JP4479648B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

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本発明は、上下方向に沿って複数の商品を収納する商品収納通路に配設し、待機状態においては商品の下方への移動を規制する一方、搬出指令に応じて駆動した場合には商品の下方への移動を許容する自動販売機の商品搬出装置に関する。
缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機では、本体キャビネットに構成した断熱構造の商品収容庫に商品ラックが設けられている。商品ラックは、上下方向に沿って複数の商品を収納するための商品収納通路を有したもので、その下端部に商品搬出装置を備えている。商品搬出装置は、販売待機状態においては商品の下方への移動を規制する一方、販売指令に応じて駆動した場合には商品の下方への移動を許容するもので、ペダル部材とフラッパ部材とを備えて構成されたものが一般的である。ペダル部材及びフラッパ部材は、それぞれ商品収納通路に進退移動する態様で揺動可能に配設されている。
この種の商品搬出装置では、販売待機状態においてフラッパ部材が退行移動された状態にある一方、ペダル部材が商品収納通路に進出移動された状態にあり、ペダル部材が最下位の商品に当接することによって商品の下方への移動が規制されている。この販売待機状態において販売指令が与えられると、アクチュエータの駆動によりフラッパ部材が前傾するように商品収納通路に進出移動され、フラッパ部材が最下位から2番目の商品に当接することによってその下方への移動が規制される。この状態からペダル部材が下方に向けて揺動することにより商品収納通路から退行し、最下位の商品が下方へ搬出されることになる。その後、ペダル部材が商品収納通路に進出移動される一方、フラッパ部材が退行移動されることにより、上述した販売待機状態に復帰する。
そのような商品搬出装置として、ペダル部材及びフラッパ部材は、共通の軸部材(長軸)を揺動中心として揺動するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−77430号公報
ところで、従来の商品搬出装置においてペダル部材及びフラッパ部材を揺動可能に配設するには、上述したように、軸部材が別途必要になる。そのため、そのような商品搬出装置にあっては、取扱部品点数が多くならざるを得ず、製造作業が煩雑化する事態や製造コストが増大する事態を招来することになる。特に、複数の商品搬出装置を有する自動販売機では、上述した問題が一層顕著となる。
本発明は、上記実情に鑑みて、製造作業の煩雑化や製造コストの増大を招来することなく商品を個別に下方へ移動させることのできる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる自動販売機の商品搬出装置は、上下方向に沿って複数の商品を収納する商品収納通路に対して揺動することにより進退移動し、待機状態においては商品収納通路に進出することにより最下位の商品に当接して商品の下方への移動を規制する一方、販売指令が与えられた場合には退行移動して商品の下方への移動を許容するペダル部材と、前記商品収納通路に対して揺動することにより進退移動し、待機状態においては商品収納通路から退行移動した状態にある一方、販売指令が与えられた場合には商品収納通路に進出することにより最下位から2番目の商品に当接して該商品の下方への移動を規制するフラッパ部材とを備えた自動販売機の商品搬出装置において、前記ペダル部材及び前記フラッパ部材のいずれか一方の部材に、該部材の揺動中心となる第1軸状部と、他方の部材の揺動中心となる第2軸状部とをそれぞれ一体に形成し、かつ第2軸状部に他方の部材を係合させたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかる自動販売機の商品搬出装置は、上述した請求項1において、前記ペダル部材に、該ペダル部材の揺動中心となるペダル用軸状部と、前記フラッパ部材の揺動中心となるフラッパ用軸状部とをそれぞれ一体に形成し、かつフラッパ用軸状部にフラッパ部材を係合させたことを特徴とする。
本発明の自動販売機の商品搬出装置によれば、ペダル部材及びフラッパ部材のいずれか一方の部材に、該部材の揺動中心となる第1軸状部と、他方の部材の揺動中心となる第2軸状部とをそれぞれ一体に形成し、かつ第2軸状部に他方の部材を係合させたので、軸部材を別途必要としない。そのため、取扱部品点数の削減によって製造作業の容易化や製造コストの低減を図りながら、商品を個別に下方へ移動させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる自動販売機の商品搬出装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である商品搬出装置を適用した自動販売機を示したものである。ここで例示する自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、本体キャビネット10、外扉20及び内扉30を備えている。
本体キャビネット10は、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって前面が開口した箱状に構成したもので、その内部に断熱構造の商品収容庫11を有している。外扉20は、本体キャビネット10の前面開口を覆うためのもので、本体キャビネット10の一側縁部に開閉可能に配設してある。図には明示していないが、この外扉20の前面には、ディスプレイウィンドウ、商品選択押ボタン、紙幣挿通口、硬貨投入口、返却レバー、金額表示器、硬貨返却口、商品取出口21等々、商品Gを販売する際に必要となるものが設けてある。内扉30は、商品収容庫11の前面開口を覆うための断熱扉であり、外扉20よりも内方となる位置において本体キャビネット10の一側縁部に開閉可能に配設してある。この内扉30の下方部には、商品Gを商品収容庫11の外部に搬出するための商品搬出口31が設けてある。
また、上記自動販売機には、商品収容庫11の内部に商品シュータ12が設けてあり、この商品シュータ12よりも下方となる領域(以下、「熱交換領域」という)に温度調整ユニット40が配設してある一方、商品シュータ12よりも上方となる領域(以下、「商品収納領域」という)に複数の商品ラック50が配設してある。
商品シュータ12は、後述する商品ラック50の商品収納通路53から払い出された商品Gを内扉30の商品搬出口31に案内するためプレート状部材であり、手前側に向けて下方に傾斜する態様で配設してある。図には明示していないが、この商品シュータ12には、熱交換領域と商品収納領域との間を連通させる通気孔が多数穿設してある。
温度調整ユニット40は、商品収容庫11の内部雰囲気を所望の温度状態に維持するためのもので、冷凍サイクル41の蒸発器41a、電熱ヒータ42及び送風ファン43を備えて構成してある。この温度調整ユニット40においては、例えば冷凍サイクル41を運転した状態で送風ファン43を駆動すると、蒸発器41aにおいて冷却された空気が商品シュータ12の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納領域を低温状態に維持することができる。一方、電熱ヒータ42に通電した状態で送風ファン43を駆動すると、電熱ヒータ42によって加熱された空気が商品シュータ12の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納領域を高温状態に維持することができる。尚、冷凍サイクル41の圧縮機41b、凝縮器41c及び膨張弁41dは、いずれも商品収容庫11の外部となる部位に配設してある。
商品ラック50は、一対の側板51の間にセグメントと称される湾曲形状の案内部材52を配設することによって蛇行状に構成した商品収納通路53を備え、商品収納通路53の内部に上下方向に沿って複数の商品Gを収納するものである。商品収納通路53には、上端部にトップトレイ54が設けてある一方、下端部に商品搬出装置60が設けてある。
トップトレイ54は、商品収容庫11の前面開口から投入された商品Gを商品収納通路53の上端開口に案内するためのプレート状部材であり、商品収納通路53の上端から手前側に向けて漸次上方に傾斜する態様で配設してある。
商品搬出装置60は、通路幅規定板55との間において商品Gの挙動を制御することにより、販売待機状態においては商品収納通路53に商品Gを収納する一方、販売指令(搬出指令)が与えられた場合には対応する商品Gを1つずつ商品シュータ12に払い出すように機能するもので、図2に示すように、ベース部材61を備えている。
ベース部材61は、案内基壁62の両側にそれぞれ側壁63を備えて構成したもので、案内基壁62の外表面を通路幅規定板55に対向させる態様で商品収納通路53に配設してある。案内基壁62は、通路幅規定板55と平行となる態様で上下方向に延在したもので、その中間部に挿通孔62aを有している。挿通孔62aは、矩形状の貫通開口であり、案内基壁62のほぼ全幅に亘る部位に形成してある。
このベース部材61には、一対の側壁63の間にペダル部材64が架設してあるとともに、案内基壁62の内表面側上部にアクチュエータ65が配設してある。より詳細に説明するとつぎのようになる。
ペダル部材64は、ベース部材61に形成した挿通孔62aとほぼ同じ幅を有したプレート状部材である。ペダル部材64の基端部の両側面には、図3に示すように、側方に向けて突出する一対のロッド状のペダル用軸状部(第1軸状部)641が一体に形成してある。これらペダル用軸状部641は、互いの中心軸が同一直線上となる態様で一体に形成してある。これらペダル用軸状部641を一対の側壁63に形成した軸孔(図示せず)に挿通させることにより、ペダル部材64は、ペダル用軸状部641の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してある。ペダル部材64の先端部642は、ペダル用軸状部641の径外方向に向けて延在しており、ペダル用軸状部641の軸心回りに揺動した場合に案内基壁62に形成した挿通孔62aを通じて商品収納通路53に進退移動することが可能である。
このペダル部材64とベース部材61との間には、図には明示していないが、ペダル付勢バネが設けてある。ペダル付勢バネは、商品収納通路53に対してペダル部材64を常時進出する方向に向けて付勢するものである。
ここで、ペダル部材64は、商品収納通路53に対して最も進出した進出位置に配置された場合に、図2に示すように、先端部642の上面が水平方向に延在する状態にあり、通路幅規定板55との間に販売対象となる商品Gの最小外径よりも小さい間隙を確保する長さに設定してある。また、進出位置に配置されたペダル部材64の先端部642の上面に商品収納通路53の商品Gが当接した場合、商品Gからの押圧力によりペダル付勢バネの付勢力に抗してペダル部材64が退行移動するように設定されている。
上記ペダル部材64の基端部には、その中央部分に後述するアクチュエータ65のプランジャ65a及びリンク部材の通路となる通路溝部643が形成してあるとともに、該通路溝部643の両側部分に2つの凹部644が形成してある。これら凹部644には、それぞれ水平方向に延在するロッド状のフラッパ用軸状部(第2軸状部)645が一体に形成してある。これらフラッパ用軸状部645は、互いの中心軸が同一直線上に位置する態様で形成してある。また、フラッパ用軸状部645の中心軸は、上記ペダル用軸状部641の中心軸と同一直線上に位置しており、換言すると、フラッパ用軸状部645はペダル用軸状部641と同一軸状に設けてある。
ペダル部材64のフラッパ用軸状部645には、フラッパ部材66が係合して揺動可能に配設してある。より詳細に説明するとつぎのようになる。フラッパ部材66は、ベース部材61に形成した挿通孔62aとほぼ同じ幅を有したプレート状部材である。このフラッパ部材66の基端部には、図3に示すように、その中央部分に後述するアクチュエータ65のプランジャ65a及びリンク部材が通過するための切欠部661が形成してあるとともに、該切欠部661の両側部分には、下方に向けて延在し、かつフラッパ用軸状部645に係合する溝部662aを有する係合片662が形成してある。これら係合片662の溝部662aにフラッパ用軸状部645が相対的に進入する態様で該係合片662をフラッパ用軸状部645に係合させることにより、フラッパ部材66は、フラッパ用軸状部645の軸心回りに揺動可能となる態様で配設してある。
フラッパ部材66の基端部の背面には、係合片662の背面と同一平面上を構成する押圧傾斜面663が形成してある。押圧傾斜面663は、図2に示すような状態、すなわち後述するような販売待機状態にある場合に、背面側に向けて漸次高くなる態様で形成した直線状の傾斜面である。フラッパ部材66の先端部は、基端部から斜め前方に向けて延在しており、フラッパ用軸状部645の軸心回りに揺動した場合に案内基壁62に形成した挿通孔62aを通じて商品収納通路53に進退移動することが可能である。フラッパ部材66には、先端に当接傾斜面664が設けてある。当接傾斜面664は、商品収納通路53に向けて漸次低くなる態様で形成した直線状の傾斜面である。
このフラッパ部材66とベース部材61との間には、図には明示していないフラッパ付勢バネが設けてある。フラッパ付勢バネは、商品収納通路53に対してフラッパ部材66を常時退行する方向に向けて付勢するものである。
ここで、フラッパ部材66は、商品収納通路53に対して最も退行した退行位置に配置された場合に、図2に示すように、案内基壁62よりも内方側(図2中では左側)に位置している。また、フラッパ部材66は、商品収納通路53に対して最も進出した進出位置に配置された場合に、フラッパ用軸状部645を通過する鉛直面に対して前傾した状態にあり、通路幅規定板55との間に販売対象となる商品Gの最小外径よりも小さい間隔を確保する長さに設定してある。
アクチュエータ65は、プランジャ65aを下方に向ける態様で配設した電磁ソレノイドである。このアクチュエータ65には、図2に示すように、プランジャ65aの下端部に図示しないリンク部材を介してストッパ部材67が接続してある。ストッパ部材67は、フラッパ部材66及びペダル部材64の幅とほぼ同一となる長さを有した長尺の円柱状部材であり、両端部を側壁63の長孔63aに挿通させることにより、上下方向に沿って移動可能となる態様で配設してある。このストッパ部材67とベース部材61との間には、ストッパ付勢バネ68が設けてある。ストッパ付勢バネ68は、ストッパ部材67を常時下方に向けて付勢するものである。
このストッパ部材67がストッパ付勢バネ68の付勢力により長孔63aの下端部に配置された状態(最下位位置)においては、進出位置に配置されたペダル部材64の背面(以下、当接面ともいう)64aにストッパ部材67が当接してペダル部材64の退行移動が阻止されることになる。
これに対してアクチュエータ65を励磁するとプランジャ65aが縮退動作し、ストッパ部材67が上方に移動することになる。これにより、ストッパ部材67がペダル部材64の当接面64aから離脱すると、ペダル部材64とストッパ部材67との干渉が回避され、ペダル部材64を退行移動させることが可能となる。また、ストッパ部材67は、フラッパ部材66の押圧傾斜面663に押圧する結果、フラッパ部材66を、フラッパ付勢バネの付勢力に抗して進出移動させることが可能となる。
上記のように構成した自動販売機の商品搬出装置60では、販売待機状態においてペダル付勢バネの付勢力によりペダル部材64が進出位置に保持された状態にある。さらにアクチュエータ65が消磁された状態にあり、図2に示すように、ストッパ付勢バネ68の付勢力によりストッパ部材67が最下位位置に保持されている。この結果、当接面64aに当接するストッパ部材67によってペダル部材64の退行移動が阻止されているため、ペダル部材64の上面に当接した最下位の商品Gの下方への移動が規制され、商品ラック50の商品収納通路53に商品Gが収納された状態となる。この間、温度調整ユニット40の駆動により温度調整された後の空気が商品収容庫11の商品収納領域に供給されるため、商品収納通路53に収納した商品Gが所望の温度状態に維持されることになる。
この販売待機状態において利用者の購入操作により販売指令が与えられると、アクチュエータ65が励磁され、ストッパ付勢バネ68の付勢力に抗してストッパ部材67が上方に移動する。これにより、図4に示すように、ストッパ部材67がペダル部材64の当接面64aから離脱して、ペダル部材64が商品Gからの押圧力により退行移動する。また、ストッパ部材67が押圧傾斜面663に押圧し、フラッパ部材66がフラッパ付勢バネの付勢力に抗して進出移動する。
そして、ペダル部材64が退行移動すると、図5に示すように、最下位に位置する商品G1が下方に搬出されることになる。一方、最下位の商品G1の直上の商品G2、すなわち最下位から2番目の商品G2は、進出移動したフラッパ部材66の当接傾斜面664に当接して下方への移動が規制される。商品収納通路53から搬出された商品G1は、商品シュータ12を通じて商品搬出口31に案内され、さらに外扉20の商品取出口21を介して利用者の手に渡ることになる。この間、アクチュエータ65が消磁された状態に復帰する。
アクチュエータ65が消磁された状態に復帰すると、ストッパ部材67は、ストッパ付勢バネ68の付勢力により下方に移動する。これにより、ストッパ部材67は、押圧傾斜面663を摺動した後に離脱することになり、フラッパ部材66が、フラッパ付勢バネの付勢力により退行移動する。一方、最下位の商品G1が搬出される間、ペダル付勢バネの付勢力によって付勢されたペダル部材64は、商品G1の中心が通過した直後から進出移動を開始し、上述した進出位置に復帰する。そして、ストッパ部材67が当接面64aに当接してペダル部材64の退行移動が規制された状態、つまり、商品搬出装置60が販売待機状態となる。以降、上述した動作が繰り返し行われ、商品収納通路53に収納した商品Gを個別に搬出することができるようになる。
以上説明したような自動販売機の商品搬出装置60によれば、ペダル部材64に、該ペダル部材64の揺動中心となるペダル用軸状部641と、フラッパ部材66の揺動中心となるフラッパ用軸状部645とをそれぞれ一体に形成し、かつフラッパ用軸状部645にフラッパ部材66を係合させたので、軸部材を別途必要としない。そのため、取扱部品点数の削減によって製造作業の容易化や製造コストの低減を図りながら、商品Gを個別に下方へ移動させることができる。
尚、上述した実施の形態では、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品Gを冷却、若しくは加熱した状態で販売する自動販売機の商品搬出装置60を例示しているが、その他の商品を販売する自動販売機にももちろん適用することが可能である。また、上下方向に沿って蛇行状に延在する商品収納通路53に適用した商品搬出装置60を例示しているが、商品収納通路の延在態様は必ずしも蛇行状のものである必要はない。さらに、上述した実施の形態では、ペダル用軸状部641とフラッパ用軸状部645は、同一軸上となる態様で形成していたが、本発明ではこれに限定されない。
本発明の実施の形態である商品搬出装置を適用した自動販売機を示す断面側面図である。 図1に示した自動販売機の要部を拡大して示す断面側面図である。 図1に示した自動販売機の要部を拡大して示す斜視図である。 図1に示した自動販売機の動作を示す断面側面図である。 図1に示した自動販売機の動作を示す断面側面図である。
符号の説明
60 商品搬出装置
61 ベース部材
62 案内基壁
62a 挿通孔
63 側壁
63a 長孔
64 ペダル部材
64a 当接面
641 ペダル用軸状部
642 先端部
643 通過溝部
644 凹部
645 フラッパ用軸状部
65 アクチュエータ
65a プランジャ
66 フラッパ部材
661 切欠部
662 係合片
662a 溝部
663 押圧傾斜面
664 当接傾斜面
67 ストッパ部材
68 ストッパ付勢バネ
G 商品

Claims (2)

  1. 上下方向に沿って複数の商品を収納する商品収納通路に対して揺動することにより進退移動し、待機状態においては商品収納通路に進出することにより最下位の商品に当接して商品の下方への移動を規制する一方、販売指令が与えられた場合には退行移動して商品の下方への移動を許容するペダル部材と、
    前記商品収納通路に対して揺動することにより進退移動し、待機状態においては商品収納通路から退行移動した状態にある一方、販売指令が与えられた場合には商品収納通路に進出することにより最下位から2番目の商品に当接して該商品の下方への移動を規制するフラッパ部材と
    を備えた自動販売機の商品搬出装置において、
    前記ペダル部材及び前記フラッパ部材のいずれか一方の部材に、該部材の揺動中心となる第1軸状部と、他方の部材の揺動中心となる第2軸状部とをそれぞれ一体に形成し、かつ第2軸状部に他方の部材を係合させたことを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 前記ペダル部材に、該ペダル部材の揺動中心となるペダル用軸状部と、前記フラッパ部材の揺動中心となるフラッパ用軸状部とをそれぞれ一体に形成し、かつフラッパ用軸状部にフラッパ部材を係合させたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品搬出装置。
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