JP4479081B2 - 電子部品実装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板に電子部品を実装する電子部品実装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子部品実装装置においては、オペレータが各種操作を行うための操作盤と共に、非常停止スイッチが一般に設けられる。この非常停止スイッチは、オペレータの安全が損なわれるような状況が生じた場合に、直ちに装置を非常停止させるために設けられるものであり、如何なる状況においても容易に操作ができるような位置を選択して設けられる。
【0003】
ところで電子部品実装装置として、実装効率を向上させるために複数の実装ステージを備えたものが知られている。この複数ステージ型の装置は、同一機能を備えた実装ステージを複数連結したものであり、一般に各実装ステージ毎に同一の機能を備えている。そして上記非常停止スイッチについても、従来は各実装ステージ毎にそれぞれ独立して設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
非常停止スイッチは安全確保を目的として設けられているものであるため、如何なる状況においても確実に装置の動作を停止させるという機能を果たすことが求められる。しかしながら、前述のように複数の実装ステージを連結した電子部品実装装置においては、非常停止スイッチの配置が必ずしも合理的に設定されておらず、位置設定不良に起因する操作タイミングの遅れや他の実装ステージの非常停止スイッチを誤操作するなどの不都合が生じていた。
【0005】
また、これらの非常停止スイッチはごく限られた状況下でのみ使用される性質のものであることから、同一装置の各実装ステージ毎に非常停止スイッチを設けることはコスト面からも適切でなく、合理的な非常停止スイッチの配置が望まれていた。
【0006】
そこで本発明は、非常停止スイッチが合理的に配置された電子部品実装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電子部品実装装置は、移載ヘッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックアップし基板へ搭載する電子部品の実装ステージを複数備えた電子部品実装装置であって、この電子部品実装装置の同一操作面の中央部に、操作盤の近傍に操作方向を上向きにして配設された押しボタン型の単一の非常停止スイッチを備え、前記単一の非常停止スイッチにより、複数の実装ステージを対象範囲として、非常停止入力が可能である。
【0008】
本発明によれば、電子部品実装装置の同一操作面の中央部に、操作盤の近傍に配設され操作方向を上向きにして配設された押しボタン型の単一の非常停止スイッチを備え、単一の非常停止スイッチにより、複数の実装ステージを対象範囲として、非常停止入力が可能であることにより、操作性よくしかも誤操作のない非常停止スイッチの合理的な配置が実現される。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の斜視図、図2は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の側断面図、図3は本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の側面図である。
【0010】
図1において、電子部品実装装置1はカバーケース2で覆われている。カバーケース2の上部には、電子部品実装装置1の前後面(図1において手前側および反対側の各面)にそれぞれ操作面を有する操作盤3A,3Bが配設されている。操作盤3A,3Bはタッチキーが設けられたタッチパネル形式の表示画面を有しており、この表示画面上でタッチキーを操作することにより、コマンド入力やデータ入力などの各種の入力操作を行うことができるようになっている。
【0011】
図2に示すように電子部品実装装置1の基台4上には、中央に搬送路5が配設されており、図1に示す搬入口7より搬送路5上に基板6が送り込まれる。電子部品実装装置1は平面視してX方向およびY方向に対象な4個のXYテーブル機構を備えており、それぞれのXYテーブルには移載ヘッドが装着されている。図2はそれらのうちの2個の移載ヘッド10を示している。これらの移載ヘッド10はそれぞれの側の電子部品の供給部13に配置されたテープフィーダ14からノズル11により電子部品をピックアップして認識ユニット12上を通過して電子部品を認識した後、搬送路5上に位置決めされた基板6上に実装する。
【0012】
すなわち基板6は2つの移載ヘッド10の共通の実装ステージとなっており、電子部品実装装置は上流側と下流側に2つの実装ステージを有している。これらの実装ステージにおいては、実装ステージ上の基板6に対して、2つの移載ヘッド10によって搬送路5をはさんで両側から実装動作が実行される。そして、作業者による各種の調整作業なども各移載ヘッド10について搬送路5を挟んだ両側から行われる。このときの操作は前述の操作盤3A,3Bをそれぞれの側から操作することにより行われる。
【0013】
図1に示すように、電子部品実装装置の前面の中央部には、操作盤3Aの下方に突部16が設けられており、突部16の上面には非常停止スイッチ17が配設されている。非常停止スイッチ17は、操作方向が上向きの押しボタン型のスイッチであり、上方から押し下げることによりONされる。そしてこれにより制御系に対して非常停止入力が行われ、装置各部の動作が停止する。この非常停止スイッチ17は図3に示すように前面と後面に1基づつ、すなわち同一操作面に単一のスイッチが配設された配置となっている。
【0014】
この電子部品実装装置は上記のように構成されており、以下作業中における非常停止スイッチ17の操作について説明する。オペレータは実装作業や各種の調整作業において、操作盤3Aの表示画面に表示されるタッチキーを操作することにより操作入力を行い、これにより装置の各部が動作する。この動作過程において、オペレータが装置各部の状態や動作に何らかの異常を感知し、安全上緊急に装置を停止させる必要があると判断したならば、非常停止スイッチ17を操作する。
【0015】
この非常停止操作により、装置内部のXYテーブル機構、移載ヘッド10、搬送路5の動作が全て停止する。この操作は、オペレータが如何なる状況にあっても確実に行えることが望まれるが、本実施の形態に示す電子部品実装装置では、非常停止スイッチ17を前後の各操作面の中央部に、オペレータが常時頻繁にアクセスする操作盤3A,3Bの下方に配設していることから、必要時にはオペレータが迅速に操作することが可能となっている。しかも、操作面から横方向に突出した突部16の上面に操作方向を上向きにして配置されていることから、オペレータの作業姿勢にかかわらずきわめて操作が容易であり、操作ミスを起こすことがない。
【0016】
また、複数の実装ステージを対象範囲として、単一の非常停止スイッチで非常停止入力が可能であることから、停止させようとする実装ステージの選択判断を誤る事態が発生せず、非常時の対応を確実に行うことができるとともに、非常停止スイッチの配置数を削減して、設備費用の低減をはかることができる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、電子部品実装装置の同一操作面の中央部に、操作盤の近傍に配設され操作方向を上向きにして配設された押しボタン型の単一の非常停止スイッチを備え、単一の非常停止スイッチにより、複数の実装ステージを対象範囲として、非常停止入力が可能であるので、操作性よくしかも誤操作のない非常停止スイッチの合理的な配置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の単位電子部品実装装置の側断面図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の側面図
【符号の説明】
1 電子部品実装装置
3A、3B 操作盤
5 搬送路
6 基板
17 非常停止スイッチ
Claims (1)
- 移載ヘッドによって電子部品の供給部から電子部品をピックアップし基板へ搭載する電子部品の実装ステージを複数備えた電子部品実装装置であって、この電子部品実装装置の同一操作面の中央部に、操作盤の近傍に操作方向を上向きにして配設された押しボタン型の単一の非常停止スイッチを備え、
前記単一の非常停止スイッチにより、複数の実装ステージを対象範囲として、非常停止入力が可能であることを特徴とする電子部品実装装置。
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