、上記押圧板29は保持軸27の直径に合わせて貫通孔の穿設された円盤状の部材であり、ロール2が保持軸27によって保持される間には、当該押圧板29と上記グリッパ28の係止爪28Bとの間隔がロール2の幅と同一となるよう、上記駆動機構30によって位置決めされている。
上記駆動機構30について説明すると、上記押圧板29の図示右側には2本のネジ軸34が設けられ、このネジ軸34の右方端には固定プレート35が設けられている。
さらにこれらネジ軸34はそれぞれケーシング26に回転可能に設けられたナット部材36と螺合しており、そしてこのナット部材36はモータ37およびモータ37近傍に設けられたプーリ38を介して張設された無端状のベルト39によって回転するようになっている。(図4参照)
このモータ37の回転により、各ナット部材36は同方向に回転し、このナット部材36の回転によってネジ軸34、押圧板29、固定プレート35が一体的に進退動し、押圧板29が図3の図示左方に移動すると、保持軸27に保持されたロール2が図示左方に押圧前進される。また、押圧板29は上記保持軸27の先端の位置を越えて移動可能となっている。
そして上記引掛け部材23は上記固定プレート35の中央に固定された棒状の部材であり、その径は上記ロール2に設けられたリング部材9に挿入可能な径となっている。
上記引掛け部材23は上記駆動機構30によって固定プレート35とともに進退動し、この引掛け部材23を使用する際には駆動機構30が当該固定プレート35を図示右方端まで移動させて、当該引掛け部材23をケーシング26より最も突出させた状態で使用するようになっている。
そして、当該引掛け部材23の向きを上記アーム21によってリング部材9の軸方向に一致させ、引掛け部材23をリング部材9に挿入することにより、これら引掛け部材23とリング部材9とが係合するようになっている。
その後アーム21の作動によりこのリング部材9に係合した引掛け部材23を帯状物2Aの長手方向に移動させることにより、先端部2Bの内側に重合している帯状物2Aより粘着テープ8を引き剥がすことで、リング部材9とともに帯状物2Aの先端部2Bを所要の位置まで引き出すことができる。
特に、このときロール2の外周に位置する帯状物2Aの接線方向に引掛け部材23を移動させれば、先端部2Bの内側に位置する帯状物2Aに貼りついていた粘着テープ8がリング部材9に巻きつくように剥離するので、容易に当該内側に位置する帯状物2Aに貼りついていた粘着テープ8だけを剥離させることができる。
そして上記オートスプライサ5は図5に示すように図示しない包装装置に隣接した位置に設置された本体部41に、スライドプレート42によって往復動する第1、第2ロール支持軸43A,43Bと、第1、第2ロール支持軸43A,43Bの使用済みロール2を上記ハンドリング装置4に受け渡す押出手段44と、上記ハンドリング装置4によって引き出された帯状物2Aを保持する保持手段45と、上記帯状物2Aを切断する切断手段46と、使用中の帯状物2Aに新たなロール2から引き出された帯状物2Aの先端部を接続するための接合手段としてのヒータローラ47とを備えたものとなっている。
さらに、上記本体部41には第1、第2ロール支持軸43A,43Bに供給されたロール2における帯状物2Aの残量を検出するロール検出センサ48と、供給されたロール2のリング部材9を検出する引掛け部検出手段としてのリング部材検出センサ49と、ハンドリング装置4によって引き出された帯状物2Aを検出する帯状物検出センサ50とが備えられている。
本体部41には上記スライドプレート42等の図示しない駆動手段などが設けられているとともに、図示左方の図示しない包装装置に帯状物2Aをガイドするため、その下方位置にガイドローラ41aを備えている。
上記スライドプレート42は第1、第2ロール支持軸43A,43Bを水平に設け、これら第1、第2ロール支持軸43A,43Bを本体部41に形成された長孔41bに沿って左右に往復動させるようになっている。
そしてこのスライドプレート42が右方端に移動した時の第1ロール支持軸43Aの中心と、左方端に移動した時の第2ロール支持軸43Bの中心とはそれぞれ長孔41bの中心位置で停止し、この長孔41bの中心位置において使用済みロール2が新たなロール2に入れ替られるようになっている。
上記第1、第2ロール支持軸43A,43Bはそれぞれスライドプレート42に設けられた回転機構としての図示しないサーボモータによって回転し、上記ロール2の巻芯7に挿入可能な径で作成されるとともに、その長さは巻芯7の軸方向の長さより長く作成されている。
上記第1、第2ロール支持軸43A,43Bと上記サーボモータとの間には制御装置によって制御される図示しないクラッチが設けられており、クラッチを解除すると第1、第2ロール支持軸43A,43Bをサーボモータに対して空転させることができる。
また各ロール支持軸43の本体部41側にはストッパ43a(図1参照)が設けられており、上記ハンドリング装置4によって装填されるロール2が必要以上に本体部41側へと移動しないようにされている。
さらにこれらロール支持軸43の周囲には、それぞれ図示しないエアチューブが設けられており、このエアチューブに空気を出し入れすることで、ロール支持軸43が拡径し、巻芯7を内側から押圧してロール支持軸43と巻芯7とがずれないようにしている。
そして本実施例では、ロール2は帯状物2Aが図示時計回りに巻回された状態で各ロール支持軸43に装填されるようになっており、さらにロール支持軸43は装填されたロール2を時計回りに回転させることで、ロール2の右方端側から下方に向けて帯状物2Aを引き出させるようになっている。
上記押出手段44はロール支持軸43の外周に合わせて切欠き51aの形成された押出部材51と、図示しないモータによって回転し、押出部材51を図面に対して直交する方向に移動させるネジ軸52と、これら押出部材51及びネジ軸52を図示上下方向に移動させるエアシリンダ53とを備えている。
上記押出部材51は上記スライドプレート42が左右に移動した時に、長孔41bの中央位置に位置したロール支持軸43と上記切欠き51aとを係合させるように設けられ、上記スライドプレート42が移動する間は、上記エアシリンダ53によって上方に退避するようになっている。
そしてこの押出部材51の下方に使用済みのロール2の装着されたロール支持軸43が位置すると、エアシリンダ53によって押出部材51が下降して切欠き51aがロール支持軸43に係合し、その後ネジ軸52の回転によりロール2をロール支持軸43の先端側に押圧前進させるようになっている。
次に保持手段45および切断手段46は、中央位置のロール支持軸43に装填された新たなロール2の図示右方端から真下に引き出された帯状物2Aを中心に左右対称に設けられている。
そして図示左方の保持手段45および切断手段46は、第1ロール支持軸43Aに支持されたロール2の帯状物2Aを保持、切断し、図示右方の保持手段45および切断手段46は、第2ロール支持軸43Bに支持されたロール2の帯状物2Aを保持、切断するようになっている。
これら保持手段45、切断手段46の詳細について説明するが、これらは左右で同一の構成を有しているので、以下その左方側の構成についてのみ説明し、右方側の構成については、図5において左方側の説明で使用した符合の末尾をaからbに変更して示している。
最初に、保持手段45は図示しない負圧源によって負圧を発生させるバキューム孔を有する吸着部56aと、当該吸着部56aを水平方向に進退動させるエアシリンダ57aと、このエアシリンダ57aを水平方向に移動させるスライドテーブル機構58aと、当該スライドテーブル機構58aごと吸着部56aを垂直方向に移動させるエアシリンダ59aとを備えている。
また切断手段46は帯状物2Aを切断するカッタ61aと、このカッタ61aを水平方向に進退動させるエアシリンダ62aとを備え、このエアシリンダ62aは上記スライドテーブル機構58aにおけるエアシリンダ57aの下面に設けられていて、上記吸着部56a同様、カッタ61aも上下左右に移動可能となっている。
そして対をなすヒータローラ47は中央位置のロール支持軸43に装填された新たなロール2の図示右方端から真下に引き出された帯状物2Aを挟んで左右対称に設けられており、2つのヒータローラ47の間に使用中のロール2からの帯状物2Aと新たなロール2からの帯状物2Aとが位置されたら、図示しない移動機構によって互いに接近し、熱によって2枚の帯状物2Aを溶着して接合する。
また、2つのヒータローラ47の上方には、これもロール支持軸43に装填された新たなロール2の図示右方端から真下に引き出された帯状物2Aを挟んで左右対称に設けられたガイドローラ64が設けられ、左右いずれかに位置する現在使用中のロール支持軸43より繰り出される帯状物2Aをヒータローラ47の間を通ってガイドローラ41aに導くようになっている。
また、上記ロール検出センサ48はスライドプレート42の第1、第2ロール支持軸43A,43Bのそれぞれの近傍に設けられており、ロール支持軸43に装填されたロール2から帯状物2Aが包装装置に供給され、帯状物2Aの残量が減少してロール2の径が所定の径となったら作動し、その旨を制御装置に送信するようになっている。
さらにリング部材検出センサ49は、上述した長孔41bの中央位置に停止したロール支持軸43の右側上方にリング部材9の通過位置に合わせて位置し、ロール支持軸43に装填された新たなロール2のリング部材9を検出するカラーセンサとなっている。
具体的には、上記リング部材9にはリング部材検出センサ49によって検出可能な特定の色彩を付しており、このリング部材9がリング部材検出センサ49に認識されるまで、制御装置は新たなロール2の装填されたロール支持軸43を反時計回りに回転させる。
そしてリング部材9が検出されると、制御装置は当該位置でロール支持軸43を停止させるとともにリング部材9が停止した位置を記憶し、その後記憶されたリング部材9の位置に従って、上記引掛け部材23をリング部材9に挿入させるようになっている。
そして帯状物検出センサ50は、投受光素子66と、投受光素子66からの光を投受光素子66へと反射させるミラー67と、上記投受光素子66とミラー67とを固定するステー68と、これらを一体的に回転させるモータ69とを備えている。
上記帯状物検出センサ50は上記中心位置のロール支持軸43に装填された新たなロール2の右端部の下方に位置し、当該ロール2から真下に引き出された帯状物2Aを挟んで投受光素子66とミラー67とが位置するようになっている。
上記ステー68は本体部41に固定されたモータ59によって回転可能に設けられており、水平方向の使用位置と本体部側に倒れた図5の破線で示す退避位置のいずれかに位置するようになっており、上記使用位置とされたときに投受光素子66とミラー67との間に帯状物2Aが位置するようになっている。
そしてモータ59によりステー58が使用位置とされると、投受光素子66がミラー67に対して光を照射し、投受光素子66とミラー67との間に帯状物2Aが位置していれば、光が遮光されて投受光素子66が受光しないので、制御装置は帯状物2Aの存在を認識することができる。
以上のような構成を有する帯状物供給システム1について、以下にその動作を説明する。そして以下の動作は制御装置に予めプログラムされた動作に従って自動的に行われる。
ここで、帯状物供給システム1は既に作動を開始しており、図1のストッカ3においては、図示左方側のロール保持部13にはロール2が載置されておらず、またハンドリング装置4もロール装填装置22にロール2を保持していない状態となっている。
また図5に示すオートスプライサ5では、スライドプレート42が図示左側に移動し、長孔41bの中央位置の第2ロール支持軸43Bには使用済みロール2が支持され、第1ロール支持軸43Aには現在使用中のロール2が支持され、左側のガイドローラ64および、ガイドローラ41aを介して帯状物2Aが包装装置に供給されている。
この状態から、最初に第2ロール支持軸43Bに支持された使用済みロール2を回収するため、制御装置はハンドリング装置4のアーム21を制御してロール装填装置22を移動させる。
そしてロール装填装置22の保持軸27をオートスプライサ5における第2ロール支持軸43Bの軸方向に一致させ、その後保持軸27および第2ロール支持軸43Bの先端部の中心を相互に当接させる。
すると、制御装置はオートスプライサ5の押出手段44を制御し、エアシリンダ53によって押出部材51を下降させて、当該押出部材51の切欠き51aを第2ロール支持軸43Bに係合させる。
次に、エアチューブから排気して第2ロール支持軸43Bを縮径させることで巻芯7をフリーな状態とし、その後ネジ軸52を回転させて押出部材51により使用済みロール2を保持軸27側に押圧させる。
ここで第2ロール支持軸43Bと保持軸27の軸方向および中心位置が一致しているため、ロール2は保持軸27側へと移動し、このとき保持軸27の押圧部材31は保持軸27の内周に突出し、巻芯7を内側から押圧する。
そして押出部材51によってロール2がロール装填装置22の押圧板29まで押圧されても、保持軸27は巻芯7の軸方向の長さより短く、第2ロール支持軸43Bの先端は巻芯7内に挿入されたままとなっているので、アーム21は一旦保持軸27をその軸方向に後退させて、第2ロール支持軸43Bを巻芯7より離脱させる。
このようにして保持軸27にロール2が保持されたら、このロール2はアーム21によって上記ストッカ3まで搬送され、ストッカ3に到達するまでの間に、アーム21は保持しているロール2の向きを変え、巻芯7の軸方向が上下方向となるようにする。
そしてアーム21は保持軸27を図1のストッカ3において左端に停止しているロール2を支持していないロール保持部13の上方に移動させ、保持軸27の中心とロール保持部13の位置決め部13bの中心とを一致させると、アーム21がロール2を下降させて、位置決め部13bに巻芯7を係合させる。
さらに押圧部材31による押圧を解除してから、保持軸27を上方に移動させながら、ロール装填装置22の押圧板29を駆動機構30によって保持軸27の軸方向に前進させることで、巻芯7から保持軸27が離脱し、使用済みロール2がロール保持部13上に解放される。
そして使用済みロール2がロール保持部13上に載置されたら、回転テーブルが90°回転し、図示左端の位置に新たなロール2の載置されたロール保持部13が停止する。
その後、所定時間が経過して使用中のロール2の残量が所定量となったら、第1ロール支持軸43Aの回転は停止され、ロール2からの帯状物2Aの供給は終了し、包装装置との間でアキュームしていた帯状物2Aが消費され始める。
そして上記位置に新たなロール2が準備され、押圧板29は上記駆動機構30によって新たなロール2を保持する際の所定位置に移動し、その後アーム21は保持軸27を下降させて、保持軸27が巻芯7に挿入される。
さらに保持軸27を下降させてロール2の上側の側面と押圧板29とを互いに当接させたら、制御装置はグリッパ28のエアシリンダ33を制御し、リンク部材32を介して開閉部材28Aを閉鎖する。
このとき、ロール2の載置されている載置部13aには切欠きが形成されているので、回転テーブル12とロール2との間に形成された空間に係止爪28Bを挿入することができるようになっている。
このようにしてグリッパ28の開閉部材28Aが閉鎖されると、新たなロール2の両側面は上記押圧板29及び係止爪28Bによって保持されるので、この後新たなロール2を載置部13aより移動させても、ロール2の外周側に位置する帯状物2Aが巻芯7に対して下方にずれ落ちることはない。
このようにして保持軸27及びグリッパ28によって新たなロール2が保持されると、アーム21はこの新たなロール2をオートスプライサ5へと搬送し、ロール装填装置22の保持軸27の軸方向をオートスプライサ5の第2ロール支持軸43Bの軸方向に一致させる。
そして保持軸27は巻芯7の長さよりも短くなっているので、アーム21は保持軸27と第2ロール支持軸43Bの中心を一致させてから保持軸27を軸方向に移動させることで、保持された巻芯7に第2ロール支持軸43Bが挿入される。
次にグリッパ28がエアシリンダ33によって開かれると、押圧板29によって新たなロール2を保持軸27から第2ロール支持軸43Bへと押圧し、その後押圧板29は保持軸27の先端を越えてロール2を押圧することで、新たなロール2が第2ロール支持軸43Bのストッパ43aに当接する。
すると、ハンドリング手段4では押圧板29を後退させるとともに、アーム21が保持軸27を第2ロール支持軸43Bより離脱した位置に移動させる。
その後オートスプライサ5では第2ロール支持軸43Bが拡径し、巻芯7と第2ロール支持軸43Bとが固定されて新たなロール2がオートスプライサ5に装填される。
以下、引き続きオートスプライサ5に装填された新たなロール2の扱いについて、図6を用いて説明する。
最初に図6(a)では、上記新たなロール2は長孔41bの中央位置の第2ロール支持軸43Bに支持されており、長孔41bの左方端に位置する第1ロール支持軸43Aに支持されている使用中のロール2の帯状物2Aがガイドローラ41aを介して包装装置へと供給された状態にある。
そして以上のようにして新たなロール2が第2ロール支持軸43Bに装填されると、制御装置はリング部材検出センサ49でリング部材9が検出されるまで第2ロール支持軸43Bを反時計回りに回転させる。
リング部材検出センサ49がリング部材9を検出すると、制御装置は第2ロール支持軸43Bを停止させ、リング部材9が停止した位置を記憶する。
一方、ハンドリング装置4では、この間にアーム21によってケーシング26の向きを変化させており、引掛け部材23がオートスプライサ5側となるように回転され、このとき引掛け部材23はケーシング26より突出した状態となっている。
そして、リング部材9の位置にアーム21が引掛け部材23を移動させ、当該引掛け部材23をリング部材9に挿入させる。
次に図6(b)に示すように、引掛け部材23がリング部材9に挿入されると、第2ロール支持軸43Bとサーボモータとの間のクラッチが解除され、その後アーム21は引掛け部材23をロール2の右方端まで移動させた後、当該引掛け部材23を真下に位置する引き出し位置まで移動させる。
引掛け部材23を真下に移動させると、リング部材9も真下に移動し、リング部材9と先端部2Bとを固定する粘着テープ8が下面の帯状物2Aより引き剥がされ、リング部材9を粘着テープ8によって固定したまま、帯状物2Aの先端部2Bがロール2より引き出される。
このとき、右側の上記保持手段45および切断手段46の吸着部56b及びカッタ61bは、エアシリンダ59bによって上端位置に位置しており、アーム21は引掛け部材23によってリング部材9を上記カッタ61bよりも下方の所定位置まで移動させている。本実施例では、この位置を所定の引出し位置としている。
これと同時に、上記帯状物検出センサ50のステー68がモータ69によって退避位置から使用位置へと立ち上がり、投受光器66及びミラー67によって帯状物2Aが検出され、検出が終了したら再びモータ69によって退避位置へと復帰する。
ここで、帯状物検出センサ50が帯状物2Aを検出できなかった場合には、第2ロール支持軸43Bに装填されたロール2の巻回されている方向が逆であったり、帯状物2Aを引き出す際にリング部材9が脱落し、正規に帯状物2Aが引き出されなかったものと判定できるので、上述した手順により、第2ロール支持軸43Bに装填されたロール2を別の新たなロール2に交換する。
このようにすれば、例え人為的なミスによって上記ストッカ3に誤った方向に巻回されたロール2が供給されても、帯状物検出センサ50および制御装置の判断によって、自動的に別の新たなロール2に交換することができるので、このような問題が生じても人手を介することなく無人運転を続行することができる。
このようにして、上記所定の引き出し位置までリング部材9を引き出したら、スライドテーブル機構58bおよびエアシリンダ57bにより、吸着部56bが図示左方に移動し、帯状物2Aが吸着保持される。
帯状物2Aは、アーム21が引掛け部材23の位置を固定して引き延ばした状態に維持されているので、この状態からカッタ61bをエアシリンダ62bにより前進させれば、帯状物2Aを確実に切断することができる。
切断された帯状物2Aのうち、リング部材9側の帯状物2Aは、上記アーム21が引掛け部材23とともにリング部材9を移動させることで、オートスプライサ5より除去され、このリング部材9はアーム21によって搬送された後、図示しない回収ボックスに回収される
一方、吸着部56bに保持された側の帯状物2Aの先端は吸着部56bより下方で真下に垂れ下がった状態となる。
そして図6(c)では、制御装置は上記保持手段45のエアシリンダ59bにより吸着部56bを下降させ、切断された帯状物2Aの先端を2つのヒートローラ47の間に位置させる。
その後図6(d)に示すように、第2ロール支持軸43Bに装填された新たなロール2の帯状物2Aの先端をヒートローラ47の間に位置させた状態で、ヒートローラ47が互いに接近し、第1ロール支持軸43Aの使用中ロール2の帯状物2Aと、上記第2ロール支持軸43Bの新たなロール2の帯状物2Aとが重合し、これら2枚の帯状物2Aが溶着される。
またヒートローラ47によって帯状物2Aが挟持されると同時に、吸着部56bは帯状物2Aの吸着保持を停止し、エアシリンダ57bおよびスライドテーブル機構58bによって後退位置に移動する。
さらに保持手段45の左側の吸着部56aがエアシリンダ59aによって上方に移動した後、カッタ61aがエアシリンダ62aによって移動し、第1ロール支持軸43Aに支持された使用中のロール2の帯状物2Aが切断される。
またヒートローラ47は帯状物2Aを溶着すると、互いに離隔し、元の待機位置へと移動する。
このようにして第1ロール支持軸43Aに支持されたロール2の帯状物2Aが切断されると、図6(e)において、最初に制御装置はスライドプレート42を移動させて、第2ロール支持軸43Bを長孔41bの右端に位置させて、新たなロール2の帯状物2Aを右側のガイドローラ64と係合させて、使用可能な状態とする。
その後中央に位置する第1ロール支持軸43Aは反時計回りに回転し、切断によって巻芯7側に残された帯状物2Aを再びロール2に巻きつけ、その後第1ロール支持軸43Aを縮径させ、巻芯7と第1ロール支持軸43Aとをフリーな状態とする。
その後の作業については上述した第2ロール支持軸43Bから使用済みロール2を回収し、当該第2ロール支持軸43Bに新たなロール2を装填するのと同様の作業が上記第1ロール支持軸43Aに対して行われる。
なお、図7に示すようにリング部材109の外周に粘着テープ108を巻きつける一方、巻きつけた粘着テープ108の粘着面を所定長さだけ余らせておき、当該粘着面によって先端部102Aと当該先端部の内側の帯状物102Aとを仮止めするようにしても良い。
この場合であっても、上記実施例における引掛け部材23をこのリング部材109に挿入すれば、帯状物102Aの先端部102Bを引き出すことが可能である。
また、上記実施例では帯状物2Aをロール2の外周に沿って接線方向下方に引き出していたが、上記方向に限定されるものではない。
たとえば、引掛け部材をロール2の直径方向や外周面に沿って反巻回し方向に移動させても、先端部を内側の帯状物2Aから引き剥がすことができ、そのまま引っ掛け部材をロール2の上方に位置する引出し位置まで移動させたり、ロール2の外周に沿って反巻き回し方向へ移動させ、下方の引出し位置まで移動させるようにしても良い。
すなわち、本発明においてロールから帯状物を引き出すこととは、必ずしもロールの回転を伴うものではなく、ロール状に巻回された状態の帯状物を、その長手方向へと引き伸ばした状態とすることをも含むものである。
また、上記実施例では、ハンドリング装置4はストッカ3から新たなロール2の供給を受けているが、たとえば無人搬送台車上にパレットを設け、当該パレット上に新たなロール2を準備しておいても良い。
この場合、無人搬送台車の停止する位置と、パレット上のロールの位置とを予め定め、当該位置を制御装置に記憶させておくことで、上記実施例と同様、人手を介することなく長時間の作業を行うことが可能である。
して、本実施例では受入れ装置としてオートスプライサ5を使用しているが、例えば受入れ装置を上記包装装置として直接新たなロールを包装装置に供給するようにしてもよく、帯状物2Aの巻回されたロール2を使用する装置であればよい。
本実施例にかかる帯状物供給システムの構成を示す側面図。 本発明にかかるロールの斜視図。 ハンドリング装置のロール装填装置を示す平面図。 上記ロール装填装置における駆動機構についての側面図。 オートスプライサを示す正面図。 上記オートスプライサの動作を示す図であり、(a)は新たなロールが装填された状態を、(b)は新たなロールから帯状物の先端部を引き出した状態を、(c)は切断後の帯状物の先端を所要の位置まで移動させた状態を、(d)は使用中の帯状物に新たな帯状物を接合させた状態を、(e)は使用済みロールをハンドリング手段へと受け渡す際の状態を示す。 ロールの別の態様を示す図。
符号の説明
1 帯状物供給システム 2 ロール
2A 帯状物 2B 先端部
3 ストッカ 4 ハンドリング装置
5 オートスプライサ 8 粘着テープ
9 リング部材 21 アーム
22 ロール装填装置 23 引掛け部材
28 グリッパ 28A 開閉部材
28B 係止爪 29 押圧板
43A、43B 第1、第2ロール支持軸
44 押出手段 45 保持手段
46 切断手段 47 ヒートローラ
49 リング部材検出センサ

Claims (1)

  1. 巻芯に巻回した帯状物の先端部を、その内側に位置する帯状物に重合させて剥離可能に仮止めしたロールを、ロール支持軸に支持させた状態で、該ロールから帯状物を引き出す帯状物引出装置において、
    上記ロール支持軸が設けられ上記ロールが供給される受け入れ装置と、
    上記ロールを保持するロール保持手段を備え、該ロール保持手段で保持されたロールを上記ロール支持軸まで搬送するロボットを備えるとともに、
    上記ロールの先端部には該先端部を引き剥がすためのリング部材が設けてあり、
    上記受け入れ装置は上記ロール支持軸を回転させる回転機構とリング部材検出手段を備え、
    上記ロボットは、上記リング部材に係合可能な引掛け部材を備えて、上記ロール保持手段と引掛け部材とを選択的に使用可能となっており、該引掛け部材を上記リング部材検出手段で検出されたリング部材に係合させて先端部を引き剥がし、所定の引出し位置まで移動させるようになっており、
    さらに上記受け入れ装置は、上記引掛け部材によって引き出された帯状物を保持する保持手段と、該保持手段の保持位置よりも先端部側で帯状物を切断する切断手段とを備え、
    さらに上記ロボットは、切断手段による帯状物の切断の際に、帯状物を引き伸ばした状態に維持することを特徴とする帯状物引出装置。
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